JPH0712280Y2 - 引っ張り片付容器 - Google Patents
引っ張り片付容器Info
- Publication number
- JPH0712280Y2 JPH0712280Y2 JP1988092709U JP9270988U JPH0712280Y2 JP H0712280 Y2 JPH0712280 Y2 JP H0712280Y2 JP 1988092709 U JP1988092709 U JP 1988092709U JP 9270988 U JP9270988 U JP 9270988U JP H0712280 Y2 JPH0712280 Y2 JP H0712280Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- pulling
- skirt
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案はプリン、ゼリー、アイスクリーム、マーガリン等
の粘性物食品にかかる引っ張り片付容器に関するもので
ある。
の粘性物食品にかかる引っ張り片付容器に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来アイスクリーム容器において本体から蓋体を取り外
すために、本体と蓋体との間から取出片を突出させ、そ
れを引っ張ることにより、蓋体を取り外すようにしたも
のが実公昭60−37341号公報に示されている。
すために、本体と蓋体との間から取出片を突出させ、そ
れを引っ張ることにより、蓋体を取り外すようにしたも
のが実公昭60−37341号公報に示されている。
(考案が解決しようとする課題) このものは、本体から蓋体を簡単に取り外し易いように
したものであるが、取出片が常に外部に露出しているの
で、容器を冷蔵庫に保存している間や段ボール等の外装
容器に詰めて搬送している間などに、取出片が他の容器
や何かに引っかかったりして、不用意に蓋が外れてしま
う問題がある。
したものであるが、取出片が常に外部に露出しているの
で、容器を冷蔵庫に保存している間や段ボール等の外装
容器に詰めて搬送している間などに、取出片が他の容器
や何かに引っかかったりして、不用意に蓋が外れてしま
う問題がある。
本考案の目的は、以上のような技術的課題を解決し、本
体から蓋体を簡単に取り外すことができるにも関わら
ず、容器を冷蔵庫や冷凍庫に保存している間や搬送中等
においても不用意に蓋が外れてしまうことがない引っ張
り片付容器を提供することにある。
体から蓋体を簡単に取り外すことができるにも関わら
ず、容器を冷蔵庫や冷凍庫に保存している間や搬送中等
においても不用意に蓋が外れてしまうことがない引っ張
り片付容器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上のような目的を達成するために、本案では本体と、
本体にスカート部が嵌合して回動自在な蓋体とで構成さ
れ、かつ本体上縁に引っ張り片を連接して、引っ張り片
の上面に蓋体のスカート部が嵌合できるように構成する
と共に、蓋体スカート部に引っ張り片端部を取り出す切
欠を設け、引っ張り片端部と切欠とが一致しない蓋体ス
カート部の本体に対する嵌合状態では引っ張り片端部が
蓋体スカート部にカバーされるように構成している引っ
張り片付容器を採用するものである。
本体にスカート部が嵌合して回動自在な蓋体とで構成さ
れ、かつ本体上縁に引っ張り片を連接して、引っ張り片
の上面に蓋体のスカート部が嵌合できるように構成する
と共に、蓋体スカート部に引っ張り片端部を取り出す切
欠を設け、引っ張り片端部と切欠とが一致しない蓋体ス
カート部の本体に対する嵌合状態では引っ張り片端部が
蓋体スカート部にカバーされるように構成している引っ
張り片付容器を採用するものである。
(作用) 本案では、引っ張り片端部と切欠とが一致しない蓋体ス
カート部の本体に対する嵌合状態では、引っ張り片端部
がスカート部にカバーされるように構成したので引っ張
り片端部が蓋体スカート部に覆われて外部に露出せず、
容器を冷蔵庫や冷凍庫に保存している間や搬送中等にお
いても引っかからない。
カート部の本体に対する嵌合状態では、引っ張り片端部
がスカート部にカバーされるように構成したので引っ張
り片端部が蓋体スカート部に覆われて外部に露出せず、
容器を冷蔵庫や冷凍庫に保存している間や搬送中等にお
いても引っかからない。
また、蓋体スカート部に切欠を設けているので、引っ張
り片端部と切欠とが一致するように蓋体を回動せしめて
引っ張り片端部を摘みだし、これを上に持ち上げて、蓋
体が簡単に取り外される。
り片端部と切欠とが一致するように蓋体を回動せしめて
引っ張り片端部を摘みだし、これを上に持ち上げて、蓋
体が簡単に取り外される。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
実施例ではアイスクリーム容器について述べるが、アイ
スクリーム以外のプリン、ゼリー、マーガリン等の粘性
食品などにも利用されるものである。
スクリーム以外のプリン、ゼリー、マーガリン等の粘性
食品などにも利用されるものである。
(A)はアイスクリーム容器の本体であり、(B)はこ
れに回動自在に被嵌される蓋体である。
れに回動自在に被嵌される蓋体である。
本体(A)上縁のフランジ部(1)からは、引っ張り片
(2)が連接されており、(3)はこの引っ張り片
(2)をめくり上げ易くするために長めに形成された引
っ張り片端部である。蓋体(B)の下方にはスカート部
(10)が形成されていて、このスカート部(10)が本体
(A)の引っ張り片(2)の上面から、フランジ部
(1)に対して嵌合するようになっている。
(2)が連接されており、(3)はこの引っ張り片
(2)をめくり上げ易くするために長めに形成された引
っ張り片端部である。蓋体(B)の下方にはスカート部
(10)が形成されていて、このスカート部(10)が本体
(A)の引っ張り片(2)の上面から、フランジ部
(1)に対して嵌合するようになっている。
以上のごときアイスクリーム容器において本案では、蓋
体スカート部(10)に引っ張り片端部(3)を取り出す
ための切欠(11)を設けている。
体スカート部(10)に引っ張り片端部(3)を取り出す
ための切欠(11)を設けている。
そして、容器本体(A)と蓋体(B)とを嵌合した引っ
張り片端部(3)と切欠(11)とが一致しない通常の状
態においては、引っ張り片端部(3)は蓋体スカート部
(10)によって覆われていて外部に露出していない(第
2図参照)。
張り片端部(3)と切欠(11)とが一致しない通常の状
態においては、引っ張り片端部(3)は蓋体スカート部
(10)によって覆われていて外部に露出していない(第
2図参照)。
従って、引っ張り片端部(3)が他の容器と接触したり
して引っかかることがなく、容器を冷蔵庫や冷凍庫に保
存している間や段ボール等の外装容器に詰めて搬送して
いる間などにおいて、不用意に蓋が外れてしまう心配が
ない。
して引っかかることがなく、容器を冷蔵庫や冷凍庫に保
存している間や段ボール等の外装容器に詰めて搬送して
いる間などにおいて、不用意に蓋が外れてしまう心配が
ない。
次に、蓋体(B)を取り外す場合を説明する。
先ず、蓋体(B)を回動せしめて、切欠(11)を引っ張
り片端部(3)に一致させる(第3図イ参照)。
り片端部(3)に一致させる(第3図イ参照)。
次に、切欠(11)の間から引っ張り片端部(3)を摘み
出し(同図ロ)、引っ張り片端部(3)を上方に引き上
げる(同図ハ)。なお、切欠(11)の幅(11′)は、引
っ張り片端部(3)の幅(3′)よりもやや大きめにす
ると、引っ張り片端部(3)が取出易くて都合がよい。
出し(同図ロ)、引っ張り片端部(3)を上方に引き上
げる(同図ハ)。なお、切欠(11)の幅(11′)は、引
っ張り片端部(3)の幅(3′)よりもやや大きめにす
ると、引っ張り片端部(3)が取出易くて都合がよい。
そうすると、本体(A)上縁のフランジ部(1)に連接
した引っ張り片(2)全体が引っ張り上げられ、蓋体
(B)が開封する(同図ニ)。
した引っ張り片(2)全体が引っ張り上げられ、蓋体
(B)が開封する(同図ニ)。
この時、本体(A)と蓋体(B)の嵌合が比較的強いも
のであっても、蓋体スカート部(10)の内側から広げる
ので、開封は容易に行われ、無理な力がかかって容器を
破損することもない。
のであっても、蓋体スカート部(10)の内側から広げる
ので、開封は容易に行われ、無理な力がかかって容器を
破損することもない。
(考案の効果) 以上、本考案引っ張り片付容器によれば、引っ張り片の
上面から蓋体のスカート部が嵌合できるようになってい
るので、容器本体と蓋体とを嵌合して引っ張り片端部が
切欠に一致しない通常の状態においては、引っ張り片端
部は蓋体スカート部によって覆われていて外部に露出せ
ず、容器を冷蔵庫や冷凍庫に保存している間や搬送中等
においても、他の容器などと接触したりして引っかかる
ことがなく、蓋が不用意に開いてしまうことがない。
上面から蓋体のスカート部が嵌合できるようになってい
るので、容器本体と蓋体とを嵌合して引っ張り片端部が
切欠に一致しない通常の状態においては、引っ張り片端
部は蓋体スカート部によって覆われていて外部に露出せ
ず、容器を冷蔵庫や冷凍庫に保存している間や搬送中等
においても、他の容器などと接触したりして引っかかる
ことがなく、蓋が不用意に開いてしまうことがない。
そして、蓋体スカート部に切欠を設けているので、蓋体
を回動して引っ張り片の端部を切欠に一致させてこれを
摘み出すことが簡単にでき、摘み出した引っ張り片端部
を上に持ち上げると、蓋体が取り外されるので、容器を
開封するのも極めて容易である。
を回動して引っ張り片の端部を切欠に一致させてこれを
摘み出すことが簡単にでき、摘み出した引っ張り片端部
を上に持ち上げると、蓋体が取り外されるので、容器を
開封するのも極めて容易である。
第1図は本考案引っ張り片付容器の斜視図 第2図イ、ロは同容器において容器本体と蓋体を嵌合し
た状態を示す斜視図と断面図 第3図イ、ロ、ハ、ニは
同容器において蓋体を取り外す状態を示す斜視図であ
る。 A……容器本体 B……蓋体 1……フランジ部 2……引っ張り片 3……引っ張り片端部 10……スカート部 11……切欠
た状態を示す斜視図と断面図 第3図イ、ロ、ハ、ニは
同容器において蓋体を取り外す状態を示す斜視図であ
る。 A……容器本体 B……蓋体 1……フランジ部 2……引っ張り片 3……引っ張り片端部 10……スカート部 11……切欠
Claims (1)
- 【請求項1】本体と、本体にスカート部が嵌合して回動
自在な蓋体とで構成され、かつ本体上縁に引っ張り片を
連接して引っ張り片の上面に蓋体のスカート部が嵌合で
きるように構成すると共に、蓋体スカート部に引っ張り
片端部を取り出す切欠を設け引っ張り片端部と切欠とが
一致しない蓋体スカート部の本体に対する嵌合状態で
は、引っ張り片端部が蓋体スカート部にカバーされるよ
うに構成した引っ張り片付容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988092709U JPH0712280Y2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 引っ張り片付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988092709U JPH0712280Y2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 引っ張り片付容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0215448U JPH0215448U (ja) | 1990-01-31 |
JPH0712280Y2 true JPH0712280Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31317145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988092709U Expired - Lifetime JPH0712280Y2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 引っ張り片付容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712280Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017729Y2 (ja) * | 1972-08-18 | 1975-05-31 | ||
JPS535523U (ja) * | 1976-07-02 | 1978-01-18 |
-
1988
- 1988-07-13 JP JP1988092709U patent/JPH0712280Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0215448U (ja) | 1990-01-31 |
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