JPH0312696Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312696Y2 JPH0312696Y2 JP1984068904U JP6890484U JPH0312696Y2 JP H0312696 Y2 JPH0312696 Y2 JP H0312696Y2 JP 1984068904 U JP1984068904 U JP 1984068904U JP 6890484 U JP6890484 U JP 6890484U JP H0312696 Y2 JPH0312696 Y2 JP H0312696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tabs
- degrees
- intersection
- container
- plastic container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 5
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000015243 ice cream Nutrition 0.000 description 2
- 101100327917 Caenorhabditis elegans chup-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 235000011962 puddings Nutrition 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 235000021055 solid food Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、食品容器、特に内容物を固形状態
のまま取り出す為に、側壁を切り開くような容器
を目的とするもので、プラスチツク容器の製造分
野に属する。
のまま取り出す為に、側壁を切り開くような容器
を目的とするもので、プラスチツク容器の製造分
野に属する。
(従来の技術)
従来、容器壁を切り開き、内容物を取り出すよ
うにしたアイスクリーム用容器が知られている
(実開昭54−149536号)。前記容器は、第3図に示
したように、その口縁部に摘み用の二つの舌状片
を突設すると共に、稜線に沿う肉薄部7を設けて
切り裂き容易にしている。
うにしたアイスクリーム用容器が知られている
(実開昭54−149536号)。前記容器は、第3図に示
したように、その口縁部に摘み用の二つの舌状片
を突設すると共に、稜線に沿う肉薄部7を設けて
切り裂き容易にしている。
(解決すべき問題点)
然し乍ら、稜線に沿う肉薄部7を均質に設ける
ことがむつかしく、肉薄部を設けないと、不均等
に切り裂かれ(例えば第3図中央矢示8)、整然
とした開口が得られないおそれがあり、従つて内
容物を型崩れなく取り出すことに支障を来たすお
それがあつた。
ことがむつかしく、肉薄部を設けないと、不均等
に切り裂かれ(例えば第3図中央矢示8)、整然
とした開口が得られないおそれがあり、従つて内
容物を型崩れなく取り出すことに支障を来たすお
それがあつた。
(問題点解決の手段)
然るにこの考案は、プラスチツク容器(例えば
塩化ビニール製)の口縁部に両開き用の二つの摘
み片を斜に突設した容器において、前記二つの摘
み片は、対向する突設縁部を口縁部において交差
させて設け、前記交差部内にハ字状のリブを設け
て、該ハ字状のリブ接近端部間に前記二つの摘み
片の内側縁の交差点を位置させてあることを特徴
としている。この結果、前記摘み片を引張ること
によつて、引裂力が摘み片の内側縁の交差点に集
中して働き、肉薄部を設けなくても容器の稜線に
沿つて真直に引裂かれることになり、前記従来の
問題点を解決したものである。
塩化ビニール製)の口縁部に両開き用の二つの摘
み片を斜に突設した容器において、前記二つの摘
み片は、対向する突設縁部を口縁部において交差
させて設け、前記交差部内にハ字状のリブを設け
て、該ハ字状のリブ接近端部間に前記二つの摘み
片の内側縁の交差点を位置させてあることを特徴
としている。この結果、前記摘み片を引張ること
によつて、引裂力が摘み片の内側縁の交差点に集
中して働き、肉薄部を設けなくても容器の稜線に
沿つて真直に引裂かれることになり、前記従来の
問題点を解決したものである。
この考案の摘み片は、例えば30度乃至90度に斜
設され、各摘み片の突出方向に引張ることによつ
て、前記摘み片の内側縁交差点から引裂かれるこ
とになる。此の場合には引裂力の掛る方向が一定
する為に、引裂方向は真直になるのである。
設され、各摘み片の突出方向に引張ることによつ
て、前記摘み片の内側縁交差点から引裂かれるこ
とになる。此の場合には引裂力の掛る方向が一定
する為に、引裂方向は真直になるのである。
この考案の容器は、アイスクリーム容器、又は
プリン容器などの固形食品容器として使用する。
前記摘み片の角度は30度乃至90度が好ましく、ハ
字状のリブの角度は20度乃至120度位が好ましく、
15度以下では所期の目的を達成しないことが判明
した。
プリン容器などの固形食品容器として使用する。
前記摘み片の角度は30度乃至90度が好ましく、ハ
字状のリブの角度は20度乃至120度位が好ましく、
15度以下では所期の目的を達成しないことが判明
した。
(実施例)
次にこの考案の実施例について説明する。
塩化ビニニルカツプ1の口縁部1aへ、二つの
摘み片2、2aを45度位の角度を保つて突設し、
前記摘み片2、2aの基部交差点内を始点とする
ハ字状リブ3、3aを容器の口縁鍔部へ設ける。
前記二つの摘み片の内側縁の交差点がハ字状リブ
3、3aの接近端部間に位置させる、前記リブ
3、3aはほぼ60度位に対峙するように設ける。
このようにしてプラスチツク容器を成形する。
摘み片2、2aを45度位の角度を保つて突設し、
前記摘み片2、2aの基部交差点内を始点とする
ハ字状リブ3、3aを容器の口縁鍔部へ設ける。
前記二つの摘み片の内側縁の交差点がハ字状リブ
3、3aの接近端部間に位置させる、前記リブ
3、3aはほぼ60度位に対峙するように設ける。
このようにしてプラスチツク容器を成形する。
前記実施例において、摘み片2、2aを夫々矢
示4、4aの方向へ引張ると、器壁は矢示5の方
向へ向つて真直ぐに引例かれるので、第2図図示
のように内容物6を取り出すことができる。
示4、4aの方向へ引張ると、器壁は矢示5の方
向へ向つて真直ぐに引例かれるので、第2図図示
のように内容物6を取り出すことができる。
前記におけるリブは第4図中9のように山型に
屈曲し、又は第5図中10のように肉厚のリブを
構成する。
屈曲し、又は第5図中10のように肉厚のリブを
構成する。
前記実施例のように、第1図中摘み片2、2a
を矢示4、4aの方へ引張ると、摘み片の内側縁
の交差点に応力が集中して該部が裂け、裂け目が
ハ字状のリブの内側へ入る。前記ハ字状のリブの
内側では、リブ近接部の強度が大きいので、より
強度が小さく、その上当初の裂け目の方向とも一
致するので、中央部に裂け目ができる(矢示5の
方向)ことになる。
を矢示4、4aの方へ引張ると、摘み片の内側縁
の交差点に応力が集中して該部が裂け、裂け目が
ハ字状のリブの内側へ入る。前記ハ字状のリブの
内側では、リブ近接部の強度が大きいので、より
強度が小さく、その上当初の裂け目の方向とも一
致するので、中央部に裂け目ができる(矢示5の
方向)ことになる。
(考案の効果)
即ちこの考案によれば、二つの摘み片の内側縁
の交差点をハ字状のリブの接近端部間に設けたの
で、摘み片を引張ることによつて、容器壁を真直
ぐに引裂き得る効果がある。従つて、引裂き方向
を安定することができる。
の交差点をハ字状のリブの接近端部間に設けたの
で、摘み片を引張ることによつて、容器壁を真直
ぐに引裂き得る効果がある。従つて、引裂き方向
を安定することができる。
第1図はこの考案の実施例の斜視図、第2図は
同じく内容物を取り出した図、第3図は同じく従
来容器の斜視図、第4図はリブ部分の一部断面斜
視図、第5図は同くリブの他の実施例の一部断面
斜視図である。 1……カツプ、2、2a……摘み片、3、3a
……リブ、6……内容物。
同じく内容物を取り出した図、第3図は同じく従
来容器の斜視図、第4図はリブ部分の一部断面斜
視図、第5図は同くリブの他の実施例の一部断面
斜視図である。 1……カツプ、2、2a……摘み片、3、3a
……リブ、6……内容物。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 口縁部へ両開き用の二つの摘み片を斜に突設
した容器において、前記二つの摘み片は、対向
する突設縁部を口縁部において交差させて設け
てあり、前記交差部内にハ字状のリブが設けて
あり、該ハ字状のリブの接近端部間に前記二つ
の摘み片の内側縁の交差点を位置させてあるこ
とを特徴としたプラスチツク容器。 2 二つの摘み片は、30度乃至90度に斜設した実
用新案登録請求の範囲第1項記のプラスチツク
容器。 3 リブは、20度乃至120度の角度とした実用新
案登録請求の範囲第1項記載のプラスチツク容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6890484U JPS60179687U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | プラスチツク容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6890484U JPS60179687U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | プラスチツク容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179687U JPS60179687U (ja) | 1985-11-29 |
JPH0312696Y2 true JPH0312696Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=30604077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6890484U Granted JPS60179687U (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | プラスチツク容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179687U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61178886A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-11 | 明治乳業株式会社 | プラスチツク容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54149536U (ja) * | 1978-04-06 | 1979-10-17 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP6890484U patent/JPS60179687U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179687U (ja) | 1985-11-29 |
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