JPH07122540B2 - 氷生成量検出装置 - Google Patents

氷生成量検出装置

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JPH07122540B2
JPH07122540B2 JP17238287A JP17238287A JPH07122540B2 JP H07122540 B2 JPH07122540 B2 JP H07122540B2 JP 17238287 A JP17238287 A JP 17238287A JP 17238287 A JP17238287 A JP 17238287A JP H07122540 B2 JPH07122540 B2 JP H07122540B2
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ice heat
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伊佐男 井上
義章 田中
正泰 大橋
淳 有吉
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/04Level of water

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  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粒子状の氷を蓄熱槽内に貯留し、熱を利用する
場合に用いる氷生成量検出装置に関する。
〔背景技術〕
熱エネルギーの貯留システムとして、氷蓄熱槽が用いら
れている。
この氷蓄熱槽は内部に氷を生成貯留しており、必要時に
この氷又は冷水と空調機との間で熱交換するものであ
る。
従来、この氷蓄熱システムとして、凝縮器で凝縮した冷
媒を蓄熱槽の製氷コイルに送って、この製氷コイルの外
側に氷を生成し、蓄熱槽内の流体の温度を低下させるス
タテイツク型氷蓄熱システムが一般的に用いられてい
る。これに対して、冷媒で粒子状(シヤーベツト状)氷
を液中に生成混在させスラリーとして蓄熱槽へ貯留し、
必要時にはこのスラリーをポンプで空調機へ送って熱交
換するダイナミツク型氷蓄熱システムが実用化されてい
る。この氷蓄熱システムでは氷の融解熱を直接利用する
ことができるので熱効率が高い。
このような氷蓄熱システムにおいてシステム制御のため
に氷生成量を検出する手段としては、スタテイツク型氷
蓄熱槽にあっては(1)製氷コイルの外側に形成される
氷層への検出針を当ててその肉厚を検出する手段、
(2)氷層の電位差の変化によって氷の厚みを検出する
手段、(3)氷生成による水位の上昇や氷の体積膨張に
よるダイヤフラムへの押圧力変化により氷生成量を検出
する手段等が用いられている。
しかしダイナミツク型氷蓄熱システムでは氷粒子がシヤ
ーベツト状に存在するので氷層の厚さ検出は難しく、ま
た氷粒子が流体の表面近くに浮上しているので体積膨張
による水位の上昇を検知するのは難しい。
本発明は上記事実を考慮し、シヤーベツト状に氷粒子が
流体中に混在したスラリー状とされるダイナミツク型氷
蓄熱システムにおいても、的確に氷生成量を検出するこ
とができる氷生成量検出装置を得ることが目的である。
〔発明の概要及び作用〕
本発明は、粒子状氷を生成貯留する氷蓄熱槽に用いら
れ、氷蓄熱槽内に張設された氷粒子浮上防止スクリーン
と、氷蓄熱槽と連通し氷蓄熱槽の高さ方向に沿って立設
された連通管と、この連通管への氷蓄熱槽内氷粒子の流
入を防ぐ氷粒子侵入防止手段と、前記連通管の流体液面
レベルを検出する流体レベル検出手段と、を有すること
を特徴としている。
このため本発明では生成された氷粒子は流体中を浮上す
るが、氷粒子浮上防止スクリーンでその浮上が遮られ、
流体の表面上へ至らない。従って氷粒子が流体表面上へ
突出することによる液面変化に基づく検出精度の不安定
がない。氷粒子が流体中において生成されるので、流体
は氷の生成量に比例した液面レベルの上昇(約9%)が
ある。この液面レベルの上昇は、氷蓄熱槽と連通する連
通管内の流体液面レベルの上昇として表われる。氷粒子
侵入防止手段によって連通管への氷粒子の侵入が防止さ
れているので、連通管内に氷粒子が存在して浮上するこ
とによる連通管内流体液面レベルの不安定が解消され
る。連通管内の流体液面レベル変化はフロートなどを用
いた流体レベル検出手段で簡単に検出される。
このためこの検出された流体液面レベルに基づいて氷生
成量が判断され、システムの始動、停止等の制御を確実
に行なうことができまた必要負荷に対して蓄熱槽の氷生
成量を制御でき、その自動化も可能である。これによっ
て所望の値の氷蓄熱量が正確に判断され、システムの高
効率運転が可能となる。
連通管は氷蓄熱槽の外部へ設けることもできるが、氷蓄
熱槽の内部へこの氷蓄熱槽内の液体と区画して設けても
よい。
〔発明の実施例〕
第1図には本発明が適用されたダイナミツク型蓄熱シス
テムが示されている。
このシステムでは氷蓄熱槽10が配管12、14によって氷生
成機16と連通されている。この氷生成機16は閉ループ配
管18によって圧縮機20及び凝縮器22と連通されており、
内部を冷媒が流通するようになっている。この氷生成機
16には氷蓄熱槽10からの配管12の途中に設けられたポン
プ24によって氷蓄熱槽10内の下部の流体が送られて冷却
されるようになっている。
また氷蓄熱槽10には途中にポンプ25を有する配管26を介
して空調機28が連通され、氷蓄熱槽10内の流体を氷粒子
とともに空調機28へ送り出すようになっている。この空
調機28から延長された配管30は図示しない空調対象から
の排熱によって温度が上昇して氷粒子が融解された流体
を再び氷蓄熱槽10内へ戻すようになっている。
氷蓄熱槽10内にはその液面レベルの下方に氷粒子の浮上
を防止するメッシュ型スクリーン34が張設されている。
このため形成された氷粒子が氷蓄熱槽10内で表面上へ露
出することはない。
氷蓄熱槽10の側方には連通管36が設置され、その下部は
水平管38によって氷蓄熱槽10の下部と連通している。こ
の水平管38の先端部にはスクリーン40(60メツシユから
200メツシユ程度の目の大きさ)が設けられ、氷蓄熱槽1
0内の氷粒子が連通管36内へ入らないようになってい
る。このため連通管36内には氷粒子がなく、氷蓄熱槽10
内の液面レベルと同じ液面レベルが形成されることにな
る。
連通管36内には液面レベル付近に水位計42が設けられて
液位レベルが検出されるようになっている。この水位計
42はフロート等を用いた一般的な水位計及び液面指示発
信消が適用可能である。
次に本実施例の作動を説明する。
氷生成時にはポンプ2を作動させて氷蓄熱槽10内の流体
を氷生成機16へ送ると、氷生成機16部分で配管18内の冷
媒が配管12からの流体を冷却し、氷粒子を生成したスラ
リー状の流体とする。このスラリー状の流体は配管14を
通って氷蓄熱槽10内へ戻されて貯留される。
必要時にはポンプ25が作動して氷蓄熱槽10内の氷粒子が
流体とともに配管26を通って空調機28へと送られる。こ
の空調機28では流体の保有熱及び氷の融解熱が空調機28
と熱交換される。このため大きな熱量を空調機28を介し
て空調対象室等へ付与することができ、熱交換後の流体
は配管30を通って再び氷蓄熱槽10内へと戻される。
氷蓄熱槽10内の氷生成量を正確に検出するためには、連
通管36の水位計42で検出された流体レベルhの変化Δh
がもとの流体レベルh0のうち氷に変化した量が約0.0905
倍であるため、これに基づいて氷生成量が算出される。
すなわち氷生成量の最大値での流体レベルをhとする
と、Δh=0.0905×h0だけ液面が上昇し氷生成を続ける
ことになる。氷生成量が必要の値に達すると、ポンプ24
及び圧縮機20の作動が停止される。
なお、ポンプが作動して空調機28へ氷蓄熱槽10内の流体
が折られている状態と送られていない状態とでは液面レ
ベルが異るので、この違いを予め計算して検出液面レベ
ルの補正を行なう必要がある。またポンプが作動して液
面レベル変化が生じた後に一定時間経過して、この液面
レベル変化が安定した状態で検出を行なうようにしても
よい。
また上記実施例では氷蓄熱槽10内の氷が連通管36内へ入
らないようにするためのスクリーン40を水平管38の端部
に設けたが、これ以外にも連通管36内等の他の部分に設
けることもできる。また氷粒子の侵入を防止できる手段
であれば、ろ過膜等スクリーン以外のものであってもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明は、粒子状水を生成貯留する氷
蓄熱槽に用いられ、氷蓄熱槽内に張設された氷粒子浮上
防止スクリーンと、氷蓄熱槽と連通し氷蓄熱槽の高さ方
向に沿って立設された連通管と、この連通管への氷蓄熱
槽内粒子の流入を防ぐ氷粒子侵入防止手段と、前記連通
管の流体液面レベルを検出する流体レベル検出手段と、
を有するので、スラリー状の流体を用いる氷蓄熱システ
ムにおいても氷生成量を正確に検知することができる優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたダイナミツク型氷蓄熱シス
テムを示す配管図例である。 10……氷蓄熱槽、 34……スクリーン、 36……連通管、 40……スクリーン、 42……水位計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有吉 淳 愛知県名古屋市中区錦1丁目18番22号 株 式会社竹中工務店名古屋支店内 (56)参考文献 特開 昭60−96872(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子状氷を生成貯留する氷蓄熱槽に用いら
    れ、氷蓄熱槽内に張設された氷粒子浮上防止スクリーン
    と、氷蓄熱槽と連通し氷蓄熱槽の高さ方向に沿って立設
    された連通管と、この連通管への氷蓄熱槽内氷粒子の流
    入を防ぐ氷粒子侵入防止手段と、前記連通管の流体液面
    レベルを検出する流体レベル検出手段と、を有する氷生
    成量検出装置。
JP17238287A 1987-07-10 1987-07-10 氷生成量検出装置 Expired - Fee Related JPH07122540B2 (ja)

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