JPS6328386Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6328386Y2
JPS6328386Y2 JP1983006734U JP673483U JPS6328386Y2 JP S6328386 Y2 JPS6328386 Y2 JP S6328386Y2 JP 1983006734 U JP1983006734 U JP 1983006734U JP 673483 U JP673483 U JP 673483U JP S6328386 Y2 JPS6328386 Y2 JP S6328386Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
pump
evaporator
liquid level
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983006734U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59113175U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP673483U priority Critical patent/JPS59113175U/ja
Publication of JPS59113175U publication Critical patent/JPS59113175U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6328386Y2 publication Critical patent/JPS6328386Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蒸発器に絶えず冷媒を散布する如くし
た吸収冷凍機に関するものである。
従来用いられている吸収冷凍機における冷媒循
環量の調節としては、例えば特開昭56−61556号
に示される如き冷媒ポンプの冷媒押し込みヘツド
等を検知し、冷媒ポンプ回転数を制御する手段が
知られている。即ち、第1図に示す様に蒸発器1
内に冷媒液面高さを検出するフロート2を設け、
該フロート2を押し込みヘツド検知機構とし、こ
のフロート2に作動する制御機構3を配し、該制
御機構3にて冷媒ポンプ4の回転数を制御するも
のである。
しかし、この手段では、例えば冷水負荷が小さ
くなり冷水出口温度低下或いは冷媒押し込みヘツ
ドが低下してくると、冷媒ポンプの回転数を低下
させるが、あまりに回転数を低下させると、冷媒
ポンプ吐出圧が低下し、冷媒が蒸発器に散布しな
いという現象がおこる。この現象下では蒸発器に
冷媒が散布しないため、冷凍能力が急激に低下
し、ほとんど冷凍能力ゼロという危険性に至る欠
陥を有するものである。
本考案は上記実情に鑑み、冷媒循環量の絞りす
ぎを冷媒循環配管の液面にて検知し、極端な冷凍
能力低下を防止する安全運転付き吸収冷凍機を提
供するものである。
即ち、本考案は冷媒ポンプ回転数が低下し、蒸
発器に冷媒が散布されない危険性を防止するた
め、冷媒循環配管に液面計を設置し、冷媒液面が
設定液面より低下した場合、冷媒循環配管に取付
けた冷媒制御弁を開方向へ、或いは冷媒ポンプ回
転数を増加させ、蒸発器に絶えず冷媒が散布して
いる状態へ戻そうとする安全装置構成としたもの
である。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれ
ば、次の通りである。
1は発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器等よりな
る吸収冷凍機の蒸発器で、該蒸発器1の冷媒溜り
部5より配管した冷媒循環配管6に液面計7と冷
媒制御弁8を設置してなる。この冷媒制御弁8は
液面計7の液面量を液面リレー9を介して発する
液面制御信号として入力させると共に、前記冷媒
溜り部5に配すフロート2の液面量を制御機構1
3を介して発する液面制御信号をも入力する結線
をもち、この弁の開閉を制御する構成としてな
る。又、液面リレー9の液面制御信号の一方は冷
媒循環配管6の基部に設けた冷媒ポンプ4に導
き、該冷媒ポンプ4の回転数を調整する如くして
なる。図中、10は吸収器、11はエリミエータ
ー、12は冷媒循環配管6の先端に配す分配箱、
13はトレーである。
いまこの作用を説明すると、先ず蒸発器1を経
て冷媒溜り部5に溜つた冷媒液は冷媒ポンプ4の
駆動により冷媒循環配管6を経て、該蒸発器1の
上方に臨んだ分配箱12へ戻すよう循環させ、ト
レー13より蒸発器1に冷媒を常時散布させるも
のである。
ここにおいて、冷媒循環配管6の冷媒液の戻り
量、即ち冷媒液面が低下した場合、該冷媒循環配
管6に配してなる液面計7が検知し、この信号が
液面リレー9を経て液面制御信号となつて冷媒制
御弁8に入力され、該冷媒制御弁8を開方向へ働
かせ、冷媒液の流量を増加させるか、或いは前記
液面制御信号を冷媒ポンプ4へ導き、該冷媒ポン
プ4の回転数をあげて冷媒液の流量を増加させ、
蒸発器1部に絶えず冷媒液を散布している状態と
する。この制御弁動作、回転数の動作は、冷水負
荷によつて変化する物質量を実質的に検知して制
御するものとなる。尚、この冷媒制御弁8と冷媒
ポンプ4は、従来の如きにフロート方式の検知信
号を導き作動させてもよい。
次に、上記制御を実際の例の値で示せば第3図
のチヤート図の如くなつた。これは40%冷房負荷
の場合で、冷媒ポンプを回転数制御させたもので
ある。この場合、燃料量40%固定としている。目
盛3〜5までは冷媒ポンプ回転数100%での冷凍
能力を示している。目盛5〜6.5までは冷媒ポン
プ回転数を60%まで絞つた時の冷凍能力を示して
いる。冷媒ポンプ回転数を絞つた方が能力増加の
傾向を示している。目盛6.5〜7までは冷媒ポン
プ回転数を50%まで絞つたが、蒸発器に冷媒が散
布せず冷凍能力が急激に減少した図を示してい
る。
この様に低負荷時冷媒ポンプで回転数を低下さ
せ、蒸発器における冷媒散布量を減少させる事
は、冷媒溜り部での冷媒キヤリオーバーにおける
冷凍能力のダウンを防ぐことになり、冷凍能力増
加となる。ところが、冷媒ポンプの回転数を絞り
すぎると、吐出圧が低下し、蒸発器に冷媒が散布
しないという危険が生じる。本考案はこの点に注
目し、冷媒液面計を冷媒循環配管に設け、極端な
冷媒循環量低下を防止し、安全に冷凍機を運転し
ようとするものである。
上述の様に本考案は冷媒ポンプから蒸発器のト
レーに至る冷媒循環用配管に、冷媒循環置の絞り
すぎを防止するための冷媒液面計と、該液面計に
制御される冷媒制御弁を配すと共に、該液面計の
信号で冷媒ポンプの回転数を制御する構成とした
ことにより、冷媒循環量低下を防止し、安全に冷
凍機を運転し得るものとなる。又、低負荷時に冷
媒循環を絞り、冷媒キヤリオーバーを防止すると
防止しない場合に比較して能力が約10%程度増加
する(第3図参照)。しかも、従来の如き冷媒循
環量を必要以上に絞り込むことにより生ずる冷凍
能力をゼロとする危険性もなく。この点からも本
考案は安全タイプとなる等の実用的効果を奏する
ものである。但し、この冷媒循環配管に設ける冷
媒液面計の取付位置は蒸発器冷媒分配箱と同じ高
さに取付けることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吸収冷凍機における蒸発器部を
示す説明図、第2図は本考案の蒸発器部を示す説
明図、第3図は低負荷時における冷媒ポンプの影
響を示すチヤート図である。 1……蒸発器、4……冷媒ポンプ、6……冷媒
循環配管、7……液面計、8……冷媒制御弁、9
……液面リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、溶液熱交換
    器、吸収液ポンプ、冷媒ポンプ及びこれらを接続
    する吸収液循環配管、冷媒循環配管を備え冷媒サ
    イクルを構成する吸収冷凍機において、蒸発器内
    の冷媒液面を検出する冷媒液面検出機構と、冷媒
    ポンプから冷媒分配箱へ至る冷媒循環経路に冷媒
    液面検出機構を設置し、前者検出機構の信号によ
    り冷媒ポンプの回転数、或いは冷媒制御弁を制御
    するとともに、後者検出機構の信号により冷媒ポ
    ンプの回転数、或いは冷媒制御弁の開度を補正す
    ることを特徴とする吸収冷凍機。
JP673483U 1983-01-20 1983-01-20 吸収冷凍機 Granted JPS59113175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP673483U JPS59113175U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 吸収冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP673483U JPS59113175U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 吸収冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59113175U JPS59113175U (ja) 1984-07-31
JPS6328386Y2 true JPS6328386Y2 (ja) 1988-08-01

Family

ID=30138280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP673483U Granted JPS59113175U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 吸収冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59113175U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125805B2 (ja) * 1972-02-24 1976-08-03
JPS52135446A (en) * 1976-05-07 1977-11-12 Ebara Corp Absorptive refrigerator
JPS58136956A (ja) * 1982-02-04 1983-08-15 三洋電機株式会社 吸収ヒ−トポンプ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5252401Y2 (ja) * 1974-08-19 1977-11-29

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125805B2 (ja) * 1972-02-24 1976-08-03
JPS52135446A (en) * 1976-05-07 1977-11-12 Ebara Corp Absorptive refrigerator
JPS58136956A (ja) * 1982-02-04 1983-08-15 三洋電機株式会社 吸収ヒ−トポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59113175U (ja) 1984-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6449969B1 (en) Method for controlling coolant circulation system
KR900007699B1 (ko) 냉동기의 성능 제어방법
CN86106975A (zh) 汽车空气调节系统的控制装置
US4517811A (en) Refrigerating apparatus having a gas injection path
JPS6328386Y2 (ja)
US5557939A (en) Control system for absorption chillers
JPS6148062B2 (ja)
JPS62196555A (ja) 冷凍装置
JPH0447226B2 (ja)
JPS6115985B2 (ja)
JPH03221760A (ja) ヒートポンプ式空調装置における冷媒流量制御方法及びヒートポンプ式空調装置
SU1101562A2 (ru) Редукционное устройство
CN113623908B (zh) 离心式冷水机组及其抗震运行控制方法
JPS5840104B2 (ja) 吸収冷凍機
JP3595051B2 (ja) 吸収式ヒートポンプ装置
JPS6266065A (ja) 冷凍装置の液戻り防止方法
JPH073300B2 (ja) 吸収冷凍機の保護装置
JP3182233B2 (ja) 吸収冷凍機における運転制御方法
JPS61130865U (ja)
JP3831427B2 (ja) 吸収冷凍機の入熱制御方法
JP2535584Y2 (ja) 密閉型圧縮機の保護装置
JPH0670537B2 (ja) 吸収冷凍機の熱源蒸気流量制御装置
JPS5844297Y2 (ja) 吸収冷凍機の安全装置
JPH0223927Y2 (ja)
JPS5986876A (ja) 二重効用吸収冷凍機の制御装置