JPH07122358B2 - キ−装置 - Google Patents

キ−装置

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JPH07122358B2
JPH07122358B2 JP61206852A JP20685286A JPH07122358B2 JP H07122358 B2 JPH07122358 B2 JP H07122358B2 JP 61206852 A JP61206852 A JP 61206852A JP 20685286 A JP20685286 A JP 20685286A JP H07122358 B2 JPH07122358 B2 JP H07122358B2
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JP
Japan
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key
transponder
code
mechanical
locking
Prior art date
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JP61206852A
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JPS6363875A (ja
Inventor
哲夫 今関
昌三 井口
靖夫 永積
Original Assignee
株式会社ゼネラルリサ−チオブエレクトロニツクス
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は施錠、解錠の目的のために使用されるキー装置
に関する。
[発明の概要] 本発明は従来の単純な機械的キーの内部に電子的な符号
変換トランスポンダシステムを組込み、容易に複製を不
可能とした、簡便操作のキー装置に関する。
[従来の技術] 従来、施錠、解錠の目的のために使用されるキー装置は
ドアのシリンダの錠穴の中に差し込まれ機械的作用で錠
のロック機構を掛けあるいは外すために用いられる金属
製あるいは他の硬質材料からなるキー装置が多用されて
いる。この装置は操作の信頼性、確実性から見る限り優
れたものである。しかしながら、キーの物理的形状を真
似ることで容易に複製可能であるばかりか、施錠状態が
機械的手段で容易に外れる恐れがあり、キーの形状の複
雑さに比例して施錠効果が上がらないという欠点があ
る。
このような機械的キーの欠点を補うために、キー自体に
例えば磁気的あるいは光学的作用等を利用してシリンダ
を操作するため、キーの複数個の離隔した位置に選択的
に磁石あるいは他の識別手段を設け、これにより表され
るコードを読み取ることにより解錠を行う方式が開発さ
れている。キーに機械的施錠作用を併用させているかど
うかに係わらず、この方式ではキー自体のコードが容易
に認識可能であるためその複製も然程困難ではない。
こうした複製の防止手段としてキーボードからIDコード
を入力して照合する形式のものがあるが、上述した従来
のキー装置のような操作上の簡便性を乏しくかつまたキ
ーボードを外部に露出することによる欠点がある。ま
た、従来のキー装置に代えてカードを用いるカードロッ
クシステムが開発、使用されている。磁気カードは極め
て高度の暗証符号を使用することができるため安全性の
面では優れている。しかしながら、施錠後は通常施錠者
と共に保持される関係上突然の予期しない環境に置かれ
たり、あるいは外部から機械的、化学的な種々の作用を
受ける場合がある。従って、現時点において、このよう
な磁気カードは、機械的なキーに比し外部の作用の影響
に対しての抵抗力に問題があるといえる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上述した従来技術のドアロック装置で用いる
キー、カード等の欠点をあまねく解決する。
[問題点を解決するための手段] 本発明は従来技術の上述した欠点に対処するために従来
の機械的キー装置の構成をそのまま使用する。すなわ
ち、施錠の第1のロック機能は機械的なロック機構の係
合によってなされる。キー装置にはその内部に電子的符
号変換トランスポンダシステムが組み込まれる。施錠の
第2のロック状態はキーの外部に設けられたキー識別装
置からキー内の電子的符号変換トランスポンダシステム
に識別コードが発信される。その応答コードが外部のキ
ー識別装置に再び発信され、キー識別装置で識別され
る。キー装置にうめ込まれる電子的符号変換トランスポ
ンダシステムとしては例えば米国特許第3,706,094号に
記載されるものが好ましく使用される。
[作用] 本発明は従来の機械的キー装置の上述した長所を積極的
に利用する。機械的キー装置及びドアのロック機構を含
むシリンダの組合せは極めて高い動作安定性及び信頼性
を有している。キーそのものの外部からの物理的作用、
化学的作用は受けにくい。しかしながら、このような機
械的キー装置は上述した固有の欠点を有しており、従来
の装置ではこの欠点を解消することは結果的に長所をま
で棄損せしめていた。本発明では機械的キー装置の欠点
をその長所を保持したままで低コストをもって解消した
ものである。
[実施例] 第1図は本発明の原理を示す略図である。キー10は従来
の機械的キーの形態をなしており、機械的施錠、解錠ア
クチュエータ部14と把持部12を含む一体のものである。
アクチュエータ部14はドアのシリンダのロック機構と係
合するものとして実施されたが、公知の磁気式のもので
あってもよい。いずれにしろ第1のドアロック機構と係
合する。把持部12はその内部に符号変換トランスポンダ
システム16がうめ込まれている。
10がシリンダに挿入された時あるいは上述した第1のド
アロック機構が作動した時に、スイッチ装置18はキー識
別装置20が電源を供給されるようにする。キー識別装置
20は送信器22及び受信器24を有している。これらのアン
テナはそれぞれトランスポンダ16の受信及び送信アンテ
ナと関連する。
トランスポンダ16はくし形フィルタを用いたタップ付遅
延線を有している。このタップ付遅延線は、一般にタッ
プ位置の配置に合致した信号を受けた時に相対的に振幅
の大きな出力を発生することや、逆に単一のパルス入力
を受けた時はタップ配置から決まるシーケンスを持った
パルス列が得られることからマッチドフィルターやコー
ド発生器として広く使用されている。本実施例では、上
記のどちらの方法を用いてもキーの識別に使用すること
ができる。即ち、デバイス内にセットされているコード
に合致するコードが入力された場合、デバイス内で合致
が検出された時点で急峻なパルス出力を発するのでこれ
によって識別が可能であるし、逆に入力として単一のパ
ルスが加えられれば出力としてデバイス内にセットされ
ているコードが出力信号として得られるので、これを受
け側で識別することも可能である。
キー識別装置の送信器22、トランスポンダ16、受信器24
を介して識別された符号が合致を表すならば、出力ライ
ン26に合致信号が出力される。これはドアの第2のロッ
ク機構を係合解除して解錠させる作用を行う。また非合
致の時は、ライン26に可視的及び/又は可聴的な警告を
与える非合致信号が出力される。
第2図は上述した符号変換トランスポンダシステム16の
実施例の動作をより詳細に説明するための図である。こ
のシステムは、例えば、上述した米国特許第3,706,094
号記載の原理を好ましく使用する。図で、22は電磁波の
送信器、16はトランスポンダ、24は電磁波の受信器で、
スイッチ18が制御部20を作動させると送信器22及び受信
器24は作動する。送信器22はそのアンテナ23によりUHF
パルス符号信号をトランスポンダ16のルーフ・アンテナ
28に向けて送信する。トランスポンダ16は送りくし形フ
ィルタ30と受けくし形フィルタとからなる表面弾性波遅
延線装置を含んでいる。この装置の物理的構成はその構
成に特有のレスポンスを与える。結合器34を介してアン
テナに送られるレスポンス信号は受信器24のアンテナ25
を介して制御部20で上述した態様で識別される。この実
施例の特徴はキー10自体のトランスポンダ16のために何
ら電源を使用しないことである。更にキー自体を薄く小
形でしかも安価に作ることができることである。トラン
スポンダ16はキー10の内部に完全にうめ込むことがで
き、外部関連装置へのアクセスのための接続部を持つ必
要がない。
[発明の効果] 従って、本発明によれば、外観は従来のキーと何ら変わ
ることがないキー装置が得られる。例え機械的部分14の
複製を行ったとしても、第1のロック部分のみにしか係
合せず、キー識別装置20がライン26に非合致信号を出す
結果、侵入者の警告が与えられうる。ライン26の合致信
号、非合致信号は種々の態様で使用できる。例えば、非
合致信号により(又は合致信号の不存在により)、自動
車のエンジン点火システム、エンジン燃料供給システ
ム、エンジン始動システムなど運転に不可欠な装置の作
動を阻止するようにしてもよい。
本発明の上述の実施例では、キーにうめ込まれる符号変
換トランスポンダシステムとして、電磁波の送受信に係
る表面弾性波遅延線装置を用いる例を説明したが、他の
装置、例えば、アドレスデータをコードデータに変換す
るメモリ装置などを使用することもできる。その場合、
メモリ装置の電源は内蔵電池、キーのシリンダへの挿入
位置で適当な接点を介して外部から与えられるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す概略図、第2図は第1図の
キー装置に内蔵される符号変換トランスポンダシステム
として表面弾性波遅延線装置を用いる実施例を示す概略
図である。 図で、10はキー装置、12は把持部、14は機械的施錠,解
錠アクチュエータ部、16は符号変換トランスポンダシス
テム、20はキー識別装置、22は送信器、24は受信器を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永積 靖夫 東京都港区六本木6丁目2番15号 株式会 社ゼネラルリサーチオブエレクトロニック ス内 (56)参考文献 特開 昭60−208572(JP,A) 特開 昭63−63875(JP,A) 実開 昭60−91770(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のドアロック機構と関連する部分14を
    有し、その第1のドアロック機構のためのシリンダに施
    錠及び解錠のために挿入されるキー装置10において、該
    キー装置10内に符号変換トランスポンダシステム16がう
    め込まれており、該トランスポンダシステムはアンテナ
    と結合器を介して接続された送りくし形フィルタと受け
    くし形フィルタとからなる表面弾性波遅延線装置を含
    み、キー識別装置20から第1のドアロック機構の作動時
    に発生される入力信号に対して固有のレスポンス信号を
    発生するようになっており、キー識別装置20により識別
    された該レスポンス信号に応じて少なくとも第2のドア
    ロック機構が動作することを特徴とするキー装置。
JP61206852A 1986-09-04 1986-09-04 キ−装置 Expired - Lifetime JPH07122358B2 (ja)

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JP61206852A JPH07122358B2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04 キ−装置

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JP61206852A JPH07122358B2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04 キ−装置

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JPS6363875A JPS6363875A (ja) 1988-03-22
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US3706094A (en) * 1970-02-26 1972-12-12 Peter Harold Cole Electronic surveillance system
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JPS6091770U (ja) * 1983-07-15 1985-06-22 国際技術開発株式会社 電子鍵
CH664595A5 (de) * 1984-03-15 1988-03-15 Bauer Kaba Ag Elektronisch-mechanischer flachschluessel.

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