JPH07122328A - 電気自動車の充電コネクタ装置 - Google Patents

電気自動車の充電コネクタ装置

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JPH07122328A
JPH07122328A JP26446693A JP26446693A JPH07122328A JP H07122328 A JPH07122328 A JP H07122328A JP 26446693 A JP26446693 A JP 26446693A JP 26446693 A JP26446693 A JP 26446693A JP H07122328 A JPH07122328 A JP H07122328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
ornament
support member
peripheral edge
charging
Prior art date
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Pending
Application number
JP26446693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamagiwa
毅 山極
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP26446693A priority Critical patent/JPH07122328A/ja
Publication of JPH07122328A publication Critical patent/JPH07122328A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の外観品質を向上することができる電気
自動車の充電コネクタ装置を提供する。 【構成】 フロントグリル2に充電コネクタ4を配置し
てこの充電コネクタ4をオーナメント3で覆う。フロン
トグリル2にコネクタ支持部材7が取り付けられ、コネ
クタ支持部材7の周縁にはオーナメント3の周縁部に内
側から密接するラビリンスシール16が設けられてい
る。コネクタ支持部材7の中央部(上側寄り)には凹部
9が設けられ、ここにコネクタ本体10が設けられてい
る。凹部9の上周縁には排水リブ17が設けられてい
る。オーナメント3の支軸13がコネクタ支持部材7を
貫通し、オーナメント3がコネクタ支持部材7に回動可
能に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車の充電コ
ネクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車にあっては、搭載されたバッ
テリに対して充電を行なうために給電側のコネクタを接
続する充電コネクタが設けられている。この充電コネク
タはガソリン自動車における給油口と同様に充電の便を
考慮すると車体外面に設けられることが望ましい(例え
ば平成5年3月(株)三栄書房発行モーターファン19
93年3月号(Vol.47)第33頁に示されてい
る)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気自
動車の新しいイメージからすると、車体外面に充電コネ
クタ用のベッセルやリッドが目につくことは外観品質を
損ねてしまうという問題がある。
【0004】また、ハーネスによってバッテリに給電を
行なう関係上、充電コネクタの配置位置には制約がほと
んどないというメリットがある反面、充電コネクタは水
やほこりに対して非常に弱いため、これを考慮して配置
しなければならない。
【0005】そこで、この発明は、外観品質を損なうこ
となく、耐じん性、耐水性に優れた電気自動車の充電コ
ネクタ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】搭載されたバッテリに充
電を行なうため給電側のコネクタが接続される充電コネ
クタが車体に設けられたオーナメントで覆われている。
【0007】上記充電コネクタの表面であって、オーナ
メントの周縁が当接する部位の内周側に、ラビリンスシ
ールを設けても良い。
【0008】また、充電コネクタのコネクタ本体を囲み
凹部が設けられ、この凹部の上周縁に排水リブを設けて
も良い。
【0009】
【作用】充電コネクタをオーナメントで覆うことによ
り、車体の外観品質を向上させる。オーナメントが当接
する部位の内周側にラビリンスシールを設けて水、ほこ
りの浸入を阻止する。
【0010】また、コネクタ本体を囲む凹部の上周縁の
排水リブによりコネクタ本体への水の浸入を阻止する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。図2,3に示すように電気自動車の車体1のフロン
トグリル2にはオーナメント3が取り付けられていて、
このオーナメント3の内側には、オーナメント3に覆わ
れた充電コネクタ4が配置されている。
【0012】この充電コネクタ4は、バッテリフレーム
Fに搭載されたバッテリ5にハーネス6によって充電リ
レー(図示せず)を介して接続されるもので、給電側の
コネクタ(図示せず)に接合されるものである。尚、S
はフロントサイドメンバを示す。
【0013】図1に示すように、フロントグリル2に形
成された円形の開口部に充電コネクタ4のコネクタ支持
部材7がビス・ナット8によってその周縁を固定されて
いる。コネクタ支持部材7の前面はフロントグリル2と
略面一になっており、このコネクタ支持部材7の前面を
オーナメント3が覆うようになっている。
【0014】コネクタ支持部材7の上下方向中央部より
もやや上側には、凹部9が形成され、この凹部9内にハ
ーネス6が接続されたコネクタ本体10が取り付けられ
ている。尚、11は凹部9の底部周縁に設けられた補強
リブを示し、12はコネクタ本体10の先端に取り付け
られたラバーシールを示す。
【0015】上記オーナメント3はその周縁がコネクタ
支持部材7の前面の外周縁に当接するようになってお
り、上下方向中央部よりも下側にコネクタ支持部材7を
貫通する支軸13を備え、この支軸13を中心にして回
動可能に支持されている。支軸13の先端には、スプリ
ングシート14が設けられ、スプリングシート14とコ
ネクタ支持部材7との間にリターンスプリング15を介
装することによって、オーナメント3をコネクタ支持部
材7の前面に押し付けるようになっている。
【0016】ここで、コネクタ支持部材7の前面であっ
て、オーナメント3の周縁が当接する部位の内周側に
は、オーナメント3に密接するラビリンスシール16が
形成されている。また、前記コネクタ支持部材7の凹部
9の上周縁には外周壁に溝17Aを有する排水リブ17
が設けられている。尚、オーナメント3の支軸13が挿
通されている部位の下側のコネクタ支持部材7には外側
から内側へ斜め下方に排水孔18が形成されている。
【0017】上記実施例構造によれば、充電コネクタ4
がオーナメント3によって覆われているため、充電コネ
クタ4が外側から見えることはなく、したがって、外観
品質を高めることができる。
【0018】また、コネクタ支持部材7の前面であっ
て、オーナメント3の周縁が当接する部位の内周側にラ
ビリンスシール16が形成されているため、オーナメン
ト3とコネクタ支持部材7の前面との間から浸入しよう
とするダスト等をここで遮断できる。
【0019】また、コネクタ支持部材7の凹部9の上周
縁に排水リブ17が設けられていることにより、仮にオ
ーナメント3とコネクタ支持部材7の前面との間から水
が浸入してきた場合でも、この水は排水リブ17に形成
された溝17Aに沿って下方に排出ガイドされ、コネク
タ支持部材7の下側に設けられた排水孔18から排出さ
れる。よって、コネクタ本体10が水に晒されることが
なくなる。
【0020】ここで、上記コネクタ本体10に給電側の
コネクタを接続するには、オーナメント3を支軸13ま
わりに回動させて、コネクタ本体10を露出させラバー
シール12を外して給電側のコネクタを接続する。そし
て、充電が終了した後にオーナメント3を再度もとの位
置にもどせば、上記ラビリンスシール16がオーナメン
ト3の位置決め部材としても機能しオーナメント3を所
定の位置に簡単におさめられる。
【0021】次に、この発明の第2実施例を図4によっ
て説明する。この実施例は、前述実施例におけるコネク
タ支持部材7の凹部9に設けられたコネクタ本体10が
前側、即ちコネクタ支持部材7の前面よりも前に配置さ
れると共に給電側のコネクタを接合した際にこれをコネ
クタ本体10に確実に固定するためのフィクスボルト用
のめねじ18が凹部9の底壁に形成されたものである。
【0022】また、コネクタ支持部材7には前述実施例
と同様に排水リブ17が設けられると共にオーナメント
3の周縁に内側から当接するラビリンスシール16が設
けられているが、ラビリンスシール16はオーナメント
3の裏面に対して傾斜した当接面16Aを備えている。
【0023】そして、オーナメント3には、その裏面に
上記コネクタ本体10の先端周縁に密接するラビリンス
シール19が設けられている。
【0024】したがって、この実施例においては、前述
実施例の効果に加えてコネクタ支持部材7の奥行き寸法
を小さくすることができ省スペース化を図ることができ
ると共にラビリンスシール19が加わったことによりコ
ネクタ本体10内への水等の浸入をより確実に防止する
ことができる。ここで、他の構造及び作用については前
述実施例と同様であるので同一部分に同一符号を付して
説明を省略する。
【0025】尚、この発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、例えば、フロントグリル以外の部位に取り付
けられたオーナメントにも適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に記載
した発明によれば、充電コネクタがオーナメントで覆わ
れて外側から見えなくなっているため、外観品質を高め
ることができる。
【0027】請求項2に記載した発明によれば、充電コ
ネクタの表面であってオーナメントの周縁が当接する部
位の内周側にラビリンスシールが設けられているため、
オーナメントと充電コネクタとの間から水、ほこり等が
浸入するのを防止できる。
【0028】請求項3に記載した発明によれば、コネク
タ本体を囲む凹部の上周縁に排水リブが設けられている
ため、上記ラビリンスシールによって侵入を阻止できな
かった水が、凹部内に入るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の図2のA−A線に沿う
断面図。
【図2】同電気自動車の斜視図。
【図3】同電気自動車の平面説明図。
【図4】第2実施例の第1図に相当する断面図。
【符号の説明】
1…車体 3…オーナメント 4…充電コネクタ 5…バッテリ 9…凹部 10…コネクタ本体 16…ラビリンスシール 17…排水リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載されたバッテリに充電を行なうため
    給電側のコネクタが接続される充電コネクタが車体に設
    けられたオーナメントで覆われていることを特徴とする
    電気自動車の充電コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 上記充電コネクタの表面であって、オー
    ナメントの周縁が当接する部位の内周側にラビリンスシ
    ールが設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    電気自動車の充電コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 上記充電コネクタのコネクタ本体を囲み
    凹部が設けられ、この凹部の上周縁に排水リブが設けら
    れていることを特徴とする請求項2記載の電気自動車の
    充電コネクタ装置。
JP26446693A 1993-10-22 1993-10-22 電気自動車の充電コネクタ装置 Pending JPH07122328A (ja)

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