JP3296211B2 - 車両シートのシートバック構造 - Google Patents

車両シートのシートバック構造

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JP3296211B2 JP27875696A JP27875696A JP3296211B2 JP 3296211 B2 JP3296211 B2 JP 3296211B2 JP 27875696 A JP27875696 A JP 27875696A JP 27875696 A JP27875696 A JP 27875696A JP 3296211 B2 JP3296211 B2 JP 3296211B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両シートのシート
バック構造に関し、特にシートバック背面をテーブル板
の収納部として有効利用したシートバック構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13にはバン型車で多用されている二
人掛けベンチシートを後方から見た斜視図を示し、シー
トSのシートバック1背面の仕上げとして、図に示すよ
うに外周縁を残して長方形状に凹陥させて、この凹陥部
13に樹脂等の硬質材よりなるバックボード9を取り付
けることが行われている。このようなバックボード9は
シートバック1背面の仕上げとともに、図14に示すよ
うに、シートバック1をシートクッションS1上へ前倒
させて折り畳んだ際に、硬質のバックボード9が上面に
現れて、積載した荷物等でシートが傷むのを防止してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、バン型車は近
年、アウトドアライフを楽しむためのRV(レクリエー
ショナル・ビークル)車としての用途が拡大しており、
戸外で使用する簡易な組み立てテーブルを積載できるこ
とが望まれている。ところが、脚を折り曲げた状態では
テーブルは安定性が悪いため、他の積載荷物との兼ね合
いで収納部の確保に苦慮していた。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、車両シートのシートバック背面が、従来、組み立て
テーブルと同様の硬質材のバックボードで仕上げられて
おり、かつ、比較的広い面積を有するにもかかわらず有
効に利用されていない現状に鑑みて、シートバック背面
をテーブルの収納部として利用した車両シートのシート
バック構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、車両シート(S)のシートバック
(1)背面に凹所(12)を形成して、当該凹所(1
2)内にテーブル(2)を着脱可能に嵌装収納した車両
シートのシートバック構造において、アッパフレーム
(42)およびロアフレーム(43)と、両フレーム
(42,43)の端部を連結する左右のサイドフレーム
(41)と、該左右のサイドフレーム(41)の前面間
に架設された複数のワイヤ(54,55)とでシートバ
ックフレーム(4)を構成し、該シートバックフレーム
(4)の外周および後面とフレーム内空間の前方を所定
厚のパッド材(61)およびその外側のシートカバー表
皮(62)で覆うとともに、前記シートバックフレーム
(4)の背面を前記複数のワイヤ(54,55)に沿う
カバー(65)で覆い、該カバー(65)およびその周
囲に位置する前記パッド材(61)にて前記凹所(1
2)を形成する。
【0006】本第1発明においては、シートバックの凹
所内にテーブルを嵌装収納するようにしたから、シート
バック背面からテーブルが突出することはなく、従来の
バックボードと同様の硬質材のテーブル板によってシー
トバック背面が良好に仕上げられる。また、シートバッ
ク背面が有効に利用されるから、テーブルの収納スペー
ス確保に苦慮することもない。そして、硬質材のテーブ
ル板により、シート折り畳み時の積載荷物によるシート
損傷が防止される。また、 シートバック背面にテーブ
ルを嵌装収納する凹所が簡易に形成されるとともに、カ
バーをシートバック表皮と同質のものにすれば、テーブ
ルを取り外した状態でも意匠上の違和感が生じない。
【0007】
【0008】
【0009】本第発明では、テーブル(2)のテーブ
ル板(21)の一の側面ないし当該一の側面に対向する
凹所(12)の内側面の一方に係合凸部(8)を設ける
とともに他方に係合凹部(25)を設け、係合凸部
(8)を係合凹部(25)に嵌合させてテーブル板(2
1)を凹所(12)内に位置決めするとともに、テーブ
ル板(21)の他の側面側を凹所(12)の底面に位置
させた固定座(74)にネジ固定する。
【0010】本第発明においては、最初に係合凸部と
係合凹部によりテーブル板を位置決めした後にネジ固定
するから、シートバック背面へのテーブル板の収納固定
をスムーズに行うことができる。
【0011】本第発明では、車両シート(S)のシー
トバック(1)背面に凹所(12)を形成して、当該凹
所(12)内にテーブル(2)を着脱可能に嵌装収納し
た車両シートのシートバック構造において、アッパフレ
ーム(42)およびロアフレーム(43)と、両フレー
ム(42,43)の端部を連結する左右のサイドフレー
ム(41)と、該左右のサイドフレーム(41)の前面
間に架設された複数のワイヤ(54,55)とで前記シ
ートバックフレーム(4)を構成し、該シートバックフ
レーム(4)の外周および後面とフレーム内空間の前方
を所定厚のパッド材(61)およびその外側のシートカ
バー表皮(62)で覆うとともに、前記シートバックフ
レーム(4)の背面を前記複数のワイヤ(54,55)
に沿うカバー(65)で覆い、該カバー(65)および
その周囲に位置する前記パッド材(61)にて前記凹所
(12)を形成し、かつ前記テーブル(2)のテーブル
板(21)の一の側面ないし当該一の側面に対向する前
記凹所(12)の内側面の一方に係合凸部(831)を
設けるとともに他方に係合凹部(25)を設け、前記係
合凸部(831)を前記係合凹部(25)に嵌合させて
前記テーブル板(21)を前記凹所(12)内に位置決
めするとともに、前記テーブル板(21)の他の側面側
を前記凹所(12)の底面に位置させた固定座(74)
にネジ固定し、かつ、側面視で鉤状をなす案内部材
(8)を設け、該案内部材(8)の長辺(81,82)
をカバー(65)に沿った起立姿勢に配してワイヤ(5
5)に結合するとともに、長辺(81,82)の下端か
らU字状に湾曲して上方へ延びる短辺(83)を、ロア
フレーム(43)およびパッド材(61)を貫通させて
凹所(12)内に突出させ、この突出端を係合凸部(8
31)とする。
【0012】本第発明においては、テーブル板の下縁
が案内部材の長辺に当接して下方へ案内され、テーブル
板側面に設けた係合凹部が係合凸部にスムーズに嵌合す
る。これにより、テーブル板の凹所内への位置決めが迅
速になされる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1には本発明のシートバック構
造を有する車両シートSを背後から見た斜視図を示す。
図は二人掛けのベンチシートで、そのシートバック1は
幅方向へ延びる長方形状をなし、頂面の左右には各一対
のヘッドレストサポート開口11が設けられている。そ
して、上記シートバック1の背面内周部に、長方形のテ
ーブル2が嵌装収納されている。すなわち、図2に示す
ように、シートバック1の背面には凹所12が形成さ
れ、当該凹所12はその外形および深さが、テーブル2
の外形および厚みよりもやや大きくなっており、この凹
所12内に、詳細を後述する構造でテーブル2が嵌め込
まれて、ロックノブ3により上辺の左右二箇所で固定さ
れている。
【0014】シートバック1背面から取り外されたテー
ブル2は、図3に示すように、テーブル板21の裏面に
収納したU字状脚部22,23を引き出し回動させ、こ
れら脚部22,23を、それぞれに付設した畳み式ステ
ー24で位置決めして使用する。テーブル板21は樹脂
材のブロー成形等によって厚みのある中空長方形状に成
形されており、その裏面は外周部を除いて一定量凹ん
で、上記脚部22,23を折り畳み収納できるようにな
っている。テーブル板21の長手方向の一側面には両端
部に係合凹部25が形成されている。また、テーブル板
21の板面には上記係合凹部25とは反対側のコーナ部
にそれぞれ取付穴26が設けられて、これら取付穴26
内に上記ロックノブ3が位置している。
【0015】図4には裏面(図の右面)内にテーブル2
を収納したシートバック1の全体縦断面図を示す。図に
おいて、シートバック1は内部にシートバックフレーム
4を有しており、このシートバックフレーム4はその半
部正面を図5に示すように、シートバック1の左右端に
位置するサイドフレーム41(一方のみ図示)と、これ
らサイドフレーム41を上下端で連結するアッパフレー
ム42およびロアフレーム43とから構成されて、シー
トバック1の外周に沿った長方形状の枠体となってい
る。また、アッパフレーム42とロアフレーム43は左
右方向の中央でセンタフレーム44により結合されてい
る(図6)。
【0016】図5において、アッパフレーム42の下縁
およびロアフレーム43の上縁に沿ってそれぞれホブリ
ング用ワイヤ51,52が張設され、これらワイヤ5
1,52は両端と中央がそれぞれサイドフレーム41お
よびセンタフレーム44の前面(図5の向こう側面)に
接合されている。サイドフレーム41の内側縁に沿って
ホブリング用ワイヤ53が張設されて(図7)その上下
端が上記ワイヤ51,52に接合されている。上下方向
の中間位置には左右方向へパッド裏面当て部ワイヤ5
4,55が張設されて、それぞれ両端と中央が左右のサ
イドフレーム41およびセンタフレーム44に接合され
ている。
【0017】図4において、シートカバー6は表皮61
とこれの背後の所定厚のパッド材62とで構成されてお
り、シートバックフレーム4の外周および後面とフレー
ム内空間の前方とを覆っている。上記パッド材61の背
面にはパッド裏面当て部ワイヤ54,55が当接してい
る。シートカバー表皮62の上縁端末621はアッパフ
レーム42の内周に沿って延びて、図9に示すように、
その折り返し部内に挿通された針金材623が止着リン
グ63によってホブリング用ワイヤ51に結着固定され
ている。また、シートカバー表皮62の下縁端末622
はロアフレーム43の内周に沿って延びて、図10に示
すように、その折り返し部内に挿通した針金材624が
止着リング64によってホブリング用ワイヤ52に結着
固定されている。
【0018】上記シートバックフレーム4の各半部に
は、図5に示すように、アッパフレーム42の前面の左
右位置に筒状のヘッドレストサポート71,72が設け
られるとともに(図6、図7)、さらにブラケット73
が設けられ、このブラケット73は下端部が左右方向へ
拡径して、中央に円形開口731が、左右に取付孔73
2,733が形成されている。ブラケット73には図1
1に示すように取付座たる樹脂製のベゼル74が固定さ
れている。ベゼル74は長円形のフランジ部741(図
12)の両端に設けた取付孔742,743をブラケッ
ト73の取付孔732,733に合致させてネジ固定さ
れるとともに、その中央は筒状に屈曲成形されて、筒内
周に雌ねじ部744が形成されている。
【0019】テーブル板21側に設けたロックノブ3は
樹脂製で、円盤状の頭部31は中央のつまみ壁311を
残して両側が凹陥している。ロックノブ3の軸部32は
筒状となっており、その側壁には先端から軸方向へ延び
る切り込み321が形成されるとともに、先端部外周に
は雄ねじ部322が形成されている。また、軸部32の
外周には係止突起323が形成されている。ロックノブ
3は切り込み321により軸部32が縮径変形してテー
ブル板21の取付穴26内に挿入され、挿入後は軸部3
2が原形に復して係止突起323が取付穴26の周縁に
当接し、取付穴26からの脱出が防止される。ロックノ
ブ3はつまみ壁311により回転操作されて、先端の雄
ねじ部322がベゼル74の雌ねじ部744内にねじ込
み固定される。この時、ロックノブ3の頭部31は、段
付きに拡径した取付穴26の開口部内に収容され、テー
ブル板21表面とほぼ面一になる。
【0020】ベゼル74とブラケット73の間にはカバ
ー65の上縁が挟着されており(図4)、このカバー6
5はパッド裏面当て部ワイヤ54,55の後方を覆って
下方へ延びて、図10に示すように、下縁端末651の
折り返し部内に挿通された針金材652が止着リング6
4によってホブリング用ワイヤ52に結着固定されてい
る。カバー65の両側縁653(図8に一方のみ図示)
はファスナー66によって表皮片67に結合されてい
る。この表皮片67は上下方向へ延びる帯状のもので、
シートカバー表皮62の側縁端末625に縫着されてい
る。側縁端末625は止着リング68によりホブリング
用ワイヤ53に結合されている。このようにして、シー
トバック1の背面に、パッド材61とこれを覆うシート
カバー表皮62およびカバー65で囲まれた一定深さの
長方形凹所12(図2参照)が形成される。
【0021】上記ブラケット73に対向するシートバッ
クフレーム7内の下辺部には案内部材たるストライカ8
(図5)が設けられている。ストライカ8は金属棒を屈
曲成形したもので、側面視で鉤型に屈曲しており(図
7)、平行に上方へ延びる長辺81,82(図5)の上
下位置にてそれぞれワイヤ55に接合固定されている。
上記ブラケット8の短辺83は、ロアフレーム43、パ
ッド材61およびシートカバー表皮62を上方へ貫通し
て、先端831がシートバック1背面の凹所12(図2
参照)内に露出し、この先端831は係合凸部となって
いる。
【0022】テーブル2をシートバック1の背面に収納
する場合には、テーブル板21裏面の半円断面溝211
(図4)内に脚部22,23を折り畳み収納し、この状
態でテーブル板21裏面をシートバック1方向へ向け
て、その係合凹部25を、シートバック凹所12内に位
置するストライカ8の係合凸部831に嵌め込む。その
後、テーブル板21の上辺をシートバック凹所12内に
押し込み、左右の取付穴26内に位置するロックノブ3
をベゼル74の雌ねじ部744内にねじ込み固定する
(図11)。なお、テーブル板21の係合凹部25を係
合凸部831に嵌合させる際には、図4の鎖線で示すよ
うに、テーブル板21の下縁がストライカ8の長辺8
1,82に当接して下方の係合凸部831へスムーズに
案内される。
【0023】このようにして、シートバック1の背面を
有効に利用してテーブル2を収納できるとともに、収納
されたテーブル2は従来のバックボードに代わって、シ
ートバック1背面の仕上げと、シート折り畳み時の積載
荷物によるシート損傷防止の機能を発揮する。
【0024】なお、上記実施形態では係合凹部をテーブ
ル板に設け、ストライカをシートバックに設けたが、こ
れを逆にしても良い。また、係合凸部は上記実施形態の
ものに限らず、係合凹部と互いに嵌合するようなもので
あれば形状は特に限定されない。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明のシートバック構
造によれば、シートバック背面をテーブルの収納部とし
て有効に利用できるとともに、収納状態のテーブル板に
より、シートバック背面の仕上げとともに、シート折り
畳み時の積載荷物による損傷防止を併せて図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートバック内にテーブルを収納した車両シー
トを後方から見た斜視図である。
【図2】車両シートを後方から見た分解斜視図である。
【図3】使用時のテーブルの斜視図である。
【図4】テーブルを収納したシートバックの縦断面図で
ある。
【図5】シートバックフレームを後方から見た正面図で
ある。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図5のVII −VII 線断面図である。
【図8】図4のVIII−VIII線断面図である。
【図9】図4のA部拡大図である。
【図10】図4のB部拡大図である。
【図11】ロックノブをベゼルに結合した状態を示す断
面図で、ブラケット部は図5のXI−XI線に沿う断面図で
ある。
【図12】ベゼルの正面図である。
【図13】従来の車両シートを後方から見た斜視図であ
る。
【図14】シートバックを折り畳んだ状態の車両シート
の概略側面図である。
【符号の説明】
S…車両シート、1…シートバック、12…凹所、2…
テーブル、21…テーブル板、25…係合凹部、4…シ
ートバックフレーム、41…サイドフレーム、42…ア
ッパフレーム、43…ロアフレーム、54,55…ワイ
ヤ、6…シートカバー、61…パッド材、62…シート
カバー表皮、65…カバー、74…ベゼル、8…ストラ
イカ、81,82…長辺、831…係合凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 松男 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 ト ヨタ車体株式会社内 (56)参考文献 実開 平6−8062(JP,U) 実開 平6−16131(JP,U) 実開 平7−40259(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/00 A47B 37/04 A47C 7/62 B60N 2/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両シート(S)のシートバック(1)
    背面に凹所(12)を形成して、当該凹所(12)内に
    テーブル(2)を着脱可能に嵌装収納した車両シートの
    シートバック構造において、アッパフレーム(42)お
    よびロアフレーム(43)と、両フレーム(42,4
    3)の端部を連結する左右のサイドフレーム(41)
    と、該左右のサイドフレーム(41)の前面間に架設さ
    れた複数のワイヤ(54,55)とでシートバックフレ
    ーム(4)を構成し、該シートバックフレーム(4)の
    外周および後面とフレーム内空間の前方を所定厚のパッ
    ド材(61)およびその外側のシートカバー表皮(6
    2)で覆うとともに、前記シートバックフレーム(4)
    の背面を前記複数のワイヤ(54,55)に沿うカバー
    (65)で覆い、該カバー(65)およびその周囲に位
    置する前記パッド材(61)にて前記凹所(12)を形
    成したことを特徴とする車両シートのシートバック構
    造。
  2. 【請求項2】 前記テーブル(2)のテーブル板(2
    1)の一の側面ないし当該一の側面に対向する前記凹所
    (12)の内側面の一方に係合凸部(831)を設ける
    とともに他方に係合凹部(25)を設け、前記係合凸部
    (831)を前記係合凹部(25)に嵌合させて前記テ
    ーブル板(21)を前記凹所(12)内に位置決めする
    とともに、前記テーブル板(21)の他の側面側を前記
    凹所(12)の底面に位置させた固定座(74)にネジ
    固定した請求項1に記載の車両シートのシートバック構
    造。
  3. 【請求項3】 車両シート(S)のシートバック(1)
    背面に凹所(12)を形成して、当該凹所(12)内に
    テーブル(2)を着脱可能に嵌装収納した車両シートの
    シートバック構造において、アッパフレーム(42)お
    よびロアフレーム(43)と、両フレーム(42,4
    3)の端部を連結する左右のサイドフレーム(41)
    と、該左右のサイドフレーム(41)の前面間に架設さ
    れた複数のワイヤ(54,55)とで前記シートバック
    フレーム(4)を構成し、該シートバックフレーム
    (4)の外周および後面とフレーム内空間の前方を所定
    厚のパッド材(61)およびその外側のシートカバー表
    皮(62)で覆うとともに、前記シートバックフレーム
    (4)の背面を前記複数のワイヤ(54,55)に沿う
    カバー (65)で覆い、該カバー(65)およびその周
    囲に位置する前記パッド材(61)にて前記凹所(1
    2)を形成し、かつ前記テーブル(2)のテーブル板
    (21)の一の側面ないし当該一の側面に対向する前記
    凹所(12)の内側面の一方に係合凸部(831)を設
    けるとともに他方に係合凹部(25)を設け、前記係合
    凸部(831)を前記係合凹部(25)に嵌合させて前
    記テーブル板(21)を前記凹所(12)内に位置決め
    するとともに、前記テーブル板(21)の他の側面側を
    前記凹所(12)の底面に位置させた固定座(74)に
    ネジ固定し、かつ、側面視で鉤状をなす案内部材(8)
    を設け、該案内部材(8)の長辺(81,82)を前記
    カバー(65)に沿った起立姿勢に配して前記ワイヤ
    (55)に結合するとともに、前記長辺(81,82)
    の下端からU字状に湾曲して上方へ延びる短辺(83)
    を、前記ロアフレーム(43)およびパッド材(61)
    を貫通させて前記凹所(12)内に突出させ、この突出
    端を前記係合凸部(831)としたことを特徴とする
    両シートのシートバック構造。
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