JPH07122028A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH07122028A
JPH07122028A JP29255593A JP29255593A JPH07122028A JP H07122028 A JPH07122028 A JP H07122028A JP 29255593 A JP29255593 A JP 29255593A JP 29255593 A JP29255593 A JP 29255593A JP H07122028 A JPH07122028 A JP H07122028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window hole
front lid
tape
body case
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29255593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Mizutani
光 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP29255593A priority Critical patent/JPH07122028A/ja
Publication of JPH07122028A publication Critical patent/JPH07122028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ端検出用の窓孔と前蓋を備えるテープ
カートリッジにおいて、該窓孔からの塵埃侵入防止を図
り、前蓋のねじりコイルばねの組付け構造の簡略化を図
る。 【構成】 本体ケース1の前面に支軸19まわりに開閉
回動する前蓋13を配置する。本体ケース1の側壁9に
テープ端検出用の窓孔10を設ける。窓孔10の上に庇
壁11を突き出し状に設けて、この庇壁11で塵埃が窓
孔10の上方から窓孔10内に侵入するのを防止する。
前蓋13の支軸19に前蓋13を常に閉じ方向に回動付
勢するねじりコイルばね21を装着する。該ばね21の
腕部21cは前記庇壁11を利用してこの上に掛け止め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ端の検出に光検
出方式を採用しているテープカートリッジに係り、テー
プ端検出用の窓孔まわりに防塵対策を講じたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジとしては、
例えば、図9および図10に示すように8ミリビデオ用
のテープカートリッジがあり、これではビデオデッキに
装填したとき本体ケース1内のテープ2の始端、終端を
光学的に自動検出する手段を備える。すなわち、デッキ
側の発光器6が本体ケース1内に入り、発光器6からの
光がテープ2の始端および終端に付けている透明のリー
ダテープを透過して本体ケース1の側壁9に設けた窓孔
10から外側方へ出てデッキ側の受光器8で受光される
ようになっている。テープ端検出用の上記窓孔10は、
不使用時に本体ケース1の前面側を閉じる前蓋13の側
面板17で塞がれ、デッキに装填すると前蓋13が開く
ことで側面板17に設けた窓孔18が前記窓孔10に合
致して窓孔10が開放される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記テープ
カートリッジでは不使用時に窓孔10が前蓋13の側面
板17で塞がれるとはいうものの、その窓孔10は本体
ケース1の側壁9に単に貫通状に開けられている形であ
るため、本体ケース1の側壁9と前蓋13の側面板17
との間に間隙が生じており、この間隙から入って来る塵
埃が窓孔10から本体ケース1の内部に侵入し易く、テ
ープ2に付着するという問題があった。そこで本発明の
目的は、上記のような、前蓋を備えかつテープ端検出用
の窓孔を有するテープカートリッジにおいて、前記窓孔
からの塵埃侵入防止を図るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の前提とするテー
プカートリッジは、図示例のように、テープ2を内蔵し
た本体ケース1の側壁9の前端側に、テープ端検出光を
通す窓孔10が設けられ、本体ケース1の前面側を開閉
する前蓋13を有し、前蓋13の側面板17が前記側壁
9の窓孔10の近傍位置の外側に近接対向して支軸19
まわりに回動自在に枢着されており、前記窓孔10は前
蓋13の閉じ状態で側面板17により塞がれて前蓋13
の開き状態で開放されるようにしたものである。そのう
えで本発明は、前記側壁9の外面上の窓孔10の上部に
庇壁11を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】デッキに装填し、前蓋13が開くと、窓孔10
が開放し、本体ケース1内に進入するデッキ側の発光器
からの光はテープ2の端のリーダテープを透過して窓孔
10から外側方へ出てデッキ側の受光器でテープ2の端
が検出される。デッキ側の発光器が本体ケース1の外側
に位置する場合もある。不使用時には本体ケース1の前
面側が前蓋13で塞がれている。このとき前蓋13の側
面板17と本体ケース1の側壁9の前端との合わせ面間
に間隙が生じていても、その間隙から侵入して来る塵埃
は窓孔10の上で突き出している庇壁11で受け止めら
れ、庇壁11が窓孔10から本体ケース1の内部に塵埃
が侵入するのを防止する。庇壁11は、前蓋13を常に
閉じ方向に回動付勢するために支軸19上に装着される
ねじりコイルばね21の腕部21cを掛け止めるための
ばね受け部材にもなる。
【0006】
【実施例】図1ないし図8は本発明に係るテープカート
リッジの一実施例を示す。このテープカートリッジはビ
デオ用であって、図3および図8に示すようにこれの本
体ケース1はプラスチック製の上下ケース1a・1bを
突き合わせてなり、この内部にテープ2が巻かれる左右
一対のリール3を回転自在に配備してある。一方のリー
ル3から引き出されるテープ2は、本体ケース1の前方
左右のテープ引出口4・4にそれぞれ設けたテープガイ
ド5・5で案内されて他方のリール3に巻き取られる。
【0007】本体ケース1の底壁上におけるリール3・
3間の前方中央部には、図3および図5に示すように透
孔7を設けてあり、デッキに装填するとデッキ側のテー
プ端検出用の発光器が該透孔7から本体ケース1内に入
る。図1および図2において、本体ケース1の左右の両
側壁9の各前端側には窓孔10を設けてあり、本体ケー
ス1内に入る発光器からの光はテープ引出口4を通過す
るテープ2の端の透明リーダテープを透過して該窓孔1
0から外側方へ出て、デッキ側の受光器で受光され、こ
れでテープ2の端が検出される。図1および図2におい
て、テープカートリッジの不使用時に、窓孔10にこれ
の上方から塵埃が侵入するのを防止するために、前記側
壁9の外面上の該窓孔10の上部には庇壁11を突き出
し状態に設ける。
【0008】図5および図8において、本体ケース1の
前面中央、すなわち左右のテープ引出口4・4間にはテ
ープローディング用のポケット12を有する。このポケ
ット12は上下面および前面が開口している。本体ケー
ス1の前面側に導出したテープ2は、不使用時に前蓋1
3、裏蓋14および上蓋15でそれぞれ覆って保護され
る。
【0009】前蓋13は、図5および図8に示すよう
に、ポケット12およびテープ引出口4の前面開口を塞
ぐ主面板16と、主面板16の左右端からケース後方へ
向かって一体に連設された側面板17とからなり、左右
の両側面板17の各内面には支軸19をそれぞれ突設し
ている。左右の両側面板17は、本体ケース1の左右の
両側壁9・9の各前端の外面側に近接対向させ、前記支
軸19を各側壁9に設けた軸孔20に回動自在に嵌入す
る。これにより前蓋13は、図5に実線状態で示すごと
く左右のテープ引出口4・4およびポケット12の前面
を閉じる位置と、同図の二点鎖線状態で示す上開き位置
とにわたって左右の支軸19まわりに開閉回動自在であ
る。図1の(A)のように前蓋13の閉じ状態ではこれ
の側面板17により前記窓孔10が塞がれ、同図の
(B)のようにその開き状態では側面板17が窓孔10
の位置から前方へ離れてそれを開放し、テープ端検出を
可能にする。この場合、図10に示す従来例の前蓋13
と同様に側面板17に窓孔18を設け、この窓孔18が
前蓋13が開いたときに前記窓孔10と合致することに
より該窓孔10が開放するようにすることもできる。
【0010】図1の(A)および(B)に示すように、
前蓋13は左右の支軸19のうちいずれか一方に装着し
たねじりコイルばね21で常に閉じ方向に回動付勢され
る。そのねじりコイルばね21は円筒形部21aを支軸
19に通し、円筒形部21aの一端の腕部21bを前蓋
13の側面板17の内面側に設けたばね受突起22に係
合させ、円筒形部21aの他端の腕部21cは前記窓孔
10の上に設けた庇壁11を利用してこの上に係合させ
ている。この場合、図2に示すように腕部21cが庇壁
11から外れることのないように庇壁11の突出側端に
立ち上がり壁11aを付けることが好ましい。
【0011】図4において、前蓋13の閉じ状態を確実
に保持するために閉じロック部材23を備える。閉じロ
ック部材23はこれの前端の上下中間部位に爪24を、
上端の基部に軸部25をそれぞれ有しており、その軸部
25を本体ケース1の側壁9の外面側に設けた軸受26
上に前後揺動自在に横架支持する。不使用時にはその閉
じロック部材23の後方側に配設したばね部材27で前
方へ揺動付勢しておくことにより、爪24が前蓋13の
側面板17の遊端側の内面側に設けた係合突起29に係
合し、これで前蓋13の閉じ状態が保持される。デッキ
に装填するとデッキ側の解除部材30が閉じロック部材
23の下端部に押圧接当し、この接当作用で閉じロック
部材23がばね部材27の力に抗して後方へ揺動し、爪
24が係合突起29から外れる。
【0012】前蓋13には、ポケット12の上面を開閉
する上蓋15が枢支連結される。上蓋15は、図8に示
すようにポケット12の上面を塞ぐ主面板31と、主面
板31の左右両端から下方へ連設した側面板32とから
なり、左右の両側面板32の各後端内面側にスライド軸
33をそれぞれ突設している。この上蓋15は、前蓋1
3の開閉動作に伴い図5の実線状態で示すごとくポケッ
ト12の上面を閉じる位置と、同図の二点鎖線状態で示
すごとくポケット12の上面後方へ後退する開き位置と
にわたって開閉自在とする。そのために、図3および図
8に示すように上蓋15はこれの主面板31の前端部3
1aの左右両端に継手ピン34を有する左右一対の二叉
腕35・35を設け、この二叉腕35・35間に前蓋1
3の上端に形成した断面円弧形の上端部16aをはさむ
とともに、図7に示すように前記継手ピン34を前記上
端部16aの左右両端面に設けたピン孔36に嵌入する
ことにより継手ピン34まわりに回転自在に継ぎ合わ
す。また、図5に示すように前記スライド軸33は本体
ケース1の左右の両側壁9の各外面に設けた「へ」の字
形状のガイド溝37にスライド自在に係合させる。
【0013】裏蓋14は、図5および図8に示すよう
に、その上端の左右に連結ピン38を設け、この連結ピ
ン38を上蓋15の内面に設けたボス39のピン孔40
に回動自在に枢支連結する。また裏蓋14の下部後面の
左右に脚部41を設け、この左右の各脚部41に設けた
スライドピン42をポケット12内の左右側壁にそれぞ
れ設けた「S」の字形状のガイド溝43にスライド自在
に係合させる。したがって裏蓋14は、前蓋13および
上蓋15の開閉に伴い図5に実線状態で示すごとくポケ
ット12内のテープ2の裏面側を覆う閉じ位置と、同図
の二点鎖線状態で示すごとくポケット12の上面後方で
開き状態の上蓋15の下側に位置する開き位置とにわた
って開閉自在である。
【0014】上記前蓋13と上蓋15の閉じ状態におい
て、塵埃が、前蓋13の側面板17と本体ケース1の側
壁9との間の間隙にこれの上方から侵入したり、あるい
は前蓋13の側面板17の上縁と上蓋15の側面板32
の下縁との合わせ面間から侵入するようなことがある
が、こうした場合でも塵埃は庇壁11の上で受け止めら
れるため、窓孔10から本体ケース1の内部に侵入する
のを防止できる。
【0015】また前蓋13と上蓋15の閉じ状態におい
て、上蓋15の前端部31aと前蓋13の上端部16a
との継ぎ合わせ面間からも塵埃が侵入することのないよ
うに、図5および図8に示すように上蓋15の左右の二
叉腕35・35間の前端部31aに、前蓋13の断面円
弧形の上端部16aの周面内部を左右方向にわたって覆
う断面円弧形(略半円筒状)の覆い壁44を設け、また
図6および図8に示すように前蓋13の上端部16aの
左右の両端には、左右の二叉腕35の先端の各周面内部
を覆う同じ断面形状の覆い壁44を設ける。このように
覆い壁44を設けることにより、上蓋15の前端部31
aと前蓋13の上端部16aとの継ぎ合わせ面間に微少
な間隙が生じる場合も内外方向に迂回し、曲がった通路
となるため、塵埃が侵入し難くなり、前蓋13と上蓋1
5間における防塵効果を一層高めることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、本体ケース1の側壁9
に設けたテープ端検出用の窓孔10の上に庇壁11を設
けてあるので、前蓋13の側面板17と本体ケース1の
側壁9との間の隙間から塵埃が侵入する場合も、庇壁1
1の存在により窓孔10へ侵入するのを避けることがで
きて防塵効果を向上できる。庇壁11は前蓋13の閉じ
付勢用のねじりコイルばね21の腕部21cの受け機能
を兼備することができるので、本体ケース1の側壁9側
に特別なばね受け用のリブや突起あるいは孔などを設け
なくて済み、それだけねじりコイルばね21の組付け構
造の簡略化を図ることができて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(A)は前蓋を閉じた状態の側面図、図
1の(B)は前蓋を開けた状態の側面図である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。
【図3】全体の外観斜視図である。
【図4】前蓋の閉じロック状態を示す一部切欠き側面図
である。
【図5】図3におけるB−B線拡大断面図である。
【図6】図3におけるC−C線拡大断面図である。
【図7】図3におけるD−D線拡大断面図である。
【図8】前蓋、上蓋および裏蓋を分離した状態で示す分
解斜視図である。
【図9】従来例の前蓋部の断面図である。
【図10】従来例の全体外観斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 テープ 9 側壁 10 窓孔 11 庇壁 13 前蓋 17 側面板 19 支軸 21 ねじりコイルばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ2を内蔵した本体ケース1の側壁
    9の前端側に、テープ端検出光を通す窓孔10が設けら
    れており、 本体ケース1の前面側を開閉する前蓋13を有し、前蓋
    13の側面板17が前記側壁9の窓孔10の近傍位置の
    外側に近接対向して支軸19まわりに回動自在に枢着さ
    れており、 前記窓孔10は前蓋13の閉じ状態で側面板17により
    塞がれ、前蓋13の開き状態で開放されるテープカート
    リッジにおいて、 前記側壁9の外面上の窓孔10の上部に、庇壁11が設
    けられていることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 支軸19上に前蓋13を常に閉じ方向に
    回動付勢するねじりコイルばね21が装着されており、 ねじりコイルばね21の一端の腕部21bが側面板17
    側に、他端の腕部21cが庇壁11上にそれぞれ係合し
    ている請求項1記載のテープカートリッジ。
JP29255593A 1993-10-27 1993-10-27 テープカートリッジ Withdrawn JPH07122028A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130