JPS6312456Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6312456Y2
JPS6312456Y2 JP2472082U JP2472082U JPS6312456Y2 JP S6312456 Y2 JPS6312456 Y2 JP S6312456Y2 JP 2472082 U JP2472082 U JP 2472082U JP 2472082 U JP2472082 U JP 2472082U JP S6312456 Y2 JPS6312456 Y2 JP S6312456Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
body case
locking tool
tape
pressed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2472082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58127465U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2472082U priority Critical patent/JPS58127465U/ja
Publication of JPS58127465U publication Critical patent/JPS58127465U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6312456Y2 publication Critical patent/JPS6312456Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ビデオ用などのテープカートリツ
ジの改良に係り、その本体ケース内のテープへの
塵埃付着を防止することを目的とする。
従来、例えばビデオ用テープカートリツジは、
これを磁気記録装置に装填すると、その本体ケー
ス内に磁気記録装置側の光検出用ランプが挿入さ
れて、このランプの光がテープの両端に接続され
た透明なリーダーテープを透過して本体ケースの
側壁の光出口から外に出て磁気記録装置側のテー
プエンドセンサーに達し、テープの始端と終端を
検出するようになつている。
ところが、かかる検出用ランプから発する光を
ケース外に出すための光出口は本体ケースの側壁
に開口された状態のままになつている。
このため不使用時において、テープの嫌う塵埃
がその光出口から侵入してテープに付着しやすい
問題があつた。
この考案は、かかる事実に着目して、テープカ
ートリツジの不使用時に本体ケース側壁の光出口
を防塵カバーで閉塞し、もつてテープの塵埃付着
を防止することを第一の目的とする。またその防
塵カバーの開閉は、本体ケースの前面に開閉自在
に装着されたテープ保護用の前蓋の開閉操作に連
動させて自動的に行えるようにすることを第二の
目的とするものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
図面はビデオ用テープカートリツジを例示して
あり、第1図ないし第3図においてテープカート
リツジの本体ケース1はプラスチツク製の上下ケ
ース2・3を蓋合せ状にねじ等で一体結合してな
り、その内部左右に一対のテープリール4・4を
下ケース3の底壁3aに開口された駆動軸挿入孔
5・5上に位置せしめて可回転に装備してある。
テープ6は両端に接続した透明なリーダーテープ
(図示せず)を介して両リール4・4に係止され、
一方のリール4からケース前面に繰り出されて他
方のリール4に巻取られる。本体ケース1の前面
にはローデイングピン挿入用のポケツト7をケー
ス内部方向に向けて入り込み状に形成し、このポ
ケツト7の上面は上ケース2の上壁2aの前端
で、前面は前蓋8でそれぞれ閉塞し、下面は開放
している。
本体ケース1の底壁3aの前方左右には、ラン
プ挿入孔10・10が開口され、左右側壁12・
12の前部には光出口14・14がランプ挿入孔
10・10と対向するよう開口されている。
前記前蓋8は本体ケース1の前面を左右間に亘
つて閉塞する前面板8aと、前面板8aの左右端
から後方に連出した左右側片8b・8bと、左右
側片8b・8bの内面に互いに内向き対向状に突
設した枢軸16・16とを有するプラスチツク成
形品であり、左右側片8b・8bが本体ケース1
の左右側壁12・12の前端部に外嵌して枢軸1
6・16が本体ケース側の軸受孔に嵌合し、本体
ケース1に対してこれの前面を閉じる姿勢と上向
きに開いた姿勢とに回動自在に枢支されている。
図上左側の枢軸16には、第4図に示すように、
コイルばねからなるばね部材17を嵌装してその
一端17aを上ケース2側に、他端17bを前蓋
8側にそれぞれ差し込み係止し、該ばね17で前
蓋8を前面板8aがテープ6の前面外側をカバー
する閉蓋姿勢に回動付勢している。そして、テー
プカートリツジの不使用時に前蓋8を閉蓋姿勢に
維持する閉蓋ロツク機構19が本体ケース1の前
方の左側壁に近接させて組付けられている。また
テープカートリツジの不使用時に本体ケース1の
光出口14を閉蓋する防塵手段が閉蓋ロツク機構
19に備えられている。
第5図ないし第8図はこの閉蓋ロツク機構19
の一実施例を示しており、まず前蓋8の左側片8
bから前面板8aの内側に回り込んで立上がる被
係合片20を連出し、この被係合片20と前面板
8aとの間に上下方向の被係合溝21を設け、こ
れら被係合片20と被係合溝21とで被係合部2
2を構成する。被係合片20は前面板8aから連
出してもよいものである。
本体ケース1側には、ケース底壁3aの内面に
垂直軸23を立設し、該軸23よりも前方位置に
おいてケース底壁3aに操作口24を設ける。こ
の操作口24は図示せるように切欠きであつても
よいが、貫通孔であつてもよい。
そしてロツク具25の後端ボス部26を垂直軸
23に上下動自在に嵌合し、垂直軸23の上端を
上ケース2から突設した軸受筒27に嵌合し、垂
直軸23の突出上部に嵌装したコイルばね28を
ボス部26の上面と軸受筒27との間で圧縮状態
にし、該ばね28でロツク具25これ全体を押下
げ付勢する。この押下げ付勢状態において、ロツ
ク具25の先端の係合部29が閉蓋婆勢にある前
蓋8の前記被係合溝21に上方から嵌入して被係
合片20に係合し、かつロツク具25の前後中間
部位の横外側方に下向きに突設した被押圧部30
が前記操作口24内に嵌入して被押圧部30の下
端面30aがケース底壁3aの下面と面一(つら
いち)か僅かにケース内にあるものとするととも
に、ロツク具25の後端ボス部26から後方に一
体に突設した平板状の防塵カバー18が側壁12
の内面に近接対向して光出口14を閉塞するもの
とした。
被押圧部30はロツク具25の横外側方に位置
させ、被押圧部30を操作口24の内奥側面24
aに接当させてロツク具25の上昇時に、これの
先端係合部29が垂直軸23まわりにケース内方
側へ回動することを規制することができる構造と
なつているが、この内奥側面24aは必ずしも必
要ではなく、ロツク具25の構造に応じて、例え
ばロツク具25の前後中間部位の下面から被押圧
部30をそのまま下向きに突設して直下の操作口
24に嵌入するようにしてもよい。
しかるときは、圧縮コイルばね28でロツク具
25は下向きのロツク位置に常時押下げ付勢され
ているので、ロツク具25の先端係合部29が閉
蓋姿勢にある前蓋8の被係合部22に上方から係
合し、テープカートリツジの不使用時に前蓋8が
枢軸16まわりに上開き回動することを阻止する
とともに、防塵カバー18による光出口14の閉
塞状態を維持する。だが、テープカートリツジを
磁気記録装置に挿込み装填すると、磁気記録装置
側の操作部材31が第8図に示すように、ケース
底壁3aの下方側からロツク具25の被押圧部3
0に接当作用し、ロツク具25これ全体を圧縮コ
イルばね28に抗して上方のロツク解除位置にま
で押し上げ、これでロツク具25の先端係合部2
9が前蓋8の被係合部22から抜け外れてロツク
が解除されるとともに、防塵カバー18の一部に
開口した透孔18aが光出口14と合致し、該光
出口14が開けられる。磁気記録装置側の光検出
用ランプがケース底壁3aのランプ挿入孔10を
介して本体ケース1内に挿入され、そのランプか
らの光がテープ6の両端の透明リーダーテープ部
分を透過し、光出口14を通つて磁気記録装置側
のスタートセンサーおよびエンドセンサーに達
し、これでテープ6の始端と終端とを検出するこ
とになる。また磁気記録装置側の図外の蓋開き操
作レバーが前蓋8の前面板8aの下端に接当作用
し、前蓋8がばね部材17に抗して上向き回動し
て開く。
因に、前蓋8が開くと、第2図に示すように磁
気記録装置側のテープローデイングピンaが前記
ポケツト7の左右にケース下方側から突入して
き、これらテープローデイングピンaが図中符号
A・Bで示す矢視方向に移動してテープ6をケー
ス前方に位置する磁気記録装置側の回転ヘツドに
巻付ける。
図示例のテープカートリツジの全容は以上のよ
うになつているが、この考案はこれに限られるも
のではない。
例えば、とくに防塵カバー18について言う
と、第9図に示すように透孔18aを有しない形
状に形成して、前蓋8の閉じ姿勢を維持するよう
ロツク具25がロツク位置にあるときこの防塵カ
バー18によつて光出口14を閉じ、ロツク具2
5がロツク解除位置に上動すると同時にこの防塵
カバー18が光出口14から上方に移動して光出
口14が開けられるようにしてもよい。また、防
塵カバー18を有するロツク具25を本体ケース
1内の左右両端に装備して左右の光出口14・1
4をその防塵カバー18・18で開閉するように
してもよい。更に防塵カバー18はロツク具25
と一体に形成するに代え、ロツク具25とは別体
に構成してロツク具25と一体に上下動するよう
ロツク具25と連結してもよい。
また、前蓋8の閉蓋ロツク機構19について言
うと、第10図において前蓋8の前面板8aの内
面から倒L字形状の被係合片20を突設して下向
きに開口する被係合溝21を形成し、これら被係
合片20と被係合溝21とで被係合部22を構成
する。そのロツク具25の前後中間部は横軸33
で枢支し、ロツク具25の先端係合部29を該軸
33を支点として上下揺動自在にしたうえで、先
端係合部29が前蓋8の被係合部22に下方から
係合する姿勢にばね部材28で押上げ付勢し、ロ
ツク具25の後端の被押圧部30をケース底壁3
aの操作口24に臨ませる。そして、前蓋8の前
面板8aの下端に切欠き部34を設け、テープカ
ートリツジが正しく磁気記録装置に装填されたと
きのみ、誤装填防止用を兼ねた磁気記録装置側の
操作部材31が前方から相対的に案内されて切欠
き部34に合致して被押圧部30の傾斜面35に
接当し、これでロツク具25の被押圧部30を突
き上げて先端係合部29をばね部材28に抗して
下方のロツク解除位置に動かすようにしてもよ
い。
その他、ばね部材28は図示例の圧縮コイルば
ねに代えて引張りばねや板ばねを使用することも
考えられるし、ロツク具25これ自体から舌片状
の弾性片を一体に連設して該弾性片がばね作用を
するものであつてもよい。また、前蓋8の被係合
部22が例えば左右の一側片8bの外表面に形成
され、ロツク具25の係合部29が本体ケース外
に出て該被係合部22に係合する形態であつても
よい。また、磁気記録装置側の操作部材31が操
作口24を蓋する可動部材を介してロツク具25
の被押圧部30に間接的に接当作用するようにし
てもよい。
また、カバーのロツク解除方向は、上下方向に
限らず左右方向であつてもよい。ランプ挿入孔1
0もケース底壁3aの前方の左右中央部に一箇所
設けた形態であつてもよい。
以上説明したように、この考案のテープカート
リツジは、不使用時に本体ケース1の側壁12に
設けた光出口14を防塵カバー18で閉塞するよ
うにしたものであるから、光出口14から本体ケ
ース内に塵埃が侵入するのを確実に防止できる。
また、この防塵カバー18は閉蓋ロツク機構19
による前蓋8の開閉操作に連動して開閉するよう
にしてあるので、防塵カバー18の開閉操作が自
動的に行えるとともに、防塵カバー18の開閉機
構全体の構造の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るテープカートリツジの
一実施例を示す全体の外観斜視図、第2図はその
内部を示す全体平面図、第3図は第2図における
X−X線断面図、第4図は前蓋を閉蓋付勢するた
めのばね部材の装着要領を示す縦断側面図、第5
図は前蓋の閉蓋ロツク機構部分の斜視図、第6図
はその要部平面図、第7図は第6図におけるY−
Y線断面図、第8図は前蓋が開いた状態での第7
図に相当する縦断側面図である。第9図は閉蓋ロ
ツク機構部分の別実施例を示す縦断側面図であ
る。第10図は閉蓋ロツク機構部分の更に他の別
実施例を示す要部の縦断側面図である。 1……本体ケース、2……上ケース、3……下
ケース、3a……ケース底壁、4……テープリー
ル、6……磁気テープ、7……テープローデイン
グピンが入るポケツト、8……前蓋、10……ラ
ンプ挿入孔、14……光出口、16……前蓋の枢
軸、17……前蓋を閉蓋付勢するためのばね部
材、18……防塵カバー、19……前蓋の閉蓋ロ
ツク機構、20……前蓋側の被係合片、21……
前蓋側の被係合溝、22……前蓋側の被係合部、
23……軸、24……操作口、25……ロツク
具、26……ロツク具のボス部、28……ばね部
材、29……ロツク具の係合部、30……ロツク
具の被押圧部、31……磁気記録装置側の操作部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端に透明なリーダーテープが接続されたテー
    プ6が巻かれるテープリール4を内装した本体ケ
    ース1の底壁3aに、磁気記録装置側の検出用ラ
    ンプが挿入されるランプ挿入孔10を設けるとと
    もに、該検出用ランプから発してリーダーテープ
    を透過する光をケース外に放出させる光出口14
    を、本体ケース1の左右の少なくとも一側壁12
    に設け、本体ケース1の前面側に、この前面を閉
    塞する前蓋8を開閉自在に装着したテープカート
    リツジにおいて、 前蓋8に被係合部22を設け、該被係合部22
    に係脱自在に係合する係合部29を有するロツク
    具25を本体ケース1内に装置し、該ロツク具2
    5は、係合部29が閉蓋姿勢にある前蓋8の被係
    合部22に係合するロツク位置と、係合部29が
    前蓋8の被係合部22から外れたロツク解除位置
    とにわたつて移動するよう支持されるとともに、
    係合部29が常時ロツク位置の方向に移動するよ
    う付勢されており、またロツク具25はこのロツ
    ク具25と一体に移動する防塵カバー18および
    被押圧部30を有し、防塵カバー18は前蓋8が
    閉蓋姿勢にあるとき前記光出口14を閉じるよう
    前記側壁12に近接対向状に配置され、被押圧部
    30は本体ケース1に設けた操作口24に臨むよ
    う設けられ、該操作口24を介して本体ケース外
    から磁気記録装置側の操作部材31でロツク具2
    5の被押圧部30が押圧されて係合部29がロツ
    ク解除位置に押し動かされるとともに、防塵カバ
    ー18が光出口14から退けられて該光出口14
    が開けられるようにしたことを特徴とするテープ
    カートリツジ。
JP2472082U 1982-02-22 1982-02-22 テ−プカ−トリツジ Granted JPS58127465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2472082U JPS58127465U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 テ−プカ−トリツジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2472082U JPS58127465U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 テ−プカ−トリツジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58127465U JPS58127465U (ja) 1983-08-29
JPS6312456Y2 true JPS6312456Y2 (ja) 1988-04-09

Family

ID=30036712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2472082U Granted JPS58127465U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 テ−プカ−トリツジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58127465U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58127465U (ja) 1983-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6349910Y2 (ja)
KR900010771Y1 (ko) 테이프 카셋트
US4504028A (en) Recording tape cartridge
JPS6312456Y2 (ja)
JPS6037738Y2 (ja) テ−プカセツト
GB2252959A (en) Tape cassette housing
JPS6020214Y2 (ja) 磁気テ−プカ−トリツジ
JPS6331259Y2 (ja)
JPS6312459Y2 (ja)
JPS6020210Y2 (ja) 磁気テ−プカ−トリツジ
JPS6020218Y2 (ja) テープカートリッジ
JPS6312442Y2 (ja)
JPS6112627Y2 (ja)
JPS6349909Y2 (ja)
JPS626617Y2 (ja)
JPS6316834B2 (ja)
JPS6316827B2 (ja)
JPS6037740Y2 (ja) 小型テ−プカセツト用アダプタ
JPS6048821B2 (ja) テ−プカセットのリ−ル機構
JPS6312452Y2 (ja)
JPH0146942B2 (ja)
JPS6341665Y2 (ja)
JPS6112623Y2 (ja)
JPS6325555Y2 (ja)
US6962303B2 (en) Recording tape cartridge