JPH07121740B2 - 箱型パレット - Google Patents
箱型パレットInfo
- Publication number
- JPH07121740B2 JPH07121740B2 JP4305839A JP30583992A JPH07121740B2 JP H07121740 B2 JPH07121740 B2 JP H07121740B2 JP 4305839 A JP4305839 A JP 4305839A JP 30583992 A JP30583992 A JP 30583992A JP H07121740 B2 JPH07121740 B2 JP H07121740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- post
- pallet
- base frame
- posts
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、荷を収容して、フォー
クリフト、クレーンなどで持ち上げ、そして荷を運搬す
る際に使用する箱型パレットに関するものである。
クリフト、クレーンなどで持ち上げ、そして荷を運搬す
る際に使用する箱型パレットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】箱型パレットは、通常キャスターが付い
ていて、移動できるようになっており、そのためパレッ
トを積み重ねて空荷で回送する場合、キャスターが回転
し、積み重ねが崩れやすい。そのため従来は、積み重ね
たパレット間に桁材を配したり、あるいは各キャスター
に枠材を嵌たりして行っている。
ていて、移動できるようになっており、そのためパレッ
トを積み重ねて空荷で回送する場合、キャスターが回転
し、積み重ねが崩れやすい。そのため従来は、積み重ね
たパレット間に桁材を配したり、あるいは各キャスター
に枠材を嵌たりして行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のようにパレット
の積み重ねに際し、各パレット間に桁材を配したり、キ
ャスターに枠材を嵌めて行う方式であると、パレットに
常に桁材あるいは枠材が附随してなければならないので
取り扱いが不便である。
の積み重ねに際し、各パレット間に桁材を配したり、キ
ャスターに枠材を嵌めて行う方式であると、パレットに
常に桁材あるいは枠材が附随してなければならないので
取り扱いが不便である。
【０００４】また、特に重い荷を積んだパレットを運搬
する場合、トラック等への積載はフォークリフトにてパ
レットの底面より持ち上げねばならなかった。
する場合、トラック等への積載はフォークリフトにてパ
レットの底面より持ち上げねばならなかった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、パレッ
トの底にキャスターより短い長さの脚を設け、パレット
の各支柱ポストを本体部分より長くし、その上端に前記
脚用の受座を形成し、パレットを積み重ねる際に使用す
るようにした。そしてさらに、積み重ねおよび保管の際
に嵩ばらないようにするために各ポストを折塁めるよう
にするとともに、ポストの直立時には逆に倒れないよう
にクランプ具にて固定できるようにしてあり、また作業
を大幅に合理化できるように底板を開いて運搬資材を下
に流し出せるようにした。
トの底にキャスターより短い長さの脚を設け、パレット
の各支柱ポストを本体部分より長くし、その上端に前記
脚用の受座を形成し、パレットを積み重ねる際に使用す
るようにした。そしてさらに、積み重ねおよび保管の際
に嵩ばらないようにするために各ポストを折塁めるよう
にするとともに、ポストの直立時には逆に倒れないよう
にクランプ具にて固定できるようにしてあり、また作業
を大幅に合理化できるように底板を開いて運搬資材を下
に流し出せるようにした。
【０００６】さらに、各四隅のポストを基部にて堅固に
保持させ、かつ上端に吊下げ用のリングを配すること
で、各現場に常備されているクレーンを使用して、パレ
ットの持ち上げが安全に行なえるようにした。
保持させ、かつ上端に吊下げ用のリングを配すること
で、各現場に常備されているクレーンを使用して、パレ
ットの持ち上げが安全に行なえるようにした。
【０００７】
【実施例】次に図面に示す実施例に従って本発明を説明
する。
する。
【０００８】方形の各四隅に直立させたポスト（柱）１
〜４の下端は、パレット底面の周囲に位置するベースフ
レーム５上に固定されてあり、さらにポスト間には、側
板としてメッシュ板６あるいはベニヤ板がポストに設け
た受け板、あるいは溝等に係合されて脱着自在に固定さ
れている。底面には、底板７が、そ の一側縁がベースフ
レームの一側に軸着され、その底板の他側縁の下面がベ
ースフレームの他側でピン８にて支持されている。ベー
スフレーム５のコーナー近辺には、下面に凹部９を有す
る脚１０が各コーナーに垂設されている。さらに各ポス
ト１〜４の上端には、この各脚１０の凹部９が係合する
棒状の受け座１１が水平に固定されている。そして必要
に応じこのポストの先端には吊り上げのためのワイヤー
係止用のリング１２を固定してある。各ポスト１〜４の
下端は、第２図、第３図に示すように、ベースフレーム
５に固定され、一定方向回り（矢印方向）に、順次、次
のポスト方向、即ちポスト１は ポスト２方向、ポスト２
はポスト３方向が開口したコの字型保持枠１３により保
持されている。そしてこの保持枠１３の両側壁にはＬ字
型の貫通孔１４が設けられており、ポスト１〜４の下端
に水平方向に突設した軸１５が係合している。さらにこ
の軸１５には、リング１６が遊嵌され、このリングとベ
ースフレーム５の下面に位置する偏心カム１７とがベー
スフレーム５を貫通するロッド１８により連結され、こ
の偏心カム１７に設けたハンドル１９を回動させること
によりポストの軸１５がクランプされるようにしてあ
る。ハンドル１９が逆に回転されてクランプが解除され
ると、ポスト１〜４はＬ字型貫通孔１４内を上部に移動
して浮かすことにより、コの字型保持枠１３の開口部方
向に各ポストを順次反時計回りに倒すことができるよう
になる。また、底板７はピン８を抜くことにより支持が
解除され、他側の軸着縁を軸として下方に旋回し、パレ
ット底面を開放できるようになっている。さらに、パレ
ットを積み重ねた時には、底面の脚１０の凹部９がポス
ト１〜４の上端に固定した受け座１１に係合し、安定し
た積み重ねが可能となる。さらにまた、必要に応じて底
面にパレット走行用のキャスターを付ける場合には、積
み重ねた際に、キャスターが側板７に接触しないように
受座１１を固定した各ポストの先端を長く形成しておく
と良い。
〜４の下端は、パレット底面の周囲に位置するベースフ
レーム５上に固定されてあり、さらにポスト間には、側
板としてメッシュ板６あるいはベニヤ板がポストに設け
た受け板、あるいは溝等に係合されて脱着自在に固定さ
れている。底面には、底板７が、そ の一側縁がベースフ
レームの一側に軸着され、その底板の他側縁の下面がベ
ースフレームの他側でピン８にて支持されている。ベー
スフレーム５のコーナー近辺には、下面に凹部９を有す
る脚１０が各コーナーに垂設されている。さらに各ポス
ト１〜４の上端には、この各脚１０の凹部９が係合する
棒状の受け座１１が水平に固定されている。そして必要
に応じこのポストの先端には吊り上げのためのワイヤー
係止用のリング１２を固定してある。各ポスト１〜４の
下端は、第２図、第３図に示すように、ベースフレーム
５に固定され、一定方向回り（矢印方向）に、順次、次
のポスト方向、即ちポスト１は ポスト２方向、ポスト２
はポスト３方向が開口したコの字型保持枠１３により保
持されている。そしてこの保持枠１３の両側壁にはＬ字
型の貫通孔１４が設けられており、ポスト１〜４の下端
に水平方向に突設した軸１５が係合している。さらにこ
の軸１５には、リング１６が遊嵌され、このリングとベ
ースフレーム５の下面に位置する偏心カム１７とがベー
スフレーム５を貫通するロッド１８により連結され、こ
の偏心カム１７に設けたハンドル１９を回動させること
によりポストの軸１５がクランプされるようにしてあ
る。ハンドル１９が逆に回転されてクランプが解除され
ると、ポスト１〜４はＬ字型貫通孔１４内を上部に移動
して浮かすことにより、コの字型保持枠１３の開口部方
向に各ポストを順次反時計回りに倒すことができるよう
になる。また、底板７はピン８を抜くことにより支持が
解除され、他側の軸着縁を軸として下方に旋回し、パレ
ット底面を開放できるようになっている。さらに、パレ
ットを積み重ねた時には、底面の脚１０の凹部９がポス
ト１〜４の上端に固定した受け座１１に係合し、安定し
た積み重ねが可能となる。さらにまた、必要に応じて底
面にパレット走行用のキャスターを付ける場合には、積
み重ねた際に、キャスターが側板７に接触しないように
受座１１を固定した各ポストの先端を長く形成しておく
と良い。
【０００９】
【発明の効果】本発明は以上のように構成してあるの
で、パレットを積み重ねた場合に脚と受座との係合によ
り非常に安定した積み重ねができ、また側板を取り外
し、各ポストを重ならずに倒して薄く折り塁こめるので
嵩ばらずに保管ができる。また底板を開放できるので、
運搬資材を下に流し出せ、作業の大幅な合理化も図れ
る。
で、パレットを積み重ねた場合に脚と受座との係合によ
り非常に安定した積み重ねができ、また側板を取り外
し、各ポストを重ならずに倒して薄く折り塁こめるので
嵩ばらずに保管ができる。また底板を開放できるので、
運搬資材を下に流し出せ、作業の大幅な合理化も図れ
る。
【００１０】さらに各四隅のポストは基部が保持枠にて
堅固に固定されるので、この各ポスト上端に吊下げ用の
ワイヤーを係止して持ち上げてもポストが傾き、パレッ
トが再使用不能となることが無い。したがって、現場に
常備されたクレーン等で容易にパレットの持ち上げ作業
が可能である。
堅固に固定されるので、この各ポスト上端に吊下げ用の
ワイヤーを係止して持ち上げてもポストが傾き、パレッ
トが再使用不能となることが無い。したがって、現場に
常備されたクレーン等で容易にパレットの持ち上げ作業
が可能である。
【図１】斜視図
【図２】ポストのクランプ部の拡大図
【図３】部分斜視図
Claims (3)
- 【請求項１】 四隅に直立させた各ポスト間に側板が脱
着自在に固定されており、各ポストの下端がパレット底
面の周囲に位置するベースフレーム上で、ポストが折り
畳めるように、順次、次のポスト方向が開口したコの字
型保持枠内に係合されて保持され、かつこの保持枠の両
側壁に設けたＬ字型の貫通孔にポスト下端に水平方向に
突設した軸が回動自在に係合し、さらにこの軸がクラン
プされて固定できるようになっている箱型パレット。 - 【請求項２】 底板の一側縁がベースフレームの一側に
軸着され、対向する他側縁がベースフレームの対向する
他側でピン止めされてなり、底を開くことができるよう
になっている請求項１記載の箱型パレット。 - 【請求項３】 各四隅のポストの上端に水平な棒状の受
け座を有し、ベースフレームの各四隅の下面に前記受け
座に係合する凹部を有する脚が垂設されてなる請求項１
記載の箱型パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4305839A JPH07121740B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 箱型パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4305839A JPH07121740B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 箱型パレット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127548A JPH06127548A (ja) | 1994-05-10 |
| JPH07121740B2 true JPH07121740B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=17949997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4305839A Expired - Lifetime JPH07121740B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 箱型パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121740B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI123448B (fi) * | 2009-08-19 | 2013-05-15 | Hartwall K Oy Ab | Häkki tavaroiden käsittelyä tai säilyttämistä varten |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4305839A patent/JPH07121740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06127548A (ja) | 1994-05-10 |
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