JP3485395B2 - 折り畳み式通い容器の収納コンテナー - Google Patents

折り畳み式通い容器の収納コンテナー

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JP3485395B2
JP3485395B2 JP24679395A JP24679395A JP3485395B2 JP 3485395 B2 JP3485395 B2 JP 3485395B2 JP 24679395 A JP24679395 A JP 24679395A JP 24679395 A JP24679395 A JP 24679395A JP 3485395 B2 JP3485395 B2 JP 3485395B2
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英憲 森川
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株式会社森川ゲージ製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は折り畳み式通い容器
の収納コンテナーに関する。折り畳み式通い容器(フレ
キシブルコンテナーともいう)は、粉粒体の輸送貯蔵を
目的としたもので、ゴムや合成樹脂製等の可撓性をもつ
素材で製作した、繰り返し使用される容器である。図
は上記折り畳み式通い容器の一例を示す説明図であ
り、101 はゴムや合成樹脂の可撓性シートで作成した円
筒状の収納部で、その上面には開閉可能な供給口102 が
設けられ、下面には開閉可能な排出口103 が設けられて
いる。また、収納部101 の外周には荷役用の吊上げ金具
104 が取付けられている。粉粒体を詰める場合は、排出
口103 を閉じておいて供給口102 から粉粒体を供給すれ
ばよく、一杯に充填されると、供給口102 を閉じ、輸送
に供される。輸送に際しては、クレーン等で吊上げ、図
11に示すようにトラック等で多数個がまとめて輸送さ
れる。輸送先では、排出口103 を開いてなかの粉粒体を
排出する。そして、折り畳み式通い容器は次の使用に備
えるため、折り畳まれて、トラック等に積まれ運搬され
る。このように、粉粒体を詰めた通い容器、あるいは空
の折り畳まれた通い容器を効率良く運搬できれば好まし
い。かかる用途に用いられるのが、本発明の収納コンテ
ナーである。
【0002】
【従来の技術】従来より、穀物や樹脂類等の粉粒体を通
い容器に充填状態で運送する場合も、空の折り畳み状態
の通い容器を運送する場合も両用できる収納コンテナー
は存しなかった。そのため、粉粒体を充填した通い容器
を荷崩れしないようにトラック等に積み込むことが困難
であったり、空の通い容器を多数折り畳んでまとめて運
搬することが困難であって、荷役作業の効率が低かっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
み、空の折り畳んだ何枚もの通い容器を荷崩れしないよ
うに、かつ少ない労力で効率よく運送でき、しかも粉粒
体の充填状態における通い容器を収納して輸送すること
も可能であり、さらにそれ自体が不使用時にはコンパク
トに格納され、格納状態と使用状態との組替え作業が手
際よく容易に行える収納コンテナーを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の収納コンテナ
ーは、平面視で四角形の台座と、該台座の四隅に1本ず
つ立設された支持ポストと、前記台座の四辺に対応付け
て設けられた4枚の柵と、前記各柵の両側の脚柱におけ
る基部に、それぞれ前記支持ポストの方向に向けて突出
させて取付けたピンと、該ピンの先端に相対回転を許容
するように取付けたスライダとからなる柵側支点機構
と、前記各支持ポストに2組ずつ設けられており、前記
柵側支点機構のスライダの昇降をガイドし、かつ前記ピ
ンの通過を許容する長孔を形成したガイド筒と、前記各
柵の両側の脚柱における基部より上方に、支持ポスト側
に向けて出没自在に取付けられた係止ピンと、前記支持
ポストに形成された前記係止ピンの挿入抜去を許容する
係止孔とからなる柵係止機構とからなることを特徴と
る。請求項1の発明において、前記台座が、フォークリ
フトのフォークを該台座の四辺から挿入可能なフォーク
ポケットを有していることが好ましい
【0005】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る
収納コンテナーAの斜視図、図2は同収納コンテナーA
の正面図、図3は同収納コンテナーAの平面図である。
【0006】図1〜3において、1は台座であり、四角
形の枠体2と該枠体2の内部に張り渡された縦横の桟3
を有している。枠体2の4辺の下面には支持棒4で4本
の帯板5が取付けられており、この4枚の帯板5の各隅
部と前記枠体2の各隅部が、それぞれ4本の支持ポスト
7に結合されている。そして、枠体2と帯体5との間の
空間がフォークリフトのフォークを挿入するフォークポ
ケット6となっている。このフォークポケット6は台座
1の四辺から挿入できるので、フォークリフトによる荷
役作業が任意の方向から可能であり、荷役作業が高めら
れる。 前記台座1の四辺に対応させて4枚の
柵10が設けられている。この柵10はパイプをU字状に折
り曲げ、帯板10aで適所を連結したものであるが、これ
に網を張ってもよく、また板状のものにしてもよい。
【0007】前記柵10は起立倒伏可能に構成されてお
り、つぎにその構造を説明する。 図4は支持ポス
ト7まわりの縦断面図、図5は図4のV〜V線断面図、
図6は図4のVI〜VI線断面図である。図4〜6に示すよ
うに、支持ポスト7はアングル材からなる支柱で、内側
に断面四角形のパイプで構成したガイド筒20が2組固定
されている。このガイド筒20の前面には、後述するピン
13が通過する長孔21が上下に長く形成されている。一
方、柵10の両側の脚柱11には柵側支点機構が取付けられ
ている。すなわち、前記脚柱11における基部には筒状ナ
ット12が溶接等で固定され、この筒状ナット12にピン13
の雄ネジ部13bが螺合され、溝付座金14を介して強固に
取付けられている。そして、ピン13の先端部13aは前記
長孔21を通って前記ガイド筒20へ挿入され、スライダ15
を係合している。このスライダ15とピン先端部13aとは
相対回転自在であり、スライダ15はガイド筒20内を昇降
自在である。したがって、柵10を倒す場合の倒伏支点位
置をガイド筒20の長さの範囲内で、上下に自由に変更す
ることができる。
【0008】前記柵10の両側の脚柱11における下端より
上方の位置には柵係上機構が取付けられている。図4お
よび図6に示すように、脚柱11のやや上方には、パイプ
16が固定され、このパイプ16に係止ピン17が挿入されて
いる。この係止ピン17にはハンドル17hが取付けられて
いる。18は位置決め金具で柵10の脚柱11に固定されてお
り、第1溝18aと第2溝18bが形成されている。ハンド
ル17hを第1溝18aに挿入した状態が差込み位置であ
り、第2溝18bに挿入した状態が抜去位置である。19は
ピン17の抜け止め用に取り付けたボルトである。一方、
支持ポスト7の上端部には平面視L字形の係止板22が固
定され、この係止板22には係合孔23が形成されている。
前記ピン17をこの係合孔23に挿入すると前記柵10は倒伏
不能に係止され、矢印aで示すように抜去すると自由に
倒伏させることができる。
【0009】図7は柵10を起立させた状態で柵10同士を
結合する拘束金具であり、各柵10の脚柱11の上端部に取
付けられている。各柵10の脚柱11にピン24を取付け、一
方のピン24に拘束金具25を軸支させ、拘束金具25の他端
には係合溝26が形成されている。柵10を立てて使用する
ときは、拘束金具25を他方のピン24に掛けておけば、隣
り合う柵10同士が拘束され、ピン24から外せば、柵10を
自由に倒すことができる。
【0010】図8は4枚の柵10の展開した状態と折り畳
んだ状態の平面図、図9は4枚の柵10を折り畳んだ状態
の正面図である。図8に符号10″で示すように柵10を外
側へ倒すときは、前記拘束金具25を外しピン17を抜去す
ると、各柵10を任意の順番で倒すことができる。図8〜
9に符号10′で示すように、各柵10を内側に順に倒すと
きは先に倒した下側の柵10の上に後から倒す柵10を水平
に置く為には、倒すべき柵10の支点を下側の柵10の上面
より上に位置させなければならない。そうでなければ下
側の柵10が邪魔になって上面側に倒すべき柵10が斜めに
なってしまい、コンパクトに格納できないからである。
本発明では、図4〜5に基づき説明したように、柵10の
支点機構であるピン13およびスライダ15はガイド筒20内
を矢印Uで示すように昇降自在であるので、柵10を持ち
上げるだけで倒伏支点を上方に移動させられる。このた
め後順位で倒す柵10ほど、上方に持ち上げてから倒す
と、図9に示すように全て水平に折り畳むことができ
る。したがって、折り畳む順序も決まった順でなくてよ
く、任意の順で4枚の柵10を折り畳むことができるの
で、作業が迅速に行える。
【0011】なお、図2に示すように支持ポスト7には
クレーン等で吊り上げるための吊金具25を取付けておけ
ば、フォークリフトで荷役するだけでなく、クレーンに
よる荷役も可能となるので、荷役手段の選択の幅が広が
り好ましい。また、支持ポスト7の下面にはキャスター
(図示省略)を取付けておくと、収納コンテナーAに空
の折り畳み容器等を入れた状態で、作業員が押して運
べ、トラック等の近くへ移動させる等の使用が可能とな
るので、荷役効率が向上する。
【0012】上記本実施形態の収納コンテナーAでは、
図1に示すように4枚の柵10を立てて、係止ピン13と拘
束金具25で各柵10を立てた状態で拘束にすると、その内
部に、粉粒体を充填した通い容器をおいた場合も、空の
折り畳んだ通い容器を積み重ねた場合も荷崩れしないの
で、荷役が効率よく行える。なお、通い容器を積み込ん
だり、取り出したりするときは、図8に符号10″で示す
ように各柵10を外に開けばよく、内部に通い容器を置い
て柵を立てるときは既述のごとく、4枚の柵10の立てる
順序は任意であるので、作業が短時間で行える。そし
て、図9に示すように各柵10を折り畳むと、非常にコン
パクトになり、収納コンテナーそのものの運搬保管の容
易に行える。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、空の折り畳んだ何枚も
の通い容器を荷崩れしないように、かつ少ない労力で効
率よく運送でき、しかも粉粒体の充填状態における通い
容器を収納して輸送することも可能であり、さらにそれ
自体が不使用時にはコンパクトに格納され、格納状態と
使用状態との組替え作業が手際よく容易に行える収納コ
ンテナーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る収納コンテナーA
の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る収納コンテナーA
の正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る収納コンテナーA
の平面図である。
【図4】支持ポスト7まわりの縦断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】拘束金具の説明図である。
【図8】4枚の柵の展開した状態と折り畳んだ状態の平
面図である。
【図9】4枚の柵を折り畳んだ状態の正面図である。
【図10】折り畳み式通い容器の一例を示す説明図であ
る。
【図11】通い容器100 をトラックで輸送する状態の説
明図である。
【符号の説明】
1 台座 6 フォークポ
ケット 7 支持ポスト 8 折り畳み支
柱 10 柵 15 スライダ 20 ガイド筒 30 前後一対の
柵 40 左右一対の柵

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視で四角形の台座と、 該台座の四隅に1本ずつ立設された支持ポストと、 前記台座の四辺に対応付けて設けられた4枚の柵と、 前記各柵の両側の脚柱における基部に、それぞれ前記支
    持ポストの方向に向けて突出させて取付けたピンと、該
    ピンの先端に相対回転を許容するように取付けたスライ
    ダとからなる柵側支点機構と、 前記各支持ポストに2組ずつ設けられており、前記柵側
    支点機構のスライダの昇降をガイドし、かつ前記ピンの
    通過を許容する長孔を形成したガイド筒と、 前記各柵の両側の脚柱における基部より上方に、支持ポ
    スト側に向けて出没自在に取付けられた係止ピンと、前
    記支持ポストに形成された前記係止ピンの挿入抜去を許
    容する係止孔とからなる柵係止機構とからなることを特
    徴とする折り畳み式通い容器の収納コンテナー。
  2. 【請求項2】前記台座が、フォークリフトのフォークを
    該台座の四辺から挿入可能なフォークポケットを有して
    いることを特徴とする請求項1記載の収納コンテナー。
JP24679395A 1995-04-28 1995-08-31 折り畳み式通い容器の収納コンテナー Expired - Lifetime JP3485395B2 (ja)

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