JP2002160795A - 粉粒体収納コンテナとその搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置 - Google Patents

粉粒体収納コンテナとその搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置

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JP2002160795A
JP2002160795A JP2000357419A JP2000357419A JP2002160795A JP 2002160795 A JP2002160795 A JP 2002160795A JP 2000357419 A JP2000357419 A JP 2000357419A JP 2000357419 A JP2000357419 A JP 2000357419A JP 2002160795 A JP2002160795 A JP 2002160795A
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Fuminari Sugimoto
文成 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送パレットの下降動作だけでフレキシブル
コンテナの排出管の開放ができる粉粒体収納コンテナと
その搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置を提
供すること。 【解決手段】 本発明に係る粉粒体収納装置は、フレキ
シブルコンテナ20の下部の排出管23を折り畳んで、
搬送パレット30の底板361上に載置し、底板361
を底板連結軸366によりリンク362に接続して、フ
ォークリフト70の下降動作によりリンク362をダン
プ車60のあおり板61に当接することにより、底板3
61を横方向に移動させ、支持桿37から外して底板3
61を下方に開放し、その結果、排出管23も下方に延
出させて粉粒体を排出するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体を収納する
粉粒体収納コンテナと、該粉粒体収納コンテナを収納し
て保持する金属製の搬送パレットとを組み合わせた粉粒
体収納装置に関し、特に、粉粒体収納コンテナから粉粒
体をダンプ車の荷台やホッパなどに移載するに際して、
搬送パレットの底板をワンタッチで開放して粉粒体を粉
粒体収納コンテナから排出できるようにした粉粒体収納
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セメントや食品原料などの粉体
や、樹脂ペレットなどの粒体を収納し、運搬するため
に、合成樹脂あるいは合成ゴム製の柔軟性のある材料で
袋状に形成した所謂フレキシブルコンテナが、その収納
性の良さ、運搬性の利便性などから粉粒体収納コンテナ
として利用されている。
【0003】例えば、図9に示すように、粉粒体を収納
したフレキシブルコンテナ520の上部に取り付けられ
た吊りロープ525をフォークリフト70のフォーク7
1に引っかけて、マスト72を伸ばしてフォーク71を
上昇させることによりフレキシブルコンテナ520を吊
り上げ、フォークリフト70で運搬することが行われて
いる。しかし、このような吊りロープ525を引っかけ
て運搬する方法では、フレキシブルコンテナ520の背
丈より高いスペースを必要とし、高さ制限のある建屋や
工場では使用が困難であった。運搬のためだけであれ
ば、フレキシブルコンテナを平パレットに載置して、こ
の平パレットにフォークリフトのフォークを差し込むこ
とにより、高さを高くせずに運搬することができるが、
収納物である粉粒体を目的の場所に排出するときには、
フレキシブルコンテナの底部の排出口を開かなければな
らず、この時にはフレキシブルコンテナを吊り上げる必
要があり、高さが必要である。
【0004】そこで、図10に示すように、粉粒体収納
コンテナであるフレキシブルコンテナ520と搬送パレ
ットであるスチールフレーム530とを組み合わせた特
殊コンテナ510も利用されている。すなわち、従来の
スチールフレーム530は、L字状のアングル材で構成
し、下部にフォークリフト70の爪71を挿入する挿入
口を有するベース部材535と、該ベース部材535の
四隅に立設された縦フレーム531と、該縦フレーム5
31を横方向で連結する横部材532ならびにX字状に
連結する補強部材533とから構成されている。
【0005】このスチールフレーム530の四隅の縦フ
レーム531内に、下方に細い筒状の排出管523を有
するフレキシブルコンテナ520が収納され、該排出管
523の先端はベース部材535に設けたレバー538
とベース部材535とにより、排出管523を挟んで、
収納物である粉粒体の流出を止めるように構成されてい
る。
【0006】したがって、粉粒体を一旦このフレキシブ
ルコンテナ520に収納し、該粉粒体をダンプ車あるい
はホッパに排出する場合は、このレバー538を操作す
る人手が必要となり、しかもその位置はダンプ車の荷台
やホッパの投入口などの高い位置となるため、フォーク
リフト70の運転者が一旦フォークリフト70から降り
て、ダンプ車の荷台のあおり板などによじ登って上記レ
バー538を操作しなければならないという煩わしさが
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、あおり板な
どによじ登って上記レバーを操作することは危険な作業
であり、これを避けるためにレバーに紐を取り付け、こ
の紐を引くことにより排出管を開放することも行われて
いるが、開閉機構が複雑となってスチールフレームが高
価なものとなる問題がある。そこで、フォークリフトの
フォークを回転させてフレキシブルコンテナを反転させ
て粉粒体を上部の注入口から排出する方法も採られてい
るが、この場合は、フォークが回転する特殊な回転フォ
ークリフトが必要となり、また、排出された粉粒体が飛
散し、フォークリフトの運転者や周囲の作業者がそれを
吸い込む恐れがあるなどの問題がある。
【0008】そこで、本発明は、かかる課題を解決すべ
く、搬送パレットの下降動作だけでその底板を開放させ
ることによりフレキシブルコンテナの排出管の開放がで
きる、粉粒体収納コンテナとその搬送パレットとを組み
合わせた粉粒体収納装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る粉粒体収納
コンテナとその搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収
納装置は、粉粒体を収納するための、上部に注入口を有
し、底部に排出口を有する袋状の粉粒体収納コンテナ
と、該粉粒体収納コンテナを収納して保持する金属製搬
送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置において、
前記粉粒体収納コンテナの排出口を長尺で柔軟性のある
筒状の排出管に形成し、前記搬送パレットの底部に開閉
可能な底板を設けて、該底板上に前記粉粒体収納コンテ
ナの排出管を折り畳んで載置するようにしたことを特徴
とする。
【0010】よって、粉粒体収納コンテナの筒状の排出
管を,単に折り畳んでおき、その状態を保って、搬送パ
レットの底板をあてがい、該底板を閉止すれば、粉粒体
収納コンテナ内に粉粒体を入れるとその自重により、折
り畳んだ排出管を底板側に押さえ込み、何ら他からの力
を加える必要がなく排出管を閉鎖することができ、該排
出管を開放する場合も、単に底板を開放して排出管への
保持力を逃がすのみで、内容物である粉粒体の自重によ
り排出管を伸ばし広げて排出することができる。したが
って、粉粒体の収納、搬送、排出が容易に短時間で可能
となり、作業能率を向上させることができる。
【0011】また、本発明に係る粉粒体収納コンテナと
その搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置は、
前記搬送パレットの底板が、該搬送パレットの下面に設
けた回動軸により回動するリンク機構のリンクの一端に
その一端を連結し、他端を搬送パレットの下面に固定さ
れた支持桿に支持され、リンク機構の作動により横方向
に移動可能とするとともに、横方向に移動した後は支持
桿から外れてリンク機構との連結部を軸にして下方に開
放するように構成したことを特徴とする。
【0012】よって、搬送パレットの底板と連結したリ
ンクの他端の上方への動作により、底板が横方向に移動
し、底板の他端が支持桿から外れて、底板の支持が解か
れて下方に回動し、その結果、上記の折り畳んだ排出管
も下方に開放されるので、リンクの上方への動作のみに
より粉粒体を排出することができ、フォークリフトの運
転者はフォークリフトから降りることなく、フォークリ
フトの操作によりリンクを操作して粉粒体を排出するこ
とが可能となり、粉粒体の排出作業が安全に短時間でで
きる。
【0013】また、本発明に係る粉粒体収納コンテナと
その搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置は、
前記リンク機構のリンクの他端が、搬送パレットの下降
動作により固定物と当接して作動することにより、前記
搬送パレットの底板を開放させることを特徴とする。
【0014】よって、搬送パレットのリンク機構の動作
を、搬送パレットを下降させて、リンクを、例えばダン
プ車のあおり板やホッパの周縁部などの固定物に当接さ
せることにより行うことができるので、底板の開放が容
易となり、粉粒体の排出作業が安全に短時間でできる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る粉粒体収納コ
ンテナとその搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納
装置(以下、「粉粒体収納装置」という。)の一の実施
の形態について図面を参照して以下に説明する。本実施
の形態の粉粒体収納装置は、工場から排出される乾燥汚
泥の保管、運搬に利用されたものである。ここで、図1
は、本発明に係る粉粒体収納装置の全体側面図であり、
図2は、粉粒体収納装置を構成する収納コンテナの側面
図であり、図3は同じく搬送パレットの側面図である。
【0016】(構成)本発明に係る粉粒体収納装置の一
の実施の形態の構成について説明する。粉粒体収納装置
10は、従来と同様の合成樹脂あるいは合成ゴム製の柔
軟性のある材料で袋状に形成したフレキシブルコンテナ
20と、該フレキシブルコンテナ20を収納・保持する
金属製の搬送パレット30から構成されている。
【0017】まず、フレキシブルコンテナ20は、図2
に詳細に示すように、平面視で略四角形の袋状に縫製し
た本体21と、該本体21の上面部211の略中央に設
けた円筒形状の注入口22と、本体21の底面部212
を約45°〜60°の傾斜面で先細状に形成し、その最
下部から断面四角形の筒状とした排出管23とから構成
されている。排出管23の対抗する二面には、谷折りの
折り目231があらかじめ付けられて、折り畳み易くな
っているとともに、その下端は排出口24となって開口
している。
【0018】次に、搬送パレット30は、図3に示すよ
うに、平面視四角形の四隅に金属製角断面の縦柱31を
立設し、相隣り合う縦柱31を同じく金属製角断面の水
平な上部横桟32、下部横桟33により連結して骨格箱
状となし、下部横桟33の下面に、フォークリフト70
のフォーク71を挿入するための金属製長方形断面のフ
ォーク差込管35が間隔をあけて左右に溶接されて構成
されている。また、この搬送パレット30に前述したフ
レキシブルコンテナ20を収納したときに、フレキシブ
ルコンテナ20の45°〜60°に傾斜した底面部21
2に沿うように、下部横桟33の上方の縦柱31を結ぶ
面から約45°〜60°に傾斜する傾斜板34を設け
て、該傾斜板34の下端は四角形に開口し、その内の二
面はフォーク差込管35を連結するL字形のアングル材
38により補強され、他の二面は、このアングル材38
に連結する他のアングル材39により補強されている。
【0019】さらに、左右のフォーク差込管35の間に
は、この搬送パレット30の底部をなす底板開閉部36
が装備されている。すなわち、底板開閉部36は、左右
のフォーク差込管35間に橋渡しした回動軸365に嵌
挿したパイプの両端近傍にV字形状のリンクアーム36
3の頂点部分を溶接し、V字形状の両先端がフォーク差
込管35から下方に突出するように臨ませ、左右のリン
クアーム363の一方の先端、すなわち搬送パレット3
0の外方に位置する先端を連結パイプ364で連結し、
他方の先端、すなわち搬送パレット30の内方に位置す
る先端を軸で連結し、該軸の外側に回動可能にパイプを
嵌挿して底板連結軸366を構成し、該底板連結軸36
6のパイプに平板状の底板361を溶接して構成してい
る。したがって、底板361は底板連結軸366に対し
て回動可能であるとともに、リンク362の回動動作に
も追従することができる。
【0020】他方、リンク362とは略底板361の長
さ分だけ離れた位置で、フォーク差込管35の互いに対
向する面間に、支持桿37が取り付けられている。支持
桿37は、フォーク差込管35の互いに対向する面間で
下方に垂下するブラケット371が溶接され、左右のブ
ラケット371の下端を支持棒372で連結して、該支
持棒372の上に底板361の自由端を載置可能とする
構成になっている。
【0021】すなわち、底板開閉部36の初期状態は、
図5に示すように、底板361の固定端がリンク362
の底板連結軸366に回動可能に取り付けられ、自由端
は支持桿37の支持棒372の上に載置されて、底板3
61が略水平に保持されている。
【0022】以上のように構成された搬送パレット30
にフレキシブルコンテナ20を収納・保持して、粉粒体
収納装置10を構成する。
【0023】(作用)次に、本発明に係る粉粒体収納装
置の一の実施の形態の動作について、フレキシブルコン
テナ20に収納された粉粒体をダンプ車に移載する例で
説明する。まず、空の搬送パレット30にフレキシブル
コンテナ20を、その底面部212の形状が搬送パレッ
ト30の傾斜板34に沿うように収納する。このとき、
フレキシブルコンテナ20の排出管23をその折り目2
31により平板状にし、図8に示すように、さらにそれ
をZ字状に折り畳んで搬送パレット30の底板361上
に載置するとともに、フレキシブルコンテナ20の本体
21の上面部211の四角の肩部に設けた引っ掛け紐2
5を搬送パレット30の縦柱31の上端から挿入してフ
レキシブルコンテナ20の位置を決めておく。上記のよ
うな粉粒体収納装置10の状態で、フレキシブルコンテ
ナ20の上部の注入口22を、収納すべき粉粒体を供給
するホッパなどの供給口に接続してフレキシブルコンテ
ナ20内に粉粒体を供給し、収納する。所定の容量の粉
粒体がフレキシブルコンテナ20に収納されたら、ホッ
パへの粉粒体供給を止め、注入口22を紐などで締めて
閉塞する。
【0024】このように粉粒体を収納した粉粒体収納装
置10を複数準備して、これをトラック荷台に積載して
搬送してもよいが、積載効率の観点からは粉粒体収納装
置10からダンプ車などの荷台に粉粒体を排出して搬送
した方が一度に多量の粉粒体を搬送することができると
ともに、搬送地での荷下ろし効率がよい。粉粒体収納装
置10からダンプ車60に粉粒体を排出するには、図4
に示すように、搬送パレット20の下面のフォーク差込
管35にフォークリフト70のフォーク71を差し込
み、該フォーク71をマスト72に沿って上昇させ、ダ
ンプ車60のあおり板61を越えるようにして粉粒体収
納装置10をダンプ車60の荷台の上方に望ませる。
【0025】そして、図5に示すように、あおり板61
の上方に搬送パレット30に設けたリンク362が位置
するようにフォークリフト70を操作する。この状態を
確認して、図6に示すように、粉粒体収納装置10を徐
々に下降させていく。すると、固定物であるあおり板6
1の上端がリンク362のリンクアーム363に当接し
て、該リンク362を回動軸365を中心にして図示時
計回りに回動する。リンク362が時計回りに回動する
と、図6に示すように、リンクアーム363に接続され
た底板連結軸366が図示左方に移動する。そうする
と、この底板連結軸366に取り付けられた底板361
も左方に移動する。
【0026】底板361が左方に移動すると、それまで
底板361の自由端を支持していた支持桿37の支持棒
372から底板361の自由端が外れ、図7に示すよう
に、底板361がリンク362の底板連結軸366を中
心にして下方に回動する。底板361が下方に回動する
と、それまで底板361により支えられていたフレキシ
ブルコンテナ20の折り畳んだ排出管23の支えが無く
なるため、および中に収納されている粉粒体の自重によ
り、排出管23が下方に延出し、同時に排出管23が拡
開してその排出口24が、ダンプ車60の床面上から僅
か離れた位置に置かれ、収納されていた粉粒体が床面上
に徐々に流出する。
【0027】粉粒体の流出途中でフォークリフト70を
操作して粉粒体収納装置10を少しずつ上昇させれば、
粉粒体は排出口24に詰まることなく、また、粉塵とし
て舞い上がることなく順調に排出される。
【0028】粉粒体をすべて排出し終えて底板361が
開放され、排出管23が延出した状態の粉粒体収納装置
10は、フォークリフト70で別に設けた架台の上に載
置され、その架台の下に作業者が入って、延出した排出
管23を折り畳み、底板361の自由端を支持桿37の
支持棒372上に載置して、粉粒体が漏れないようにし
て、再び使用できるように待機させる。
【0029】このように、フレキシブルコンテナ20の
下部の排出管23を折り畳んで、搬送パレット30の底
板361上に載置し、底板361を底板連結軸366に
よりリンク362に接続して、フォークリフト70の下
降動作によりリンク362をダンプ車60のあおり板6
1等の固定物に当接することにより、底板361を横方
向に移動させ、支持桿37から外して底板361を下方
に開放するとともに、排出管23も下方に延出させて粉
粒体を排出するように構成したので、底板361および
排出管23の開放が自動的にでき、粉粒体荷下ろし作業
の安全化,効率化が可能となった。
【0030】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。例えば、前記実施の形態では、
搬送パレットをフォークリフトで運搬し、フォークリフ
トの上下操作でリンクを回動して底板を開放する構成で
説明したが、フォークリフトに限られず、クレーンなど
で搬送して搬送パレットを下降し、ホッパの縁などにリ
ンクを当接して底板を開放することも可能である。ま
た、フレキシブルコンテナの排出管を折り畳んだもので
説明したが、正確に折り畳まずに捻ったり丸めたりし
て、要するに収納されている粉粒体が容易に漏れないよ
うにしたものであればよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、粉粒体を収納するための、上
部に注入口を有し、底部に排出口を有する袋状の粉粒体
収納コンテナと、該粉粒体収納コンテナを収納して保持
する金属製搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装
置において、前記粉粒体収納コンテナの排出口を長尺で
柔軟性のある筒状の排出管に形成し、前記搬送パレット
の底部に開閉可能な底板を設けて、該底板上に前記粉粒
体収納コンテナの排出管を折り畳んで載置するように構
成したので、収納した粉粒体の排出に当たって、粉粒体
収納装置の下降動作だけで底板を開放させることによ
り、排出管も自動的に下方に延出して排出することがで
き、排出作業を安全に,効率よく行うことが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
の全体側面図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
を構成する収納コンテナの側面図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
を構成する搬送パレットの側面図である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
を使用して荷役作業をしている状態を示す概略図であ
る。
【図5】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
の、底板の動作を示す図で、底板が閉じている状態の部
分側面図である。
【図6】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
の、底板の動作を示す図で、底板が開く直前の状態の部
分側面図である。
【図7】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
の、底板の動作を示す図で、底板が開放された状態の部
分側面図である。
【図8】本発明の一の実施の形態に係る粉粒体収納装置
の、粉粒体収納コンテナの排出管を折り畳んで、底板上
に載置した状態の部分断面図である。
【図9】従来の粉粒体の搬送状況を示す斜視図である。
【図10】従来の粉粒体の搬送パレットとフレキシブル
コンテナとを組み合わせた粉粒体収納装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 粉粒体収納装置 20 フレキシブルコンテナ 23 排出管 30 搬送パレット 36 底板開閉部 361 底板 362 リンク 363 リンクアーム 364 連結パイプ 365 回動軸 366 底板連結軸 37 支持桿 371 ブラケット 372 支持棒 60 ダンプ車 61 あおり板 70 フォークリフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を収納するための、上部に注入口
    を有し、底部に排出口を有する袋状の粉粒体収納コンテ
    ナと、該粉粒体収納コンテナを収納して保持する金属製
    搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置におい
    て、 前記粉粒体収納コンテナの排出口を長尺で柔軟性のある
    筒状の排出管に形成し、 前記搬送パレットの底部に開閉可能な底板を設けて、該
    底板上に前記粉粒体収納コンテナの排出管を折り畳んで
    載置するようにした、粉粒体収納コンテナとその搬送パ
    レットとを組み合わせた粉粒体収納装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の粉粒体収納コンテナと
    その搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置にお
    いて、 前記搬送パレットの底板は、該搬送パレットの下面に設
    けた回動軸により回動するリンク機構のリンクの一端に
    その一端を連結し、他端を搬送パレットの下面に固定さ
    れた支持桿に支持され、リンク機構の作動により横方向
    に移動可能とするとともに、横方向に移動した後は支持
    桿から外れてリンク機構との連結部を軸にして下方に開
    放するように構成したことを特徴とする粉粒体収納コン
    テナとその搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の粉粒体収納コンテナと
    その搬送パレットとを組み合わせた粉粒体収納装置にお
    いて、 前記リンク機構のリンクの他端が、搬送パレットの下降
    動作により固定物と当接して作動することにより、前記
    搬送パレットの底板を開放させることを特徴とする粉粒
    体収納コンテナとその搬送パレットとを組み合わせた粉
    粒体収納装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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