JP2756411B2 - 飼料等のばら物取扱コンテナ - Google Patents
飼料等のばら物取扱コンテナInfo
- Publication number
- JP2756411B2 JP2756411B2 JP6044185A JP4418594A JP2756411B2 JP 2756411 B2 JP2756411 B2 JP 2756411B2 JP 6044185 A JP6044185 A JP 6044185A JP 4418594 A JP4418594 A JP 4418594A JP 2756411 B2 JP2756411 B2 JP 2756411B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing plate
- guide
- container
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は飼料等のばら物の流通段
階における取扱コンテナに関するものである。
階における取扱コンテナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、飼料等のばら物の流通取扱いには
布製筒状袋（トランスバック）が用いられ、下端開口部
を紐で縛り、上端開口部から上記ばら物を収容し、上端
開口部を紐で縛って封入し、これをユニック車のクレー
ンで吊上げてユニック車の荷台上に搭載し、或は地上の
クレーンで自動車の荷台に積込み、或はフォークリフト
のフォークに吊下げて上記荷台に積込むものであった。
布製筒状袋（トランスバック）が用いられ、下端開口部
を紐で縛り、上端開口部から上記ばら物を収容し、上端
開口部を紐で縛って封入し、これをユニック車のクレー
ンで吊上げてユニック車の荷台上に搭載し、或は地上の
クレーンで自動車の荷台に積込み、或はフォークリフト
のフォークに吊下げて上記荷台に積込むものであった。
【０００３】そのため上端開口部から筒状袋内にばら物
を供給する場合は勿論、下端開口部からばら物を落下排
出する場合に、紐の操作に多くの労力を必要とし、不衛
生であって作業環境を改善し難く、かつ降雨による濡
損、湿気進入という問題があった。
を供給する場合は勿論、下端開口部からばら物を落下排
出する場合に、紐の操作に多くの労力を必要とし、不衛
生であって作業環境を改善し難く、かつ降雨による濡
損、湿気進入という問題があった。
【０００４】又上記筒状袋にはばら物が附着してこれを
汚損するため、使用毎に空袋を洗浄乾燥を行わねばなら
ないし、かつ布製であるため柔軟であり取扱いに不便で
あり、実袋の取扱いの外に煩雑な空袋の取扱工程及び多
くの取扱時間を必要とし、ばら物の輸送を簡略化し難い
という問題があった。
汚損するため、使用毎に空袋を洗浄乾燥を行わねばなら
ないし、かつ布製であるため柔軟であり取扱いに不便で
あり、実袋の取扱いの外に煩雑な空袋の取扱工程及び多
くの取扱時間を必要とし、ばら物の輸送を簡略化し難い
という問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は飼料等のばら
物の流通段階における取扱いを簡略化し労力が少くかつ
濡損、湿気進入を防止し易い衛生的な取扱いを行うこと
を目的とする。
物の流通段階における取扱いを簡略化し労力が少くかつ
濡損、湿気進入を防止し易い衛生的な取扱いを行うこと
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は ４角筒の上部に開閉板を備えた供給口を設
け、下縁に逆錐筒を形成し、逆錐筒の下端開口部に摺動
開閉板を設け、かつ４角筒の４隅に設けた直立形材を上
記下端開口部の下方に延長し、延長部を横杆で接続し、
該横杆にフォークリフトのフォーク挿入空間及び挿入フ
ォーク上面受部を形成してなり、下端開口部の両側に対
向方向に開口する溝形案内ガイドを設け、これらの案内
ガイドに上記摺動開閉板の両側部を摺動自在に挿入し、
該両側部の先端下面に案内ローラを設け、上記案内ガイ
ドの入口側内部に上記両側部の下面案内ローラを設け、
上記開閉板の基端部に把手を設けかつ、下端開口部が上
記摺動開閉板の先端側に若干下向に傾斜してなる飼料等
のばら物取扱コンテナ供給口の両側に設けた案内ガイド
にそれぞれ摺動杆を係合し、該摺動杆の一端部に開閉板
の一端部を枢支し、枢支軸の回りに上記開閉板が回動自
在である上記第１発明記載の飼料等のばら物取扱コンテ
ナによって構成される。
め本発明は ４角筒の上部に開閉板を備えた供給口を設
け、下縁に逆錐筒を形成し、逆錐筒の下端開口部に摺動
開閉板を設け、かつ４角筒の４隅に設けた直立形材を上
記下端開口部の下方に延長し、延長部を横杆で接続し、
該横杆にフォークリフトのフォーク挿入空間及び挿入フ
ォーク上面受部を形成してなり、下端開口部の両側に対
向方向に開口する溝形案内ガイドを設け、これらの案内
ガイドに上記摺動開閉板の両側部を摺動自在に挿入し、
該両側部の先端下面に案内ローラを設け、上記案内ガイ
ドの入口側内部に上記両側部の下面案内ローラを設け、
上記開閉板の基端部に把手を設けかつ、下端開口部が上
記摺動開閉板の先端側に若干下向に傾斜してなる飼料等
のばら物取扱コンテナ供給口の両側に設けた案内ガイド
にそれぞれ摺動杆を係合し、該摺動杆の一端部に開閉板
の一端部を枢支し、枢支軸の回りに上記開閉板が回動自
在である上記第１発明記載の飼料等のばら物取扱コンテ
ナによって構成される。
【０００７】
【作用】本発明では自動車の荷台に空ボックスコンテナ
を進行方向に並べて搭載し、ばら物供給槽の下に停止
し、該供給槽から該コンテナの上部の開閉板を開いて供
給口からばら物を投入供給し、開閉板を閉じて自動車を
順次上記コンテナ毎に進行させては停止し、上述の要領
で荷台上の上記コンテナにばら物を封入することができ
る。その自動車を走行させて搬送し、搬送地で停車させ
る。
を進行方向に並べて搭載し、ばら物供給槽の下に停止
し、該供給槽から該コンテナの上部の開閉板を開いて供
給口からばら物を投入供給し、開閉板を閉じて自動車を
順次上記コンテナ毎に進行させては停止し、上述の要領
で荷台上の上記コンテナにばら物を封入することができ
る。その自動車を走行させて搬送し、搬送地で停車させ
る。
【０００８】搬送地では荷台上の実ボックスコンテナを
持上げ、これを搬送地に設けられた受取容器の直上に支
持し、その状態で上記コンテナの下部の摺動開閉板を牽
引して下端開口部を開き、上記容器内にばら物を落下供
給させた後、下端開口部を開閉板で閉じて空となった該
コンテナを一旦地上に卸し又は上記荷台上に直接搭載
し、これを供給地に返送する。
持上げ、これを搬送地に設けられた受取容器の直上に支
持し、その状態で上記コンテナの下部の摺動開閉板を牽
引して下端開口部を開き、上記容器内にばら物を落下供
給させた後、下端開口部を開閉板で閉じて空となった該
コンテナを一旦地上に卸し又は上記荷台上に直接搭載
し、これを供給地に返送する。
【０００９】供給地では空の上記コンテナを複数集積又
は載置して待機させ、これを上記荷台上に上述のように
並べて搭載する。又搬送地においても空となった上記コ
ンテナを複数集積又は載置して返送用自動車を待機させ
る。
は載置して待機させ、これを上記荷台上に上述のように
並べて搭載する。又搬送地においても空となった上記コ
ンテナを複数集積又は載置して返送用自動車を待機させ
る。
【００１０】荷台に実ボックスコンテナを搭載した自動
車が搬送地に到着停車し、地面又は床面に一旦複数個集
積又は載置し、その後これを受取容器上に支持し、該コ
ンテナの下部から上述のようにばら物を該容器内に落下
収容することができる。
車が搬送地に到着停車し、地面又は床面に一旦複数個集
積又は載置し、その後これを受取容器上に支持し、該コ
ンテナの下部から上述のようにばら物を該容器内に落下
収容することができる。
【００１１】ボックスコンテナはステンレス鋼板、合成
樹脂板等の耐水性の剛性板によって製造され、４角筒で
あるため上記荷台上に１辺を接して並べられ、上部の開
閉板を案内ガイドに沿って摺動杆を介して摺動させて供
給口を全開させる。開閉板が障害物に当って供給口が全
開しない場合は、開閉板を枢支軸を中心に上方に回動さ
せて供給口を全開させることができる。
樹脂板等の耐水性の剛性板によって製造され、４角筒で
あるため上記荷台上に１辺を接して並べられ、上部の開
閉板を案内ガイドに沿って摺動杆を介して摺動させて供
給口を全開させる。開閉板が障害物に当って供給口が全
開しない場合は、開閉板を枢支軸を中心に上方に回動さ
せて供給口を全開させることができる。
【００１２】ばら物を排出するときは、下部の摺動開閉
板の把手を一方に牽引することによって下端開口部が開
口し、ばら物は逆錐筒の内面に沿って下降し、下端開口
部から排出される。
板の把手を一方に牽引することによって下端開口部が開
口し、ばら物は逆錐筒の内面に沿って下降し、下端開口
部から排出される。
【００１３】摺動開閉板は両側が溝形案内ガイド内に挿
入され、かつ該開閉板の先端下面に設けた案内ローラに
よって同ガイドの内部下面に支持され、同ガイドの入口
側内部の下面案内ローラによって上記開閉板の下面が支
持され、それによって摺動開閉板の上面を下端開口部に
接触状態に支持し、その状態で該開閉板を摺動させて同
開口部を開閉することができる。
入され、かつ該開閉板の先端下面に設けた案内ローラに
よって同ガイドの内部下面に支持され、同ガイドの入口
側内部の下面案内ローラによって上記開閉板の下面が支
持され、それによって摺動開閉板の上面を下端開口部に
接触状態に支持し、その状態で該開閉板を摺動させて同
開口部を開閉することができる。
【００１４】そして下端開口部を摺動開閉板の先端側に
若干下向に傾斜させることによって同開閉板を開くとき
にばら物が開閉板上を滑って排出が円滑に行われるし、
該開閉板の自重により閉鎖状態が保持される。
若干下向に傾斜させることによって同開閉板を開くとき
にばら物が開閉板上を滑って排出が円滑に行われるし、
該開閉板の自重により閉鎖状態が保持される。
【００１５】上記４角筒及び逆錐筒は４隅の直立形材の
下方延長部及び横杆によって床面に支持され、フォーク
挿入空間に挿入したフォークに挿入フォーク上面受部が
支持され、それによってフォークによって上記コンテナ
の昇降及び水平移動を行うことができる。
下方延長部及び横杆によって床面に支持され、フォーク
挿入空間に挿入したフォークに挿入フォーク上面受部が
支持され、それによってフォークによって上記コンテナ
の昇降及び水平移動を行うことができる。
【００１６】
【実施例】ステンレス、合成樹脂等の耐水性、防水性の
剛性板によって４角筒１０を形成し、下縁に逆錐筒１１
を一体に接続する。この逆錐筒１１は上部が逆４角錐形
であり下方に行くに従って角部にアール面を形成して下
部を円孔２１となし、該円孔２１にはフランジ２２を設
ける。このフランジ２２には図７、図１０に示すように
逆円錐形下端開口部９の上縁に設けたフランジ９’を符
合させボルトで該開口部９を上記円孔２１に支持する。
剛性板によって４角筒１０を形成し、下縁に逆錐筒１１
を一体に接続する。この逆錐筒１１は上部が逆４角錐形
であり下方に行くに従って角部にアール面を形成して下
部を円孔２１となし、該円孔２１にはフランジ２２を設
ける。このフランジ２２には図７、図１０に示すように
逆円錐形下端開口部９の上縁に設けたフランジ９’を符
合させボルトで該開口部９を上記円孔２１に支持する。
【００１７】上記円孔２１、フランジ２２、９’は図
５、図６に示すように水平面内にあり、又は図３、図４
に示すように一方に５度程度傾けて形成され、逆円錐形
下端開口部９の下縁には長方形フランジ９”を設け、該
フランジ９”には該開口部９の両側に対向方向に開口す
る互に平行な溝形案内ガイド１５、１５を設け、先端に
ストッパ１５’を設ける。
５、図６に示すように水平面内にあり、又は図３、図４
に示すように一方に５度程度傾けて形成され、逆円錐形
下端開口部９の下縁には長方形フランジ９”を設け、該
フランジ９”には該開口部９の両側に対向方向に開口す
る互に平行な溝形案内ガイド１５、１５を設け、先端に
ストッパ１５’を設ける。
【００１８】上記案内ガイド１５、１５には摺動開閉板
８の両側部８’、８’を摺動自在に挿入し、該両側部
８’、８’の先端下面に案内ローラ１６、１６を設け、
上記ガイド１５、１５の内部下面で該ローラ１６、１６
を支持する（図１０）。又上記案内ガイド１５、１５の
入口側内部側面に下面案内ローラ１６’、１６’を設
け、上記開閉板８の両側部８’、８’の下面を支持し案
内する。そしてこれらの案内ローラ１６、１６及び１
６’、１６’によって開閉板８の上面が下端開口部９の
下縁に摺動自在に接し、該開閉板８の基端に設けた把手
１７を手で摺動方向に牽引及び押して下端開口部９を開
閉することができる。
８の両側部８’、８’を摺動自在に挿入し、該両側部
８’、８’の先端下面に案内ローラ１６、１６を設け、
上記ガイド１５、１５の内部下面で該ローラ１６、１６
を支持する（図１０）。又上記案内ガイド１５、１５の
入口側内部側面に下面案内ローラ１６’、１６’を設
け、上記開閉板８の両側部８’、８’の下面を支持し案
内する。そしてこれらの案内ローラ１６、１６及び１
６’、１６’によって開閉板８の上面が下端開口部９の
下縁に摺動自在に接し、該開閉板８の基端に設けた把手
１７を手で摺動方向に牽引及び押して下端開口部９を開
閉することができる。
【００１９】４角筒１０の上部の閉鎖天板１０’にはば
ら物の供給口３を開口し、その両側に閉鎖天板１０’上
に平行案内ガイド１８、１８を設け、このガイド１８、
１８にそれぞれ摺動杆１９、１９を係合させる（図１
１、図１２、図１４、図１５）。この摺動杆１９、１９
は角パイプの下面に溝を開口し、案内ガイド１８を内部
に収容し同ガイド１８の脚１８’（図１２）を角パイプ
の溝から露出させて該脚１８’を上記閉鎖天板１０’に
固定する（図１２）。
ら物の供給口３を開口し、その両側に閉鎖天板１０’上
に平行案内ガイド１８、１８を設け、このガイド１８、
１８にそれぞれ摺動杆１９、１９を係合させる（図１
１、図１２、図１４、図１５）。この摺動杆１９、１９
は角パイプの下面に溝を開口し、案内ガイド１８を内部
に収容し同ガイド１８の脚１８’（図１２）を角パイプ
の溝から露出させて該脚１８’を上記閉鎖天板１０’に
固定する（図１２）。
【００２０】そして上記摺動杆１９、１９の一端部に開
閉板４の一端部を枢支軸２０、２０で枢支し、枢支軸２
０、２０を中心として開閉板４を起伏させることによっ
て供給口３を開閉することができるし、開閉板４を倒伏
させた状態のまま案内ガイド１８、１８に沿って開閉板
４を水平方向に摺動させて供給口３を開閉することがで
きる（図１４、図１５）。
閉板４の一端部を枢支軸２０、２０で枢支し、枢支軸２
０、２０を中心として開閉板４を起伏させることによっ
て供給口３を開閉することができるし、開閉板４を倒伏
させた状態のまま案内ガイド１８、１８に沿って開閉板
４を水平方向に摺動させて供給口３を開閉することがで
きる（図１４、図１５）。
【００２１】さらに上記４角筒１０の４隅には直立した
アングル形材１２、１２、１２、１２を設け、上端部を
水平杆１２”で縦横に接続し、該形材１２、１２、１
２、１２を上記下端開口部９及び摺動開閉板８の下方に
延長し、延長部を水平横杆１３で縦横に接続する。この
水平横杆１３には図４、図５に示すようにフォークリフ
トのフォークを挿入する角パイプ１４”、１４”を介設
し、この角パイプ１４”、１４”によってフォーク挿入
空間１４、１４及び該パイプ１４”、１４”の上板によ
って挿入フォーク上面受部１４’、１４’を形成し、こ
のようにしてフォークリフトによって操作可能なボック
スコンテナ２が形成される。又上記延長部１２’、１
２’間をステンレス又は合成樹脂板等で被覆１１’し、
全体を方形函状に形成する。
アングル形材１２、１２、１２、１２を設け、上端部を
水平杆１２”で縦横に接続し、該形材１２、１２、１
２、１２を上記下端開口部９及び摺動開閉板８の下方に
延長し、延長部を水平横杆１３で縦横に接続する。この
水平横杆１３には図４、図５に示すようにフォークリフ
トのフォークを挿入する角パイプ１４”、１４”を介設
し、この角パイプ１４”、１４”によってフォーク挿入
空間１４、１４及び該パイプ１４”、１４”の上板によ
って挿入フォーク上面受部１４’、１４’を形成し、こ
のようにしてフォークリフトによって操作可能なボック
スコンテナ２が形成される。又上記延長部１２’、１
２’間をステンレス又は合成樹脂板等で被覆１１’し、
全体を方形函状に形成する。
【００２２】飼料等のばら物の製造工場即ち供給地１に
おいてばら物貯槽２３が機枠２４に架設され、該貯槽２
３の下部ホッパ２３’の下端に定量供給機２５が設けら
れ、該供給機２５の定量排出口２６に可撓シュート２７
を介してばら物供給ノズル２８を設ける。
おいてばら物貯槽２３が機枠２４に架設され、該貯槽２
３の下部ホッパ２３’の下端に定量供給機２５が設けら
れ、該供給機２５の定量排出口２６に可撓シュート２７
を介してばら物供給ノズル２８を設ける。
【００２３】上記ノズル２８の直下の床面２９上には荷
台５’を有する自動車５即ちトラックやトレーラを進入
させ、荷台５’上に載置した上記の並列ボックスコンテ
ナ２の上部供給口３の直上に上記ノズル２８を符合させ
て、該コンテナ２内にばら物を供給する。この供給動作
は自動車５を上記搭載コンテナ２の長さだけ順次前進さ
せることにより、上記ノズル２８の直下に次のコンテナ
２の供給口３を符合させて各コンテナ２にぞれぞれ供給
することができる。
台５’を有する自動車５即ちトラックやトレーラを進入
させ、荷台５’上に載置した上記の並列ボックスコンテ
ナ２の上部供給口３の直上に上記ノズル２８を符合させ
て、該コンテナ２内にばら物を供給する。この供給動作
は自動車５を上記搭載コンテナ２の長さだけ順次前進さ
せることにより、上記ノズル２８の直下に次のコンテナ
２の供給口３を符合させて各コンテナ２にぞれぞれ供給
することができる。
【００２４】上記供給終了後は自動車５を自送させて図
２に示す搬送地６に至り、各コンテナ２をフォークリフ
トによって架台３０上に持上げ、架台３０の下部床面３
１に進入したバルク車３３の受取容器７の直上に該コン
テナ２を支持し、その状態で該コンテナ２の下端開口部
９を開いてばら物を落下し、布製シュート３２から受取
容器７内に供給し、空となった該コンテナ２をフォーク
リフトで床面３１に一旦卸し、又は直接上記荷台５’上
に搭載し、床面３１に一旦卸した複数の貯留空コンテナ
２は別便の荷台付自動車５により、又直接搭載した空コ
ンテナ２はその自動車５によって供給地１に返送し、供
給地１で床面２９又は倉庫内に卸して複数個貯留する。
２に示す搬送地６に至り、各コンテナ２をフォークリフ
トによって架台３０上に持上げ、架台３０の下部床面３
１に進入したバルク車３３の受取容器７の直上に該コン
テナ２を支持し、その状態で該コンテナ２の下端開口部
９を開いてばら物を落下し、布製シュート３２から受取
容器７内に供給し、空となった該コンテナ２をフォーク
リフトで床面３１に一旦卸し、又は直接上記荷台５’上
に搭載し、床面３１に一旦卸した複数の貯留空コンテナ
２は別便の荷台付自動車５により、又直接搭載した空コ
ンテナ２はその自動車５によって供給地１に返送し、供
給地１で床面２９又は倉庫内に卸して複数個貯留する。
【００２５】搬送地６では実ボックスコンテナ２を上記
架台３０に載せることなく床面３１に一旦卸して実ボッ
クスコンテナ２を複数貯留し、架台３０の下にバルク車
３３が来るのを待機する。搬送地６は飼料等ばら物のユ
ーザーの工場又は中継地である。
架台３０に載せることなく床面３１に一旦卸して実ボッ
クスコンテナ２を複数貯留し、架台３０の下にバルク車
３３が来るのを待機する。搬送地６は飼料等ばら物のユ
ーザーの工場又は中継地である。
【００２６】尚図１中３４で示すものはノズル２８の懸
垂ロープ、図３、図４中３５は上記コンテナ２の支持突
条、図５、図６中３６はばら物案内板、図１１、図１
４、図１５中３６’は開閉板４の先端に設けたガイドロ
ーラである。
垂ロープ、図３、図４中３５は上記コンテナ２の支持突
条、図５、図６中３６はばら物案内板、図１１、図１
４、図１５中３６’は開閉板４の先端に設けたガイドロ
ーラである。
【００２７】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したのでボッ
クスコンテナ内にばら物を収容し易く、かつ逆錐筒の内
面を滑って下端開口部から排出し易く、かつ自動車の荷
台上に整然と並べて搭載し、その状態で供給口から容易
にばら物を投入供給し、フオークリフトで簡便に取扱い
得るばかりでなく降雨時にばら物の濡損を阻止し得る効
果がある。上記効果の上に下端開口部は溝形案内ガイド
及び基部の案内ローラによって摺動開閉板によってばら
物は漏出なく閉鎖され、かつ容易に開き得てばら物は迅
速に排出される。さらに下端開口部が摺動開閉板の先端
側に若干下向に傾斜しているため該開閉板は自重によっ
て確り閉鎖され、取扱中開くおそれが無く安全性に富む
ものであり、かつ該開閉板を開く際にばら物は上面を傾
斜方向に摺動して開閉板上の残留が防止される。又上部
の開閉板の摺動開口に際し、障害物に当接して充分摺動
開口し得ない場合でも、開閉板を枢支軸を中心として起
立させることによって供給口を充分開口させ得るもので
ある。
クスコンテナ内にばら物を収容し易く、かつ逆錐筒の内
面を滑って下端開口部から排出し易く、かつ自動車の荷
台上に整然と並べて搭載し、その状態で供給口から容易
にばら物を投入供給し、フオークリフトで簡便に取扱い
得るばかりでなく降雨時にばら物の濡損を阻止し得る効
果がある。上記効果の上に下端開口部は溝形案内ガイド
及び基部の案内ローラによって摺動開閉板によってばら
物は漏出なく閉鎖され、かつ容易に開き得てばら物は迅
速に排出される。さらに下端開口部が摺動開閉板の先端
側に若干下向に傾斜しているため該開閉板は自重によっ
て確り閉鎖され、取扱中開くおそれが無く安全性に富む
ものであり、かつ該開閉板を開く際にばら物は上面を傾
斜方向に摺動して開閉板上の残留が防止される。又上部
の開閉板の摺動開口に際し、障害物に当接して充分摺動
開口し得ない場合でも、開閉板を枢支軸を中心として起
立させることによって供給口を充分開口させ得るもので
ある。
【図１】本発明の飼料等のばら物取扱状態を示す側面図
である。
である。
【図２】搬送地における取扱状態の正面図である。
【図３】２個結合ボックスコンテナの正面図である。
【図４】１個形ボックスコンテナの正面図である。
【図５】下端開口部が水平である上記コンテナの平面図
である。
である。
【図６】図５の一部拡大図である。
【図７】下端開口部の平面図である。
【図８】図７Ａ−Ａ線による側面図である。
【図９】図７Ｂ−Ｂ線による側面図である。
【図１０】下端開口部の縦断正面図である。
【図１１】供給口の平面図である。
【図１２】図１１の縦断側面図である。
【図１３】図１２の縦断正面図である
【図１４】開閉板の摺動開口状態の平面図である。
【図１５】開閉板の半ば摺動状態の正面図である。
１ 供給地 ２ ボックスコンテナ ３ 供給口 ４ 開閉板 ５ 荷台付自動車 ５’ 荷台 ６ 搬送地 ７ 受取容器 ８ 摺動開閉板 ９ 下端開口部 １０ ４角筒 １１ 逆錐筒 １２ 直立形材 １２’ 延長部 １３ 横杆 １４ フォーク挿入空間 １４’ 挿入フォーク上面受部 １５ 溝形案内ガイド １６ 案内ローラ １６’ 下面案内ローラ １７ 把手 １８ 案内ガイド １９ 摺動杆 ２０ 枢支軸
Claims (2)
- 【請求項１】 ４角筒の上部に開閉板を備えた供給口を
設け、下縁に逆錐筒を形成し、逆錐筒の下端開口部に摺
動開閉板を設け、かつ４角筒の４隅に設けた直立形材を
上記下端開口部の下方に延長し、延長部を横杆で接続
し、該横杆にフォークリフトのフォーク挿入空間及び挿
入フォーク上面受部を形成してなり、下端開口部の両側
に対向方向に開口する溝形案内ガイドを設け、これらの
案内ガイドに上記摺動開閉板の両側部を摺動自在に挿入
し、該両側部の先端下面に案内ローラを設け、上記案内
ガイドの入口側内部に上記両側部の下面案内ローラを設
け、上記開閉板の基端部に把手を設けかつ、下端開口部
が上記摺動開閉板の先端側に若干下向に傾斜してなる飼
料等のばら物取扱コンテナ。 - 【請求項２】 供給口の両側に設けた案内ガイドにそれ
ぞれ摺動杆を係合し、該摺動杆の一端部に開閉板の一端
部を枢支し、枢支軸の回りに上記開閉板が回動自在であ
る請求項(1) 記載の飼料等のばら物取扱コンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6044185A JP2756411B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 飼料等のばら物取扱コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6044185A JP2756411B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 飼料等のばら物取扱コンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251946A JPH07251946A (ja) | 1995-10-03 |
| JP2756411B2 true JP2756411B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=12684523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6044185A Expired - Fee Related JP2756411B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 飼料等のばら物取扱コンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2756411B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008018990A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Pacific Science Co Ltd | コンテナ及び搬送装置並びにこれらを備えた飼料プラント |
| JP5194037B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2013-05-08 | 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 | 荷役搬送システム及び荷役搬送方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1000854B (it) * | 1972-12-18 | 1976-04-10 | American Multi Lert Corp | Apparecchiatura antifurto |
| JPS51102875A (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-10 | Mitsubishi Motors Corp | Kamotsuchukeihoho |
| JPS5796983A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-16 | Nihon Haigou Shiriyou Kk | Bulk transport method for feed through utilization of stock point |
| JPS57164095U (ja) * | 1981-04-11 | 1982-10-16 | ||
| JPS583337U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | 日本車輌製造株式会社 | 飼料等の運搬車における開閉蓋の開閉装置 |
| JPS6054581U (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-17 | 株式会社クボタ | 輸送容器 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP6044185A patent/JP2756411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07251946A (ja) | 1995-10-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4247021A (en) | Bottom discharge palletized container system | |
| US5803296A (en) | Collapsible, stackable, hard-sided container | |
| US5722552A (en) | Collapsible stackable container system for flowable materials | |
| US5531360A (en) | Metering pallet | |
| AU593091B2 (en) | Loading installation with garbage silos | |
| US3966072A (en) | Collapsible container | |
| US20050281652A1 (en) | Portable tilting container loader | |
| EP0750576A1 (en) | A method and construction element for establishing systems for provisional storage of potentially leaking containers with dangerous liquid | |
| DE121419T1 (de) | Lastfahrzeug mit einem umwandelbaren lastraum. | |
| CN205590025U (zh) | 一种散粮集装箱装料机 | |
| JP2756411B2 (ja) | 飼料等のばら物取扱コンテナ | |
| CA1123026A (en) | Tank trailer | |
| US4437412A (en) | Folding pallet | |
| US2596838A (en) | Bulk delivery system for drop delivery bins | |
| US3471048A (en) | Device for loading a transport box on a lorry and unloading the same | |
| DE69820095T2 (de) | Mechanische handhabung von fliessfähigem material | |
| US3509637A (en) | Method and apparatus for treating and storing nodular articles | |
| US3042238A (en) | Containers for transporting and dumping materials | |
| US20060120836A1 (en) | Bag lift for an air seeder tank | |
| US3501061A (en) | Container for transporting powdery substances or mixed cargo | |
| JPH08295418A (ja) | 飼料等のばら物取扱装置 | |
| KR102554440B1 (ko) | 배출이 용이한 곡물 이송함 | |
| US6286569B1 (en) | Material dispensing and recovery system | |
| JP3872554B2 (ja) | アスファルト合材の貯蔵払い出し方法および販売用サ イロ | |
| JP2773384B2 (ja) | バラ物自動充填装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |