JPH07121654B2 - 空調用コンデンサの支持装置 - Google Patents
空調用コンデンサの支持装置Info
- Publication number
- JPH07121654B2 JPH07121654B2 JP1091146A JP9114689A JPH07121654B2 JP H07121654 B2 JPH07121654 B2 JP H07121654B2 JP 1091146 A JP1091146 A JP 1091146A JP 9114689 A JP9114689 A JP 9114689A JP H07121654 B2 JPH07121654 B2 JP H07121654B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- support device
- condenser
- bracket
- air conditioning
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、キャブオーバ型車両の空調用コンデンサの支
持装置に関するものである。
持装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、第5図に示すように車両のシャシフレーム1を構
成するサイドメンバ2から側方に上部パイプ3及び下部
パイプ4が突設され、これらの先端には図示しない運転
席に乗降するためのステップ5が固着される。そして空
調用コンデンサ6はステップ5がパイプ3及び4に固着
された後で、これらのパイプ3及び4の間を通過させて
ステップ5の後方のサイドメンバ2にブラケット7を介
して取付けられている。
成するサイドメンバ2から側方に上部パイプ3及び下部
パイプ4が突設され、これらの先端には図示しない運転
席に乗降するためのステップ5が固着される。そして空
調用コンデンサ6はステップ5がパイプ3及び4に固着
された後で、これらのパイプ3及び4の間を通過させて
ステップ5の後方のサイドメンバ2にブラケット7を介
して取付けられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、コンデンサの従来の取付スペースは狭く、コン
デンサが10kg程度の重量があるため、コンデンサの取付
けが困難で、多大の部品点数と取付工数を要する問題点
があった。
デンサが10kg程度の重量があるため、コンデンサの取付
けが困難で、多大の部品点数と取付工数を要する問題点
があった。
本発明の目的は、コンデンサの取付けが容易で、取付部
品の点数及び工数が少なくて済む空調用コンデンサの支
持装置を提供することにある。
品の点数及び工数が少なくて済む空調用コンデンサの支
持装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の空調用コンデンサ
の支持装置は、キャブオーバ型車両のシャシフレームを
構成するサイドメンバから側方に突設され、先端にステ
ップを固着した支持具に、クーラコンプレッサから圧送
される冷媒ガスを液化するコンデンサを前記車両の進行
方向に向けて支持することを特徴とする。
の支持装置は、キャブオーバ型車両のシャシフレームを
構成するサイドメンバから側方に突設され、先端にステ
ップを固着した支持具に、クーラコンプレッサから圧送
される冷媒ガスを液化するコンデンサを前記車両の進行
方向に向けて支持することを特徴とする。
[作用] ステップの支持具にコンデンサを直接取付けるため、コ
ンデンサ取付用のブラケットが不要となり、ステップを
取付けた後に、コンデンサを取付ける場合にも、短時間
にコンデンサを支持することができる。
ンデンサ取付用のブラケットが不要となり、ステップを
取付けた後に、コンデンサを取付ける場合にも、短時間
にコンデンサを支持することができる。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
る。
第1図〜第4図に示すように、キャブオーバ型車両のシ
ャシフレーム10はクロスメンバ11及びサイドメンバ12に
より構成される。サイドメンバ12から側方に上部パイプ
13及び下部パイプ14が突設される。上部パイプ13の基端
にはブラケット13aが、先端には基板13bがそれぞれ溶着
され、また下部パイプ14の基端にはブラケット14aが、
先端には基板14bがそれぞれ溶着される。ブラケット13a
は第1図に示すようにボルト15によりサイドメンバ12に
固着され、ブラケット14aも図示しないボルトにより同
様に固着される(第2図にはボルト孔のみ示す)。基板
13b及び14bには取付プレート16が図示しないボルトによ
り固着され、プレート16には上下に保持アーム16a及び1
6bが溶着される。これらの保持アーム16a及び16bによ
り、図示しない運転席に乗降するためのステップ17がボ
ルト18により固着される。
ャシフレーム10はクロスメンバ11及びサイドメンバ12に
より構成される。サイドメンバ12から側方に上部パイプ
13及び下部パイプ14が突設される。上部パイプ13の基端
にはブラケット13aが、先端には基板13bがそれぞれ溶着
され、また下部パイプ14の基端にはブラケット14aが、
先端には基板14bがそれぞれ溶着される。ブラケット13a
は第1図に示すようにボルト15によりサイドメンバ12に
固着され、ブラケット14aも図示しないボルトにより同
様に固着される(第2図にはボルト孔のみ示す)。基板
13b及び14bには取付プレート16が図示しないボルトによ
り固着され、プレート16には上下に保持アーム16a及び1
6bが溶着される。これらの保持アーム16a及び16bによ
り、図示しない運転席に乗降するためのステップ17がボ
ルト18により固着される。
本実施例の特徴ある構成は、運転席の冷房装置を構成す
るクーラコンプレッサ(図示せず)から圧送される冷媒
ガスを液化するコンデンサ20を車両の進行方向に向けて
上部パイプ13及び下部パイプ14に支持することにある。
るクーラコンプレッサ(図示せず)から圧送される冷媒
ガスを液化するコンデンサ20を車両の進行方向に向けて
上部パイプ13及び下部パイプ14に支持することにある。
すなわち、上部パイプ13には1つの支持プレート21が、
下部パイプ14には2つのブラケット22がそれぞれ溶着さ
れる。支持プレート21にはねじ孔21aが設けられ、3本
のボルト23がそのねじ部をねじ孔21aに貫通して溶着さ
れる。またブラケット22にはねじ孔22aが設けられ、ナ
ット24が溶着される。
下部パイプ14には2つのブラケット22がそれぞれ溶着さ
れる。支持プレート21にはねじ孔21aが設けられ、3本
のボルト23がそのねじ部をねじ孔21aに貫通して溶着さ
れる。またブラケット22にはねじ孔22aが設けられ、ナ
ット24が溶着される。
一方、コンデンサ20は後部にファン19を備え、ケース25
に収納され、ケース25の上面には前記ボルト23に相応し
て3つのねじ孔25aが穿設される。またケース25の下面
には前記ナット24に相応してねじ孔26aが穿設されたブ
ラケット26が溶着される。
に収納され、ケース25の上面には前記ボルト23に相応し
て3つのねじ孔25aが穿設される。またケース25の下面
には前記ナット24に相応してねじ孔26aが穿設されたブ
ラケット26が溶着される。
コンデンサ20の中心が上部パイプ13及び下部パイプ14の
各中心に一致するように、支持プレート21のねじ孔21a
及びブラケット22,26の位置が決められる。
各中心に一致するように、支持プレート21のねじ孔21a
及びブラケット22,26の位置が決められる。
このような構成のコンデンサ20をパイプ13及び14に支持
するには、パイプ13及び14をサイドメンバ12に固着し、
基板13b及び14bに取付プレート16を取付け、更に保持ア
ーム16a及び16bにステップ17を取付けた後、コンデンサ
20を収納したケース25の上面のねじ孔25aを支持プレー
ト21に溶着したボルト23に嵌挿し、座金27を介してナッ
ト28により仮止めする。次いでケース25の下面のブラケ
ット26のねじ孔26aを下部パイプ14に溶着したブラケッ
ト22のねじ孔22aに合せた後、ボルト29をねじ孔26a及び
22aに挿通してナット24に螺合する。ボルト23及び29を
堅牢に締付けて作業を完了する。
するには、パイプ13及び14をサイドメンバ12に固着し、
基板13b及び14bに取付プレート16を取付け、更に保持ア
ーム16a及び16bにステップ17を取付けた後、コンデンサ
20を収納したケース25の上面のねじ孔25aを支持プレー
ト21に溶着したボルト23に嵌挿し、座金27を介してナッ
ト28により仮止めする。次いでケース25の下面のブラケ
ット26のねじ孔26aを下部パイプ14に溶着したブラケッ
ト22のねじ孔22aに合せた後、ボルト29をねじ孔26a及び
22aに挿通してナット24に螺合する。ボルト23及び29を
堅牢に締付けて作業を完了する。
[発明の効果] 以上述べたように、従来、車両のステップを取付けた後
で、狭いスペースで専用のブラケットを介して重量のあ
るコンデンサをサイドメンバに取付けていたものが、本
発明によれば、直接ステップの支持具にコンデンサを支
持するようにしたので、コンデンサの取付けが容易とな
り、僅かな部品と工数でコンデンサを支持することがで
きる。
で、狭いスペースで専用のブラケットを介して重量のあ
るコンデンサをサイドメンバに取付けていたものが、本
発明によれば、直接ステップの支持具にコンデンサを支
持するようにしたので、コンデンサの取付けが容易とな
り、僅かな部品と工数でコンデンサを支持することがで
きる。
第1図は本発明一実施例空調用コンデンサの支持装置を
含むシャシフレームの要部外観斜視図。 第2図はそのコンデンサの支持装置の分解斜視図。 第3図はその上部パイプの断面図。 第4図はその下部パイプの断面図。 第5図は従来例空調用コンデンサの支持装置を含むシャ
シフレームの要部外観斜視図。 10:シャシフレーム、12:サイドメンバ、13:上部パイプ
(支持具)、14:下部パイプ(支持具)、17:ステップ、
20:コンデンサ、21:支持プレート、22:ブラケット。
含むシャシフレームの要部外観斜視図。 第2図はそのコンデンサの支持装置の分解斜視図。 第3図はその上部パイプの断面図。 第4図はその下部パイプの断面図。 第5図は従来例空調用コンデンサの支持装置を含むシャ
シフレームの要部外観斜視図。 10:シャシフレーム、12:サイドメンバ、13:上部パイプ
(支持具)、14:下部パイプ(支持具)、17:ステップ、
20:コンデンサ、21:支持プレート、22:ブラケット。
Claims (1)
- 【請求項1】キャブオーバ型車両のシャシフレームを構
成するサイドメンバから側方に突設され、先端にステッ
プを固着した支持具に、クーラコンプレッサから圧送さ
れる冷媒ガスを液化するコンデンサを前記車両の進行方
向に向けて支持することを特徴とする空調用コンデンサ
の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1091146A JPH07121654B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 空調用コンデンサの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1091146A JPH07121654B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 空調用コンデンサの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02270626A JPH02270626A (ja) | 1990-11-05 |
JPH07121654B2 true JPH07121654B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=14018386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1091146A Expired - Fee Related JPH07121654B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 空調用コンデンサの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121654B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE527647C2 (sv) * | 2004-09-24 | 2006-05-02 | Scania Cv Ab | Kylsystem i ett motorfordon |
DE102012013906A1 (de) * | 2012-07-13 | 2014-01-16 | Man Truck & Bus Ag | Rahmentragstruktur mit Kühlanordnung |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP1091146A patent/JPH07121654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02270626A (ja) | 1990-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |