JPH07121616A - 販売データ処理システム - Google Patents

販売データ処理システム

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JPH07121616A
JPH07121616A JP26637193A JP26637193A JPH07121616A JP H07121616 A JPH07121616 A JP H07121616A JP 26637193 A JP26637193 A JP 26637193A JP 26637193 A JP26637193 A JP 26637193A JP H07121616 A JPH07121616 A JP H07121616A
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JP
Japan
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sales data
data processing
satellite
processing device
master
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Application number
JP26637193A
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English (en)
Inventor
Manabu Nishida
学 西田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】確実にサテライト機の販売データ処理装置のメ
モリにリカバリー用データを記憶させることができ、マ
スタ機の販売データ処理装置がメモリの初期化時又はレ
ポート出力時、自動的にサテライト機の販売データ処理
装置のメモリを初期化する。 【構成】マスタ用電子料金秤は、集計処理及びレポート
出力を行う前に、全てのサテライト用電子料金秤へクロ
ーズコマンドを送信し、集計処理及びレポート出力、さ
らにRAMの集計メモリのクリアを行った後で、全ての
サテライト用電子料金秤へオープンコマンドを送信し、
一方、全てのサテライト用電子料金秤ではクローズコマ
ンドの受信によりオープンコマンドの受信待機状態とな
り、オープンコマンドの受信により、各自己のRAMの
集計メモリのクリアを行うもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複数台の電子
料金秤を回線を介して接続して構成された販売データ処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の販売データ処理システム、例えば
複数台の電子料金秤が回線を介して接続されたシステム
では、そのうちの1台の電子料金秤がマスタ機となり、
他の全ての複数台の(又は1台の)電子料金秤がサテラ
イト機となっている。
【0003】そこで、正式に集計データ等を記憶する各
種メモリはマスタ機に設けておき、このマスタ機で集計
処理、レポート出力を行うようになっていた。しかし、
マスタ機がダウンする可能性もあり、その場合のリカバ
リー用の為に、各サテライト機毎に集計するデータ種類
の数に対応した必要数のメモリを備えている。
【0004】このようなマスタ/サテライトシステム
(販売データ処理システム)では、通常上述したように
集計処理、レポート出力はマスタ機で行われるが、正常
に集計処理、レポート出力が行われたときには、マスタ
機のメモリが初期化(精算)されるように、各サテライ
ト機のメモリも初期化される必要がある。そこで従来の
電子料金秤では、マスタ機のメモリを初期化したときに
は、各サテライト機毎に1台ずつ、オペレータがメモリ
を初期化する操作を行って、そのサテライト機に備えら
れたメモリを初期化していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の販売データ処理システムでは、マスタ機で集計処理、
レポート出力が行われた後、各サテライト機毎に1台ず
つ、そのサテライト機に備えられたメモリの初期化を行
うための操作を行わなければならず、操作性が悪いとい
う問題があった。
【0006】また、このメモリの初期化を行うための操
作を、マスタ機で集計処理及びレポート出力されない前
に誤って行ってしまうと、サテライト機に備えられたメ
モリに記憶されたデータが消去されてしまい、マスタ機
がダウンしたときにデータが欠落してしまうというとい
う問題があった。
【0007】そこでこの発明は、確実にサテライト機の
販売データ処理装置のメモリにリカバリー用のデータを
記憶させることができ、しかもマスタ機の販売データ処
理装置が集計処理を行ってメモリの初期化を行ったとき
又はレポート出力を行ったときには、自動的にサテライ
ト機の販売データ処理装置のメモリを初期化することが
できる販売データ処理システムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
1台のマスタ用販売データ処理装置と少なくとも1台の
サテライト用販売データ処理装置とが回線を介して接続
され、この各販売データ処理装置毎に販売データの集計
等の処理を行うための集計メモリを備え、サテライト用
販売処理装置は販売データを登録すると共に登録した販
売データをマスタ用販売データ処理装置へ送信し、マス
タ用販売データ処理装置は受信した販売データに基づい
て集計等の処理を行う販売データ処理システムにおい
て、マスタ用販売データ処理装置は、このマスタ用販売
データ処理装置に備えられた集計メモリに記憶されたデ
ータに基づいて、販売データの集計等の処理を行う集計
処理手段と、この集計処理手段による集計等の処理が終
了すると、サテライト用販売データ処理装置の集計メモ
リの初期化を指示する出力を行う初期化指示出力手段と
を設け、サテライト用販売データ処理装置は、マスタ用
販売データ処理装置から集計メモリの初期化が指示され
たときに、サテライト用販売データ処理装置に備えられ
た集計メモリの初期化を行うサテライト用メモリ初期化
手段を設けたものである。
【0009】請求項2対応の発明は、1台のマスタ用販
売データ処理装置と少なくとも1台のサテライト用販売
データ処理装置とが回線を介して接続され、この各販売
データ処理装置毎に販売データの集計等の処理を行うた
めの集計メモリを備え、サテライト用販売処理装置は販
売データを登録すると共に登録した販売データをマスタ
用販売データ処理装置へ送信し、マスタ用販売データ処
理装置は受信した販売データに基づいて集計等の処理を
行う販売データ処理システムにおいて、マスタ用販売デ
ータ処理装置は、このマスタ用販売データ処理装置に備
えられた集計メモリに記憶されたデータに基づいて、販
売データの集計等の処理を行う集計処理手段と、この集
計処理手段による集計等の処理により得られたデータに
基づいてレポート出力を行うレポート出力手段と、この
レポート出力手段によるレポート出力が終了すると、サ
テライト用販売データ処理装置に備えられた集計メモリ
の初期化を指示する出力を行う初期化指示手段とを設
け、サテライト用販売データ処理装置は、マスタ用販売
データ処理装置から集計メモリの初期化が指示されたと
きに、サテライト用販売データ処理装置に備えられた集
計メモリの初期化を行うサテライト用メモリ初期化手段
を設けたものである。
【0010】
【作用】請求項1対応の発明においては、マスタ用販売
データ処理装置で、集計処理手段により、このマスタ用
販売データ処理装置に備えられた集計メモリに記憶され
たデータに基づいて、販売データの集計等の処理が行わ
れる。この集計等の処理が終了すると、初期化指示出力
手段によりサテライト用販売データ処理装置の集計メモ
リの初期化を指示する出力が行われる。
【0011】このマスタ用販売データ処理装置から集計
メモリの初期化を指示する出力が行われると、サテライ
ト用販売データ処理装置は、サテライト用メモリ初期化
手段により、サテライト用販売データ処理装置に備えら
れた集計メモリの初期化が行われる。
【0012】従って、サテライト用販売データ処理装置
では、必要なときに自動的に、集計メモリの初期化が行
われる。
【0013】請求項2対応の発明においては、マスタ用
販売データ処理装置で、集計処理手段により、このマス
タ用販売データ処理装置に備えられた集計メモリに記憶
されたデータに基づいて、販売データの集計等の処理が
行われる。この集計等の処理が終了すると、その集計等
の処理により得られたデータに基づいて、レポート出力
手段によりレポート出力が行われ、さらに、初期化指示
出力手段により、サテライト用販売データ処理装置の集
計メモリの初期化を指示する出力が行われる。
【0014】このマスタ用販売データ処理装置から集計
メモリの初期化を指示する出力が行われると、サテライ
ト用販売データ処理装置は、サテライト用メモリ初期化
手段により、サテライト用販売データ処理装置に備えら
れた集計メモリの初期化が行われる。
【0015】従って、サテライト用販売データ処理装置
では、必要なときに自動的に、集計メモリの初期化が行
われる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、この実施例では複数の電子料金秤を回
線を介して接続された販売データ処理システムに、この
発明を適用したもので、図1はこのシステムの概略を示
すブロック図である。
【0017】1は、マスタ用販売データ処理装置として
のマスタ用の電子料金秤である。2及び3は、サテライ
ト用販売データ処理装置としてのサテライト用の第1の
電子料金秤及び第2の電子料金秤である。前記マスタ用
電子料金秤1、前記サテライト用第1の電子料金秤2及
び前記サテライト用第2の電子料金秤3は、それぞれ回
線4を介して互いに接続されている。なおこの実施例に
おいては、3台の電子料金秤からなる販売データ処理シ
ステムの例で説明するが、この発明はマスタ用1台とサ
テライト用1台の2台の販売データ処理装置からなるシ
ステムにも適用でき、またサテライト用1台とサテライ
ト用3台以上の4台以上の販売データ処理装置にも適用
できるものである。
【0018】図2に、電子料金秤の斜視図を示す。な
お、11は電子料金秤で、前記マスタ用電子料金秤1、
前記サテライト用第1の電子料金秤2及び前記サテライ
ト用第2の電子料金秤3である。すなわち前記マスタ用
電子料金秤1、前記サテライト用第1の電子料金秤2及
び前記サテライト用第2の電子料金秤3は、いずれも基
本的なハード構成はほとんど同一で、後述するように、
マスタ用とサテライト用ではそれぞれ行う処理が異なる
だけである。
【0019】ここでは、マスタ用とサテライト用とで共
通する部分の構成について説明する。
【0020】この電子料金秤11は、装置本体12及び
この装置本体12の上方に支持部材13により支持され
た表示部14から構成されている。
【0021】この表示部14には、ディスプレイ14a
が設けられており、このディスプレイ14aには、商品
の重量、単価、値段、風袋等の販売データの他に、メッ
セージ等が表示されるようになっている。
【0022】前記装置本体12の上面には、秤皿15が
設けられ、図示しないが、この秤皿15の下部には、ロ
ードセル及びこのロードセルからの電気信号を増幅する
増幅器から構成されている。
【0023】また、前記装置本体12の右部には、レシ
ート及びレポート等を印字発行するプリンタ部16が設
けられ、さらに、前記装置本体12の前面には、ワンタ
ッチキー17及び操作キーボード18が設けられてい
る。
【0024】この操作キーボード18は、図3に示すよ
うに、0〜9までのテンキー、現計/発行キー、ゼロキ
ー、×キー、消キー、小計キー、訂正キー、−キー、現
外キー、定額キー、次品番キー、万券キー、品番キー、
クリア(C)キー、風袋(風)キー、紙送り1キー、紙
送り2キーが設けられている。
【0025】また、前記電子料金秤11の左側面には、
図4に示すカギスイッチ19が設けられており、このカ
ギスイッチ19によりトレーニング、設定、登録、ロッ
ク、点検、精算等のモードが切換えることができるよう
になっている。
【0026】図5に、前記電子料金秤11の概略の回路
構成のブロック図を示す。
【0027】21は、制御部本体を構成するCPU(ce
ntral processing unit )である。このCPU21が行
う処理のプログラムデータが記憶されたROM(read o
nlymemory)22、前記CPU21が処理を行う時に使
用する各種メモリのエリアが形成されたRAM(random
access memory)23、文字コード等に対応してイメー
ジデータが記憶されたC/G( character/generator
)24、時刻データを出力する時計25、CMT(cas
sette memory tape)26に対してデータの書込み及び
読取りを行うCMT・I/F(interface )27、重量
計測上の補正値など各種設定を行うディップスイッチ2
8からの信号を入力するI/O( input/output)2
9、前記回線4に接続された通信I/F30は、それぞ
れシステムバス31を介して前記CPU21と接続され
ている。
【0028】また、ロードセル及び増幅器からなる秤部
32からのアナログ電気信号をデジタル信号に変換する
A/D(analogue/digital)変換器33、キーボード3
4とのデータの伝送制御を行うキーボードI/F35、
前記ディスプレイ14aを制御する表示コントローラ3
6、前記プリンタ部16を制御するプリンタコントロー
ラ37、エラー等の警報を行うブザー38を制御するブ
ザーコントローラ39、現金等を保管するドロワ40の
開閉を制御するドロワコントローラ41も、それぞれ前
記システムバス31を介して前記CPU21と接続され
ている。
【0029】前記RAM23にはさらに、各商品毎に商
品情報が記憶されたPLU(pricelook up )ファイル
が設けられていると共に、集計メモリとして販売データ
及びこの販売データを商品毎等で集計した各種データが
記憶管理されるようになっている。
【0030】前記キーボード34は、前記ワンタッチキ
ー17、前記操作キーボード18及び前記カギスイッチ
19により構成されている。
【0031】図6に、マスタ用電子料金秤1のCPUが
行うマスタ側メイン処理の流れを示す。
【0032】まず、各種メモリの初期化等を行うイニシ
ャライズ処理を行い、このイニシャライズ処理を終了す
ると、表示の確認が行えるように数値の1〜9、0を順
次表示する表示スキャンを行う。
【0033】この表示スキャンを終了すると、次にステ
ップ1(ST1)の処理として、カギスイッチ19が
「精算」にセットされているか、又は「登録」にセット
されているか否かを判断する。
【0034】ここで、以上のいずれでもなければ、他の
モード処理を行い、この他のモード処理を終了すると、
再び前述のステップ1の処理に戻るようになっている。
【0035】カギスイッチ19が「登録」にセットされ
ていれば、キーボード34のワンタッチキー17又は操
作キーボード18からのキー入力が有るか否かを判断す
る。ここで、キー入力があれば、そのキー入力に対する
キー処理を行い、このキー処理を終了すると、再び前述
のステップ1の処理に戻るようになっている。
【0036】また、ワンタッチキー17又は操作キーボ
ード18からのキー入力がなければ、サテライト用電子
料金秤からの販売データの受信が有るか否かを判断す
る。ここでサテライト用電子料金秤からのデータの受信
が有れば、受信したデータを自己の集計メモリ(RAM
23)に加算し、再び前述のステップ1の処理に戻るよ
うになっている。
【0037】また、サテライト用電子料金秤からの販売
データの受信がなければ、例えば、計量データを得るな
ど、他の登録モード処理を行い、この他の登録モード処
理を終了すると、再び前述のステップ1の処理に戻るよ
うになっている。
【0038】カギスイッチ19が「精算」にセットされ
ていれば、精算処理用のキー入力、例えば、現計/発行
キーがキー入力されたか否かを判断する。ここで、精算
処理用のキー入力がなく、他のキー入力が行われれば、
そのキー入力に対応する他のキー処理を行い、この他の
キー処理を終了すると、再び前述のステップ1の処理に
戻るようになっている。
【0039】また、精算処理用のキー入力が有れば、ク
ローズコマンドを回線4を介して、全てのサテライト機
2,3、すなわち他の全ての電子料金秤へ送信してか
ら、集計処理等の精算処理演算を行い(集計処理手
段)、この精算処理演算により得たデータから、キー入
力処理で指定された種類の集計データについて、プリン
タ部16によりレポートの印字発行(レポート出力)を
行う(レポート出力手段)。
【0040】このレポート出力を終了すると、メモリ
(RAM23)のクリア行うメモリ精算を行い、オープ
ンコマンドを回線4を介して、全てのサテライト機2,
3へ送信し(初期化指示出力手段)、再び前述のステッ
プ1の処理に戻るようになっている。
【0041】なお、図6には示していないが、マスタ用
電子料金秤1にはサテライト用電子料金秤2,3との通
信に支障があるか否かを判断する処理を有し、回線に支
障がある時には、表示等でその旨をオペレータに知らせ
るようになっている。
【0042】図7に、サテライト用電子料金秤2,3の
CPUが行うサテライト側メイン処理の流れを示す。
【0043】まず、各種メモリの初期化等を行うイニシ
ャライズ処理を行い、このイニシャライズ処理を終了す
ると、表示の確認が行えるように数値の1〜9、0を順
次表示する表示スキャンを行う。
【0044】この表示スキャンを終了すると、次にステ
ップ2(ST2)の処理として、マスタ用電子料金秤1
から回線4を介して送信されたクローズコマンドを通信
I/Fで受信したか否かを判断する。
【0045】クローズコマンドを受信したならば、マス
タ用電子料金秤1から回線4を介して送信されたオープ
ンコマンドを通信I/Fで受信するまでの待機状態とな
る。
【0046】ここで、オープンコマンドを受信すると、
メモリ(RAM23)のクリアを行うメモリ精算を行い
(サテライト用メモリ初期化手段)、再び前述のステッ
プ2の処理に戻るようになっている。
【0047】また、クローズコマンドを受信していなけ
れば、カギスイッチ19が「登録」にセットされている
か否かを判断する。ここでカギスイッチ19が「登録」
にセットされていなければ、他のモード処理を行い、こ
の他のモード処理を終了すると、再び前述のステップ2
の処理に戻るようになっている。
【0048】また、カギスイッチ19が「登録」にセッ
トされていれば、入力された販売データ等をメモリ(R
AM23)に登録し、その販売データを回線4を介して
マスタ用電子料金秤1へ送信する。
【0049】このマスタ用電子料金秤1への販売データ
の送信を終了すると、前述のステップ2の処理に戻るよ
うになっている。
【0050】なお、図7には示していないが、マスタ用
電子料金秤1とサテライト用電子料金秤2,3との回線
に支障があるか否かを判断する処理を有している。
【0051】このような構成の本実施例においては、マ
スタ用電子料金秤1、サテライト用電子料金秤2,3に
おいて、カギスイッチが「登録」にセットされていると
きには、ワンタッチキー又は操作キーボードにより入力
された販売データが、それぞれ自己のRAMに登録され
る。サテライト用電子料金秤2,3では、さらに、それ
ぞれの自己のRAMに登録した販売データをマスタ用電
子料金秤1へ送信する。
【0052】マスタ用電子料金秤1では、サテライト用
電子料金秤2,3から送信された販売データを受信する
と、この受信したデータを登録すると共に、自己のRA
Mの集計メモリの内容を更新する。
【0053】マスタ用電子料金秤1のカギスイッチが
「精算」にセットされて、自己のRAMの集計メモリの
集計処理及びレポート出力を行うことを指示するキー入
力が行われると、マスタ用電子料金秤1は、全てのサテ
ライト用電子料金秤2,3にクローズコマンドを送信す
る。
【0054】このクローズコマンドの受信により、全て
のサテライト用電子料金秤2,3は、オープンコマンド
を受信するまでの待機状態となり、この待機状態の間、
サテライト用電子料金秤2,3は、登録処理等の全ての
モード処理ができないようになる。
【0055】一方、クローズコマンドを送信したマスタ
用電子料金秤1は、その送信後、キー入力に対応する集
計処理及びレポート出力を行い、さらにRAMの集計メ
モリをクリアするメモリ精算を行う。このメモリ精算が
終了すると、全てのサテライト用電子料金秤2,3にオ
ープンコマンドを送信する(初期化指示出力手段)。
【0056】このオープンコマンドの受信により、全て
のサテライト用電子料金秤2,3は、各自己のRAMの
集計メモリをクリアするメモリ精算を行い、このメモリ
精算を終了すると、通常の各種モード処理ができるよう
になる。
【0057】なお、フローチャートでは示していない
が、サテライト用電子料金秤2,3は、カギスイッチを
精算にセットしたときには、単独で動作しているときに
のみ精算処理が可能である。
【0058】このように本実施例によれば、マスタ用電
子料金秤1は、集計処理及びレポート出力を行う前に、
全てのサテライト用電子料金秤2,3へクローズコマン
ドを送信し、集計処理及びレポート出力、さらにRAM
の集計メモリのクリアを行った後で、全てのサテライト
用電子料金秤2,3へオープンコマンドを送信し、一
方、全てのサテライト用電子料金秤2,3ではクローズ
コマンドの受信によりオープンコマンドの受信待機状態
となり、オープンコマンドの受信により、各自己のRA
Mの集計メモリのクリアを行うことにより、自動的にマ
スタ用電子料金秤1で、集計処理を行ってレポート出力
又は集計メモリのクリアを行ったときに、自動的にサテ
ライト用電子料金秤2,3で集計メモリのクリアを行う
ことができる。従って、マスタ用電子料金秤1で集計処
理、レポート出力、集計メモリのクリアが行われなけれ
ば、サテライト用電子料金秤2,3の集計メモリはクリ
アされないので、確実にサテライト用電子用金秤2,3
の集計メモリにリカバリー用のデータを記憶させること
ができる。
【0059】その結果、マスタ用電子料金秤1のオペレ
ータにより、カギスイッチを精算にセットして精算処理
用キー入力を行うだけで、集計処理、レポート出力を行
った後で、マスタ用電子料金秤1だけでなく、全てのサ
テライト用電子料金秤2,3の集計メモリのクリアを自
動的に行うことができ、サテライト用電子料金秤2,3
において集計メモリのクリアを行う操作の必要がないの
で、操作性を向上させることができる。
【0060】従って、サテライト用電子料金秤2,3の
集計メモリは、人為的にクリアされることがないので、
マスタ用電子料金秤1がダウンしたときにデータが欠落
する等の問題を防止することができる。
【0061】この実施例では、マスタ機とサテライト機
の両方を電子料金秤の例で説明したが、それぞれを計量
機能のないPOS端末を用いたものでも実施することが
できる。また、集計メモリの内容をレポート出力する代
わりに、通信回線でさらに上位の装置(例えばホストコ
ンピュータなど)に送信したり、あるいはフロッピーデ
ィスク等のメモリ記憶媒体に記憶させるという事も可能
である。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
確実にサテライト機の販売データ処理装置のメモリにリ
カバリー用のデータを記憶させることができ、しかもマ
スタ機の販売データ処理装置が集計処理を行ってメモリ
の初期化を行ったとき又はレポート出力を行ったときに
は、自動的にサテライト機の販売データ処理装置のメモ
リを初期化することができる販売データ処理システムを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の販売データ処理システム
の概略の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の販売データ処理システムを構成する
電子料金秤を示す斜視図。
【図3】同実施例の電子料金秤の操作キーボードのキー
配置を示す図。
【図4】同実施例の電子料金秤のカギスイッチを示す
図。
【図5】同実施例の電子料金秤の概略の回路構成を示す
ブロック図。
【図6】同実施例のマスタ用電子料金秤で行われるマス
タ側メイン処理の流れを示す図。
【図7】同実施例のサテライト用電子料金秤で行われる
サテライト側メイン処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1…マスタ用電子料金秤、2,3…サテライト用電子料
金秤、4…回線、19…カギスイッチ、21…CPU、
23…RAM。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のマスタ用販売データ処理装置と少
    なくとも1台のサテライト用販売データ処理装置とが回
    線を介して接続され、この各販売データ処理装置毎に販
    売データの集計等の処理を行うための集計メモリを備
    え、前記サテライト用販売処理装置は販売データを登録
    すると共に登録した販売データを前記マスタ用販売デー
    タ処理装置へ送信し、前記マスタ用販売データ処理装置
    は受信した販売データに基づいて集計等の処理を行う販
    売データ処理システムにおいて、前記マスタ用販売デー
    タ処理装置は、このマスタ用販売データ処理装置に備え
    られた集計メモリに記憶されたデータに基づいて、販売
    データの集計等の処理を行う集計処理手段と、この集計
    処理手段による集計等の処理が終了すると、前記サテラ
    イト用販売データ処理装置の集計メモリの初期化を指示
    する出力を行う初期化指示出力手段とを設け、サテライ
    ト用販売データ処理装置は、前記マスタ用販売データ処
    理装置から集計メモリの初期化が指示されたときに、前
    記サテライト用販売データ処理装置に備えられた集計メ
    モリの初期化を行うサテライト用メモリ初期化手段を設
    けたことを特徴とする販売データ処理システム。
  2. 【請求項2】 1台のマスタ用販売データ処理装置と少
    なくとも1台のサテライト用販売データ処理装置とが回
    線を介して接続され、この各販売データ処理装置毎に販
    売データの集計等の処理を行うための集計メモリを備
    え、前記サテライト用販売処理装置は販売データを登録
    すると共に登録した販売データを前記マスタ用販売デー
    タ処理装置へ送信し、前記マスタ用販売データ処理装置
    は受信した販売データに基づいて集計等の処理を行う販
    売データ処理システムにおいて、前記マスタ用販売デー
    タ処理装置は、このマスタ用販売データ処理装置に備え
    られた集計メモリに記憶されたデータに基づいて、販売
    データの集計等の処理を行う集計処理手段と、この集計
    処理手段による集計等の処理により得られたデータに基
    づいてレポート出力を行うレポート出力手段と、このレ
    ポート出力手段によるレポート出力が終了すると、前記
    サテライト用販売データ処理装置に備えられた集計メモ
    リの初期化を指示する出力を行う初期化指示手段とを設
    け、前記サテライト用販売データ処理装置は、前記マス
    タ用販売データ処理装置から集計メモリの初期化が指示
    されたときに、前記サテライト用販売データ処理装置に
    備えられた集計メモリの初期化を行うサテライト用メモ
    リ初期化手段を設けたことを特徴とする販売データ処理
    システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000251185A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Teraoka Seiko Co Ltd 外部機器と電子秤間のデータ送受信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000251185A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Teraoka Seiko Co Ltd 外部機器と電子秤間のデータ送受信方法

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