JPH07121513A - 外字処理方法および外字処理装置 - Google Patents

外字処理方法および外字処理装置

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JPH07121513A
JPH07121513A JP5265051A JP26505193A JPH07121513A JP H07121513 A JPH07121513 A JP H07121513A JP 5265051 A JP5265051 A JP 5265051A JP 26505193 A JP26505193 A JP 26505193A JP H07121513 A JPH07121513 A JP H07121513A
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JP
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Application number
JP5265051A
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English (en)
Inventor
Satoshi Tsujimura
敏 辻村
Masabumi Yoshizawa
正文 吉澤
健人 ▲よし▼井
Taketo Yoshii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの文書中に同じ外字データが重複して格
納されることのない外字処理方法および外字処理装置を
提供する。 【構成】 文書外字保存手段5は、文書外字検索手段4
により入力された外字が文書外字保存領域a中に存在し
ないと判断されたときに、入力された外字のコードとシ
ステム外字取り出し手段2により取り出された外字のイ
メージとからなる外字データを文書外字保存領域aに格
納する。文書外字書き換え手段6は、文書外字検索手段
4により入力された外字が文書外字保存領域a中に存在
すると判断されたときに、文書外字保存領域aに格納さ
れた外字のイメージとシステム外字取り出し手段2によ
り取り出された外字のイメージとが等しいか否かを判断
し、等しくない場合に、文書外字保存領域aに格納され
た外字のイメージをシステム外字取り出し手段2により
取り出された外字のイメージに書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機を用いた文書編
集において外字を処理する外字処理方法および外字処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書の作成者が作成した外字のイ
メージは、その外字を表す外字のコードと共に、システ
ム毎に用意されたシステム外字辞書に外字データとして
保存され、文書データには外字のコードのみが保存され
ていた。このため、例えばαというシステムで作成され
た外字を含む文書データを別の例えばβというシステム
で使用した場合、システムαにおけるシステム外字辞書
の外字データとシステムβにおけるシステム外字辞書の
外字データとは必ずしも一致しないため、正しい外字が
表示できなかった。
【0003】この問題を解決するため、従来、例えば特
開平2−282860号公報に記載された外字処理装置
が提案されている。この外字処理装置は、図11のよう
に、外字入力部41と、外字表示部43と、表示装置4
4とを備えており、文書の一部には、外字のコードとイ
メージとからなる外字データを格納する外字エリアが設
定されていた。外字入力部41は、文書の作成者が外字
を使用した際に、その外字のイメージをシステム外字辞
書42から取り出し、外字データを文書の外字エリアに
格納する。外字表示部43は、文書を表示する際に文書
中に外字が現れたときに、文書の外字エリアに格納され
ている外字データを取り出して外字のイメージを表示装
置44に表示させる。
【0004】この従来の外字処理装置においては、文書
の作成者が外字を使用したときに、外字入力部41が常
に外字のイメージをシステム外字辞書42から取り出
し、外字データを文書の外字エリアに格納する構成であ
った。また、外字表示部43が文書に含まれる外字を表
示装置44に表示させる際に、必ず文書の外字エリアに
格納された外字のイメージを表示させる構成であった。
【0005】また従来、例えば特願平3−296816
号の明細書に記載された外字処理装置が提案されてい
る。この外字処理装置は、図12のように、文書作成部
51と、文書ファイル記憶部52と、通信ファイル作成
部53と、ファイル送信部54と、ファイル受信部55
と、外字ファイル格納部56と、文書ファイル格納部5
7と、文書表示部58とを備えており、文書作成部51
は、外字記憶部59を備えている。ファイル送信部54
は、文書の内容を表す文書データを送信した後に、外字
データを送信する。ファイル受信部55は、ファイル送
信部54により送信された文書データと外字データとを
受け取る。外字ファイル格納部56は、ファイル受信部
55により受け取られたデータから外字データを取り出
して格納する。文書ファイル格納部57は、ファイル受
信部55により受け取られたデータから文書データを取
り出して格納する。文書表示部58は、文書ファイル格
納部57に格納されている文章の内容を表示する際に、
外字が現れたときに外字ファイル格納部56に格納され
ている外字データを取り出して表示する。
【0006】この従来の外字処理装置においては、文書
表示部58が文書に含まれる外字を表示する際に、必ず
外字ファイル格納部56に格納されている外字データの
イメージを表示する構成であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の構成
では、文書の作成あるいは編集時に、外字を入力する度
にその外字のコードとイメージとが外字エリアに格納さ
れるので、外字エリアに同じコードの外字が何度も重複
して格納され、領域の無駄使いであると共に、文書の作
成あるいは編集の途中でシステム外字辞書の外字のイメ
ージが変更された場合、同じコードで異なるイメージの
外字が外字エリアに混在することになり、矛盾を生じる
という問題があった。
【0008】また、αというシステムで作成あるいは編
集した外字データを含む文書を、βというシステムで使
用するときに、その文書を編集して、既にその文書中で
使用されている外字と、βというシステムにおけるシス
テム外字辞書中の外字とを混在させて使用しながら矛盾
なく文書を編集し、さらにその文書を別のシステムで使
用するということができないという問題点を有してい
た。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、1つの文書中に同じ外字データが重複して格納
されることのない外字処理方法および外字処理装置を提
供することを目的とする。また本発明は、移動先のシス
テムで使用できる外字と文書中で既に使用されている外
字とが矛盾することなく、両方の外字を使って文書の編
集を行え、それを表示できる外字処理方法および外字処
理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
された外字のイメージをシステム外字辞書から取り出す
システム外字取り出しステップと、入力された外字が、
各文書毎に設定されて外字のコードとイメージとからな
る外字データを格納する文書外字保存領域中に存在する
か否かを判断する文書外字検索ステップと、文書外字検
索ステップにおいて入力された外字が文書外字保存領域
中に存在しないと判断されたときに、入力された外字の
コードとシステム外字取り出しステップにおいて取り出
された外字のイメージとからなる外字データを文書外字
保存領域に格納する文書外字保存ステップと、文書外字
検索ステップにおいて入力された外字が文書外字保存領
域中に存在すると判断されたときに、文書外字保存領域
に格納された外字のイメージとシステム外字取り出しス
テップにおいて取り出された外字のイメージとが等しい
か否かを判断し、等しくない場合に、文書外字保存領域
に格納された外字のイメージをシステム外字取り出しス
テップにおいて取り出された外字のイメージに書き換え
る文書外字書き換えステップと、を実行することを特徴
としている。請求項2の発明は、文書の文書データと文
書外字保存領域の外字データとを外部文書ファイルに格
納する外部文書ファイル保存ステップを実行することを
特徴としている。
【0011】請求項3の発明は、文書の作成者が外字の
コードを入力するための外字入力手段と、外字入力手段
に入力された外字のイメージをシステム外字辞書から取
り出すシステム外字取り出し手段と、外字入力手段に入
力された外字が、各文書毎に設定されて外字のコードと
イメージとからなる外字データを格納する文書外字保存
領域中に存在するか否かを判断する文書外字検索手段
と、文書外字検索手段により入力された外字が文書外字
保存領域中に存在しないと判断されたときに、入力され
た外字のコードとシステム外字取り出し手段により取り
出された外字のイメージとからなる外字データを文書外
字保存領域に格納する文書外字保存手段と、文書外字検
索手段により入力された外字が文書外字保存領域中に存
在すると判断されたときに、文書外字保存領域に格納さ
れた外字のイメージとシステム外字取り出し手段により
取り出された外字のイメージとが等しいか否かを判断
し、等しくない場合に、文書外字保存領域に格納された
外字のイメージをシステム外字取り出し手段により取り
出された外字のイメージに書き換える文書外字書き換え
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】請求項4の発明は、文書の文書データと文
書外字保存領域の外字データとを外部文書ファイルに格
納する外部文書ファイル保存手段を設けたことを特徴と
している。請求項5の発明は、表示すべき文書中に外字
が現れたときに、文書毎に設定されて外字のコードとイ
メージとからなる外字データを格納する文書外字保存領
域に該当する外字が存在するか否かを判断する外字選択
ステップと、外字選択ステップにおいて文書外字保存領
域に該当する外字が存在すると判断された場合に、文書
外字保存領域から該当する外字のイメージを取り出す文
書外字取り出しステップと、外字選択ステップにおいて
文書外字保存領域に該当する外字が存在しないと判断さ
れたときに、システム外字辞書を検索して該当する外字
のイメージを取り出すシステム外字取り出しステップ
と、文書外字取り出しステップあるいはシステム外字取
り出しステップにおいて取り出された外字のイメージを
文書中に表示する外字表示ステップと、を実行すること
を特徴としている。
【0013】請求項6の発明は、文書の文書データと文
書外字保存領域の外字データとを外部文書ファイルから
読み込む外部文書ファイル読み込みステップを実行する
ことを特徴としている。請求項7の発明は、表示すべき
文書中に外字が現れたときに、文書毎に設定されて外字
のコードとイメージとからなる外字データを格納する文
書外字保存領域に該当する外字が存在するか否かを判断
する外字選択手段と、外字選択手段により文書外字保存
領域に該当する外字が存在すると判断された場合に、文
書外字保存領域から該当する外字のイメージを取り出す
文書外字取り出し手段と、外字選択手段により文書外字
保存領域に該当する外字が存在しないと判断されたとき
に、システム外字辞書を検索して該当する外字のイメー
ジを取り出すシステム外字取り出し手段と、文書外字取
り出し手段あるいはシステム外字取り出し手段により取
り出された外字のイメージを文書中に表示する外字表示
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0014】請求項8の発明は、文書の文書データと文
書外字保存領域の外字データとを外部文書ファイルから
読み込む外部文書ファイル読み込み手段を設けたことを
特徴としている。請求項9の発明は、外字が入力された
ときに、その外字が文書毎に設定されて外字のコードと
イメージとからなる外字データを格納する文書外字保存
領域に、別のシステムで予め格納されていた外字か否か
を判断する外字選択ステップと、外字選択ステップにお
いて該当する外字が別のシステムで予め文書外字保存領
域に格納されていた外字であると判断されたときに、文
書外字保存領域を検索して該当する外字のイメージを取
り出す文書外字取り出しステップと、外字選択ステップ
において該当する外字が別のシステムで予め文書外字保
存領域に格納されていた外字ではないと判断されたとき
に、システム外字辞書を検索して該当する外字のイメー
ジを取り出すシステム外字取り出しステップと、システ
ム外字取り出しステップにおいて取り出された外字が文
書外字保存領域に存在するか否かを判断する文書外字検
索ステップと、文書外字検索ステップにおいて、システ
ム外字取り出しステップで取り出された外字が文書外字
保存領域に存在しないと判断されたときに、取り出され
た外字のコードとイメージとを文書外字保存領域に格納
する文書外字保存ステップと、文書外字検索ステップに
おいて、システム外字取り出しステップで取り出された
外字が文書外字保存領域に存在すると判断されたとき
に、文書外字保存領域に格納された外字のイメージとシ
ステム外字取り出しステップで取り出された外字のイメ
ージとが等しいか否かを判断し、等しくない場合に、文
書外字保存領域に格納された外字のイメージをシステム
外字取り出し手段によって取り出された外字のイメージ
に書き換える文書外字書き換えステップと、を実行する
ことを特徴としている。
【0015】請求項10の発明は、文書の文書データと
文書外字保存領域の外字データとを外部文書ファイルに
格納する外部文書ファイル保存ステップを実行すること
を特徴としている。請求項11の発明は、文書の作成者
が外字のコードを入力するための外字入力手段と、外字
入力手段に外字が入力されたときに、その外字が文書毎
に設定されて外字のコードとイメージとからなる外字デ
ータを格納する文書外字保存領域に、別のシステムで予
め格納されていた外字か否かを判断する外字選択手段
と、外字選択手段により該当する外字が別のシステムで
予め文書外字保存領域に格納されていた外字であると判
断されたときに、文書外字保存領域を検索して該当する
外字のイメージを取り出す文書外字取り出し手段と、外
字選択手段により該当する外字が別のシステムで予め文
書外字保存領域に格納されていた外字ではないと判断さ
れたときに、システム外字辞書を検索して該当する外字
のイメージを取り出すシステム外字取り出し手段と、シ
ステム外字取り出し手段により取り出された外字が文書
外字保存領域に存在するか否かを判断する文書外字検索
手段と、文書外字検索手段により、システム外字取り出
し手段によって取り出された外字が文書外字保存領域に
存在しないと判断されたときに、取り出された外字のコ
ードとイメージとを文書外字保存領域に格納する文書外
字保存手段と、文書外字検索手段により、システム外字
取り出し手段によって取り出された外字が文書外字保存
領域に存在すると判断されたときに、文書外字保存領域
に格納された外字のイメージとシステム外字取り出し手
段によって取り出された外字のイメージとが等しいか否
かを判断し、等しくない場合に、文書外字保存領域に格
納された外字のイメージをシステム外字取り出し手段に
よって取り出された外字のイメージに書き換える文書外
字書き換え手段と、を備えたことを特徴としている。
【0016】請求項12の発明は、文書の文書データと
文書外字保存領域の外字データとを外部文書ファイルに
格納する外部文書ファイル保存手段を設けたことを特徴
としている。請求項13の発明は、文書毎に設定されて
外字のコードとイメージとからなる外字データを格納す
る文書外字保存領域に存在する外字のコードを、システ
ム外字辞書に格納される外字のコードと重ならないコー
ドに変換する外字コード変換ステップと、文書中で使用
されている外字のコードを、外字コード変換ステップに
おいて変換された外字のコードに書き換える外字コード
書き換えステップと、外字コード書き換えステップにお
いて外字のコードを書き換えられた文書の文書データ
と、外字コード変換ステップにおいて外字のコードを変
換された文書外字保存領域の外字データとを外部文書フ
ァイルに格納する外部文書ファイル保存ステップと、を
実行することを特徴としている。
【0017】請求項14の発明は、文書毎に設定されて
外字のコードとイメージとからなる外字データを格納す
る文書外字保存領域に存在する外字のコードを、システ
ム外字辞書に格納される外字のコードと重ならないコー
ドに変換する外字コード変換手段と、文書中で使用され
ている外字のコードを、外字コード変換手段により変換
された外字のコードに書き換える外字コード書き換え手
段と、外字コード書き換え手段により外字のコードを書
き換えられた文書の文書データと、外字コード変換手段
により外字のコードを変換された文書外字保存領域の外
字データとを外部文書ファイルに格納する外部文書ファ
イル保存手段と、を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項15の発明は、文書中で使用されて
いる外字のコードを取り出す外字コード抽出ステップ
と、外字コード抽出ステップにおいて取り出された外字
のコードを、システム外字辞書に格納される外字のコー
ドと重ならないコードに変換する外字コード変換ステッ
プと、文書中で使用されている外字のコードを、外字コ
ード変換ステップにおいて変換された外字のコードに書
き換える外字コード書き換えステップと、外字コード書
き換えステップにおいて外字のコードを書き換えられた
文書の文書データと、外字コード変換ステップにおいて
変換された外字のコードと、システム外字辞書に格納さ
れている該当する外字のイメージとを外部文書ファイル
に格納する外部文書ファイル保存ステップと、を実行す
ることを特徴としている。
【0019】請求項16の発明は、文書中で使用されて
いる外字のコードを取り出す外字コード抽出手段と、外
字コード抽出手段により取り出された外字のコードを、
システム外字辞書に格納される外字のコードと重ならな
いコードに変換する外字コード変換手段と、文書中で使
用されている外字のコードを、外字コード変換手段によ
り変換された外字のコードに書き換える外字コード書き
換え手段と、外字コード書き換え手段により外字のコー
ドを書き換えられた文書の文書データと、外字コード変
換手段により変換された外字のコードと、システム外字
辞書に格納されている該当する外字のイメージとを外部
文書ファイルに格納する外部文書ファイル保存手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1の発明においては、システム外字取り
出しステップで、入力された外字のイメージをシステム
外字辞書から取り出し、文書外字検索ステップで、入力
された外字が、各文書毎に設定されて外字のコードとイ
メージとからなる外字データを格納する文書外字保存領
域中に存在するか否かを判断し、文書外字保存ステップ
で、文書外字検索ステップにおいて入力された外字が文
書外字保存領域中に存在しないと判断されたときに、入
力された外字のコードとシステム外字取り出しステップ
において取り出された外字のイメージとからなる外字デ
ータを文書外字保存領域に格納し、文書外字書き換えス
テップで、文書外字検索ステップにおいて入力された外
字が文書外字保存領域中に存在すると判断されたとき
に、文書外字保存領域に格納された外字のイメージとシ
ステム外字取り出しステップにおいて取り出された外字
のイメージとが等しいか否かを判断し、等しくない場合
に、文書外字保存領域に格納された外字のイメージをシ
ステム外字取り出しステップにおいて取り出された外字
のイメージに書き換える。
【0021】請求項2の発明においては、外部文書ファ
イル保存ステップで、文書の文書データと文書外字保存
領域の外字データとを外部文書ファイルに格納する。請
求項3の発明において、システム外字取り出し手段は、
外字入力手段に入力された外字のイメージをシステム外
字辞書から取り出す。文書外字検索手段は、外字入力手
段に入力された外字が、各文書毎に設定されて外字のコ
ードとイメージとからなる外字データを格納する文書外
字保存領域中に存在するか否かを判断する。文書外字保
存手段は、文書外字検索手段により入力された外字が文
書外字保存領域中に存在しないと判断されたときに、入
力された外字のコードとシステム外字取り出し手段によ
り取り出された外字のイメージとからなる外字データを
文書外字保存領域に格納する。文書外字書き換え手段
は、文書外字検索手段により入力された外字が文書外字
保存領域中に存在すると判断されたときに、文書外字保
存領域に格納された外字のイメージとシステム外字取り
出し手段により取り出された外字のイメージとが等しい
か否かを判断し、等しくない場合に、文書外字保存領域
に格納された外字のイメージをシステム外字取り出し手
段により取り出された外字のイメージに書き換える。
【0022】請求項4の発明において、外部文書ファイ
ル保存手段は、文書の文書データと文書外字保存領域の
外字データとを外部文書ファイルに格納する。請求項5
の発明においては、外字選択ステップで、表示すべき文
書中に外字が現れたときに、文書毎に設定されて外字の
コードとイメージとからなる外字データを格納する文書
外字保存領域に該当する外字が存在するか否かを判断
し、文書外字取り出しステップで、外字選択ステップに
おいて文書外字保存領域に該当する外字が存在すると判
断された場合に、文書外字保存領域から該当する外字の
イメージを取り出し、システム外字取り出しステップ
で、外字選択ステップにおいて文書外字保存領域に該当
する外字が存在しないと判断されたときに、システム外
字辞書を検索して該当する外字のイメージを取り出し、
外字表示ステップで、文書外字取り出しステップあるい
はシステム外字取り出しステップにおいて取り出された
外字のイメージを文書中に表示する。
【0023】請求項6の発明においては、外部文書ファ
イル読み込みステップで、文書の文書データと文書外字
保存領域の外字データとを外部文書ファイルから読み込
む。請求項7の発明において、外字選択手段は、表示す
べき文書中に外字が現れたときに、文書毎に設定されて
外字のコードとイメージとからなる外字データを格納す
る文書外字保存領域に該当する外字が存在するか否かを
判断する。文書外字取り出し手段は、外字選択手段によ
り文書外字保存領域に該当する外字が存在すると判断さ
れた場合に、文書外字保存領域から該当する外字のイメ
ージを取り出す。システム外字取り出し手段は、外字選
択手段により文書外字保存領域に該当する外字が存在し
ないと判断されたときに、システム外字辞書を検索して
該当する外字のイメージを取り出す。外字表示手段は、
文書外字取り出し手段あるいはシステム外字取り出し手
段により取り出された外字のイメージを文書中に表示す
る。
【0024】請求項8の発明において、外部文書ファイ
ル読み込み手段は、文書の文書データと文書外字保存領
域の外字データとを外部文書ファイルから読み込む。請
求項9の発明においては、外字選択ステップで、外字が
入力されたときに、その外字が文書毎に設定されて外字
のコードとイメージとからなる外字データを格納する文
書外字保存領域に、別のシステムで予め格納されていた
外字か否かを判断し、文書外字取り出しステップで、外
字選択ステップにおいて該当する外字が別のシステムで
予め文書外字保存領域に格納されていた外字であると判
断されたときに、文書外字保存領域を検索して該当する
外字のイメージを取り出し、システム外字取り出しステ
ップで、外字選択ステップにおいて該当する外字が別の
システムで予め文書外字保存領域に格納されていた外字
ではないと判断されたときに、システム外字辞書を検索
して該当する外字のイメージを取り出し、文書外字検索
ステップで、システム外字取り出しステップにおいて取
り出された外字が文書外字保存領域に存在するか否かを
判断し、文書外字保存ステップで、文書外字検索ステッ
プにおいて、システム外字取り出しステップで取り出さ
れた外字が文書外字保存領域に存在しないと判断された
ときに、取り出された外字のコードとイメージとを文書
外字保存領域に格納し、文書外字書き換えステップで、
文書外字検索ステップにおいて、システム外字取り出し
ステップで取り出された外字が文書外字保存領域に存在
すると判断されたときに、文書外字保存領域に格納され
た外字のイメージとシステム外字取り出しステップで取
り出された外字のイメージとが等しいか否かを判断し、
等しくない場合に、文書外字保存領域に格納された外字
のイメージをシステム外字取り出し手段によって取り出
された外字のイメージに書き換える。
【0025】請求項10の発明においては、外部文書フ
ァイル保存ステップで、文書の文書データと文書外字保
存領域の外字データとを外部文書ファイルに格納する。
請求項11の発明において、外字入力手段は、文書の作
成者が外字のコードを入力するためのものである。外字
選択手段は、外字入力手段に外字が入力されたときに、
その外字が文書毎に設定されて外字のコードとイメージ
とからなる外字データを格納する文書外字保存領域に、
別のシステムで予め格納されていた外字か否かを判断す
る。文書外字取り出し手段は、外字選択手段により該当
する外字が別のシステムで予め文書外字保存領域に格納
されていた外字であると判断されたときに、文書外字保
存領域を検索して該当する外字のイメージを取り出す。
システム外字取り出し手段は、外字選択手段により該当
する外字が別のシステムで予め文書外字保存領域に格納
されていた外字ではないと判断されたときに、システム
外字辞書を検索して該当する外字のイメージを取り出
す。文書外字検索手段は、システム外字取り出し手段に
より取り出された外字が文書外字保存領域に存在するか
否かを判断する。文書外字保存手段は、文書外字検索手
段により、システム外字取り出し手段によって取り出さ
れた外字が文書外字保存領域に存在しないと判断された
ときに、取り出された外字のコードとイメージとを文書
外字保存領域に格納する。文書外字書き換え手段は、文
書外字検索手段により、システム外字取り出し手段によ
って取り出された外字が文書外字保存領域に存在すると
判断されたときに、文書外字保存領域に格納された外字
のイメージとシステム外字取り出し手段によって取り出
された外字のイメージとが等しいか否かを判断し、等し
くない場合に、文書外字保存領域に格納された外字のイ
メージをシステム外字取り出し手段によって取り出され
た外字のイメージに書き換える。
【0026】請求項12の発明において、外部文書ファ
イル保存手段は、文書の文書データと文書外字保存領域
の外字データとを外部文書ファイルに格納する。請求項
13の発明においては、外字コード変換ステップで、文
書毎に設定されて外字のコードとイメージとからなる外
字データを格納する文書外字保存領域に存在する外字の
コードを、システム外字辞書に格納される外字のコード
と重ならないコードに変換し、外字コード書き換えステ
ップで、文書中で使用されている外字のコードを、外字
コード変換ステップにおいて変換された外字のコードに
書き換え、外部文書ファイル保存ステップで、外字コー
ド書き換えステップにおいて外字のコードを書き換えら
れた文書の文書データと、外字コード変換ステップにお
いて外字のコードを変換された文書外字保存領域の外字
データとを外部文書ファイルに格納する。
【0027】請求項14の発明において、外字コード変
換手段は、文書毎に設定されて外字のコードとイメージ
とからなる外字データを格納する文書外字保存領域に存
在する外字のコードを、システム外字辞書に格納される
外字のコードと重ならないコードに変換する。外字コー
ド書き換え手段は、文書中で使用されている外字のコー
ドを、外字コード変換手段により変換された外字のコー
ドに書き換える。外部文書ファイル保存手段は、外字コ
ード書き換え手段により外字のコードを書き換えられた
文書の文書データと、外字コード変換手段により外字の
コードを変換された文書外字保存領域の外字データとを
外部文書ファイルに格納する。
【0028】請求項15の発明においては、外字コード
抽出ステップで、文書中で使用されている外字のコード
を取り出し、外字コード変換ステップで、外字コード抽
出ステップにおいて取り出された外字のコードを、シス
テム外字辞書に格納される外字のコードと重ならないコ
ードに変換し、外字コード書き換えステップで、文書中
で使用されている外字のコードを、外字コード変換ステ
ップにおいて変換された外字のコードに書き換え、外部
文書ファイル保存ステップで、外字コード書き換えステ
ップにおいて外字のコードを書き換えられた文書の文書
データと、外字コード変換ステップにおいて変換された
外字のコードと、システム外字辞書に格納されている該
当する外字のイメージとを外部文書ファイルに格納す
る。
【0029】請求項16の発明において、外字コード抽
出手段は、文書中で使用されている外字のコードを取り
出す。外字コード変換手段は、外字コード抽出手段によ
り取り出された外字のコードを、システム外字辞書に格
納される外字のコードと重ならないコードに変換する。
外字コード書き換え手段は、文書中で使用されている外
字のコードを、外字コード変換手段により変換された外
字のコードに書き換える。外部文書ファイル保存手段
は、外字コード書き換え手段により外字のコードを書き
換えられた文書の文書データと、外字コード変換手段に
より変換された外字のコードと、システム外字辞書に格
納されている該当する外字のイメージとを外部文書ファ
イルに格納する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1における外字処理
装置の構成図で、この外字処理装置は、外字入力手段1
と、システム外字取り出し手段2と、文書外字検索手段
4と、文書外字保存手段5と、文書外字書き換え手段6
と、外部文書ファイル保存手段7とを備えており、文書
Aには、文書中で使用されている外字のコードとイメー
ジとからなる外字データを格納する文書外字保存領域a
が確保されている。外字入力手段1は、文章の入力者が
外字のコードを入力するためのものである。システム外
字取り出し手段2は、外字入力手段1に入力された外字
のコードに対応する外字のイメージをシステム外字辞書
3から取り出す。システム外字辞書3は、システム毎に
外字データを格納している。文書外字検索手段4は、外
字入力手段1に入力された外字が文書Aの文書外字保存
領域aに格納されているか否かを判断する。文書外字保
存手段5は、文書Aの文書外字保存領域aに格納されて
いない外字が入力された場合に、文書Aの文書外字保存
領域aにその外字データを格納する。文書外字書き換え
手段6は、文書Aの文書外字保存領域aに格納されてい
る外字のイメージがシステム外字辞書3において変更さ
れている場合に、文書Aの文書外字保存領域aの該当す
る外字のイメージを書き換える。外部文書ファイル保存
手段7は、文書Aの文書データと文書外字保存領域aの
外字データとを外部文書ファイル8に格納する。
【0031】次に上記外字処理装置の動作について、図
2のフローチャートを参照しながら説明する。文章の入
力者が、文章の入力中に外字入力手段1を使って、シス
テムで使用できる外字を入力した場合、外字入力手段1
が、その外字のコードを、文書A中に書き込むと共に、
システム外字取り出し手段2に渡す(ステップS1)。
これによりシステム外字取り出し手段2が、外字入力手
段1から渡された外字のコードを持つ外字のイメージを
システム外字辞書3から取り出す(ステップS2)。取
り出された外字のイメージは、文章の入力者が確認でき
るように文章中に表示するために、文書表示手段(図示
せず)に渡されて表示されるのが普通であるが、取り出
されたイメージがどのように処理されるかは本実施例の
要旨とは直接関係ないので説明を省略する。そして文書
外字検索手段4が、文章の入力者によって外字入力手段
1に入力された外字のコードが、文書A中の文書外字保
存領域aに既に格納されている外字か否かを判断し(ス
テップS3)、その結果を文書外字保存手段5に知らせ
る。これにより文書外字保存手段5が、外字入力手段1
に入力された外字が文書A中の文書外字保存領域aにま
だ格納されていない外字の場合には、外字のコードと外
字のイメージとを対にして、文書外字保存領域aに格納
する(ステップS4)。また、文書A中の文書外字保存
領域aに既に格納されている外字の場合には、文書外字
書き換え手段6が、格納されている外字のイメージがシ
ステム外字取り出し手段2によりシステム外字辞書3か
ら取り出された外字のイメージと同じか否かを判断し
(ステップS5)、同じでない場合には、新しく取り出
した外字のイメージに書き換える(ステップS6)。こ
の外字を含んだ文書Aを別のシステムに移動させるため
に外部文書ファイル8に格納する場合は(ステップS
7)、外部文書ファイル保存手段7が、文書Aを外部文
書ファイル8に書き込む(ステップS8)。これにより
外部文書ファイル8には、文章Aの文書データと共に、
文書A中の文書外字保存領域aに格納されている外字の
コードおよびイメージが格納される。
【0032】このように、文章の入力者が外字を使用す
る度に、その外字が文書Aの文書外字保存領域aに格納
されているか否かを判断し、格納されていなければ、そ
の外字のコードとイメージとを文書外字保存領域aに格
納し、格納されていれば、文書外字保存領域aに格納さ
れているその外字のイメージとシステム外字辞書3に格
納されているその外字のイメージとが同じか否かを判断
し、同じでなければ、文書外字保存領域aに格納されて
いるその外字のイメージをシステム外字辞書3に格納さ
れているその外字のイメージに更新するので、文書外字
保存領域aに同じ外字データが何度も重複して格納され
ることがなく、また文書Aの作成あるいは編集中にシス
テム外字辞書3中の外字のイメージが変更されても、そ
の外字を入力すれば文書外字保存領域a中の外字のイメ
ージも変更される。 (実施例2)図3は本発明の実施例2における外字処理
装置の構成図で、この外字処理装置は、外字表示手段1
1と、文書外字取り出し手段12と、外字選択手段13
と、システム外字取り出し手段14と、外部文書ファイ
ル読み込み手段16とを備えている。外字表示手段11
は、文書A中で使用されている外字を表示する。文書外
字取り出し手段12は、文書Aの文書外字保存領域aか
ら外字のイメージを取り出す。外字選択手段13は、文
書Aで使用されている外字のイメージを文書外字保存領
域aとシステム外字辞書15とのうちのいずれから取り
出すかを決定し、取り出された外字のイメージを外字表
示手段11に渡す。システム外字取り出し手段14は、
システム外字辞書15から外字のイメージを取り出す。
システム外字辞書15は、システム毎に外字データを格
納している。外部文書ファイル読み込み手段16は、文
書Aで使用されている外字のイメージを含む外部文書フ
ァイル17を読み込む。
【0033】次に上記外字処理装置の動作について、図
4のフローチャートを参照しながら説明する。外字を含
む外部文書ファイル17を用いる場合、外部文書ファイ
ル読み込み手段16が、外部文書ファイル17から文書
外字保存領域aを有する文書Aを読み込む(ステップS
11)。この文書Aを表示するときには、文章中に外字
のコードが現れた場合、先ず外字選択手段13が、文書
Aの文書外字保存領域aに該当する外字が格納されてい
るか否かを判断し(ステップS12)、存在すれば、文
書外字取り出し手段12が、外字のコードに対応する外
字のイメージを文書Aの文書外字保存領域aから取り出
す(ステップS13)。文書外字保存領域a中に該当す
る外字のイメージが存在しない場合は、システム外字取
り出し手段14が、システム外字辞書15から外字のイ
メージを取り出す(ステップS14)。そして外字選択
手段13が、文書外字取り出し手段12あるいはシステ
ム外字取り出し手段14により取り出された外字のイメ
ージを外字表示手段11に渡し、文書Aを表示させる
(ステップS15)。
【0034】このように、文章の内容を表示する際に、
文書外字保存領域aに該当する外字が存在するか否かを
判断し、存在すれば、文書外字保存領域aの外字のイメ
ージを表示し、存在しなければ、システム外字辞書15
の外字のイメージを表示するので、文書A中の文書外字
保存領域aに格納されている外字のイメージとシステム
外字辞書15に格納されている外字のイメージとが矛盾
する事なく、読み込まれた文書Aを正確に表示できる。 (実施例3)図5は本発明の実施例3における外字処理
装置の構成図で、この外字処理装置は、外字入力手段1
と、システム外字取り出し手段2と、文書外字検索手段
4と、文書外字保存手段5と、文書外字書き換え手段6
と、外部文書ファイル保存手段7と、外字選択手段21
と、文書外字取り出し手段22とを備えている。外字入
力手段1は、文章の入力者が外字のコードを入力するた
めのものである。システム外字取り出し手段2は、入力
された外字が予め文書Aの文書外字領域aに格納されて
いたものでなければ、その外字のイメージをシステム外
字辞書3から取り出す。システム外字辞書3は、システ
ム毎に外字データを格納している。文書外字検索手段4
は、システム外字取り出し手段2によって取り出された
外字が文書Aの文書外字保存領域aに格納されているか
否かを判断する。文書外字保存手段5は、文書Aの文書
外字保存領域aに該当する外字が格納されていない場合
に、文書Aの文書外字保存領域aに該当する外字データ
を格納する。文書外字書き換え手段6は、文書Aの文書
外字保存領域aに該当する外字が格納されている場合
に、その外字のイメージとシステム外字辞書3から取り
出された外字のイメージとが等しいか否かを判断し、等
しくなければ、文書Aの文書外字保存領域aに格納され
ている外字のイメージを書き換える。外部文書ファイル
保存手段7は、文書Aを外部文書ファイル8に格納す
る。外字選択手段21は、外字入力手段1に入力された
外字が、予め文書Aの文書外字領域aに格納されていた
外字か、編集中に文書外字保存手段5により新たに文書
Aの文書外字領域aに格納された外字かを判断する。文
書外字取り出し手段22は、入力された外字が予め文書
Aの文書外字領域aに格納されていたものであれば、文
書Aの文書外字領域aから該当する外字のイメージを取
り出す。
【0035】次に上記外字処理装置の動作について、図
6のフローチャートを参照しながら説明する。いま、α
というシステムで作成した文書Aをβというシステムで
編集する場合を考える。文章の作成者が外字入力手段1
を使って外字を入力すると、外字選択手段21が、入力
された外字がαというシステムで予め文書Aの文書外字
保存領域aに格納されていた外字か否かを判断する(ス
テップS21)。αというシステムで予め文書Aの文書
外字保存領域aに格納されていた外字か否かを判断する
方法としては、例えば、その外字を使用したシステムの
識別子を外字と一緒に文書外字保存領域aに格納してお
く方法や、文書外字保存領域aを2つに分けて、αとい
うシステムで入力されていた外字データを保存する領域
とβというシステムで新たに入力した外字データを保存
する領域とを区別する方法などが考えられる。該当する
外字がαというシステムで予め文書Aの文書外字保存領
域aに格納されていた外字であれば、文書外字取り出し
手段22が、文書Aの文書外字保存領域aから該当する
外字のイメージを取り出す(ステップS22)。この外
字のイメージは、外字の表示や外字のイメージの編集な
どに用いられる。該当する外字がαというシステムで予
め文書Aの文書外字保存領域aに格納されていた外字で
なければ、システム外字取り出し手段2が、システム外
字辞書3から該当する外字のイメージを取り出す(ステ
ップS23)。そして文書外字検索手段4が、システム
外字取り出し手段2によって取り出された外字が文書A
の文書外字保存領域aに格納されているか否かを判断し
(ステップS24)、格納されていなければ、文書外字
保存手段5が、システム外字取り出し手段2によりシス
テム外字辞書3から取り出された外字のコードと外字の
イメージとを対にして、文書A中の文書外字保存領域a
に格納する(ステップS25)。また、文書Aの文書外
字保存領域aに既に格納されていれば、文書外字書き換
え手段6が、文書A中の文書外字保存領域aに格納され
ている外字のイメージがシステム外字取り出し手段2に
よりシステム外字辞書3から取り出された外字のイメー
ジと同じか否かを判断し(ステップS26)、同じでな
い場合には、文書外字保存領域aに格納された外字のイ
メージをシステム外字辞書3から取り出された外字のイ
メージに書き換える(ステップS27)。この外字を含
んだ文書Aを別のシステムに移動させるために外部文書
ファイル8に格納する場合は(ステップS28)、外部
文書ファイル保存手段7が、文書Aを外部文書ファイル
8に書き込む(ステップS29)。これにより外部文書
ファイル8には、文章Aの文書データと共に、文書A中
の文書外字保存領域aに格納されている外字のコードお
よびイメージが格納される。
【0036】このように、αというシステムで予め文書
Aの文書外字保存領域aに格納されていた外字が入力さ
れた場合には、常に文書Aの文書外字保存領域aから該
当する外字のイメージを取り出し、αというシステムで
予め文書Aの文書外字保存領域aに格納されていなかっ
た外字が入力された場合には、システム外字辞書3から
該当する外字のイメージを取り出すので、文書Aの文書
外字保存領域a固有の外字とシステム外字辞書3の外字
とを、例え外字コードが重なっていた場合でも、矛盾す
ることなく混在させて使用できる。また、文章の入力者
がαというシステムで予め文書Aの文書外字保存領域a
に格納されていなかった外字を使用する度に、その外字
が文書Aの文書外字保存領域aに格納されているか否か
を判断し、格納されていなければ、その外字のコードと
イメージとを文書外字保存領域aに格納し、格納されて
いれば、文書外字保存領域aに格納されているその外字
のイメージとシステム外字辞書3に格納されているその
外字のイメージとが同じか否かを判断し、同じでなけれ
ば、文書外字保存領域aに格納されているその外字のイ
メージをシステム外字辞書3に格納されているその外字
のイメージに更新するので、文書外字保存領域aに同じ
外字データが何度も重複して格納されることがなく、ま
た文書Aの作成あるいは編集中にシステム外字辞書3中
の外字のイメージが変更されても、その外字を入力すれ
ば文書外字保存領域a中の外字のイメージも変更され
る。 (実施例4)図7は本発明の実施例4における外字処理
装置の構成図で、この外字処理装置は、外部文書ファイ
ル保存手段7と、外字コード変換手段31と、外字コー
ド書き換え手段32とを備えている。システム外字辞書
3は、システム毎に外字データを格納している。外部文
書ファイル保存手段7は、文書Aを外部文書ファイル8
に格納する。外字コード変換手段31は、文書Aの文書
外字保存領域aに格納されている外字のコードを、シス
テム外字辞書3で使用される外字のコードの領域以外の
コードに変更する。外字コード書き換え手段32は、文
書Aの文書外字保存領域aに格納されている外字のコー
ドを、外字コード書き換え手段32により変換された外
字のコードに書き換える。
【0037】次に上記外字処理装置の動作について、図
8のフローチャートを参照しながら説明する。外字を含
んだ文書Aを外部文書ファイル保存手段7により外部文
書ファイル8に格納する際には、外字コード変換手段3
1が、文書Aの文書外字保存領域aに格納されている外
字のコードを、システム外字辞書3で使用されている外
字のコードのコード領域と重ならないコード領域のコー
ドに変換する(ステップS31)。そして外字コード書
き換え手段32が、文書Aの文書外字保存領域aに格納
されている外字のコードを、外字コード変換手段31に
よって変換された新しい外字のコードに書き換える(ス
テップS32)。そして外部文書ファイル保存手段7
が、文書Aを外部文書ファイル8に書き込む(ステップ
S33)。これにより外部文書ファイル8には、外字の
コードを書き換えられた文書Aの文書データと、外字の
コードを書き換えられた文書外字保存領域aの外字のコ
ードおよびイメージとが格納される。
【0038】このように、文書Aの文書外字保存領域a
に格納されている外字データのコードを、システム外字
辞書3の使用する外字のコードと重ならないコードに書
き換えるので、文書Aの文書外字保存領域aに格納され
ている外字データのコードと、その文書データを編集し
ようとするシステムが持つシステム外字辞書3の外字デ
ータのコードとが重なることがなく、その両方の外字を
文章の作成や編集に矛盾なく使用できる外部文書ファイ
ル8を作成できる。 (実施例5)図9は本発明の実施例5における外字処理
装置の構成図で、この外字処理装置は、外部文書ファイ
ル保存手段7と、外字コード変換手段31と、外字コー
ド書き換え手段32と、外字コード抽出手段34とを備
えている。システム外字辞書3は、システム毎に外字デ
ータを格納している。外部文書ファイル保存手段7は、
文書Aを外部文書ファイル8に格納する。外字コード変
換手段31は、文書A中の外字のコードをシステム外字
辞書3で使用される外字のコードの領域以外のコードに
変更する。外字コード書き換え手段32は、文書A中の
外字のコードを、外字コード書き換え手段32により変
換された外字のコードに書き換える。外字コード抽出手
段34は、文書A中の外字のコードを抽出する。
【0039】次に上記外字処理装置の動作について、図
10のフローチャートを参照しながら説明する。外字を
含んだ文書Aを外部文書ファイル保存手段7を使って外
部文書ファイル8に格納する際に、文書A中で使われて
いる外字のコードを取り出すのに、文書外字保存領域の
外字データを利用するのではなく、外字コード抽出手段
34が、文書Aの文書データそのものを検索することに
より、文書A中で使用されている外字のコードを取り出
す(ステップS41)。そして外字コード変換手段31
が、外字コード抽出手段34によって取り出された外字
のコードを、システム外字辞書3で使用されている外字
のコードのコード領域と重ならないコード領域のコード
に変換する(ステップS42)。そして外字コード書き
換え手段32が、文書A中の外字のコードを、外字コー
ド変換手段31によって変換された新しい外字のコード
に書き換える(ステップS43)。そして外部文書ファ
イル保存手段7が、外字のコードを書き換えられた文書
Aの文書データと、書き換えられた外字コードと、元の
外字コードに対応するシステム外字辞書3の外字イメー
ジとを外部文書ファイル8に書き込む(ステップS4
4)。
【0040】このように、文書A中の外字データのコー
ドをシステム外字辞書3の使用する外字のコードと重な
らないコードに書き換え、その外字のコードと、それに
対応するシステム外字辞書3中の外字のイメージとを外
部文書ファイル8に格納するので、文書A中の外字デー
タのコードと、その文書Aを編集しようとするシステム
が持つシステム外字辞書3中の外字データのコードとが
重なることがなく、その両方の外字を文書Aの作成や編
集に使用できる外部文書ファイル8を作成できる。
【0041】なお上記実施例4および上記実施例5にお
いて、システム外字辞書3で使用されている外字データ
のコード領域と、外字コード変換手段31で変換された
外字のコードとが重ならないように、JISコードやE
UCコード体系などで規定されている外字コード領域を
2つに分割し、一方をシステム外字辞書3で使用し、他
方を文書毎の外字データのために使用するようにしても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
書の作成者が外字のコードを入力するための外字入力手
段と、外字入力手段に入力された外字のイメージをシス
テム外字辞書から取り出すシステム外字取り出し手段
と、外字入力手段に入力された外字が、各文書毎に設定
されて外字のコードとイメージとからなる外字データを
格納する文書外字保存領域中に存在するか否かを判断す
る文書外字検索手段と、文書外字検索手段により入力さ
れた外字が文書外字保存領域中に存在しないと判断され
たときに、入力された外字のコードとシステム外字取り
出し手段により取り出された外字のイメージとからなる
外字データを文書外字保存領域に格納する文書外字保存
手段と、文書外字検索手段により入力された外字が文書
外字保存領域中に存在すると判断されたときに、文書外
字保存領域に格納された外字のイメージとシステム外字
取り出し手段により取り出された外字のイメージとが等
しいか否かを判断し、等しくない場合に、文書外字保存
領域に格納された外字のイメージをシステム外字取り出
し手段により取り出された外字のイメージに書き換える
文書外字書き換え手段と、を備えたので、文章の入力者
が外字を使用する度に、その外字が文書の文書外字保存
領域に格納されているか否かを判断し、格納されていな
ければ、その外字のコードとイメージとを文書外字保存
領域に格納し、格納されていれば、文書外字保存領域に
格納されているその外字のイメージとシステム外字辞書
に格納されているその外字のイメージとが同じか否かを
判断し、同じでなければ、文書外字保存領域に格納され
ているその外字のイメージをシステム外字辞書に格納さ
れているその外字のイメージに更新することから、文書
外字保存領域に同じ外字データが何度も重複して格納さ
れることがなく、また文書の作成あるいは編集中にシス
テム外字辞書中の外字のイメージが変更されても、その
外字を入力すれば文書外字保存領域中の外字のイメージ
も変更される。
【0043】また、表示すべき文書中に外字が現れたと
きに、文書毎に設定されて外字のコードとイメージとか
らなる外字データを格納する文書外字保存領域に該当す
る外字が存在するか否かを判断する外字選択手段と、外
字選択手段により文書外字保存領域に該当する外字が存
在すると判断された場合に、文書外字保存領域から該当
する外字のイメージを取り出す文書外字取り出し手段
と、外字選択手段により文書外字保存領域に該当する外
字が存在しないと判断されたときに、システム外字辞書
を検索して該当する外字のイメージを取り出すシステム
外字取り出し手段と、文書外字取り出し手段あるいはシ
ステム外字取り出し手段により取り出された外字のイメ
ージを文書中に表示する外字表示手段と、を備えれば、
文章の内容を表示する際に、文書外字保存領域に該当す
る外字が存在するか否かを判断し、存在すれば、文書外
字保存領域の外字のイメージを表示し、存在しなけれ
ば、システム外字辞書の外字のイメージを表示すること
から、文書中の文書外字保存領域に格納されている外字
のイメージとシステム外字辞書に格納されている外字の
イメージとが矛盾することなく、読み込まれた文書を正
確に表示できる。
【0044】また、文書の作成者が外字のコードを入力
するための外字入力手段と、外字入力手段に外字が入力
されたときに、その外字が文書毎に設定されて外字のコ
ードとイメージとからなる外字データを格納する文書外
字保存領域に、別のシステムで予め格納されていた外字
か否かを判断する外字選択手段と、外字選択手段により
該当する外字が別のシステムで予め文書外字保存領域に
格納されていた外字であると判断されたときに、文書外
字保存領域を検索して該当する外字のイメージを取り出
す文書外字取り出し手段と、外字選択手段により該当す
る外字が別のシステムで予め文書外字保存領域に格納さ
れていた外字ではないと判断されたときに、システム外
字辞書を検索して該当する外字のイメージを取り出すシ
ステム外字取り出し手段と、システム外字取り出し手段
により取り出された外字が文書外字保存領域に存在する
か否かを判断する文書外字検索手段と、文書外字検索手
段により、システム外字取り出し手段によって取り出さ
れた外字が文書外字保存領域に存在しないと判断された
ときに、取り出された外字のコードとイメージとを文書
外字保存領域に格納する文書外字保存手段と、文書外字
検索手段により、システム外字取り出し手段によって取
り出された外字が文書外字保存領域に存在すると判断さ
れたときに、文書外字保存領域に格納された外字のイメ
ージとシステム外字取り出し手段によって取り出された
外字のイメージとが等しいか否かを判断し、等しくない
場合に、文書外字保存領域に格納された外字のイメージ
をシステム外字取り出し手段によって取り出された外字
のイメージに書き換える文書外字書き換え手段と、を備
えれば、文書外字保存領域に別のシステムで予め格納さ
れていた外字が入力された場合には、常に文書外字保存
領域から該当する外字のイメージを取り出し、文書外字
保存領域に別のシステムで予め格納されていない外字が
入力された場合には、システム外字辞書から該当する外
字のイメージを取り出すことから、文書中の文書外字保
存領域固有の外字とシステム外字辞書の外字とを、矛盾
することなく混在させて使用できる。また、文章の入力
者が文書外字保存領域に別のシステムで予め格納されて
いない外字を使用する度に、その外字が文書外字保存領
域に格納されているか否かを判断し、格納されていなけ
れば、その外字のコードとイメージとを文書外字保存領
域に格納し、格納されていれば、文書外字保存領域に格
納されているその外字のイメージとシステム外字辞書に
格納されているその外字のイメージとが同じか否かを判
断し、同じでなければ、文書外字保存領域に格納されて
いるその外字のイメージをシステム外字辞書に格納され
ているその外字のイメージに更新することから、文書外
字保存領域に同じ外字データが何度も重複して格納され
ることがなく、また文書の作成あるいは編集中にシステ
ム外字辞書中の外字のイメージが変更されても、その外
字を入力すれば文書外字保存領域a中の外字のイメージ
も変更される。
【0045】また、文書毎に設定されて外字のコードと
イメージとからなる外字データを格納する文書外字保存
領域に存在する外字のコードを、システム外字辞書に格
納される外字のコードと重ならないコードに変換する外
字コード変換手段と、文書中で使用されている外字のコ
ードを、外字コード変換手段により変換された外字のコ
ードに書き換える外字コード書き換え手段と、外字コー
ド書き換え手段により外字のコードを書き換えられた文
書の文書データと、外字コード変換手段により外字のコ
ードを変換された文書外字保存領域の外字データとを外
部文書ファイルに格納する外部文書ファイル保存手段
と、を備えれば、文書の文書外字保存領域に格納されて
いる外字データのコードを、システム外字辞書の使用す
る外字のコードと重ならないコードに書き換えることか
ら、文書の文書外字保存領域に格納されている外字デー
タのコードと、その文書データを編集しようとするシス
テムが持つシステム外字辞書の外字データのコードとが
重なることがなく、その両方の外字を文章の作成や編集
に矛盾なく使用できる外部文書ファイルを作成できる。
【0046】また、文書中で使用されている外字のコー
ドを取り出す外字コード抽出手段と、外字コード抽出手
段により取り出された外字のコードを、システム外字辞
書に格納される外字のコードと重ならないコードに変換
する外字コード変換手段と、文書中で使用されている外
字のコードを、外字コード変換手段により変換された外
字のコードに書き換える外字コード書き換え手段と、外
字コード書き換え手段により外字のコードを書き換えら
れた文書の文書データと、外字コード変換手段により変
換された外字のコードと、システム外字辞書に格納され
ている該当する外字のイメージとを外部文書ファイルに
格納する外部文書ファイル保存手段と、を備えれば、文
書中の外字データのコードをシステム外字辞書の使用す
る外字のコードと重ならないコードに書き換え、その外
字のコードと、それに対応するシステム外字辞書中の外
字のイメージとを外部文書ファイルに格納するので、文
書中の外字データのコードと、その文書を編集しようと
するシステムが持つシステム外字辞書中の外字データの
コードとが重なることがなく、その両方の外字を文書の
作成や編集に使用できる外部文書ファイルを作成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における外字処理装置の構成
図である。
【図2】本発明の実施例1における外字処理装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の実施例2における外字処理装置の構成
図である。
【図4】本発明の実施例2における外字処理装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施例3における外字処理装置の構成
図である。
【図6】本発明の実施例3における外字処理装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施例4における外字処理装置の構成
図である。
【図8】本発明の実施例4における外字処理装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の実施例5における外字処理装置の構成
図である。
【図10】本発明の実施例5における外字処理装置の動
作を説明するフローチャートである。
【図11】従来の外字処理装置の構成図である。
【図12】従来の外字処理装置の構成図である。
【符号の説明】
1 外字入力手段 2 システム外字取り出し手段 3 システム外字辞書 4 文書外字検索手段 5 文書外字保存手段 6 文書外字書き換え手段 7 外部文書ファイル保存手段 8 外部文書ファイル 11 外字表示手段 12 文書外字取り出し手段 13 外字選択手段 14 システム外字取り出し手段 15 システム外字辞書 16 外部文書ファイル読み込み手段 17 外部文書ファイル 21 外字選択手段 22 文書外字取り出し手段 31 外字コード変換手段 32 外字コード書き換え手段 34 外字コード抽出手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された外字のイメージをシステム外
    字辞書から取り出すシステム外字取り出しステップと、 入力された外字が、各文書毎に設定されて外字のコード
    とイメージとからなる外字データを格納する文書外字保
    存領域中に存在するか否かを判断する文書外字検索ステ
    ップと、 前記文書外字検索ステップにおいて入力された外字が前
    記文書外字保存領域中に存在しないと判断されたとき
    に、入力された外字のコードと前記システム外字取り出
    しステップにおいて取り出された外字のイメージとから
    なる外字データを前記文書外字保存領域に格納する文書
    外字保存ステップと、 前記文書外字検索ステップにおいて入力された外字が前
    記文書外字保存領域中に存在すると判断されたときに、
    前記文書外字保存領域に格納された外字のイメージと前
    記システム外字取り出しステップにおいて取り出された
    外字のイメージとが等しいか否かを判断し、等しくない
    場合に、前記文書外字保存領域に格納された外字のイメ
    ージを前記システム外字取り出しステップにおいて取り
    出された外字のイメージに書き換える文書外字書き換え
    ステップと、 を実行することを特徴とする外字処理方法。
  2. 【請求項2】 文書の文書データと文書外字保存領域の
    外字データとを外部文書ファイルに格納する外部文書フ
    ァイル保存ステップを実行することを特徴とする請求項
    1に記載の外字処理方法。
  3. 【請求項3】 文書の作成者が外字のコードを入力する
    ための外字入力手段と、 前記外字入力手段に入力された外字のイメージをシステ
    ム外字辞書から取り出すシステム外字取り出し手段と、 前記外字入力手段に入力された外字が、各文書毎に設定
    されて外字のコードとイメージとからなる外字データを
    格納する文書外字保存領域中に存在するか否かを判断す
    る文書外字検索手段と、 前記文書外字検索手段により入力された外字が前記文書
    外字保存領域中に存在しないと判断されたときに、入力
    された外字のコードと前記システム外字取り出し手段に
    より取り出された外字のイメージとからなる外字データ
    を前記文書外字保存領域に格納する文書外字保存手段
    と、 前記文書外字検索手段により入力された外字が前記文書
    外字保存領域中に存在すると判断されたときに、前記文
    書外字保存領域に格納された外字のイメージと前記シス
    テム外字取り出し手段により取り出された外字のイメー
    ジとが等しいか否かを判断し、等しくない場合に、前記
    文書外字保存領域に格納された外字のイメージを前記シ
    ステム外字取り出し手段により取り出された外字のイメ
    ージに書き換える文書外字書き換え手段と、 を備えたことを特徴とする外字処理装置。
  4. 【請求項4】 文書の文書データと文書外字保存領域の
    外字データとを外部文書ファイルに格納する外部文書フ
    ァイル保存手段を設けたことを特徴とする請求項3に記
    載の外字処理装置。
  5. 【請求項5】 表示すべき文書中に外字が現れたとき
    に、文書毎に設定されて外字のコードとイメージとから
    なる外字データを格納する文書外字保存領域に該当する
    外字が存在するか否かを判断する外字選択ステップと、 前記外字選択ステップにおいて前記文書外字保存領域に
    該当する外字が存在すると判断された場合に、前記文書
    外字保存領域から該当する外字のイメージを取り出す文
    書外字取り出しステップと、 前記外字選択ステップにおいて前記文書外字保存領域に
    該当する外字が存在しないと判断されたときに、システ
    ム外字辞書を検索して該当する外字のイメージを取り出
    すシステム外字取り出しステップと、 前記文書外字取り出しステップあるいは前記システム外
    字取り出しステップにおいて取り出された外字のイメー
    ジを文書中に表示する外字表示ステップと、 を実行することを特徴とする外字処理方法。
  6. 【請求項6】 文書の文書データと文書外字保存領域の
    外字データとを外部文書ファイルから読み込む外部文書
    ファイル読み込みステップを実行することを特徴とする
    請求項5に記載の外字処理方法。
  7. 【請求項7】 表示すべき文書中に外字が現れたとき
    に、文書毎に設定されて外字のコードとイメージとから
    なる外字データを格納する文書外字保存領域に該当する
    外字が存在するか否かを判断する外字選択手段と、 前記外字選択手段により前記文書外字保存領域に該当す
    る外字が存在すると判断された場合に、前記文書外字保
    存領域から該当する外字のイメージを取り出す文書外字
    取り出し手段と、 前記外字選択手段により前記文書外字保存領域に該当す
    る外字が存在しないと判断されたときに、システム外字
    辞書を検索して該当する外字のイメージを取り出すシス
    テム外字取り出し手段と、 前記文書外字取り出し手段あるいは前記システム外字取
    り出し手段により取り出された外字のイメージを文書中
    に表示する外字表示手段と、 を備えたことを特徴とする外字処理装置。
  8. 【請求項8】 文書の文書データと文書外字保存領域の
    外字データとを外部文書ファイルから読み込む外部文書
    ファイル読み込み手段を設けたことを特徴とする請求項
    7に記載の外字処理装置。
  9. 【請求項9】 外字が入力されたときに、その外字が文
    書毎に設定されて外字のコードとイメージとからなる外
    字データを格納する文書外字保存領域に、別のシステム
    で予め格納されていた外字か否かを判断する外字選択ス
    テップと、 前記外字選択ステップにおいて該当する外字が別のシス
    テムで予め前記文書外字保存領域に格納されていた外字
    であると判断されたときに、前記文書外字保存領域を検
    索して該当する外字のイメージを取り出す文書外字取り
    出しステップと、 前記外字選択ステップにおいて該当する外字が別のシス
    テムで予め前記文書外字保存領域に格納されていた外字
    ではないと判断されたときに、システム外字辞書を検索
    して該当する外字のイメージを取り出すシステム外字取
    り出しステップと、 前記システム外字取り出しステップにおいて取り出され
    た外字が前記文書外字保存領域に存在するか否かを判断
    する文書外字検索ステップと、 前記文書外字検索ステップにおいて、前記システム外字
    取り出しステップで取り出された外字が前記文書外字保
    存領域に存在しないと判断されたときに、取り出された
    外字のコードとイメージとを前記文書外字保存領域に格
    納する文書外字保存ステップと、 前記文書外字検索ステップにおいて、前記システム外字
    取り出しステップで取り出された外字が前記文書外字保
    存領域に存在すると判断されたときに、前記文書外字保
    存領域に格納された外字のイメージと前記システム外字
    取り出しステップで取り出された外字のイメージとが等
    しいか否かを判断し、等しくない場合に、前記文書外字
    保存領域に格納された外字のイメージを前記システム外
    字取り出し手段によって取り出された外字のイメージに
    書き換える文書外字書き換えステップと、 を実行することを特徴とする外字処理方法。
  10. 【請求項10】 文書の文書データと文書外字保存領域
    の外字データとを外部文書ファイルに格納する外部文書
    ファイル保存ステップを実行することを特徴とする請求
    項9に記載の外字処理方法。
  11. 【請求項11】 文書の作成者が外字のコードを入力す
    るための外字入力手段と、 前記外字入力手段に外字が入力されたときに、その外字
    が文書毎に設定されて外字のコードとイメージとからな
    る外字データを格納する文書外字保存領域に、別のシス
    テムで予め格納されていた外字か否かを判断する外字選
    択手段と、 前記外字選択手段により該当する外字が別のシステムで
    予め前記文書外字保存領域に格納されていた外字である
    と判断されたときに、前記文書外字保存領域を検索して
    該当する外字のイメージを取り出す文書外字取り出し手
    段と、 前記外字選択手段により該当する外字が別のシステムで
    予め前記文書外字保存領域に格納されていた外字ではな
    いと判断されたときに、システム外字辞書を検索して該
    当する外字のイメージを取り出すシステム外字取り出し
    手段と、 前記システム外字取り出し手段により取り出された外字
    が前記文書外字保存領域に存在するか否かを判断する文
    書外字検索手段と、 前記文書外字検索手段により、前記システム外字取り出
    し手段によって取り出された外字が前記文書外字保存領
    域に存在しないと判断されたときに、取り出された外字
    のコードとイメージとを前記文書外字保存領域に格納す
    る文書外字保存手段と、 前記文書外字検索手段により、前記システム外字取り出
    し手段によって取り出された外字が前記文書外字保存領
    域に存在すると判断されたときに、前記文書外字保存領
    域に格納された外字のイメージと前記システム外字取り
    出し手段によって取り出された外字のイメージとが等し
    いか否かを判断し、等しくない場合に、前記文書外字保
    存領域に格納された外字のイメージを前記システム外字
    取り出し手段によって取り出された外字のイメージに書
    き換える文書外字書き換え手段と、 を備えたことを特徴とする外字処理装置。
  12. 【請求項12】 文書の文書データと文書外字保存領域
    の外字データとを外部文書ファイルに格納する外部文書
    ファイル保存手段を設けたことを特徴とする請求項11
    に記載の外字処理装置。
  13. 【請求項13】 文書毎に設定されて外字のコードとイ
    メージとからなる外字データを格納する文書外字保存領
    域に存在する外字のコードを、システム外字辞書に格納
    される外字のコードと重ならないコードに変換する外字
    コード変換ステップと、 文書中で使用されている外字のコードを、前記外字コー
    ド変換ステップにおいて変換された外字のコードに書き
    換える外字コード書き換えステップと、 前記外字コード書き換えステップにおいて外字のコード
    を書き換えられた文書の文書データと、前記外字コード
    変換ステップにおいて外字のコードを変換された前記文
    書外字保存領域の外字データとを外部文書ファイルに格
    納する外部文書ファイル保存ステップと、 を実行することを特徴とする外字処理方法。
  14. 【請求項14】 文書毎に設定されて外字のコードとイ
    メージとからなる外字データを格納する文書外字保存領
    域に存在する外字のコードを、システム外字辞書に格納
    される外字のコードと重ならないコードに変換する外字
    コード変換手段と、 文書中で使用されている外字のコードを、前記外字コー
    ド変換手段により変換された外字のコードに書き換える
    外字コード書き換え手段と、 前記外字コード書き換え手段により外字のコードを書き
    換えられた文書の文書データと、前記外字コード変換手
    段により外字のコードを変換された前記文書外字保存領
    域の外字データとを外部文書ファイルに格納する外部文
    書ファイル保存手段と、 を備えたことを特徴とする外字処理装置。
  15. 【請求項15】 文書中で使用されている外字のコード
    を取り出す外字コード抽出ステップと、 前記外字コード抽出ステップにおいて取り出された外字
    のコードを、システム外字辞書に格納される外字のコー
    ドと重ならないコードに変換する外字コード変換ステッ
    プと、 文書中で使用されている外字のコードを、前記外字コー
    ド変換ステップにおいて変換された外字のコードに書き
    換える外字コード書き換えステップと、 前記外字コード書き換えステップにおいて外字のコード
    を書き換えられた文書の文書データと、前記外字コード
    変換ステップにおいて変換された外字のコードと、前記
    システム外字辞書に格納されている該当する外字のイメ
    ージとを外部文書ファイルに格納する外部文書ファイル
    保存ステップと、 を実行することを特徴とする外字処理方法。
  16. 【請求項16】 文書中で使用されている外字のコード
    を取り出す外字コード抽出手段と、 前記外字コード抽出手段により取り出された外字のコー
    ドを、システム外字辞書に格納される外字のコードと重
    ならないコードに変換する外字コード変換手段と、 文書中で使用されている外字のコードを、前記外字コー
    ド変換手段により変換された外字のコードに書き換える
    外字コード書き換え手段と、 前記外字コード書き換え手段により外字のコードを書き
    換えられた文書の文書データと、前記外字コード変換手
    段により変換された外字のコードと、前記システム外字
    辞書に格納されている該当する外字のイメージとを外部
    文書ファイルに格納する外部文書ファイル保存手段と、 を備えたことを特徴とする外字処理装置。
JP5265051A 1993-10-22 1993-10-22 外字処理方法および外字処理装置 Pending JPH07121513A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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