JPH06223111A

JPH06223111A - 電子ブックプレーヤ

Info

Publication number: JPH06223111A
Application number: JP5011666A
Authority: JP
Inventors: Kiyonori Harada; 清憲原田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1993-01-27
Filing date: 1993-01-27
Publication date: 1994-08-12

Abstract

(57)【要約】【目的】複数の入力フィールドにそれぞれ検索項目を
入力して、検索項目を検索するときの操作が簡単で、検
索時間が短くなるようにする。【構成】ワープロ漢字辞典を使って「桜」という検索
語を検索する場合、「部首索引」の入力フィールドに
「イ(にんべん)」と入力して(Ｓ51)、入力フィールド移
動キーを押下する(Ｓ52)と、「さくら」と「イ」の項目
に該当する項目を検索する(Ｓ53)が、該当項目がない
(Ｓ54)ので、入力フィールドを「総画検索」の入力フィ
ールドに移動させずに、検索語入力画面に「修正」の表
示を行う(Ｓ56)。そこで、修正キーを押下して、「部首
索引」の入力フィールドの「イ」を消去させた上、「木
(きへん)」という項目を「部首索引」の入力フィールド
に再入力して(Ｓ57)、入力フィールド移動キー押下する
(Ｓ52)と、入力フィールドを「総画検索」の入力フィー
ルドに移動させて(Ｓ55)、次の検索を行えるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、検索項目を入力する
と、英和辞書，漢字辞書等のデータが格納されているコ
ンパクトディスクを検索して、当該検索項目に該当する
本文データを表示装置に表示する電子ブックプレーヤに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図４に示すように、英和辞書，漢字辞書
等のデータが格納されているコンパクトディスクを媒体
とした電子ブックと呼ばれる文献ファイル１は、文献フ
ァイル１全体を管理する文献管理ブロック２と、辞書の
内容である本文データ３と、入力したキーワードによっ
て本文データ３を検索するための各種インデックス４
と、予め定めた分類内容に従って本文データ３を検索す
るためのメニューデータ５と、複数の検索条件を定めた
視点管理ブロック６と、文献内で用いる特有の文字の外
字フォント７とで構成されている。

【０００３】このように構成された電子ブックを検索す
る従来の電子ブックプレーヤは、入力した検索語と、各
種インデックス４，メニューデータ５，視点管理ブロッ
ク６の内のいずれかに定められた検索順序と、ユーザの
選択とに従って検索した本文データ３を表示装置に表示
する。

【０００４】例えば、ワープロ漢字辞典を使って「桜」
という検索語を検索する場合、図５に示すように検索語
入力画面には「音読み・訓読み」の入力フィールド８,
「部首索引」の入力フィールド９,「総画検索」の入力
フィールド10及び「ＪＩＳコード」の入力フィールド11
が表示される。そこで、「音読み・訓読み」の入力フィ
ールド８に「さくら」と入力し、「部首索引」の入力フ
ィールド９に「イ(にんべん)」と入力し、「総画検索」
の入力フィールド10に「10画」と入力して、検索キー12
を押下すると、文献項目一覧画面に「該当項目がありま
せん」という検索結果を表示して(図６参照)、検索語入
力画面に戻る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「桜」
という検索語を検索する場合、「音読み・訓読み」の入
力フィールド８に「さくら」と入力し、且つ、「部首索
引」の入力フィールド９に「イ(にんべん)」と入力した
時点で、「さくら」と「イ(にんべん)」との２つの項目
に共通する該当項目は存在しないことが判明するので、
これ以降の「総画検索」の入力フィールド10に「10画」
と入力する操作と、検索キー12を押下して検索語を検索
させる操作及び動作は不要であり、検索操作が煩雑にな
ると共に、検索時間が長くなるという問題があった。

【０００６】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、複数の入力フィールドに該当する検索項目を
それぞれ入力して、検索語を検索するときに、検索操作
が簡単で、検索時間が短い電子ブックプレーヤを提供す
ることを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、１つの入力フ
ィールドに入力した検索項目を検索して、検索項目に該
当する項目がなければ、次の入力フィールドに移動させ
ずに、検索語入力画面に「修正」を促す表示を行うと共
に、修正キーを押下して、入力フィールドの検索項目を
消去した上、修正した検索項目を再入力して、修正した
検索項目を再検索したときに、修正した検索項目に該当
する項目があれば、次の入力フィールドに移動させるよ
うにしたものである。

【０００８】

【作用】本発明によれば、入力フィールドに入力した検
索項目を検索して、該当項目がなければ、当該入力フィ
ールドの次の入力フィールドに移動させることなく、当
該入力フィールドで検索項目を修正させた上、その修正
した検索項目を再検索するので、検索操作が簡単で、検
索時間も短くなる。

【０００９】

【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を詳細に説明する。

【００１０】図１は本発明の一実施例の構成を示すもの
で、21は図２に示したフローチャートに従って論理判断
や演算を行うＣＰＵ、22は図２に示したフローチャート
に従って制御するのに必要なデータ等を記憶したり、表
示画面の画面情報を記憶するメインメモリ、23は図２に
示したフローチャートに従って制御するプログラム及び
検索プログラムを記憶したリードオンリメモリ(ＲＯ
Ｍ)、24はキーボード25から入力したユーザの指示、キ
ー入力情報等を取得するキーボード管理部、26は表示装
置27に表示する表示データを記憶している表示メモリ、
28は表示メモリ26に記憶されている表示データを表示装
置27に表示する表示制御部、29はコンパクトディスク
(ＣＤ)を回転させるモータ等を有するＣＤメカ部、30は
ＣＤメカ部29の回転及びコンパクトディスクに格納され
たデータの読み込みを制御するＣＤメカ制御部、31はＣ
Ｄメカ部29から転送されるデータをＣＰＵ21が処理でき
る形式のデータに変換するデータデコード部、32はデバ
イス相互間でのデータの転送を行うバスである。

【００１１】このように構成された本実施例の動作につ
いて、図２のフローチャートを参照しながら説明する。

【００１２】例えば、ワープロ漢字辞典を使って「桜」
という検索語を検索する場合、検索語入力画面には、
「音読み・訓読み」の入力フィールド41，「部首索引」の
入力フィールド42，「総画検索」の入力フィールド43，
「ＪＩＳコード」の入力フィールド44が表示される(図３
参照)。

【００１３】そこで、「音読み・訓読み」の入力フィー
ルド41に「さくら」の項目を入力して〔ステップ51(以
下「Ｓ51」と表わす)〕、入力フィールド移動キー(図示
しない)を押下する(Ｓ52)と、「さくら」の項目を検索し
(Ｓ53)、「さくら」の項目に該当する項目があれば(Ｓ5
4)、入力フィールドを「部首索引」の入力フィールド42
に移動させる(Ｓ55)。

【００１４】次に、「部首索引」の入力フィールド42に
「木(きへん)」の項目を入力して(Ｓ51)、入力フィール
ド移動キーを押下する(Ｓ52)と、「さくら」の項目と
「木(きへん)」の項目とに該当する項目を検索し(Ｓ5
3)、該当項目があれば(Ｓ54)、入力フィールドを「総画
検索」の入力フィールド43に移動させる(Ｓ55)。

【００１５】更に、「総画検索」の入力フィールド43に
「10画」の項目を入力して(Ｓ51)、検索キー(図示しな
い)を押下する(Ｓ52)と、「さくら」の項目，「木(きへ
ん)」の項目及び「10画」の項目に該当する項目を検索
し、該当項目があれば、その該当項目を表示装置27に表
示して(図１参照)、全ての処理を終了する。

【００１６】ところが、例えば、「部首索引」の入力フ
ィールド42に「イ(にんべん)」と入力して(Ｓ51)、入力
フィールド移動キーを押下する(Ｓ52)と、「さくら」の
項目と「イ(にんべん)」の項目とに該当する項目を検索
する(Ｓ53)が、該当項目がない(Ｓ54)ので、入力フィー
ルドを「総画検索」の入力フィールド43に移動させず
に、検索語入力画面に「修正」の表示45を行う(Ｓ56)
(図３参照)。

【００１７】そこで、修正キー(図示しない)を押下し
て、「部首索引」の入力フィールド42の「イ(にんべ
ん)」を消去させた上、別の「木(きへん)」という項目
を「部首索引」の入力フィールド42に再入力して(Ｓ5
7)、入力フィールド移動キー押下する(Ｓ52)と、「さく
ら」の項目と「木(きへん)」の項目とに該当する項目を
再検索し(Ｓ53)、該当項目があれば(Ｓ54)、入力フィー
ルドを「総画検索」の入力フィールド43に移動させて
(Ｓ55)、次の検索を行えるようにする。

【００１８】尚、「音読み・訓読み」の入力フィールド4
1に入力した検索項目を検索したときに、該当項目がな
くて、検索語入力画面に「修正」の表示45がなされた場
合には、修正キーを押下して、修正した検索項目を再入
力した上、入力フィールド移動キーを押下すればよい。
又、「総画検索」の入力フィールド43に入力した検索項
目を検索したときに、該当項目がなくて、検索語入力画
面に「修正」表示45が表示された場合には、修正キーを
押下して、修正した検索項目を再入力した上、検索キー
を押下すればよい。

【００１９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力フィールドに入力した検索項目を検索して、該当項
目がなければ、当該入力フィールドの次の入力フィール
ドに移動させることなく、当該入力フィールドで検索項
目を修正させた上、その修正した検索項目を再検索する
ので、検索操作が簡単で、検索時間も短くなるという効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

【図２】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。

【図３】本発明の一実施例における検索語入力画面の表
示例である。

【図４】コンパクトディスクに格納される辞書情報の形
式図である。

【図５】従来の電子ブックプレーヤにおける検索語入力
画面の表示例である。

【図６】従来の電子ブックプレーヤにおける検索結果画
面の表示例である。

【符号の説明】

３…本文データ、 41，42，43，44…入力フィールド、
45…「修正」表示。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の入力フィールドにそれぞれ検索項
目を入力して、英和辞書，漢字辞書等のデータが格納さ
れているコンパクトディスクを検索した上、前記検索項
目に該当するデータを表示装置に表示する電子ブックプ
レーヤにおいて、１つの前記入力フィールドに入力した前記検索項目を検
索して、前記検索項目に該当する項目がなければ、次の
前記入力フィールドに移動させずに、「修正」を促す表
示を行うと共に、修正キーを押下すれば、前記入力フィ
ールドの前記検索項目を消去して、修正した検索項目を
再入力できるようになることを特徴とする電子ブックプ
レーヤ。