JPH07121367B2 - 空気清浄装置 - Google Patents
空気清浄装置Info
- Publication number
- JPH07121367B2 JPH07121367B2 JP26730389A JP26730389A JPH07121367B2 JP H07121367 B2 JPH07121367 B2 JP H07121367B2 JP 26730389 A JP26730389 A JP 26730389A JP 26730389 A JP26730389 A JP 26730389A JP H07121367 B2 JPH07121367 B2 JP H07121367B2
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- suction
- dirt
- suction port
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は集塵エレメントを用いて車内を含む室内の空気
を浄化する空気清浄装置に関する。
を浄化する空気清浄装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種空気清浄装置としては、例えば実公昭64-4
8153号公報に記載され、また、第5図に示したものが知
られている。第5図に示したものは、集塵エレメント
(A)とファン(B)とを内装したケーシング(C)の
下部開放部に、吸込グリル(D)と吹出口(E)とを設
けた天井グリル(F)で閉鎖すると共に、前記ケーシン
グ(C)を天井(G)に埋込状に取付け、前記ファン
(B)の運転により前記吸込グリル(D)から室内の汚
れた空気を吸込み、前記集塵エレメント(A)を通過さ
せて空気中の塵を除き、清浄な空気を前記吹出口(E)
から室内に吹出すようにしている。
8153号公報に記載され、また、第5図に示したものが知
られている。第5図に示したものは、集塵エレメント
(A)とファン(B)とを内装したケーシング(C)の
下部開放部に、吸込グリル(D)と吹出口(E)とを設
けた天井グリル(F)で閉鎖すると共に、前記ケーシン
グ(C)を天井(G)に埋込状に取付け、前記ファン
(B)の運転により前記吸込グリル(D)から室内の汚
れた空気を吸込み、前記集塵エレメント(A)を通過さ
せて空気中の塵を除き、清浄な空気を前記吹出口(E)
から室内に吹出すようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 所で、前記した従来例によれば、前記天井グリル(F)
に吸込グリル(D)と吹出口(E)とを設けているか
ら、例えば、たばこの煙等の汚れの発生源が、空気清浄
装置から離れた位置にあると、汚れが速やかに処理され
ずに室内に拡散する問題が生じるし、また、汚れの発生
源が空気清浄装置に近い位置にある場合でも、前記吸込
グリル(D)と吹出口(E)とは互いに近接しているか
ら、吹出し気流に汚染空気がまき込まれて汚れが拡散
し、特に汚れが著しい場合には迅速な空気清浄が行えな
い問題がある。
に吸込グリル(D)と吹出口(E)とを設けているか
ら、例えば、たばこの煙等の汚れの発生源が、空気清浄
装置から離れた位置にあると、汚れが速やかに処理され
ずに室内に拡散する問題が生じるし、また、汚れの発生
源が空気清浄装置に近い位置にある場合でも、前記吸込
グリル(D)と吹出口(E)とは互いに近接しているか
ら、吹出し気流に汚染空気がまき込まれて汚れが拡散
し、特に汚れが著しい場合には迅速な空気清浄が行えな
い問題がある。
そこで、空気清浄装置を複数台設置することにより、前
者の問題を解決することはできるが、依然として後者の
問題は解決できないし、しかも空気清浄装置を複数台設
置する場合、設置台数が増加するだけコスト高になる
し、また各空気清浄装置の前記ケーシング(C)に内装
した前記集塵エレメント(A)を交換したり洗浄したり
するメンテナンスの作業も多くの手間がかかる問題が生
じる。又、室内における汚染源は一般に局部的に片寄る
ものであるが、汚染の度合いが高い雰囲気に位置する空
気清浄装置はその能力を充分発揮できるが、汚染の度合
いが低い雰囲気に位置する空気清浄装置はその能力を充
分に発揮できなく、全体としての空気清浄能力を充分活
用できなく、室内空気全体の清浄化が速やかに行えない
問題があった。
者の問題を解決することはできるが、依然として後者の
問題は解決できないし、しかも空気清浄装置を複数台設
置する場合、設置台数が増加するだけコスト高になる
し、また各空気清浄装置の前記ケーシング(C)に内装
した前記集塵エレメント(A)を交換したり洗浄したり
するメンテナンスの作業も多くの手間がかかる問題が生
じる。又、室内における汚染源は一般に局部的に片寄る
ものであるが、汚染の度合いが高い雰囲気に位置する空
気清浄装置はその能力を充分発揮できるが、汚染の度合
いが低い雰囲気に位置する空気清浄装置はその能力を充
分に発揮できなく、全体としての空気清浄能力を充分活
用できなく、室内空気全体の清浄化が速やかに行えない
問題があった。
本発明の目的は、複数の吸込ユニットから吸込む室内空
気の汚れを検出して、汚れが設定値以上の汚れた空気
を、他の吸込ユニットから吸込む比較的汚れの少ない空
気より優先的に除塵することにより、メンテナンス作業
が簡単で、かつ、空気清浄能力を有効に活用でき、室内
空気全体の清浄化が速やかに行える空気清浄装置を提供
することにある。
気の汚れを検出して、汚れが設定値以上の汚れた空気
を、他の吸込ユニットから吸込む比較的汚れの少ない空
気より優先的に除塵することにより、メンテナンス作業
が簡単で、かつ、空気清浄能力を有効に活用でき、室内
空気全体の清浄化が速やかに行える空気清浄装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、集塵エレメント(11)と空気循環用ファン
(12)を内装し、室内に開口する吹出口(1c)をもった
集塵ユニット(1)と、前記室内に開口する複数の吸込
ユニット(2a)…と、これら各吸込ユニット(2a)…を
前記集塵ユニット(1)の吸込口(13a)…に接続する
複数の吸込ダクト(3a)…とを備え、前記各吸込ユニッ
ト(2a)に対応して、吸込む空気の汚れを検出する汚れ
センサー(4a)…をそれぞれ設けると共に、前記集塵ユ
ニット(1)に各吸込口(13a)を流れる風量を調節す
る風量調節機構(5)を設ける一方、少なくとも一つの
汚れセンサー(4a)が設定値以上の汚れを検出したと
き、この汚れセンサー(4a)に対応する吸込口(13a)
を流れる風量を増大し、汚れが設定値より低い他の吸込
口(13b)…を流れる風量を減少させる風量調節信号を
出力し前記風量調節機構(5)を制御するコントローラ
(6)を設けたのである。
(12)を内装し、室内に開口する吹出口(1c)をもった
集塵ユニット(1)と、前記室内に開口する複数の吸込
ユニット(2a)…と、これら各吸込ユニット(2a)…を
前記集塵ユニット(1)の吸込口(13a)…に接続する
複数の吸込ダクト(3a)…とを備え、前記各吸込ユニッ
ト(2a)に対応して、吸込む空気の汚れを検出する汚れ
センサー(4a)…をそれぞれ設けると共に、前記集塵ユ
ニット(1)に各吸込口(13a)を流れる風量を調節す
る風量調節機構(5)を設ける一方、少なくとも一つの
汚れセンサー(4a)が設定値以上の汚れを検出したと
き、この汚れセンサー(4a)に対応する吸込口(13a)
を流れる風量を増大し、汚れが設定値より低い他の吸込
口(13b)…を流れる風量を減少させる風量調節信号を
出力し前記風量調節機構(5)を制御するコントローラ
(6)を設けたのである。
また、コントローラ(6)に、汚れセンサー(4a)が設
定値以上の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に
対応する吸込口(13a)を流れる風量を増大するとき、
空気循環用ファン(12)を駆動するモータ(7)の回転
数を増大するモータ回転数制御出力部(8)を備えるの
が好都合である。
定値以上の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に
対応する吸込口(13a)を流れる風量を増大するとき、
空気循環用ファン(12)を駆動するモータ(7)の回転
数を増大するモータ回転数制御出力部(8)を備えるの
が好都合である。
(作用) 複数の吸込ユニット(2a)…から複数のダクト(3a)…
を介して室内空気を一台の集塵ユニット(1)に吸込ん
で除塵できるから、複数の汚染源から汚染空気を吸込ん
で清浄処理ができ、従って、複数の集塵ユニットを用い
なくてすむから前記集塵エレメント(11)を交換したり
清浄したりするメンテナンス作業も一箇所で済み、メン
テナンス作業の手間がかからないし、また、一つの汚れ
センサー(4a)が設定値以上の汚れを検出したとき、前
記コントローラ(6)から出力する風量調節信号により
前記風量調節機構(5)が作動して、前記汚れセンサー
(4a)に対応する吸込口(13a)を流れる風量は、他の
吸込ユニット(2b)…に対応する吸込口(13b)…を流
れる風量より増大させ、汚れた空気を優先して集中的に
前記集塵エレメント(11)に通過させるから、前記集塵
エレメント(11)の空気清浄能力を有効に活用できると
共に、広い室内であっても、たばこの煙等の汚れの発生
源の近くで、その汚染空気を速やかに吸込むことができ
るし、吹出し気流によって吸込ユニットへの吸込みが阻
害されることもなく、その室内を良好に浄化できるので
あり、汚れが著しい場合でも室内空気全体の清浄化が速
やかに行える。
を介して室内空気を一台の集塵ユニット(1)に吸込ん
で除塵できるから、複数の汚染源から汚染空気を吸込ん
で清浄処理ができ、従って、複数の集塵ユニットを用い
なくてすむから前記集塵エレメント(11)を交換したり
清浄したりするメンテナンス作業も一箇所で済み、メン
テナンス作業の手間がかからないし、また、一つの汚れ
センサー(4a)が設定値以上の汚れを検出したとき、前
記コントローラ(6)から出力する風量調節信号により
前記風量調節機構(5)が作動して、前記汚れセンサー
(4a)に対応する吸込口(13a)を流れる風量は、他の
吸込ユニット(2b)…に対応する吸込口(13b)…を流
れる風量より増大させ、汚れた空気を優先して集中的に
前記集塵エレメント(11)に通過させるから、前記集塵
エレメント(11)の空気清浄能力を有効に活用できると
共に、広い室内であっても、たばこの煙等の汚れの発生
源の近くで、その汚染空気を速やかに吸込むことができ
るし、吹出し気流によって吸込ユニットへの吸込みが阻
害されることもなく、その室内を良好に浄化できるので
あり、汚れが著しい場合でも室内空気全体の清浄化が速
やかに行える。
更に、コントローラ(6)に、汚れセンサー(4a)が設
定値以上の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に
対応する吸込口(13a)を流れる風量を増大するとき、
空気循環用ファン(12)を駆動するモータ(7)の回転
数を増大するモータ回転数制御出力部(8)を備えた場
合には、前記コントローラ(6)の風量調節信号により
前記風量調節機構(5)が作動して前記吸込口(13a)
を流れる風量が増大するとき、前記吸込口(13a)に接
続した吸込ダクト(3a)における圧損は、風量が増大し
ないときに比較して大きくなり、前記集塵エレメント
(11)を通過する風量が、前記複数の吸込ユニット(2
a)…から室内空気を同時に吸込んで前記集塵エレメン
ト(11)を通過する風量に比較して減少しようとする
が、前記モータ回転数制御出力部(8)の出力により前
記空気循環用ファン(12)を駆動する前記モータ(7)
の回転数を増大させることにより、空気循環用ファン
(12)の送風能力が増大することになって、前記吸込口
(13a)から前記集塵エレメント(11)を通過する設定
値以上に汚れた空気の風量は、前記風量調節機構(5)
が作動しないときの風量と同程度、もしくはそれ以上に
増大させることができる。この結果、前記モータ(7)
の回転数を増大させない場合に比較して前記集塵エレメ
ント(11)の除塵能力を一層有効に発揮させることがで
きる。
定値以上の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に
対応する吸込口(13a)を流れる風量を増大するとき、
空気循環用ファン(12)を駆動するモータ(7)の回転
数を増大するモータ回転数制御出力部(8)を備えた場
合には、前記コントローラ(6)の風量調節信号により
前記風量調節機構(5)が作動して前記吸込口(13a)
を流れる風量が増大するとき、前記吸込口(13a)に接
続した吸込ダクト(3a)における圧損は、風量が増大し
ないときに比較して大きくなり、前記集塵エレメント
(11)を通過する風量が、前記複数の吸込ユニット(2
a)…から室内空気を同時に吸込んで前記集塵エレメン
ト(11)を通過する風量に比較して減少しようとする
が、前記モータ回転数制御出力部(8)の出力により前
記空気循環用ファン(12)を駆動する前記モータ(7)
の回転数を増大させることにより、空気循環用ファン
(12)の送風能力が増大することになって、前記吸込口
(13a)から前記集塵エレメント(11)を通過する設定
値以上に汚れた空気の風量は、前記風量調節機構(5)
が作動しないときの風量と同程度、もしくはそれ以上に
増大させることができる。この結果、前記モータ(7)
の回転数を増大させない場合に比較して前記集塵エレメ
ント(11)の除塵能力を一層有効に発揮させることがで
きる。
(実施例) 本発明に係る空気清浄気装置は、第4図に示したように
天井に個別に配置する二基の第1、2吸込ユニット(2
a)(2b)と一基の集塵ユニット(1)とを備え、二本
の第1、2吸込ダクト(3a)(3b)を介して第1及び第
2吸込ユニット(2a)(2b)を前記集塵ユニット(1)
の一側にそれぞれ個別に接続して構成するのである。
天井に個別に配置する二基の第1、2吸込ユニット(2
a)(2b)と一基の集塵ユニット(1)とを備え、二本
の第1、2吸込ダクト(3a)(3b)を介して第1及び第
2吸込ユニット(2a)(2b)を前記集塵ユニット(1)
の一側にそれぞれ個別に接続して構成するのである。
そして、前記集塵ユニット(1)は、第1図及び第2図
に示したように、周壁(15)の一側に二つの第1及び第
2吸込口(13a)(13b)を形成したケーシング(1a)
と、該ケーシング(1a)の下部開放部を閉鎖する化粧パ
ネル(1b)とから箱状に形成し、該化粧パネル(1b)に
は吹出口(1c)を設ける一方、前記ケーシング(1a)に
は二基の集塵エレメント(11)(11)と二基の循環用フ
ァン(12)(12)とをそれぞれ対応させると共に、各フ
ァン(12)(12)が各エレメント(11)(11)に対して
前記吹出口(1c)側に位置するように内装して、吸込ダ
クト(3a)(3b)をそれぞれ前記周壁(15)に設けた各
吸込口(13a)(13b)に個別に接続している。
に示したように、周壁(15)の一側に二つの第1及び第
2吸込口(13a)(13b)を形成したケーシング(1a)
と、該ケーシング(1a)の下部開放部を閉鎖する化粧パ
ネル(1b)とから箱状に形成し、該化粧パネル(1b)に
は吹出口(1c)を設ける一方、前記ケーシング(1a)に
は二基の集塵エレメント(11)(11)と二基の循環用フ
ァン(12)(12)とをそれぞれ対応させると共に、各フ
ァン(12)(12)が各エレメント(11)(11)に対して
前記吹出口(1c)側に位置するように内装して、吸込ダ
クト(3a)(3b)をそれぞれ前記周壁(15)に設けた各
吸込口(13a)(13b)に個別に接続している。
また、二基の吸込ユニット(2a)(2b)はそれぞれ吸込
グリル(21)を介して天井(22)における所定位置、例
えばたばこ等の汚染源が位置する場合が多いと予測され
るような場所に取付け、各吸込グリル(21)(21)から
室内空気を吸込むようにしている。
グリル(21)を介して天井(22)における所定位置、例
えばたばこ等の汚染源が位置する場合が多いと予測され
るような場所に取付け、各吸込グリル(21)(21)から
室内空気を吸込むようにしている。
そして、前記循環用ファン(12)(12)の運転により、
各吸込ユニット(2a)(2b)から吸込む室内空気を各吸
込ダクト(3a)(3b)を介して前記集塵ユニット(1)
に吸込み、前記エレメント(11)を通過して清浄になっ
た空気を前記化粧パネル(1b)の前記吹出口(1c)から
室内に吹出すようにしている。尚、(14)はプレフィル
タである。
各吸込ユニット(2a)(2b)から吸込む室内空気を各吸
込ダクト(3a)(3b)を介して前記集塵ユニット(1)
に吸込み、前記エレメント(11)を通過して清浄になっ
た空気を前記化粧パネル(1b)の前記吹出口(1c)から
室内に吹出すようにしている。尚、(14)はプレフィル
タである。
しかして、各吸込ユニット(2a)(2b)の吸込グリル
(21)には、例えば空気中の塵による光の散乱を利用し
た光電式の第1及び第2汚れセンサー(4a)(4b)を設
けて、各吸込ユニット(2a)(2b)に吸込む室内空気の
汚れを個別に検出できるようにする。
(21)には、例えば空気中の塵による光の散乱を利用し
た光電式の第1及び第2汚れセンサー(4a)(4b)を設
けて、各吸込ユニット(2a)(2b)に吸込む室内空気の
汚れを個別に検出できるようにする。
また、前記集塵ユニット(1)には、各吸込口(13a)
(13b)を流れる風量を調節する風量調節機構(5)を
設けるのである。即ち、二つの吸込口(13a)(13b)を
設けた周壁(15)から前記プレフィルタ(14)側へ途中
まで少し延びる仕切壁(16)を設けて、該仕切壁(16)
により各吸込口(13a)(13b)がそれぞれ連通する第1
及び第2吸込通路(16a)(16b)を形成し、前記仕切壁
(16)の前記プレフィルタ(14)側先端部には、第1図
に示したように該先端部を中心にして矢印方向及び反矢
印方向に回転するダンパ(51)を設けるのである。
(13b)を流れる風量を調節する風量調節機構(5)を
設けるのである。即ち、二つの吸込口(13a)(13b)を
設けた周壁(15)から前記プレフィルタ(14)側へ途中
まで少し延びる仕切壁(16)を設けて、該仕切壁(16)
により各吸込口(13a)(13b)がそれぞれ連通する第1
及び第2吸込通路(16a)(16b)を形成し、前記仕切壁
(16)の前記プレフィルタ(14)側先端部には、第1図
に示したように該先端部を中心にして矢印方向及び反矢
印方向に回転するダンパ(51)を設けるのである。
そして、該ダンパ(51)をダンパ回転用モータ(52)で
回転させて、該ダンパ(51)により各吸込口(13a)(1
3b)を流れる風量を調節できるようにする。即ち、前記
ダンパ(51)を中立位置(P0)から矢印方向へ第1閉鎖
位置(P1)まで、即ち第1吸込通路(16a)側に一杯に
回転させて、第1吸込口(13a)を流れる風量を減少さ
せてほとんど流れないようにする一方、第2吸込通路
(16b)を全開状態に維持して空気が自由に流れるよう
にするのである。また逆に前記ダンパ(51)を中立位置
(P0)から反矢印方向へ第2閉鎖位置(P2)まで、即ち
第2吸込通路(16b)側に一杯に回転させて、第2吸込
口(13b)を流れる風量を減少させてほとんど流れない
ようにする一方、第2吸込通路(16b)を全開状態に維
持するのである。
回転させて、該ダンパ(51)により各吸込口(13a)(1
3b)を流れる風量を調節できるようにする。即ち、前記
ダンパ(51)を中立位置(P0)から矢印方向へ第1閉鎖
位置(P1)まで、即ち第1吸込通路(16a)側に一杯に
回転させて、第1吸込口(13a)を流れる風量を減少さ
せてほとんど流れないようにする一方、第2吸込通路
(16b)を全開状態に維持して空気が自由に流れるよう
にするのである。また逆に前記ダンパ(51)を中立位置
(P0)から反矢印方向へ第2閉鎖位置(P2)まで、即ち
第2吸込通路(16b)側に一杯に回転させて、第2吸込
口(13b)を流れる風量を減少させてほとんど流れない
ようにする一方、第2吸込通路(16b)を全開状態に維
持するのである。
更に、第1吸込ユニット(2a)に設けた第1汚れセンサ
ー(4a)が設定値以上の汚れを検出したとき、この汚れ
センサー(4a)に対応する吸込口(13a)の風量調節を
増大し、汚れが設定値より低い他の吸込口(13b)を流
れる風量を減少させる風量調節信号を出力し前記風量調
節機構(5)を制御するコントローラ(6)を設けるの
であって、第3図に示すように該コントローラ(6)の
入力側には第1及び第2センサー(4a)(4b)を接続す
ると共に、出力側には前記ダンパ(51)を回転させる前
記モータ(52)を接続し、例えば第1センサー(4a)が
設定値以上の汚れを検出したとき、前記コントローラ
(6)が出力する風量調節信号により前記モータ(52)
を駆動して、前記ダンパ(51)を第2閉鎖位置(P2)に
まで回転させて、第2吸込通路(16b)を閉鎖する一
方、第1吸込通路(16a)を全開状態に維持するのであ
る。また、反対に第2センサー(4b)が設定値以上の汚
れを検出したとき、前記ダンパ(51)を第1閉鎖位置
(P1)にまで回転させて、第1吸込通路(16a)を閉鎖
する一方、第2吸込通路(16b)を全開に維持するので
ある。
ー(4a)が設定値以上の汚れを検出したとき、この汚れ
センサー(4a)に対応する吸込口(13a)の風量調節を
増大し、汚れが設定値より低い他の吸込口(13b)を流
れる風量を減少させる風量調節信号を出力し前記風量調
節機構(5)を制御するコントローラ(6)を設けるの
であって、第3図に示すように該コントローラ(6)の
入力側には第1及び第2センサー(4a)(4b)を接続す
ると共に、出力側には前記ダンパ(51)を回転させる前
記モータ(52)を接続し、例えば第1センサー(4a)が
設定値以上の汚れを検出したとき、前記コントローラ
(6)が出力する風量調節信号により前記モータ(52)
を駆動して、前記ダンパ(51)を第2閉鎖位置(P2)に
まで回転させて、第2吸込通路(16b)を閉鎖する一
方、第1吸込通路(16a)を全開状態に維持するのであ
る。また、反対に第2センサー(4b)が設定値以上の汚
れを検出したとき、前記ダンパ(51)を第1閉鎖位置
(P1)にまで回転させて、第1吸込通路(16a)を閉鎖
する一方、第2吸込通路(16b)を全開に維持するので
ある。
更に、例えば周波数変換により回転数を変化させること
のできる一台の回転数可変モータ(7)を前記空気循環
用ファン(12)(12)に接続して、これらファン(12)
(12)を運転できるようにすると共に、前記コントロー
ラ(6)には、第3図に示すようにモータ回転数制御出
力部(8)を設けて、該出力部(8)の出力側には前記
空気循環用ファン(12)(12)を駆動する前記モータ
(7)を接続し、第1汚れセンサー(4a)が設定値以上
の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に対応する
第1吸込口(13a)を流れる風量を増大すべく前記コン
トローラ(6)が風量調節信号を出力するとき、前記モ
ータ回転数制御出力部(8)の出力により前記モータ
(7)の回転数を増大して二つの前記ファン(12)(1
2)の送風能力を増大させるのである。尚(12a)は前記
ファン(12)(12)を駆動する駆動軸である。
のできる一台の回転数可変モータ(7)を前記空気循環
用ファン(12)(12)に接続して、これらファン(12)
(12)を運転できるようにすると共に、前記コントロー
ラ(6)には、第3図に示すようにモータ回転数制御出
力部(8)を設けて、該出力部(8)の出力側には前記
空気循環用ファン(12)(12)を駆動する前記モータ
(7)を接続し、第1汚れセンサー(4a)が設定値以上
の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に対応する
第1吸込口(13a)を流れる風量を増大すべく前記コン
トローラ(6)が風量調節信号を出力するとき、前記モ
ータ回転数制御出力部(8)の出力により前記モータ
(7)の回転数を増大して二つの前記ファン(12)(1
2)の送風能力を増大させるのである。尚(12a)は前記
ファン(12)(12)を駆動する駆動軸である。
次に、本発明の天井埋込形空気清浄装置の運転について
説明する。
説明する。
先ず、室内空気の汚染度合いが設定値以下のときは、前
記コントローラ(6)は風量調節信号を出力することは
なく、前記ダンパ(51)は中立位置(P0)に位置する。
従って、各吸込ユニット(2a)(2b)から第1及び第2
吸込口(13a)(13b)を介して集塵ユニット(1)の各
吸込通路(16a)(16b)へ吸込まれる室内空気は、いず
れも集塵エレメント(11)(11)を通過して除塵され清
浄な空気となって化粧パネル(1b)の吹出口(1c)から
室内に吹出されるのである。
記コントローラ(6)は風量調節信号を出力することは
なく、前記ダンパ(51)は中立位置(P0)に位置する。
従って、各吸込ユニット(2a)(2b)から第1及び第2
吸込口(13a)(13b)を介して集塵ユニット(1)の各
吸込通路(16a)(16b)へ吸込まれる室内空気は、いず
れも集塵エレメント(11)(11)を通過して除塵され清
浄な空気となって化粧パネル(1b)の吹出口(1c)から
室内に吹出されるのである。
しかして、第4図に示したように第1吸込ユニット(2
a)の近くに例えばたばこ等の汚染源(41)が位置する
とき、第1吸込ユニット(2a)に設けた第1センサー
(4a)が所定以上の汚れを検出し、前記コントローラ
(6)が出力する風量調節信号により前記モータ(52)
を駆動させて前記ダンパ(51)を中立位置(P0)から第
2閉鎖位置(P2)に回転させて、第2吸込通路(16b)
を閉鎖する一方、第1吸込通路(16a)を全開状態に維
持する。従って、第1吸込口(13a)を流れる風量は、
圧損分を考慮しても、第2吸込口(13b)を流れる風量
はなくなるだけ増大することになり、この結果所定以上
に汚れた空気は優先して集中的に前記集塵エレメント
(11)(11)を通過し、清浄処理されることになり、迅
速な空気清浄が可能となるのである。
a)の近くに例えばたばこ等の汚染源(41)が位置する
とき、第1吸込ユニット(2a)に設けた第1センサー
(4a)が所定以上の汚れを検出し、前記コントローラ
(6)が出力する風量調節信号により前記モータ(52)
を駆動させて前記ダンパ(51)を中立位置(P0)から第
2閉鎖位置(P2)に回転させて、第2吸込通路(16b)
を閉鎖する一方、第1吸込通路(16a)を全開状態に維
持する。従って、第1吸込口(13a)を流れる風量は、
圧損分を考慮しても、第2吸込口(13b)を流れる風量
はなくなるだけ増大することになり、この結果所定以上
に汚れた空気は優先して集中的に前記集塵エレメント
(11)(11)を通過し、清浄処理されることになり、迅
速な空気清浄が可能となるのである。
以上のように、各吸込ユニット(2a)(2b)から各ダク
ト(3a)(3b)を介して室内空気を一台の集塵ユニット
(1)に吸込んで除塵できるから、複数の集塵ユニット
を用いる場合に比較し前記集塵エレメント(11)(11)
を交換したり洗浄したりするメンテナンス作業も一箇所
で済み、メンテナンス作業の手間がかからなく、メンテ
ナンス作業が簡単にできながら、しかも、たばこ等の汚
染源(41)近くに位置する例えば第1吸込ユニット(2
a)から吸込まれる汚れ度合いが設定値以上の汚れた空
気は、汚れ度合いの少ない空気に優先して集中的に前記
集塵エレメント(11)(11)を通過して除塵されるか
ら、前記集塵エレメント(11)(11)の空気清浄能力を
充分活用でき乍ら、汚染空気が室内に拡散するのを少な
くでき、室内空気全体の清浄化が速やかに行える。
ト(3a)(3b)を介して室内空気を一台の集塵ユニット
(1)に吸込んで除塵できるから、複数の集塵ユニット
を用いる場合に比較し前記集塵エレメント(11)(11)
を交換したり洗浄したりするメンテナンス作業も一箇所
で済み、メンテナンス作業の手間がかからなく、メンテ
ナンス作業が簡単にできながら、しかも、たばこ等の汚
染源(41)近くに位置する例えば第1吸込ユニット(2
a)から吸込まれる汚れ度合いが設定値以上の汚れた空
気は、汚れ度合いの少ない空気に優先して集中的に前記
集塵エレメント(11)(11)を通過して除塵されるか
ら、前記集塵エレメント(11)(11)の空気清浄能力を
充分活用でき乍ら、汚染空気が室内に拡散するのを少な
くでき、室内空気全体の清浄化が速やかに行える。
更に、第1吸込ユニット(2a)に設けた第1センサー
(4a)が所定以上の汚れを検出して、前記コントローラ
(6)が風量調節信号を前記風量調節機構(5)に出力
し前記モータ(52)の駆動により前記ダンパ(51)を中
立位置(P0)から第2閉鎖位置(P2)に回転させると
き、前記コントローラ(6)に設けた前記モータ回転数
制御出力部(8)の出力により二基の空気循環用ファン
(12)(12)を駆動する前記モータ(7)の回転数が増
大するのである。このとき第2吸込通路(16b)は閉鎖
しているから第1センサー(4a)に対応した第1吸込口
(13a)を流れる風量が増大し、該吸込口(13a)に接続
した第1吸込ダクト(3a)における圧損が、風量が増大
しないときに比較して大きくなり、前記集塵エレメント
(11)(11)を通過する風量が、二基の吸込ユニット
(2a)(2b)から室内空気を同時に吸込んで前記集塵エ
レメント(11)(11)を通過する風量に比較して減少し
ようとするが、前記モータ回転数制御出力部(8)の出
力により前記空気循環用ファン(12)を駆動する前記モ
ータ(7)の回転数が増大し、二基のファン(12)(1
2)の送風能力が増大することになって、第1吸込口(1
3a)から第1吸込通路(16a)に吸込まれて前記集塵エ
レメント(11)(11)を通過する汚れ度合いの高い空気
の風量は、前記風量調節機構(5)が作動しないときの
風量と同程度、若しくはそれ以上に増大させることがで
きる。この結果、前記モータ(7)の回転数を増大させ
ない場合に比較して二基の集塵エレメント(11)(11)
の除塵能力を一層有効に発揮させることができる。
(4a)が所定以上の汚れを検出して、前記コントローラ
(6)が風量調節信号を前記風量調節機構(5)に出力
し前記モータ(52)の駆動により前記ダンパ(51)を中
立位置(P0)から第2閉鎖位置(P2)に回転させると
き、前記コントローラ(6)に設けた前記モータ回転数
制御出力部(8)の出力により二基の空気循環用ファン
(12)(12)を駆動する前記モータ(7)の回転数が増
大するのである。このとき第2吸込通路(16b)は閉鎖
しているから第1センサー(4a)に対応した第1吸込口
(13a)を流れる風量が増大し、該吸込口(13a)に接続
した第1吸込ダクト(3a)における圧損が、風量が増大
しないときに比較して大きくなり、前記集塵エレメント
(11)(11)を通過する風量が、二基の吸込ユニット
(2a)(2b)から室内空気を同時に吸込んで前記集塵エ
レメント(11)(11)を通過する風量に比較して減少し
ようとするが、前記モータ回転数制御出力部(8)の出
力により前記空気循環用ファン(12)を駆動する前記モ
ータ(7)の回転数が増大し、二基のファン(12)(1
2)の送風能力が増大することになって、第1吸込口(1
3a)から第1吸込通路(16a)に吸込まれて前記集塵エ
レメント(11)(11)を通過する汚れ度合いの高い空気
の風量は、前記風量調節機構(5)が作動しないときの
風量と同程度、若しくはそれ以上に増大させることがで
きる。この結果、前記モータ(7)の回転数を増大させ
ない場合に比較して二基の集塵エレメント(11)(11)
の除塵能力を一層有効に発揮させることができる。
尚、二台の吸込ユニット(2a)(2b)を前記集塵ユニッ
ト(1)に接続したが、3台以上でもよく、前記天井
(22)における所定位置、例えばたばこ等の汚染源(4
1)が位置する場合が多いと予想されるような場所に必
要台数取付けるとよい。
ト(1)に接続したが、3台以上でもよく、前記天井
(22)における所定位置、例えばたばこ等の汚染源(4
1)が位置する場合が多いと予想されるような場所に必
要台数取付けるとよい。
又、以上の実施例では、前記仕切壁(16)の先端部を中
心にして回転する前記ダンパ(51)を用いて、該ダンパ
(51)の回転により各吸込通路(17a)(17b)の何れか
一方を閉鎖するようにしたが、その他、中間位置に制御
できるようにしても良いし、また第5図に示すように各
吸込通路(17a)(17b)を個別に開閉できるように二基
のダンパ(51)(51)を用いて前記コントローラ(6)
の風量調節信号により、各ダンパ(51)(51)の回転位
置を制御して第1及び第2吸込口(13a)を流れる風量
を個別に調節できるようにしてもよい。
心にして回転する前記ダンパ(51)を用いて、該ダンパ
(51)の回転により各吸込通路(17a)(17b)の何れか
一方を閉鎖するようにしたが、その他、中間位置に制御
できるようにしても良いし、また第5図に示すように各
吸込通路(17a)(17b)を個別に開閉できるように二基
のダンパ(51)(51)を用いて前記コントローラ(6)
の風量調節信号により、各ダンパ(51)(51)の回転位
置を制御して第1及び第2吸込口(13a)を流れる風量
を個別に調節できるようにしてもよい。
この場合には、第1及び第2吸込通路(17a)(17b)の
いずれか一方を閉鎖することなく、両吸込口(13a)(1
3b)に空気を流しながら風量を調節することができるか
ら、各吸込口(13a)(13b)を流れる風量の比率を連続
的に変化させることができる。従って、第1及び第2汚
れセンサー(4a)(4b)がそれぞれ検出する汚れ度合い
の差に応じて各吸込口(13a)(13b)を流れる風量の比
率を最適比率に制御でき、前記集塵エレメント(11)
(11)の集塵能力を一層有効に発揮させることができる
のである。
いずれか一方を閉鎖することなく、両吸込口(13a)(1
3b)に空気を流しながら風量を調節することができるか
ら、各吸込口(13a)(13b)を流れる風量の比率を連続
的に変化させることができる。従って、第1及び第2汚
れセンサー(4a)(4b)がそれぞれ検出する汚れ度合い
の差に応じて各吸込口(13a)(13b)を流れる風量の比
率を最適比率に制御でき、前記集塵エレメント(11)
(11)の集塵能力を一層有効に発揮させることができる
のである。
(発明の効果) 本発明は、集塵エレメント(11)と空気循環用ファン
(12)を内装し、室内に開口する吹出口(1c)をもった
集塵ユニット(1)と、前記室内に開口する複数の吸込
ユニット(2a)…と、これら各吸込ユニット(2a)…を
前記集塵ユニット(1)の吸込口(13a)…に接続する
複数の吸込ダクト(3a)…とを備え、前記各吸込ユニッ
ト(2a)に対応して、吸込む空気の汚れを検出する汚れ
センサー(4a)…をそれぞれ設けると共に、前記集塵ユ
ニット(1)に各吸込口(13a)を流れる風量を調節す
る風量調節機構(5)を設ける一方、少なくとも一つの
汚れセンサー(4a)が設定値以上の汚れを検出したと
き、この汚れセンサー(4a)に対応する吸込口(13a)
を流れる風量を増大し、汚れが設定値より低い他の吸込
口(13b)…を流れる風量を減少させる風量調節信号を
出力して前記風量調節機構(5)を制御するコントロー
ラ(6)を設けたから、複数の吸込ユニット(2a)…か
ら複数のダクト(3a)…を介して室内空気を一台の集塵
ユニット(1)に吸込んで除塵できるから、複数台の集
塵ユニットを用いる場合に比較して前記集塵エレメント
(11)を交換したり洗浄したりするメンテナンス作業も
一箇所で済み、メンテナンス作業の手間がかからない
し、また、一つの汚れセンサー(4a)が設定値以上の汚
れを検出したとき、前記コントローラ(6)の風量調節
信号の出力により前記風量調節機構(5)が作動して、
前記汚れセンサー(4a)に対応する吸込口(13a)を流
れる設定値以上に汚れた空気の風量を、他の吸込ユニッ
ト(2b)…に対応する吸込口(13b)…を流れる空気の
風量より増大させられるので、汚れ度合いの少ない空気
に優先して集中的に前記集塵エレメント(11)を通過さ
せて清浄処理を行なえるのであり、この結果、前記集塵
エレメント(11)の空気清浄能力を有効に活用できなが
ら、広い室内であっても、たばこの煙等の汚れの発生源
の近くで、その汚染空気を速やかに吸込むことができる
し、吹出し気流によって吸込ユニットへの吸込みが阻害
されることもなく、その室内を良好に浄化できるのであ
り、汚れが著しい場合でも室内空気全体の清浄化が速や
かに行える。
(12)を内装し、室内に開口する吹出口(1c)をもった
集塵ユニット(1)と、前記室内に開口する複数の吸込
ユニット(2a)…と、これら各吸込ユニット(2a)…を
前記集塵ユニット(1)の吸込口(13a)…に接続する
複数の吸込ダクト(3a)…とを備え、前記各吸込ユニッ
ト(2a)に対応して、吸込む空気の汚れを検出する汚れ
センサー(4a)…をそれぞれ設けると共に、前記集塵ユ
ニット(1)に各吸込口(13a)を流れる風量を調節す
る風量調節機構(5)を設ける一方、少なくとも一つの
汚れセンサー(4a)が設定値以上の汚れを検出したと
き、この汚れセンサー(4a)に対応する吸込口(13a)
を流れる風量を増大し、汚れが設定値より低い他の吸込
口(13b)…を流れる風量を減少させる風量調節信号を
出力して前記風量調節機構(5)を制御するコントロー
ラ(6)を設けたから、複数の吸込ユニット(2a)…か
ら複数のダクト(3a)…を介して室内空気を一台の集塵
ユニット(1)に吸込んで除塵できるから、複数台の集
塵ユニットを用いる場合に比較して前記集塵エレメント
(11)を交換したり洗浄したりするメンテナンス作業も
一箇所で済み、メンテナンス作業の手間がかからない
し、また、一つの汚れセンサー(4a)が設定値以上の汚
れを検出したとき、前記コントローラ(6)の風量調節
信号の出力により前記風量調節機構(5)が作動して、
前記汚れセンサー(4a)に対応する吸込口(13a)を流
れる設定値以上に汚れた空気の風量を、他の吸込ユニッ
ト(2b)…に対応する吸込口(13b)…を流れる空気の
風量より増大させられるので、汚れ度合いの少ない空気
に優先して集中的に前記集塵エレメント(11)を通過さ
せて清浄処理を行なえるのであり、この結果、前記集塵
エレメント(11)の空気清浄能力を有効に活用できなが
ら、広い室内であっても、たばこの煙等の汚れの発生源
の近くで、その汚染空気を速やかに吸込むことができる
し、吹出し気流によって吸込ユニットへの吸込みが阻害
されることもなく、その室内を良好に浄化できるのであ
り、汚れが著しい場合でも室内空気全体の清浄化が速や
かに行える。
更に、コントローラ(6)に、汚れセンサー(4a)が設
定値以上の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に
対応する吸込口(13a)を流れる風量を増大するとき、
空気循環用ファン(12)を駆動するモータ(7)の回転
数を増大するモータ回転数制御出力部(8)を備えた場
合には、前記コントローラ(6)の風量調節信号により
前記風量調節機構(5)が作動して前記吸込口(13a)
を流れる風量が増大し、前記吸込口(13a)に接続した
吸込ダクト(3a)における圧損が、風量が増大しないと
きに比較して大きくなり、前記集塵エレメント(11)を
通過する風量が、複数の吸込ユニット(2a)…から室内
空気を同時に吸込んで前記集塵ユニット(1)を通過す
る風量に比較して減少しようとするが、前記モータ回転
数制御出力部(8)の出力により前記空気循環用ファン
(12)を駆動する前記モータ(7)の回転数が増大し、
前記空気循環用ファン(12)の送風能力が増大すること
になって、設定値以上に汚れた空気の風量は、前記風量
調節機構(5)が作動しないときの風量と同程度若しく
はそれ以上に増大させることができる。この結果、前記
モータ(7)の回転数を増大させない場合に比較して前
記集塵エレメント(11)の除塵能力を一層有効に発揮さ
せることができる。
定値以上の汚れを検出して、この汚れセンサー(4a)に
対応する吸込口(13a)を流れる風量を増大するとき、
空気循環用ファン(12)を駆動するモータ(7)の回転
数を増大するモータ回転数制御出力部(8)を備えた場
合には、前記コントローラ(6)の風量調節信号により
前記風量調節機構(5)が作動して前記吸込口(13a)
を流れる風量が増大し、前記吸込口(13a)に接続した
吸込ダクト(3a)における圧損が、風量が増大しないと
きに比較して大きくなり、前記集塵エレメント(11)を
通過する風量が、複数の吸込ユニット(2a)…から室内
空気を同時に吸込んで前記集塵ユニット(1)を通過す
る風量に比較して減少しようとするが、前記モータ回転
数制御出力部(8)の出力により前記空気循環用ファン
(12)を駆動する前記モータ(7)の回転数が増大し、
前記空気循環用ファン(12)の送風能力が増大すること
になって、設定値以上に汚れた空気の風量は、前記風量
調節機構(5)が作動しないときの風量と同程度若しく
はそれ以上に増大させることができる。この結果、前記
モータ(7)の回転数を増大させない場合に比較して前
記集塵エレメント(11)の除塵能力を一層有効に発揮さ
せることができる。
第1図は要部の概略横断面図、第2図は同縦断面図、第
3図はコントローラのブロック図、第4図は空気清浄装
置を天井に埋込状に配置した配置斜視図、第5図は他の
実施例を示す概略横断面図、第6図は従来例を示す概略
断面図である。 (1)……集塵ユニット (2a)……(第1)吸込ユニット (2b)……(第2)吸込ユニット (3a)……(第1)吸込ダクト (3b)……(第2)吸込ダクト (4a)……(第1)汚れセンサー (4b)……(第2)汚れセンサー (5)……風量調節機構 (6)……コントローラ (7)……モータ (8)……モータ回転数制御出力部 (11)……集塵エレメント (12)……空気循環用ファン (13a)……(第1)吸込口 (13b)……(第2)吸込口
3図はコントローラのブロック図、第4図は空気清浄装
置を天井に埋込状に配置した配置斜視図、第5図は他の
実施例を示す概略横断面図、第6図は従来例を示す概略
断面図である。 (1)……集塵ユニット (2a)……(第1)吸込ユニット (2b)……(第2)吸込ユニット (3a)……(第1)吸込ダクト (3b)……(第2)吸込ダクト (4a)……(第1)汚れセンサー (4b)……(第2)汚れセンサー (5)……風量調節機構 (6)……コントローラ (7)……モータ (8)……モータ回転数制御出力部 (11)……集塵エレメント (12)……空気循環用ファン (13a)……(第1)吸込口 (13b)……(第2)吸込口
Claims (2)
- 【請求項1】集塵エレメント(11)と空気循環用ファン
(12)を内装し、室内に開口する吹出口(1c)をもった
集塵ユニット(1)と、前記室内に開口する複数の吸込
ユニット(2a)…と、これら各吸込ユニット(2a)…を
前記集塵ユニット(1)の吸込口(13a)…に接続する
複数の吸込ダクト(3a)…とを備え、前記各吸込ユニッ
ト(2a)に対応して、吸込む空気の汚れを検出する汚れ
センサー(4a)…をそれぞれ設けると共に、前記集塵ユ
ニット(1)に、各吸込口(13a)を流れる風量を調節
する風量調節機構(5)を設ける一方、少なくとも一つ
の汚れセンサー(4a)が設定値以上の汚れを検出したと
き、この汚れセンサー(4a)に対応する吸込口(13a)
を流れる風量を増大し、汚れが設定値より低い他の吸込
口(13b)…を流れる風量を減少させる風量調節信号を
出力して前記風量調節機構(5)を制御するコントロー
ラ(6)を設けたことを特徴とする空気清浄装置。 - 【請求項2】コントローラ(6)が、汚れセンサー(4
a)が設定値以上の汚れを検出して、この汚れセンサー
(4a)に対応する吸込口(13a)を流れる風量を増大す
るとき、空気循環用ファン(12)を駆動するモータ
(7)の回転数を増大するモータ回転数制御出力部
(8)を備えている請求項1記載の空気清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26730389A JPH07121367B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26730389A JPH07121367B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 空気清浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03127641A JPH03127641A (ja) | 1991-05-30 |
JPH07121367B2 true JPH07121367B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=17442956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26730389A Expired - Lifetime JPH07121367B2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 空気清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121367B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107930279A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-20 | 哈尔滨华青铸造机械有限公司 | 一种脉冲袋式除尘器 |
KR102141340B1 (ko) * | 2020-07-08 | 2020-08-04 | 임선형 | 악취 포집용 멀티후드 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5594616A (en) * | 1979-01-11 | 1980-07-18 | Kawasaki Steel Corp | Operating method for dust collector |
JPS63232818A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-28 | Toshiba Corp | 空気清浄器 |
JPS63258616A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-26 | Shintou Dasutokorekutaa Kk | 集塵装置 |
JPS63315123A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-22 | Hitachi Ltd | 空気清浄機 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP26730389A patent/JPH07121367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03127641A (ja) | 1991-05-30 |
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