JPS63315123A - 空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、部屋の汚染度に応じ自動的に運転停止する空
気清浄機に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、空気の汚染度を検知する汚染度検知機能と制御回
路とを備え、空気清浄機運転後、部屋の汚染度がある一
定レベル以下になった場合には空気清浄機の運転を自動
的に停止し、部屋の汚染度がある一定レベル以上になっ
た場合には前記空気清浄機を再運転する空気清浄機の例
として特開昭６０−１７４４４１号公報に詳細説明され
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この回路で運転すると次の問題点がある。すなわち空気
清浄機が主に浄化対象としているタバコの煙を例にする
と、部屋内の空気流れに沿った漂う感じの動きの為、空
気清浄機本体、または本体の近傍に設置した空気汚染度
検知機能に煙が到達するまでの遅れ時間を生じ応答性が
悪い。他の例として、運転操作部に設は室内環境を検知
する第１のセンサーと、本体に設は室内環境を検知する
第２のセンサーを組合せて運転制御する例が、特公開昭
６０−２２８８３３号公報に記載されている。このよう
に複数個のセンサーを用いて制御の精度を」二げること
は有効であるが、本引用例で示されるのは室内温度セン
サーによる空気調和機能であり、タバコの煙に比べると
、部屋全体の一様な温度変化に対応すれば良く、応答性
への期待度を異にする。

本発明の目的は、汚染源に対する応答性を速く、かつ夜
間の侵入警報機能を合せ備えた空気清浄機を提供するこ
とにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、人体の存在を検知する赤外線検知素子と空
気の汚染度を検知するガス濃度検知素子を組合せて利用
することにより達成される。

〔作用〕

室内に人体の存在があるかどうかを検知して先ずファン
モータを低速運転させ、空気浄化を開始するとともに、
循環空気中の空気汚染度を検知手段により検知し、汚染
度に応じたモータ回転速度に制御するものである。他の
目的として夜間における侵入防止警報機能に利用するも
のである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について説明する。

第９図において、１は空気清浄機本体であり、パネル３
に吸込口２．フレーム４にはファン吸込口５．吹出口６
が形成されている。７は空気清浄用フィルターであり、
除しん用エレクトレット繊維フィルター、脱臭用活性炭
添着繊維フィルターを１体化したフィルターである。空
気を矢印のように循環する。ファンモータ（図示せず）
は、フレーム４内に配置されている。８は手動制御用操
作ボタンであり、９，１０は本発明の要部である、赤外
線検知部及び汚染度検知部である。１１は警報ブザーを
示す。第１図〜第８図は本発明の要部である制御回路構
成図及びその説明図である。第２図に手動・自動切換部
１２の詳細を示す。赤外線検知部に赤外線検知素子１３
．汚染度検知部にガス濃度検知素子１４を配置する。警
報ブザ−１１は警報発生部１５の具体的な手段である。

第３図に警報要否選択部１６に選択回路の具体例を示す
。赤外線検知素子１３は第４図で示すように壁等の間に
人体が存在すると、人体より放射している赤外線をエネ
ルギー変化として捕え検知信号を出力する素子である。

第５図は赤外線検知素子１３の微弱な信号変化を出力変
化として取出すための具体的な回路例を示す。ガス濃度
検知素子１４は第６図で示すように抵抗変化を取出すも
のである。

ガス濃度レベル判定部１７は第７図で示すように演算増
巾器１８を利用した構成である。制御部１９は、前段の
出力変化に応じてファン・モータ２０を制御するもので
あり、演算増巾器１８を利用したファンモータ２ｏ制御
の原理図を第８図に示す。従来、ガス濃度検知回路も、
赤外線検知回路も単独には知られているが、本発明では
組合せ使用による空気清浄機に適した使用法を提供する
ものである。従来のガス濃度検知回路によっても、部屋
の汚染度がある一定レベル以上になった場合に自動的に
運転開始し、部屋の汚染度がある一定レベル以下になっ
た場合には停止する機能を有するが、ここで生ずる問題
点は、空気清浄機がタバコの煙等を対象とする浄化のた
め、喫煙者が吸５Ｍ始めても煙の拡散速度が遅く漂って
いるため、容易に空気清浄機本体、またはその近傍に設
置した汚染度検知部に到達せず、遅れ時間を生じ応答性
が悪い点にある。これを解決するため汚染度検知回路の
感度を上げると、本来空気清浄機の運転を要しない場合
にも敏感に作動し不具合である。特に夜間においては喫
煙の機会もなく、かかる場合に動作することは情報の混
乱を生じ望ましくない。

以上の問題点に対する本発明の作用効果を、第１図によ
り説明する。先ず人体が室内に存在すると赤外線検知部
９に設けられた赤外線検知素子１３の検知機能が働く。

この際警報要否選択部１６の選択回路を設定しておくこ
とにより、夜間等のように空気清浄機の運転を要せず、
侵入警報防犯機能を要求されているときは警報ブザ−１
１を鳴らして終了する。警報を必要とせず、空気清浄機
の運転を要する可能性が高いときは、制御部１９に赤外
線検知素子１４の出力が入り、ファン・モータは運転音
のきわめて低い微弱速度で駆動される。

これにより第９図の矢印で示す循環流が生じ、流れに沿
ってタバコの煙等が漂っている場合は、煙成分がガス濃
度検知部１０に設けられたガス濃度検知素子１４に到達
する。この後は、空気の汚染度合に応じたガス濃度検知
素子１４の出方変化をガス濃度レベル判定部１７で検出
し、これに応じたファン・モータ２ｏの回転速度を制御
部１９で応動させることにより、適切な運転制御を可能
とするものである。すなわち、喫煙時の煙等、拡散速度
が遅く漂っている煙に対しても応答性を速しく、かつ夜
間等ガス濃度検知回路の敏感な動きを生ずる不具合をな
くし、さらに、警報ブザ−１１を必要時には鳴らせる等
の積極的な効果を生ずるものである。尚赤外線検知部９
は指向性がある。

特に侵入警報の機能を果たすためには、できるだけ広角
度が望まれるが、本体の設置位置により方向が限定され
ることになる。これに対しては、赤外線検知部９を本体
１に対し向きの調整を可能とすることにより広角度性が
得られるものである。

また、ガス濃度検知部１０は、循環空気流の汚染度合を
検知するものであるから循環流との配置関係が大切であ
る。より精度の高い自動運転にするため、ガス濃度検知
部１ｏの高さ方向を主とする本体１との調整を可能とす
ることは有効な手段である。本実施例において赤外線検
知部９とガス濃度検知部１０を本体外面に設けたが、い
ずれか一方、または両方をリード線接続して本体近傍に
設けることも本発明に含む。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば、タバコの煙等汚染物が部屋内に広
がる速度が遅い機器の自動運転制御に適した、また侵入
警報機能を合せ有する空気清浄機を提供でき実用的価値
大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す制御回路の構成図、第
２図は手動・自動切換部の説明図、第３図は警報要否選
択部の説明図、第４図は赤外線検知素子の原理図、第５
図は赤外線検知素子の具体的回路図、第６図はガス濃度
検知素子の原理図、第７図はガス濃度レベル判定部の原
理図、第８図は制御部の原理図、第９図は、空気清浄機
本体の斜視図、第１０図はその上面図である。 １・・・本体、２・・・吸入口、３・・・吹出口、７・
　フィルター、９・・・赤外線検知部、１０・・汚染度
検知部、１１・・・警報ブザ−，１３・・・赤外線検知
素子、１４・・・ガス濃度検知素子、１６・・・警報要
否選択部、１７・・・ガス濃度レベル判定部、１９・・
・制御部、２０・・・ファン・モータ。 茅　４図 １ｊ 茅５図　　　　　　　等４図 芽Ｔ図　　　　第２図 ７鴇■ＵＧ３−３１５１２３　（４） 第９図 茅７０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、空気の汚染度を検知する汚染度検知機能と制御回路
   を備え、空気の汚染度に応じて自動的に運転制御する空
   気清浄機において、人体の存在を検知する赤外線検知部
   と、検知出力を警報する警報発生部と、警報しないでフ
   ァン・モータの制御部に出力し、低速度回転させる警報
   要否選択部を有し、かつ循環流の空気汚染度を検知する
   汚染度検知部の出力変化に応じた速度のファン・モータ
   の制御部を有することを特徴とする空気清浄機。