JPH07121330A - プリンタ制御装置および方法 - Google Patents

プリンタ制御装置および方法

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JPH07121330A
JPH07121330A JP5284200A JP28420093A JPH07121330A JP H07121330 A JPH07121330 A JP H07121330A JP 5284200 A JP5284200 A JP 5284200A JP 28420093 A JP28420093 A JP 28420093A JP H07121330 A JPH07121330 A JP H07121330A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ネットワークに接続されている複数のプリント
サーバの状態に関連する情報を交換するためのプロトコ
ルの実装を必要とすることなく、また情報交換のための
トラフィック量を不都合に増大することもないプリンタ
制御装置および方法を提供すること。 【構成】転送されたジョブがクライアントからの依頼ジ
ョブであるか、他のプリンタ制御装置から転送された転
送ジョブであるかを判断する手段(11),クライアン
トからの依頼ジョブの処理可能/不可能を判断するため
に必要な情報を抽出する手段(11A),他のプリンタ
制御装置からの転送ジョブの処理可能/不可能を判断す
るために必要な情報を抽出する手段(11B),クライ
アントからの依頼ジョブが処理不可能と判断されたとき
に、更に他のプリンタ制御装置に対する転送ジョブを構
成する手段(11C,16),他のプリンタ制御装置か
らの転送ジョブが処理可能と判断されたときに、プリン
トに必要なデータを取り出す手段(11D)からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリンタ制御装置およ
び方法に関するものであり、特に、ある一つのジョブが
処理可能であるか否かの判断を行い、処理不可能である
と判断されたときにはシステム内の他のプリンタ制御装
置に処理を任せることが可能にされるとともに、他のプ
リンタ制御装置に処理を任せるときには、該当のジョブ
に関する全てのデータを一時に転送するのではなく、該
当のジョブが処理可能か否かを判断するのに必要十分な
情報と、当該ジョブの存在を指示する情報とを少なくと
も含んでいる情報を予め転送するようにされたプリンタ
制御装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ある所定のネットワークに複数の
プリントサーバが接続されている場合において、指定さ
れたプリントサーバによる印刷(ジョブ)処理の実行が
不可能になったときには、当該ネットワークに接続され
ている別のプリントサーバに対して前記不可能とされた
ジョブを転送して、その処理を任せるようにされてい
た。そして、このようなときには、前記のジョブを転送
するためのプリントサーバを選択する手段として、ネッ
トワークに接続されている複数のプリントサーバの状態
を相互に監視し、互いの状態を適当な保持手段に保持し
ておき、処理可能とされているプリントサーバを選択す
るようにされていた。なお、この種の従来技術について
は、例えば、特開平1−213713号公報[印刷シス
テム]や特開平3−65720号公報[プリントサー
バ]を挙げることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記された
従来の技術においては、ネットワークに接続されている
複数のプリントサーバの状態を相互に知ることができる
ように、前記の状態に関連する情報を交換するための所
定のプロトコルを実装することが必要となる。そして、
このような情報の交換を常時行うことが必要であるため
に、ネットワークにおけるトラフィック量が不都合に増
大してしまうという問題点があった。
【0004】この発明は、前記した従来技術の問題点を
除去・改良するためになされたものであり、この発明の
目的は、ネットワークに接続されている複数のプリント
サーバの状態に関連する情報を交換するためのプロトコ
ルの実装を必要とすることなく、また、当該情報の交換
のためのトラフィック量を不都合に増大することもない
プリンタ制御装置および方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記された目
的を果たすためになされたものであり、この発明に係る
プリンタ制御装置は、クライアントまたは他のプリンタ
制御装置から転送されたジョブが処理可能であるか否か
を判断し、処理不可能と判断されたときには更に他のプ
リンタ制御装置に当該ジョブを転送するようにされたプ
リンタ制御装置において、転送されたジョブがクライア
ントからの依頼ジョブであるか、または、他のプリンタ
制御装置から転送された転送ジョブであるかを判断する
手段(11)、クライアントからの依頼ジョブが処理可
能であるか否かを判断するために必要な情報を抽出する
手段(11A)、他のプリンタ制御装置からの転送ジョ
ブが処理可能であるか否かを判断するために必要な情報
を抽出する手段(11B)、前記クライアントからの依
頼ジョブが処理不可能であると判断されたときに、少な
くとも前記依頼ジョブが処理可能であるか否かを判断す
るために必要な情報を含む前記更に他のプリンタ制御装
置に対する転送ジョブを構成する手段(11C,1
6)、前記他のプリンタ制御装置からの転送ジョブが処
理可能であると判断されたときに、プリントに必要なデ
ータを取り出す手段(11D)、を含んでなることを特
徴とするものである。また、この発明に係るプリンタ制
御方法は、クライアントまたは他のプリンタ制御装置か
ら転送されたジョブが処理可能であるか否かを判断し、
処理不可能と判断されたときには更に他のプリンタ制御
装置に当該ジョブを転送するプリンタ制御方法におい
て、転送されたジョブがクライアントからの依頼ジョブ
であるか、または、他のプリンタ制御装置から転送され
た転送ジョブであるかを判断し、クライアントからの依
頼ジョブについて、該依頼ジョブが処理可能であるか否
かを判断し、前記クライアントからの依頼ジョブが処理
不可能であるとの判断に対応して、少なくとも前記依頼
ジョブが処理可能であるか否かを判断するために必要な
情報を含む、前記更に他のプリンタ制御装置に対する転
送ジョブを構成し、他のプリンタ制御装置からの転送ジ
ョブについて、該転送ジョブが処理可能であるか否かを
判断し、前記他のプリンタ制御装置からの転送ジョブが
処理可能であるとの判断に対応して、プリントに必要な
データを取り出す、ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明に係るプリンタ制御装置によれば、次
のような作用が順次施される。 (1)プリントジョブの処理手段であるプリントサーバ
が何等かの理由で(例えば、適切なフォントを有してい
ないというような理由で)印刷処理に応ずることが不可
能になったときに、転送先として予め選択されている別
のプリントサーバに対して、前記の印刷処理が不可能と
されたプリントジョブの処理の可能性のいかんについて
判断する基礎資料をなす情報を作成して、この作成され
た情報を前記別のプリントサーバに伝送する。(2)前
記の判断資料としての情報を受け入れた前記別のプリン
トサーバにおいては、この受け入れた情報に基づいて所
要の処理が可能であるか否かの判断をする。(3)この
判断の結果として、処理不能であると決定されたときに
は、前記受け入れた情報を更に別のプリントサーバに伝
送する。(4)これに対して、前記判断の結果として、
処理可能であると決定されたときには、該当するプリン
トジョブに関連する全てのデータを元のプリントサーバ
から受け入れて、所要の印刷処理の実行に移ることにな
る。(5)このようにすることで、ある所定のプリント
サーバにおいて印刷処理が不可能な事態が生じたときに
のみ、当該印刷処理の可能/不可能を判別するのに必要
なだけの情報を予め順位を指定された別のプリントサー
バに伝送すれば良くなり、該当するプリントジョブに関
連する全てのデータの伝送は、前記の判別の後で行えば
良いことになる。(6)かくして、幾つかのプリントサ
ーバが接続されているネットワークでのトラフィックを
いたずらに増大することなく、また、前記幾つかのプリ
ントサーバの状態について常時相互に情報交換をするた
めのプロトコルを実装することもなく、前記判断資料と
しての情報を伝送するためのプロトコルを実装するだけ
で、処理に余裕のあるプリントサーバを選択して所要の
プリント処理を迅速かつ的確に実施することができると
いう利点が得られる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明に係るプリンタ制御装置を
含んでなるシステムの概略的な構成図である。この図1
において、複数のプリントサーバ(ここでは、3個の#
1プリントサーバ1,#2プリントサーバ2,#3プリ
ントサーバ3が設けられたものとして例示されている)
には、それぞれに対応するプリンタが設けられている。
即ち、#1プリントサーバ1には#1プリンタ6,#2
プリントサーバ2には#2プリンタ7,#3プリントサ
ーバ3には#3プリンタ8が設けられている。また、複
数のプリントクライアント(例えば、所要のデータ処理
を施し、当該処理の中間的な結果や最終的な結果につい
てプリントジョブの要求を出すパーソナル・コンピュー
タやワークステーションのようなデータ処理装置)が設
けられている。なお、この実施例においては、2個のプ
リントクライアント(#1プリントクライアント4およ
び#2プリントクライアント5)が設けられたものとし
て例示されている。そして、これらの手段は、適当なL
ANのような通信媒体9に接続されている。
【0008】図2は、上記発明に係るプリンタ制御装置
の実施例をより詳細に示す構成図である。この図2にお
いて、プリンタ制御装置に対応するプリントサーバは以
下の諸手段から構成されている。なお、前記図1におけ
る複数のプリントサーバ(#1プリントサーバ1,#2
プリントサーバ2,#3プリントサーバ3)は、いずれ
も同じ構成のものである。通信媒体9を介して、所要の
プリントサーバやプリントクライアントとの間で必要な
データ(ここでは、プリントジョブ関連のもの)のやり
取りをする通信部10;通信部10において受け入れた
データがプリントクライアントからの依頼ジョブである
か、または、別のプリントサーバからの転送ジョブであ
るかどうかの判定をするジョブ判定部11;クライアン
トからの依頼ジョブが処理可能であるか否かを判断する
ために必要な情報を抽出する依頼ジョブ関連情報抽出部
(11A);他のプリンタ制御装置からの転送ジョブが
処理可能であるか否かを判断するために必要な情報を抽
出する転送ジョブ関連情報抽出部(11B);クライア
ントからの依頼ジョブが処理不可能であると判断された
ときに、所定の順位の他のプリンタ制御装置に対する転
送ジョブを構成する転送ジョブ構成部(11C);他の
プリンタ制御装置からの転送ジョブが処理可能であると
判断されたときに、プリントに必要なデータを取り出す
プリントデータ取出し部(11D);受け入れたジョブ
を登録しておくジョブ登録部12;現在のプリントサー
バに対応するプリンタについて、障害の有無のいかんを
検知するプリンタ障害検知部13;プリンタ障害検知部
13からの情報に基づいて、対応するプリンタの状態を
把握・管理するプリンタ管理部14;プリンタ管理部1
4からの、対応するプリンタの状態に関する報告を受け
て、該当するジョブの処理を制御するジョブ制御部1
5;指定されたジョブの情報やスプールしている該当プ
リントサーバのアドレス、ファイル名およびファイルパ
ス名を含むレファレンス・データを作成するレファレン
ス作成部16;指定されたアドレスのプリントサーバに
おいて指定されたデータを通信部10を介して他に転送
するためのデータ転送部17;および、ある所定のプリ
ントジョブと、当該プリントジョブに対応するプリント
データを保持するためのスプールファイル部18;から
構成されている。なお、ジョブ制御部15は、対応する
プリンタに接続されている。
【0009】図3は、上記実施例のプリンタ制御装置に
適用されるジョブ・フォーマットの例示図である。ま
ず、図3の(A)において、#1印刷ジョブフォーマッ
ト30Aを構成するものは、ID 31 および印刷制御
データ32である。ここで、ID 31 は、対象のジョ
ブが転送ジョブであるか否かの識別をするための項目で
あり、例えば、ある指定の 1 ビットが「論理 1」で
あるか、または、「論理0」であるかに依存して所要の
識別をするようにされる。また、印刷制御データ32
は、対象とする印刷データを印刷する際に必要な制御情
報を表す項目であり、例えば、使用されるページ記述言
語の種類、プリント用紙のサイズ、必要なコピーの部数
等を指定するようにされる。次に、図3の(B)におい
て、#2印刷ジョブフォーマット30Bを構成するもの
は、印刷制御データ32および印刷データ33である。
ここで、印刷データ33は印刷のために必要なページ情
報であり、例えば、ある所定のページ記述言語で記述さ
れた印刷のための情報が格納されている。なお、ここで
の印刷制御データ32は前記図3の(A)におけるもの
と同様なものであるが、対応の印刷データ33を確実に
把握することができるように、両者の関係が一意的に定
まるようにされている。即ち、印刷制御データ32には
印刷制御インデクス32Aが設定されており、また、印
刷データ33には印刷データ・インデクス33Aが設定
されていて、両者の一致関係を確認することによって所
要の#2印刷ジョブフォーマット30Bを確実に構成す
ることができる。
【0010】次に、図1ないし図3を適宜に参照しなが
ら、上記実施例に係るプリンタ制御装置の動作について
説明する。いま、例えば#1プリントクライアント4か
ら通信媒体9を介して#1プリントサーバ1に対して、
印刷のためのジョブが送出されたとすると、この#1プ
リントサーバ1の通信部10において、#1プリントク
ライアント4からのデータを受け取るようにされる。そ
して、前記通信部10に続くジョブ判定部11において
は、前記のデータに該当するジョブが他のプリントサー
バからのもの(即ち、#2プリントサーバ2または#3
プリントサーバ3のいずれかからのもの)であるか否か
の判定がなされる。この判定の結果として、他のプリン
トサーバから転送されたジョブではなかったときには、
即ち、#1プリントクライアント4から出されたジョブ
(依頼ジョブ)であったときには、依頼ジョブ関連情報
抽出部(11A)において、クライアントからの依頼ジ
ョブが処理可能であるか否かを判断するために必要な情
報を抽出する。ここで必要とされる情報としては、
[1]使用されるページ記述言語の種類(例えば、イン
タプレス);[2]使用される印刷媒体の種類(例え
ば、グラビアの色(例えば、薄いピンク)付き用紙;
[3]使用される文字形式(例えば、明朝体のもの);
[4]使用される用紙のサイズ(例えば、A4 サイズ
のもの);[5]使用される用紙の枚数(例えば、印刷
を必要とする文書の1部毎のページ数およびその希望部
数)等が抽出されることになる。そして、[1]用意さ
れているページ記述言語が条件に合うものであるか否
か;[2]条件に合った印刷媒体が用意されているか否
か;[3]条件に合った文字形式が用意されているか否
か;[4]条件に合ったサイズの印刷媒体(用紙)が用
意されているか否か;[5]条件に合った量の印刷媒体
(条件に合った枚数の用紙)が用意されているか否か;
等を順次に判断して、前記クライアントからの依頼ジョ
ブが処理可能であるか否かの判断をすることになる。こ
こで、前記クライアントからの依頼ジョブが処理不可能
であると判断されたときには、転送ジョブ構成部(11
C)において、予め設定された順位の他のプリンタ制御
装置に対する転送ジョブを構成する。これに対して、前
記ジョブ判定部11における判定の結果として、他のプ
リントサーバから出されたジョブ(転送ジョブ)である
と判定されたときには、転送ジョブ関連情報抽出部(1
1B)において、他のプリンタ制御装置からの転送ジョ
ブが処理可能であるか否かを判断するために必要な情報
を抽出する。そして、前記他のプリンタ制御装置からの
転送ジョブが処理可能であると判断されたときには、プ
リントデータ取出し部(11D)においてプリントに必
要なデータを取り出す。ジョブ登録部12においては、
依頼ジョブまたは転送ジョブとしての登録を行い、これ
に合わせて、この依頼ジョブまたは転送ジョブに対応す
る印刷関連のデータ(図3を参照)がスプールファイル
部18に格納・保持される。その一方、ジョブ制御部1
5においては、プリンタ管理部14から通知される対応
のプリンタの状態(ここでは、対応の#1プリンタ6に
ついて、プリンタ障害検知部13で検知された状態)に
応じて、次に処理すべきジョブを前記のプリンタ管理部
14に知らせることになる。また、このジョブ制御部1
5においては、プリンタ障害検知部13で検知された#
1プリンタ6の障害状態がプリンタ管理部14から通知
されると、その障害の程度に依存して、#1プリンタ6
の機能回復が可能であるか否かの判断をする。そして、
前記の#1プリンタ6の機能回復が不可能であると判断
されたときには、レファレンス生成部16が転送ジョブ
構成部11Cと協同作用して、#1プリントクライアン
ト4からのデータを他のプリンタ(ここでは、#2プリ
ンタ7)に転送するために必要な転送ジョブを作成する
ようにされる。即ち、レファレンス生成部16において
は、転送ジョブ構成部11Cと協同作用して、該当する
ジョブの印刷制御データ32および印刷データ33の所
在を明かにするために、対応するプリントサーバ(ここ
では#1プリントサーバ1)のアドレス、関連のファイ
ルパス名およびファイル名を含む転送ジョブを作成する
ようにされる。そして、このようにして作成された転送
ジョブは、ジョブ制御部15の制御の下にデータ転送部
17に転送される。このデータ転送部17においては、
前記のようにして受け入れた転送ジョブを、予め(シス
テムの通信管理者によって)設定された順序(例えば、
#1プリントサーバ1→#2プリントサーバ2→#3プ
リントサーバ3の順序,#1プリントサーバ1→#3プ
リントサーバ3→#2プリントサーバ2の順序等の任意
の順序を設定することができる)に従って、通信媒体9
を介して転送するようにされる。いま、#1プリントサ
ーバ1側からの転送ジョブが#2プリントサーバ2側に
送られたとする。この#2プリントサーバ2側のジョブ
判定部11の判定操作により、現在受け入れ中のジョブ
が#1プリントサーバ1側からの転送ジョブであると判
断される。そして、この転送ジョブの印刷制御データに
含まれる各種の属性(対象とする印刷データを印刷する
際に必要な制御情報を表す項目であり、例えば、使用さ
れるページ記述言語の種類、用紙のサイズ、必要なコピ
ーの部数等)についてチェックして、現在の#2プリン
トサーバ2において印刷可能であるか否かの判定がなさ
れる。この結果として#2プリントサーバ2において印
刷可能であると判定されたときには、ジョブ登録部12
において(#1プリントサーバ1から受け入れた依頼ジ
ョブを)自己の印刷ジョブとして登録し、当該受け入れ
た依頼ジョブに含まれている転送元プリントサーバ(こ
こでは、#1プリントサーバ1)のアドレス、ファイル
パス名およびファイル名等に基づいて、前記転送元プリ
ントサーバ側のスプールファイル部18から、データ転
送部17を介して該当の印刷データを転送させて#2プ
リントサーバ2側に取り込む。そして、このようにして
取り込んだ印刷データについて通常の印刷処理動作がな
されることになる。これに対して、#2プリントサーバ
2においては印刷不可能であると判定されたときには、
前段からの転送ジョブが、この#2プリントサーバ2か
ら次に続く#3プリントサーバ3へと通信媒体9を介し
て更に転送するようにされる。これ以降の#3プリント
サーバ3における処理の態様は、#2プリントサーバ2
について前述されたそれと同様である。ただし、ここで
の例においては、システムに含まれたプリントサーバの
個数が3個であるとされているために、この#3プリン
トサーバ3における処理が不可能であると判定されたと
きには、該当の印刷データの印刷処理がいずれのプリン
トサーバにおいても不可能である旨をプリントクライア
ント(ここでは、#1プリントクライアント4)側に告
知してから、次の作業に取り掛かるようにされる。な
お、先のプリント依頼が#1プリントサーバ1自体から
出されたものであるときについても、同様な処理がなさ
れることになる。
【0011】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明に係るプ
リンタ制御装置および方法によれば、プリントジョブの
処理手段であるプリントサーバが何等かの理由で印刷処
理に応ずることが不可能になったときに、転送先として
予め選択されている別のプリントサーバに対して、前記
の印刷処理が不可能とされたプリントジョブの処理の可
能性のいかんについて判断する基礎資料をなす情報が作
成されて、この情報が前記別のプリントサーバに伝送さ
れる。そして、この判断資料としての情報を受け入れた
別のプリントサーバにおいては、この受け入れた情報に
基づいて所要の処理が可能であるか否かが判断される。
この判断の結果として、[1]処理不能であると決定さ
れたときには、前記受け入れた情報が更に別のプリント
サーバに伝送される。[2]これに対して、前記判断の
結果として、処理可能であると決定されたときには、該
当するプリントジョブに関連する全てのデータを元のプ
リントサーバから受け入れて、所要の印刷処理の実行に
移るようにされる。このために、ある所定のプリントサ
ーバにおいて印刷処理が不可能な事態が生じたときにの
み、当該印刷処理の可能/不可能を判別するのに必要な
だけの情報を予め順位を指定された別のプリントサーバ
に伝送すれば良くなり、該当するプリントジョブに関連
する全てのデータの伝送は、前記の判別の後で行えば良
いことになる。かくして、幾つかのプリントサーバが接
続されているネットワークでのトラフィックを増大する
ことなく、また、前記幾つかのプリントサーバの状態に
ついて常時相互に情報交換をするためのプロトコルを実
装することもなく、前記判断資料としての情報を伝送す
るためのプロトコルを実装するだけで、処理に余裕のあ
るプリントサーバを選択して所要のプリント処理を迅速
かつ的確に実施することができるという効果が奏せられ
る。即ち、この発明に係るプリンタ制御装置およびその
方法によれば、システム内に設けられている自己以外の
プリントサーバの状態を監視することや当該状態を記憶
・保持しておく機構を必要とすることがなくなり、それ
だけ当該プリントサーバが含まれているネットワークの
トラフィックを上げてしまうこともなくなる。しかも、
そのようなプロトコルの実装を要することなく、従来か
ら用いられているデータ転送機能を巧みに活用して、処
理可能な状態にあるプリントサーバに対して印刷データ
を転送することにより、より迅速に所要の印刷処理を施
すことが可能になるとともに、このような印刷処理を続
行することによってシステムのスループット能力および
信頼性が大幅に向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプリンタ制御装置を含んでなる
システムの概略的な構成図である。
【図2】上記発明に係るプリンタ制御装置の実施例をよ
り詳細に示す構成図である。
【図3】上記実施例のプリンタ制御装置に適用されるジ
ョブ・フォーマットの例示図である。
【符号の説明】
1,2,3−−#1,#2,#3プリントサーバ;4,
5−−#1,#2プリントクライアント;6,7,8−
−#1,#2,#3プリンタ;9−−通信媒体;10−
−通信部;11−−ジョブ判定部;11A−−依頼ジョ
ブ関連情報抽出部;11B−−転送ジョブ関連情報抽出
部;11C−−転送ジョブ構成部;11D−−プリント
データ取出し部;12−−ジョブ登録部;13−−プリ
ンタ障害検知部;14−−プリンタ管理部;15−−ジ
ョブ制御部;16−−レファレンス生成部;17−−デ
ータ転送部;18−−スプールファイル部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントまたは他のプリンタ制御装置
    から転送されたジョブが処理可能であるか否かを判断
    し、処理不可能と判断されたときには更に他のプリンタ
    制御装置に当該ジョブを転送するようにされたプリンタ
    制御装置において、 転送されたジョブがクライアントからの依頼ジョブであ
    るか、または、他のプリンタ制御装置から転送された転
    送ジョブであるかを判断する手段と、 クライアントからの依頼ジョブが処理可能であるか否か
    を判断するために必要な情報を抽出する手段と、 他のプリンタ制御装置からの転送ジョブが処理可能であ
    るか否かを判断するために必要な情報を抽出する手段
    と、 前記クライアントからの依頼ジョブが処理不可能である
    と判断されたときに、少なくとも前記依頼ジョブが処理
    可能であるか否かを判断するために必要な情報を含む前
    記更に他のプリンタ制御装置に対する転送ジョブを構成
    する手段と、 前記他のプリンタ制御装置からの転送ジョブが処理可能
    であると判断されたときに、プリントに必要なデータを
    取り出す手段と、 を含んでなるプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】クライアントまたは他のプリンタ制御装置
    から転送されたジョブが処理可能であるか否かを判断
    し、処理不可能と判断されたときには更に他のプリンタ
    制御装置に当該ジョブを転送するプリンタ制御方法にお
    いて、 転送されたジョブがクライアントからの依頼ジョブであ
    るか、または、他のプリンタ制御装置から転送された転
    送ジョブであるかを判断し、 クライアントからの依頼ジョブについて、該依頼ジョブ
    が処理可能であるか否かを判断し、 前記クライアントからの依頼ジョブが処理不可能である
    との判断に対応して、少なくとも前記依頼ジョブが処理
    可能であるか否かを判断するために必要な情報を含む、
    前記更に他のプリンタ制御装置に対する転送ジョブを構
    成し、 他のプリンタ制御装置からの転送ジョブについて、該転
    送ジョブが処理可能であるか否かを判断し、 前記他のプリンタ制御装置からの転送ジョブが処理可能
    であるとの判断に対応して、プリントに必要なデータを
    取り出す、 ことを特徴とするプリンタ制御方法。
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