JPH07121275B2 - 美容健康器 - Google Patents
美容健康器Info
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- JPH07121275B2 JPH07121275B2 JP11504391A JP11504391A JPH07121275B2 JP H07121275 B2 JPH07121275 B2 JP H07121275B2 JP 11504391 A JP11504391 A JP 11504391A JP 11504391 A JP11504391 A JP 11504391A JP H07121275 B2 JPH07121275 B2 JP H07121275B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は身体の余剰脂肪を除去
するための美容健康器に関する。
するための美容健康器に関する。
【0002】
【従来の技術】身体の余剰脂肪を除去するための美容健
康器として種々のものが開発されている。その1つとし
て、たとえば実公昭56−34741号公報に示される
マッサ−ジベルトによる美容健康器が知られている。
康器として種々のものが開発されている。その1つとし
て、たとえば実公昭56−34741号公報に示される
マッサ−ジベルトによる美容健康器が知られている。
【0003】この美容健康器は、回転駆動される中間軸
の両端部にそれぞれ180度位相をずらして一対のベル
ト揺動軸が偏心して連結され、各ベルト揺動軸にはベル
トホルダが回転自在に設けられる。これら一対のベルト
ホルダにはそれぞれマッサ−ジベルトの端部が連結され
る。
の両端部にそれぞれ180度位相をずらして一対のベル
ト揺動軸が偏心して連結され、各ベルト揺動軸にはベル
トホルダが回転自在に設けられる。これら一対のベルト
ホルダにはそれぞれマッサ−ジベルトの端部が連結され
る。
【0004】上記構成において、中間軸が回転駆動され
ることで、ベルト揺動軸が偏心回転すれば、マッサ−ジ
ベルトの各連結端が交互に押し引きされて往復揺動運動
するから、その往復揺動運動によって利用者は身体のた
とえば胴の部分などにマッサ−ジ受けることができ、そ
れによって、余剰脂肪を血液で消化除去することができ
る。
ることで、ベルト揺動軸が偏心回転すれば、マッサ−ジ
ベルトの各連結端が交互に押し引きされて往復揺動運動
するから、その往復揺動運動によって利用者は身体のた
とえば胴の部分などにマッサ−ジ受けることができ、そ
れによって、余剰脂肪を血液で消化除去することができ
る。
【0005】しかしながら、利用者がたとえば胴の部分
にマッサ−ジを受ける場合、マッサ−ジベルトは、利用
者の身体の胴回りの一部分にだけしかマッサ−ジ効果を
与えることができない。
にマッサ−ジを受ける場合、マッサ−ジベルトは、利用
者の身体の胴回りの一部分にだけしかマッサ−ジ効果を
与えることができない。
【0006】つまり、利用者が美容健康器に対面した状
態で胴の部分にマッサ−ジベルトを掛けてマッサ−ジを
受けると、背部と脇腹の部分には上記マッサ−ジベルト
が有効に作用するものの、前面側の腹部の部分にはマッ
サ−ジベルトによるマッサ−ジ効果がほとんど及ぶこと
がない。
態で胴の部分にマッサ−ジベルトを掛けてマッサ−ジを
受けると、背部と脇腹の部分には上記マッサ−ジベルト
が有効に作用するものの、前面側の腹部の部分にはマッ
サ−ジベルトによるマッサ−ジ効果がほとんど及ぶこと
がない。
【0007】そのため、利用者は胴回り全体に同時にマ
ッサ−ジを受けることができないということがあった。
しかも、胴回りの一部分だけがマッサ−ジを受けると、
マッサ−ジを受けている部分の脂肪が受けていない部分
に逃げてしまうので、余剰脂肪の除去を効果的に行うこ
とができないということもある。
ッサ−ジを受けることができないということがあった。
しかも、胴回りの一部分だけがマッサ−ジを受けると、
マッサ−ジを受けている部分の脂肪が受けていない部分
に逃げてしまうので、余剰脂肪の除去を効果的に行うこ
とができないということもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の美
容健康器は、利用者の胴回り全体を同時にマッサ−ジす
ることができないため、余剰脂肪の除去を効果的に行え
ないということがあった。
容健康器は、利用者の胴回り全体を同時にマッサ−ジす
ることができないため、余剰脂肪の除去を効果的に行え
ないということがあった。
【0009】この発明は上記事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、利用者の身体の胴回り
全体を一度にマッサ−ジすることができる美容健康器を
提供することにある。
ので、その目的とするところは、利用者の身体の胴回り
全体を一度にマッサ−ジすることができる美容健康器を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、開口部を有するケ−ス状の本体と、この
本体に回転自在に支持された駆動軸と、この駆動軸の両
端部に設けられ駆動軸の回転運動を往復直線運動に変換
する一対の第1の往復駆動機構と、各往復駆動機構によ
ってそれぞれ往復直線駆動される一対のスライダと、こ
れらスライダにそれぞれ両端部が連結されたマッサ−ジ
ベルトと、上記駆動軸の上記開口部と対応する部分に設
けられた第2の往復駆動機構と、この第2の往復駆動機
構の偏心回転に連動し一端を支点として揺動運動する可
動片と、この可動片の他端に突設された突起とを具備し
たことを特徴とする。
にこの発明は、開口部を有するケ−ス状の本体と、この
本体に回転自在に支持された駆動軸と、この駆動軸の両
端部に設けられ駆動軸の回転運動を往復直線運動に変換
する一対の第1の往復駆動機構と、各往復駆動機構によ
ってそれぞれ往復直線駆動される一対のスライダと、こ
れらスライダにそれぞれ両端部が連結されたマッサ−ジ
ベルトと、上記駆動軸の上記開口部と対応する部分に設
けられた第2の往復駆動機構と、この第2の往復駆動機
構の偏心回転に連動し一端を支点として揺動運動する可
動片と、この可動片の他端に突設された突起とを具備し
たことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、たとえばマッサ−ジベルト
を利用者の胴の部分の前面側に掛け、背面側に押し叩き
突起を当てた状態でマッサ−ジを受けることができるか
ら、利用者は胴回り全体に一度にマッサ−ジを受けるこ
とができる。
を利用者の胴の部分の前面側に掛け、背面側に押し叩き
突起を当てた状態でマッサ−ジを受けることができるか
ら、利用者は胴回り全体に一度にマッサ−ジを受けるこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図8に示す美容健康器はケ−ス状の本体1を
備えている。この本体1の一端側には、上下面および端
面の三方向に開口した一対の開口部2が幅方向に所定間
隔で離間して形成されている。
説明する。図8に示す美容健康器はケ−ス状の本体1を
備えている。この本体1の一端側には、上下面および端
面の三方向に開口した一対の開口部2が幅方向に所定間
隔で離間して形成されている。
【0013】上記本体1内には、図1に示すように幅方
向に沿って中実な第1の駆動軸3が回転自在に架設され
ている。つまり、上記本体1の両側壁には軸方向中途部
に鍔4が形成された筒状のねじ軸5が上記鍔4を本体1
の側壁外面側に位置させて挿着されている。このねじ軸
5の本体1内に突出した一端部には第1のナット6が螺
合されている。この第1のナット6と上記鍔4とで上記
側壁を挟持して上記ねじ軸5が固定されている。
向に沿って中実な第1の駆動軸3が回転自在に架設され
ている。つまり、上記本体1の両側壁には軸方向中途部
に鍔4が形成された筒状のねじ軸5が上記鍔4を本体1
の側壁外面側に位置させて挿着されている。このねじ軸
5の本体1内に突出した一端部には第1のナット6が螺
合されている。この第1のナット6と上記鍔4とで上記
側壁を挟持して上記ねじ軸5が固定されている。
【0014】上記一対のねじ軸5の一端部内には第1の
軸受7が設けられ、これら一対の軸受7によって上記第
1の駆動軸3の両端部が回転自在に支持されている。上
記ねじ軸5の本体1の外部に突出した他端部側には支持
脚8を構成するブラケット9の一端部と有底円筒状のス
ライダケ−ス11の底壁とが回転自在に挿着され、これ
らは上記ねじ軸5の他端部に図2に示すワッシャ12を
介して螺合された第2のナット13によって回転自在に
保持されている上記第1の駆動軸3の端部は上記スライ
ダケ−ス11内に突出し、その突出端には盤状体14が
取着されている。この盤状体14の偏心した位置には図
4に示すようにクランク15の一端がねじ16aおよび
軸受16bを介して回転自在に連結されている。このク
ランク15の他端はスライダ17の一端部にねじ18a
および軸受18bを介して回転自在に連結されている。
軸受7が設けられ、これら一対の軸受7によって上記第
1の駆動軸3の両端部が回転自在に支持されている。上
記ねじ軸5の本体1の外部に突出した他端部側には支持
脚8を構成するブラケット9の一端部と有底円筒状のス
ライダケ−ス11の底壁とが回転自在に挿着され、これ
らは上記ねじ軸5の他端部に図2に示すワッシャ12を
介して螺合された第2のナット13によって回転自在に
保持されている上記第1の駆動軸3の端部は上記スライ
ダケ−ス11内に突出し、その突出端には盤状体14が
取着されている。この盤状体14の偏心した位置には図
4に示すようにクランク15の一端がねじ16aおよび
軸受16bを介して回転自在に連結されている。このク
ランク15の他端はスライダ17の一端部にねじ18a
および軸受18bを介して回転自在に連結されている。
【0015】上記スライダ17の両側には、図2に示す
ようにガイド孔19が穿設された受け部21が突設され
ている。上記ガイド孔19は、上記スライダケ−ス11
内に平行に設けられた一対のガイドロッド22にスライ
ド自在に嵌挿されている。これらガイドロッド22は、
図2と図5に示すように上記スライダケ−ス11の内面
に接する円弧面23aを有する支持部材23の一対の突
起23b間に架設されている。
ようにガイド孔19が穿設された受け部21が突設され
ている。上記ガイド孔19は、上記スライダケ−ス11
内に平行に設けられた一対のガイドロッド22にスライ
ド自在に嵌挿されている。これらガイドロッド22は、
図2と図5に示すように上記スライダケ−ス11の内面
に接する円弧面23aを有する支持部材23の一対の突
起23b間に架設されている。
【0016】したがって、上記盤状体14が回転し、そ
の回転がクランク15によってスライダ17に伝達され
ると、このスライダ17は一対のガイドロッド22に沿
って往復直線運動する。なお、左右一対のスライダ17
は180度ずれて往復運動するように設定されている。
の回転がクランク15によってスライダ17に伝達され
ると、このスライダ17は一対のガイドロッド22に沿
って往復直線運動する。なお、左右一対のスライダ17
は180度ずれて往復運動するように設定されている。
【0017】上記スライダケ−ス11の開口面は蓋体1
1aによって閉塞されている。また、スライダケ−ス1
1の周壁には、上記スライダ17が突没する開口11b
(図5と図8に示す)が形成されている。
1aによって閉塞されている。また、スライダケ−ス1
1の周壁には、上記スライダ17が突没する開口11b
(図5と図8に示す)が形成されている。
【0018】上記スライダ17の他端部には、図2に示
すようにその端面に開放した係合凹部25が形成されて
いる。この係合凹部25にはベルト止め具26の一端部
に形成された係合突起27が着脱自在に取着される。一
対のベルト止め具26の他端部には連結部28が設けら
れ、各連結部28にはそれぞれ図8に鎖線で示すマッサ
−ジベルト29の端部が連結される。このマッサ−ジベ
ルト29の両端部はそれぞれ上記一対のスライダ17に
よって逆方向に押し引きされる。それによって、マッサ
−ジベルト29は全体として往復揺動駆動されることに
なる。
すようにその端面に開放した係合凹部25が形成されて
いる。この係合凹部25にはベルト止め具26の一端部
に形成された係合突起27が着脱自在に取着される。一
対のベルト止め具26の他端部には連結部28が設けら
れ、各連結部28にはそれぞれ図8に鎖線で示すマッサ
−ジベルト29の端部が連結される。このマッサ−ジベ
ルト29の両端部はそれぞれ上記一対のスライダ17に
よって逆方向に押し引きされる。それによって、マッサ
−ジベルト29は全体として往復揺動駆動されることに
なる。
【0019】なお、マッサ−ジベルト29は図示しない
調節具によって全体の長さの調節ができるようになって
いる。
調節具によって全体の長さの調節ができるようになって
いる。
【0020】上記ブラケット9の上記ねじ軸5に支持さ
れた一端部の本体1の側壁に対向する一側面には、図3
に示すようにC字状のホルダ31が固着されている。こ
のホルダ31内には、上記本体1の側壁に固定されたラ
チェット32(図2に示す)が収容されている。このラ
チェット32の歯32aには図3に示すア−ム33の一
端部に形成された爪34が係脱する。
れた一端部の本体1の側壁に対向する一側面には、図3
に示すようにC字状のホルダ31が固着されている。こ
のホルダ31内には、上記本体1の側壁に固定されたラ
チェット32(図2に示す)が収容されている。このラ
チェット32の歯32aには図3に示すア−ム33の一
端部に形成された爪34が係脱する。
【0021】上記ア−ム33は中途部がねじ35によっ
て上記ブラケット9に揺動自在に連結され、他端部と上
記ブラケット9との間にはア−ム33を図3に矢印で示
す方向に付勢したばね34aが張設されている。このば
ね34aの付勢力によって上記ア−ム33の爪34は上
記ラチェット32の歯32aに係合している。
て上記ブラケット9に揺動自在に連結され、他端部と上
記ブラケット9との間にはア−ム33を図3に矢印で示
す方向に付勢したばね34aが張設されている。このば
ね34aの付勢力によって上記ア−ム33の爪34は上
記ラチェット32の歯32aに係合している。
【0022】上記ア−ム33の爪34に上記ラチェット
32の歯32aが係合した状態においては、上記ブラケ
ット9が本体1に対して回動不能となっており、係合を
後述するごとく外すことで、上記ブラケット9を回動さ
せることができる。
32の歯32aが係合した状態においては、上記ブラケ
ット9が本体1に対して回動不能となっており、係合を
後述するごとく外すことで、上記ブラケット9を回動さ
せることができる。
【0023】上記一対のブラケット9の一側面の他端部
間には図1に示すように連結軸36が架設されている。
この連結軸36の両端部は、ブラケット9の他側面側か
ら捩じ込まれるねじ37によってそれぞれ固定されてい
る。連結軸36の両端部にはそれぞれ円盤状の回転体3
8が回転自在に外嵌されている。この回転体38の外周
面には図3に示すように係合凹部39が形成されてい
る。この係合凹部39には上記ア−ム33の他端部が係
合されている。
間には図1に示すように連結軸36が架設されている。
この連結軸36の両端部は、ブラケット9の他側面側か
ら捩じ込まれるねじ37によってそれぞれ固定されてい
る。連結軸36の両端部にはそれぞれ円盤状の回転体3
8が回転自在に外嵌されている。この回転体38の外周
面には図3に示すように係合凹部39が形成されてい
る。この係合凹部39には上記ア−ム33の他端部が係
合されている。
【0024】上記回転体38の一側面には軸部41が突
設されている。この軸部41の基端部外周には円周溝4
2が形成されている。一対の回転体38の円周溝42に
は、上記連結軸36に外装された筒状の把持軸44の端
部が挿入されている。この把持軸44の上記円周溝42
に挿入された端部は上記回転体38の外周面から螺合さ
れた止めねじ(図示せず)によって固定されている。つ
まり、把持軸44と回転体38とは一体的に回転するよ
うになっている。
設されている。この軸部41の基端部外周には円周溝4
2が形成されている。一対の回転体38の円周溝42に
は、上記連結軸36に外装された筒状の把持軸44の端
部が挿入されている。この把持軸44の上記円周溝42
に挿入された端部は上記回転体38の外周面から螺合さ
れた止めねじ(図示せず)によって固定されている。つ
まり、把持軸44と回転体38とは一体的に回転するよ
うになっている。
【0025】上記把持軸44により、上記回転体38を
回転させれば、この回転体38の係合凹部39に端部を
係合させたア−ム33を回動させることができる。ア−
ム33をばね34aの付勢力に抗して回動させれば、ア
−ム33の爪34をラチェット32の歯32aから外す
ことができるから、一対のブラケット9を回動させるこ
とができる。
回転させれば、この回転体38の係合凹部39に端部を
係合させたア−ム33を回動させることができる。ア−
ム33をばね34aの付勢力に抗して回動させれば、ア
−ム33の爪34をラチェット32の歯32aから外す
ことができるから、一対のブラケット9を回動させるこ
とができる。
【0026】つまり、把持軸44を把持して回転すれ
ば、一対のブラケット9を本体1に対して回動させるこ
とができ、所定の回動位置で上記把持軸44をもとに戻
せば、その位置で上記ブラケット9を回動不能に固定す
ることができる。それによって、本体1に対して一対の
支持脚8を所定の角度に設定し、その角度に応じて本体
1を支持することができる。
ば、一対のブラケット9を本体1に対して回動させるこ
とができ、所定の回動位置で上記把持軸44をもとに戻
せば、その位置で上記ブラケット9を回動不能に固定す
ることができる。それによって、本体1に対して一対の
支持脚8を所定の角度に設定し、その角度に応じて本体
1を支持することができる。
【0027】なお、上記ブラケット9の他端部側は合成
樹脂製のカバ−45によって覆われている。このカバ−
45の一側部と上記本体1の一側とには、それぞれ第9
図に示すようにゴムなどの半球形状の滑り止め46が取
着され、使用時に本体1がずれ動くのを阻止している。
樹脂製のカバ−45によって覆われている。このカバ−
45の一側部と上記本体1の一側とには、それぞれ第9
図に示すようにゴムなどの半球形状の滑り止め46が取
着され、使用時に本体1がずれ動くのを阻止している。
【0028】上記本体1の側壁間に架設された第1の駆
動軸3の外周面には、筒状の第2の駆動軸51が両端を
第2の軸受52によって回転自在に支持されて設けられ
ている。
動軸3の外周面には、筒状の第2の駆動軸51が両端を
第2の軸受52によって回転自在に支持されて設けられ
ている。
【0029】上記第2の駆動軸51の両端部の上記本体
1に形成された開口部2と対応する部分には、それぞれ
ロ−ラユニット53が設けられている。このロ−ラユニ
ット53は図6に示すように上記第2の駆動軸51に外
嵌固定されるドラム54を有する。このドラム54の両
端には端板55が設けられ、各端板55には外周面に開
放した複数の取付溝56が周方向に所定間隔で形成され
ている。
1に形成された開口部2と対応する部分には、それぞれ
ロ−ラユニット53が設けられている。このロ−ラユニ
ット53は図6に示すように上記第2の駆動軸51に外
嵌固定されるドラム54を有する。このドラム54の両
端には端板55が設けられ、各端板55には外周面に開
放した複数の取付溝56が周方向に所定間隔で形成され
ている。
【0030】上記一対の端板55の対応する取付溝56
にはロ−ラ軸57の両端部が支持されている。このロ−
ラ軸57には、比較的硬質な合成樹脂などによって形成
された第1のロ−ラ体58と第2のロ−ラ体59とが周
方向に交互に回転自在に支持されている。第1のロ−ラ
体58は、軸方向中心に対して左右に対称に2つの突起
58aが形成され、第2のロ−ラ体59は軸方向中心部
に1つの突起59aが形成されている。各突起58a、
59aは、マッサ−ジ効果を高めるために周方向に凹凸
状に形成されているとともに、上記端板55よりも径方
向外方に突出し、しかも本体1の開口部2からも外面側
に突出している。
にはロ−ラ軸57の両端部が支持されている。このロ−
ラ軸57には、比較的硬質な合成樹脂などによって形成
された第1のロ−ラ体58と第2のロ−ラ体59とが周
方向に交互に回転自在に支持されている。第1のロ−ラ
体58は、軸方向中心に対して左右に対称に2つの突起
58aが形成され、第2のロ−ラ体59は軸方向中心部
に1つの突起59aが形成されている。各突起58a、
59aは、マッサ−ジ効果を高めるために周方向に凹凸
状に形成されているとともに、上記端板55よりも径方
向外方に突出し、しかも本体1の開口部2からも外面側
に突出している。
【0031】上記端板55の外面には保持板61が接合
固定されている。この保持板61には上記端板55の取
付溝56から突出したロ−ラ軸57の端部が嵌合する凹
部62が形成されている。この保持板61によって、上
記一対の端板55間に架設されたロ−ラ軸57が取付溝
56から外れることなく保持されている。
固定されている。この保持板61には上記端板55の取
付溝56から突出したロ−ラ軸57の端部が嵌合する凹
部62が形成されている。この保持板61によって、上
記一対の端板55間に架設されたロ−ラ軸57が取付溝
56から外れることなく保持されている。
【0032】上記第2の駆動軸51の外周面の上記一対
のロ−ラユニット53の間の部分には、筒状の第3の駆
動軸63が両端部を第3の軸受64によって回転自在に
支持されて設けられている。この第3の駆動軸63の両
端部外周面には、図7に示すように第3の駆動軸63に
対して偏心したカム体64がそれぞれ外嵌固定されてい
る。
のロ−ラユニット53の間の部分には、筒状の第3の駆
動軸63が両端部を第3の軸受64によって回転自在に
支持されて設けられている。この第3の駆動軸63の両
端部外周面には、図7に示すように第3の駆動軸63に
対して偏心したカム体64がそれぞれ外嵌固定されてい
る。
【0033】上記各カム体64には、第4の軸受65a
によって偏心板65が回転自在に設けられている。この
偏心板65には、図7に示すように凸部66が形成され
ている。この凸部66は、上記本体1の開口部2の前後
方向に沿って設けられた可動片67の中途部内面から垂
設された連結部68にピン69によって枢着されてい
る。
によって偏心板65が回転自在に設けられている。この
偏心板65には、図7に示すように凸部66が形成され
ている。この凸部66は、上記本体1の開口部2の前後
方向に沿って設けられた可動片67の中途部内面から垂
設された連結部68にピン69によって枢着されてい
る。
【0034】上記可動片67は上記本体1の前後方向一
端側の形状に沿うよう円弧状に曲成され、その一端部は
上記本体1に設けられた取付部71にピン72によって
枢着されている。この可動片67の他端部外面には断面
三日月状の第1の突起73と、この第1の突起73より
も先端側に半球形状の第2の突起74とが設けられてい
る。
端側の形状に沿うよう円弧状に曲成され、その一端部は
上記本体1に設けられた取付部71にピン72によって
枢着されている。この可動片67の他端部外面には断面
三日月状の第1の突起73と、この第1の突起73より
も先端側に半球形状の第2の突起74とが設けられてい
る。
【0035】上記第2の突起74は上記各ロ−ラ体と同
様硬質な合成樹脂によって形成され、上記第1の突起7
3は第2の突起74よりも軟質な材料によって形成され
ている。
様硬質な合成樹脂によって形成され、上記第1の突起7
3は第2の突起74よりも軟質な材料によって形成され
ている。
【0036】上記第3の駆動軸63が回転駆動されれ
ば、カム体64が偏心回転するから、このカム体64の
偏心回転によって偏心板65が図7に矢印で示す上下方
向に往復運動する。この偏心板65の上下運動によって
中途部が上記偏心板65に枢着された可動片67は、一
端を支点として図7に実線で示す位置から鎖線で示す位
置の間で揺動運動する。それによって、可動片67の外
面に設けられた第1、第2の突起73、74は、この部
分に位置する利用者の体を叩きながら押圧することにな
る。
ば、カム体64が偏心回転するから、このカム体64の
偏心回転によって偏心板65が図7に矢印で示す上下方
向に往復運動する。この偏心板65の上下運動によって
中途部が上記偏心板65に枢着された可動片67は、一
端を支点として図7に実線で示す位置から鎖線で示す位
置の間で揺動運動する。それによって、可動片67の外
面に設けられた第1、第2の突起73、74は、この部
分に位置する利用者の体を叩きながら押圧することにな
る。
【0037】上記本体1内には図1に示すように駆動源
81が設置されている。この駆動源81は、詳細は図示
しないがモ−タと減速機とが一体化されてなる。この駆
動源81の一端側からは第1の出力軸82が突出され、
他端側からは上記第1の出力軸82と同軸に第2の出力
軸83が突出されている。
81が設置されている。この駆動源81は、詳細は図示
しないがモ−タと減速機とが一体化されてなる。この駆
動源81の一端側からは第1の出力軸82が突出され、
他端側からは上記第1の出力軸82と同軸に第2の出力
軸83が突出されている。
【0038】上記第1の出力軸82には継手83を介し
て連結軸84の一端部が連結されている。この連結軸8
4の他端部は上記本体1の一側内面に設けられた受け部
85に第5の軸受86によって回転自在に支持されてい
る。
て連結軸84の一端部が連結されている。この連結軸8
4の他端部は上記本体1の一側内面に設けられた受け部
85に第5の軸受86によって回転自在に支持されてい
る。
【0039】上記連結軸84の他端部には第1の駆動プ
−リ87が外嵌固定されている。この第1の駆動プ−リ
87と、上記第1の駆動軸3の一端部に一方向クラッチ
88を介して一方向にだけ回転自在に設けられた第1の
従動プ−リ89との間には第1のベルト91が張設され
ている。
−リ87が外嵌固定されている。この第1の駆動プ−リ
87と、上記第1の駆動軸3の一端部に一方向クラッチ
88を介して一方向にだけ回転自在に設けられた第1の
従動プ−リ89との間には第1のベルト91が張設され
ている。
【0040】上記第1の駆動軸3は、上記連結軸84が
上記駆動源81によって、たとえば時計方向に回転駆動
されたときにだけ、上記一方向クラッチ88を介して回
転駆動され、上記連結軸84の反時計方向の回転には連
動しないようになっている。
上記駆動源81によって、たとえば時計方向に回転駆動
されたときにだけ、上記一方向クラッチ88を介して回
転駆動され、上記連結軸84の反時計方向の回転には連
動しないようになっている。
【0041】上記第1の駆動軸3が回転すれば、上記一
対のスライダケ−ス11内に設けられた一対のスライダ
17が位相を180度ずらしてガイドロッド22に沿っ
て往復直線駆動されるから、各スライダ17に両端部が
それぞれ連結されたマッサ−ジベルト29が往復揺動駆
動される。
対のスライダケ−ス11内に設けられた一対のスライダ
17が位相を180度ずらしてガイドロッド22に沿っ
て往復直線駆動されるから、各スライダ17に両端部が
それぞれ連結されたマッサ−ジベルト29が往復揺動駆
動される。
【0042】上記第2の出力軸83には第2の駆動プ−
リ92が嵌着固定されている。この第2の駆動プ−リ9
2と対応する本体1の側壁内面には第1の中間プ−リ9
3と第2の中間プ−リ94とが一体的かつ同軸に回転自
在に設けられている。上記第1の中間プ−リ93は上記
第2の中間プ−リ94よりも大径に形成されている。
リ92が嵌着固定されている。この第2の駆動プ−リ9
2と対応する本体1の側壁内面には第1の中間プ−リ9
3と第2の中間プ−リ94とが一体的かつ同軸に回転自
在に設けられている。上記第1の中間プ−リ93は上記
第2の中間プ−リ94よりも大径に形成されている。
【0043】上記第2の駆動プ−リ92と上記第1の中
間プ−リ93とには第2のベルト95が張設されてい
る。上記第2の中間プ−リ94と上記第2の駆動軸51
の一端部に外嵌固定された第2の従動プ−リ96とには
第3のベルト97が張設されている。
間プ−リ93とには第2のベルト95が張設されてい
る。上記第2の中間プ−リ94と上記第2の駆動軸51
の一端部に外嵌固定された第2の従動プ−リ96とには
第3のベルト97が張設されている。
【0044】上記第2の駆動軸51が上記第2の出力軸
83によって回転駆動されると、この第2の駆動軸51
の中途部に設けられた一対のロ−ラユニット53が連動
する。それによって、利用者は上記ロ−ラユニット53
に回転自在に設けられた第1のロ−ラ体58と第2のロ
−ラ体59との突起58a、59aによってマッサ−ジ
を受けることができるようになっている。
83によって回転駆動されると、この第2の駆動軸51
の中途部に設けられた一対のロ−ラユニット53が連動
する。それによって、利用者は上記ロ−ラユニット53
に回転自在に設けられた第1のロ−ラ体58と第2のロ
−ラ体59との突起58a、59aによってマッサ−ジ
を受けることができるようになっている。
【0045】上記第1の出力軸82には第3の駆動プ−
リ98が設けられている。上記第3の駆動軸63の上記
第3のプ−リ98と対応する部分には第3の従動プ−リ
99が外嵌固定されている。この第3の従動プ−リ99
と上記第3の駆動プ−リ98とには第4のベルト101
が張設されている。
リ98が設けられている。上記第3の駆動軸63の上記
第3のプ−リ98と対応する部分には第3の従動プ−リ
99が外嵌固定されている。この第3の従動プ−リ99
と上記第3の駆動プ−リ98とには第4のベルト101
が張設されている。
【0046】上記第1の出力軸82によって上記第3の
駆動軸63が回転駆動されれば、この第3の駆動軸63
と一体的に設けられたカム体64が偏心回転するから、
その偏心回転によって偏心板65が上下駆動される。偏
心板65が上下動すると、この偏心板65に連結された
可動片67が一端を支点として揺動運動するから、この
可動片67の外面に設けられた第1、第2の突起73、
74によって利用者の身体を後述するごとくマッサ−ジ
することができるようになっている。
駆動軸63が回転駆動されれば、この第3の駆動軸63
と一体的に設けられたカム体64が偏心回転するから、
その偏心回転によって偏心板65が上下駆動される。偏
心板65が上下動すると、この偏心板65に連結された
可動片67が一端を支点として揺動運動するから、この
可動片67の外面に設けられた第1、第2の突起73、
74によって利用者の身体を後述するごとくマッサ−ジ
することができるようになっている。
【0047】上記駆動源81には、この駆動源81を遠
隔的に操作するためのコントロ−ラ102がコ−ド10
3によって接続されている。このコントロ−ラ102に
は駆動源81の一対の出力軸82、83を時計方向(正
転方向)に駆動する第1の操作ボタン104と、反時計
方向に駆動する第2の操作ボタン105、各作動時にお
ける回転速度を制御するスライダ106および停止ボタ
ン107とが設けられている。
隔的に操作するためのコントロ−ラ102がコ−ド10
3によって接続されている。このコントロ−ラ102に
は駆動源81の一対の出力軸82、83を時計方向(正
転方向)に駆動する第1の操作ボタン104と、反時計
方向に駆動する第2の操作ボタン105、各作動時にお
ける回転速度を制御するスライダ106および停止ボタ
ン107とが設けられている。
【0048】上記第1の操作ボタン104を押して一対
の出力軸82、83を時計方向に回転させれば、第1の
駆動軸3、第2の駆動軸51および第3の駆動軸63を
回転させることができる。
の出力軸82、83を時計方向に回転させれば、第1の
駆動軸3、第2の駆動軸51および第3の駆動軸63を
回転させることができる。
【0049】第2の操作ボタン105を押して一対の出
力軸82、83を反時計方向に回転させれば、第1の出
力軸82の回転が一方向クラッチ88によって遮断され
るから、第1の駆動軸3が回転されず、第2、第3の駆
動軸51、63が回転駆動される。つまり、マッサ−ジ
ベルト29の往復揺動運動だけを停止させることができ
る。
力軸82、83を反時計方向に回転させれば、第1の出
力軸82の回転が一方向クラッチ88によって遮断され
るから、第1の駆動軸3が回転されず、第2、第3の駆
動軸51、63が回転駆動される。つまり、マッサ−ジ
ベルト29の往復揺動運動だけを停止させることができ
る。
【0050】つぎに、上記構成の美容健康器を利用して
マッサ−ジを受けるときの使用形態について説明する。
図10(a)に示すように、利用者Uが椅子に座って足
の裏にマッサ−ジを受ける場合には、支持脚8を本体1
に対して所定の角度に屈曲させ、その本体1の一対のロ
−ラユニット53に足を載せる。その状態で駆動源81
を第2の操作ボタン105によって反時計方向に駆動す
れば、第2の駆動軸51と第3の駆動軸63とが回転す
るから、上記ロ−ラユニット53も回転する。
マッサ−ジを受けるときの使用形態について説明する。
図10(a)に示すように、利用者Uが椅子に座って足
の裏にマッサ−ジを受ける場合には、支持脚8を本体1
に対して所定の角度に屈曲させ、その本体1の一対のロ
−ラユニット53に足を載せる。その状態で駆動源81
を第2の操作ボタン105によって反時計方向に駆動す
れば、第2の駆動軸51と第3の駆動軸63とが回転す
るから、上記ロ−ラユニット53も回転する。
【0051】したがって、利用者Uは上記ロ−ラユニッ
ト53の第1、第2のロ−ラ体58、59によって足の
裏にマッサ−ジを受けることができる。また、第3の駆
動軸63が回転することで、可動片67が揺動するか
ら、この可動片67に設けられた第2の突起74に足を
載せれば、それによっても、マッサ−ジを受けることが
できる。
ト53の第1、第2のロ−ラ体58、59によって足の
裏にマッサ−ジを受けることができる。また、第3の駆
動軸63が回転することで、可動片67が揺動するか
ら、この可動片67に設けられた第2の突起74に足を
載せれば、それによっても、マッサ−ジを受けることが
できる。
【0052】一方、胴回りの脂肪を除去したい場合に
は、図10(b)に示すように、椅子に座った利用者U
の背の部分に第1の突起73を押し当て、マッサ−ジベ
ルト29を利用者Uの前面側の腹部に回す。この状態で
第1の操作ボタン14によって駆動源81を作動させる
と、利用者Uは、胴回りの背側の部分が第1の突起73
によってマッサ−ジされ、前側の腹部はマッサ−ジベル
ト29によってマッサ−ジされる。上記一対の第1の突
起73は、利用者Uの背の幅方向一端側と他端側とを交
互に押し叩き、利用者Uの身体を揺れ動かす。
は、図10(b)に示すように、椅子に座った利用者U
の背の部分に第1の突起73を押し当て、マッサ−ジベ
ルト29を利用者Uの前面側の腹部に回す。この状態で
第1の操作ボタン14によって駆動源81を作動させる
と、利用者Uは、胴回りの背側の部分が第1の突起73
によってマッサ−ジされ、前側の腹部はマッサ−ジベル
ト29によってマッサ−ジされる。上記一対の第1の突
起73は、利用者Uの背の幅方向一端側と他端側とを交
互に押し叩き、利用者Uの身体を揺れ動かす。
【0053】つまり、利用者Uは、身体を揺れ動かされ
ながら胴回り全体にマッサ−ジを受けることができる。
それによって、胴回り全体の血液循環が促進されて良好
となるから、胴回りの余剰脂肪の血液による消化除去を
効率よく行うことができる。
ながら胴回り全体にマッサ−ジを受けることができる。
それによって、胴回り全体の血液循環が促進されて良好
となるから、胴回りの余剰脂肪の血液による消化除去を
効率よく行うことができる。
【0054】利用者Uの背中側を上記第1の突起73に
よって押し叩くことで、胴回りの脂肪を内部から揺り動
かしながらマッサ−ジすることができ、マッサ−ジベル
ト29によって腹部の脂肪を外側からマッサ−ジするこ
とができる。つまり、胴回りの脂肪に内側と外側とから
マサ−ジを与えることができるから、そのことによって
も、余剰脂肪の消化除去を効果的に行うことができる。
よって押し叩くことで、胴回りの脂肪を内部から揺り動
かしながらマッサ−ジすることができ、マッサ−ジベル
ト29によって腹部の脂肪を外側からマッサ−ジするこ
とができる。つまり、胴回りの脂肪に内側と外側とから
マサ−ジを与えることができるから、そのことによって
も、余剰脂肪の消化除去を効果的に行うことができる。
【0055】図10(c)は本体1をソファ−やマット
レスなどのクッション体K上に設置し、利用者Uは仰向
けになってマッサ−ジを受ける場合で、その場合も利用
者Uは胴回りの背面側と前面側との両方からマッサ−ジ
を受けることができる。
レスなどのクッション体K上に設置し、利用者Uは仰向
けになってマッサ−ジを受ける場合で、その場合も利用
者Uは胴回りの背面側と前面側との両方からマッサ−ジ
を受けることができる。
【0056】また、スライダ17が収容されたスライダ
ケ−ス11は、スライダ17および第1の駆動軸3とと
もに本体1に対して自由に回転させることができる。ス
ライダケ−ス11を回転させれば、上記スライダ17に
連結されたマッサ−ジベルト29の導出方向を自由に変
えることができる。それによって、利用者Uは、体に掛
ける上記マッサ−ジベルト29の位置を変え、種々の形
態で利用することができる。たとえば、利用者Uが椅子
に座って両足をロ−ラユニット53に載せた状態でマッ
サ−ジベルト29を腰の部分に掛けて利用するなどのこ
ともできる。
ケ−ス11は、スライダ17および第1の駆動軸3とと
もに本体1に対して自由に回転させることができる。ス
ライダケ−ス11を回転させれば、上記スライダ17に
連結されたマッサ−ジベルト29の導出方向を自由に変
えることができる。それによって、利用者Uは、体に掛
ける上記マッサ−ジベルト29の位置を変え、種々の形
態で利用することができる。たとえば、利用者Uが椅子
に座って両足をロ−ラユニット53に載せた状態でマッ
サ−ジベルト29を腰の部分に掛けて利用するなどのこ
ともできる。
【0057】さらに、スライダ17がスライダケ−ス1
1内に収容され、可動部分であるスライダ17が外部に
露出しないため、安全性や外観の向上を図ることができ
るばかりか、本体1をクッション体K上で利用するよう
な場合、本体1がクッション体K内に沈んでも、スライ
ダ17の円滑な動きが損なわれることがない。
1内に収容され、可動部分であるスライダ17が外部に
露出しないため、安全性や外観の向上を図ることができ
るばかりか、本体1をクッション体K上で利用するよう
な場合、本体1がクッション体K内に沈んでも、スライ
ダ17の円滑な動きが損なわれることがない。
【0058】しかも、上記スライダ17が直線往復運動
するため、このスライダ17をスライダケ−ス11内に
収容し、このスライダケ−ス11に上記スライダ17の
移動方向と同方向に開口11bを形成することで、その
開口11bから上記スライダ17を突没させる構成にで
きる。つまり、スライダ17が直線往復運動する構成で
あるから、そのスライダ17をスライダケ−ス11内に
収容することができる。
するため、このスライダ17をスライダケ−ス11内に
収容し、このスライダケ−ス11に上記スライダ17の
移動方向と同方向に開口11bを形成することで、その
開口11bから上記スライダ17を突没させる構成にで
きる。つまり、スライダ17が直線往復運動する構成で
あるから、そのスライダ17をスライダケ−ス11内に
収容することができる。
【0059】すなわち、スライダ17をたとえば偏心回
転させることでマッサ−ジベルト29を往復揺動運動さ
せる構成であると、上記スライダ17が円運動すること
になる。円運動するスライダ17をスライダケ−ス11
内に収容すると、上記スライダ17がスライダケ−ス1
1から突没する方向が定まらないから、スライダケ−ス
11内に収容することが難しい。
転させることでマッサ−ジベルト29を往復揺動運動さ
せる構成であると、上記スライダ17が円運動すること
になる。円運動するスライダ17をスライダケ−ス11
内に収容すると、上記スライダ17がスライダケ−ス1
1から突没する方向が定まらないから、スライダケ−ス
11内に収容することが難しい。
【0060】しかしながら、上述したように、スライダ
17を直線往復運動させてマッサ−ジベルト29を駆動
する構成とすれば、上記スライダ17の運動方向が一定
であることにより、スライダケ−ス11内に収容し、開
口11bから突没させることができる。
17を直線往復運動させてマッサ−ジベルト29を駆動
する構成とすれば、上記スライダ17の運動方向が一定
であることにより、スライダケ−ス11内に収容し、開
口11bから突没させることができる。
【0061】なお、この発明は上記一実施例に限定され
ず、たとえば可動片を揺動させる往復駆動機構はカム体
に限られず、スライダと同様のクランク機構で駆動する
ようにしてもよく、要は目的の運動を行うことができる
機構であればよい。
ず、たとえば可動片を揺動させる往復駆動機構はカム体
に限られず、スライダと同様のクランク機構で駆動する
ようにしてもよく、要は目的の運動を行うことができる
機構であればよい。
【0062】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、開口部を
有する本体に設けられた駆動軸の両端部にそれぞれ第1
の往復駆動機構を設け、この往復駆動機構によって一対
のスライダを往復直線運動させ、これら一対のスライダ
にマッサ−ジベルトの両端部を連結するとともに、上記
駆動軸の上記開口部と対応する部分に第2の往復駆動機
構を設け、この第2の往復駆動機構によって揺動駆動さ
れる可動片に突起を設けるようにした。
有する本体に設けられた駆動軸の両端部にそれぞれ第1
の往復駆動機構を設け、この往復駆動機構によって一対
のスライダを往復直線運動させ、これら一対のスライダ
にマッサ−ジベルトの両端部を連結するとともに、上記
駆動軸の上記開口部と対応する部分に第2の往復駆動機
構を設け、この第2の往復駆動機構によって揺動駆動さ
れる可動片に突起を設けるようにした。
【0063】そのため、利用者は上記マッサ−ジベルト
によるマッサ−ジと、上記突起によるマッサ−ジとを同
時に受けることができる。たとえば、上記マッサ−ジベ
ルトを利用者の胴回りの前面側に回し、突起を背面側に
押し当てれば、胴回り全体にマッサ−ジを受けることが
できるから、とくに胴回りの余剰脂肪の除去に有効なマ
ッサ−ジ作用が得られる。
によるマッサ−ジと、上記突起によるマッサ−ジとを同
時に受けることができる。たとえば、上記マッサ−ジベ
ルトを利用者の胴回りの前面側に回し、突起を背面側に
押し当てれば、胴回り全体にマッサ−ジを受けることが
できるから、とくに胴回りの余剰脂肪の除去に有効なマ
ッサ−ジ作用が得られる。
【図1】この発明の一実施例の全体構成を示す断面図。
【図2】同じく本体の側壁に設けられるねじ軸およびこ
のねじ軸と対応する部分のスライダケ−ス内に設けられ
るスライダなどの部品の分解斜視図。
のねじ軸と対応する部分のスライダケ−ス内に設けられ
るスライダなどの部品の分解斜視図。
【図3】同じく本体に連結されるブラケットを内面側か
ら見た斜視図。
ら見た斜視図。
【図4】同じくクランク機構の断面図。
【図5】同じくスライダケ−スの内部を示す側面図。
【図6】同じくロ−ラユニットの斜視図。
【図7】同じく本体の可動片が設けられた部分の断面
図。
図。
【図8】同じく本体の平面図。
【図9】同じく本体の側面図。
【図10】(a)〜(c)はそれぞれ異なる使用形態の
説明図。
説明図。
1…本体、2…開口部、3…第1の駆動軸、14…盤状
体(第1の往復駆動機構)、15…クランク(第1の往
復駆動機構)、17…スライダ、29…マッサ−ジベル
ト、64…カム体(第2の往復駆動機構)、65…偏心
板(第2の往復駆動機構)、67…可動片、73…突
起。
体(第1の往復駆動機構)、15…クランク(第1の往
復駆動機構)、17…スライダ、29…マッサ−ジベル
ト、64…カム体(第2の往復駆動機構)、65…偏心
板(第2の往復駆動機構)、67…可動片、73…突
起。
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部を有するケ−ス状の本体と、この
本体に回転自在に支持された駆動軸と、この駆動軸の両
端部に設けられ駆動軸の回転運動を往復直線運動に変換
する一対の第1の往復駆動機構と、各第1の往復駆動機
構によってそれぞれ往復直線駆動される一対のスライダ
と、これらスライダにそれぞれ両端部が連結されたマッ
サ−ジベルトと、上記駆動軸の上記開口部と対応する部
分に設けられた第2の往復駆動機構と、この第2の往復
駆動機構に連動することで一端を支点として揺動運動す
る可動片と、この可動片の他端に突設された突起とを具
備したことを特徴とする美容健康器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11504391A JPH07121275B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 美容健康器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11504391A JPH07121275B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 美容健康器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341267A JPH04341267A (ja) | 1992-11-27 |
JPH07121275B2 true JPH07121275B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=14652776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11504391A Expired - Fee Related JPH07121275B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 美容健康器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07121275B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP11504391A patent/JPH07121275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04341267A (ja) | 1992-11-27 |
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