JPH07121201A - Ｐｉｄ調節計の出力切替回路 - Google Patents
Ｐｉｄ調節計の出力切替回路Info
- Publication number
- JPH07121201A JPH07121201A JP26332093A JP26332093A JPH07121201A JP H07121201 A JPH07121201 A JP H07121201A JP 26332093 A JP26332093 A JP 26332093A JP 26332093 A JP26332093 A JP 26332093A JP H07121201 A JPH07121201 A JP H07121201A
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- JP
- Japan
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- controller
- control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複数の調節計の出力を切替て１台の
調節計のＰＩＤ演算値を出力する制御装置に係り、その
目的は、調節計出力切替時の出力偏差が発生しない切替
回路を提供することにある。 【構成】複数の調節計出力を出力切替器により選択し、
調節弁の制御信号は外部出力処理器を経由し出力され
る。ここで、外部出力処理器の出力値を各調節計が手動
モードの時のみ出力処理器の出力値に書き替えることで
制御出力に偏差を与えることなくスムーズに調節計の切
替を実施する。 【効果】複数の調節計出力切替時の出力に偏差が発生し
ないため制御系に外乱を与えない。また、製品の品質安
定にもつながる。
調節計のＰＩＤ演算値を出力する制御装置に係り、その
目的は、調節計出力切替時の出力偏差が発生しない切替
回路を提供することにある。 【構成】複数の調節計出力を出力切替器により選択し、
調節弁の制御信号は外部出力処理器を経由し出力され
る。ここで、外部出力処理器の出力値を各調節計が手動
モードの時のみ出力処理器の出力値に書き替えることで
制御出力に偏差を与えることなくスムーズに調節計の切
替を実施する。 【効果】複数の調節計出力切替時の出力に偏差が発生し
ないため制御系に外乱を与えない。また、製品の品質安
定にもつながる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の調節計の出力を
切替て１台の調節計のＰＩＤ演算値を出力する制御装置
に係り、ＰＩＤ調節計の出力切替回路に関する。
切替て１台の調節計のＰＩＤ演算値を出力する制御装置
に係り、ＰＩＤ調節計の出力切替回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術は、各々の調節計ともバンプレ
ス機能を有し、これから選択される調節計の出力は現在
選択されている出力より切替わる。しかし、この機能は
各調節計が備えているモードに関係しているため各々の
調節計が自動モードの時のみ有効である。このため、こ
れから選択される調節計が手動モードの時は選択された
制御出力に偏差が発生し、この偏差が制御系の外乱とな
っている。
ス機能を有し、これから選択される調節計の出力は現在
選択されている出力より切替わる。しかし、この機能は
各調節計が備えているモードに関係しているため各々の
調節計が自動モードの時のみ有効である。このため、こ
れから選択される調節計が手動モードの時は選択された
制御出力に偏差が発生し、この偏差が制御系の外乱とな
っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、各調
節計が手動モードの場合に考慮されておらず、手動モー
ドの場合は全てオペレータの介入とし、自動制御より切
離している。このためオペレータの誤操作で選択する調
節計を手動モードにした場合は選択された制御出力に偏
差が発生し、制御系に外乱を与える問題があった。
節計が手動モードの場合に考慮されておらず、手動モー
ドの場合は全てオペレータの介入とし、自動制御より切
離している。このためオペレータの誤操作で選択する調
節計を手動モードにした場合は選択された制御出力に偏
差が発生し、制御系に外乱を与える問題があった。
【０００４】本発明の目的は、各々の調節計が手動モー
ドの場合でもこれから選択する調節計の出力を現在選択
されている出力値から切替ることにある。
ドの場合でもこれから選択する調節計の出力を現在選択
されている出力値から切替ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に各々の調節計が手動モードの時、選択されている出力
値を各調節計の出力値に書き替えることで調節計切替時
の出力偏差を無くしたものである。
に各々の調節計が手動モードの時、選択されている出力
値を各調節計の出力値に書き替えることで調節計切替時
の出力偏差を無くしたものである。
【０００６】
【作用】複数の調節計の出力を切替て１台の調節計のＰ
ＩＤ演算値を出力する制御装置において、各調節計が手
動モードの場合に選択されている出力値を各調節計の出
力値に書き替える。
ＩＤ演算値を出力する制御装置において、各調節計が手
動モードの場合に選択されている出力値を各調節計の出
力値に書き替える。
【０００７】従って調節計切替時、各々の調節計が手動
モードの場合でも制御出力値をバンプレスに切替ること
が出来る。
モードの場合でも制御出力値をバンプレスに切替ること
が出来る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。図１は本発明の一実施例を示す構成図である。
る。図１は本発明の一実施例を示す構成図である。
【０００９】本装置は３つの調節計を組み合わせて使用
した例であり、その構成は、温度制御を行うための測温
抵抗体３，４、循環ポンプ５、調節弁６，７、三方弁
８、撹拌機２を有する反応缶１と、制御を受け持つＮｏ
１〜３調節計９，１０，１１、各調節計出力を切替る出
力切替機２５、調節弁へ制御出力を与えるための外部出
力処理器２６、各調節計が手動モードの時、外部出力処
理器２６の出力を出力処理器１６，２０，２４の出力値
に設定するための切替スイッチ２７，２８，２９より構
成される。
した例であり、その構成は、温度制御を行うための測温
抵抗体３，４、循環ポンプ５、調節弁６，７、三方弁
８、撹拌機２を有する反応缶１と、制御を受け持つＮｏ
１〜３調節計９，１０，１１、各調節計出力を切替る出
力切替機２５、調節弁へ制御出力を与えるための外部出
力処理器２６、各調節計が手動モードの時、外部出力処
理器２６の出力を出力処理器１６，２０，２４の出力値
に設定するための切替スイッチ２７，２８，２９より構
成される。
【００１０】Ｎｏ１〜３調節計９，１０，１１はそれぞ
れ偏差検出器１３，１７，２１、各調節計用設定値１
４，１８，２２、バンプレス機能付ＰＩＤ演算器１５，
１９，２３、出力処理器１６，２０，２４を有してい
る。また、Ｎｏ１調節計９が有している加減算器１２は
反応缶のジャケット温度より缶内温度を減算し、Ｎｏ１
調節計の測定値とするためのものである。
れ偏差検出器１３，１７，２１、各調節計用設定値１
４，１８，２２、バンプレス機能付ＰＩＤ演算器１５，
１９，２３、出力処理器１６，２０，２４を有してい
る。また、Ｎｏ１調節計９が有している加減算器１２は
反応缶のジャケット温度より缶内温度を減算し、Ｎｏ１
調節計の測定値とするためのものである。
【００１１】各調節計により演算された出力は出力切替
器２５に入力され選択される。選択された出力は外部出
力処理器２５を通り調節弁６，７に出力され調節弁開度
の制御を行う。これにより反応缶の温度制御を行う。
器２５に入力され選択される。選択された出力は外部出
力処理器２５を通り調節弁６，７に出力され調節弁開度
の制御を行う。これにより反応缶の温度制御を行う。
【００１２】以降、Ｎｏ１調節計９を選択している状態
からＮｏ２調節計１０を選択し切替る場合でＮｏ２調節
計１０が自動モードの時、また、手動モードの時の例を
説明する。
からＮｏ２調節計１０を選択し切替る場合でＮｏ２調節
計１０が自動モードの時、また、手動モードの時の例を
説明する。
【００１３】自動モードの時の切替は外部出力処理器２
６の出力がバンプレス機能付ＰＩＤ演算器１９にフィー
ドバックされており出力切替器２５でＮｏ２調節計１０
を選択し切替るとバンプレス機能付ＰＩＤ演算器１９の
出力は外部出力処理器２６の出力よりバンプレスに切替
わり出力される。
６の出力がバンプレス機能付ＰＩＤ演算器１９にフィー
ドバックされており出力切替器２５でＮｏ２調節計１０
を選択し切替るとバンプレス機能付ＰＩＤ演算器１９の
出力は外部出力処理器２６の出力よりバンプレスに切替
わり出力される。
【００１４】手動モードの時は出力処理器２０はバンプ
レス機能付ＰＩＤ演算器１９からの入力を切離し出力処
理器２０の内部出力値ＭＶ２を出力している。しかし、
外部出力処理器２６の出力は切替スイッチ２８により出
力処理器２０の内部出力値ＭＶ２に入力されている。出
力処理器２５によりＮｏ２調節計１０を選択し切替ても
出力処理器２０の出力は外部出力処理器２６の出力値と
同じとなっているため調節弁制御出力に偏差を与えるこ
とはない。
レス機能付ＰＩＤ演算器１９からの入力を切離し出力処
理器２０の内部出力値ＭＶ２を出力している。しかし、
外部出力処理器２６の出力は切替スイッチ２８により出
力処理器２０の内部出力値ＭＶ２に入力されている。出
力処理器２５によりＮｏ２調節計１０を選択し切替ても
出力処理器２０の出力は外部出力処理器２６の出力値と
同じとなっているため調節弁制御出力に偏差を与えるこ
とはない。
【００１５】この機能は各々の調節計に設けているため
どの調節計へ切替ても制御出力に偏差を発生させること
はなく制御系への外乱を防止することが出来る。
どの調節計へ切替ても制御出力に偏差を発生させること
はなく制御系への外乱を防止することが出来る。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、調節計選択時、選択さ
れる調節計が手動モードの場合でも制御出力に偏差を発
生させること無く調節計の選択ができ制御系に外乱を与
えない。
れる調節計が手動モードの場合でも制御出力に偏差を発
生させること無く調節計の選択ができ制御系に外乱を与
えない。
【００１７】プロセス制御における制御系への外乱は製
品の品質に大きく影響するため、本発明は製品の品質安
定に対して重要な効果を生ずる。
品の品質に大きく影響するため、本発明は製品の品質安
定に対して重要な効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す構成図である。
１…反応缶、２…撹拌器、３，４…測温抵抗体、５…循
環ポンプ、６，７…調節弁、８…三方弁、９…Ｎｏ１調
節計、１０…Ｎｏ２調節計、１１…Ｎｏ３調節計、１２
…加減算器、１３，１７，２１…偏差検出器、１４…Ｎ
ｏ１調節計用設定値、１５，１９，２３…バンプレス機
能付ＰＩＤ演算器、１６，２０，２４…出力処理器、１
８…Ｎｏ２調節計用設定値、２２…Ｎｏ３調節計用設定
値、２５…出力切替器、２６…外部出力処理器、２７，
２８，２９…切替スイッチ。
環ポンプ、６，７…調節弁、８…三方弁、９…Ｎｏ１調
節計、１０…Ｎｏ２調節計、１１…Ｎｏ３調節計、１２
…加減算器、１３，１７，２１…偏差検出器、１４…Ｎ
ｏ１調節計用設定値、１５，１９，２３…バンプレス機
能付ＰＩＤ演算器、１６，２０，２４…出力処理器、１
８…Ｎｏ２調節計用設定値、２２…Ｎｏ３調節計用設定
値、２５…出力切替器、２６…外部出力処理器、２７，
２８，２９…切替スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の調節計の出力を切替て、１台の調節
計のＰＩＤ演算値を出力する制御装置において、各々の
調節計が備えている自動モードと手動モードに関係なく
選択されている出力を各々の調節計の出力に戻すことに
より、調節計選択時の出力偏差を防止する目的でバンプ
レスに出力を切替ることを特徴とするＰＩＤ調節計の出
力切替回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26332093A JPH07121201A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | Ｐｉｄ調節計の出力切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26332093A JPH07121201A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | Ｐｉｄ調節計の出力切替回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07121201A true JPH07121201A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17387846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26332093A Pending JPH07121201A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | Ｐｉｄ調節計の出力切替回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07121201A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013505489A (ja) * | 2009-09-17 | 2013-02-14 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 化学的エンジニアリング工程を制御する明確なスイッチを有する二自由度制御方法 |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP26332093A patent/JPH07121201A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013505489A (ja) * | 2009-09-17 | 2013-02-14 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 化学的エンジニアリング工程を制御する明確なスイッチを有する二自由度制御方法 |
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