JPH05324011A - Pid制御装置 - Google Patents

Pid制御装置

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JPH05324011A
JPH05324011A JP12341592A JP12341592A JPH05324011A JP H05324011 A JPH05324011 A JP H05324011A JP 12341592 A JP12341592 A JP 12341592A JP 12341592 A JP12341592 A JP 12341592A JP H05324011 A JPH05324011 A JP H05324011A
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JP
Japan
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deviation
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pid
fuzzy
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JP12341592A
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English (en)
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Masazo Ishibashi
政三 石橋
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Chino Corp
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Chino Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あらゆる制御対象に対してオーバシュートあ
るいはアンダシュートの生ずる度合を減少でき、オペレ
ータにかかる負担が軽減して調整時間の短縮が図れ、P
ID定数の調整がそれほど厳密でなくても、演算時間が
速く安定した制御が行える。 【構成】 PID演算手段1は予め設定された設定値S
Vと、制御対象からの測定値PVとの偏差をPID演算
し、このPID演算された結果に対応する操作量mvを
操作量補正出力手段3に出力する。ファジィ演算手段2
は予め決められたファジィルールに従って偏差の大きさ
の上下限値が固定されたメンバーシップ関数に基づいて
制御対象からの測定値PVの偏差の大きさの修正操作量
hvを演算し、この修正操作量hvを操作量補正出力手
段3に出力する。操作量補正出力手段3は修正操作量h
vに基づいてPID演算手段1による操作量mvを補正
して最終的な操作量MVを制御対象の制御信号として出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電気炉内の温
度、湿度、圧力等の現象を予め設定されたプログラムパ
ターンに従って制御する調節計に適用され、各現象を制
御するにあたってPID定数の各パラメータを補正して
操作量を出力するPID制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば制御対象として電気炉等の各種熱
処理を行う場合には、定値またはプログラム調節計が多
用されている。この調節計では、例えば図10に示すよ
うに予め設定されたプログラムパターンに従って定値あ
るいは台形制御が行われる。さらに説明すると、電気炉
内に配設された熱電対等からの測定値PVと予め設定さ
れたプログラムパターンによる設定値SVとの比較によ
り得られる偏差をPID演算し、このPID演算された
後の出力である操作量MVに基づいて電気炉内の温度、
湿度、圧力等の現象の制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の調
節計では、測定値PVが設定値SVに収束して偏差が無
くなるようにPID演算して電気炉内の各現象の制御を
行っているが、実際には、外乱の影響で測定値PVが設
定値SVに収束して安定するまでに時間がかかり、図1
0に示すようなオーバシュートOSあるいはアンダシュ
ートUSの制御誤差が発生して制御不安定な状態が必ず
生じていた。また、このオーバシュートOSあるいはア
ンダシュートUSによる制御誤差は、この種の調節計の
制御において最も嫌われるもので、この誤差分だけ無駄
なエネルギーを多く消費するという等の問題があった。
【0004】また、PID定数の各パラメータは制御対
象に伴って変わるため、その都度、オペレータがPID
制御器内におけるPID定数の各パラメータの調整を行
っていた。ところが、オーバシュートOSあるいはアン
ダシュートUSの生ずる度合いは、調整によって決まる
ことから、常に正確な調整が要求され、調整時間を要
し、このことがオペレータの作業負担となっていた。
【0005】そこで、本発明は上述した問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、あらゆる制御対象
に対してオーバシュートあるいはアンダシュートの生ず
る度合を減少でき、オペレータにかかる負担が軽減して
調整時間の短縮が図れ、PID定数の調整がそれほど厳
密でなくても、演算時間が速く安定した制御が行えるP
ID制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による請求項1のPID制御装置は、予め設
定された設定値と、制御対象からの測定値との偏差をP
ID演算し、該PID演算された値に対応する操作量を
出力するPID制御装置において、予め決められたファ
ジィルールに従って前記偏差の大きさあるいは該偏差の
変化率の少なくとも一方の上下限値が固定とされたメン
バーシップ関数に基づいて前記制御対象からの測定値の
偏差の大きさあるいは該偏差の変化率から修正操作量を
演算するファジィ演算手段と、該ファジィ演算手段が演
算した修正操作量に基づいて前記PID演算された値を
補正して操作量を出力する操作量補正出力手段とを備え
たことを特徴としている。
【0007】また、請求項2のPID制御装置は、予め
設定された設定値と、制御対象からの測定値との偏差を
PID演算し、該PID演算された値に対応する操作量
を出力するPID制御装置において、予め決められたフ
ァジィルールに従って前記偏差の大きさあるいは該偏差
の変化率の少なくとも一方の上下限値が可変とされたメ
ンバーシップ関数に基づいて前記制御対象からの測定値
の偏差の大きさあるいは該偏差の変化率から修正操作量
を演算するファジィ演算手段と、前記偏差の大きさある
いは該偏差の変化率に応じて前記ファジィ演算手段を順
次切り換えて選択する選択手段と、該選択手段により選
択されたファジィ演算手段が演算した修正操作量に基づ
いて前記PID演算された値を補正して操作量を出力す
る操作量補正出力手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】請求項1の発明におけるPID演算手段1は、
予め設定された設定値SVと、制御対象からの測定値P
Vとの偏差EをPID演算し、このPID演算された結
果に対応する操作量mvを操作量補正出力手段3に出力
する。ファジィ演算手段2は予め決められたファジィル
ールに従って偏差Eの大きさあるいは偏差Eの変化率Δ
Eの少なくとも一方の上下限値EU,ED(あるいはΔ
EU,ΔED)が固定とされたメンバーシップ関数に基
づいて制御対象からの測定値PVの偏差Eの大きさある
いは偏差Eの変化率ΔEから修正操作量hvを演算し、
この修正操作量hvを操作量補正出力手段3に出力す
る。操作量補正出力手段3では、修正操作量hvに基づ
いてPID演算手段1による操作量mvを補正して最終
的な操作量MVを制御対象の制御信号として出力する。
【0009】また、請求項2の発明では、複数台のファ
ジィ演算手段2のメンバーシップ関数が予め決められた
ファジィルールに従って偏差Eの大きさあるいは偏差E
の変化率ΔEの少なくとも一方の上下限値EU,ED
(あるいはΔEU,ΔED)が可変とされており、この
ファジィ演算手段2は偏差Eの大きさあるいは偏差Eの
変化率ΔEに応じて順次切り換えて選択される。そし
て、選択されたファジィ演算手段2により修正操作量h
vが演算され、操作量補正出力手段3はこの修正操作量
hvに基づいてPID演算による操作量mvを補正して
最終的な操作量MVを制御対象の制御信号として出力す
る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明によるPID制御装置の第1
実施例を示すブロック構成図である。以下に説明する各
実施例によるPID制御装置は、例えば制御対象として
電気炉内の温度、湿度、圧力等の現象を制御する調節計
に適用されるもので、各現象を制御する際にPID演算
によって得られた操作量の補正を行っている。
【0011】まず、第1実施例のPID制御装置は、P
ID演算手段1、ファジィ演算手段2A(2)、操作量
補正出力手段3を備えて構成されている。PID演算手
段1は制御対象として例えば電気炉内に配設された熱電
対からの測定値PVと、例えば予め設定されたプログラ
ムパターンの設定値SVとが入力しており、この測定値
PVと設定値SVとの偏差E(=SV−PV)を演算
し、この偏差Eに基づく操作量(例えば電気炉内のヒー
タを駆動するための電力に相当)mvを操作量補正出力
手段3に出力している。
【0012】ファジィ演算手段2AはPID演算手段1
と並列に設けられ、PID演算手段1と同様に測定値P
Vと設定値SVとが入力している。このファジィ演算手
段2Aは測定値PVと設定値SVとの間に偏差Eが生じ
た場合、後述する予め決められたファジィルールに従っ
て偏差Eの大きさの上下限値EU,EDが例えばED=
−10〜EU=+10に固定されたメンバーシップ関数
に基づいて偏差Eの状態から修正操作量hvを演算して
操作量補正出力手段3に出力している。
【0013】操作量補正出力手段3は例えば加算器等で
構成され、PID演算手段1からの操作量mvと、ファ
ジィ演算手段2Aが演算した修正操作量hvとを加算し
て操作量mvを補正し、この加算値に対応する最終的な
操作量MVを制御対象の制御信号(例えばヒータの駆動
信号)として出力している。
【0014】なお、この操作量補正出力手段3は測定値
PVと設定値SVとの間に偏差Eが生じていない場合、
PID演算手段1から入力される操作量mvをそのまま
最終的な操作量MVとして出力している。
【0015】次に、上記のように構成されるPID制御
装置の動作を図2に従って説明する。今、ファジィルー
ルの一例として、 (1)もし、偏差Eが正ならば、操作量を上げる。 (2)もし、偏差Eが零ならば、操作量をそのまま維持
する。 (3)もし、偏差Eが負ならば、操作量を下げる。 の3つのルールを与え、PID演算手段1に入力される
測定値PVと設定値SVとの間に偏差E=+3が生じた
とする。
【0016】すると、ファジィ演算手段2Aでは、ま
ず、各ルールの一致度を求める。すなわち、ルール
(1)では、偏差+3であるから、メンバーシップ関数
A1より度合Wは0.6となる(図2(a)参照)。次
に、ルール(2)では、偏差+3であるから、メンバー
シップ関数A2より度合Wは0.4となる(図2(b)
参照)。さらに、ルール(3)では、偏差+3であるか
ら、メンバーシップ関数A3より度合Wは0となる(図
2(c)参照)。
【0017】ここで、各ルール(1),(2),(3)
の結論部に求めた度合を当てはめると、結論部のメンバ
ーシップ関数は、ちょうど度合Wでカットされたメンバ
ーシップ関数B1,B2,B3になる。次に、度合Wで
カットされた結論部の各ルール(1),(2),(3)
のメンバーシップ関数B1,B2,B3を図2(d)の
ように1つに合成し、囲まれた境界部分の面積の重心を
求める。
【0018】そして、求めた重心を操作量軸(X軸)に
向かって垂直に下ろし、操作量軸との交点が修正操作量
hv(=+1.5)となる。この修正操作量hvは操作
量補正出力手段3においてPID演算手段1で演算され
た操作量mvに加算され、操作量mvに修正が施された
後、最終的な操作量MVとして制御対象に出力される。
【0019】次に、図3はPID制御装置の第2実施例
を示しており、第1実施例と同一の構成要素には同一番
号を付している。この実施例によるPID制御装置は、
測定値PVと設定値SVとの間の偏差Eの変化率ΔEが
変化した場合、ファジィ演算手段2B(2)が後述する
予め決められたファジィルールに従って偏差Eの変化率
ΔEの上下限値ΔEU,ΔEDが例えばΔED=−8〜
ΔEU=+12と固定されたメンバーシップ関数に基づ
いて偏差Eの変化率ΔEから修正操作量hvを演算し、
操作量補正出力手段3がPID演算手段1からの操作量
mvと修正操作量hvとを加算して操作量mvを補正
し、この加算値に対応する最終的な操作量MVを制御対
象の制御信号(例えばヒータの駆動信号)として出力し
ている。
【0020】次に、上記のように構成されるPID制御
装置の動作を図4に従って説明する。今、ファジィルー
ルの一例として、 (1)もし、偏差Eの変化率ΔEが正で大きければ、操
作量を下げる。 (2)もし、偏差Eの変化率ΔEが零ならば、操作量を
そのまま維持する。 (3)もし、偏差Eの変化率ΔEが正で小さければ、操
作量を上げる。 の3つのルールを与え、PID演算手段1に入力される
測定値PVと設定値SVとの間に偏差Eの変化率ΔE=
+1が生じたとする。
【0021】すると、ファジィ演算手段2Bでは、ま
ず、各ルールの一致度を求める。すなわち、ルール
(1)では、偏差Eの変化率ΔEが+1であるから、メ
ンバーシップ関数A1より度合Wは0.6となる(図4
(a)参照)。次に、ルール(2)では、偏差Eの変化
率ΔEが+1であるから、メンバーシップ関数A2より
度合Wは0.4となる(図4(b)参照)。さらに、ル
ール(3)では、偏差Eの変化率ΔEが+1であるか
ら、メンバーシップ関数A3より度合Wは0となる(図
4(c)参照)。
【0022】ここで、各ルール(1),(2),(3)
の結論部に求めた度合を当てはめると、結論部のメンバ
ーシップ関数は、ちょうど度合Wでカットされたメンバ
ーシップ関数B1,B2,B3になる。次に、度合Wで
カットされた結論部の各ルール(1),(2),(3)
のメンバーシップ関数B1,B2,B3を図4(d)の
ように1つに合成し、囲まれた境界部分の面積の重心を
求める。
【0023】そして、求めた重心を操作量軸(X軸)に
向かって垂直に下ろし、操作量軸との交点が修正操作量
hv(=−0.5)となる。この修正操作量hvは操作
量修正出力手段3においてPID演算手段1で演算され
た操作量mvに加算され、操作量mvに修正が施された
後、最終的な操作量MVとして制御対象に出力される。
【0024】次に、図5はPID制御装置の第3実施例
を示しており、第1,第2実施例と同一の構成要素には
同一番号を付している。この実施例によるPID制御装
置は、上述した第1実施例および第2実施例のPID制
御装置を組み合わせたもので、この実施例におけるファ
ジィ演算手段2C(2)は、予め決められたファジィル
ールに従って偏差Eの大きさの上下限値EU,EDが例
えばED=−10〜EU=+10に、また、偏差Eの変
化率ΔEの上下限値ΔEU,ΔEDが例えばΔED=−
8〜ΔEU=+12に固定されたメンバーシップ関数に
基づいて偏差Eおよび変化率ΔEから修正操作量hvを
演算しており、操作量補正出力手段3はファジィ演算手
段2Cからの修正操作量hvをPID演算手段1からの
操作量mvに加算して最終的な操作量MVを制御対象に
出力している。
【0025】次に、上記のように構成されるPID制御
装置の動作を図6に従って説明する。今、ファジィルー
ルの一例として、 (1)もし、偏差Eが負で大きく、かつ偏差Eの変化率
ΔEが零ならば、操作量を正で上げる。 (2)もし、偏差Eが零で、かつ偏差Eの変化率ΔEが
負で大きければ、操作量を負で上げる。 (3)もし、偏差Eが正で大きく、かつ偏差Eの変化率
ΔEが正で大きければ、操作量をそのまま維持する。 の3つのルールを与え、PID演算手段1に入力される
測定値PVと設定値SVとの間に偏差E=+5、偏差E
の変化率ΔE=+1が生じたとする。
【0026】すると、ファジィ演算手段2Cでは、各ル
ールの一致度を求め、偏差Eの度合と偏差Eの変化率Δ
Eの度合を比べて小さい方の度合を修正操作量hvの度
合とする。まず、ルール(1)では、偏差Eが+5であ
るから、メンバーシップ関数A11より度合Wは0であ
り、また、偏差Eの変化率ΔEが+1であるから、メン
バーシップ関数A12より度合Wは0.55となる。そ
して、偏差Eの度合の方が小さいから、修正操作量の度
合は0となる(図6(a)参照)。次に、ルール(2)
では、偏差Eが+5であるから、メンバーシップ関数A
21より度合Wは0であり、また、偏差Eの変化率ΔE
が+1であるから、メンバーシップ関数A22より度合
Wは0となる。そして、偏差Eおよび偏差Eの変化率Δ
Eの度合が同じであるから、修正操作量の度合は0とな
る(図6(b)参照)。さらに、ルール(3)では、偏
差Eが+5であるから、メンバーシップ関数A31より
度合Wは1であり、また、偏差Eの変化率ΔEが+1で
あるから、メンバーシップ関数A32より度合Wは0.
4となる。そして、偏差Eの変化率ΔEの度合の方が小
さいから、修正操作量の度合は0,4となる(図6
(c)参照)。
【0027】すなわち、各ルール(1),(2),
(3)の結論部に求めた度合を当てはめると、結論部の
メンバーシップ関数は、ちょうど度合Wでカットされた
メンバーシップ関数B1,B2,B3になる。次に、度
合Wでカットされた結論部の各ルール(1),(2),
(3)のメンバーシップ関数B1,B2,B3を1つに
合成し、囲まれた境界部分の面積の重心を求める(図6
(c)参照)。
【0028】そして、求めた重心を操作量軸(X軸)に
向かって垂直に下ろし、操作量軸との交点が修正操作量
hv(=0)となる。この修正操作量hvは操作量修正
出力手段3においてPID演算手段1で演算された操作
量mvに加算され、操作量mvに修正が施された後、最
終的な操作量MVとして制御対象に出力される。
【0029】従って、上述した第1乃至第3の各実施例
では、PID演算手段1においてPID演算された結果
に基づく操作量mvをファジィ演算手段2(2A,2
B,2C)で演算した修正操作量hvにより補正して微
調整することができるので、PID定数の設定値変更時
においても、従来に比べて立ち上がり時間が速く、あら
ゆる制御対象に対してオーバシュートOSあるいはアン
ダシュートUSの生ずる度合を減少することができ、測
定値を設定値に対して速く収束することができる。
【0030】また、制御安定時に、外乱により不安定な
状態が生じても、短時間で安定状態に制御することがで
きる。さらに、オペレータによるPID定数の各パラメ
ータの設定をそれほど厳密でなくラフに行えるので、従
来に比べて設定時間を短縮できるとともに、オペレータ
にかかる作業負担を軽減することができる。
【0031】また、ファジィルールを採用したファジィ
演算手段2を用いることで、状態に応じた制御を行うべ
く膨大な知識ベースを有する従来の調節計に比べ、本実
施例による装置によれば、全調整則を組み込む必要がな
く、知識ベースを小さくでき、装置全体の小型化を図る
ことができる。また、PID演算手段、ファジィ演算手
段、操作量補正出力手段はマイクロプロセッサ等を用い
メモリにソフト的に組み込むことにより、さらに小型化
が図れる。
【0032】次に、図7はPID制御装置の第4実施例
を示しており、第1実施例と同一の構成要素には同一番
号を付している。この実施例によるPID制御装置は、
PID演算手段1、選択手段4、第1のファジィ演算手
段2D、第2のファジィ演算手段2E、第3のファジィ
演算手段2F、操作量補正出力手段3を備えて構成され
ている。
【0033】PID演算手段1は上述した第1乃至第3
実施例と同様に制御対象として例えば電気炉内に配設さ
れた熱電対からの測定値PVと、例えば予め設定された
プログラムパターンの設定値SVとが入力しており、こ
の測定値PVと設定値SVとの偏差E(=SV−PV)
を演算し、この偏差Eに基づく操作量(例えば電気炉内
のヒータを駆動するための電力に相当)mvを操作量補
正出力手段3に出力している。
【0034】選択手段4は例えばデコーダ回路等で構成
され、PID演算手段1と同様に測定値PVと設定値S
Vが入力しており、これら測定値PVと設定値SVの偏
差Eに基づいて第1乃至第3の複数のファジィ演算手段
2D,2E,2Fにおけるどのファジィ演算手段を使用
するかを選択して決定している。
【0035】第1のファジィ演算手段2Dは選択手段4
によって選択された時に、予め決められたファジィルー
ルに従って偏差Eの大きさの上下限値EU1,ED1が
例えばED1=−10〜EU1=+10とされたメンバ
ーシップ関数に基づいて偏差Eの大きさから修正操作量
hvを演算して操作量補正出力手段3に出力している。
【0036】第2のファジィ演算手段2Eは選択手段4
によって選択された時に、予め決められたファジィルー
ルに従って偏差Eの大きさの上下限値EU2,ED2が
第1のファジィ演算手段2Dの上下限値よりも小さい範
囲、例えばED2=−5〜EU2=+5とされたメンバ
ーシップ関数に基づいて偏差Eの大きさから修正操作量
hvを演算して操作量補正出力手段3に出力している。
【0037】第3のファジィ演算手段2Fは選択手段4
によって選択された時に、予め決められたファジィルー
ルに従って偏差Eの大きさの上下限値EU3,ED3が
第2のファジィ演算手段2Eの上下限値よりも小さい範
囲、例えばED3=−1〜EU3=+1とされたメンバ
ーシップ関数に基づいて偏差Eの大きさから修正操作量
hvを演算して操作量補正出力手段3に出力している。
【0038】操作量補正出力手段3は例えば加算器等で
構成され、PID演算手段1からの操作量mvと、選択
手段4によって選択された何れかのファジィ演算手段2
D(あるいは2E,2F)からの修正操作量hvとを加
算して操作量mvを補正し、この加算値に対応する最終
的な操作量MVを制御対象の制御信号(例えばヒータの
駆動信号)として出力している。このように、第1乃至
第3のファジィ演算手段2D,2E,2Fの各メンバー
シップ関数の偏差の上下限値は各々異なり可変とされて
いる。
【0039】そして、上記のように構成されたPID制
御装置では、まず、設定値SVと測定値PVがかけ離れ
ている場合、設定値SVと測定値PVの偏差Eの大きさ
に基づいて選択手段4がメンバーシップ関数の偏差の上
下限値が最も大きい第1のファジィ演算手段2Dを選択
する。この第1のファジィ演算手段2Dでは、第1実施
例の動作で説明したように、偏差Eの大きさに基づいて
修正操作量hvを演算する。つまり、偏差Eの大きさに
基づいて各ルールのメンバーシップ関数の度合Wを求め
る。次に、求めた度合Wを各ルールの結論部に当てはめ
て結論部のメンバーシップ関数を求める。さらに、求め
たメンバーシップ関数を1つに合成し、囲まれた境界部
分の面積の重心を求める。そして、求めた重心を操作量
軸(X軸)に向かって垂直に下ろし、操作量軸との交点
を修正操作量hvとして演算する。
【0040】この演算された修正操作量hvは操作量補
正出力手段3に入力され、操作量補正出力手段3は修正
操作量hvと演算手段からの操作量mvを加算して操作
量mvを補正して最終的な操作量MVを制御対象の制御
信号として出力する。そして、上述した動作により操作
量mvが補正されて設定値SVと測定値PVが近づいて
偏差Eが小さくなってくると、第1のファジィ演算手段
2Dではメンバーシップ関数の分解能等の問題から精度
が悪くなるため、メンバーシップ関数の偏差Eの上下限
値EU,EDの範囲が第1のファジィ演算手段2Dに比
べて狭く設定された第2のファジィ演算手段2Eが選択
手段4によって選択され、この第2のファジィ演算手段
2Eは上述した修正操作量hvを演算し、この修正操作
量hvによりPID演算手段1からの操作量mvが補正
されて最終的な操作量MVが制御対象の制御信号として
出力される。
【0041】さらに、上述した動作により操作量mvが
補正されて測定値PVが設定値SVに近づき、偏差Eが
小さくなると、メンバーシップ関数の偏差Eの上下限値
EU,EDの範囲が第2のファジィ演算手段2Eに比べ
てさらに狭く設定された第3のファジィ演算手段2Fが
選択手段4により選択されて同様に修正操作量hvが演
算され、この修正操作量hvによりPID演算手段1か
らの操作量mvが補正されて最終的な操作量MVが制御
対象の制御信号として出力される。
【0042】次に、図8はPID制御装置の第5実施例
を示している。この実施例によるPID制御装置は、フ
ァジィ演算手段2として第1乃至第3の3つのファジィ
演算手段2G,2H,2Iを備え、各ファジィ演算手段
2G,2H,2Iにおける偏差Eの変化率ΔEの上下限
値ΔEU,ΔEDの範囲が例えばΔED1=−8〜ΔE
U1=+12、ΔED2=−3〜ΔEU2=+7、ΔE
D3=+1〜ΔEU3=+3と異なって可変とされてお
り、選択手段4としてのデコード回路が測定値PVと設
定値SVの偏差Eの変化率ΔEに基づいて何れかのファ
ジィ演算手段2G(あるいは2H,2I)を選択し、こ
の選択されたファジィ演算手段2G(あるいは2H,2
I)のメンバーシップ関数に基づいて偏差Eの変化率Δ
Eから修正操作量hvを演算し、操作量補正出力手段3
がPID演算手段1からの操作量mvと修正操作量hv
とを加算して操作量mvを補正し、この加算値に対応す
る最終的な操作量MVを制御対象の制御信号(例えばヒ
ータの駆動信号)として出力している。
【0043】そして、上記のように構成されたPID制
御装置では、第4実施例と同様に、ファジィ演算手段2
G,2H,2Iの中で、偏差Eの変化率ΔEの上下限値
ΔEU,ΔEDの範囲が一番大きい第1のファジィ演算
手段2Gがまず選択されて上述した修正操作量hvが演
算され、この修正操作量hvによりPID演算手段1か
らの操作量mvが補正されて最終的な操作量MVが制御
対象の制御信号として出力される。以下、測定値PVが
設定値SVに近づくに連れて第2のファジィ演算手段2
H、第3のファジィ演算手段2Iが選択手段4によって
順に選択され、演算された修正操作量hvによりPID
演算手段1からの操作量mvが補正されて最終的な操作
量MVが制御対象の制御信号として出力される。
【0044】次に、図9はPID制御装置の第6実施例
を示している。この実施例によるPID制御装置は、上
述した第4実施例および第5実施例のPID制御装置を
組み合わせたもので、この実施例では、ファジィ演算手
段2として第1乃至第3の3つのファジィ演算手段2
J,2K,2Lを備え、各ファジィ演算手段2J,2
K,2Lにおける偏差Eの大きさの上下限値EU,ED
の範囲が例えばED=−10〜EU=+10、ED2=
−5〜EU2=+5、ED3=−1〜EU3=+1、ま
た、偏差Eの変化率ΔEの上下限値ΔEU,ΔEDの範
囲が例えばΔED1=−8〜ΔEU1=+12、ΔED
2=−3〜ΔEU2=+7、ΔED3=+1〜ΔEU3
=+3と異なって可変とされており、選択手段4として
のデコード回路が測定値PVと設定値SVの偏差Eの変
化率ΔEに基づいて何れかのファジィ演算手段2J(あ
るいは2K,2L)を選択し、この選択されたファジィ
演算手段2J(あるいは2K,2L)のメンバーシップ
関数に基づいて偏差Eおよび偏差Eの変化率ΔEから修
正操作量hvを演算し、操作量補正出力手段3がPID
演算手段1からの操作量mvと修正操作量hvとを加算
して操作量mvを補正し、この加算値に対応する最終的
な操作量MVを制御対象の制御信号(例えばヒータの駆
動信号)として出力している。
【0045】そして、上記のように構成されたPID制
御装置では、第4実施例と同様に、ファジィ演算手段2
G,2H,2Iの中で、偏差Eの上下限値EU,EDお
よび偏差Eの変化率ΔEの上下限値ΔEU,ΔEDの範
囲が一番大きい第1のファジィ演算手段2Jがまず選択
されて上述した修正操作量hvが演算され、この修正操
作量hvによりPID演算手段1からの操作量mvが補
正されて最終的な操作量MVが制御対象の制御信号とし
て出力される。以下、測定値PVが設定値SVに近づく
に連れて第2のファジィ演算手段2K、第3のファジィ
演算手段2Lが選択手段4によって順に選択され、演算
された修正操作量hvによりPID演算手段1からの操
作量mvが補正されて最終的な操作量MVが制御対象の
制御信号として出力される。
【0046】従って、上述した第4乃至第6の各実施例
では、偏差Eおよび偏差Eの変化率ΔEに応じた各々異
なる範囲の上下限値EU,ED,ΔEU,ΔEDでなる
ファジィ演算手段2D,2E,2F(第4実施例)、2
G,2H,2I(第5実施例)、2J,2K,2L(第
6実施例)が順次選択的に切り換えられて操作量mvの
補正を行っており、複数あるファジィ演算手段2D,2
E,2F(第4実施例)、2G,2H,2I(第5実施
例)、2J,2K,2L(第6実施例)は同時に稼働せ
ず、偏差Eあるいは偏差Eの変化率ΔEに応じて順次切
り換えられ1台のみ稼働する構成なので、演算時間が従
来のものと変わらずに高精度な制御を行うことができ
る。
【0047】ところで、上述した第6実施例では、ファ
ジィ演算手段2J,2K,2Lを偏差Eの大きさの上下
限値EU,EDおよび偏差Eの変化率ΔEの上下限値Δ
EU,ΔEDを可変とした構成について説明したが、偏
差Eの大きさあるいは偏差Eの変化率ΔEの何れか一方
の上下限値EU,ED,ΔEU,ΔEDを固定としても
よい。
【0048】また、上述した各実施例では、ファジィル
ールを2つあるいは3つの場合を例にとって説明した
が、複数のルールを定めれば、さらに高精度な操作量の
補正を行うことができる。さらに、より細かい制御を行
う場合には、偏差Eの上下限値EU,EDあるいは偏差
Eの変化率ΔEの上下限値ΔEU,ΔEDが異なるファ
ジィ演算手段2の台数を増すことで容易に実現すること
ができる。また、制御対象が時変化するような系に対し
ては、選択手段としてのデコーダ回路を工夫することに
よって安定制御を実現することができる。
【0049】さらに、上述した各実施例において、ファ
ジィ演算手段2の調整則を変えることにより、温度等の
ように制御応答の緩やかな系から流量、圧力等のような
制御応答の速い系まで安定して制御を行うことができ
る。例えば、プログラムパターンのような制御のとき
は、次のファジィルールを追加する(図10参照)。 (1A)前回設定値変化が正で今回設定値変化がそのま
まならば、操作量を減らす。 (2A)前回設定値変化が負で今回設定値変化がそのま
まならば、操作量を増す。 (3A)前回設定値変化がそのままで今回設定値変化が
正ならば、操作量を増す。 (4A)前回設定値変化がそのままで今回設定値変化が
負ならば、操作量を減らす。
【0050】また、連続炉、トンネル炉等のように設定
値が時々刻々と変化する制御に対しても安定した制御を
実現することができる。さらに、カスケード接続による
制御、定値制御等においても、同様に安定した制御を行
うことができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPID制
御装置によれば、あらゆる制御対象に対してオーバシュ
ートあるいはアンダシュートの生ずる度合を減少させて
測定値を設定値に対して速く収束させることができる。
また、PID定数の調整がそれほど厳密でなくラフに行
えるので、オペレータにかかる負担が軽減でき、調整時
間の短縮が図れ、演算時間が速く安定した制御を行うこ
とができる。また、請求項2のPID制御装置によれ
ば、複数のファジィ演算手段は偏差Eあるいは偏差Eの
変化率ΔEに応じて1台のみが選択されて順次稼働する
構成なので、演算時間が従来のものと変わらずに高精度
な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPID制御装置の第1実施例を示
すブロック構成図
【図2】同装置の第1実施例におけるファジィルールに
基づくファジィ制御手段の動作を説明するための図
【図3】本発明によるPID制御装置の第2実施例を示
すブロック構成図
【図4】同装置の第2実施例におけるファジィルールに
基づくファジィ制御手段の動作を説明するための図
【図5】本発明によるPID制御装置の第3実施例を示
すブロック構成図
【図6】同装置の第3実施例におけるファジィルールに
基づくファジィ制御手段の動作を説明するための図
【図7】本発明によるPID制御装置の第4実施例を示
すブロック構成図
【図8】本発明によるPID制御装置の第5実施例を示
すブロック構成図
【図9】本発明によるPID制御装置の第6実施例を示
すブロック構成図
【図10】調節計によって制御される温度のプログラム
パターンに対する制御量の推移の一例を示す図
【符号の説明】
1…PID演算手段、2(2A〜2L)…ファジィ演算
手段、3…操作量補正出力手段、4…選択手段、SV…
設定値、PV…測定値、E…偏差、ΔE…変化率、mv
…操作量、hv…修正操作量、MV…最終的な操作量。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された設定値と、制御対象から
    の測定値との偏差をPID演算し、該PID演算された
    値に対応する操作量を出力するPID制御装置におい
    て、 予め決められたファジィルールに従って前記偏差の大き
    さあるいは該偏差の変化率の少なくとも一方の上下限値
    が固定とされたメンバーシップ関数に基づいて前記制御
    対象からの測定値の偏差の大きさあるいは該偏差の変化
    率から修正操作量を演算するファジィ演算手段と、該フ
    ァジィ演算手段が演算した修正操作量に基づいて前記P
    ID演算された値を補正して操作量を出力する操作量補
    正出力手段とを備えたことを特徴とするPID制御装
    置。
  2. 【請求項2】 予め設定された設定値と、制御対象から
    の測定値との偏差をPID演算し、該PID演算された
    値に対応する操作量を出力するPID制御装置におい
    て、 予め決められたファジィルールに従って前記偏差の大き
    さあるいは該偏差の変化率の少なくとも一方の上下限値
    が可変とされたメンバーシップ関数に基づいて前記制御
    対象からの測定値の偏差の大きさあるいは該偏差の変化
    率から修正操作量を演算するファジィ演算手段と、前記
    偏差の大きさあるいは該偏差の変化率に応じて前記ファ
    ジィ演算手段を順次切り換えて選択する選択手段と、該
    選択手段により選択されたファジィ演算手段が演算した
    修正操作量に基づいて前記PID演算された値を補正し
    て操作量を出力する操作量補正出力手段とを備えたこと
    を特徴とするPID制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208503A (ja) * 2002-05-24 2013-10-10 Baxter Internatl Inc 可変電圧入力制御スキームを備えた腹膜透析機械
CN115490100A (zh) * 2022-09-30 2022-12-20 深圳市中金岭南有色金属股份有限公司凡口铅锌矿 提升系统的控制方法、装置及系统

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JP2013208503A (ja) * 2002-05-24 2013-10-10 Baxter Internatl Inc 可変電圧入力制御スキームを備えた腹膜透析機械
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