JPH061403B2 - カスケ−ド調節装置 - Google Patents

カスケ−ド調節装置

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JPH061403B2
JPH061403B2 JP3656186A JP3656186A JPH061403B2 JP H061403 B2 JPH061403 B2 JP H061403B2 JP 3656186 A JP3656186 A JP 3656186A JP 3656186 A JP3656186 A JP 3656186A JP H061403 B2 JPH061403 B2 JP H061403B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2台の調節計をカスケードに接続して構成さ
れるカスケード調節装置に関する。更に詳しくは、本発
明は、少なくとも比例(P)、積分(I)演算定数を最
適な値に自動的に調整するセルフチューニング機能を有
した調節計を用いたカスケード調節装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 第6図は、カスケード調節装置の構成ブロック図であ
る。この装置は、1次調節計C1、2次調節計C2で構成
されており、1次調節計C1はプロセスP2からのプロセ
ス量PV1を入力し、また2次調節計C2はプロセスP2
関係しているプロセスP1からのプロセス量PV2を入力し
ている。そして、1次調節計C1の出力信号が、2次調
節計C2の設定値となるように接続されている。
(発明が解決しようとする問題点) このような構成のカスケード調節装置において、1次調
節計C1、2次調節計C2のPI演算定数を最適な値に自
動的に調整しようとすれば、それぞれの調節計にセルフ
チューニングを行なうための回路手段を設ける必要があ
り、構成が複雑になる。また、1次調節計C1の出力信
号、従って2次調節計C2の設定値SV2が絶え間なく変動
するような場合、2次調節計C2に設けたセルフチュー
ニングを行なう回路が正常に動作しなくなるという問題
点があった。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、簡単な構成で常に安定にセルフチューニング
動作を行なうカスケード調節装置を実現しようとするも
のである。
また、本発明の他の目的は、プロセスの立ち上げ時など
において、安全に立ち上げ制御を行うことができるカス
ケード調節装置を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、 プロセス量(PVI)を入力し、少なくとも比例、積分
演算を行うPI制御演算ブロックを有する1次調節計
と、プロセス量(PVI)と関係のあるプロセス量(P
V2)を入力し、少なくとも比例、積分演算を行うPI
制御演算ブロックを有する2次調節計とからなるカスケ
ード調節装置において、 1次調節計と2次調節計との間に設置され、1次調節計
からの出力信号または設定値信号(SV2)とを切換て
2次調節計に与える第1の切換スイッチと、 印加される信号の波形観測に基づいて比例定数、積分定
数を演算するセルフチューニング回路と、 1次調節計から出力される偏差信号または2次調節計か
ら出力される偏差信号を切換てセルフチューニング回路
に与える第2の切換スイッチと、 セルフチューニング回路で演算された比例定数、積分定
数を1次調節計または2次調節計に切換て設定する第3
の切換スイッチとを備え、 スタートアップ時において、前記第1の切換スイッチ
は、設定値信号(SV2)側を、第2の切換スイッチ
は、2次調節計側からの偏差信号を、第3の切換スイッ
チは、演算された比例定数、積分定数を2次調節計側に
設定するようにそれぞれ選択し、 その後、前記第1の切換スイッチは、1次調節計側から
の出力信号を、第2の切換スイッチは、1次調節計側か
らの偏差信号を、第3の切換スイッチは、演算された比
例定数、積分定数を1次調節計側に設定するようにそれ
ぞれ選択するように構成される。
(実施例) 第1図は、本発明に係る装置の一例を示す構成ブロック
図である。図において、C1次調節計、C2は2次調節計
で、いずれも加算手段11,21、加算手段からの偏差
信号にPI演算を行なうPI制御ブロック12,22を
有している。SW1は1次調節計C1と2次調節計C2との
間に設けられた自動調節とカスケード調節とを切換える
第1の切換スイッチ、SW2,SW3は、第1の切換スイッチ
SW1と同期して駆動される第2、第3の切換スイッチ、S
TCはセルフチューニング回路で、第2の切換スイッチSW
2を介して1次調節計C1又は2次調節計C2の各加算手
段から得られる偏差信号ε1又はε2を切換えて入力する
とともに、第3の切換スイッチSW3を介してPI演算定
数を設定するための制御信号を1次調節計C1又は2次
調節計C2のPI制御ブロックに切換えて出力する。
第2図は、第1図装置において用いられているセルフチ
ューニング回路STCの構成ブロック図である。31は第
2の切換スイッチSW2を介して印加される偏差信号εの
波形観測を行なう波形観測手段で、偏差信号εのオーバ
ーシュート量OVS、ダンピング量DMP、振動周期TPを求
める機能を有している。32は制御性の目標となる目標
値を設定する目標設定手段で、ここには少なくともプロ
セスP1,P2における理想的なオーバシュート量OVS1
OVS2と、ダンピング値DMP1,DMP2とが設定される。33
はPI定数を演算によって求めるパラメータ演算手段
で、波形観測手段31から得られるオーバシュート量と
ダンピング値とが、目標設定手段32で設定された目標
値に近づくようにPI演算定数を演算する。これらの各
手段31,32,33は、いずれも例えば調節計内に搭
載されたマイクロコンピュータによるプログラムによっ
て実現されるものとする。
第3図は波形観測手段31における波形観測手法の説明
図である。波形観測手段31は、はじめに、設定値SV
とプロセス量PVの偏差εを求め、この偏差εが、予じ
め目標設定手段32に設定した所定の値ΔEより大きく
なった時、波形観測を開始する。いま、この偏差εが図
示するように時間とともに変化するものとすれば、この
偏差εがΔEより大きくなった時点より波形観測を始
め、波形のピーク値E1,E2,E3を検出するととも
に、このピーク値になるまでの時間t1,t2,t3を測
定する。これらの値を用いて、オーバーシュート量OV
S、ダンピング値DMP、振動周期TPを次の演算式によっ
て求め、演算結果をパラメータ演算手段33に与える。
なお、第3図の例では、波形観測手段31で観測する波
形のパターンとして、0レベルを中心として振動する場
合を示しているが、ある値(例えば設定値)を中心とし
て変動する場合もあり、観測波形のピーク情報E1〜E
3は、以下の計算ではその絶対値を用いることとなる。
また、波形観測手段31は、観測波形の各ピーク値を検
出するものであるが、波形の観測を開始後所定の時間経
過しても、ピークが検出されない場合(例えば非振動系
の場合)、所定の時間経過した時点での値を、ピーク値
E1として取り込んだり、また、第2番目、第3番目に
相当するピーク値E2,E3は、0として扱うなどの設
計上の処理が行われるものとする。
ここで、オーバーシュート量OVSやダンピング値DM
Pを、以下の演算式によって定義することの意義は、波
形のピーク値情報E1,E2,E3だけで、それらの値
が得られるという点である。
パラメータ演算手段33は、波形観測手段31によって
得られた演算結果に基づいて、1次調節計C1又は2次
調節計C2のPI制御ブロック12又は22に設定され
ている現在の比例定数、積分定数が、目標設定手段32
で設定されているオーバーシュート量とダンピング値と
を実現するための目標となる比例定数、積分定数に対し
て、どんな関係にあるかを認識し、それぞれの関係によ
って決まるいくつかの区分に応じて、それぞれ異なった
演算式を適用し、少なくとも新しい比例定数と積分定数
(現在値からの変更量)を演算する。このようにして得
られた新しい比例定数と積分定数は、PI制御ブロック
12又は22に再設定され、PI制御ブロック12又は
22は、次に、この新しく設定された定数に基づいてP
I演算を行ない、操作信号をプロセス1に出力する。
第4図は、パラメータ演算手段33の動作の一例を示す
フローチャートである。ここでは4つの区分を決めたも
のを例示する。
はじめに、波形観測手段31で得られたダンピング値DM
Pが「0」より小さいか判断する(ステップ1)。これ
によって、PI制御ブロック2に現在設定されている
P,I定数が後述するA区分にあるかどうか判断する。
すなわち、ダンピング値DMPが「0」より小さい場合、
非振動的な応答特性を示しており、現在のP,I演算定
数による制御性はA区分にあるものと判断し、目標設定
手段32に設定した目標値に近ずくようにP,I演算定
数を変更する演算を行なう(ステップ2)。ダンピング
値DMP≧0の場合(ステップ1で“NO”の場合)、(積
算演算定数TI)/(振動周期TP)の値Rを演算し(ス
テップ3)、この値Rの大きさを判断する(ステップ
4)、すなわち、R<0.2であれば、現在設定されて
いるPI演算定数は、B区分にあるものと判断し、ステ
ップ5に移る。また、0.2≦R≦0.4であれば、C
区分にあるものと判断し、ステップ6に、R>0.4で
あれば、D区分にあるものと判断し、ステップ7にそれ
ぞれ移る。このように、ダンピング値、振動周期、Rの
大きさによって、A,B,C,Dの4区分に分けたの
は、これまでの経験則に基づくもので、各区分の概念
と、各区分における演算式を第5図に示す。第5図にお
いて、横軸はRの値であり縦軸は、ダンピング値DMPを
とってある。この図でハッチングを施した付近(ダンピ
ング値DMP=0.2,R=0.2付近)が目標値となる
領域で、各区分ごとに示してある比例演算定数PB、積
分演算定数Tiを求めるための所定の演算を行なうことに
よって、どの区分からも制御性が目標値に向かうよう
な、P演算定数、I演算定数が求められる。なお、この
ような動作を行なうセルフチューニング回路STCは、微
分(D)演算をも含む調節計にも同様に適用できるもので
あって、第5図には、微分演算定数Tdを得るための演算
式についても参考までに示してある。
第5図に示す各演算式において、PB1,PB2は今回、次回
の比例演算定数、Ti1,Ti2は今回、次回の積分演算定数
(積分時間)、Eovrは誤差オーバシュート、Edmpは誤差
ダンピングである。
ここで、誤差オードシュートEovrは、波形観測手段
31から与えられるオーバシュート量OVSと、目標設
定手段32に設定されている理想的なオーバシュート量
OVSとの差であり、誤差ダンピングEdmpは、波形
観測手段31から与えられるダンピング値DMPと、目
標設定手段32に設定されている理想的なダンピング値
DMPとの差であり、いずれも観測波形のパターンが理
想的な応答を示していれば、これらの各誤差値Eov
r,Edmpは共に0となる。
区分Aにおける(1A)式、(2A)式は、ステップ2
において適用され、比例演算定数PB2、積分演算定数Ti2
は、誤差ダンピングEdmp、誤差オーバーシュートEovrの
値に応じてそれぞれ今回の定数よりいずれも増大するよ
うな値が求められる。Edmp、Eovrが0であれば、PB2、Ti
2は、今回のPB1、Ti1と同じ値となる。
区分Bにおける(1B)式、(2B)式は、ステップ5
において適用され、比例演算定数PB2、積分演算定数Ti2
は、R/0.2(ここではRは0.2より小さい)の割
合でそれぞれ今回の定数より減少するような値が求めら
れる。
以下、同じように、区分Cにおける(1C)式、(2
C)式は、ステップ6において適用され、区分Dにおけ
る(1D)式、(2D)式はステップ7において適用さ
れる。
ステップ8では、ステップ2,5,6,7のいずれかに
おいて得られた比例演算定数、積分演算定数を、PI制
御ブロックに再設定する。
以上のような動作によって、1次調節計C1又は2次調節
計C2の各PI制御ブロックには、そこに設定されている
比例演算定数、積分演算定数がどのような値であって
も、最終的に制御性が最適な目標値になるように自動的
に調整されることになる。
このように構成した装置において、自動調節状態におい
ては、第1〜第3の各切換スイッチSW1〜SW3は、いずれ
も図示してないスイッチ駆動回路によって接点Aに接続
される。この状態では、セルフチューニング回路STCは
2次調節計C2から得られる偏差信号ε2を入力し、この
2次調節計C2のPI制御ブロック22に設定されてい
るPI演算定数が、それぞれ最適な目標値になるように
制御する。カスケード調節状態においては、第1〜第3
の各切換スイッチSW1〜SW3は、いずれも接点Cに接続さ
れる。この状態では、セルフチューニング回路STCは、
1次調節計C1から得られる偏差信号ε1を入力し、1次
調節計C1のPI制御ブロツク12に設定されているP
I制御ブロック12に設定されているPI演算定数が、
それぞれ最適な目標値になるように制御する。
カスケード調節の立上げ時(スタートアップ時)は、は
じめに、2次側調節計C2によってプロセスP1,P2を自
動調節し、次にカスケード接続状態としてプロセスP1
P2を制御するのが一般的である。従って、カスケード調
節は、第1〜第3の切換スイッチSW1〜SW3を、はじめに
接点A側に接続し、2次調節計C2のPI制御ブロック2
2におけるPI演算定数を、セルフチューニング回路ST
Cによって求めて設定しておき、次に接点C側に接続さ
せた状態とすれば、それ以後は、1次調節計C1のPI制
御ブロック12のPI演算定数が偏差信号ε1に応じて
最適な値に制御され、安定にカスケード調節動作を行な
う。
なお、上記の説明ではセルフチューニング回路として第
2図のブロック図で示されるものを使用したが、ここ
で、波形観測手段31は、プロセスからの信号の波形を
観測するようにしてもよい。また、セルフチューニング
回路としては、他の回路構成のものでもよい。また、1
次、2次の各調節計は、いずれもPID制御ブロックを用
いるものでもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば1次調節計と2次
調節計とで、セルフチューニング回路を共用するもの
で、簡単な構成で、常に安全にセルフチューニング動作
を行なうカスケード調節装置が実現できる。
また、本発明によれば、プロセスの立ち上げ時において
は、セルフチューニング機能を備えた2次調節計だけで
動作(シングル調節計として動作)し、その後に、同じ
セルフチューニング機能によって演算定数が設定される
ように切換られた1次調節計と、この1次調節計からの
信号が設定値として与えられるセルフチューニング機能
のない2次調節計とのカスケード接続構成により、本来
のカスケード制御を行うように構成したもので、複雑な
挙動を示すようなプロセスにおいて、その立ち上げを安
全に行うことのできるカスケード調節装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の一例を示す構成ブロック
図、第2図はセルフチューニング回路の構成ブロック
図、第3図は波形観測手段における波形観測手法の説明
図、第4図はパラメータ演算手段33の動作の一例を示
すフローチャート、第5図はパラメータ演算手段におい
て定められる各区分の概念と各区分における演算式を示
す説明図、第6図は従来のカスケード調節装置の構成ブ
ロック図である。 C1…1次調節計 C2…2次調節計 SW1〜SW3…切換スイッチ P1,P2…プロセス 12,22…PI制御ブロック STC…セルフチューニング回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセス量(PV1)を入力し、少なくと
    も比例、積分演算を行うPI制御ブロックを有する1次
    調節計と、プロセス量(PV1)と関係のあるプロセス
    量(PV2)を入力し、少なくとも比例、積分演算を行
    うPI制御ブロックを有する2次調節計とからなるカス
    ケード調節装置において、 1次調節計と2次調節計との間に設置され、1次調節計
    からの出力信号または設定値信号(SV2)とを切換て
    2次調節計に与える第1の切換スイッチと、 印加される信号の波形観測に基づいて比例定数、積分定
    数を演算するセルフチューニング回路と、 1次調節計から出力される偏差信号または2次調節計か
    ら出力させる偏差信号を切換てセルフチユーニング回路
    に与える第2の切換スイッチと、 セルフチューニング回路で演算された比例定数、積分定
    数を1次調節計または2次調節計に切換て設定する第3
    の切換スイッチとを備え、 スタートアップ時において、前記第1の切換スイッチ
    は、設定値信号(SV2)側を、第2の切換スイッチ
    は、2次調節計測からの偏差信号を、第3の切換スイッ
    チは、演算された比例定数、積分定数を2次調節計側に
    設定するようにそれぞれ選択し、 その後に、前記第1の切換スイッチは、1次調節計側か
    らの出力信号を、第2の切換スイッチは、1次調節計側
    からの偏差信号を、第3の切換スイッチは、演算された
    比例定数、積分定数を1次調節計側に設定するようにそ
    れぞれ選択することを特徴とするカスケード調節装置。
  2. 【請求項2】セルフチューニング回路は、 プロセス量またはプロセス量と設定値との偏差信号の波
    形を観測し当該信号が所定の値以上となった場合その波
    形パターンのピーク情報(E1,E2,E3)及び当該
    ピークが発生する時刻情報(t1,t2,t3)に基づ
    いてオーバーシュート量OVS(=−E2/E1)、ダ
    ンピング値DMP{=(E3−E2)/(E1−E
    2)}及び振動周期Tp(=t3−t1)を求める波形
    観測手段と、 前記プロセスの制御性の目標となる少なくともオーバー
    シュート量とダンピング値とを設定する目標設定手段
    と、 前記波形観測手段から得られたオーバーシュート量(O
    VS)、ダンピング値(DMP)及び振動周期(TP)
    と、前記目標設定手段で設定された目標値とをそれぞれ
    入力し、PI制御ブロックに設定するパラメータを演算
    するパラメータ演算手段とを備え、 前記パラメータ演算手段は、 前記波形観測手段で得られたダンピング値(DMP)が
    所定の値より大きいか否かによって2つの区分に区分け
    すると共に、この区分の一方を更に現在調整中のPI制
    御ブロックに設定されている積分定数(TI)と波形観
    測手段で得られた振動周期(TP)との比R(=TI/
    TP)の大きさによって複数の演算区分に区分けし、 前記各区分毎に前記目標設定手段から与えられたオーバ
    シュートの目標値と波形観測手段で得られたオーバシュ
    ート量との間の差で示される誤差オーバーシュート量
    (Eovr)、前記目標設定手段から与えられたダンピ
    ング値の目標値と波形観測手段で得られたダンピング値
    との間の差で示される誤差ダンピング値(Edmp)、
    前記積分時間(TI)と振動周期(TP)との比(R)
    の少なくとも一つを用いた異なる演算式を適用して、少
    なくとも比例、積分定数を演算することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のカスケード調節装置。
JP3656186A 1986-02-21 1986-02-21 カスケ−ド調節装置 Expired - Lifetime JPH061403B2 (ja)

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JP2561332B2 (ja) * 1988-11-18 1996-12-04 株式会社日立製作所 カスケードオートチューニング調節計
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