JPH07121094B2 - 音声中間周波信号判別装置 - Google Patents

音声中間周波信号判別装置

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JPH07121094B2
JPH07121094B2 JP61153309A JP15330986A JPH07121094B2 JP H07121094 B2 JPH07121094 B2 JP H07121094B2 JP 61153309 A JP61153309 A JP 61153309A JP 15330986 A JP15330986 A JP 15330986A JP H07121094 B2 JPH07121094 B2 JP H07121094B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシステムの異なる複数のテレビジョン信号が受
信可能なマルチシステムテレビジョンに用いて好適な音
声中間周波信号判別装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は互いに周波数を異にする複数の音声中間周波信
号を判別する音声中間周波信号判別装置において、映像
検波出力の同期信号区間から音声中間周波信号を抽出
し、互いに周波数を異にする複数の音声中間周波信号の
レベルを比較し、最大レベルの音声中間周波信号を判別
することによって、誤動作がなく、簡単な回路となるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
世界各国の標準テレビジョン方式は統一されておらず、
各国によって走査線数やフィールド数等が異なる。カラ
ーテレビジョン方式は世界的にはNTSC方式,PAL方式,SEC
AM方式に分類されている。又、VHFやUHF帯のテレビジョ
ン方式は、映像中間周波数や音声中間周波等の違いによ
って、A,M,N,C,B,G,H,I,D,K,K1,L,E方式に分類されてい
る。
例えば上述のM方式(NTSC方式)の音声中間周波は4.5M
Hzであり、B及びG方式(PAL及びSECAM方式)の音声中
間周波数は5.5MHzである。又、I方式(PAL方式)の音
声中間周波数は6.0MHz、D及びK方式(SECAM方式)の
音声中間周波数は6.5MHzである。この様なシステムの異
なるテレビジョン信号を1つのテレビジョン受像機で受
像出来るものは種々提案されている。
上述のM方式,B及びG方式,I方式,D及びK方式の4つの
システムのテレビジョン放送が受像可能なテレビジョン
受像機で音声中間周波信号を自動判別する場合の従来の
一例を第4図で説明する。第4図で映像検波出力は入力
端子(1)に加えられる。入力端子(1)は、上述のM,
B及びG,I,D及びK方式の各々の音声中間周波数4.5MHz,
5.5MHz,6.0MHz,6.5MHzに帯域中心周波数を合わせた複数
のセラミック・フィルタ(2a)、(2b)、(2c)、(2
d)に接続されている。セラミック・フィルタ(2a)、
(2b)、(2c)、(2d)の各出力端は夫々中間周波増幅
回路(3a)、(3b)、(3c)、(3d)に接続され、これ
ら中間周波増幅回路(3a)、(3b)、(3c)、(3d)の
各出力端は夫々AMの検波回路(4a)、(4b)、(4c)、
(4d)に接続される。複数の検波回路(4a)、(4b)、
(4c)、(4d)の各出力端は比較回路(5)に接続さ
れ、更に比較回路(5)から出力端子(6a)、(6b)、
(6c)、(6d)が導出される。
上述の構成で入力端子(1)に加えられた映像検波出力
はセラミック・フィルタ(2a)、(2b)、(2c)、(2
d)で濾波され、上述のM,B及びG,I,D及びK方式の音声
中間周波信号のいずれかが、音声中間周波増幅回路(3
a)、(3b)、(3c)、(3d)及びAMの検波回路(4
a)、(4b)、(4c)、(4d)のいずれかを通って比較
回路(5)に加えられ、各方式の複数の音声中間周波信
号のうちの最大レベルの音声中間周波信号に対応する出
力端子(6a)、(6b)、(6c)、(6d)の1つに最大レ
ベル比較出力が得られる。
上述の従来構成では、複数の音声中間周波信号のレベル
を比較したが、第5図に示す様に、複数の音声中間周波
信号のS/Nを比較するようにした音声中間周波信号判別
装置も知られている。第5図において第4図との対応部
分には同じ符号を付すが、音声中間周波増幅回路(3
a)、(3b)、(3c)、(3d)の各出力端にFM検波回路
(7a)、(7b)、(7c)、(7d)を夫々接続し、FM検波
回路(7a)、(7b)、(7c)、(7d)の各出力端に高域
通過濾波器〔HPF〕(8a)、(8b)、(8c)、(8d)を
夫々接続し、高域通過濾波器(8a)、(8b)、(8c)、
(8d)の各出力端をAM検波回路(4a)、(4b)、(4
c)、(4d)に接続している。この従来構成では、高域
通過濾波器(8a)、(8b)、(8c)、(8d)によって複
数の音声中間周波信号中のノイズを抽出し、そのノイズ
レベルを比較回路(5)で比較することによって、複数
の音声中間周波信号のS/Nを比較するようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の第4図に示す様にレベル判別を行う従来例の欠点
は、M方式と、B及びG方式とを判別する際に、M方式
の音声中間周波数4.5MHzとB及びG方式の色副搬送波周
波数4.43MHzが分離が十分に出来ないために、誤った判
別を行う虞があるという欠点があった。
又、第5図に示す従来例の様にS/N判別を行うもので
は、注意深く設計することで誤判別の虞のない判別回路
が得られるが、夫々4個のFM検波回路及び高域通過濾波
器を必要とし、回路が複雑で調整も煩雑となるという欠
点があった。
本発明は叙上の欠点に鑑みなされたもので、誤判別をし
ない廉価な音声中間周波信号判別装置を得んとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による音声中間周波信号判別装置は、第1図に示
すように、映像検波出力の同期信号区間における、互い
に周波数を異にする複数の音声中間周波信号を抽出する
手段(2a〜2d,9,10)と、この抽出手段(2a〜2d,9,10)
によって抽出された互いに周波数を異にする複数の音声
中間周波信号のレベルを比較する手段(5)とを有し、
この比較手段(5)によって、互いに周波数を異にする
複数の音声中間周波信号のうちの最大レベルの音声中間
周波信号を判別するようにしたものである。
〔作用〕
かかる本発明によれば、周波数の異なる音声中間周波信
号を抽出する手段(2a〜2d,9,10)によって、映像検波
出力の同期信号区間に重畳されている音声中間周波信号
を抜きとって、これらレベルを比較手段(5)によって
比較することで最大レベルの音声中間周波信号が判別さ
れる。
〔実施例〕
以下、本発明の音声中間周波信号判別装置の一実施例を
第1図及び第2図について詳記する。従来構成の対応部
分には同一符号で示してある。
入力端子(1)には映像検波出力が入力される。この映
像検波出力、即ち合成カラー映像信号は第2図Aに示す
様に、水平同期信号(15)と、その間の映像信号(1
1),バースト信号(12)及び搬送色信号(13)とを有
すると共に、これら信号の上に音声中間周波信号(14)
が重畳されている。この様な波形構成の映像検波出力は
ゲート増幅回路(9)と同期分離回路(10)に加えられ
る。
同期分離回路(10)に加えられた映像検波出力中の水平
同期信号(15)を振幅分離によって分離し、この分離さ
れた水平同期信号(16)(第2図B)をゲート増幅回路
(9)に加えて映像検波出力中の水平同期信号(15)の
区間だけを通過させ、これにより第2図Cに示す様に水
平同期信号(15)に重畳されていた音声中間周波信号
(17)が抜き出される。そして、この音声中間周波信号
(17)だけがシステム毎に異なる帯域の中心周波数に設
定されたセラミック・フィルタ(2a)、(2b)、(2
c)、(2d)に加えられる。これ以後の回路は従来例の
第4図で示したレベル判別装置を用いているので重複説
明は省略する。
この様に弁別された出力は音声中間周波信号のFM検波回
路切換信号や異なるテレビジョンシステムの切換信号と
して利用し得る。上述の構成では水平同期信号区間に重
畳された音声中間周波信号を抜き出したが、垂直同期信
号区間に重畳された音声中間周波信号を抜き出しても良
いことは明らかである。
しかして、かかる実施例の音声中間周波信号判別装置に
よれば、映像検波出力中の同期信号区間に含まれている
音声中間周波信号を抽出するので、この同期信号区間に
は搬送色信号は含まれておらず、従って、B及びG方式
の搬送色信号(色別搬送波周波数が4.43MHz)を、M方
式の音声中間周波信号(中間周波数が4.5MHz)と誤って
判別する虞はまったくない。
第3図は第1図で示した同期分離回路(10)とゲ−ト増
幅回路(9)の実際の回路構成を示すものである。これ
を以下に説明する。入力端子(1)は、ゲート増幅回路
(9)を構成する抵抗器R4及び低い周波数を阻止するコ
ンデンサC3の直列回路を介してNPN型のトランジスタQ2
のベースに接続されている。トランジスタQ2のベースに
は、電圧源Vの電圧をベース抵抗器R3、R5で分圧して得
たバイアス電圧が与えられ、エミッタは抵抗器R6及びコ
ンデンサC4の並列回路を介して接地され、コレクタはイ
ンダクタLを介して同期分離回路を構成するPNP型トラ
ンジスタQ1のコレクタに接続されると共に、セラミック
・フィルタ(2a)、(2b)、(2c)、(2d)に接続され
て、音声中間周波信号(17)が抽出される。インダクタ
Lはセラミック・フィルタの容量を打ち消すためのもの
で、並列共振回路を構成してゲート増幅回路(9)の増
幅率を上げている。
更に、入力端子(1)は抵抗器R1及びコンデンサC2の直
列回路を介してトランジスタQ1のベースに接続されてい
る。抵抗器R1及びコンデンサC2の接続中点と接地間にコ
ンデンサC1を接続して、カラーノイズ除去用トラップを
構成している。トランジスタQ1のベースには、電圧源V
の電圧がベース抵抗器R2・R7で分圧して得られたバイア
ス電圧が加えられ、エミッタは直接電圧源Vに接続され
て振幅分離が行われる。上述の実施例ではM,B及びG,I,D
及びKの4方式のテレビジョン信号の音声中間周波信号
の判別を行うために、4個のフィルタ(2a)〜(2d)、
ゲート増幅回路(9)及び同期分離回路(10)を設けた
が、その数も適宜選択可能であり、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形が可能である。
〔発明の効果〕
本発明は叙上の如く構成し、且つ動作させたので、異な
る音声中間周波数を有する複数のテレビジョンシステム
信号を受信しても、誤って他のテレビジョンシステムの
音声中間周波信号を判別することがなく、且つ判別回路
を簡単に構成出来る特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による音声中間周波信号判別装置の一実
施例の系統図、第2図は本発明による音声中間周波信号
判別装置の一実施例の波形図、第3図は本発明による音
声中間周波信号判別装置の一実施例の一部の回路図、第
4図は従来の音声中間周波信号判別装置の系統図、第5
図は従来の他の音声中間周波信号判別装置の例を示す系
統図である。 (1)は入力端子、(2a)、(2b)、(2c)、(2d)は
セラミック・フィルタ、(3a)、(3b)、(3c)、(3
d)は中間周波増幅回路、(4a)、(4b)、(4c)、(4
d)は検波回路、(5)は比較回路、出(6a)、(6
b)、(6c)、(6d)は出力端子、(7a)、(7b)、(7
c)、(7d)はFM検波回路、(8a)、(8b)、(8c)、
(8d)は高域通過濾波器、(9)はゲ−ト増幅器、(1
0)は同期分離回路、(11)は映像検波信号、(12)は
バースト信号、(13)は搬送色信号、(14)は音声中間
周波信号、(15)は水平同期信号、(16)は分離された
水平同期信号、(17)は抜き出された音声中間周波信号
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像検波出力の同期信号区間における、互
    いに周波数を異にする複数の音声中間周波信号を抽出す
    る手段と、 該抽出手段によって抽出された互いに周波数を異にする
    複数の音声中間周波信号のレベルを比較する手段とを有
    し、 該比較手段によって、上記互いに周波数を異にする複数
    の音声中間周波信号のうちの最大レベルの音声中間周波
    信号を判別することを特徴とする音声中間周波信号判別
    装置。
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