JPH0625099Y2 - 映像検波回路 - Google Patents

映像検波回路

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JPH0625099Y2
JPH0625099Y2 JP1987072390U JP7239087U JPH0625099Y2 JP H0625099 Y2 JPH0625099 Y2 JP H0625099Y2 JP 1987072390 U JP1987072390 U JP 1987072390U JP 7239087 U JP7239087 U JP 7239087U JP H0625099 Y2 JPH0625099 Y2 JP H0625099Y2
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JP
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video
carrier
signal
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detection circuit
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俊之 渡辺
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレビジョン受像機やビデオテープレコーダ等
における映像検波回路に関するものであり、より特定的
にはインターキャリア音声信号をも出力する機能を備え
た映像検波回路に関するものである。
従来の技術 斯種映像検波回路の従来例を示す第3図において、チュ
ーナからの端子(1)に与えられる中間周波(以下「IF」と
いう)信号は表面弾性波フィルタ(2)を通してIF増幅器
(3)に加えられて増幅された後、バッファ(4)と直流カッ
ト用コンデンサ(C1)(C2)を通して映像検波回路(5)に加
えられる。映像検波回路(5)はIF信号中の映像搬送波を
抽出する搬送波抽出回路(6)と、二重平衡型の乗算器(7)
から構成されている。そのうちの搬送波抽出回路(6)は5
8.75MHzに同調する同調回路(8)を具備している。同調回
路(8)は例えば、68PFのコンデンサ(C3)、3.9kΩの抵抗
(R1)、及びコイル(L1)により構成されている。乗算器
(7)は前記搬送波抽出回路(6)から与えられる映像搬送波
と、バッファ(4)を通して与えられる中間周波信号との
乗算を行って、映像信号とインターキャリア音声信号を
出力する。映像信号は更に4.5MHzのトラップ(9)を通し
て出力路(10)に導出され、後続する映像信号回路(図示
せず)へ供給される。一方、インターキャリア音声信号
はトラップ(9)の前段から線路(11)に導出され後続するS
IF回路(図示せず)へ供給される。
このように、第3図の映像検波回路は映像検波回路自身
において本来の映像検波機能だけでなく、インターキャ
リア音声信号をも生成する機能を併せもっており、テレ
ビ信号処理回路としては簡易型になるという特徴を有す
る。
一方、これとは別に第4図に示すような方式の映像検波
回路も存在し、主として高級機種の製品に採用されてい
る。この方式では、インターキャリア音声信号を生成す
るSIF専用の検波器(12)が設けられていて、映像検波回
路(5)では単に映像検波を行うだけである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記第3図の方式では、搬送波抽出回路
(6)から抽出される信号が純粋に58.75MHzの映像搬送波
だけでなく、その近辺の信号、特に54.25MHzの音声IF信
号や55.17MHzの色信号成分も抽出され、これらが乗算器
(7)において58.75MHz−54.25MHz=4.5MHzの擬似インタ
ーキャリア音声信号及び55.17MHz−54.25MHz=920KHzの
ビートノイズを生じるので、映像信号及びインターキャ
リア音声信号の質が低下するという問題がある。
そして、このことは特に同調回路(8)のコイル(L1)に二
次コイル(図示せず)を磁気的に結合してAFT用の信号
を搬送波抽出回路(6)から取り出すようにすると一層顕
著になる。それはAFTのずれ検出のためには前記同調回
路(8)のQをあまり高くとれないからである。その他、
温度ドリフト等の影響を考慮する場合もQを低く設定す
るので、第3図の従来回路では多かれ少なかれ前述のノ
イズ等を生成してしまい、良質の信号が得られないとい
う欠点を有している。
一方、第4図の回路は54.25MHzの音声IFトラップ回路(1
3)を映像検波回路(5)の前段に設けているから、前述の
問題は生じないが、インターキャリア音声信号生成用の
検出回路(12)を別個に設けなければならないのでコスト
高になるという欠点がある。
それ故に本考案の目的は第3図のような方式の映像検波
回路においてスプリアスのない良質の映像信号及びイン
ターキャリア音声信号を得るようにすることにある。
問題点を解決するための手段 本考案では、テレビジョン信号の映像中間周波信号から
映像搬送波を抽出するため映像搬送波に同調する同調回
路を有する搬送波抽出手段と、該搬送波抽出手段から与
えられる映像搬送波と前記映像中間周波信号の乗算を行
って映像信号を出力すると共に前記映像搬送波と音声中
間周波信号とのビート成分としてのインターキャリア音
声信号を生成する乗算器とを有する映像検波回路におい
て、前記搬送波抽出手段の同調回路に54.25MHz乃
至55.17MHzの帯域をトラップするトラップ回路を
設けている。
作用 搬送波抽出回路に入力されたIF信号のうち54.25MHzの音
声IF信号及び55.17MHzの色信号成分はトラップ回路によ
って除去されるので、スプリアスの少ない58.75MHzの映
像搬送波を乗算器へ供給することができ、乗算器におい
て58.75MHz−54.25MHz=4.5MHz及び55.17MHz−54.25MHz
=920KHzのビート成分は殆ど生じない。これにより検波
前に音声信号レベルをあまり落とさなくても音声信号に
よる妨害の受けない映像信号を得ることができると共
に、スプリアスのないインターキャリア音声信号を得る
ことができる。
実施例 本考案を実施した第1図において、第3図と同一の部分
には同一の信号を付して説明を省略する。本実施例では
搬送波抽出回路(6)の同調回路(8)にトラップ回路(14)を
設けている。このトラップ回路はコンデンサ(C4)とコイ
ル(L2)と抵抗(R2)の直列共振回路となっていて、54.25M
Hz及びその周辺の55.17MHzの色信号等をアースへ側路す
る。その結果、同調回路(8)のQが多少低くても搬送波
抽出回路(6)からは、これらの54.25MHz及び55.17MHzの
信号は乗算器(7)へ与えられない。よって、乗算器(7)に
おいて、擬似の音声IF信号による58.75MHz−54.25MHz=
4.5MHzの擬似インターキャリア音声信号が生じることは
ない。同様に55.17MHz−54.25MHz=920KHzのビートノイ
ズが搬送波抽出回路(6)からの不所望な信号(55.17MHz)
に基づいて生じることもない。
第2図は前記第1図の映像検波回路(5)の具体的な構成
を示している。ここでは搬送波抽出回路(6)と乗算器(7)
は同一のICチップ上に形成されていて、上述したトラッ
プ回路(14)が同調回路(18)と共にピン(15)(16)を介して
外付けされている。尚、(D1)(D2)は抽出された映像搬送
波を矩形状になすための振幅制限用のダイオードであ
る。このように整形された映像搬送波はエミッタフォロ
ワ(Q4)(Q5)を通して二重平衡型の乗算器(7)の上段差動
対(Q9)(Q10)、(Q11)(Q12)へ印加され、別途下段差動対(Q
7)(Q8)を経て入力されたIF信号と掛算され、それぞれ所
望の映像信号、インターキャリア音声信号を出力する。
以上において、本考案を実施例に沿って説明したが、本
考案はそれに限定されるものでなく、実用新案登録請求
の範囲に記載した考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更、修正が可能である。
考案の効果 本考案によれば、搬送波抽出回路において音声IF信号や
色信号成分が出力されることはないので、乗算器におい
て擬似インターキャリア音声信号や、色信号と音声IF信
号とのビートノイズが抑えられるという効果があり、映
像信号及びインターキャリア音声信号の質が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した映像検波回路及びその周辺部
分を示すブロック回路図であり、第2図はその映像検波
回路の具体的な回路図である。第3図及び第4図はそれ
ぞれ従来例のブロック回路図である。 (5)…映像検波回路、(6)…搬送波抽出回路、(7)…乗算
器、(8)…同調回路、(14)…トラップ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン信号の映像中間周波信号から
    映像搬送波を抽出するため映像搬送波に同調する同調回
    路を有する搬送波抽出手段と、該搬送波抽出手段から与
    えられる映像搬送波と前記映像中間周波信号の乗算を行
    って映像信号を出力すると共に前記映像搬送波と音声中
    間周波信号とのビート成分としてのインターキャリア音
    声信号を生成する乗算器とを有する映像検波回路におい
    て、前記搬送波抽出手段の同調回路に54.25MHz乃
    至55.17MHzの帯域をトラップするトラップ回路を
    設けたことを特徴とする映像検波回路。
JP1987072390U 1987-05-15 1987-05-15 映像検波回路 Expired - Lifetime JPH0625099Y2 (ja)

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JP1987072390U JPH0625099Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15 映像検波回路

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Publications (2)

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JPS63181067U JPS63181067U (ja) 1988-11-22
JPH0625099Y2 true JPH0625099Y2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=30915799

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JP1987072390U Expired - Lifetime JPH0625099Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15 映像検波回路

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840327A (ja) * 1971-09-25 1973-06-13
JPS5234624A (en) * 1975-09-11 1977-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Tv receiver

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840327A (ja) * 1971-09-25 1973-06-13
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JPS63181067U (ja) 1988-11-22

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