JP3395201B2 - マルチシステム中間周波信号処理回路 - Google Patents
マルチシステム中間周波信号処理回路Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン放送を受信
することができる受信機の中間周波信号処理回路にかか
わり、特に各種の放送システムに対応できるようにした
中間周波信号処理回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】現在の各地域におけるテレビ放送システ
ムとしては、B/G、D/K、I、Mその他種々の方式
があり、国別、又は地域によっては音声キャリア周波数
が僅かに異なっている場合がある。例えばB/G放送シ
ステムは、中間周波数に変換された時の音声キャリア周
波数が映像搬送波数に対して5.5MHz離間してお
り、Iシステムで6MHz、D/Kシステムで6.5M
Hz、Mシステムで4.5MHzと異なっている。 【0003】また、上記したIシステムの場合でも、ス
テレオ放送になると第2の音声キャリア周波数6.55
MHzが含まれ、B/Gシステムでは同じくステレオ方
式によって5.85、又は5.742MHzの第2の音
声キャリアが挿入されることになる。したがって、これ
らの各放送システムの周波数アロケーションは、例えば
図4に示すように、映像キャリア周波数fvcに対して音
声キャリア周波数が配置されることになる。 【0004】図3は、従来のマルチシステム対応型テレ
ビジョン受像機の主要部がIC化されている場合のブロ
ック図で、1はチューナ、2は中間周波信号処理回路、
3は映像信号復調回路、4は音声信号復調回路を示す。
チューナ1でダウンコンバートされた受信周波数は、、
中間周波信号処理回路2において、所定の周波数特性で
増幅、検波され、映像コンポジット信号Vcおよび音声
キャリア信号Vsが抽出されるが、上述したように各種
の放送システムに対応するために、中間周波信号処理回
路2に対して異なる特性のフィルタや共振回路5を付加
し、これらを放送地域に対応して切換えるようにしてい
た。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年NIC
AMおよびドイツ多重放送等が欧州以外の地域でも実施
されるようになったが、従来のマルチシステム対応型
は、特に音声がモノラルであることを前提としていたの
で、上記したようなマルチ受信システムと同一の中間周
波信号処理回路2で映像信号も、モノラル音声信号も、
ステレオ信号も処理するように構成されていると、中間
周波信号処理回路2の各フィルタ回路のスイッチングが
複雑になると共にフィルタの入出力特性の状態が不安定
になり、特にステレオ音声用のキャリア周波数を一括し
て通過させるようなバンドパスフィルタを1個の検波回
路に付設すると、フィルタ特性を各システムに対応して
最適に設定することが極めて困難になる。その結果、各
信号間の妨害や干渉の可能性が高くなり、検波された後
の映像信号やステレオ信号の品質が劣化するという問題
があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
解決するために成されたもので、中間周波数に変換され
た信号から映像信号成分(コンポジットビデオ信号)、
および音声信号を抽出する中間周波信号処理回路を2系
統の信号回路系に分け、第1の信号処理回路系では映像
信号とモノラル音声信号が得られるようにするととも
に、第2の信号処理回路系ではステレオの音声信号(キ
ャリア)が得られるようにしたものである。 【0007】 【作用】各放送システムに対し、ステレオ音声用のキャ
リアと、映像およびモノラル音声を分離して通過処理す
るようにしているので、例えば第1の信号処理系では音
声信号のキャリア周波数および映像信号成分を抽出する
フィルタの特性、第2の信号処理系では映像信号成分の
周波数を除去するフィルタ特性とすることができ、マル
チ受信システムであっても干渉、妨害の少ない高品質の
映像および音声信号を得ることができる。 【0008】 【実施例】図1は、本発明の中間周波信号処理回路のブ
ロック図を示したもので、C0 はインタキャリア方式の
中間周波信号が入力される端子を示す。この端子から入
力された信号は第1の回路系となるバッファアンプ1
0、トラップ回路11、増幅器12、少なくとも映像信
号成分とモノラル音声キャリア信号を通過させる特性を
有するバンドパスフィルタ13を通過して、IC化され
ている第1の検波回路14に供給されている。 【0009】第1の検波回路(IC)にはインタキャリ
ア方式とされている中間周波数全体を検波し、映像信号
成分と音声信号成分を検波する検波コイル(L1 、C
1 )、AFT信号成分を検出する共振回路(L2 、C
2 )が付加され、かつ、モノラル音声キャリアを検波し
て各方式のモノラル音声信号を復調する音声検波コイル
(L3 、C3 )が設けられている。音声検波コイル(L
3 、C3 )には、トランジスタQ1 、Q2 によって容量
C4 、C5 が各方式の音声キャリア周波数に対応するよ
うに付加される。そして、この第1の検波回路14の出
力端子C1 、C2 、C3 、C4 からは、それぞれRF・
AGC信号、AFT信号、モノラル音声信号、映像コン
ポジット信号が得られるように構成されている。 【0010】なお、この第1の検波回路14には、映像
信号領域に対して音声信号領域が数10dB低下するよ
うなインタキャリア方式の中間周波数が入力されること
になる。そして、図示されていないが各方式のモノラル
音声キャリアや周波数を強調するためのフィルタ回路、
および僅かに残っているステレオ副音声キャリア周波数
が映像コンポジット信号に混入して生じるビート妨害を
抑圧するためのトラップ回路を付加することもできる。
端子C0 から供給された中間周波信号は、第2の回路系
となるバッファアンプ20、トラップ回路21、増幅器
22、およびステレオ音声キャリア信号成分を通過させ
るバンドパスフィルタ23(23´)を介してステレオ
音声信号成分が第2の検波回路24に供給される。 【0011】第2の検波回路は、前述したFM変調とさ
れている各方式のステレオ音声キャリア信号をAM検波
するものであればよく、例えばこの実施例の場合ではP
LL検波方式が採用されている。そして、この第2の検
波回路24の出力端子C5 よりステレオキャリア信号が
抽出され、各ステレオ方式に対応したステレオ音声復調
回路(音声多重回路)に供給されて二重音声、又はステ
レオ信号が形成される。なお、上記第1の検波回路14
で得られるモノラル音声信号と、この第2の信号系回路
で得られるステレオ音声信号は検出されたパイロット信
号の有無、又は手動によって後段の音声回路で適宜切換
えられスピーカに供給されている。 【0012】図2は、第2の検波回路24に採用するこ
とができるPLL検波回路の具体例を示す。この図で、
31は90°移相回路、32はVCO(電圧可変発振
器)36の出力と前記90°移相回路31の出力信号を
混合(掛算)しているAM検波器であり、FM→AMの
検波出力を得るものである。33は位相比較器、34は
増幅器、35はローパスフィルタで、これらの回路はよ
く知られているようにPLL回路を構成している。VC
O36はその中心周波数を設定するLC共振回路が設け
られ、このLC回路を各放送システムに対応して調整す
ることにより、VCO36の発信周波数がステレオ音声
のIF周波数にロックされるようにコントロールされ
る。 【0013】PLL検波回路は、疑似同期検波方式に対
してキャリア信号の純度が高いため、検波出力もS/N
の高いものが得られ、妨害波、過変調、周波数ずれ等の
悪い条件に対しても高品質のステレオ音声を得ることが
でき、特に本発明のようなマルチシステム受信機の場合
に有効になる。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチシ
ステム中間周波信号処理回路は、中間周波数に変換され
た映像信号成分と、モノラル音声信号成分を検出する第
1の検出回路と、ステレオ音声信号成分を検波する第2
の検波回路を備えることによって、従来のマルチ受信シ
ステムで、特に生じやすい、各信号間の妨害、干渉に基
づく映像、モノラルステレオ音声の劣化をなくし、より
品質の良い検波出力を得ることができる。また、第2の
発明では、ステレオ音声用の第2の検波回路として、各
放送システムのステレオ音声キャリアを通過するバンド
パスフィルタとPLL検波方式を採用しているので、高
品位のステレオ音声を復調することができるという利点
がある。
することができる受信機の中間周波信号処理回路にかか
わり、特に各種の放送システムに対応できるようにした
中間周波信号処理回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】現在の各地域におけるテレビ放送システ
ムとしては、B/G、D/K、I、Mその他種々の方式
があり、国別、又は地域によっては音声キャリア周波数
が僅かに異なっている場合がある。例えばB/G放送シ
ステムは、中間周波数に変換された時の音声キャリア周
波数が映像搬送波数に対して5.5MHz離間してお
り、Iシステムで6MHz、D/Kシステムで6.5M
Hz、Mシステムで4.5MHzと異なっている。 【0003】また、上記したIシステムの場合でも、ス
テレオ放送になると第2の音声キャリア周波数6.55
MHzが含まれ、B/Gシステムでは同じくステレオ方
式によって5.85、又は5.742MHzの第2の音
声キャリアが挿入されることになる。したがって、これ
らの各放送システムの周波数アロケーションは、例えば
図4に示すように、映像キャリア周波数fvcに対して音
声キャリア周波数が配置されることになる。 【0004】図3は、従来のマルチシステム対応型テレ
ビジョン受像機の主要部がIC化されている場合のブロ
ック図で、1はチューナ、2は中間周波信号処理回路、
3は映像信号復調回路、4は音声信号復調回路を示す。
チューナ1でダウンコンバートされた受信周波数は、、
中間周波信号処理回路2において、所定の周波数特性で
増幅、検波され、映像コンポジット信号Vcおよび音声
キャリア信号Vsが抽出されるが、上述したように各種
の放送システムに対応するために、中間周波信号処理回
路2に対して異なる特性のフィルタや共振回路5を付加
し、これらを放送地域に対応して切換えるようにしてい
た。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年NIC
AMおよびドイツ多重放送等が欧州以外の地域でも実施
されるようになったが、従来のマルチシステム対応型
は、特に音声がモノラルであることを前提としていたの
で、上記したようなマルチ受信システムと同一の中間周
波信号処理回路2で映像信号も、モノラル音声信号も、
ステレオ信号も処理するように構成されていると、中間
周波信号処理回路2の各フィルタ回路のスイッチングが
複雑になると共にフィルタの入出力特性の状態が不安定
になり、特にステレオ音声用のキャリア周波数を一括し
て通過させるようなバンドパスフィルタを1個の検波回
路に付設すると、フィルタ特性を各システムに対応して
最適に設定することが極めて困難になる。その結果、各
信号間の妨害や干渉の可能性が高くなり、検波された後
の映像信号やステレオ信号の品質が劣化するという問題
があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
解決するために成されたもので、中間周波数に変換され
た信号から映像信号成分(コンポジットビデオ信号)、
および音声信号を抽出する中間周波信号処理回路を2系
統の信号回路系に分け、第1の信号処理回路系では映像
信号とモノラル音声信号が得られるようにするととも
に、第2の信号処理回路系ではステレオの音声信号(キ
ャリア)が得られるようにしたものである。 【0007】 【作用】各放送システムに対し、ステレオ音声用のキャ
リアと、映像およびモノラル音声を分離して通過処理す
るようにしているので、例えば第1の信号処理系では音
声信号のキャリア周波数および映像信号成分を抽出する
フィルタの特性、第2の信号処理系では映像信号成分の
周波数を除去するフィルタ特性とすることができ、マル
チ受信システムであっても干渉、妨害の少ない高品質の
映像および音声信号を得ることができる。 【0008】 【実施例】図1は、本発明の中間周波信号処理回路のブ
ロック図を示したもので、C0 はインタキャリア方式の
中間周波信号が入力される端子を示す。この端子から入
力された信号は第1の回路系となるバッファアンプ1
0、トラップ回路11、増幅器12、少なくとも映像信
号成分とモノラル音声キャリア信号を通過させる特性を
有するバンドパスフィルタ13を通過して、IC化され
ている第1の検波回路14に供給されている。 【0009】第1の検波回路(IC)にはインタキャリ
ア方式とされている中間周波数全体を検波し、映像信号
成分と音声信号成分を検波する検波コイル(L1 、C
1 )、AFT信号成分を検出する共振回路(L2 、C
2 )が付加され、かつ、モノラル音声キャリアを検波し
て各方式のモノラル音声信号を復調する音声検波コイル
(L3 、C3 )が設けられている。音声検波コイル(L
3 、C3 )には、トランジスタQ1 、Q2 によって容量
C4 、C5 が各方式の音声キャリア周波数に対応するよ
うに付加される。そして、この第1の検波回路14の出
力端子C1 、C2 、C3 、C4 からは、それぞれRF・
AGC信号、AFT信号、モノラル音声信号、映像コン
ポジット信号が得られるように構成されている。 【0010】なお、この第1の検波回路14には、映像
信号領域に対して音声信号領域が数10dB低下するよ
うなインタキャリア方式の中間周波数が入力されること
になる。そして、図示されていないが各方式のモノラル
音声キャリアや周波数を強調するためのフィルタ回路、
および僅かに残っているステレオ副音声キャリア周波数
が映像コンポジット信号に混入して生じるビート妨害を
抑圧するためのトラップ回路を付加することもできる。
端子C0 から供給された中間周波信号は、第2の回路系
となるバッファアンプ20、トラップ回路21、増幅器
22、およびステレオ音声キャリア信号成分を通過させ
るバンドパスフィルタ23(23´)を介してステレオ
音声信号成分が第2の検波回路24に供給される。 【0011】第2の検波回路は、前述したFM変調とさ
れている各方式のステレオ音声キャリア信号をAM検波
するものであればよく、例えばこの実施例の場合ではP
LL検波方式が採用されている。そして、この第2の検
波回路24の出力端子C5 よりステレオキャリア信号が
抽出され、各ステレオ方式に対応したステレオ音声復調
回路(音声多重回路)に供給されて二重音声、又はステ
レオ信号が形成される。なお、上記第1の検波回路14
で得られるモノラル音声信号と、この第2の信号系回路
で得られるステレオ音声信号は検出されたパイロット信
号の有無、又は手動によって後段の音声回路で適宜切換
えられスピーカに供給されている。 【0012】図2は、第2の検波回路24に採用するこ
とができるPLL検波回路の具体例を示す。この図で、
31は90°移相回路、32はVCO(電圧可変発振
器)36の出力と前記90°移相回路31の出力信号を
混合(掛算)しているAM検波器であり、FM→AMの
検波出力を得るものである。33は位相比較器、34は
増幅器、35はローパスフィルタで、これらの回路はよ
く知られているようにPLL回路を構成している。VC
O36はその中心周波数を設定するLC共振回路が設け
られ、このLC回路を各放送システムに対応して調整す
ることにより、VCO36の発信周波数がステレオ音声
のIF周波数にロックされるようにコントロールされ
る。 【0013】PLL検波回路は、疑似同期検波方式に対
してキャリア信号の純度が高いため、検波出力もS/N
の高いものが得られ、妨害波、過変調、周波数ずれ等の
悪い条件に対しても高品質のステレオ音声を得ることが
でき、特に本発明のようなマルチシステム受信機の場合
に有効になる。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチシ
ステム中間周波信号処理回路は、中間周波数に変換され
た映像信号成分と、モノラル音声信号成分を検出する第
1の検出回路と、ステレオ音声信号成分を検波する第2
の検波回路を備えることによって、従来のマルチ受信シ
ステムで、特に生じやすい、各信号間の妨害、干渉に基
づく映像、モノラルステレオ音声の劣化をなくし、より
品質の良い検波出力を得ることができる。また、第2の
発明では、ステレオ音声用の第2の検波回路として、各
放送システムのステレオ音声キャリアを通過するバンド
パスフィルタとPLL検波方式を採用しているので、高
品位のステレオ音声を復調することができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチシステム中間周波信号処理回路
の概要図である。 【図2】PLL検波回路の具体例を示すブロック図であ
る。 【図3】各放送システムで挿入されている中間周波数の
アロケーションの具体例を示す説明図である。 【図4】従来のマルチシステム受信機の概要図である。 【符号の説明】 13 第1のフィルタ回路 14 第1の検波回路 23 第2のフィルタ回路 24 第2の検波回路
の概要図である。 【図2】PLL検波回路の具体例を示すブロック図であ
る。 【図3】各放送システムで挿入されている中間周波数の
アロケーションの具体例を示す説明図である。 【図4】従来のマルチシステム受信機の概要図である。 【符号の説明】 13 第1のフィルタ回路 14 第1の検波回路 23 第2のフィルタ回路 24 第2の検波回路
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−104425(JP,A)
特開 昭63−266979(JP,A)
特開 昭62−296676(JP,A)
実開 平3−128338(JP,U)
実開 平4−34078(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 5/50 - 5/63
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のテレビ放送システムの放送波をチ
ューナにより受信し、該チューナにより変換された映像
搬送波、モノラル音声搬送波、およびステレオ音声搬送
波を含む中間周波数信号を処理するマルチシステム中間
周波数信号処理回路であって、 上記複数のテレビ放送システム間では、上記映像搬送波
と上記モノラル音声搬送波を離間させる周波数が異な
り、更に上記モノラル音声搬送波と上記ステレオ音声搬
送波を離間させる周波数が異なるものであって、 上記中間周波数信号から少なくとも上記映像搬送波、お
よび上記モノラル音声搬送波を通過させる第1のバンド
パスフィルタ回路と、 該第1のバンドパスフィルタ回路から出力される上記映
像搬送波の検波を行い映像コンポジット信号を出力する
とともに、コイルと上記テレビ放送システムに対応して
切換えられるコンデンサとを有し、上記映像搬送波の周
波数と上記モノラル音声搬送波の周波数との差であるイ
ンターキャリア信号の周波数に対応したフィルタ回路を
介して供給される上記インターキャリア信号を検波し、
モノラル音声信号を出力する第1の検波回路と、 上記中間周波数信号から上記ステレオ音声搬送波を通過
させる第2のバンドパスフィルタ回路と、 電圧可変発振器、ローパスフィルタ、および位相比較器
を有し、上記第2のバンドパスフィルタ回路から出力さ
れるステレオ音声搬送波の位相と、上記電圧可変発振器
からの出力信号の位相とを上記位相比較器により比較し
て得られた出力を、上記ローパスフィルタを介して上記
電圧可変発振器に供給するPLL回路と、上記第2のバンドパスフィルタ回路から出力されるステ
レオ音声搬送波を90度移相させたのち、上記 PLL回
路の電圧可変発振器からの出力信号と乗算させることに
より周波数変換されたステレオ音声搬送波信号を出力す
る第2の検波回路と、 を備えることを特徴とするマルチシステム中間周波信号
処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12280792A JP3395201B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | マルチシステム中間周波信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12280792A JP3395201B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | マルチシステム中間周波信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05300450A JPH05300450A (ja) | 1993-11-12 |
JP3395201B2 true JP3395201B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=14845126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12280792A Expired - Fee Related JP3395201B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | マルチシステム中間周波信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3395201B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP12280792A patent/JP3395201B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05300450A (ja) | 1993-11-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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