JPH07120983A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07120983A
JPH07120983A JP5263528A JP26352893A JPH07120983A JP H07120983 A JPH07120983 A JP H07120983A JP 5263528 A JP5263528 A JP 5263528A JP 26352893 A JP26352893 A JP 26352893A JP H07120983 A JPH07120983 A JP H07120983A
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JP
Japan
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sheet
image
image forming
page
sided
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JP5263528A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Kusumoto
俊彦 楠元
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートの方向性の有無に係わらず両面画像形
成の順序や排出時の頁揃えを同じにし、特に方向性のな
いシートの両面画像形成速度を速めると共に安定した搬
送動作を実現できる画像形成装置を提供する。 【構成】 両面画像形成動作に先立って操作部よりシー
トPの方向性の有無を入力して、両面画像形成動作を開
始すると、第1反転パス2によって方向性の有るシート
1 の場合のみを先端/後端を入れ替えてレジストロー
ラ対3より所定のタイミングで感光体4に搬送して1面
目に第2頁目の原稿画像を複写する。画像形成後のシー
トP1 は第2反転パス7によって反転させて両面搬送パ
ス8を経て再度感光体4に反転搬送され、2面目に第1
頁目の原稿画像を複写した後、第2反転パス7を通過す
ることなく、フィニッシングステーション9に第1頁目
の原稿画像を下にして排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式を用いた複
写機,プリンター等の画像形成装置に関し、特に両面画
像形成が可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真方式を用いた複写機,ファ
クシミリ,プリンター等の画像形成装置において用いら
れるシートの種類は多岐に渡っている。例えば、薄紙,
厚紙,再生紙は勿論のこと、プリ・ドリルドペーパー,
タブ紙といった方向性のあるシートが用いられる場合が
多く、これらのシートを不具合なく使いこなすことは、
装置の性能上非常に重要視されている。また作業効率ア
ップやエコロジーとういう観点から、ファーストコピー
プロダクティビィティー,トータルジョブタイムといっ
た装置の生産性も重要視されつつあると同時に、装置の
信頼性はますます重要になっている。
【0003】図3(a)に方向性あるシートを両面複写
が可能な複写機の搬送パスを示す。同図は両面複写(片
面原稿を両面に複写する或いは両面原稿を両面に複写す
る)が行われる場合のシートの流れを示すものである。
カセット51内には方向性のあるシートP1 としてプリ・
ドリルドペーパー(穴あき紙)が収納されている。穴は
図中100 で示す位置に設けられており、該穴のある側か
ら給紙される。このように穴のある側から給紙するの
は、穴のあいたタブロイド紙を想定した場合、タブ側か
ら給紙することは難しいからである。穴のあいたタブロ
イド紙とタブのない穴あき紙でカセット51内に紙を収納
する方向(穴の方向)を替える方法もあるが、使用者に
使い難さを助長することとなる。
【0004】両面複写動作開始信号が発せられると、給
紙カセット51内のシートP1 が給送され、レジストロー
ラ対52で感光体53に形成されたトナー像との位置合わせ
を行い、所定のタイミングで感光体53と転写帯電器54と
の間に搬送されてトナー像が転写される。この場合には
最初に(第1面目)に第1頁目の原稿画像が転写され
る。1面目に第1頁目の原稿画像を転写されたシートP
1 は、定着ローラ対55を通過する際に転写画像が定着さ
れ、シートP1 の先端/後端を入れ替えるために、反転
パス56に導かれた後、両面搬送パス57に送られて反転搬
送される。この時、未定着画像を反転させることが可能
であれば、反転パス56を定着ローラ対55の前に設けても
良い。
【0005】両面搬送パス57に送られたシートP1 は再
度レジストローラ対52に表裏反転させて搬送され、感光
体53上に形成されトナー像との位置合わせを行い、所定
のタイミングで感光体53と転写帯電器54との間に搬送さ
れてトナー像が転写される。この場合には裏面側(第2
面目)に第2頁目の原稿画像が転写される。その後シー
トP1 は、定着ローラ対55を通過する際に転写画像が定
着され、反転パス56に導かれて先端/後端を入れ替えた
後、フィニッシングステーション58に排出される。上記
フィニッシングステーション58に排出される前にシート
1 を反転させるのは、ステイプル等のフィニッシング
を考えたときに穴のある側を先に排出することが望まし
く、更には1頁目が下側即ちフェイスダウンで排出され
る方が頁揃えを考えた時に望ましいからである。
【0006】尚、2面目の画像形成後にシートP1 を反
転させる代わりに、図3(b)に示すように、Uターン
パス59を設けてもフィニッシングステーション58に収納
されるシートP1 の方向は,図3(a)の場合と同じに
なる。しかし、搬送パスが長くなるので、ファーストコ
ピースピードが低下する。また装置が大型化し、紙詰ま
りのおそれが高くなる等の弊害がある。
【0007】また上記装置においてはシートP1 に1面
目,2面目共に画像の先端から画像形成される。ここで
言う先端からの画像形成とは、図5においてシートPに
矢印a方向から画像形成する場合を言い、後端からの画
像形成とは、図5においてシートPに矢印b方向から画
像形成する場合を言うものとする。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】次に上記複写機を
用いて、方向性がないシートに両面複写をする場合につ
いて考えてみる。方向性がないシートの場合も、図3
(a)で説明した画像形成を行えば良いが、方向性がな
いので2面目の画像形成後の反転動作を行う必要がな
い。フィニッシングステーション58に排出されるシート
の向きを図3(a)と同様にした時のシートの流れを図
4(a)に示す。
【0009】両面複写動作開始信号が発せられると、給
紙カセット51内のシートP2 が給送され、レジストロー
ラ対52で感光体53に形成されたトナー像との位置合わせ
を行い、所定のタイミングで感光体53と転写帯電器54と
の間に搬送されてトナー像が転写される。この場合には
最初に(第1面目)に第2頁目の原稿画像が転写され
る。1面目に第2頁目の原稿画像を転写されたシートP
2 は、定着ローラ対55を通過する際に転写画像が定着さ
れ、シートP2 の先端/後端を入れ替えるために、反転
パス56に導かれた後、両面搬送パス57に送られて反転搬
送される。
【0010】両面搬送パス57に送られたシートP2 は再
度レジストローラ対52に表裏反転させて搬送され、感光
体53上に形成されトナー像との位置合わせを行い、所定
のタイミングで感光体53と転写帯電器54との間に搬送さ
れてトナー像が転写される。この場合には裏面側(第2
面目)に第1頁目の原稿画像が転写される。その後シー
トP2 は、定着ローラ対55を通過する際に転写画像が定
着され、フィニッシングステーション58に排出される。
【0011】この場合、フィニッシングステーション58
内のシートの方向は前記図3(a)の場合と同じである
が、画像形成順が方向性の有無によって一方(方向性の
有るシートP1 )は1面目に第1頁目の原稿画像、もう
一方(方向性のないシートP 2 )は1面目に第2頁目の
原稿画像を転写するため、特に両面原稿を複写する場
合、原稿の読み取り順が変わることは紙パス構成上非常
に困難であり、シーケンスも複雑化する。また片面原稿
から両面コピーをとる場合も、マニュアルで操作する場
合を考えると使用者にとっては非常に複雑であり、更に
は自動原稿送り装置を使用した場合でも、穴あきシート
1 の場合には1面目に第1頁目の原稿画像から画像形
成し、穴のないシートP2 の場合には1面目に第2頁目
の原稿画像から画像形成するので、頁揃えされた片面原
稿から両面複写する場合等は原稿送りが複雑になる或い
は第1頁目の原稿画像を記憶させなければならない。
【0012】図4(b)は穴あきシートP1 と穴なしシ
ートP2 で画像形成順序を同じにし、かつ穴なしシート
2 は2面目の画像形成後のシートP2 の反転をなくし
た場合のシートの流れを示すものである。詳細は割愛す
るが、フィニッシングステーション58内に排出される時
のシートの頁揃えが図3(a)と異なってしまいフィニ
ッシングステーション58における整合性がなくなってし
まう。
【0013】従って、方向性のないシートP2 (画像形
成ではこの場合が最も多い)に両面画像形成する場合
も、2度の反転を行わなければならず、ファーストコピ
ースピードが低下し、紙詰まりの危険性が高まる。
【0014】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、シートの方向性の有無に係わらず両面画像形成の
順序や排出時の頁揃えを画一化し、特に方向性のないシ
ートの両面画像形成速度を速めると共に安定した搬送性
を維持できる画像形成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される本発明の代表的
な手段は、シートの方向性の有無を入力するための入力
手段と、方向性を有するシートの先端/後端を入れ替え
る入れ替え手段と、前記シートを所定のタイミングで搬
送するレジスト手段と、画像情報に応じて前記シートに
画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成後のシー
トを反転させるための反転手段と、前記反転後のシート
を再度前記画像形成手段に導くための再搬送手段と、を
有することを特徴とする。
【0016】
【作用】上記手段によれば、両面画像形成動作に先立っ
て入力手段によりシートの方向性の有無を入力して、両
面画像形成動作を開始すると、入れ替え手段によって方
向性の有るシートのみを先端/後端を入れ替えてからレ
ジスト手段より所定のタイミングで画像形成手段に搬送
して1面目に第2頁目の原稿画像の形成を行う。画像形
成後のシートは反転手段によって反転させて再搬送手段
によって再度画像形成手段に反転搬送され、2面目に第
1頁目の原稿画像の画像形成をされた後、反転手段を通
過することなく、第1頁目の原稿画像を下側にして排出
される。
【0017】
【実施例】次に図面を参照して本発明に係る画像形成装
置の一実施例について説明する。本実施例では画像形成
装置として両面複写可能な複写機を用いて説明する。図
1(a)〜(c)は複写機の概略構成とシートの搬送パ
スを示す説明図である。
【0018】先ず図1(a)〜(c)を参照して複写機
の概略構成について説明する。1はシートPを積載収納
する給送カセットである。このカセット1内には、プリ
・ドリルドペーパー(穴あき紙),穴のあいたタブロイ
ド紙等の方向性の有るシートや穴のない普通紙等方向性
のないシート等が積載収納される。2はシートPの先端
/後端を入れ替えるための第1反転パスである。この第
1反転パス2は、後述するように、方向性の有するシー
ト(穴あき紙)に両面複写を行う場合にスイッチバック
により反転させて搬送する。
【0019】3はレジストローラ対であって、給送され
たシートPの先端をニップ部に突き当てて斜行を補正す
ると共に、所定のタイミングで画像形成手段に搬送する
ものである。4はドラム状感光体であって、画像情報に
応じて図示しないプロセス手段によって公知の画像形成
プロセスにしたがってトナー像が形成される。5は転写
帯電器であって、上記感光体4に形成されたトナー像を
シートPに転写させるものである。
【0020】6は定着ローラ対であって、画像転写後の
シートPと該ローラ対間を通過する際に熱及び圧力が印
加されてトナー像が定着される。7は第2反転パスであ
って、両面複写時の1面目コピー終了後のシートPをス
イッチバックにより反転させて搬送する。8は両面搬送
パスであって、上記第2反転パス7によって反転させら
れたシートPを反転させた状態で再度レジストローラ対
3に導くものである。9はフィニッシングステーション
であり、両面或いは片面画像形成後のシートPにステイ
プル等の後処理機能を有しておりシートPを排出積載す
るものである。
【0021】次に上記複写機における両面複写動作につ
いて説明する。先ず図1(a)を参照して方向性のある
シートPとして代表的な穴あき紙を用いた場合のシート
1の流れについて説明する。
【0022】給送カセット1内にはシートP1 が積載収
納されており、穴のあいた箇所100を先頭にして収納さ
れている。複写動作に先立って、装置の操作部上でシー
トP 1 であることを入力する。次に両面複写動作開始信
号が発せられると、給送カセット1内のシートP1 が給
送され、第1反転パス2でシートP1 の先端/後端が入
れ替えられて、給送時とは方向を逆にして搬送される。
【0023】次にシートP1 はレジストローラ対3のニ
ップ部に突き当てられて斜行を補正された後、感光体4
に形成されたトナー像と位置合わせを行って、所定のタ
イミングで搬送される。尚、装置の都合上第1反転パス
2は位置合わせの容易さからレジストローラ対3の前に
設けることが望ましいが、レジストローラ対3の後に配
置しても良い。
【0024】感光体4と転写帯電器5との間に搬送され
たシートP1 は、感光体4よりトナー像が転写される。
このとき、シートP1 の1面目には第2頁目の原稿画像
が転写される。そして、シートP1 は定着ローラ対6を
通過する際にトナー像が定着され、第2反転パス7によ
って再度シートP1 の先端/後端が入れ替えられて、複
写時とは方向を逆にして両面搬送パス8に導かれる。
【0025】両面搬送パス8を反転搬送されたシートP
1 はレジストローラ対3によって再度感光体4に形成さ
れたトナー像と位置合わせを行って、所定のタイミング
で搬送され2面目に第1頁目の原稿画像が転写される。
そして、シートP1 は定着ローラ対6を通過する際にト
ナー像が定着された後、第2反転パス7を通過すること
なくフィニッシングステーション9に搬送され、第1頁
目の原稿画像を下にして排出される。このようにフェイ
スダウンで排出されればステイプル等のフィニッシング
を行う場合も都合が良く、頁揃えも容易である。
【0026】次に図1(b)を参照して方向性のないシ
ートP2 に対して両面複写する場合のシートP2 の流れ
について説明する。
【0027】給送カセット1内にはシートP2 が積載収
納されており、複写動作に先立って、装置の操作部上で
方向性のないシートP2 であることを入力する。次に両
面複写動作開始信号が発せられると、給送カセット1内
のシートP2 が給送され、第1反転パス2を通過するこ
となくレジストローラ対3に給送される。
【0028】上記シートP2 は、レジストローラ対3の
ニップ部に突き当てられて斜行を補正された後、感光体
4に形成されたトナー像と位置合わせを行って、所定の
タイミングで搬送される。感光体4と転写帯電器5との
間に搬送されたシートP2 は感光体4よりトナー像が転
写される。このとき、シートP2 の1面目にはシートP
1 と同様に第2頁目の原稿画像が転写される。そして、
シートP2 は定着ローラ対6を通過する際にトナー像が
定着され、第2反転パス7によって再度シートP2 の先
端/後端が入れ替えられて、複写時とは方向を逆にして
両面搬送パス8に導かれる。
【0029】両面搬送パス8を反転搬送されたシートP
2 はレジストローラ対3によって再度感光体4に形成さ
れたトナー像と位置合わせを行って、所定のタイミング
で搬送され、シートP1 と同様に2面目に第1頁目の原
稿画像が転写される。そして、シートP2 は定着ローラ
対6を通過する際にトナー像が定着された後、第2反転
パス7を通過することなくフィニッシングステーション
9に搬送され、第1頁目の原稿画像を下にして排出され
る。方向性のないシートP2 の排出時の方向及び頁順
は、方向性のあるシートP1 と同様である。また従来に
比べてシートP2の反転搬送動作は1回のみであるの
で、ファーストコピーに寄与することができ、紙詰まり
も生じ難くなるので、安定した搬送動作を実現すること
ができる。
【0030】次に図1(c)を参照して方向性のあるシ
ートP3 に片面複写を行なう場合のシートP3 の流れに
ついて説明する(方向性のないシートを用いても動作は
同じである)。
【0031】給送カセット1内にはシートP3 が積載収
納されており、穴のあいた箇所100を先頭にして収納さ
れている。片面複写動作開始信号が発せられると、給送
カセット1内のシートP3 が給送され、レジストローラ
対3のニップ部に突き当てられて斜行を補正された後、
感光体4に形成されたトナー像と位置合わせを行って、
所定のタイミングで搬送される。
【0032】上記感光体4と転写帯電器5との間に搬送
されたシートP3 は、感光体4よりトナー像が転写され
る。そして、シートP3 は定着ローラ対6を通過する際
にトナー像が定着された後、、第2反転パス7を通過す
ることなく、フィニッシングステーション9に搬送さ
れ、フェイスダウンで排出される。このようにフェイス
ダウンで排出することにより頁揃えが容易であり、反転
搬送パスを通過しないため紙詰まり等も起こり難く、非
常にシンプルな搬送パスを構成できる。以上のように本
実施例は、両面複写のみならず片面複写に対しても良好
に対応することができる。
【0033】〔他の実施例〕
【0034】次に前記実施例における画像形成装置の他
例について図2(a)(b)を参照して説明する。尚、
本実施例で用いる複写機の概略構成は、前記実施例と同
様であるので、同一部材には同一番号を付して説明を援
用する。以下、両面複写時のシートの流れを中心に説明
する。
【0035】先ず図2(a)を参照して方向性のあるシ
ートPとして代表的な穴あき紙を用いた場合のシートP
1 の流れについて説明する。給送カセット1内には穴あ
き紙であるシートP1 が積載収納されており、穴のあい
た箇所100 を先頭にして収納されている。10はシートP
に穴があいているか否かを検出する手段で、本実施例で
は光学式センサを用いている。上記光学式センサ10によ
ってシートPに穴があいている(シートP1 である)と
判断され、両面複写動作開始信号が発せられると、給送
カセット1内のシートP1 が給送され、回転パス11でシ
ートP1 の方向が180 °回転させられて給送時とは方向
を逆にして搬送される。回転の機構は例えばシートP1
の中心点をピンで押さえてそのピンを中心に180 °回転
させる。
【0036】次にシートP1 はレジストローラ対3のニ
ップ部に突き当てられて斜行を補正された後、感光体4
に形成されたトナー像と位置合わせを行って、所定のタ
イミングで搬送される。感光体4と転写帯電器5との間
に搬送されたシートP1 は、感光体4よりトナー像が転
写される。このとき、シートP1 の1面目には第2頁目
の原稿画像が転写される。そして、シートP1 は定着ロ
ーラ対6を通過する際にトナー像が定着され、第2反転
パス7によって再度シートP1 の先端/後端が入れ替え
られて、複写時とは方向を逆にして両面搬送パス8に導
かれる。
【0037】両面搬送パス8を反転搬送されたシートP
1 はレジストローラ対3によって再度感光体4に形成さ
れたトナー像と位置合わせを行って、所定のタイミング
で搬送され2面目に第1頁目の原稿画像が転写される。
そして、シートP1 は定着ローラ対6を通過する際にト
ナー像が定着された後、第2反転パス7を通過すること
なくフィニッシングステーション9に搬送され、第1頁
目の原稿画像を下にして排出される。このようにフェイ
スダウンで排出されればステイプル等のフィニッシング
を行う場合も都合が良く、頁揃えも容易である。
【0038】次に図2(b)を参照して方向性のないシ
ートP2 に対して両面複写する場合のシートP2 の流れ
について説明する。
【0039】給送カセット1内にはシートP2 が積載収
納されており、複写動作に先立って、光学式センサ10に
よってシートPに穴がない(シートP2 である)と判断
され、両面複写動作開始信号が発せられると、給送カセ
ット1内のシートP2 が給送され、回転パス11を通過す
ることなくレジストローラ対3に給送される。
【0040】上記シートP2 は、レジストローラ対3の
ニップ部に突き当てられて斜行を補正された後、感光体
4に形成されたトナー像と位置合わせを行って、所定の
タイミングで搬送される。感光体4と転写帯電器5との
間に搬送されたシートP2 は感光体4よりトナー像が転
写される。このとき、シートP2 の1面目にはシートP
1 と同様に第2頁目の原稿画像が転写される。そして、
シートP2 は定着ローラ対6を通過する際にトナー像が
定着され、第2反転パス7によって再度シートP2 の先
端/後端が入れ替えられて、複写時とは方向を逆にして
両面搬送パス8に導かれる。
【0041】両面搬送パス8を反転搬送されたシートP
2 はレジストローラ対3によって再度感光体4に形成さ
れたトナー像と位置合わせを行って、所定のタイミング
で搬送され、シートP1 と同様に2面目に第1頁目の原
稿画像が転写される。そして、シートP2 は定着ローラ
対6を通過する際にトナー像が定着された後、第2反転
パス7を通過することなくフィニッシングステーション
9に搬送され、第1頁目の原稿画像を下にして排出され
る。方向性のないシートP2 の排出時の方向及び頁順
は、方向性のあるシートP1 と同様である。また従来に
比べてシートP2の反転搬送動作は1回のみであるので
ファーストコピーに寄与することができ、紙詰まりも生
じ難くなるので、安定した搬送動作を実現することがで
きる。
【0042】尚、本実施例では、シートPに方向性があ
るか否かを検出する光学式センサ10を給送カセット1に
設けてシート収納時に検出していたが、該光学式センサ
10をシート搬送路中に設けることも可能である。
【0043】また前記各実施例は感光体4として1個の
ドラムを使用した装置について説明したが、複数個のド
ラムを用いた装置に適用することも可能であり、更には
感光体4もドラムではなくベルトを用いて良い。
【0044】
【発明の効果】本発明は、前述したように、両面画像形
成動作に先立って入力手段によりシートの方向性の有無
を入力して、両面画像形成動作を開始すると、入れ替え
手段によって方向性の有るシートのみを先端/後端を入
れ替えてからレジスト手段より所定のタイミングで画像
形成手段に搬送して1面目に第2頁目の原稿画像の形成
を行う。画像形成後のシートは反転手段によって反転さ
せて再搬送手段によって再度画像形成手段に反転搬送さ
れ、2面目に第1頁目の原稿画像の画像形成をされた
後、反転手段を通過することなく、第1頁目の原稿画像
を下側にして排出される。
【0045】従って、シートの方向性の有無に係わらず
両面画像形成時の画像形成順序を画一化すると共にシー
ト排出時の頁揃えを容易にし、使い勝手のよい画像形成
装置を提供することができる。特に方向性のないシート
の反転搬送動作を最小限に止めることによって両面画像
形成速度を速めると共に紙詰まりの生じ難い安定した搬
送動作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の概略構成とシートの搬送パスを示す説
明図である。
【図2】他例に係るシートの搬送パスを示す説明図であ
る。
【図3】従来のシートの搬送パスを示す説明図である。
【図4】従来のシートの搬送パスを示す説明図である。
【図5】従来のシートに対する画像形成の順を示す説明
図である。
【符号の説明】
P…シート 1…給送カセット 2…第1反転パス、 3…レジストローラ対 4…感光体 5…転写帯電器 6…定着ローラ対 7…第2反転パス 8…両面搬送パス 9…フィニッシングステーション 10…光学式センサ 11…回転パス 100 …穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの方向性の有無を入力するための
    入力手段と、 方向性を有するシートの先端/後端を入れ替える入れ替
    え手段と、 前記シートを所定のタイミングで搬送するレジスト手段
    と、 画像情報に応じて前記シートに画像を形成する画像形成
    手段と、 前記画像形成後のシートを反転させるための反転手段
    と、 前記反転後のシートを再度前記画像形成手段に導くため
    の再搬送手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記入れ替え手段は、シートを反転させ
    ることにより行うことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記入れ替え手段は、搬送路上でシート
    を回転させる手段により構成されることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シートの方向性の有無を検知する検
    知手段をシート収納部に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記入れ替え手段は、レジスト手段の前
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 画像形成後の画像を定着させる画像定着
    手段を有し、前記反転手段は前記画像定着手段の後に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP5263528A 1993-10-21 1993-10-21 画像形成装置 Pending JPH07120983A (ja)

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