JPH07120900B2 - Dcレベル変換回路 - Google Patents
Dcレベル変換回路Info
- Publication number
- JPH07120900B2 JPH07120900B2 JP1127220A JP12722089A JPH07120900B2 JP H07120900 B2 JPH07120900 B2 JP H07120900B2 JP 1127220 A JP1127220 A JP 1127220A JP 12722089 A JP12722089 A JP 12722089A JP H07120900 B2 JPH07120900 B2 JP H07120900B2
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- conversion circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は演算増幅器(以下「OPアンプ」という)を用
いたDCレベル変換回路に関する。
いたDCレベル変換回路に関する。
[従来の技術] 第2図は従来のOPアンプを用いたDCレベル変換回路のブ
ロツク回路図である。図において、(1)はマイクロコ
ンピユータ、(2)はD/Aコンバータで、マイクロコン
ピユータ(1)から入力されるデジタルデータをDC電圧
に変換して出力する。(3)はOPアンプで、(4)は反
転入力端子、(5)は非反転入力端子、(6)は出力端
子である。
ロツク回路図である。図において、(1)はマイクロコ
ンピユータ、(2)はD/Aコンバータで、マイクロコン
ピユータ(1)から入力されるデジタルデータをDC電圧
に変換して出力する。(3)はOPアンプで、(4)は反
転入力端子、(5)は非反転入力端子、(6)は出力端
子である。
(7)は出力端子(6)と非反転入力端子(5)とを接
続する抵抗、(8)は定電圧ダイオードで、アノードが
接地され、カソードが抵抗(9)を介して非反転入力端
子(5)に接続されている。(10)は電源で、抵抗(1
1)を介して定電圧ダイオード(8)のカソードに正電
圧を印加している。
続する抵抗、(8)は定電圧ダイオードで、アノードが
接地され、カソードが抵抗(9)を介して非反転入力端
子(5)に接続されている。(10)は電源で、抵抗(1
1)を介して定電圧ダイオード(8)のカソードに正電
圧を印加している。
つぎに、動作について説明する。D/Aコンバータ(2)
からOPアンプ(3)の反転入力端子(4)に入力された
DC電圧eiと、OPアンプ(3)の出力DC電圧e0との関係
は、つぎのように考えられる。抵抗(9)に流れる電流
I1は入力電圧eiと定電圧ダイオード(8)によつて生じ
る基準電圧VRfとの差と、抵抗(9)の抵抗値R1によつ
て、次式のようになる。
からOPアンプ(3)の反転入力端子(4)に入力された
DC電圧eiと、OPアンプ(3)の出力DC電圧e0との関係
は、つぎのように考えられる。抵抗(9)に流れる電流
I1は入力電圧eiと定電圧ダイオード(8)によつて生じ
る基準電圧VRfとの差と、抵抗(9)の抵抗値R1によつ
て、次式のようになる。
I1=(ei−VRf)/R1 … また、抵抗(7)に流れる電流I2は、出力電圧e0と非反
転入力端子(5)の入力電圧(反転入力端子(4)と非
反転入力端子(5)とは等電位)との差と、抵抗(7)
の抵抗値R2によつて、次式のようになる。
転入力端子(5)の入力電圧(反転入力端子(4)と非
反転入力端子(5)とは等電位)との差と、抵抗(7)
の抵抗値R2によつて、次式のようになる。
I2=(e0−ei)/R2 … このとき、非反転入力端子(5)の入力インピーダンス
は高インピーダンスであるから、I1とI2は等しい。
は高インピーダンスであるから、I1とI2は等しい。
以上のことから、、式により、次式の関係が得られ
る。
る。
e0=(1+R2/R1)ei−VRf・R2/R1 =ei+(ei−VRf)R2/R1 … [発明が解決しようとする課題] 従来のDCレベル変換回路は以上のように構成されている
ので、定電圧ダイオードの温度ドリフトや流れる電流値
の変化によつて基準電位VRfに変動が生じるため、出力
電圧e0が変動するという問題点があつた。
ので、定電圧ダイオードの温度ドリフトや流れる電流値
の変化によつて基準電位VRfに変動が生じるため、出力
電圧e0が変動するという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、定電圧ダイオードに起因するレベル変動を解
消したDCレベル変換回路を得ること目的とする。
たもので、定電圧ダイオードに起因するレベル変動を解
消したDCレベル変換回路を得ること目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るDCレベル変換回路は、入力データをDC電
圧に変換するD/Aコンバータで基準電圧を発生させて、
差動OPアンプの一方の入力端に入力する構成とした点を
特徴とする。
圧に変換するD/Aコンバータで基準電圧を発生させて、
差動OPアンプの一方の入力端に入力する構成とした点を
特徴とする。
[作用] この発明におけるD/Aコンバータは、入力データをDC電
圧eiに変換するとともに、定数器から出力される基準電
圧データをD/Aコンバータに入力してDC電圧VRf1に変換
する。OPアンプには、この入力電圧eiと基準電圧VRf1と
が与えられるので、D/Aコンバータに温度ドリフト等が
生じても、eiおよび基準電圧VRf1の温度ドリフト量は同
一になるから、入力電圧eiと基準電圧VRf1の差電圧(ei
−VRf1)は変らない。このため、結果としてOPアンプの
出力電圧e0の変動は、小さい値に抑制され、精度のよい
DCレベル変換出力が得られる。
圧eiに変換するとともに、定数器から出力される基準電
圧データをD/Aコンバータに入力してDC電圧VRf1に変換
する。OPアンプには、この入力電圧eiと基準電圧VRf1と
が与えられるので、D/Aコンバータに温度ドリフト等が
生じても、eiおよび基準電圧VRf1の温度ドリフト量は同
一になるから、入力電圧eiと基準電圧VRf1の差電圧(ei
−VRf1)は変らない。このため、結果としてOPアンプの
出力電圧e0の変動は、小さい値に抑制され、精度のよい
DCレベル変換出力が得られる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、(12)は基準電圧データを出力する定
数器、(13)は基準電圧VRf1をOPアンプ(3)の非反転
入力端子(5)に抵抗(14)を介して供給するD/Aコン
バータの出力端子、(15)は出力端子(13)と接地との
間に接続された抵抗である。
数器、(13)は基準電圧VRf1をOPアンプ(3)の非反転
入力端子(5)に抵抗(14)を介して供給するD/Aコン
バータの出力端子、(15)は出力端子(13)と接地との
間に接続された抵抗である。
つぎに、動作について説明する。D/Aコンバータ(2)
は、マイクロコンピユータ(1)から出力される入力デ
ータと、定数器(12)から出力される基準電圧データと
を各々入力し、各々のデータをそれぞれDC電圧に変換す
る。D/Aコンバータ(2)からOPアンプ(3)の反転入
力端子(4)に入力されたDC電圧eiと、当該OPアンプ
(3)のDC出力電圧e0とは、つぎのようになる。抵抗
(14)に流れる電流I3は、入力電圧eiとD/Aコンバータ
(2)の端子(13)より与えられる基準電位VRf1の差
と、抵抗(14)の抵抗値R3によつて次式のようになる。
は、マイクロコンピユータ(1)から出力される入力デ
ータと、定数器(12)から出力される基準電圧データと
を各々入力し、各々のデータをそれぞれDC電圧に変換す
る。D/Aコンバータ(2)からOPアンプ(3)の反転入
力端子(4)に入力されたDC電圧eiと、当該OPアンプ
(3)のDC出力電圧e0とは、つぎのようになる。抵抗
(14)に流れる電流I3は、入力電圧eiとD/Aコンバータ
(2)の端子(13)より与えられる基準電位VRf1の差
と、抵抗(14)の抵抗値R3によつて次式のようになる。
I3=(ei−VRf1)/R3 … また、抵抗(7)に流れる電流I4は、出力電圧e0と非反
転入力端子(5)の入力電圧((4)と(5)は等電
位)との差と、抵抗(7)の抵抗値R2によつて、次式の
ようになる。
転入力端子(5)の入力電圧((4)と(5)は等電
位)との差と、抵抗(7)の抵抗値R2によつて、次式の
ようになる。
I4=(e0−ei)/R2 … このとき、非反転入力端子(5)の入力インピーダンス
は、高インピーダンスであるから、非反転入力端子
(5)には電流は流入せずI3とI4は同一ループ上の電流
とみなされ次式の関係が得られる。
は、高インピーダンスであるから、非反転入力端子
(5)には電流は流入せずI3とI4は同一ループ上の電流
とみなされ次式の関係が得られる。
e0=ei+(ei−VRf1)R2/R3 … このとき、eiとVRf1とは、共にD/Aコンバータ(2)の
出力電圧であることから、D/Aコンバータ(2)に温度
ドリフトなどが生じても、式中の(ei−VRf1)の値は
変らないので、出力電圧e0の変動は入力電圧eiの変動分
のみとなり、第2図の従来例と比べて定電圧ダイオード
(8)の変動分が軽減される。
出力電圧であることから、D/Aコンバータ(2)に温度
ドリフトなどが生じても、式中の(ei−VRf1)の値は
変らないので、出力電圧e0の変動は入力電圧eiの変動分
のみとなり、第2図の従来例と比べて定電圧ダイオード
(8)の変動分が軽減される。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、入力データをDC出力
電圧e0に変換するDCレベル変換回路において、D/Aコン
バータは、入力データに基づいて入力電圧eiを生成する
とともに、OPアンプに与える基準電圧VRf1を、定数器12
から出力される基準電圧データに基づいて発生し、この
D/Aコンバータから出力される入力電圧eiと基準電圧V
Rf1とをOPアンプに入力するように構成したので、D/Aコ
ンバータにたとえ温度ドリフト等が生じても入力電圧ei
と基準電圧VRf1との差が変動するのを解消でき、温度ド
リフトなどによる出力電圧e0の変動の少ないDCレベル変
換回路が得られる効果がある。
電圧e0に変換するDCレベル変換回路において、D/Aコン
バータは、入力データに基づいて入力電圧eiを生成する
とともに、OPアンプに与える基準電圧VRf1を、定数器12
から出力される基準電圧データに基づいて発生し、この
D/Aコンバータから出力される入力電圧eiと基準電圧V
Rf1とをOPアンプに入力するように構成したので、D/Aコ
ンバータにたとえ温度ドリフト等が生じても入力電圧ei
と基準電圧VRf1との差が変動するのを解消でき、温度ド
リフトなどによる出力電圧e0の変動の少ないDCレベル変
換回路が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例のブロツク回路図、第2図
は従来のDCレベル変換回路のブロツク回路図である。 (2)……D/Aコンバータ、(3)……OPアンプ、(1
2)……定数器。 なお、各図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部
分を示す。
は従来のDCレベル変換回路のブロツク回路図である。 (2)……D/Aコンバータ、(3)……OPアンプ、(1
2)……定数器。 なお、各図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部
分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】基準電圧データを生成する定数器と、 上記基準電圧データおよび入力される入力データからそ
れぞれ基準DC電圧及び入力DC電圧を並列に変換出力する
D/A変換手段と、 上記基準DC電圧と入力DC電圧とから、上記入力DC電圧
に、上記入力DC電圧と上記基準DC電圧との差電圧に比例
した電圧を加法演算し出力する演算手段とを、 備えたDCレベル変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1127220A JPH07120900B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | Dcレベル変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1127220A JPH07120900B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | Dcレベル変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02305006A JPH02305006A (ja) | 1990-12-18 |
JPH07120900B2 true JPH07120900B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=14954697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1127220A Expired - Lifetime JPH07120900B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | Dcレベル変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07120900B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63214008A (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流増幅器 |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP1127220A patent/JPH07120900B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02305006A (ja) | 1990-12-18 |
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