JPH0712037Y2 - 手捲りシール及び手捲りシール連続体 - Google Patents

手捲りシール及び手捲りシール連続体

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JPH0712037Y2
JPH0712037Y2 JP2295290U JP2295290U JPH0712037Y2 JP H0712037 Y2 JPH0712037 Y2 JP H0712037Y2 JP 2295290 U JP2295290 U JP 2295290U JP 2295290 U JP2295290 U JP 2295290U JP H0712037 Y2 JPH0712037 Y2 JP H0712037Y2
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hand
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Inventor
吉明 築地
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有限会社三誠社
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、シール、特に、両面に粘着剤を具備する両面
貼着型シール部材を冊子の頁を手捲りする際に使用する
滑り止め具として利用するようにしたものである。
[従来技術及びその問題点] 冊子等の頁を連続して捲る際に、所要の指にゴム製の指
サックをはめて作業すると、指が紙上を滑ることなく頁
を捲り易い。
しかしながら、従来の指サックはゴム製で指先の形状に
合わせた袋状であるから通気性が悪く指先が蒸れて不快
であるうえに、人によって指の太さは様々であるため、
一定の大きさの指サックでは合わない場合があり、装着
しにくく装着が面倒である。
指サックは、本来、指が紙上を滑らないようにすること
が目的のものであるから、指先に滑り止め部材を具備さ
せることができれば、袋状のものに限ったものではな
い。例えば、滑り止め部材として両面粘着式のテープを
指先に貼着させることも考えられるが、従来の両面粘着
式のテープでは粘着力が強過ぎるため、貼着面が各頁に
強く貼着してしまう不都合がある上に、該テープの片面
を指に貼着させた後、他面の剥離紙が剥しにくいため、
使用が煩わしく面倒である。
[技術的課題] 本考案は、このような、冊子等の頁を指で捲る際に指が
紙の上を滑らないように指先に具備させる手捲り用具に
おいて、指の太さにかかわりなく装着が簡便で且装着時
の不快感も解消できるようにすることをその課題とす
る。
*請求項1の考案について、 [技術的手段] 上記課題を達成するために講じた本考案の技術的手段は
「シール片(3)の一方面に強粘着剤層(2)を形成す
るとともに他方面に弱粘着剤層(22)を形成し、前記強
粘着剤層(2)に第一剥離紙(1)を、前記弱粘着剤層
(22)に第二剥離紙(11)を貼着させ、該第一剥離紙
(1)及び第二剥離紙(11)を前記シール片(3)より
も大きく形成した」ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
このものを使用するには、第一剥離紙(1)をシール片
(3)から剥離させ、強粘着剤層(2)をシール片
(3)の上面に露出させ、この強粘着剤層(2)に手捲
り作業に必要な指の腹を押し付けてシール片(3)を指
に貼着させる。その後、第二剥離紙(11)を剥離する
と、弱粘着剤層(22)が露出する態様となる。
紙葉類を捲る時、これに接触するのは弱粘着剤層(22)
であるからシール片(3)が紙葉類に貼着してしまうこ
とはなく、順次、頁を捲っていくことができる。
そして、使用後は、シール片(3)を指から剥して処分
すれば良い。
尚、各剥離紙はシール片(3)よりも大きく形成されて
いるから、各貼着剤層から剥す際に剥し易い。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
シール片(3)の強粘着剤層(2)によって指に貼着さ
せるだけであるから、装着に手間取らない。又、シール
片(3)は指全体を被覆しないので、指サックのように
指先が蒸れる不快感もなく、指の太さに関係なく簡便に
装着できる。更に、シール片(3)の大きさをサイズ別
に揃える必要もない。使用前には両面の粘着剤層が剥離
紙によって被覆されているので、取扱い易い。
*請求項2の考案について、 請求項2の考案のものは、請求項1に記載のシール片
(3)の強粘着剤層(2)に貼着させている第一剥離紙
(1)を剥離し易くするもので、このための手段は、
「第一剥離紙(1)を薄紙とした」ことである。
第一剥離紙(1)を薄紙としたから、剥離させる際に、
該第一剥離紙(1)を屈曲させ易く、この第一剥離紙
(1)を屈曲させながら剥離方向へ引っ張るようにして
剥離させれば、シール片(3)からの第一剥離紙(1)
の剥離に要する力が弱められ、剥離し易い。
*請求項3の考案について、 請求項3の考案のものは、請求項1及び請求項2に記載
のシール片(3)の取扱いを簡便にするために、シール
片(3)を必要に応じて必要枚数、分離させて取出せる
ようにするものである。
この課題を解決するために講じた本考案の技術的手段
は、「一方の面に剥離カバー(13)を被覆させてなる多
数のシール片(3)(3)を一定間隔毎に剥離台紙(1
2)に貼着させ、前記シール片(3)の一方面に強粘着
剤層(2)を形成するとともに他方面に弱粘着剤層(2
2)を形成した」ことである。
この請求項3の考案のものでは、表面を剥離カバー(1
3)で被覆した多数のシール片(3)(3)を剥離台紙
(12)に貼着させているから、必要に応じて、必要数だ
けシール片(3)(3)を各別に剥離台紙(12)から取
出せる。
又、剥離台紙(12)によって多くの剥離カバー付きのシ
ール片(3)(3)が保持できるから、梱包の簡略化を
図ることができるとともに携帯にも便利である。
尚、このものでも、上記請求項1の考案と同様に、剥離
台紙(12)又は剥離カバー(13)を捲って強粘着剤層
(2)を露出でき、この強粘着剤層(2)に指の腹を押
し付けることによりシール片(3)を指に貼着できる。
更に、他方の弱粘着剤層(22)を露出させると、頁めく
りができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第8図に基いて説明
する。
本考案の第1実施例のものは、指先のみに貼着する程度
の大きさのシール片(3)(3)を連続する剥離台紙
(12)上に一定間隔毎に多数形成するものである。
このものを構成するには、まず、上面に強粘着剤層
(2)が、下面に弱粘着剤層(22)が形成され且該弱粘
着剤層(22)で剥離台紙(12)に貼着せしめた連続する
両面貼着シート(30)を、第1図に示すように、該両面
貼着シート(30)のみを所定の大きさのシール片(3)
の形状に打抜き、スクラップ(S)を巻き取ると、第2
図に示すように、上面に強粘着剤層(2)を具備するシ
ール片(3)(3)が所定間隔毎に剥離台紙(12)上に
多数形成されることとなる。そして、このシール片
(3)(3)の上面の強粘着剤層(2)(2)に、同図
に示すように、剥離カバー(13)を被覆させ、第3図に
示すように、該剥離カバー(13)において、前記シール
片(3)(3)を含み且該シール片(3)よりも大きな
範囲を打抜く。すると、上面を剥離カバー(13)(13)
で被覆させたシール片(3)(3)が連続する剥離台紙
(12)上に所定間隔をおいて多数貼着する態様となる。
該剥離台紙(12)はロール状に巻き取ってもよく、又、
剥離カバー(13)(13)で被覆したシール片(3)
(3)間の所定位置で切断させて、第4図に示すように
シール状としても良い。
このシール片(3)(3)連続体を手捲り用のシールと
して使用するには、第4図に示すように、所定のシール
片(3)の剥離カバー(13)を剥離方向へ引っ張るよう
にしてシール片(3)から剥離させ、該シール片(3)
の上面に強粘着剤層(2)を露出させる。この強粘着剤
層(2)に、指の腹を押し付け、該強粘着剤層(2)で
シール片(3)を指に貼着させるとともに剥離台紙(1
2)から剥離させる。尚、この場合、剥離カバー(13)
は薄紙で構成しておけば剥離させ易い。
又、強粘着剤層(2)によって各シール片(3)を該剥
離台紙(12)に貼着させる構成としても良く、この場
合、剥離カバー(13)と共にシール片(3)を剥離台紙
(12)から剥し、該剥離カバー(13)を貼着したままの
シール片(3)の強粘着剤層(2)で指に貼着させ、そ
の後で剥離カバー(13)を剥離すると弱粘着剤層(22)
が露出することとなる。
第5図に示す第2実施例のものは、シール片(3)を、
キズテープ程度の大きさ形状に構成したものであり、該
シール片(3)(3)を剥離台紙(12)上に長手方向に
一定間隔毎に貼着させるとともに剥離カバー(13)を連
続して被覆させ、これらをロール状に巻き取るようにし
たものである。このものを使用するには、剥離台紙(1
2)及び剥離カバー(13)を引き戻して、二点鎖線で示
すように、シール片(3)(3)間を切断すれば、第6
図の如く、シール片単体として使用できる。
このシール片単体では、シール片(3)の強粘着剤層
(2)が貼着する剥離紙は、請求項1の第一剥離紙
(1)となり、弱粘着剤層(22)が貼着する剥離紙は、
請求項1の第二剥離紙(11)となる。
この第2実施例のものでは、シール片(3)は指の周り
を一巻きさせて貼着させるので、使用中に指から剥れ落
ちる不都合はない。
尚、上記第1実施例のものも、予め、所定位置で切断し
ておき、第7図の如く、シール片(3)(3)を一つ一
つ独立するように構成しても良いことは言うまでもな
い。
上記いずれの実施例においても、両方の剥離紙をその全
周にわたってシール片(3)よりも大きくしたが、これ
を第8図のようにシール片(3)の周縁から部分的に突
出する形状に設定しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案第1実施例の製作工程の説明
図,第4図はその使用状態の説明図,第5図乃至第6図
は第2実施例の説明図,第7図は他の例の説明図,第8
図は剥離紙の変形例の説明図であり、図中、 (1)……第一剥離紙 (11)……第二剥離紙 (2)……強粘着剤層 (22)……弱粘着剤層 (3)……シール片 (12)……剥離台紙 (13)……剥離カバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シール片(3)の一方面に強粘着剤層
    (2)を形成するとともに他方面に弱粘着剤層(22)を
    形成し、前記強粘着剤層(2)に第一剥離紙(1)を、
    前記弱粘着剤層(22)に第二剥離紙(11)を貼着させ、
    該第一剥離紙(1)及び第二剥離紙(11)を前記シール
    片(3)よりも大きく形成した手捲りシール。
  2. 【請求項2】第一剥離紙(1)を薄紙とした実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の手捲りシール。
  3. 【請求項3】一方の面に剥離カバー(13)を被覆させて
    なる多数のシール片(3)(3)を一定間隔毎に剥離台
    紙(12)に貼着させ、前記シール片(3)の一方面に強
    粘着剤層(2)を形成するとともに他方面に弱粘着剤層
    (22)を形成した手捲りシール連続体。
JP2295290U 1990-03-07 1990-03-07 手捲りシール及び手捲りシール連続体 Expired - Lifetime JPH0712037Y2 (ja)

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