JPH07119287A - 人工芝の巻敷システム - Google Patents

人工芝の巻敷システム

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JPH07119287A
JPH07119287A JP26506893A JP26506893A JPH07119287A JP H07119287 A JPH07119287 A JP H07119287A JP 26506893 A JP26506893 A JP 26506893A JP 26506893 A JP26506893 A JP 26506893A JP H07119287 A JPH07119287 A JP H07119287A
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artificial
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JP26506893A
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Yuichi Sagara
雄一 相良
Hideho Yanase
秀穂 柳瀬
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型装置の数基同時使用により設備費を低減
しながら、一括巻敷方式の特性を生かす。 【構成】 鉛直支柱に昇降可能に取りつけられた昇降枠
体、該昇降枠体に前後に移動可能に取りつけられた前後
移動枠体からなる枠体の昇降枠体側と前後移動枠体側の
両下端に固着された下段駆動ローラー、該下段駆動ロー
ラーの直上に上下に移動可能に取りつけられた上段駆動
ローラーおよび枠体の頂部中央部に設置されたセンサー
とから構成される人工芝ロール保持装置により人工芝ロ
ールの長手方向の複数箇所を保持しながら該人工芝ロー
ル保持装置を人工芝の巻敷方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大面積の床に敷設する
人工芝の巻敷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポーツ施設などの大面積の床に人工芝
を敷設することが盛んに行われるようになってきてい
る。これらの施設は多目的に利用されるので、その目的
に合わせて人工芝を敷設したり撤去したりすることが必
要であり、そのため人工芝は度々巻き取ったり、敷設し
たりされる。従来はこの人工芝の巻敷には、(1)床に
設けた空気吹き出し口から空気を吹き出して床面と人工
芝との間の摩擦抵抗を弱めながら、できるだけ広幅の人
工芝を一挙に巻敷する方式と(2)幅4m長さ40m程
度に分割された人工芝をフォークリフト様の自走式機械
により巻敷する方式とが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)の方式では
広幅の人工芝を一括して巻敷するので少人数短時間で巻
敷作業を行うことができるが、設備が大袈裟となり、床
に空気吹き出し口を設ける必要もあって設備費が高くな
る。(2)の方式では装置は小型で費用は安いが分割し
た人工芝を巻敷するので作業量は大きく多人数の作業員
と長い作業時間を必要とする。技術的には接合部のずれ
を無くするのが容易ではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記(1)
(2)の方式の折衷案的方式であり、装置としては小型
で安価なフォークリフト様の人工芝ロール保持装置を使
用し、この装置を数基一度に使用することによって、一
括方式で人工芝を巻敷するシステムである。
【0005】従って、設備費は従来の(2)の方式の数
倍になるが、作業は少人数短時間で行うことができ、技
術的には接合部のずれを心配する必要がなくなる。
【0006】即ち、本発明は、鉛直支柱に昇降可能に取
りつけられた昇降枠体、該昇降枠体に前後に移動可能に
取りつけられた前後移動枠体からなる枠体の昇降枠体側
と前後移動枠体側の両下端に固着された下段駆動ローラ
ー、該下段駆動ローラーの直上に上下に移動可能に取り
つけられた上段駆動ローラーおよび枠体の頂部中央部に
設置されたセンサーとから構成される人工芝ロール保持
装置により人工芝ロールの長手方向の複数箇所を保持し
ながら該人工芝ロール保持装置を人工芝の巻敷方向に移
動させることを特徴とする人工芝の巻敷システムであ
る。
【0007】本発明の第1の要点は、従来の一括方式の
ようの収納ピットに収納されている人工芝巻取りローラ
ーに人工芝を巻取るか、巻取られた人工芝ロールを巻き
ほぐすかという方式ではなくて、人工芝ロールを床面に
転がしていく方式を採用し、このための人工芝ロール保
持装置を開発した点である。
【0008】本発明の第2の要点は、極めて幅の広い
(人工芝ロールとしてみれば極めて長さの長い)人工芝
にその幅に応じて必要数の人工芝ロール保持装置を取り
つけ、幅の広い人工芝ロールを一挙に床面に転がして巻
敷する点である。
【0009】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明を説明する。
【0010】図1は本発明で使用される人工芝ロール保
持装置の一例を示す側面図、図2はその装置の平面図、
図3はその装置の立面図である。
【0011】図4は本発明により人工芝を巻取る場合の
一例を示し、(a)は立面図、(b)は平面図である。
【0012】図5は本発明により人工芝を敷設する場合
の一例を示し、(a)は立面図、(b)は平面図であ
る。
【0013】図1〜図3に示すように、人工芝ロール保
持装置1は大別すると鉛直支柱2Aと枠体2Bとから構
成され、枠体2Bは昇降枠体3Aと前後移動枠体3Bと
から構成されている。昇降枠体3Aは鉛直支柱2Aに昇
降可能に取りつけられていて枠体2B全体が鉛直支柱2
Aに沿って昇降可能に構成されている。前後移動枠体3
Bは昇降枠体3Aに前後移動可能に取りつけられてい
る。昇降枠体3Aには下端に下段駆動ローラー4Dが固
着され、その上に上段駆動ローラー4Cが昇降可能に取
りつけられている。前後移動枠体3Bはも同様に下端に
下段駆動ローラー4Bが固着され、その上に上段駆動ロ
ーラー4Aが昇降可能に取りつけられている。そして、
枠体2Bの頂部中央部には人工芝ロールの径を感知する
ための超音波センサー3Cが設置されている。この例で
は、昇降枠体3Aの鉛直支柱2Aへの昇降可能な取りつ
け手段および前後移動枠体3Bの昇降枠体3Aへのに前
後移動可能な取りつけ手段には油圧ジャッキ5、6を使
用し、上段駆動ローラー4A、4Cの昇降可能な取りつ
け手段にはスクリュウジャッキ7を使用したが、他の通
常の取りつけ手段で置き換えてもよい。なお、図では1
個の枠体2Bに対して2組(4A、4B、4C、4Dを
1組として)の駆動ローラーを設けたものを図示した
が、枠体2Bの大きさや駆動ローラーの大きさや強度に
よって1組としてもよいし、また3組以上としてもよ
い。
【0014】主として図1、図4を参照しながら人工芝
ロール保持装置1の動作について、人工芝を巻取る場合
を例にして説明する。
【0015】(1)巻取りローラー9Aに既敷設人工芝
12の一端を固定し、床15に静置する。
【0016】(2)油圧ジャッキ5、6により人工芝ロ
ール保持装置1の枠体2Bを十分上昇させ、昇降枠体3
Aと前後移動枠体3Bの間隔を十分拡げてある人工芝ロ
ール保持装置1を走行台車11により移動して、枠体2
Bを降下し昇降枠体3Aと前後移動枠体3Bの間隔を狭
くして巻取りローラー9Aを4本の駆動ローラー4A、
4B、4C、4Dで抱き込むようにして固定する。人工
芝の幅に対応して必要数の人工芝ロール保持装置1につ
いて同じ操作を行う。
【0017】(3)4本の駆動ローラー4A、4B、4
C、4Dを回転させ人工芝ロール8Aを図1の矢印の方
向に床15の上を転がせて人工芝12の巻取りを開始す
る。図4に示すように、人工芝12の巻取りの進行と調
和して鉛直支柱2A側より走行台車11で押して人工芝
ロール保持装置1を移動させる。(数台の走行台車11
を使用している場合は調和した速度とする。)なお、図
示してないが人工芝ロール保持装置1および走行台車1
1を図4とは逆に配置して、駆動ローラーおよび人工芝
ロール8Aを図1の矢印の逆方向に転がせ、走行台車1
1により人工芝ロール保持装置1を引っ張って移動させ
てもよい。
【0018】(4)人工芝12の巻取りの進行にしたが
って人工芝ロール8Aの径は順次大きくなる。その時点
時点の径の大さを超音波センササー3Cで感知し、その
信号により前後移動枠体3Bを順次前に動かし、上段駆
動ローラー4A、4Cを順次上昇させて4本の駆動ロー
ラー4A、4B、4C、4Dの間隔を人工芝ロール8A
の径の大きさに追随させながら巻取りを続ける。図1の
8B、9Bは巻取り初期の人工芝ロールおよび巻取りロ
ーラーを示し、10A、10B、10C、10Dはその
時点で駆動ローラーを示す。図1の8A、9Aは現時点
(巻取り後期)の人工芝ロールおよび巻取りローラーを
示す。
【0019】(5)巻取りが完了すると油圧ジャッキ
5、6により人工芝ロール保持装置1の枠体2Bを上昇
させ、昇降枠体3Aと前後移動枠体3Bの間隔を十分拡
げて、人工芝ロール8Aを人工芝ロール保持装置1より
取り外してピット14に格納する。
【0020】敷設の際は、図5に示すようにピット14
に格納されている人工芝ロール8Aを上昇させて、それ
に巻取りの場合と同様に人工芝ロール保持装置1を取り
つけ、4本の駆動ローラー4A、4B、4C、4Dを回
転させ人工芝ロール8Aを図1の矢印の方向に床15の
上を転がせて人工芝12を巻きほぐす。4本の駆動ロー
ラー4A、4B、4C、4Dの間隔が順次狭くなりなが
ら走行台車11に押されて人工芝ロール保持装置1は移
動し敷設が進行する。敷設が完了すると巻取りの時と同
様にして巻取りローラー9Aと人工芝ロール保持装置1
とを取り外す。
【0021】なお、敷設の際も巻取りの時と同様に、人
工芝ロール保持装置1および走行台車11を図5とは逆
に配置して、駆動ローラーおよび人工芝ロール8Aを図
1の矢印の逆方向に転がせ、走行台車11により人工芝
ロール保持装置1を引っ張って移動させてもよい。
【0022】
【発明の効果】小型装置の数基同時使用により設備費を
低減しながら、一括巻敷方式の特性を生かして少人数短
時間の効率的な作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用される人工芝ロール保持装置の一
例を示す側面図である。
【図2】本発明で使用される人工芝ロール保持装置の一
例を示す平面図である。
【図3】本発明で使用される人工芝ロール保持装置の一
例を示す立面図である。
【図4】本発明により人工芝を巻取る場合の一例を示
し、(a)は立面図、(b)は平面図である。
【図5】本発明により人工芝を敷設する場合の一例を示
し、(a)は立面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1・・人工芝ロール保持装置、2A・・鉛直支柱、2B
・・枠体、3A・・昇降枠体、3B・・前後移動枠体、
3C・・超音波センサー、4A・・上段駆動ローラー、
4B・・下段駆動ローラー、4C・・上段駆動ローラ
ー、4D・・下段駆動ローラー、5・・油圧ジャッキ、
6・・油圧ジャッキ、7・・スクリュウジャッキ、8A
・・人工芝ロール、8B・・人工芝ロール、9A・・巻
取りローラー、9B・・巻取りローラー、10A・・上
段駆動ローラー、10B・・下段駆動ローラー、10C
・・上段駆動ローラー、10D・・下段駆動ローラー、
11・・走行台車、12・・人工芝、13・・リフタ
ー、14・・ピット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直支柱に昇降可能に取りつけられた昇
    降枠体、該昇降枠体に前後に移動可能に取りつけられた
    前後移動枠体からなる枠体の昇降枠体側と前後移動枠体
    側の両下端に固着された下段駆動ローラー、該下段駆動
    ローラーの直上に上下に移動可能に取りつけられた上段
    駆動ローラーおよび枠体の頂部中央部に設置されたセン
    サーとから構成される人工芝ロール保持装置により人工
    芝ロールの長手方向の複数箇所を保持しながら該人工芝
    ロール保持装置を人工芝の巻敷方向に移動させることを
    特徴とする人工芝の巻敷システム。
JP26506893A 1993-10-22 1993-10-22 人工芝の巻敷システム Expired - Lifetime JP2682399B2 (ja)

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JP26506893A JP2682399B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 人工芝の巻敷システム

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JP26506893A JP2682399B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 人工芝の巻敷システム

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JPH07119287A true JPH07119287A (ja) 1995-05-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108442037A (zh) * 2018-05-15 2018-08-24 常熟市振泰无纺机械有限公司 一种铺网机往复小车架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108442037A (zh) * 2018-05-15 2018-08-24 常熟市振泰无纺机械有限公司 一种铺网机往复小车架

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JP2682399B2 (ja) 1997-11-26

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Effective date: 19970708