JPH0711924Y2 - 手持式カッター装置 - Google Patents

手持式カッター装置

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JPH0711924Y2
JPH0711924Y2 JP1988026946U JP2694688U JPH0711924Y2 JP H0711924 Y2 JPH0711924 Y2 JP H0711924Y2 JP 1988026946 U JP1988026946 U JP 1988026946U JP 2694688 U JP2694688 U JP 2694688U JP H0711924 Y2 JPH0711924 Y2 JP H0711924Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、手持式カツター装置に関し、特に人家等の家
屋の火災時にその屋根に消火活動用の穴を形成するため
に屋根部分を切断するためのルーフカツターとして好適
な手持式カツター装置に関する。
従来の技術 従来、例えば人家等の家屋に火災が発生した時、消火活
動の為に、その屋根に注水用等のために穴をあけること
があるが、この場合に通常は消火作業者が斧等の手工具
を使つて屋根の一部を破壊し、穴を人力であけていた。
考案が解決しようとする問題点 このように斧等の手工具で屋根に穴をあけるような人手
作業では、比較的長い作業時間を要し、このため特に火
災時に迅速に穴あけ作業をして早く消火しなければなら
ないという要求を満すことができず、かつ火災を起こし
ている家屋の屋根上で穴あけ作業している作業者に対す
る危険性が大きいなどの問題があつた。
上記したような問題を解決するために、本出願人は、原
動機を搭載し操作者によつて把持され得るようになつて
いる本体部分と、該本体部分に取付けられその前方へ延
びるアームと、原動機に駆動上連結されて回転駆動され
るアームの前端部に回転可能に支持された軸と、アーム
の前端部に設けられそれから斜め前方下方へ延びるカツ
ター部分とを有し、該カツター部分は軸に取付けられた
スプロケツトと、アームの前端部から斜め前方下方へ向
けて取付けられたチエーン案内バーと、該チエーン案内
バーの周囲に走行可能に案内されかつスプロケツトに係
合して駆動され得る無端鋸刃チエーンとを有して構成さ
れた手持式カツター装置について実用新案登録出願(実
開平1−44101号公報)した。この手持式カツター装置
は、操作者が本体部分を把持して機体を切断すべき屋根
の上等に運び、原動機からの駆動力によつてカツター部
分の無端鋸刃チエーンを駆動すると共に屋根等に当接さ
せて機体の重量を屋根等にあずけて容易に貫入させ、屋
根等を安全に切断することができ、操作者にかかる負担
を軽減して屋根等の切断作業を迅速かつ容易に行うよう
に作用して前記した従来の技術の問題点を解決するよう
になつているが、本体部分から斜め前方下方へ延びるチ
エーン案内バーの傾斜角度が一定値に固定されていて、
屋根や壁等のいろいろな対象物に適合するように作業現
場で迅速に調節することが困難であると言う問題をもつ
ている。
そこで、本考案は上記したような全ての問題を解決する
ためになされたものであり、特に火災等の緊急時に家屋
の屋根等に穴を形成するために屋根等の一部を容易にか
つ迅速に切断することができ、その際にいろいろな勾配
をもつ屋根等の穴あけ対象物に対して最適な角度にカツ
ター部分の傾斜角度を迅速に調節し、作業者が手持式カ
ッター装置の本体部分を屋根の傾斜に関係なく常に水平
に持って作業がしやすい姿勢で作業できるようにし、ま
た垂直な壁に穴をあける作業等、現場の多様な状況に応
じてカッター部分の傾斜角度を変えて作業を容易確実に
できるようにし、更には手持式カッター装置の本体部分
にそり部材等の支持部を設けてそこを中心にして手持式
カッター装置を前後に傾斜させて手持式カッター装置全
体の重量を屋根にあずけながら穴あけ作業を行い、安全
に作業を効率良く行い得るようにした手持式カッター装
置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 即ち、本考案による手持式カツター装置は、原動機を搭
載し操作者によつて把持され得るようになつている本体
部分と、該本体部分の一側に着脱自在に取付けられその
前方へ延びるアームと、前記原動機に駆動上連結されて
回転駆動されるように前記アームの前端部に回転可能に
支持された軸と、該軸の軸線を中心として回動し得るよ
うに前記アームの前端部に取付けられた回動可能部分
と、該回動可能部分に取付けられてそれから前方へ延び
前記軸に駆動上連結されたカッター部分と、作業中に操
作者が施錠部材を解錠位置まで移動させて始めて操作自
在とされるレバー桿により前記回動可能部分を前記アー
ムに対して相対位置可変に固定する位置決め手段とを有
する構成を特徴とする。
作用 従つて、操作者は位置決め手段による固定を解放して回
動可能部分及びカツター部分をアームに対して所望の角
度位置まで回動し、再び位置決め手段を作動させ、カツ
ター部分を所望角度位置において本体部分に対して移動
不能に固定することができる。
実施例 次に、本考案を図面の実施例に基づいて説明する。
まず、第1図に、本考案による手持式カツター装置の好
適な一実施例としてのルーフカツターの全体図を図示し
た。このルーフカツターはその全体的構造を本体部分1
とカツター部分2とに大別することができる。本体部分
1は二サイクル式等の内燃機関3を原動機として搭載し
ており、かつこの内燃機関3に関連して気化器、エアク
リーナ、機関冷却用フアン、始動器、排気筒、燃料タン
ク4等を配置しており、更に本体部分1の上部に取付け
られた前ハンドル5と、本体部分1の後部に取付けられ
た後ハンドル6とを有している。これらの装置の一部は
図示されていないが、これらの装置の構成及び作動は当
業界でよく知られている通常のチエーンソーのそれらの
装置の構成及び作動と実質的に同じであるので、それら
についての説明を省略する。
前記内燃機関3は本体部分1の一側部から外方へ延びる
一端部を有するクランク軸7を設けており、該クランク
軸7の外端部に遠心クラツチ装置8を介して小プーリ9
が取付けられている。本体部分1の前記側部には、本体
部分1の前方へほぼ水平に突出するように配置され、そ
の一側に着脱自在なカバー10を有する箱形アーム11が取
付けられており、該箱形アーム11の後端部寄りの内部空
間内に前記小プーリ9が配置されている。前記箱形アー
ム11の中央壁部分12には、その長手方向に離隔されて形
成された一対の長手方向溝穴13及び14が形成されてい
る。一方、本体部分1の前記側部に一対のスタツドボル
ト15及び16が植設されており、これらスタツドボルト15
及び16は箱形アーム11の中央壁部分12の前記溝穴13及び
14をそれぞれ貫通してナツト17及び18をそれぞれ螺着さ
れ、それにより箱形アーム11を本体部材1の側部に固定
する。
前記箱形アーム11はその前端部に軸受ブロツク部分19を
設けており、該軸受ブロツク部分19は第2図に図示した
ように一対の軸受20及び21を介して軸22を回転可能に支
持している。該軸22はその一端に大プーリ23を固定して
おり、この大プーリ23と前記クランク軸7端の小プーリ
9との間に無端平ベルト24が張設されている。該無端平
ベルト24はその内側面に多数の横方向に延びる連続した
凹凸を形成しており、また無端平ベルト24の内側面に係
合する前記小プーリ9及び大プーリ23の外周面にも前記
無端平ベルト24の内側面の凹凸と相補した形状の凹凸を
形成しており、これにより無端平ベルト24及びプーリ9
及び23の間にスリツプを生じることなく確実な駆動力の
伝達が行われ得るようになつている。更に、前記大プー
リ23は、前記小プーリ9が内燃機関3からの動力によつ
て回転駆動される時に前記ベルト24を介して所望の減速
比をもつて回転駆動されるように、前記小プーリ9の直
径より大きい直径を有している。ここでの減速によつて
後述するカツター部分2の駆動のための大きなトルクを
得ることができ、このため内燃機関3に小型軽量の内燃
機関を使用することができ、従つて装置全体の小型軽量
化を実現して装置運搬及び取扱時における作業者の作業
負担を軽減することができる。
更に、箱形アーム11の中央壁部分12の前端部に形成され
た長手方向ねじ穴に螺合して前記前側の溝穴13内へ延び
かつ先端部において前記前側のスタツドボルト15の側部
に当接するベルト張りボルト25が設けられており、前記
一対のスタツドボルト15及び16に螺合せしめたナツト17
及び18を緩めて前記ベルト張りボルト25を回転すること
によつて箱形アーム11を本体部分1に対して長手方向へ
相対的に移動させ、小プーリ9に対する大プーリ23の長
手方向位置を調節してベルト24の張力を調節することが
できる。
前記箱形アーム11の前端部の前記軸受ブロツク部分19に
は、それと同軸状に取り付けられた回動可能部分26を有
し、該回動可能部分26はその外周ねじ部を前記軸受ブロ
ツク部分19の内周ねじ部に螺合部27において螺合するこ
とによつて前記軸受ブロツク部分19に対して前記軸22の
軸線を中心にして回動し得るように取付けられ、かつ前
記回動可能部分26はその内部壁部分28の穴に前記軸22を
貫通させて回転可能にしている。前記軸受ブロツク部分
19及び回動可能部分26の内部壁部分28の間には圧縮コイ
ルばね29が設けられており、該圧縮コイルばね29は前記
軸受ブロツク部分19及び回動可能部分26の間の螺合の遊
びを吸収する作用をする。更に、該回動可能部分26は前
方へ延びる延長部分30を一体に形成しており、この延長
部分30にチエーン案内バー31が一対のスタツドボルト32
及び33によつて固定されている。前記チエーン案内バー
31はその周囲に無端鋸刃チエーン34を走行可能に案内支
持している。前記チエーン案内バー31及び無端鋸刃チエ
ーン34は通常のチエーンソーで使用されているものと同
様な構造及び作用をするものであり、これらの部品は図
面の簡略化のために概略的にその一部だけが図示されて
いる。しかしながら、好ましくは、前記チエーン案内バ
ー31として、その下方先端部において第1図に示したよ
うに下側縁を斜めにカツトした先細形状を有する舟型バ
ー即ちバナナノーズの種類のバーが使用される。以上の
如く構成されたカツター部分2のチエーン案内バー31は
本体部分1の長手方向中央軸線I−Iを通る垂直平面上
にあり、またチエーン案内バー31の長手方向中央軸線II
−IIは後述するようにして前記軸22の軸線を中心にして
本体部分1の長手方向中央軸線I−Iから斜め前方下方
へ適当な角度範囲θ、例えば45度の角度範囲の間に延び
るように調節してカツター部分2の本体部分に対する傾
斜角度を調節することができる。この調節角度範囲θを
限定するために、回動可能部分26には第3図に図示した
ようにその内部壁部分28に上記した角度範囲θ、例えば
45度の角度範囲にわたつて周方向溝35度を形成し、一
方、軸受ブロツク部分19側の前記コイルばね29の受板に
は先端部分を前記回動可能部分26の周方向溝35内へ突出
させたストツパ部材36が取付けられ、このストツパ部材
36と前記周方向溝35の周方向端部との係合によつて螺合
部27における軸受ブロツク部分19に対する回動可能部分
26の相対的回動を前記した角度範囲θに制限するように
構成されている。
前記カツター部分2の無端鋸刃チエーン34は、前記回動
可能部分26内において、前記軸22に固定されたスプロケ
ツト37に係合されており、前記チエーン34は前記小プー
リ9、ベルト24、大プーリ23及び軸22を介してスプロケ
ツト37に伝達された内燃機関3の回転駆動力によつてチ
エーン案内バー31の周囲に沿つて駆動されるようになつ
ている。
前記回動可能部分26には、それから上方外部へ延びる中
空のレバー桿38を取付けており、該レバー桿38は第4図
及び第5図に図示したようにその内部下方に枢着ピン39
によつて係止レバー部材40を枢着している。該係止レバ
ー部材40はレバー桿38内に固定されたばね受け41との間
に設けられた圧縮コイルばね42によつてその一方の揺動
端の係止端部43を第4図をみて反時計方向へ即ち前記軸
受ブロツク部分19の方へ前記枢着ピン39の周りに偏圧さ
れるように構成されている。一方、前記軸受ブロツク部
分19の外周部分には、その周方向に比較的小さい角度間
隔、例えば約5度の角度間隔をもつて形成された多数の
係止溝44が形成されており、前記レバー桿38の係止レバ
ー部材40の係止端部43が前記軸受ブロツク部分19の係止
溝44の一つに係合して係止されることによつて前記回動
可能部分26及びチエーン案内バー31即ちカツター部分2
を前記軸受ブロツク部分19即ち本体部分1に対して前記
した角度範囲θ、例えば45度の角度範囲内で前記した比
較的小さい角度間隔、例えば約5度の角度間隔で設定す
ることができる位置決め手段として作動する。
更に、前記レバー桿38はその内部に下端を前記係止レバ
ー部材40の他方の揺動端に枢着し、かつその上端をレバ
ー桿38の上端に設けられた押しボタン45に枢着した連結
棒46を設けている。前記押しボタン45はレバー桿38の内
部に取付けられたばね受け47との間に配置された圧縮コ
イルばね48によつてレバー桿38の上端から上方外部へ突
出するように偏圧されている。また、レバー桿38の下方
側壁部分には、ばね(図示せず)でレバー桿38の内部へ
偏圧されて前記係止レバー部材40の係止端部43側の上面
を横切つて延び、係止レバー部材40の係止端部43が軸受
ブロツク部分19の係止溝44から離脱するのを阻止する鎖
錠位置に通常保持されている安全ピン部材49が取付けら
れており、該安全ピン部材49は前記ばねの作用に抗して
レバー桿38の外方へ引張ることによつて前記係止レバー
部材40の係止端部43から引離す解錠位置まで移動され、
その位置において安全ピン部材49を回動してレバー桿38
の側壁に係止してその状態に保持され、前記押しボタン
45を押し下げて係止レバー部材40を軸受ブロツク部分19
の係止溝44から離脱するように枢動させることができ、
また安全ピン部材49を反対方向へ回動させてレバー桿38
の側壁との係止を外し、安全ピン部材49を再びばねの作
用によつてレバー桿38の内方へ鎖錠位置まで移動させて
係止レバー部材40の係止端部43の上面に係合させ、その
枢動を阻止するようになつている。
前記本体部分1の前端部下部にそり部材50が取付けられ
ており、該そり部材50は横方向に適当な幅をもち、かつ
長手方向に外側へ凸に湾曲した平滑な下面を有してお
り、この下面を屋根Rの表面に接触させてルーフカツタ
ー全体を屋根Rの表面上に支持しながらその上を容易に
滑らせて移動させることができる。また、前記そり部材
50と屋根Rの表面との接触点を中心にしてルーフカツタ
ーを屋根Rに対して前後に傾動させてルーフカツターの
重量を屋根にあずけながらカツター部分2の先端部を屋
根に貫入させて切断することができる。
前記回動可能部分26の延長部分30の先端部にも、前記そ
り部材50と同様な形状を有するそり部材51が取付けられ
ており、カツター部分2を屋根Rに貫入させた後、両そ
り部材50及び51を屋根Rの表面に接触させながらルーフ
カツターを屋根の表面に沿つて移動させ、屋根に穴を容
易にあけることができ、カツター部分2を水平位置に固
定して壁部の穴あけもできる。
更に、前記後ハンドル6の下端部に着地部材52が固定さ
れて設けられており、ルーフカツターの不使用時にそり
部材50及び着地部材52を地面や床面Gに接触させてカツ
ター部分2の前端部を地面や床面Gから離して安定した
姿勢で置くことができる。また長いチエーン案内バーを
使用する時には、バーを水平位置にして置けば良い。
作業中、ルーフカツターの操作者が屋根Rの表面の勾配
の変化に応じてカツター部分2の傾斜角度を変え、屋根
の表面の勾配にカツター部分2の傾斜角度を適合させる
ことを所望する時、操作者は片手(通常左手)で前ハン
ドル5を把持したままで他方の手(右手)でまず安全ピ
ン部材49を前記解錠位置まで移動させてその位置に保持
し、つぎにその手で回動可能部分26のレバー桿38を握り
かつその指で押しボタン45をばね48の作用に抗して押し
下げる。そうすると、係止レバー部材40の係止端部43は
軸受ブロツク19の係止溝44から外れるように移動し、こ
の状態でレバー桿38を移動し、それにより回動可能部分
26及びチエーン案内バー31を前記角度範囲θ内の所望の
設定位置まで移動し、次に押しボタン45を解放すると、
係止レバー部材40はばね42の作用によつて枢動し、その
係止端部43をその位置にある係止溝44の一つに係止し、
次に安全ピン部材49をその鎖錠位置まで移動させて係止
レバー部材40に係合させ、回動可能部分26及びチエーン
案内バー31を前記設定位置に移動不能に保持する。
チエーン案内バー31の潤滑は本体部分1内に貯溜されて
いる潤滑油を適当な配管系を介してチエーン案内バー31
まで導くことによつて行うが、これは従来のチエーンソ
ーで実施されている潤滑方式を利用することができ、ま
たこれは本考案の要点ではないのでこれについての詳細
な説明は省略する。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、屋根等の
切断対象物の表面の勾配に適合するように手持式カツタ
ー装置のカツター部分の傾斜角度を調節することを所望
する時、操作者は位置決め手段を解放して回動可能部分
及びカツター部分をアームに対して所望の角度位置まで
回動し、次に再び位置決め手段を作動させ、カツター部
分を前記角度位置において本体部分に対して移動不能に
に固定することによつて、火災現場等の足場の悪い現場
でもカツター部分の傾斜角度を最適に調節することがで
き、いろいろな勾配を持つ屋根の上の作業だけでなく、
室内における壁等に穴をあける作業や、現場の多様な状
況に応じてカッター部分の傾斜角度を変えて作業を容易
確実にし、切断対象物の切断作業を迅速にかつ安全に行
うことができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例としてのルーフカツター
を示す概略的な側面図(アームのカバーは外してあ
る)、第2図は第1図の実施例の一部破断平面図、第3
図は第2図の線A−Aに沿つた拡大断面図、第4図は第
1図の実施例の部分の側面要部断面図、第5図は第4図
に示した部分の正面要部断面図である。 1……本体部分、2……カツター部分、3……原動機、
11……箱形アーム、22……軸、26……回動可能部分、35
……周方向溝、36……ストツパ部材、38……レバー桿、
43……係止端部、44……係止溝、49……安全ピン部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機(3)を搭載し操作者によって把持
    され得るようになっている本体部分(1)と、該本体部
    分の一側に着脱自在に取付けられその前方へ延びるアー
    ム(11)と、前記原動機に駆動上連結されて回転駆動さ
    れるように前記アームの前端部に回転可能に支持された
    軸(22)と、該軸の軸線を中心として回動し得るように
    前記アームの前端部に取付けられた回動可能部分(26)
    と、該回動可能部分に取付けられてそれから前方へ延び
    前記軸に駆動上連結されたカッター部分(2)と、作業
    中に操作者が施錠部材(49)を解錠位置まで移動させて
    初めて操作自在とされるレバー桿(38)により前記回動
    可能部分を前記アームに対して相対位置可変に固定する
    位置決め手段(43,44)とを有することを特徴とする手
    持式カッター装置。
JP1988026946U 1988-03-02 1988-03-02 手持式カッター装置 Expired - Lifetime JPH0711924Y2 (ja)

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