JPH07118634A - 地中壁用固化材 - Google Patents
地中壁用固化材Info
- Publication number
- JPH07118634A JPH07118634A JP26661093A JP26661093A JPH07118634A JP H07118634 A JPH07118634 A JP H07118634A JP 26661093 A JP26661093 A JP 26661093A JP 26661093 A JP26661093 A JP 26661093A JP H07118634 A JPH07118634 A JP H07118634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mud
- borazon
- muddy water
- stabilizing solution
- underground wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00724—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 in mining operations, e.g. for backfilling; in making tunnels or galleries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポゾラン物質を含む泥水安定液と、ポゾラン
硬化剤とを含み、該泥水安定液とポゾラン硬化剤とを接
触させることにより固化する地中壁用固化材。 【効果】 本発明の地中壁用固化材は、連鎖的に硬化反
応が促進するポゾラン物質を含有するので、泥水安定液
への混合並びにポゾラン硬化剤の混合が不完全な場合で
も硬化反応が完全に進み、均質な強度に優れた固化体を
得ることができ、しかも廃棄泥水を低アルカリ度とする
ことができる。
硬化剤とを含み、該泥水安定液とポゾラン硬化剤とを接
触させることにより固化する地中壁用固化材。 【効果】 本発明の地中壁用固化材は、連鎖的に硬化反
応が促進するポゾラン物質を含有するので、泥水安定液
への混合並びにポゾラン硬化剤の混合が不完全な場合で
も硬化反応が完全に進み、均質な強度に優れた固化体を
得ることができ、しかも廃棄泥水を低アルカリ度とする
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続地中壁等における
泥水の固化工法等に利用することができる地中壁用固化
材に関する。
泥水の固化工法等に利用することができる地中壁用固化
材に関する。
【０００２】
【従来の技術】掘削した地中壁の固化形態としては、一
般的に原位置固化、自硬性固化、置換固化が知られてお
り、種々の固化材又は固化工法が提案されている。例え
ば水、ベントナイト、セメント系の硬化剤等を主原料と
する自硬性の安定液を用いて掘削し、応力材のＨ形鋼を
挿入、静置後、硬化して地中壁を形成するＳＧ−Ｈ工
法、ベントナイト、高炉セメント、特定の添加剤を含む
自硬性スラリーを使用するパノソル工法、２種類の固化
材を泥水に投入し、圧搾空気を送り込んで混合固化させ
るケイソイル工法、ベントナイト泥水に、高炉水滓と特
殊添加剤とを含む固化材を添加し、機械的に混合撹拌し
て固化させるＭＴＷ工法等が知られている。
般的に原位置固化、自硬性固化、置換固化が知られてお
り、種々の固化材又は固化工法が提案されている。例え
ば水、ベントナイト、セメント系の硬化剤等を主原料と
する自硬性の安定液を用いて掘削し、応力材のＨ形鋼を
挿入、静置後、硬化して地中壁を形成するＳＧ−Ｈ工
法、ベントナイト、高炉セメント、特定の添加剤を含む
自硬性スラリーを使用するパノソル工法、２種類の固化
材を泥水に投入し、圧搾空気を送り込んで混合固化させ
るケイソイル工法、ベントナイト泥水に、高炉水滓と特
殊添加剤とを含む固化材を添加し、機械的に混合撹拌し
て固化させるＭＴＷ工法等が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記Ｓ
Ｇ−Ｈ工法及びパノソル工法では、安定液として自硬性
の高い安定液を使用するため、廃棄泥水のアルカリ度が
高くなり廃棄コストが高くなるという問題がある。また
前記圧搾空気を送り込んで混合固化させるケイソイル工
法及び機械的に混合撹拌して固化させるＭＴＷ工法で
は、混合を均質で完全なものにする必要があり、混合が
完全でない恐れが生じ、このような場所には固化が不十
分であるという問題が生じる。
Ｇ−Ｈ工法及びパノソル工法では、安定液として自硬性
の高い安定液を使用するため、廃棄泥水のアルカリ度が
高くなり廃棄コストが高くなるという問題がある。また
前記圧搾空気を送り込んで混合固化させるケイソイル工
法及び機械的に混合撹拌して固化させるＭＴＷ工法で
は、混合を均質で完全なものにする必要があり、混合が
完全でない恐れが生じ、このような場所には固化が不十
分であるという問題が生じる。
【０００４】従って、本発明の目的は、混合が不完全で
あっても硬化不良の恐れがなく、しかも廃棄泥水のアル
カリ度が低い地中壁用固化材を提供することにある。
あっても硬化不良の恐れがなく、しかも廃棄泥水のアル
カリ度が低い地中壁用固化材を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ポゾラ
ン物質を含む泥水安定液と、ポゾラン硬化剤とを含み、
該泥水安定液とポゾラン硬化剤とを接触させることによ
り固化することを特徴とする地中壁用固化材が提供され
る。
ン物質を含む泥水安定液と、ポゾラン硬化剤とを含み、
該泥水安定液とポゾラン硬化剤とを接触させることによ
り固化することを特徴とする地中壁用固化材が提供され
る。
【０００６】以下本発明を更に詳細に説明する。
【０００７】本発明の地中壁用固化材に用いる泥水安定
液は、必須成分としてポゾラン物質を含有しており、該
ポゾラン物質としては、自硬性が少ないものであれば特
に限定されるものではなく、例えば高炉スラグ、フライ
アッシュ、天然ポゾラン等を好ましく挙げることができ
る。この際やや自硬性を示す高炉スラグ等をポゾラン物
質として用いる場合には、オキシカルボン酸塩、酒石酸
塩等の遅延剤を添加するのが好ましい。また泥水として
は、ベントナイト泥水、カルボキシメトキシセルロース
塩、キサンタンガム等のポリマー泥水等を用いることが
できる他、地中壁掘削泥水をそのまま用いることもでき
る。
液は、必須成分としてポゾラン物質を含有しており、該
ポゾラン物質としては、自硬性が少ないものであれば特
に限定されるものではなく、例えば高炉スラグ、フライ
アッシュ、天然ポゾラン等を好ましく挙げることができ
る。この際やや自硬性を示す高炉スラグ等をポゾラン物
質として用いる場合には、オキシカルボン酸塩、酒石酸
塩等の遅延剤を添加するのが好ましい。また泥水として
は、ベントナイト泥水、カルボキシメトキシセルロース
塩、キサンタンガム等のポリマー泥水等を用いることが
できる他、地中壁掘削泥水をそのまま用いることもでき
る。
【０００８】前記泥水安定液中のポゾラン物質の含有量
は、泥水中１０〜４０重量％の範囲となるように含有さ
せるのが好ましい。含有量が１０重量％未満の場合に
は、地中壁における泥水の固化が不十分となるか又は均
一な固化が望めない恐れがあるので好ましくなく、一方
４０重量％を超えるとワーカビリティーが確保できない
ので好ましくない。
は、泥水中１０〜４０重量％の範囲となるように含有さ
せるのが好ましい。含有量が１０重量％未満の場合に
は、地中壁における泥水の固化が不十分となるか又は均
一な固化が望めない恐れがあるので好ましくなく、一方
４０重量％を超えるとワーカビリティーが確保できない
ので好ましくない。
【０００９】本発明に用いるポゾラン硬化剤は、前記ポ
ゾラン物質を含む泥水安定液を硬化させることができる
ものであれば特に限定されるものではなく、例えばセメ
ント、石灰、水酸化カルシウム水溶液、アルカリ金属の
ハロゲン化物、アルカリ金属の水酸化物等を挙げること
ができる。
ゾラン物質を含む泥水安定液を硬化させることができる
ものであれば特に限定されるものではなく、例えばセメ
ント、石灰、水酸化カルシウム水溶液、アルカリ金属の
ハロゲン化物、アルカリ金属の水酸化物等を挙げること
ができる。
【００１０】前記ポゾラン硬化剤の添加量は、前記ポゾ
ラン物質を含む泥水安定液に、ポゾラン硬化剤を添加す
ることにより、連鎖的に硬化反応が促進するので、硬化
を開始する量であれば良く、好ましくは泥水安定液に含
有されるポゾラン物質１００重量部に対して、１０重量
部以上、特に１０〜４００重量部であるのが好ましい。
ラン物質を含む泥水安定液に、ポゾラン硬化剤を添加す
ることにより、連鎖的に硬化反応が促進するので、硬化
を開始する量であれば良く、好ましくは泥水安定液に含
有されるポゾラン物質１００重量部に対して、１０重量
部以上、特に１０〜４００重量部であるのが好ましい。
【００１１】本発明の地中壁用固化材は、例えば泥水安
定液にポゾラン物質、更に必要に応じて遅延剤、中和剤
等の添加剤を含有させた泥水を用いて地中壁を掘削し、
次いで泥水安定液を硬化させたい際に、ポゾラン硬化剤
を添加することにより地中壁を固化材により固定するこ
とができる。前記ポゾラン硬化剤は、地中壁を掘削した
際の掘削土砂等と共に添加することもできる。
定液にポゾラン物質、更に必要に応じて遅延剤、中和剤
等の添加剤を含有させた泥水を用いて地中壁を掘削し、
次いで泥水安定液を硬化させたい際に、ポゾラン硬化剤
を添加することにより地中壁を固化材により固定するこ
とができる。前記ポゾラン硬化剤は、地中壁を掘削した
際の掘削土砂等と共に添加することもできる。
【００１２】
【発明の効果】本発明の地中壁用固化材は、連鎖的に硬
化反応が促進するポゾラン物質を含有するので、泥水安
定液への混合並びにポゾラン硬化剤の混合が不完全な場
合でも硬化反応が完全に進み、均質な強度に優れた固化
体を得ることができ、しかも廃棄泥水を低アルカリ度と
することができる。従って泥水固化連続地中壁の固化材
等として特に有用である。
化反応が促進するポゾラン物質を含有するので、泥水安
定液への混合並びにポゾラン硬化剤の混合が不完全な場
合でも硬化反応が完全に進み、均質な強度に優れた固化
体を得ることができ、しかも廃棄泥水を低アルカリ度と
することができる。従って泥水固化連続地中壁の固化材
等として特に有用である。
【００１３】
【実施例】以下実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
発明はこれらに限定されるものではない。
【００１４】
【実施例１】水１０００ｇ、ベントナイト４０ｇ及び中
性フライアッシュ２００ｇを、混合ミキサーにおいて混
合して泥水を調製した。次いで得られた泥水に掘削土砂
１００ｇを入れ、２４時間放置後、硬化剤としてセメン
ト１００ｇを添加して前記泥水を固化した。得られた固
化材の４週間後の強度を測定したところ、１２．８ｋｇ
／ｃｍ2であり、また透水係数は５．５×１０~7ｓｅｃ
・ｃｍ~1であった。
性フライアッシュ２００ｇを、混合ミキサーにおいて混
合して泥水を調製した。次いで得られた泥水に掘削土砂
１００ｇを入れ、２４時間放置後、硬化剤としてセメン
ト１００ｇを添加して前記泥水を固化した。得られた固
化材の４週間後の強度を測定したところ、１２．８ｋｇ
／ｃｍ2であり、また透水係数は５．５×１０~7ｓｅｃ
・ｃｍ~1であった。
【００１５】
【実施例２】水１０００ｇ、ベントナイト４０ｇ、高炉
スラグ２００ｇ及びオキシカルボン酸塩１ｇを混合ミキ
サーにおいて混合し、泥水を調製した。次いで掘削土砂
１００ｇを混合し、流動状態のまま保持した。２４時間
放置後、硬化剤としてセメント１００ｇを添加して前記
泥水を固化し、地中壁面を固化材で固定した。得られた
固化材の４週間後の強度を測定したところ、８．６ｋｇ
／ｃｍ2であり、また透水係数は１．１×１０~6ｓｅｃ
・ｃｍ~1であった。
スラグ２００ｇ及びオキシカルボン酸塩１ｇを混合ミキ
サーにおいて混合し、泥水を調製した。次いで掘削土砂
１００ｇを混合し、流動状態のまま保持した。２４時間
放置後、硬化剤としてセメント１００ｇを添加して前記
泥水を固化し、地中壁面を固化材で固定した。得られた
固化材の４週間後の強度を測定したところ、８．６ｋｇ
／ｃｍ2であり、また透水係数は１．１×１０~6ｓｅｃ
・ｃｍ~1であった。
Claims (1)
- 【請求項１】 ポゾラン物質を含む泥水安定液と、ポゾ
ラン硬化剤とを含み、該泥水安定液とポゾラン硬化剤と
を接触させることにより固化することを特徴とする地中
壁用固化材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26661093A JPH07118634A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 地中壁用固化材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26661093A JPH07118634A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 地中壁用固化材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07118634A true JPH07118634A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17433213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26661093A Pending JPH07118634A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 地中壁用固化材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07118634A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057117A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Ohbayashi Corp | ソイルセメント構造物及びその構築方法 |
| JP2011038047A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Marutoku Kigyo:Kk | ソイルセメント柱列壁の施工法 |
| CN112321262A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-02-05 | 中交第二航务工程局有限公司 | 河湖清淤底泥的低碱性环保固化剂及其使用方法 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP26661093A patent/JPH07118634A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057117A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Ohbayashi Corp | ソイルセメント構造物及びその構築方法 |
| JP2011038047A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Marutoku Kigyo:Kk | ソイルセメント柱列壁の施工法 |
| CN112321262A (zh) * | 2020-09-25 | 2021-02-05 | 中交第二航务工程局有限公司 | 河湖清淤底泥的低碱性环保固化剂及其使用方法 |
| CN112321262B (zh) * | 2020-09-25 | 2022-05-06 | 中交第二航务工程局有限公司 | 河湖清淤底泥的低碱性环保固化剂的使用方法 |
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