JPH07118587B2 - カード挿抜治具 - Google Patents

カード挿抜治具

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JPH07118587B2
JPH07118587B2 JP22075593A JP22075593A JPH07118587B2 JP H07118587 B2 JPH07118587 B2 JP H07118587B2 JP 22075593 A JP22075593 A JP 22075593A JP 22075593 A JP22075593 A JP 22075593A JP H07118587 B2 JPH07118587 B2 JP H07118587B2
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JP
Japan
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card
shaft support
base
pivot
protrusions
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP22075593A
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JPH0774488A (ja
Inventor
二三男 島田
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷配線板(カード)の
挿抜治具に関し、特に小型のカード挿抜治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カード挿抜治具として多く用いら
れているものは、図5に示す如くであり、印刷配線板3
1の前端上下にレバー状のイジェクタ32,33を設
け、該レバーの先端を搭載枠34の前縁に係合させ、イ
ジェクタ32,33の他端を矢印Q方向に同時に回動す
ることにより、印刷配線板31を抜去するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の挿抜治
具では、2つのイジェクタをあまり大きくすることがで
きないので挿抜力が小さく、また両手操作を必要とする
欠点があり、さらに構造が複雑なうえ、支点が印刷配線
板の前面上下の端にあるため、小型の印刷配線板に使用
する場合に、イジェクタを2個取付けるのは経済性及び
操作性が悪いばかりでなく、印刷配線板が筺体内の上下
・左右に複数枚並んで実装されるような場合には、操作
時にイジェクタ同士がぶつかり合ってしまい、挿抜がし
にくいという欠点がある。また、イジェクタを印刷配線
板の片側にだけ設けることも不可能ではないが、動作の
支点が合わないためスムーズな挿抜ができにくいという
問題点がある。
【0004】本発明は上記従来の欠点に鑑み、構成が簡
単で且つ印刷配線板の実装が密な場合でも挿抜を容易に
行うことができるカード挿抜治具を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカード挿抜治具
は、三角形状を呈しカードを挿入する間隙の寸法だけ離
間してあい対し且つ前記三角形状の一頂点の近傍に明け
た軸支穴を有する一対のプレートと、この一対のプレー
トの前記三角形状のうち前記一頂点とは反対側の長辺部
と一体に形成され且つ前記長辺部よりさらに長く両側に
延出する突出部を有する基部と、一端の中央部に枢支穴
を有する前記カードを前記間隙に挿入したとき前記軸支
穴と前記枢支穴に嵌挿して前記カードを回動自在に軸支
する軸支ピンとを備え、前記軸支ピンを支点に前記突出
部の一方を引いたとき前記基部が回動して前記突出部の
他方が前記カードの搭載枠を押圧し前記カードを挿抜す
るように構成されている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の第1の実施例の斜視図、図
2はこの第1の実施例の操作状況を示す側面図、図3は
本発明の第2の実施例を示す(a)は斜視図、(b)は
使用状況を示す正面図、図4は本発明の第3の実施例の
斜視図である。
【0008】本発明の第1の実施例である挿抜治具1
は、図1に示すように構成される。即ち、三角形状の2
枚のプレート3が、印刷配線板(以下、カード)11を
挿入する間隙分だけ離間してあい対しており、この離間
した部分をカード挿入溝4としている。2枚のプレート
3の三角形の頂点の近傍には軸支穴5が貫通している。
一方、プレート3の頂点と反対側の長辺部には、長手方
向に基部2が2枚のプレート3と一体に形成されてお
り、長辺部よりさらに両側には突出部2a,2bが長く
延びて設けられ、この突出部2a,2bのプレート3方
向の隅部は半円状の面取りを施したR部となっている。
軸支穴5の径は、カード11の先端中央部に明いている
枢支穴12の径よりやや小さくなっており、この軸支穴
5にはしまり嵌めとなる軸支ピン20が嵌入する。軸支
ピン20には割りピンなどが用いられる。カード挿入溝
4に挿入したカード11は、その枢支穴12と軸支穴5
を合致させて軸支ピン20を挿入することにより、プレ
ート3に対し回動自在に枢支されるとともに、挿抜治具
1とカード11が一体となって組立てられる。
【0009】このような第1の実施例のカード挿抜操作
の様子を、図2を参照して説明する。
【0010】電子通信装置等の搭載枠13に、カード1
1が縦方向に複数枚搭載実装されているものとする。こ
の場合には、複数枚のカード11の前縁部分が縦方向の
同一面上に密に並び、カード11と挿抜治具1の間に指
が入らない状況となる。しかし、カード11の枢支穴1
2と基部2との間にはカード挿入溝4部分だけの距離が
あるため、搭載枠13と突出部2a,2bとの間には間
隙Hが存在することとなる。ここで、抜去したいカード
11の挿抜治具1の上下どちらかの突出部2a,2bを
軽く押すことにより、軸支穴5を支点にして挿抜治具1
が回動し、他方の突出部分の間隙がさらに大きくなる。
いま突出部2aを矢印Fで示すように押したとすると、
反対側の突出部2bとカード11の間に大きな間隙部が
でき、そこへ指を当てて矢印Pで示すように挿抜治具1
を引くと、反対側の突出部2aが搭載枠13に当たり、
軸支穴5及び軸支ピン20を介してカード11が矢印G
方向に引張られ、カード11が抜去できる。また逆に、
カード11を搭載枠13に挿入する際には、挿抜治具1
のほぼ中央部を押すことにより、軸支ピン20を介して
カードを搭載枠13内に挿入できる。
【0011】図3に示す本発明の第2の実施例は、上述
した軸支ピン20に代って、これを着脱自在なものとし
た例である。即ち、図3(a)に示す軸支ピン21は、
軸支穴5に嵌入する軸部22の一端側に径の大きい頭部
23を、また他端側に板ばね等の弾性変形可能な材料か
らなる係止部24を有し、軸部22の長さが図1の一対
となった2枚のプレート3の外測幅より長くなってい
る。このような軸支ピン21を用いれば、図3(b)に
示すように、カード挿入溝4にカード11を挿入し、軸
支穴5と枢支穴12を合わせた状態でこれらの穴に軸支
ピン21を嵌入すると、弾性のある係止部24が縮んで
穴を通り、頭部23まで押し込んだときに係止部24が
弾性で元に戻り、プレート3とカード11を回動自在に
結合する。この結合状態において、図2に示したと同様
な挿抜治具1としての機能を果たす。また挿抜治具1を
カード11から取外したいときには、軸支ピン21を係
止部24の弾性に抗して引き抜けばよい。即ち、挿抜治
具1とカード11とを着脱自在とすることができる。
【0012】図4に示す本発明の第3の実施例は、上述
した挿抜治具1とカード11の組合せを着脱式としたも
のである。図4に示すように、この挿抜治具6は、基本
的には図1の挿抜治具1とほぼ同形状であるが、プレー
トが1枚のみでカード挿入溝のない構成となっている。
即ち、1枚の三角形状のプレート8を基部7と一体と
し、プレート8の三角形状の頂点の近傍に枢支ピン9を
プレート8の面に垂直に植設する。枢支ピン9はカード
11の枢支穴12に嵌入する径を有し且つカード11の
厚みよりも充分に長い長さを持っている。このような挿
抜治具6によれば、第1及び第2の実施例のようにカー
ド11を2枚のプレート間に挿入する必要がなく、従っ
て通常はカード11とは別個にしておき、カード抜去の
必要あるときだけ用いる。即ち、必要なときに必要なカ
ード11の枢支穴12に挿抜治具6の枢支ピン9を嵌入
し、図2で示した動作と同様に、基部7の突出部7a,
7bを利用して搭載枠13を押し、カード11を抜去す
る。挿抜操作が終れば、挿抜治具6はカード11から取
外しておけばよい。
【0013】なお上述した第2の実施例では、軸部22
の他端の係止部24として、板ばねを用いるように例示
したが、これに限らず、弾性変形可能で同様な機能を発
揮する他の部材を用いてもかまわない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、挿抜治具
本体を三角形状とした一辺の長手方向両端に突出部を設
け且つ三角形状の頂点近傍を支点とする構成としたの
で、1カードに対し1個の挿抜治具で、上下双方向に回
動して抜去することができ、またカードが上下に複数枚
並んで実装される場合に、互いに干渉することなく容易
に挿抜操作ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の操作状況を示す側面図
である。
【図3】本発明の第2の実施例の(a)は斜視図、
(b)は使用状況を示す正面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の斜視図である。
【図5】従来のカード挿抜治具の一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1,6 挿抜治具 2,7 基部 2a,2b,7a,7b 突出部 3,8 プレート 4 カード挿入溝 5 軸支穴 9 枢支ピン 11 カード 12 枢支穴 13 搭載枠 20,21 軸支ピン 24 係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角形状を呈しカードを挿入する間隙の
    寸法だけ離間してあい対し且つ前記三角形状の一頂点の
    近傍に明けた軸支穴を有する一対のプレートと、この一
    対のプレートの前記三角形状のうち前記一頂点とは反対
    側の長辺部と一体に形成され且つ前記長辺部よりさらに
    長く両側に延出する突出部を有する基部と、一端の中央
    部に枢支穴を有する前記カードを前記間隙に挿入したと
    き前記軸支穴と前記枢支穴に嵌挿して前記カードを回動
    自在に軸支する軸支ピンとを備え、前記軸支ピンを支点
    に前記突出部の一方を引いたとき前記基部が回動して前
    記突出部の他方が前記カードの搭載枠を押圧し前記カー
    ドを挿抜するように構成したことを特徴とするカード挿
    抜治具。
  2. 【請求項2】 前記軸支ピンが前記カード及び前記プレ
    ートに対して着脱自在であることを特徴とする請求項1
    記載のカード挿抜治具。
  3. 【請求項3】 三角形状を呈するプレート及びその三角
    形状の一頂点に対し反対側の長辺部と一体に形成され且
    つ前記長辺部よりさらに長く両側に延出する突出部を有
    する基部と、前記一頂点の近傍に前記プレートから垂直
    に植設され且つカードの一端の中央部に設けられた枢支
    穴に着脱自在に挿入する突起部材とを備え、前記カード
    の前記枢支穴に挿入した前記突出部材を支点に前記突出
    部の一方を引いたとき前記基部が回動して前記突出部の
    他方が前記カードの搭載枠を押圧し前記カードを挿抜す
    るように構成したことを特徴とするカード挿抜治具。
JP22075593A 1993-09-06 1993-09-06 カード挿抜治具 Expired - Lifetime JPH07118587B2 (ja)

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JPH0774488A JPH0774488A (ja) 1995-03-17
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GB9806076D0 (en) * 1998-03-20 1998-05-20 Nds Ltd Improvements in or relating to the insertion and removal of smart cards
CN105667079A (zh) * 2016-02-25 2016-06-15 赵齐赞 一种移印治具

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