JPH0711836B2 - 電子キヤツシユレジスタ - Google Patents
電子キヤツシユレジスタInfo
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- JPH0711836B2 JPH0711836B2 JP60291333A JP29133385A JPH0711836B2 JP H0711836 B2 JPH0711836 B2 JP H0711836B2 JP 60291333 A JP60291333 A JP 60291333A JP 29133385 A JP29133385 A JP 29133385A JP H0711836 B2 JPH0711836 B2 JP H0711836B2
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- Japan
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- key
- business
- mode
- business mode
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は使用される鍵の鍵形状によって実行許可できる
業務の種類を記憶部のテーブル(メモリ)に予め記憶さ
せておく電子キャッシュレジスタに関する。
業務の種類を記憶部のテーブル(メモリ)に予め記憶さ
せておく電子キャッシュレジスタに関する。
[従来の技術] 一般の電子キャッシュレジスタにおいては、筺体の前面
に設けられたキーボードに隣接して、この電子キャッシ
ュレジスタにおける[登録][点検][精算][マイナ
ス登録][設定]等の各業務を選択指定する業務指定鍵
にて操作するコントロールキーが設けられている。そし
て、[登録]とはキーボードからキー入力された販売商
品の部門コードや販売金額,販売個数等の販売データを
記憶部内に形成され販売登録ファイル等の各メモリ領域
に累積登録するとともに、一人の客に対する合計金額を
算出してレシートを発行し、客との間で合計金額に対す
る金銭の授受を行なう通常の販売登録業務である。ま
た、[点検]とは、販売業務開始後の例えば予め定めら
れた一定時刻に記憶部の各メモリ領域に累積登録された
各データ値を点検レポートとしてレシート等に印字出力
する業務である。また、[精算]とは例えば1日の業務
終了時に前記記憶部内の各メモリ領域に累積登録された
各データを精算レポートとして印字出力するとともに、
印字出力済みの各メモリ領域の内容をクリアする業務で
ある。さらに、[マイナス登録]とは返品等にて各メモ
リ領域に累積されている販売データを減額処理する業務
であり、[設定]とは1日の販売業務開始前に記憶部の
各メモリ領域に登録業務に必要な各種固定データを設定
しておく業務である。そして、上述した各業務は前述し
た一つの業務設定鍵にて容易に実行させることが可能で
ある。
に設けられたキーボードに隣接して、この電子キャッシ
ュレジスタにおける[登録][点検][精算][マイナ
ス登録][設定]等の各業務を選択指定する業務指定鍵
にて操作するコントロールキーが設けられている。そし
て、[登録]とはキーボードからキー入力された販売商
品の部門コードや販売金額,販売個数等の販売データを
記憶部内に形成され販売登録ファイル等の各メモリ領域
に累積登録するとともに、一人の客に対する合計金額を
算出してレシートを発行し、客との間で合計金額に対す
る金銭の授受を行なう通常の販売登録業務である。ま
た、[点検]とは、販売業務開始後の例えば予め定めら
れた一定時刻に記憶部の各メモリ領域に累積登録された
各データ値を点検レポートとしてレシート等に印字出力
する業務である。また、[精算]とは例えば1日の業務
終了時に前記記憶部内の各メモリ領域に累積登録された
各データを精算レポートとして印字出力するとともに、
印字出力済みの各メモリ領域の内容をクリアする業務で
ある。さらに、[マイナス登録]とは返品等にて各メモ
リ領域に累積されている販売データを減額処理する業務
であり、[設定]とは1日の販売業務開始前に記憶部の
各メモリ領域に登録業務に必要な各種固定データを設定
しておく業務である。そして、上述した各業務は前述し
た一つの業務設定鍵にて容易に実行させることが可能で
ある。
しかしながら、上述した各業務のうち、一般のキャッシ
ャーは[登録]のみを実施できればよく、[点検][精
算][設定]等の業務を実行する必要ない。特に記憶部
の各メモリ領域に累積されたデータは高い機密性を有す
るものが多いので、たとえキャッシャーに対してといえ
ども[点検][精算]業務によって簡単に機密性の高い
データを見せることは営業上好ましくない場合が多い。
一方、売場の責任者は上記した全部の業務を実行できる
必要がある。
ャーは[登録]のみを実施できればよく、[点検][精
算][設定]等の業務を実行する必要ない。特に記憶部
の各メモリ領域に累積されたデータは高い機密性を有す
るものが多いので、たとえキャッシャーに対してといえ
ども[点検][精算]業務によって簡単に機密性の高い
データを見せることは営業上好ましくない場合が多い。
一方、売場の責任者は上記した全部の業務を実行できる
必要がある。
このような問題を解消するために第8図(a)に示すよ
うに鍵溝形状1の異なるキャッシャー鍵2aと責任者鍵2b
との2種類の鍵2a,2bをそれぞれ所持させることが考え
られている。そして各操作者が自己の鍵を鍵穴3へ挿入
して一定方向へ回動させると同図(b)の切換設点4が
順次回転して上記各業務を選択指定できるが、同図
(c)に示すようにキャッシャー鍵2aの回動範囲を鍵溝
形状1にて機械的に電源オン・オフ制御位置から[登
録]位置までに限定し、責任者鍵2bの回動範囲を[マイ
ナス登録]位置から[精算]位置までの全部の業務を設
定可能にしている。
うに鍵溝形状1の異なるキャッシャー鍵2aと責任者鍵2b
との2種類の鍵2a,2bをそれぞれ所持させることが考え
られている。そして各操作者が自己の鍵を鍵穴3へ挿入
して一定方向へ回動させると同図(b)の切換設点4が
順次回転して上記各業務を選択指定できるが、同図
(c)に示すようにキャッシャー鍵2aの回動範囲を鍵溝
形状1にて機械的に電源オン・オフ制御位置から[登
録]位置までに限定し、責任者鍵2bの回動範囲を[マイ
ナス登録]位置から[精算]位置までの全部の業務を設
定可能にしている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記のように各鍵2a,2bの鍵溝形状1に対
応して実行許可する業務の種類を制限するようにした電
子キャッシュレジスタにおいても次のような問題があっ
た。すなわち、各人が所有する鍵2a,2bの鍵溝形状1に
対応して実施できる業務の種類は第8図に示した機械的
構成で一義的に定まってしまう。しかしながら、電子キ
ャッシュレジスタのユーザ、すなわち店の経営者によっ
てはキャッシャーに点検,精算まで実行させる場合があ
る。また、キャッシャーと売場の責任者との間にヘッド
・キャッシャーを配置して、このヘッド・キャッシャー
には[点検][マイナス登録]まで許可する場合があ
る。
応して実行許可する業務の種類を制限するようにした電
子キャッシュレジスタにおいても次のような問題があっ
た。すなわち、各人が所有する鍵2a,2bの鍵溝形状1に
対応して実施できる業務の種類は第8図に示した機械的
構成で一義的に定まってしまう。しかしながら、電子キ
ャッシュレジスタのユーザ、すなわち店の経営者によっ
てはキャッシャーに点検,精算まで実行させる場合があ
る。また、キャッシャーと売場の責任者との間にヘッド
・キャッシャーを配置して、このヘッド・キャッシャー
には[点検][マイナス登録]まで許可する場合があ
る。
このように、ユーザによって各業務の実行を許可する範
囲が変化するので、電子キャッシュレジスタの製造者は
各ユーザ毎に鍵2a,2bの回動範囲の種々に異なる組合せ
を機械的に実行する必要がある。したがって、鍵2a,2b
の種類が増加するのみならず、この鍵2aa,2bが差込まれ
る鍵穴3を有した鍵スイッチ本体も複数種類準備する必
要がある。その結果、鍵部分の各部品が少量多品種生産
となり、電子キャッシュレジスタ全体の生産性向上の阻
害要因となる。
囲が変化するので、電子キャッシュレジスタの製造者は
各ユーザ毎に鍵2a,2bの回動範囲の種々に異なる組合せ
を機械的に実行する必要がある。したがって、鍵2a,2b
の種類が増加するのみならず、この鍵2aa,2bが差込まれ
る鍵穴3を有した鍵スイッチ本体も複数種類準備する必
要がある。その結果、鍵部分の各部品が少量多品種生産
となり、電子キャッシュレジスタ全体の生産性向上の阻
害要因となる。
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであ
り、その目的とするところは、鍵形状によって実行でき
る業務の種類を記憶部のテーブル(メモリ)に設定して
おくことにより、たとえ同一鍵で許可できる業務の範囲
が異なる場合であっても鍵部分を同一機械的構成とで
き、出力データの機密性を保持したまま生産性を向上で
きる電子キャッシュレジスタを提供することにある。
り、その目的とするところは、鍵形状によって実行でき
る業務の種類を記憶部のテーブル(メモリ)に設定して
おくことにより、たとえ同一鍵で許可できる業務の範囲
が異なる場合であっても鍵部分を同一機械的構成とで
き、出力データの機密性を保持したまま生産性を向上で
きる電子キャッシュレジスタを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の電子キャッシュレジスタにおいては、登録業務
モード,点検業務モードおよび精算業務モード等の各業
務モードを選択するモード選択手段を備え、登録業務モ
ード時に入力された販売商品の合計金額等の販売データ
を記憶部に累計して登録し、点検業務モード時に記憶部
に累計された合計金額等の登録データを出力し、精算業
務モード時に記憶部に累計された登録データを出力する
とともに出力済みの記憶部をクリアする電子キャッシュ
レジスタにおいて、異なる鍵形状を有する複数種類の鍵
と、鍵穴と、この鍵穴に挿入された鍵の鍵形状を検出
し、この鍵形状に対応した鍵コードを出力する鍵スイッ
チ部と、各鍵コード毎にかつ各業務モード毎に、該当す
る業務モードの実行を許可するか否かの情報を記憶した
業務実行許可情報メモリと、モード選択手段にて一つの
業務モードが選択されたとき、業務実行許可情報メモリ
に選択された業務モードと鍵スイッチ部から入力された
鍵コードとに対応して記憶された実行を許可するか否か
の情報に基づいて、選択された業務モードの実行可否を
判断する判断手段とを備えたものである。
モード,点検業務モードおよび精算業務モード等の各業
務モードを選択するモード選択手段を備え、登録業務モ
ード時に入力された販売商品の合計金額等の販売データ
を記憶部に累計して登録し、点検業務モード時に記憶部
に累計された合計金額等の登録データを出力し、精算業
務モード時に記憶部に累計された登録データを出力する
とともに出力済みの記憶部をクリアする電子キャッシュ
レジスタにおいて、異なる鍵形状を有する複数種類の鍵
と、鍵穴と、この鍵穴に挿入された鍵の鍵形状を検出
し、この鍵形状に対応した鍵コードを出力する鍵スイッ
チ部と、各鍵コード毎にかつ各業務モード毎に、該当す
る業務モードの実行を許可するか否かの情報を記憶した
業務実行許可情報メモリと、モード選択手段にて一つの
業務モードが選択されたとき、業務実行許可情報メモリ
に選択された業務モードと鍵スイッチ部から入力された
鍵コードとに対応して記憶された実行を許可するか否か
の情報に基づいて、選択された業務モードの実行可否を
判断する判断手段とを備えたものである。
[作用] このように構成された電子キャッシュレジスタであれ
ば、鍵を鍵スイッチ部の鍵穴に差込んだ状態で業務指定
手段にて一つの業務を指定した場合、業務実行許可メモ
リに、差込まれた鍵の鍵コードとモード選択手段により
選択された業務モードとに対応して、実行を許可する情
報が記憶されている場合にのみ、この選択された業務が
実行される。したがって鍵の種類により実行できる業務
範囲を特定できる。また業務範囲情報メモリの設定内容
を変更することにより、実行できる業務範囲を容易に変
更できる。
ば、鍵を鍵スイッチ部の鍵穴に差込んだ状態で業務指定
手段にて一つの業務を指定した場合、業務実行許可メモ
リに、差込まれた鍵の鍵コードとモード選択手段により
選択された業務モードとに対応して、実行を許可する情
報が記憶されている場合にのみ、この選択された業務が
実行される。したがって鍵の種類により実行できる業務
範囲を特定できる。また業務範囲情報メモリの設定内容
を変更することにより、実行できる業務範囲を容易に変
更できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図は実施例の電子キャッシュレジスタを示す斜視図
である。図示するように筺体5の前面にキーボード6が
設けられており、筺体5の上部には販売商品の部門コー
ド,販売金額,合計金額等を電光表示する表示部7が設
けられており、中間部および下部にそれぞれレシート発
行口8、現金を収納するドロワー9が設けられている。
さらに、筺体5の上面には前記表示部6と同一構成の客
用の表示部10が取付けられている。さらにキーボード6
に近接して電源のオン・オフ制御を実施するとともに鍵
コードを入力するための鍵スイッチ部11が設けられてい
る。
である。図示するように筺体5の前面にキーボード6が
設けられており、筺体5の上部には販売商品の部門コー
ド,販売金額,合計金額等を電光表示する表示部7が設
けられており、中間部および下部にそれぞれレシート発
行口8、現金を収納するドロワー9が設けられている。
さらに、筺体5の上面には前記表示部6と同一構成の客
用の表示部10が取付けられている。さらにキーボード6
に近接して電源のオン・オフ制御を実施するとともに鍵
コードを入力するための鍵スイッチ部11が設けられてい
る。
前記キーボード6には、第3図に示すように、販売商品
の販売金額,販売数量等を置数するための置数キー12,
商品の分類を示す部門キー13,一人の客に販売した商品
の合計金額を算出するための預/現計キー14等の各販売
登録用キーの他に、[登録][点検][精算][マイナ
ス登録][設定]等の各業務を選択指定する業務モード
選択手段としての5個の業務指定キー15が配列されてい
る。なお、各業務指定キー15はロック式キーであり、2
回連続してキー操作すると元に戻る。さらに、同時に複
数のキーが押し下げ状態になることはなく、一つのキー
が押し下げ操作されると他の押し下げ状態にあるキーは
元に戻る。
の販売金額,販売数量等を置数するための置数キー12,
商品の分類を示す部門キー13,一人の客に販売した商品
の合計金額を算出するための預/現計キー14等の各販売
登録用キーの他に、[登録][点検][精算][マイナ
ス登録][設定]等の各業務を選択指定する業務モード
選択手段としての5個の業務指定キー15が配列されてい
る。なお、各業務指定キー15はロック式キーであり、2
回連続してキー操作すると元に戻る。さらに、同時に複
数のキーが押し下げ状態になることはなく、一つのキー
が押し下げ操作されると他の押し下げ状態にあるキーは
元に戻る。
前記鍵スイッチ部11においては第4図(a)(b)に示
すようにように鍵穴16に鍵17を差込んで時計方向にオン
位置まで回動させると装置の電源が投入される。この鍵
17には鍵溝18を刻設すべき3個の位置a,b,cが指定され
ており、第4図(b)においては位置aおよび位置cに
鍵溝18が刻設され、位置bには鍵溝18が刻設されていな
い。また鍵溝19は鍵17を鍵穴16に差込んでオン位置まで
回動するための各鍵17に共通した鍵溝である。
すようにように鍵穴16に鍵17を差込んで時計方向にオン
位置まで回動させると装置の電源が投入される。この鍵
17には鍵溝18を刻設すべき3個の位置a,b,cが指定され
ており、第4図(b)においては位置aおよび位置cに
鍵溝18が刻設され、位置bには鍵溝18が刻設されていな
い。また鍵溝19は鍵17を鍵穴16に差込んでオン位置まで
回動するための各鍵17に共通した鍵溝である。
第4図(c)は鍵17を鍵スイッチ部11の鍵穴16に差込み
オン位置まで回動させた状態を示す図である。図示する
ように鍵17の位置a,b,cに対向する位置にそれぞれマイ
クロスイッチ20a,20b,20cが配置されており、各位置a,
b,cに鍵溝18が刻設されていた場合はその位置に対応す
るマイクロスイッチ20a,20b,20cがオン状態になる。し
たがって、位置a,b,cに刻設する鍵溝18の組合によっ
て、7種類の鍵17を設定することが可能であり、鍵スイ
ッチ部11は各マイクロスイッチ20a,20b,20cのオン・オ
フ状態に対応して7種類の鍵コードが設定できる。
オン位置まで回動させた状態を示す図である。図示する
ように鍵17の位置a,b,cに対向する位置にそれぞれマイ
クロスイッチ20a,20b,20cが配置されており、各位置a,
b,cに鍵溝18が刻設されていた場合はその位置に対応す
るマイクロスイッチ20a,20b,20cがオン状態になる。し
たがって、位置a,b,cに刻設する鍵溝18の組合によっ
て、7種類の鍵17を設定することが可能であり、鍵スイ
ッチ部11は各マイクロスイッチ20a,20b,20cのオン・オ
フ状態に対応して7種類の鍵コードが設定できる。
第5図は電子キャッシュレジスタのブロック構成図であ
る。CPU(中央処理装置)21は、演算回路等を内蔵し、
キーボード6や鍵スイッチ部11からの入力情報に基づい
て各種の演算処理を行なうと共に、アドレスバス22,デ
ータバス23,制御線24を介して前記各業務のプログラム
等の固定データを記憶するROM25と、電源遮断時にバッ
テリでバックアップされるとともにキー入力された各商
品の販売金額等の販売データや各鍵コード毎に各業務に
対する実行許可情報を記憶する業務実行許可メモリ等を
記憶するRAM26とを動作させる。また、鍵スイッチ回路1
1からの鍵コードが入力される鍵コード入力回路27,キー
ボード6からのキー信号が入力されるキーボード入力回
路28,表示部7,10へ表示信号を送出する表示制御回路29,
レシートへ販売データや合計金額および各種点検レポー
トや精算レポート等を印字出力するドットプリンタ30の
プリンタ制御回路31がそれぞれデータバス23,制御線24
を介してCPU21に接続されている。
る。CPU(中央処理装置)21は、演算回路等を内蔵し、
キーボード6や鍵スイッチ部11からの入力情報に基づい
て各種の演算処理を行なうと共に、アドレスバス22,デ
ータバス23,制御線24を介して前記各業務のプログラム
等の固定データを記憶するROM25と、電源遮断時にバッ
テリでバックアップされるとともにキー入力された各商
品の販売金額等の販売データや各鍵コード毎に各業務に
対する実行許可情報を記憶する業務実行許可メモリ等を
記憶するRAM26とを動作させる。また、鍵スイッチ回路1
1からの鍵コードが入力される鍵コード入力回路27,キー
ボード6からのキー信号が入力されるキーボード入力回
路28,表示部7,10へ表示信号を送出する表示制御回路29,
レシートへ販売データや合計金額および各種点検レポー
トや精算レポート等を印字出力するドットプリンタ30の
プリンタ制御回路31がそれぞれデータバス23,制御線24
を介してCPU21に接続されている。
前記RAM26内には、第6図に示すように、キーボード6
からキー入力された各販売商品の販売点数,販売金額等
の販売データを例えば部門コード別に累積登録する販売
登録ファイルR1,各種演算を実施するためのワークバッ
ファR2,一人の客に販売した商品の合計金額を算出する
ための合計器R3等の他に、業務範囲情報メモリとしての
業務実行許可メモリR4が形成されている。
からキー入力された各販売商品の販売点数,販売金額等
の販売データを例えば部門コード別に累積登録する販売
登録ファイルR1,各種演算を実施するためのワークバッ
ファR2,一人の客に販売した商品の合計金額を算出する
ための合計器R3等の他に、業務範囲情報メモリとしての
業務実行許可メモリR4が形成されている。
前記業務実行許可メモリR4は第1図に示すように鍵スイ
ッチ回路11から入力される1〜7の7種類の各鍵コード
に対して前記5っの業務[登録][点検][精算][マ
イナス登録][設定]の実行を許可するか否かの各実行
許可情報が設定されている。そして、該当領域に[1]
が設定されていた場合は実行を許可し、[0]が設定さ
れていた場合は実行を不許可にする。すなわち、[登
録]業務を基準として該当領域に[1]が設定された業
務にまで広がった、実行できる業務範囲が特定される。
なお、実行できる業務範囲の情報は、[登録]の領域に
設定された実行許可情報の[1]と、さらに他の業務の
領域に設定された実行許可情報の[1]とにより構成さ
れる。
ッチ回路11から入力される1〜7の7種類の各鍵コード
に対して前記5っの業務[登録][点検][精算][マ
イナス登録][設定]の実行を許可するか否かの各実行
許可情報が設定されている。そして、該当領域に[1]
が設定されていた場合は実行を許可し、[0]が設定さ
れていた場合は実行を不許可にする。すなわち、[登
録]業務を基準として該当領域に[1]が設定された業
務にまで広がった、実行できる業務範囲が特定される。
なお、実行できる業務範囲の情報は、[登録]の領域に
設定された実行許可情報の[1]と、さらに他の業務の
領域に設定された実行許可情報の[1]とにより構成さ
れる。
実施例においては、鍵コード[1]の鍵7をキャッシャ
ー用の鍵とし[登録]業務のみを実行可能としている。
同様に鍵コード[2]の鍵17はヘッド・キャッシャー用
の鍵とし[登録][点検][マイナス登録]の3種類の
業務を実行可能としている。また、鍵コード[3]の鍵
17を責任者用の鍵とし全部の業務を実行可能としてい
る。さらに、鍵コード[4]の鍵17をサービスマン用の
鍵とし[設定]業務のみを実行可能としている。なお、
鍵コード[5][6][7]の鍵17はとりあえず使用せ
ずに予備としている。
ー用の鍵とし[登録]業務のみを実行可能としている。
同様に鍵コード[2]の鍵17はヘッド・キャッシャー用
の鍵とし[登録][点検][マイナス登録]の3種類の
業務を実行可能としている。また、鍵コード[3]の鍵
17を責任者用の鍵とし全部の業務を実行可能としてい
る。さらに、鍵コード[4]の鍵17をサービスマン用の
鍵とし[設定]業務のみを実行可能としている。なお、
鍵コード[5][6][7]の鍵17はとりあえず使用せ
ずに予備としている。
しかして、前記CPU21は装置の電源が投入されると第7
図の流れ図に従ってメインルーチンを実行するように構
成されている。すなわち、鍵17が鍵スイッチ部11の鍵穴
16に差込まれ、オン位置まて回動されると電源が投入さ
れ、所定の初期処理を実施したのち業務指定キー15が押
し下げられるのを待つ。一つの業務指定キー15が新たに
押し下げられるか又は最初から押し下げられていた場合
は、鍵コード入力回路27を介して鍵スイッチ部11から入
力される鍵コードを読取る。そして、読取った鍵コード
でもってRAM26の業務実行許可メモリR4内を検索する。
そして、該当鍵コードにおける5つの各業務の実行許可
情報のうち、前記業務指定キー15で指定された業務の実
行許可情報を読出す。そして、その該当業務の実行許可
情報が[1]の場合はこの業務は実行すべき業務である
と判断して、該当業務の実行処理を開始する。
図の流れ図に従ってメインルーチンを実行するように構
成されている。すなわち、鍵17が鍵スイッチ部11の鍵穴
16に差込まれ、オン位置まて回動されると電源が投入さ
れ、所定の初期処理を実施したのち業務指定キー15が押
し下げられるのを待つ。一つの業務指定キー15が新たに
押し下げられるか又は最初から押し下げられていた場合
は、鍵コード入力回路27を介して鍵スイッチ部11から入
力される鍵コードを読取る。そして、読取った鍵コード
でもってRAM26の業務実行許可メモリR4内を検索する。
そして、該当鍵コードにおける5つの各業務の実行許可
情報のうち、前記業務指定キー15で指定された業務の実
行許可情報を読出す。そして、その該当業務の実行許可
情報が[1]の場合はこの業務は実行すべき業務である
と判断して、該当業務の実行処理を開始する。
また、読出した実行許可情報が[0]であれば、鍵スイ
ッチ部11に差込まれた鍵17では業務指定キー15にて指定
されたこの業務を実行することは不許可であるので、表
示部7,10にエラー表示するとともに、アラーム音を発し
て操作者の注意を促す。
ッチ部11に差込まれた鍵17では業務指定キー15にて指定
されたこの業務を実行することは不許可であるので、表
示部7,10にエラー表示するとともに、アラーム音を発し
て操作者の注意を促す。
このように構成された電子キャッシュレジスタであれ
ば、鍵スイッチ部11に鍵17を差込んでオン位置まで回動
して電源を投入した後、キーボード6の業務指定キー15
にて一つの業務を指定した場合において、この指定され
た業務が差込まれた鍵17に実行許可された業務の場合の
み実行される。したがって、逆に鍵17の種類によって実
行許可できる業務を規定できる。
ば、鍵スイッチ部11に鍵17を差込んでオン位置まで回動
して電源を投入した後、キーボード6の業務指定キー15
にて一つの業務を指定した場合において、この指定され
た業務が差込まれた鍵17に実行許可された業務の場合の
み実行される。したがって、逆に鍵17の種類によって実
行許可できる業務を規定できる。
また、上記実行許可できる業務はRAM26の業務実行許可
メモリR4に設定されているので、別途[設定]業務にお
いて上記業務実行許可メモリR4の設定内容を任意に変更
できる。このことは、電子キャッシュレジスタの製造に
あたっては全部の電子キャッシュレジスタを同一仕様で
製造し、各ユーザの売場に据付けた時点で各ユーザの希
望にしたがって業務実行許可メモリR4の内容を設定すれ
ばよい。したがって、鍵17の種類によ実行できる業務を
任意に指定できる機能を維持したままで、電子キャッシ
ュレジスタの生産性を向上できる。
メモリR4に設定されているので、別途[設定]業務にお
いて上記業務実行許可メモリR4の設定内容を任意に変更
できる。このことは、電子キャッシュレジスタの製造に
あたっては全部の電子キャッシュレジスタを同一仕様で
製造し、各ユーザの売場に据付けた時点で各ユーザの希
望にしたがって業務実行許可メモリR4の内容を設定すれ
ばよい。したがって、鍵17の種類によ実行できる業務を
任意に指定できる機能を維持したままで、電子キャッシ
ュレジスタの生産性を向上できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、鍵の所持者が実行
できる業務範囲に応じて、予め鍵形状によって実行でき
る業務の種類を記憶部のテーブル(メモリ)に設定する
ようにしている。したがって、たとえ同一鍵で許可でき
る業務の範囲が異なる場合であっても鍵部分を同一機械
的構成とでき、点検データや精算データの機密性を保持
したまま電子キャッシュレジスタの生産性を向上でき
る。
できる業務範囲に応じて、予め鍵形状によって実行でき
る業務の種類を記憶部のテーブル(メモリ)に設定する
ようにしている。したがって、たとえ同一鍵で許可でき
る業務の範囲が異なる場合であっても鍵部分を同一機械
的構成とでき、点検データや精算データの機密性を保持
したまま電子キャッシュレジスタの生産性を向上でき
る。
第1図乃至第7図は本発明の一実施例に係わる電子キャ
ッシュレジスタを示すものであり、第1図は記憶部に形
成された業務実行許可メモリを示す図、第2図は全体を
示す斜視図、第3図はキーボードのキー配置図、第4図
は鍵スイッチ部における鍵および動作を示す図、第5図
はブロック構成図、第6図は記憶部の主なメモリを示す
図、第7図は動作を示す流れ図であり、第8図(a)は
従来の電子キャッシュレジスタにおける鍵スイッチ部の
鍵を示す図、同図(b)は同鍵スイッチ部の回路構成
図、同図(c)は各鍵の回動範囲を示す図である。 5……筺体,6……キーボード、7,10……表示部、11……
鍵スイッチ部、12……置数キー、13……部門キー、14…
…預/現計キー、15……業務指定キー、16……鍵穴、17
……鍵、18……鍵溝、21……CPU、26……RAM、30……ド
ットプリンタ、R1……販売登録ファイル、R4……業務実
行許可メモリ。
ッシュレジスタを示すものであり、第1図は記憶部に形
成された業務実行許可メモリを示す図、第2図は全体を
示す斜視図、第3図はキーボードのキー配置図、第4図
は鍵スイッチ部における鍵および動作を示す図、第5図
はブロック構成図、第6図は記憶部の主なメモリを示す
図、第7図は動作を示す流れ図であり、第8図(a)は
従来の電子キャッシュレジスタにおける鍵スイッチ部の
鍵を示す図、同図(b)は同鍵スイッチ部の回路構成
図、同図(c)は各鍵の回動範囲を示す図である。 5……筺体,6……キーボード、7,10……表示部、11……
鍵スイッチ部、12……置数キー、13……部門キー、14…
…預/現計キー、15……業務指定キー、16……鍵穴、17
……鍵、18……鍵溝、21……CPU、26……RAM、30……ド
ットプリンタ、R1……販売登録ファイル、R4……業務実
行許可メモリ。
Claims (1)
- 【請求項1】登録業務モード,点検業務モードおよび精
算業務モード等の各業務モードを選択するモード選択手
段を備え、登録業務モード時に入力された販売商品の合
計金額等の販売データを記憶部に累計して登録し、点検
業務モード時に前記記憶部に累計された合計金額等の登
録データを出力し、精算業務モード時に前記記憶部に累
計された前記登録データを出力するとともに出力済みの
前記記憶部をクリアする電子キャッシュレジスタにおい
て、 異なる鍵形状を有する複数種類の鍵と、 鍵穴と、 この鍵穴に挿入された鍵の鍵形状を検出し、この鍵形状
に対応した鍵コードを出力する鍵スイッチ部と、 前記各鍵コード毎にかつ各業務モード毎に、該当する業
務モードの実行を許可するか否かの情報を記憶した業務
実行許可情報メモリと、 前記モード選択手段にて一つの業務モードが選択された
とき、前記業務実行許可情報メモリに前記選択された業
務モードと前記鍵スイッチ部から入力された鍵コードと
に対応して記憶された実行を許可するか否かの情報に基
づいて、前記選択された業務モードの実行可否を判断す
る判断手段とを備えたことを特徴とする電子キャッシュ
レジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60291333A JPH0711836B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 電子キヤツシユレジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60291333A JPH0711836B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 電子キヤツシユレジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150495A JPS62150495A (ja) | 1987-07-04 |
JPH0711836B2 true JPH0711836B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17767556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60291333A Expired - Lifetime JPH0711836B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | 電子キヤツシユレジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711836B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01233597A (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-19 | Omron Tateisi Electron Co | 取引処理装置 |
JP2011166935A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 直流給電システム及び直流電源アダプタ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942344B2 (ja) * | 1977-04-21 | 1984-10-15 | オムロン株式会社 | 電子式キヤツシユレジスタ |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP60291333A patent/JPH0711836B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62150495A (ja) | 1987-07-04 |
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