JPH07118365B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH07118365B2
JPH07118365B2 JP63051935A JP5193588A JPH07118365B2 JP H07118365 B2 JPH07118365 B2 JP H07118365B2 JP 63051935 A JP63051935 A JP 63051935A JP 5193588 A JP5193588 A JP 5193588A JP H07118365 B2 JPH07118365 B2 JP H07118365B2
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JP
Japan
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output
timer
heating
switching
switch
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JP63051935A
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JPH01227375A (ja
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洋三 石村
和美 岩崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子レンジや電気オーブン等の加熱調理を行う
加熱調理器に関するものである。
従来の技術 一般に電子レンジや電気オーブンの加熱装置等において
は、加熱時間を設定するのにモータタイマが用いられる
ことが多い。
通常のタイマ構成は、モータと、そのモータの回転力を
出力軸に伝達する歯車列からなる減速機構と、その減速
機構の最終段に位置して、手動で外部から回動しうる出
力軸と、これを回動させたときにONとなるスイッチ機構
とを備え、前記モータならびに減速機構、スイッチ機構
をハウジングケースに内蔵した形のものが一般的であ
る。
更に、ベル等の報知手段を設け、設定時間が終了したこ
とを音で知らせるものもある。
タイマーの出力軸を回すことにより、内蔵スイッチがON
し、このスイッチに直列に接続された負荷、例えば加熱
用の電熱ヒータや高周波発振用の高圧トランス等に通電
される。同時にタイマーモータも前記スイッチに直列接
続されている。従って、タイマーモータがOFFになるま
で加熱が継続するということになる。
上記の例は通常出力が一定の場合であるが、最近では2
種類の出力を1個のタイマーで制御するものがある。
その方法として、比較的短い一定時間内に出力をONする
時間と、OFFする時間を交互に設け、その断続比によっ
て見掛け上の平均出力を低くしようとするやり方であ
る。
例えば電子レンジの場合、最大出力Wに対して、第5図
に示すように一定時間TのうちtだけがONの時間とすれ
ば、そのときの平均出力wは、w=(t/T)×Wで表さ
れる値となる。
このように最大出力Wと、それより低い出力wとの2種
類の出力を選択できる機構と、そのそれぞれの出力のと
きに加熱継続時間を設定するタイマーとを組合せたもの
が見受けられるようになった。
上記の出力選択機構には色々のやり方があるが、代表的
な方法について次に説明する。
第5図に示す回路図において、切換スイッチ1はタイム
スイッチ2とは別個に設けられた、例えばスナップスイ
ッチやタンブラースイッチのような単極単投のスイッチ
であって、このスイッチと並列に断続スイッチ3が接続
されており、この断続スイッチ3はタイマーモータ4の
動きに連動するものである。
上記の断続スイッチ3は一般にタイマーのハウジングケ
ース外部に取付けられ、タイマーモータの回転と同期し
て上下動するロッドまたはアーム等の部材をタイマーの
ハウジングケースの外に導きだし、その動きを前記断続
スイッチに伝えるという構成がとられる。この断続スイ
ッチは、切換操作とは関係なく加熱が継続している間は
機械的に断続を繰り返しているというものである。
もう一つの方法はタイマー自体の持つ断続スイッチを切
換ボタンなどに連動したメカニズムにより、機械的に拘
束するか、あるいはタイマー内部の断続運動と切り離し
てしまって、機構上連続通電と同じ効果が出るようにす
るものである。
この場合回路構成としては第6図における切換スイッチ
1は無く、断続スイッチ3が機械的操作によって断続す
るか、連続通電となるかの違いとなる。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような加熱調理器においては、煮こみを
行うとすると少くとも60分以上のタイマーとなる。その
場合、上記のような断続方法を用いるのみであれば、加
熱源の出力が「強」の時でも60分以上のタイマーとなっ
てしまい(通常高周波出力が500W〜600Wであれば「強」
のときは15分計である。)、使用者がそのまま使用し
て、時間をかけすぎ、食品を燃やしてしまうことがあっ
た。
従って、いかなる断続方法を用いても通常、出力切換ボ
タンを操作して高周波出力を強にした場合、例えば15分
以上高周波出力を強以外にすることは非常に困難であっ
た。
本発明はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、出力切換ボタンを操作して出力を強にした場合でも
例えば15分以上の時は高周波出力が自動的に弱出力に切
換る構造にして安全な機器を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達するため、本発明の加熱調理器は、被加熱
物を収納する加熱源と、操作パネルに設けられたタイマ
ーと、タイマーの操作出力軸に取付けたダイヤルと、操
作出力軸を回動操作するツマミと、加熱源の出力を強出
力と弱出力に切換える切換ボタンと、前記切換ボタンの
操作により切換わる切換スイッチとを備え、前記操作ボ
タンを強出力に操作して、前記ツマミを操作したとき、
ダイヤル表示が「切」もしくは「0」から「ある角度」
までは加熱源の出力が「強」となり、「ある角度」から
「最大表示角度」までは加熱源の出力が「弱」となる構
成とした。
また、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加
熱する加熱源と、操作パネルに設けられた前記加熱源の
動作を制御する加熱時間設定用タイマーと、前記タイマ
ーの操作出力軸に取付けたダイヤルと、前記操作出力軸
を回動操作するツマミと、前記加熱源の出力を強出力と
弱出力に切換える切換ボタンと、前記切換ボタンの操作
により切換わる切換スイッチと、前記タイマーの操作出
力軸に設けたカムと、前記カムにより操作するべく設け
たレバーとを備え、前記操作ボタンを強出力に操作して
前記ツマミを操作したときの加熱源の出力の切換えるた
めの「ある角度」の検出する構成としては、前記カムに
より動作する前記レバーにて前記切換スイッチを操作す
ることにより行う構成とした。
作用 本発明の加熱調理器は、操作ボタンを強出力に操作して
ツマミを操作したときダイヤル表示が「ある角度」を越
えて設定しても、弱出力になるので間違って時間をかけ
すぎても食品が発火発煙することなく、安全な機器を提
供できるという効果を有するものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明す
る。
第1図,第2図において本体11には加熱室(図示せず)
を設け、電気ヒータあるいは電波などの加熱源の作動に
より、被加熱物を加熱調理するものである。加熱室の前
面にはドア12を開閉自在に設け、側部に操作パネル13を
設けている。操作パネル13には、タイマーツマミ14を設
け、タイマー15の操作出力軸を回動操作する構成にして
いる。タイマーツマミ14と同軸上にダイヤル16を設け、
これに文字表示をしている。ダイヤル16の前面には、透
光性材料で構成し、印刷により、扇形に一部に選択的に
光を通す通過部を形成した化粧板17を設ける。化粧板17
には同じく印刷あるいは調刻にて指標18を設ける。
タイマーツマミ14の上方には、加熱源の出力を強あるい
は弱に切換える切換えボタン19,20がある。
本発明の加熱調理器の操作部の構造を示す第3図におい
て、タイマーツマミ14、ダイヤル16はタイマー15の主軸
21と連結している。ダイヤル16にはカム22が一体に形成
されている。タイマーツマミ14の上方には、「強」出力
切換ボタン、「弱」出力切換ボタンがある。第3図は
「強」出力切換ボタンを押した図である。
第4図にて、レバー等の操作を説明する。
「弱」出力操作ボタン20を押し込む(矢印A)と、レバ
ーA23により、「強」出力操作ボタン19が飛び出る(矢
印B)。その際レバーA23に一体的に形成されている爪2
4が移動(矢印C)し、レバーB25が移動(矢印D)し、
出力切換スイッチ26がONする。次に「強」出力操作ボタ
ン19を押込むと(矢印E)、レバーA23により「弱」出
力操作ボタン20が飛び出る(矢印F)。その際爪24は矢
印Gに移動する。
その際、ダイヤル16を「ある角度」(例えば“15分”)
以上回転するとカム22にレバーB25がのりあげ矢印Hに
移動すると、支点27により、レバーB25は矢印D方向に
動き、切換スイッチ26はONする。
レバーA23は操作パネル13の支持具28,29にて支持されて
いる。切換スイッチ26はタイマー15を取りつけている板
30にビス取付されている。タイマー15を取付けた板30は
操作パネル13にビス取付されている。レバーB25の支点2
7を板30に固着している。
発明の効果 以上のように本発明による加熱調理器によれば次の効果
を得ることができる。
(1) 加熱源の出力の切換スイッチにて、強出力時に
おいて、タイマーツマミをある角度以上回動させると強
出力から弱出力になる切換スイッチとを兼ねることがで
き、経済的な機器に出来る。
(2) 強出力時において、タイマーツマミを、ある角
度以上回動させると強出力から弱出力にカムとレバーに
て確実に行えるのでより経済的構成を形成できる。
(3)操作ボタンを強出力に操作してツマミを操作した
ときダイヤル表示が「ある角度」を越えて設定しても、
弱出力になるので、間違って時間をかけすぎても食品が
発煙発火することがなく安全な機器を提供することがで
きる。
このように簡単な構成で実用性の高い効果を発揮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における加熱調理器の斜視
図、第2図は同調理器の操作パネル部の正面図、第3図
は同調理器の操作部の部分断面図、第4図は第3図の後
方よりの要部斜視図、第5図は従来の例の回路図であ
る。 11……本体、12……ドア、13……操作パネル、14……タ
イマーツマミ、15……タイマー、16……ダイヤル、17…
…化粧板、18……指標、19……「強」出力切換ボタン、
20……「弱」出力切換ボタン、21……出力軸、22……カ
ム、23……レバーA、24……爪、25……レバーB、26…
…切換スイッチ、27……支点、28……支持具、29……支
持具、30……板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱
    物を加熱する加熱源と、操作パネルに設けられた前記加
    熱源の動作を制御する加熱時間設定用タイマーと、前記
    タイマーの操作出力軸に取付けたダイヤルと、前記操作
    出力軸を回動操作するツマミと、前記加熱源の出力を強
    出力と弱出力に切換える切換ボタンと、前記切換ボタン
    の操作により切換わる切換スイッチとを備え、前記操作
    ボタンを強出力に操作して、前記ツマミを操作したと
    き、ダイヤル表示が「切」もしくは「0」から「ある角
    度」までは加熱源の出力が「強」となり、「ある角度」
    から「最大表示角度」までは加熱源の出力が「弱」とな
    る構成とした加熱調理器。
  2. 【請求項2】被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱
    物を加熱する加熱源と、操作パネルに設けられた前記加
    熱源の動作を制御する加熱時間設定用タイマーと、前記
    タイマーの操作出力軸に取付けたダイヤルと、前記操作
    出力軸を回動操作するツマミと、前記加熱源の出力を強
    出力と弱出力に切換える切換ボタンと、前記切換ボタン
    の操作により切換わる切換スイッチと、前記タイマーの
    操作出力軸に設けたカムと、前記カムにより操作するべ
    く設けたレバーとを備え、前記操作ボタンを強出力に操
    作して前記ツマミを操作したときの加熱源の出力の切換
    えるための「ある角度」の検出する構成としては、前記
    カムにより操作する動作する前記レバーにて前記切換ス
    イッチを操作をすることにより行う構成とした加熱調理
    器。
JP63051935A 1988-03-04 1988-03-04 加熱調理器 Expired - Lifetime JPH07118365B2 (ja)

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JP63051935A JPH07118365B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 加熱調理器

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JP63051935A JPH07118365B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 加熱調理器

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JPH01227375A JPH01227375A (ja) 1989-09-11
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ID=12900725

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JP63051935A Expired - Lifetime JPH07118365B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6238312Y2 (ja) * 1980-02-05 1987-09-30

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