JPH0711805A - 駐車設備 - Google Patents

駐車設備

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Publication number
JPH0711805A
JPH0711805A JP15310393A JP15310393A JPH0711805A JP H0711805 A JPH0711805 A JP H0711805A JP 15310393 A JP15310393 A JP 15310393A JP 15310393 A JP15310393 A JP 15310393A JP H0711805 A JPH0711805 A JP H0711805A
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JP
Japan
Prior art keywords
pallet
water
vehicle
suction pipe
loading
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15310393A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatsugu Nakase
雅嗣 中瀬
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
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Publication of JPH0711805A publication Critical patent/JPH0711805A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のパレットのそれぞれに複雑な排水構造を
設けることなく、パレットの排水が簡単にできるように
する。 【構成】パレット5のパレット本体5aの周縁部におけ
る車両Wの乗入れ部33に車両Wが乗り越え可能な高さ
の第1の立上がり部35を設ける。周縁部における乗入
れ部33以外の部分に第2の立上がり部37a,37
b,37cを設ける。パレット本体5aの上面に他部位
よりも低くなる低位部43を形成する。入出庫部3に吸
水ポンプ45を設ける。一端が低位部43に溜まった水
を吸引する吸水位置Kとパレット5の外側の退避位置T
との間を移動し、他端が吸水ポンプ45に接続された吸
引管47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車設備に関し、詳し
くは、車両からパレットに滴下した雨水や雪がとけた水
をパレットから排出する排水構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車設備には、車両が入出車する複数の
パレットが設けられているが、車両からパレットに雨水
や雪がとけた水が滴下するために、各パレットの排水を
行う排水構造が設けられている。
【0003】該排水構造としては、パレットを傾けてパ
レット上の水を駐車設備本体の下方へ流下させるもの
や、駐車設備本体の汚損および腐食を防止するために各
パレットに貯水部を設けて滴下した水をそのまま流下さ
せずに溜めておくと共に貯水部に設けた排水孔を手動に
より開放して排水を行うものが知られている。
【0004】さらに、排水の手間を省くために排水を自
動的に行う排水構造として、実開平4−92959号公
報に開示されているように、複数のパレットのそれぞれ
に、水タンクと該水タンク内に設けられた排水ホースと
を設けると共に、リフトフォークがパレットに当接する
際に排水ホースを水タンクよりも下方へ変位させて水タ
ンク内の水を排出するリンク機構を設けたものが提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報のパレットの排水構造においては複数のパレットのそ
れぞれについて水タンクと、排水ホースと、排水ホース
を変位させるリンク機構とを設けなければならず、パレ
ットの製造および据付調整が煩雑であった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であって、複数のパレットのそれぞれに複雑な排水構造
を設けることなく、パレットの排水が簡単にできるよう
にすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、パレット本体の周縁部に設けた立上がり
部によってパレット本体の上面に水を貯溜可能にすると
共にパレット本体の上面の低位部に水を集め、該低位部
に溜まった水を吸水ポンプによって排出するものであ
る。
【0008】具体的に、本発明が講じた解決手段は、パ
レット本体の周縁部における車両の乗入れ部に車両が乗
り越え可能な高さに設けられた第1の立上がり部と、上
記周縁部における上記乗入れ部以外の部分に設けられた
第2の立上がり部とを有するパレットと、上記パレット
本体の上面に形成され、上記パレットが駐車設備本体に
載置支持されたときに他の部位よりも低くなる低位部
と、上記駐車設備本体に設けられた吸水ポンプと、一端
が上記低位部に溜まった水を吸引する吸水位置と上記パ
レットの外側の退避位置との間を移動し、他端が上記吸
水ポンプに接続された吸引管とを備えた構成とする。
【0009】
【作用】上記の構成により、本発明では、パレット本体
の上面の周縁部は第1の立上がり部と第2の立上がり部
とによって囲まれておりパレット本体の上面に水を貯溜
可能である一方、第1の立上がり部によってパレットへ
の車両の入出車が確保されている。車両から滴下した水
はパレット本体の上面に形成された低位部に集まる。吸
引管を吸水位置に配置して駐車設備本体に設けられた吸
水ポンプを作動させることによって、低位部に溜まった
水が排出される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例に係る駐車設備が
適用されたいわゆる円形循環式駐車設備を示す。本実施
例に係る円形循環式駐車設備は建物の空間内に駐車設備
本体1が設置されてなり、該駐車設備本体1は、車両W
が入出庫する入出庫部3と、入出庫部3の下方に設けら
れ車両Wを載せる複数のパレット5,5が循環移動する
車両循環部7と、該入出庫部3と車両循環部7との間に
おいて上記パレット5を昇降する昇降部9とから構成さ
れている。
【0012】円形循環式駐車設備の車両循環部7は、図
中左右方向に離れて設けられた一対のスプロケット1
1,11に巻き掛けられて循環移動する無端チェーン1
3と、複数のパレット5をそれぞれ無端チェーン13に
保持するアタッチメント15とを備え、無端チェーン1
3が循環移動することによって上下二つの水平面の間に
おいてパレット5が循環移動するようにされている。
【0013】昇降部9には、支柱17と、該支柱17に
上下移動可能に支持され図中左方へ向かって延びるリフ
トフォーク19とを備えている。図2〜図4に示すよう
に、リフトフォーク19の上面には車両循環部7との間
でパレット5を移載する移載手段21が設けられてお
り、該移載手段21は、図中左右方向へ延びる前後一対
のレール23,23と、パレット5を載置支持する台車
25と、該台車25に設けられレール23に沿って走行
する複数の移載用車輪27,27と、台車25を図中左
右方向に移動させる図示しない移動手段とから構成され
ている。
【0014】入出庫部3は、外部から車両Wが入出庫す
る入出庫口29を有すると共に、入出庫部3に停止中の
リフトフォーク19上に載置支持されている矩形状のパ
レット5の3辺に対面するように設けられ通路デッキ3
1を有する。
【0015】パレット5は、車両入出庫方向に長く車両
幅方向に短い矩形状に形成されており、パレット本体5
aの周縁部における入出庫口29に近い側の短辺部分に
車両Wの乗入れ部33が設けられている。該乗入れ部3
3に車両Wが乗り越え可能な高さの第1の立上がり部3
5が設けられている。
【0016】一方、パレット本体5aの周縁部における
乗入れ部33以外の部分としての残りの3辺に第2の立
上がり部37a,37b,37cが設けられている。二
つの長辺部分における第2の立上がり部37a,37b
は、パレット本体5aの二つの長辺部分が屈曲形成され
た凸状形状に形成されている。短辺部分における第2の
立上がり部37cは、上記第1の立上がり部35と同様
に、車両Wが乗り越え可能な高さに設定されている。パ
レット本体5aの下面の四隅にはそれぞれ脚部41,4
1が設けられ、該4本の脚部41はパレット本体5aの
上面のうちの図3における右上隅の部位が他部位よりも
低くなるようにそれぞれの長さが設定されており、これ
によって該右上隅の部位に低位部43が形成されるよう
にされている。
【0017】入出庫部3におけるほぼ右上隅の部位に
は、入出庫部3の通路デッキ31に設けられた吸水ポン
プ45と、一端が上記低位部43に溜まった水を吸引す
る吸水位置Kとパレット5の外側の退避位置Tとの間を
移動し他端が吸水ポンプ45に接続された吸引管47と
が設けられている。図5に示すように、吸水ポンプ45
に設けられた排水管部49には排水ホース51が接続さ
れている一方入出庫部3の通路デッキ31には上端が開
口する排水管53が配管されており、排水ホース51に
より吸水ポンプ45が吸引した水を排水管53に排出す
るようにされている。
【0018】図5および図6に示すように、通路デッキ
31には、吸引管47を吸水位置Kと退避位置Tとの間
で旋回させる旋回手段55が設けられている。該旋回手
段55は、通路デッキ31に立設された支軸57と、基
端部が支軸57に回動可能に挿通されている一方先端部
が吸引管47を支持する回動部材59と、支軸57に支
持されており吸引管47が吸水位置Kと該吸水位置Kの
斜め上方に位置する退避位置Tとの間を移動するように
上記回動部材59をガイドするガイド部材61と、回動
部材59を回動させる駆動用ローラ63と、上記支軸5
7に支持され駆動用ローラ63を駆動する正逆回転可能
なモータ65とから構成され、モータ65を正逆回転さ
せて回動部材59をほぼ90度の範囲において回動させ
ることによって吸引管47を吸水位置Kと退避位置Tと
の間において移動させるように構成されている。
【0019】次に、上記円形循環式駐車設備の排水動作
について説明する。入出庫部3において、車両Wは第1
の立上がり部35を乗り越えてパレット5に入出車す
る。車両Wからパレット5に雨水や雪がとけた水が滴下
する。
【0020】パレット本体5aの上面の周縁部は第1の
立上がり部35と第2の立上がり部37a,37b,3
7cとによって囲まれておりパレット本体5aの上面に
水を貯溜可能であると共に、リフトフォーク19に乗る
長さの異なる4本の脚部41によってパレット本体5a
の上面には低位部43が形成されており、パレット5に
滴下した水は低位部43に集まる。吸引管47を吸水位
置Kに配置すると共に駐車設備本体1に設けられた吸水
ポンプ45を作動させることによって、低位部43の水
が排水管53に排出される。
【0021】具体的な動作順序としては、例えば次のよ
うに行う。
【0022】車両Wを入庫する際において、車両Wを入
出庫部3に停止中のリフトフォーク19に乗るパレット
5に入車させる。乗員の退出後に旋回手段55を作動さ
せて吸引管47を退避位置Tから吸水位置Kに回動させ
る。次に、吸水ポンプ45を作動させて低位部43の水
を排出する。排水完了後、吸引管47を退避位置Tに移
動させる。これにより、吸引管47は、パレット5への
車両Wの入出車および駐車設備本体1におけるパレット
5の移送の邪魔にならない。次に、パレット5をリフト
フォーク19によって車両循環部7まで移送し、車両循
環部7に移載する。次に、車両Wを出庫する際におい
て、パレット5をリフトフォーク19によって車両循環
部7から入出庫部3へ移送し、リフトフォーク19の停
止後、吸引管47によりパレット5の排水を行う。つま
り、パレット5は車両Wの入庫時および出庫時の2回排
水が行われる。
【0023】本実施例によれば、パレット5側に第1の
立上がり部35と第2の立上がり部37a,37b,3
7cとを設けると共にパレット本体5aの上面を傾斜さ
せて低位部43を形成するだけにしておく一方、駐車設
備本体1側に吸引管47が接続された1台の吸水ポンプ
45を設けるだけで、パレット本体5aの上面の水を排
出することができ、複数のパレット5のそれぞれに複雑
な排水構造を設けることなくパレット5上の水を簡単に
排出することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、パレッ
ト側に第1の立上がり部と第2の立上がり部とを設ける
と共にパレット本体の上面を傾斜させて低位部を形成す
るだけにしておく一方、駐車設備本体側に吸引管が接続
された吸水ポンプを設け、吸引管を吸水位置に配置して
吸水ポンプによって低位部に溜まった水を排出してい
る。したがって、駐車設備本体側に吸引管が接続された
吸水ポンプを設けるだけでよく、複数のパレット5のそ
れぞれに水タンク、排水ホース、リンク機構からなる複
雑な排水構造を設けることなくパレット上の水を簡単に
排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る駐車設備が適用された
円形循環式駐車設備の正面図である。
【図2】上記円形循環式駐車設備の入出庫部であって、
昇降部のリフトフォークが停止している状態の拡大正面
図である。
【図3】上記入出庫部の平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】上記入出庫部に設けられた旋回手段の平面図で
ある。
【符号の説明】
1 駐車設備本体 5 パレット 5a パレット本体 33 乗入れ部 35 第1の立上がり部 37a,37b,37c 第2の立上がり部 43 低位部 45 吸水ポンプ 47 吸引管 K 吸水位置 T 退避位置 W 車両

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット本体の周縁部における車両の乗
    入れ部に車両が乗り越え可能な高さに設けられた第1の
    立上がり部と、上記周縁部における上記乗入れ部以外の
    部分に設けられた第2の立上がり部とを有するパレット
    と、 上記パレット本体の上面に形成され、上記パレットが駐
    車設備本体に載置支持されたときに他の部位よりも低く
    なる低位部と、 上記駐車設備本体に設けられた吸水ポンプと、 一端が上記低位部に溜まった水を吸引する吸水位置と上
    記パレットの外側の退避位置との間を移動し、他端が上
    記吸水ポンプに接続された吸引管とを備えたことを特徴
    とする駐車設備。
JP15310393A 1993-06-24 1993-06-24 駐車設備 Withdrawn JPH0711805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15310393A JPH0711805A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 駐車設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15310393A JPH0711805A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 駐車設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711805A true JPH0711805A (ja) 1995-01-13

Family

ID=15555042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15310393A Withdrawn JPH0711805A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 駐車設備

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JP (1) JPH0711805A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196469A (ja) * 2010-06-18 2010-09-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd 機械式駐車場の排水装置
US7986125B2 (en) 2007-02-27 2011-07-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Feeder-lineless traffic system and charging method therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7986125B2 (en) 2007-02-27 2011-07-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Feeder-lineless traffic system and charging method therefor
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905