JPH07117795B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH07117795B2
JPH07117795B2 JP63105826A JP10582688A JPH07117795B2 JP H07117795 B2 JPH07117795 B2 JP H07117795B2 JP 63105826 A JP63105826 A JP 63105826A JP 10582688 A JP10582688 A JP 10582688A JP H07117795 B2 JPH07117795 B2 JP H07117795B2
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JP
Japan
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fixing roller
peeling
outer peripheral
peripheral surface
claw
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JP63105826A
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良明 井淵
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、定着装置に関し、例えば静電転写型複写機、
レーザプリンタ、ADF、ソータ、RDH、その他に利用され
る。
〈従来技術〉 従来の定着装置では、剥離不良、または自動両面複写機
能を有する転写紙反転機構部での反転不良により、ジヤ
ムが発生し、ジヤム紙の紙面がアコーデイオン状態とな
つて、定着ローラを出た部分で紙が詰つてしまうケース
がある。
このジヤムした転写紙を取り除くため、通紙方向にオペ
レーターがノブ等を回し、紙搬送機構を回転させて出そ
うとする。この場合、転写紙が大きければ大きい程、詰
つた部分へ紙を送り込み、所定のスペースを埋め、なお
かつ紙の反作用で定着剥離爪を押してしまう事態が発生
する。
例えば、第2図の如く、自動両面複写機能を有する複写
機においては、給紙カセツト1より入紙した紙が感光体
2で片面コピー終了後、定着ローラ3を通過し、ガイド
爪4により中間トレイ5の引込み路6の方向へ反転し、
中間トレイ5に積載される。積載された転写紙は引出し
路7を通つて反転爪8により再給紙路9へ向い、PSロー
ラ10より再入紙され、裏面コピーが終了する。
この経路において、ガイド爪4により転写紙がローラ12
へ移る際、またはガイド爪4が下向きになつて排紙ロー
ラ14にて排出される際、剥離爪13とガイド爪4との間、
および剥離爪13とローラ12との間はコンパクト化のため
極めてスペース的に制約を受け、また反転等を行うこと
によりジヤムが発生し易い。
第3図は従来の定着装置の定着ローラおよび剥離爪等の
基本構造である。上定着ローラ15は芯金にテフロンコー
トされたものであり、下定着ローラ16は芯金にシリコン
ゴムが被膜されている。すなわち、上定着ローラ15はト
ナーのオフセツトを防ぐための構造とされ、下定着ロー
ラ16は所定の圧接力を確保するための弾性を有してい
る。
下定着ローラ16には爪支持軸17に一端が固定された圧接
ばね18(ねじりコイルばね)により先端剥離爪19がP点
にて圧接している。上下の定着ローラ15、16の接点Rよ
りPまでの角度αは経験的に約30°程度がとられてい
る。また剥離爪19は、O′を中心としてR4の曲率半径
(R4>R1)で定着ローラ16との接触を避けている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 この場合、下定着ローラ16に圧接されている剥離爪19
は、紙詰り時の転写紙の反作用の力で定着ローラ16の外
周面により強く押しつけられることになる。
また定着ローラ16の回転方向が剥離爪19を食込ませる方
向Tに回転することから、定着ローラ16の表面を傷つ
け、または最悪の場合破損させてしまうことになり得
る。
これを防止するためにオペレーターがジヤム処理時に下
定着ローラ16を通紙方向Tと逆方向T1のみに限定して回
転する機構を追加したり、表示したりする手段が考えら
れる。しかし、一方向のみの処理は処理操作を限定して
しまい操作を困難にする。
本発明は、上記問題点を改善するためのものであり、定
着ローラの破損を防ぎ、かついずれの方向へも紙を送り
出し、ジヤム処理を容易にすることができる定着装置の
提供を目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明による問題点解決手段は、第1図の如く、回転中
心軸21,22周りに回転する一対の定着ローラ23,24と、該
定着ローラ23,24のうち一方の定着ローラ23の軟質材料
からなる外周面の近傍に支持軸25周りに揺動自在に支持
された用紙剥離片26と、該用紙剥離片26の先端に形成さ
れ前記定着ローラ23に当接された剥離爪28と、該剥離爪
28を定着ローラ圧接側へ付勢するばね29とを具え、前記
用紙剥離片26の前記定着ローラ23に対向する内側面に前
記定着ローラ23の外径曲率に即して剥離爪食込み防止壁
31が形成され、前記剥離爪28の前記定着ローラ23に対向
する内側面に前記防止壁31の曲率よりも小さい曲率を有
する剥離壁28aが形成され、前記用紙剥離片26に所定圧
力未満の圧力が加わっているときに前記防止壁31が前記
定着ローラ23の外周面から離間され、前記用紙剥離片26
に所定圧以上の圧力が加わったときに前記剥離爪28の先
端が前記定着ローラ23の外周面に食込んで前記防止壁31
が前記定着ローラ23の外周面に当接され、前記防止壁31
が前記定着ローラ23の外周面に当接したときの前記剥離
爪28の先端の食込み点が前記定着ローラ23の外周面を傷
付けない限界点Qとなるよう前記防止壁31と前記剥離壁
28aの形状が関係づけられたものである。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、紙詰まり等により剥離片
26に所定圧以上の圧力が加わると、剥離爪28の先端が定
着ローラ23の外周面にP点からQ点へ食込んでいくが、
剥離爪28の先端がQ点に達すると防止壁31が定着ローラ
23の外周面に当接する。このとき、防止壁31の曲率半径
R3が定着ローラ23の半径R1に即して形成されているの
で、防止壁31は広範囲に定着ローラ23の外周面に当接
し、剥離爪28がQ点よりさらに定着ローラ23の内側に食
込むことを防止する。
このように、異常な力によって押し付けられた爪先端が
定着ローラ23の外周面に食込めば食込む程、定着ローラ
23と面している防止壁31を定着ローラ23の外周面に圧接
させていく。すなわち異常力の増大と共に防止壁31と定
着ローラ23表面と接触する面積が増し、これにより爪先
端のさらなる定着ローラ23の外周面への食込みを阻止し
て、外周面の破損を防ぐ。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図は本発明実施例の定着装置の要部拡大図である。
図示の如く、本発明定着装置は、回転中心軸21,22周り
に回転する上下一対の定着ローラ23,24と、該定着ロー
ラ23,24の近傍に支持軸25周りに揺動自在に支持された
用紙剥離片26,27と、該用紙剥離片26,27の先端に形成さ
れ前記定着ローラに当接された剥離爪28と、該剥離爪28
を定着ローラ圧接側へ付勢するばね29とを具え、前記用
紙剥離片26の内側面に前記定着ローラ23の外径曲率に即
して剥離爪食込み防止壁31が形成され、該防止壁31は、
用紙剥離片26に所定圧力未満の圧力が加わつているとき
に定着ローラ23から離間され、かつ用紙剥離片26に所定
圧以上の圧力が加わつたときに定着ローラ23の外周面に
当接するよう構成されたものである。
前記定着ローラ23、24は、第3図に示す従来のものと同
一構造である。
また、前記ばね29は、ねじりコイルばねであつて、第3
図のものと同様に、一端が支持軸25に固定され、他端が
用紙剥離片26の外側面に係合している。そして、ばね29
の設定圧は、通常時に前記剥離爪28を定着ローラ23に圧
接し防止壁31を定着ローラ23から離間させるよう設定さ
れている。
剥離爪28の定着ローラ23と対向する剥離壁28aの曲率RQ
は、半径R2に設定される。
また、防止壁31の曲率RSは、その半径R3が下定着ローラ
23の半径R1と等しく、防止壁31の下定着ローラ23との接
触状態で曲率中心と回転中心22とが一致するよう設定さ
れる。そして、半径R1,R2,R3の関係はR2<R3=R1とされ
ている。
なお、Q点は防止壁31が定着ローラ23に接触した状態に
おける剥離爪28の先端食込み点であるが、該Q点は爪先
端の食込みによってもゴム部が破損に至らない限界点で
ある。
上記構成において、下剥離片26の剥離爪28の先端P点が
何らかの外的要因によりQ点へ定着ローラ23のゴム部を
食込ませる状態となつたとき、防止壁31の曲率半径R3と
定着ローラ23の半径R1とを一致させているので、防止壁
31は全体的に定着ローラ23の外周面に当接し、剥離爪28
がQ点よりさらに定着ローラ23の内側に食込むことを防
止する。
また、剥離爪28は半径R2の曲率よりなり、R2<R3=R1で
あるから、剥離爪28の剥離壁28aは下定着ローラ23より
小さい曲率面であり、この壁面に付着し易いトナーその
他の汚れが存在しても、その汚れにより、剥離爪28が定
着ローラ23から離れる等の不具合を避けることができ
る。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。例えば、防止壁31の曲
率半径は定着ローラ23の半径よりも大であつてもよい。
すなわち、所定圧以上の圧力が加わつた場合、剥離片が
広面積で定着ローラ23に当接するよう構成すれば、上記
実施例と同様の効果が得られる。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、紙詰ま
り等により剥離片に所定圧以上の圧力が加わって剥離爪
が定着ローラの外周面に食込んだとき、その先端が定着
ローラの外周面を傷付ける前に防止壁が定着ローラの外
周面に当接するため、剥離爪先端による定着ローラの外
周面の破損を防止することができる。また、剥離爪の剥
離壁の曲率が定着ローラの外径曲率に即した防止壁の曲
率よりも小とされているため、剥離壁と定着ローラの外
周面との間にすき間が生じ、剥離壁にトナーやその他汚
れが付着しても、剥離爪が定着ローラの外周面から離れ
ることがなく、用紙の剥離に支障をきたさない。
さらに、防止壁は剥離爪が定着ローラの外周面に食込ん
だときに定着ローラの外周面に当接するため、防止壁を
定着ローラの外周面に当接させるために特別な機構を設
ける必要がなく、構造が簡単で、製造コストが安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の定着装置の要部拡大図、第2図
は一般的自動両面複写可能な複写機の断面図、第3図は
従来の定着装置の基本構造を示す図である。 21,22:回転中心軸、23,24:定着ローラ、25:支持軸、26,
27:用紙剥離片、28:剥離爪、29:ばね、31:防止壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−67979(JP,A) 特開 昭60−53980(JP,A) 特開 昭51−104351(JP,A) 特開 昭57−208578(JP,A) 実開 昭58−146263(JP,U) 実開 昭52−54634(JP,U) 実開 昭55−121259(JP,U) 実開 昭62−106272(JP,U) 実開 昭55−1214(JP,U) 実開 昭61−22056(JP,U) 実開 昭63−26855(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中心軸周りに回転する一対の定着ロー
    ラと、該定着ローラのうち一方の定着ローラの軟質材料
    からなる外周面の近傍に支持軸周りに揺動自在に支持さ
    れた用紙剥離片と、該用紙剥離片の先端に形成され前記
    定着ローラに当接された剥離爪と、該剥離爪を定着ロー
    ラ圧接側へ付勢するばねとを具え、前記用紙剥離片の前
    記定着ローラに対向する内側面に前記定着ローラの外径
    曲率に即して剥離爪食込み防止壁が形成され、前記剥離
    爪の前記定着ローラに対向する内側面に前記防止壁の曲
    率よりも小さい曲率を有する剥離壁が形成され、前記用
    紙剥離片に所定圧力未満の圧力が加わっているときに前
    記防止壁が前記定着ローラの外周面から離間され、前記
    用紙剥離片に所定圧以上の圧力が加わったときに前記剥
    離爪の先端が前記定着ローラの外周面に食込んで前記防
    止壁が前記定着ローラの外周面に当接され、前記防止壁
    が前記定着ローラの外周面に当接したときの前記剥離爪
    の先端の食込み点が前記定着ローラの外周面を傷付けな
    い限界点となるよう前記防止壁と前記剥離壁の形状が関
    係づけられたことを特徴とする定着装置。
JP63105826A 1988-04-28 1988-04-28 定着装置 Expired - Lifetime JPH07117795B2 (ja)

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JPH01277272A JPH01277272A (ja) 1989-11-07
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JPS55121259U (ja) * 1979-02-20 1980-08-28
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JPS62106272U (ja) * 1985-12-25 1987-07-07

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