JPH07117475B2 - 光源ユニット用照明特性評価装置 - Google Patents

光源ユニット用照明特性評価装置

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JPH07117475B2
JPH07117475B2 JP2197244A JP19724490A JPH07117475B2 JP H07117475 B2 JPH07117475 B2 JP H07117475B2 JP 2197244 A JP2197244 A JP 2197244A JP 19724490 A JP19724490 A JP 19724490A JP H07117475 B2 JPH07117475 B2 JP H07117475B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶パネルに呈示される画像を投写光学系に
より拡大投写する液晶投写形画像表示装置における液晶
パネル等に平行光を照射する光源ユニットの照明特性評
価装置に関する。
従来の技術 液晶パネルの背面から光を照射し、その液晶パネルに呈
示される画像を投写光学系により拡大投写する液晶投写
形画像表示装置は、第7図に示すように、白色の可視光
を照射するために点状の光源1と二次曲面を有する反射
鏡2とから構成した光源ユニット3、白色光を青色
(B),緑色(G),赤色(R)の3色に色分解するた
めにダイクロイックミラー4および5から構成した色分
解部6、3色光をイメージ変調する3枚の液晶パネル7,
8,9、液晶パネル7,8,9に呈示された3色の画像を合成す
るためにダイクロイックミラー10および11から構成した
画像合成部12、および画像をスクリーン(図示せず)に
拡大投写するために凸レンズ13,14と凹レンズ15とから
構成した拡大投写部16から構成されている。
上記の構成において、光源ユニット3から照射された光
は全反射ミラー17により光路を折り曲げられ、色分解部
6に入射する。ここでダイクロイックミラー4により、
まず赤色光と青色光+緑色光に分解される。赤色光は全
反射ミラー18により光路を折り曲げられたのち液晶パネ
ルに入射する。一方ダイクロイックミラー4により色分
解された光(青色光+緑色光)は、ダイクロイックミラ
ー5により、青色光と緑色光とに分解されたのちそれぞ
れ液晶パネル8および9に入射する。
液晶パネル7,8,9で画像情報に重畳された赤色、緑色、
青色の各色光のうち、赤色光と青色光については、画像
合成部12のダイクロイックミラー10により合成され、赤
色光+青色光となる。一方、緑色光については、全反射
ミラー19により光路を折り曲げられたのち画像合成部12
に入射する。
ここで、ダイクロイックミラー11により赤色光+青色光
と緑色光とが合成されて、拡大投写部16により、スクリ
ーンにカラー画像が呈示されることになる。
前記液晶パネル7,8,9に光を照射する光源ユニット3に
要求される性能のひとつとして、色分解部6や画像合成
部12および液晶パネル7,8,9に対する光入射角特性によ
って分光透過率や分光反射率が変化するという光学特性
の関係から、ダイクロイックミラー4,5,10,11や液晶パ
ネル7,8,9に対して、できるだけ平行でかつ均一な光が
照射できることが要求される(照明学会研究会資料「バ
ックライトおよび投写用光源」p.15)。
この目的を達するために、光源ユニットとして例えば以
下の照明光学系が考案されている。
(a)第8図に示すように点状の光源20(例えば、ハロ
ゲン電球やメタルハライドランプあるいはショートアー
クタイプのキセノンランプなど)と放物面反射鏡21とを
組み合わせて、放物面反射鏡21の焦点位置Aに前記光源
20を配置し、光源20からの照射光の一部を放物面反射鏡
21により反射させることにより、液晶パネルなどの被照
射面22に平行光を照射する照明光学系, (b)第9図に示すように光源20と円弧面反射鏡23およ
び正レンズ(凸レンズ)24とを組み合わせて、円弧面反
射鏡23の焦点と正レンズ24の焦点とが同一になる焦点位
置Bに前記光源20を配置し、光源20からの照射光の一部
を円弧面反射鏡23により反射させ、焦点位置Bを通過さ
せた後、光源20からの残りの照射光とを合成して正レン
ズ24に入射させることにより、被照射面22に平行光を照
射する照明光学系(特公昭59−42404号公報), (c)第10図に示すように光源20と楕円面反射鏡25およ
び正レンズ26とを組み合わせて、楕円面反射鏡25の一方
の焦点位置Cに前記光源20を配置し、光源20からの照射
光の一部を楕円面反射鏡25により反射・集光させ、その
光を楕円面反射鏡25の他方の焦点と正レンズ26の焦点と
が同一になる焦点位置Dを通過させた後、正レンズ26に
入射させることにより、被照射面22に平行光を照射する
照明光学系(特公平1−25046号公報)などが知られて
おり、いずれの照明光学系も2次曲面からなる反射鏡の
焦点またはその近傍(略焦点)に光源を配置し、光源か
ら照射される光の一部を、反射鏡により被照射面に直接
照射するか、反射鏡と正レンズを組み合わせて被照射面
に照射するもので、光源からの照射光を反射鏡や正レン
ズなどにより、効率よく集光する照明光学系である。
このような照明光学系からなる光源ユニットの照明特性
を評価するには、液晶投写形画像表示装置の投写光学系
に光源ユニットを実際に組み込んで、スクリーン面に拡
大投写された画像(照射面)を目視により確認したり、
スクリーン面の任意の位置における照度を、照度計など
で逐点的に測定し、照度分布を求めることにより、光源
ユニットの照明特性(照射光の平行度や均一性など)を
評価していた。そして、目視評価の結果において、所要
の照明特性を満たしていない場合には、光源ユニットの
光源と反射鏡との相対位置関係を機械的もしくは人為的
に修正することにより、所要の照明特性を得ていた。
発明が解決しようとする課題 前記従来の光源ユニットの照明特性評価を行なう場合、
単一もしくは数台の光源ユニットを時間をかけて厳密に
照明特性評価し、その評価結果にもとづき光源と反射鏡
との位置関係を調整(補正)して、所要の照明特性を実
現するのであれば問題ない。しかし、量産工程などで
は、数多くの光源ユニットの照明特性を評価する必要が
あることから、目視評価に時間がかかり、目視評価を行
なう人が疲労することにより評価結果にばらつきを生じ
たり、評価を誤ったりするばかりでなく、目視評価を行
なうために熟練度を必要としていた。
また、照度計などにより、逐点的に照度分布を測定する
方法においても同様で、測定箇所(逐点箇所)が増大す
ると測定に時間がかかったり、光源ユニットの時間経過
による照明特性の変化に対応できないなどの課題を有い
ていた。
本発明は上記課題を解決するもので、光源ユニットの照
明特性評価を、人による目視評価と測定器による自動検
査、および光源ユニットを構成する光源の位置補正を、
同一の装置で短時間に、かつ正確に行なう照明特性評価
を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために以下の手段を用いて
いる。
(1)光源と反射鏡とからなる光源ユニットを保持・固
定する光源ユニット保持部と、この光源ユニット保持部
にて保持・固定された光源ユニットのうち、光源のみを
少なくとも光源ユニットの照射光軸と直交する方向に移
動させる光源位置移動部と、前記光源ユニットからの照
射光路を少なくとも2光路に分岐させる光路分離部と、
この光路分離部からの照射光の一部をスクリーンに拡大
投写する投写光学部と、前記光路分離部からの照射光の
一部を検出し、前記光源ユニットの照射光の光軸と直交
する面の照度分布を測定する照射光検出部と、前記照射
光検出部からの測定結果により、前記光源ユニットの照
明特性の良否を判定する照明特性判定部と、前記照明特
性判定部からの信号により、前記光源ユニットの光源の
位置を補正する信号を光源位置移動部に送信する光源位
置補正部とから構成し、前記光源ユニット保持部と光路
分離部との間の光路中に、前記光源ユニットから照射さ
れる光のうち、紫外線、赤外線及び可視光とに分離させ
る波長分離部を配置し、前記波長分離部からの一方の光
路中に、前記光源ユニットから照射される紫外線を検出
する紫外線検出部と赤外線を検出する赤外線検出部を配
置し、さらに、前記波長分離部の他方の光路中に、前記
光源ユニットから照射される可視光を検出する前記照射
光検出部を配置するとともに、各検出部からの紫外線と
可視光と赤外線の放射照度比を演算する放射照度比演算
部を備えている。
(2)光源と反射鏡とからなる光源ユニットを保持・固
定する光源ユニット保持部と、この光源ユニット保持部
にて保持・固定された光源ユニットのうち、光源のみを
少なくとも光源ユニットの照射光軸と直交する方向に移
動させる光源位置移動部と、前記光源ユニットからの照
射光路を少なくとも2光路に分離させる光路分離部と、
この光路分離部からの照射光の一部をスクリーンに拡大
投写する投写光学部と、前記光路分離部からの照射光の
一部を検出し、前記光源ユニットの照射光の光軸と直交
する面の照度分布を測定する照射光検出部と、照射光検
出部からの測定結果により、光源ユニットの照明特性の
良否を判定する照明特性判定部と、前記照明特性判定部
からの信号により、前記光源ユニットの光源の位置を補
正する信号を光源位置移動部に送信する光源位置補正部
とから構成し、前記光源ユニット保持部と光路分離部と
の間の光路中に、光源ユニットから照射される可視光の
うち、青色(B),緑色(G),赤(R)の3波長域の
色光に選択する色選択部と、前記色選択部からの青色光
を検出する青色検出部と、緑色光を検出する緑色検出部
と、赤色光を検出する赤色検出部と、各色光検出部から
の青色光と緑色光と赤色光の光量比を演算するBGR演算
部を備えた構成である。
(3)上記照射光検出部は、正レンズと光検出素子及び
入射角限定マスクからなり、前記光源ユニットから前記
照射光検出部に照射される光のうち、前記光源ユニット
の照射光軸に対して±5度以内の照射光のみを検出す
る。
(4)上記照射光検出部は、少なくとも2個以上の光検
出素子から構成し、、光検出素子を光源ユニットの照射
光軸と直交するように二次元平面状に配列し、前記光検
出素子を平面状に順次走査させる。
(5)上記照明光検出部は、少なくとも2個以上の光検
出素子を光源ユニットの照射光軸と直交するように直線
状に配列し、前記光検出素子を直線状に順次走査させる
とともに、光検出素子の配列と直交する方向に移動させ
る。
(6)上記照射光検出部は、少なくとも2個以上の光検
出素子を光源ユニットの照射光軸と直交するように直線
状に配列し、前記光検出素子を直線状に順次走査させる
とともに、照射光軸を回転軸として回動させる。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
(1)光源ユニット保持部に保持・固定した光源ユニッ
トからの照射光の光路を光路分離部により2光路に分離
し、一方の照射光を投写光学部によりスクリーンに拡大
投写するとともに、他方の照射光を照射光検出部により
測定し、その結果にもとづき照明特性判定部と光源位置
補正部を介して、光源ユニットの光源の位置を調整(補
正)することにより、目視によるスクリーン面の照度分
布の確認と、照射光検出部により液晶パネル面に相当す
る位置(仮想位置)の照度分布の測定評価を同時に行な
うことができるため、光源ユニットの照明特性の時間的
変化による誤評価が防止できるだけでなく、光源と反射
鏡との相対位置の調整をより確実に行なうことができ
る。さらに、放射照度比演算部により、紫外線と可視光
及び赤外線の各放射照度比を算出するとともに、その演
算結果をモニターに表示することにより、液晶パネル面
への紫外線と赤外線の影響の度合を測定することができ
る、(2)光源ユニットからの照射光における青色光と
緑色光及び赤色光の光量比をRGB演算部で算出するとと
もに、その演算結果をモニターに表示することにより、
カラー画像の基本となるB,G,Rの3色光における色むら
の影響の度合を測定できる、(3)照射光検出部の入射
角特性を±5度以内とすることにより、色選択部及び液
晶パネルの入射角特性の影響の度合を測定できる、
(4)光検出素子を二次元平面状に配列し、平面状に順
次走査させることにより、照射光検出部を固定したまま
で液晶パネル面に相当する面の照度分布を測定できる、
(5)光検出素子を直線状に配列し、移動させることに
より、照射光検出部を構成する光検出素子の使用数量を
減少させるとともに、光検出素子を小形にすることがで
きる、(6)直線上に配列した光検出素子を回動させる
ことにより、照射光検出部を構成する光検出素子の使用
数量を減少させるとともに、光検出素子を小形にするこ
とができるとともに、回転軸中心に位置する光検出素子
を照射光検出の標準とすることにより、照度分布測定時
における光源ユニットの時間的な照射光量の変化を補正
することができる。
実施例 以下、本発明の第1の実施例について、添付図面にもと
づいて説明する。
第1図は本発明の評価装置の構成を示す断面図である。
第1図において発光部分が点状の光源(例えば、ハロゲ
ン電球やメタルハライドランプあるいはショートアーク
タイプのキセノンランプなど)27と、光源27一部包囲す
るようにして配置された回転二軸曲面を有する反射鏡28
から構成された光源ユニット29は、光源ユニット保持部
30により位置を保持・固定している。一方、光源ユニッ
ト29の上部には、光源ユニット29のうち光源27のみを、
光源ユニット29の照射光軸と二次元的に直交する方向
(X方向およびY方向)と照射光軸と平行な方向(Z方
向)に対し、三次元的な方向に移動させる光源位置移動
部31を設けている。
光源ユニット29からの照射光の光路中に、照射光路を2
光路に分離させるためのハーフミラー32からなる光路分
離部33を設け、光路分離部33により分離した一方の光路
(第1図の反射側)に、照射光を集光・投写する凹凸レ
ンズ34と液晶パネル(図示せず)の仮想位置αに設けた
投写領域限定マスク35からなる投写光学部36により、ス
クリーン37に光源ユニット29からの照射光の一部を拡大
投写し、その照度分布を目視により確認する。(ここま
では、従来の光源ユニット29の照度分布を目視により確
認する方法と同様である) また、光路分離部33により分離した他方の光路(第1図
の透過側)には、照射光軸と直交する面で、かつ液晶パ
ネル(図示せず)の仮想位置βに入射領域限定マスク38
と照射光検出部39を配置し、光源ユニット29からの照射
光の照度分布を測定する。
ここで、照射光検出部39は第2図および第3図に示すよ
うに、正レンズ40と光検出素子41および入射角限定マス
ク42を1組とし、これを二次元平面状に複数配列してお
り、正レンズ40と入射角限定マスク42により、光検出素
子41には光源ユニット29から照射した光のうち、照射光
軸に対して±5度以内の平行光(第3図の実線で示す光
路)および平行に近似した光(第3図の破線および二点
鎖線で示す光路)のみを入射させ、光検出素子41を順次
走査する(光検出素子41の出力信号を順次切り替えて検
出する)ことにより、液晶パネルの仮想位置βでの照度
分布を測定する。
上記の構成において入射角を±5度以内としたのは、一
般的な液晶投写形画像表示装置の場合、色分解や画像合
成に用いられるダイクロイックミラーや液晶パネルに対
して、光入射角特性によって分光透過率や分光反射率が
変化する光学特性の許容限界が±10度以内といわれてお
り(照明学会研究会資料「バックライトおよび投写用光
源」p.15)、この特性を確認するための精度として±5
度を設定したものである。この精度は光源ユニット29の
製造における光学特性の精度として決められるものであ
り、上記の許容限界を越えない範囲で設定すればよい。
照射光検出部39に入射した照射光は電気信号(照度信
号)に変換されたのち、光源ユニット29の照明特性の良
否を判定する照明特性判定部43に導かれる。照明特性判
定部43では、光源ユニット29の基準となる照度分布特性
を保有しており、この基準特性と先に測定した光源ユニ
ット29の照度分布特性とを比較判定するとともに、測定
した照度分布特性と判定結果をモニター44に表示する。
照度特性判定部43において、光源ユニット29の照度特性
を調整(補正)する必要があると判定した場合、照明特
性判定部43から光源位置補正部45に光源ユニット29の光
源27の位置補正を行なわせる信号を送る。光源位置補正
部45では照明特性判定部43からの信号により、光源27の
位置を照射光軸と二次元的に直交する方向(X方向また
はY方向)と照射光軸と平行な方向(Z方向)のいずれ
の方向に移動させるかを判定し、最適な位置と移動量と
を光源位置移動部31に指令することにより光源27の位置
を補正し、照射光の照度分布を変化させて最適な照明特
性を得るものである。さらに、光源ユニット保持部30と
光路分離部33との間の光路中には、光源ユニット29から
照射される光のうち、波長が180nmから380nmの紫外線及
び波長が780nmから15μmの赤外線と、波長380nmから78
0nmの可視光とに分離させるための紫外線・赤外線反射
ミラー47からなる波長分離部48が配置されている。ま
た、波長分離部48からの紫外線を検出する紫外線検出部
49と赤外線を検出する赤外線検出部50、及び紫外線検出
部49と赤外線検出部50を交換する検出部交換部51と、各
検出部からの紫外線と赤外線と可視光の放射照度比を演
算する放射照度比演算部52が設けられている。
このため、光源ユニット29からの照射光は、波長分離部
48により、紫外線及び赤外線(第1図の反射側)の波長
成分が分離され、これを紫外線検出部49または赤外線検
出部50で検出する。
ここで、紫外線と赤外線の選択は検出部交換部51により
行なっている。紫外線検出部49及び赤外線検出部50から
の光電信号は放射照度比演算部52に導かれる。
一方、波長分離部48により、分離された可視光(第1図
の透過側)は照射光検出部39で検出され、この可視光の
光電信号も放射照度比演算部52に導かれる。
ここで放射照度比演算部52により、紫外線と可視光及び
赤外線の各放射照度比を算出するとともに、その演算結
果をモニター44に表示することにより、液晶パネル面へ
の紫外線と赤外線の影響の度合を測定することができ
る。
以上の動作により、目視によるスクリーン37の照度分布
の確認と、照度光検出部39による液晶パネル面に相当す
る位置(仮想位置)の照度分布の測定評価を同時に行な
うことができるため、光源ユニットの照明特性の時間的
変化による誤評価が防止できるだけでなく、光源と反射
鏡との相対位置の調整をより確実に行なうことができ
る。
なお、第1の実施例において照射光検出部39を、二次元
平面状の素子配列で構成したが、第4図に示すように照
射光検出部39の構成を、複数の光検出素子41を光源ユニ
ット29の照射光軸と直交するように直線状に配列させた
ものとし、前記光検出素子41を直線状に順次走査させる
とともに、光検出素子41の配列と直交する方向(第4図
のX方向)でかつ液晶パネルの仮想位置β(入射領域限
定マスク38の位置)と平行に移動させることにより、液
晶パネルの仮想位置βにおける照度分布を測定すること
ができるため、照射光検出部39を構成する光検出素子41
の使用数量を減少させるとともに、光検出素子41を小形
にすることができる。
また、第5図に示すように光検出素子41を直線状に配列
した照射光検出部39を、光源ユニット29の照射光軸を回
転軸として図中の矢印の方向に回動させることにより、
液晶パネルの仮想位置βにおける照度分布を測定するこ
とができるため、照射光検出部39を構成する光検出素子
41の使用数量を減少させるとともに、光検出素子41を小
形にすることができるだけでなく、回転軸中心に位置す
る光検出素子41を照射光検出の標準とすることにより、
照度分布測定時において光源ユニット29の時間的な照射
光量の変化がある場合に、光量変化をモニターすること
ができ、これを補正できる。
次に、本発明の第2の実施例を添付図面にもとづいて説
明する。
第6図は本発明の第2の実施例である照明特性評価装置
の構成図である。第6図に示す第2の実施例の照明特性
評価装置は、基本的には第1の実施例と類似の構成であ
るため、同一の構成要素には同一番号に付して詳細な説
明を省略する。
第6図において、第1の実施例と異なるのは、光源ユニ
ット保持部30と光路分離部33との間の光路中に、光源ユ
ニット29からの可視光のうち、波長450nm±50nm(青色:
B),530nm±50nm(緑色:G),630nm±50nm(赤色:R)の
3波長域の色光に選択するためのダイクロイックフィル
タ53と、B,G,Rの各ダイクロイックフィルタ53を交換す
るフィルタ交換部54からなる色選択部55と、色選択部55
からの青色光を検出する青色検出部56と、緑色光を検出
する緑色検出部57と、赤色光を検出する赤色検出部58
と、各色光検出部をダイクロイックフィルタ53の色選択
に合わせて交換するBGR交換部59と、各色光検出部から
の青色光と緑色光と赤色光の光量比を演算するBGC演算
部60を追加した構成にしていることである。
光源ユニット29からの照射光は、色選択部55のダイクロ
イックフィルタ53をフィルタ交換部54で順次交換するこ
とにより、青色光と緑色光および赤色光波長成分が分離
され、これを青色検出部56,緑色検出部57,赤色検出部58
のいずれかの色光検出部で検出する。ここで、青色光、
緑色光、赤色光の選択はBGR交換部59により行なってい
る。
各色光検出部からの光電信号はBGR演算部60に導かれ
る。ここで光源ユニット29からの照射光における青色光
と緑色光および赤色光の光量比を算出するとともに、そ
の演算結果をモニター44に表示することにより、カラー
画像の基本となるB,G,Rの3色光における色むらの影響
の度合を測定することができる。
発明の効果 以上のように本発明においては、 目視によるスクリーン面の照度分布の確認と、液晶パネ
ル面に相当する位置(仮想位置)の照度分布の測定評価
を同時に行なうことができる。また、光源ユニットの照
明特性の時間的変化による誤評価が防止できるだけでな
く、光源と反射鏡との相対位置の調整をより確実に行な
うことができる。
液晶パネル面への紫外線と赤外線の影響の度合を測定す
ることができる。また、カラー画像の基本となるB,G,R
の3色光における色むらの影響度合を測定することがで
きる。
照射光検出部の入射角特性を±5度以内とすることによ
り、色選択部および液晶パネルの入射角特性の影響の度
合を測定することができる。
照射光検出部を固定したままで液晶パネル面に相当する
面の照度分布を測定することができる。また光検出素子
を直線状に配列し、移動させることにより、照射光検出
部を構成する光検出素子の使用数量を減少させるととも
に、光検出素子を小形にすることができる。さらに直線
上に配列した光検出素子を回動させることにより、照射
光検出部を構成する光検出素子の使用数量を減少させる
とともに、光検出素子を小形にすることができるととも
に、回転軸中心に位置する光検出素子を照射光検出の標
準とすることにより、照度分布測定時における光源ユニ
ットの時間的な照射光量の変化を補正することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例である照明特性評価装置
の構成図、第2図は正レンズと光検出素子と入射角限定
マスクから構成した照射光検出部の外観図、第3図は前
記照射光検出部の断面図、第4図は光検出素子を直線状
に配列させた照射光検出部を平行移動させた動作説明
図、第5図は前記直線状の照射光検出部を回動させた動
作説明図、第6図は本発明の第2の実施例である照明特
性評価装置の構成図、第7図は一般的な液晶投写形画像
表示装置の構成図、第8図は光源と放物面反射鏡から構
成した光源ユニットの構成図、第9図は光源と円弧面反
射鏡と正レンズから構成した光源ユニットの構成図、第
10図は光源と楕円面反射鏡と正レンズから構成した光源
ユニットの構成図である。 29……光源ユニット、30……光源ユニット保持部、31…
…光源位置移動部、33……光路分離部、36……投写光学
部、39……照射光検出部、43……照明特性判定部、45…
…光源位置補正部、48……波長分離部、49……紫外線検
出部、50……赤外線検出部、52……放射照度比演算部、
56……青色検出部、57……緑色検出部、58……赤色検出
部、59……色選択部、60……BGR演算部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と反射鏡とからなる光源ユニットを保
    持・固定する光源ユニット保持部と、この光源ユニット
    保持部にて保持・固定された光源ユニットのうち、光源
    のみを少なくとも光源ユニットの照射光軸と直交する方
    向に移動させる光源位置移動部と、前記光源ユニットか
    らの照射光路を少なくとも2光路に分離させる光路分離
    部と、この光路分離部からの照射光の一部をスクリーン
    に拡大投写する投写光学部と、前記光路分離部からの照
    射光の一部を検出し、前記光源ユニットの照射光の光軸
    と直交する面の照度分布を測定する照射光検出部と、前
    記照射光検出部からの測定結果により、前記光源ユニッ
    トの照明特性の良否を判定する照明特性判定部と、前記
    照明特性判定部からの信号により、前記光源ユニットの
    光源の位置を補正する信号を光源位置移動部に送信する
    光源位置補正部とから構成し、前記光源ユニット保持部
    と光路分離部との間の光路中に、前記光源ユニットから
    照射される光のうち、紫外線、赤外線及び可視光とに分
    離させる波長分離部を配置し、前記波長分離部からの一
    方の光路中に、前記光源ユニットから照射される紫外線
    を検出する紫外線検出部と赤外線を検出する赤外線検出
    部を配置し、さらに、前記波長分離部の他方の光路中
    に、前記光源ユニットから照射される可視光を検出する
    前記照射光検出部を配置するとともに、各検出部からの
    紫外線と可視光と赤外線の放射照度比を演算する放射照
    度比演算部を備えたことを特徴とする光源ユニット用照
    明特性評価装置。
  2. 【請求項2】光源と反射鏡とからなる光源ユニットを保
    持・固定する光源ユニット保持部と、この光源ユニット
    保持部にて保持・固定された光源ユニットのうち、光源
    のみを少なくとも光源ユニットの照射光軸と直交する方
    向に移動させる光源位置移動部と、前記光源ユニットか
    らの照射光路を少なくとも2光路に分離させる光路分離
    部と、この光路分離部からの照射光の一部をスクリーン
    に拡大投写する投写光学部と、前記光路分離部からの照
    射光の一部を検出し、前記光源ユニットの照射光の光軸
    と直交する面の照度分布を測定する照射光検出部と、照
    射光検出部からの測定結果により、光源ユニットの照明
    特性の良否を判定する照明特性判定部と、前記照明特性
    判定部からの信号により、前記光源ユニットの光源の位
    置を補正する信号を光源位置移動部に送信する光源位置
    補正部とから構成し、前記光源ユニット保持部と光路分
    離部との間の光路中に、前記光源ユニットから照射され
    る可視光のうち、青色(B),緑色(G),赤(R)の
    3波長域の色光に選択する色選択部と、前記色選択部か
    らの青色光を検出する青色検出部と、緑色光を検出する
    緑色検出部と、赤色光を検出する赤色検出部と、各色光
    検出部からの青色光と緑色光と赤色光の光量比を演算す
    るBGR演算部を備えたことを特徴とする光源ユニット用
    照明特性評価装置。
  3. 【請求項3】照射光検出部は、正レンズと光検出素子及
    び入射角限定マスクからなり、前記光源ユニットから前
    記照射光検出部に照射される光のうち、前記光源ユニッ
    トの照射光軸に対して±5度以内の照射光のみを検出す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の光源ユニッ
    ト用照明特性評価装置。
  4. 【請求項4】照射光検出部は、少なくとも2個以上の光
    検出素子を、光源ユニットの照射光軸と直交するように
    二次元平面状に配列し、前記光検出素子を平面状に順次
    走査させることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の光源ユニット用照明特性評価装置。
  5. 【請求項5】照明光検出部は、少なくとも2個以上の光
    検出素子を、光源ユニットの照射光軸と直交するように
    直線状に配列し、前記光検出素子を直線状に順次走査さ
    せるとともに、光検出素子の配列と直交する方向に移動
    させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の光源ユニット用照明特性評価装置。
  6. 【請求項6】照射光検出部は、少なくとも2個以上の光
    検出素子を、光源ユニットの照射光軸と直交するように
    直線状に配列し、前記光検出素子を直線状に順次走査さ
    せるとともに、照射光軸を回転軸として回動させること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光源ユ
    ニット用照明特性評価装置。
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