JPH07117276A - プリンタの印字制御装置 - Google Patents

プリンタの印字制御装置

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Publication number
JPH07117276A
JPH07117276A JP5265196A JP26519693A JPH07117276A JP H07117276 A JPH07117276 A JP H07117276A JP 5265196 A JP5265196 A JP 5265196A JP 26519693 A JP26519693 A JP 26519693A JP H07117276 A JPH07117276 A JP H07117276A
Authority
JP
Japan
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pin
pseudo
print
drive
drive signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5265196A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Nagahashi
則明 長橋
Kazuaki Arai
和明 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5265196A priority Critical patent/JPH07117276A/ja
Publication of JPH07117276A publication Critical patent/JPH07117276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】形成されるドットの濃度が異なることがなく、
印字品位を向上させ、アーマチュアがコアに吸引される
時に発生する騒音を抑制する。 【構成】印字ヘッドと、印字ヘッド制御部と、マイクロ
プロセッサとを有し、前記印字ヘッド制御部は、駆動信
号に対応する駆動電流をコイルに選択的に流す手段と、
擬似駆動信号に対応する擬似駆動電流をコイルに選択的
に流す手段とを備える。また、前記マイクロプロセッサ
は、印字データに基づいてドットデータを形成し、ドッ
トデータを参照して、次の印字タイミングにおいてピン
が駆動されず、二つ先の印字タイミングにおいてピンが
駆動される場合に、次の印字タイミングで前記擬似駆動
信号にパルスを発生させる。擬似駆動信号に対応する擬
似駆動電流がコイルに流されると、対応するピンが擬似
的に駆動されて飛行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの印字制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤドット式のプリンタにおい
ては、上位装置などの上位コンピュータから受けた印字
データによって印字ヘッド制御部を制御して印字ヘッド
を駆動するようになっている。該印字ヘッドは複数の印
字ワイヤを有し、印字データに対応して駆動され、イン
クリボンを介して、又は直接プラテン上の印字媒体を打
撃して印字するようになっている。
【0003】各印字ワイヤはアーマチュアの先端に固定
され、該アーマチュアを板ばねが揺動自在に支持する。
そして、前記アーマチュアに対向してコアが配設され、
永久磁石が磁束を発生させて前記板ばねの弾性力に抗し
てアーマチュアをコアに吸引するようになっている。ま
た、各コアにはコイルが巻装され、通電によって磁束を
発生させ、前記永久磁石による磁束を打ち消してアーマ
チュアを解放する。
【0004】したがって、印字データに対応するコイル
に選択的に駆動電流を流すと、印字データに対応する印
字ワイヤ(以下「ピン」という。)が駆動され、所定の
文字などを印字することができる。図2は従来のプリン
タにおける印字ヘッドの斜視図、図3は従来のプリンタ
の印字制御装置における奇数ピン側の駆動回路図、図4
は従来のプリンタの印字制御装置における偶数ピン側の
駆動回路図である。
【0005】図2において、11は印字ヘッド、12は
奇数ピン(以下「ODDピン」という。)側のワイヤガ
イド、13は偶数ピン(以下「EVENピン」とい
う。)側のワイヤガイドである。ODDピン及びEVE
Nピンはいずれも12個のピンから成り、印字ヘッド1
1全体で24ピンの構成を有する。図3において、CT
1はODDピン側のコモン駆動信号、SG1,SG3,
…,SG23はODDピン、すなわち#1ピン、#3ピ
ン、…、#23ピンを駆動するための駆動信号である。
【0006】前記コモン駆動信号CT1はトランジスタ
21のベースに入力され、該トランジスタ21を選択的
に導通させる。該トランジスタ21のコレクタは抵抗2
4を介してトランジスタ22のベースに接続され、エミ
ッタはグラウンドに接続され、トランジスタ21の導通
によってトランジスタ22が導通するようになってい
る。該トランジスタ22はエミッタが電源Vcc2に、
コレクタが各ODDピンに対応して配設されたコイルL
1,L3,…,L23に接続され、導通した時にコイル
L1,L3,…,L23に駆動電流が流れるようになっ
ている。そして、前記トランジスタ21,22によって
ODDピン側のコモン駆動トランジスタ部23が構成さ
れる。
【0007】そして、DZ1はツェナーダイオードであ
り、一端が電源Vcc2に接続され、他端が各ODDピ
ンに対応して配設されたフライバックダイオードD1,
D3,…,D23に接続され、定電圧を発生させる。前
記コイルL1,L3,…L23は各ODDピンに対応し
て配設され、それぞれ一端が前記フライバックダイオー
ドD1,D3,…,D23に、他端が前記トランジスタ
22のコレクタに接続される。
【0008】また、Q1,Q3,…,Q23は各ODD
ピンを駆動するためのスイッチング回路であり、該スイ
ッチング回路Q1,Q3,…,Q23のコレクタが前記
フライバックダイオードD1,D3,…,D23及びコ
イルL1,L3,…,L23に接続され、エミッタがグ
ラウンドに接続される。該スイッチング回路Q1,Q
3,…,Q23は、それぞれ2個のトランジスタ及び2
個の抵抗を有するダーリントンアレイによって構成さ
れ、トランジスタのベースに駆動信号SG1,SG3,
…,SG23が入力されることによって選択的に導通す
るようになっている。
【0009】そして、例えば、#1ピンを駆動する場合
は、コモン駆動信号CT1及び駆動信号SG1にパルス
が発生させられ(ハイレベルになり)、トランジスタ2
1,22がオンになるとともに、スイッチング回路Q1
の2個のトランジスタがオンになる。その結果、コイル
L1に駆動電流が流れ、#1ピンが駆動される。なお、
26は各スイッチング回路Q1,Q3,…,Q23のグ
ラウンド側と各コイルL1,L3,…,L23のトラン
ジスタ22側を接続するフライバックダイオード、Vc
c1は5〔V〕の電源、Vcc2は40〔V〕の電源で
ある。
【0010】図4において、CT2はEVENピン側の
コモン駆動信号、SG2,SG4,…,SG24はEV
ENピンすなわち#2ピン、#4ピン、…、#24ピン
を駆動するための駆動信号である。前記コモン駆動信号
CT2はトランジスタ31のベースに入力され、該トラ
ンジスタ31を選択的に導通させる。該トランジスタ3
1のコレクタは抵抗34を介してトランジスタ32のベ
ースに接続され、エミッタはグラウンドに接続され、ト
ランジスタ31の導通によってトランジスタ32が導通
するようになっている。該トランジスタ32はエミッタ
が電源Vcc2に、コレクタが各EVENピン対応して
配設されたコイルL2,L4,…,L24に接続され、
導通した時にコイルL2,L4,…,L24に駆動電流
が流れるようになっている。そして、前記トランジスタ
31,32によってEVENピン側のコモン駆動トラン
ジスタ部33が構成される。
【0011】そして、DZ2はツェナーダイオードであ
り、一端が電源Vcc2に接続され、他端が各EVEN
ピンに対応して配設されたフライバックダイオードD
2,D4,…,D24に接続され、定電圧を発生させ
る。前記コイルL2,L4,…L24は各EVENピン
に対応して配設され、それぞれ一端が前記フライバック
ダイオードD2,D4,…,D24に、他端が前記トラ
ンジスタ32のコレクタに接続される。
【0012】また、Q2,Q4,…,Q24は各EVE
Nピンを駆動するためのスイッチング回路であり、該ス
イッチング回路Q2,Q4,…,Q24のコレクタが前
記フライバックダイオードD2,D4,…,D24及び
コイルL2,L4,…,L24に接続され、エミッタが
グラウンドに接続される。該スイッチング回路Q2,Q
4,…,Q24は、それぞれ2個のトランジスタ及び2
個の抵抗を有するダーリントンアレイによって構成さ
れ、トランジスタのベースに駆動信号SG2,SG4,
…,SG24が入力されることによって選択的に導通す
るようになっている。
【0013】そして、例えば、#2ピンを駆動する場合
は、コモン駆動信号CT2及び駆動信号SG2にパルス
が発生させられ(ハイレベルになり)、トランジスタ3
1,32がオンになるとともに、スイッチング回路Q2
の2個のトランジスタがオンになる。その結果、コイル
L2に駆動電流が流れ、#2ピンが駆動される。なお、
36は各スイッチング回路Q2,Q4,…,Q24のグ
ラウンド側と各コイルL2,L4,…,L24のトラン
ジスタ32側を接続するフライバックダイオード、Vc
c1は5〔V〕の電源、Vcc2は40〔V〕の電源で
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプリンタの印字制御装置においては、ピンを連続し
て駆動すると、ピンがプラテン上の印字媒体を打撃する
ことによって発生する衝撃力は、1回目に駆動される時
より2回目以降に駆動される時の方が大きい。すなわ
ち、アーマチュアは永久磁石が発生させた磁束によって
コアに吸引され、コイルを通電して永久磁石による磁束
を打ち消し、板ばねの弾性力に抗してコアから解放され
るようになっていて、コアに吸引される際にアーマチュ
アがリバウンドする。したがって、2回目以降に駆動さ
れる時には、前記板ばねの弾性力に前回駆動された時の
リバウンド力が加わるので、ピンが加速されて衝撃力が
大きくなってしまう。
【0015】その結果、単発的に駆動されるピン(以下
「単発駆動ピン」という。)によって形成されるドッ
ト、及び連続して駆動されるピン(以下「連続駆動ピ
ン」という。)によって1回目に形成されるドットは濃
度が低くなるのに対し、連続駆動ピンによって2回目以
降に形成されるドットは濃度が高くなり、印字品位が低
下してしまう。
【0016】また、アーマチュアがコアに吸引される時
にアーマチュアとコアが衝突するので騒音が発生してし
まう。本発明は、前記従来のプリンタの印字制御装置の
問題点を解決して、形成されるドットの濃度が異なるこ
とがなく、印字品位を向上させることができ、アーマチ
ュアがコアに吸引される時に騒音が発生するのを抑制す
ることができるプリンタの印字制御装置を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のプ
リンタの印字制御装置においては、複数のピンと、該ピ
ンが固定されたアーマチュアと、前記ピンに対応する複
数のコイルと、該コイルが巻装されたコアとを備えた印
字ヘッドと、前記ピンを駆動する印字ヘッド制御部と、
マイクロプロセッサとを有する。
【0018】そして、前記印字ヘッド制御部は、駆動信
号に対応する駆動電流をコイルに選択的に流す手段と、
擬似駆動信号に対応する擬似駆動電流をコイルに選択的
に流す手段とを備える。また、前記マイクロプロセッサ
は、上位装置から受信した印字データに基づいてドット
データを形成するドットデータ形成手段と、該ドットデ
ータに対応して前記駆動信号にパルスを発生させる手段
と、前記ドットデータを参照して、次の印字タイミング
においてピンが駆動されず、二つ先の印字タイミングに
おいてピンが駆動されるかどうかを判断するドットデー
タ判断手段と、次の印字タイミングにおいてピンが駆動
されず、二つ先の印字タイミングにおいてピンが駆動さ
れる場合に、次の印字タイミングで前記擬似駆動信号に
パルスを発生させる手段とを備える。
【0019】本発明の他のプリンタの印字制御装置にお
いては、複数のピンと、該ピンが固定されたアーマチュ
アと、前記ピンに対応する複数のコイルと、該コイルが
巻装されたコアとを備えた印字ヘッドと、前記ピンを駆
動する印字ヘッド制御部と、マイクロプロセッサとを有
する。そして、前記印字ヘッド制御部は、駆動信号に対
応する駆動電流をコイルに選択的に流す手段と、擬似駆
動信号に対応する擬似駆動電流をコイルに選択的に流す
手段とを備える。
【0020】また、前記マイクロプロセッサは、上位装
置から受信した印字データに基づいてドットデータを形
成するドットデータ形成手段と、該ドットデータに対応
して前記駆動信号にパルスを発生させる手段と、ピンが
駆動された後の設定されたタイミングで前記擬似駆動信
号にパルスを発生させる手段とを備える。
【0021】
【作用】本発明によれば、プリンタの印字制御装置にお
いては、複数のピンと、該ピンが固定されたアーマチュ
アと、前記ピンに対応する複数のコイルと、該コイルが
巻装されたコアとを備えた印字ヘッドと、前記ピンを駆
動する印字ヘッド制御部と、マイクロプロセッサとを有
する。
【0022】そして、前記印字ヘッド制御部は、駆動信
号に対応する駆動電流をコイルに選択的に流す手段と、
擬似駆動信号に対応する擬似駆動電流をコイルに選択的
に流す手段とを備える。また、前記マイクロプロセッサ
は、上位装置から受信した印字データに基づいてドット
データを形成するドットデータ形成手段と、該ドットデ
ータに対応して前記駆動信号にパルスを発生させる手段
と、前記ドットデータを参照して、次の印字タイミング
においてピンが駆動されず、二つ先の印字タイミングに
おいてピンが駆動されるかどうかを判断するドットデー
タ判断手段と、次の印字タイミングにおいてピンが駆動
されず、二つ先の印字タイミングにおいてピンが駆動さ
れる場合に、次の印字タイミングで前記擬似駆動信号に
パルスを発生させる手段とを備える。
【0023】したがって、駆動信号に対応する駆動電流
がコイルに流されると、対応するピンが駆動され、印字
媒体を打撃する。また、擬似駆動信号に対応する擬似駆
動電流がコイルに流されると、対応するピンが擬似的に
駆動されて飛行する。続いて、ピンを通常のように駆動
すると、板ばねの弾性力に前回駆動された時のリバウン
ド力が加わるので、ピンが加速されて衝撃力が大きくな
る。
【0024】本発明の他のプリンタの印字制御装置にお
いては、複数のピンと、該ピンが固定されたアーマチュ
アと、前記ピンに対応する複数のコイルと、該コイルが
巻装されたコアとを備えた印字ヘッドと、前記ピンを駆
動する印字ヘッド制御部と、マイクロプロセッサとを有
する。そして、前記印字ヘッド制御部は、駆動信号に対
応する駆動電流をコイルに選択的に流す手段と、擬似駆
動信号に対応する擬似駆動電流をコイルに選択的に流す
手段とを備える。
【0025】また、前記マイクロプロセッサは、上位装
置から受信した印字データに基づいてドットデータを形
成するドットデータ形成手段と、該ドットデータに対応
して前記駆動信号にパルスを発生させる手段と、ピンが
駆動された後の設定されたタイミングで前記擬似駆動信
号にパルスを発生させる手段とを備える。したがって、
駆動信号に対応する駆動電流がコイルに流されると、対
応するピンが駆動され、印字媒体を打撃する。また、擬
似駆動信号に対応する擬似駆動電流がコイルに流される
と、対応するピンが擬似的に駆動され、アーマチュアを
コアに吸引する吸引力を小さくする。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
プリンタの印字制御装置のフローチャート、図5は本発
明の実施例におけるプリンタの印字制御装置のブロック
図、図6は本発明の実施例におけるプリンタの印字制御
装置の第1の駆動回路図、図7は本発明の実施例におけ
るプリンタの印字制御装置の第2の駆動回路図、図8は
本発明の実施例におけるプリンタの印字制御装置のタイ
ムチャートである。
【0027】図5において、11は印字ヘッド、42は
プリンタの制御を行うマイクロプロセッサ、43は該マ
イクロプロセッサ42の制御プログラムが格納されたプ
ログラムROM、44は各種のデータの読出し及び書込
みを行うワーキングRAM、45は漢字やANKなどの
文字データが格納されたフォントROMである。また、
46は上位装置などの上位コンピュータからの印字デー
タを受けるためのインタフェース制御部、47はライン
フィードモータやスペースモータなどの各種のモータ4
8を駆動するためのモータ駆動部、49は前記印字ヘッ
ド11を駆動するための印字ヘッド制御部である。
【0028】該印字ヘッド制御部49は、図示しないO
DDピンを駆動するための図示しない駆動回路及び図示
しないEVENピンを駆動するための図示しない駆動回
路を有する。次に、ODDピンを駆動するための駆動回
路について説明する。この場合、EVENピンを駆動す
るための駆動回路及びその動作はODDピンのものと同
じであるので、その説明を省略する。
【0029】図6及び7において、CT1はODDピン
側のコモン駆動信号、SG1,SG3,…,SG23は
ODDピン、すなわち#1ピン、#3ピン、…、#23
ピンを駆動するための駆動信号、GD1はODDピンの
第1コモン擬似駆動信号、ID1はODDピンの第2コ
モン擬似駆動信号であり、共にマイクロプロセッサ42
(図5)内で発生させられる。
【0030】前記コモン駆動信号CT1、第1コモン擬
似駆動信号GD1及び第2コモン擬似駆動信号ID1は
オープンコレクタタイプのオア回路61に接続され、該
オア回路61の出力がトランジスタ21のベースに入力
され、前記コモン駆動信号CT1、第1コモン擬似駆動
信号GD1及び第2コモン擬似駆動信号ID1のいずれ
か一つにパルスが発生させられると、前記トランジスタ
21を選択的に導通させる。
【0031】該トランジスタ21のコレクタは抵抗24
を介してトランジスタ22のベースに接続され、エミッ
タはグラウンドに接続され、トランジスタ21の導通に
よってトランジスタ22が導通するようになっている。
該トランジスタ22はエミッタが電源Vcc2に、コレ
クタが各ODDピンに対応して配設されたコイルL1,
L3,…,L23に接続され、導通した時にコイルL
1,L3,…,L23に駆動電流が流れるようになって
いる。そして、前記トランジスタ21,22によってO
DDピン側のコモン駆動トランジスタ部23が構成され
る。
【0032】そして、DZ1はツェナーダイオードであ
り、一端が電源Vcc2に接続され、他端が各ODDピ
ンに対応して配設されたフライバックダイオードD1,
D3,…,D23に接続され、定電圧を発生させる。前
記コイルL1,L3,…,L23は各ODDピンに対応
して配設され、それぞれ一端が前記フライバックダイオ
ードD1,D3,…,D23に、他端が前記トランジス
タ22のコレクタに接続される。
【0033】また、Q1,Q3,…,Q23は各ODD
ピンを駆動するためのスイッチング回路であり、該スイ
ッチング回路Q1,Q3,…,Q23のコレクタが前記
フライバックダイオードD1,D3,…,D23及びコ
イルL1,L3,…,L23に接続され、エミッタがグ
ラウンドに接続される。該スイッチング回路Q1,Q
3,…,Q23は、それぞれ2個のトランジスタ及び2
個の抵抗を有するダーリントンアレイによって構成され
る。なお、26は各スイッチング回路Q1,Q3,…,
Q23のグラウンド側と各コイルL1,L3,…,L2
3のトランジスタ22側を接続するフライバックダイオ
ードである。
【0034】前記スイッチング回路Q1,Q3,…,Q
23の入力端子側には、それぞれトランジスタTr1
A,Tr1B,Tr3A,Tr3B,…,Tr23A,
Tr23B及びダイオードから成る駆動信号選択回路T
1,T3,…,T23が接続される。そして、前記トラ
ンジスタTr1A,Tr3A,…,Tr23Aのベース
には駆動信号SG1,SG3,…,SG23が選択的に
入力され、コレクタが電源Vcc1及びトランジスタT
r1B,Tr3B,…,Tr23Bのベースに接続され
るとともに、エミッタがグラウンドに接続される。ま
た、トランジスタTr1B,Tr3B,…,Tr23B
のコレクタは電源Vcc1及び前記スイッチング回路Q
1,Q3,…,Q23の入力端子に接続されるととも
に、エミッタがグラウンドに接続される。
【0035】そして、前記トランジスタTr1B,Tr
3B,…,Tr23Bのベースとグラウンドの間には擬
似駆動用トランジスタTr1C,Tr3C,…,Tr2
3Cが接続され、各ピンを通常に駆動する場合はトラン
ジスタTr1A,Tr3A,…,Tr23Aを導通させ
ることによって、各ピンを擬似的に駆動する場合は前記
擬似駆動用トランジスタTr1C,Tr3C,…,Tr
23Cを導通させることによってトランジスタTr1
B,Tr3B,…,Tr23Bを導通させることができ
る。
【0036】そのため、前記各擬似駆動用トランジスタ
Tr1C,Tr3C,…,Tr23Cのベースに、それ
ぞれ2個のアンド回路AND1A,AND1B,AND
3A,AND3B,…,AND23A,AND23B及
びオープンコレクタタイプの1個のオア回路OR1,O
R3,…,OR23から成る擬似駆動信号選択回路V
1,V3,…,V23が接続される。
【0037】また、前記アンド回路AND1A,AND
3A,…,AND23Aに第1擬似駆動用パルス発生回
路63が接続され、該第1擬似駆動用パルス発生回路6
3から出力される信号Bに第1擬似駆動用パルスが発生
させられるとともに、アンド回路AND1B,AND3
B,…,AND23Bに第2擬似駆動用パルス発生回路
64が接続され、該第2擬似駆動用パルス発生回路64
から出力される信号Cに第2擬似駆動用パルスが発生さ
せられる。
【0038】そして、前記アンド回路AND1A,AN
D3A,…,AND23Aに擬似駆動信号OD1,OD
3,…,OD23及び前記第1擬似駆動用パルスが入力
され、前記アンド回路AND1B,AND3B,…,A
ND23Bに擬似駆動信号OD1,OD3,…,OD2
3及び前記第2擬似駆動用パルスが入力される。さら
に、前記アンド回路AND1A,AND3A,…,AN
D23Aの出力及びアンド回路AND1B,AND3
B,…,AND23Bの出力がオア回路OR1,OR
3,…,OR23に入力され、該オア回路OR1,OR
3,…,OR23の出力が前記各擬似駆動用トランジス
タTr1C,Tr3C,…,Tr23Cのベースに入力
される。
【0039】前記擬似駆動信号OD1,OD3,…,O
D23には、単発駆動ピンを駆動する時、及び連続駆動
ピンを駆動する場合であって1回目に駆動する時に、一
つ前の印字タイミングでパルスが発生させられる。そし
て、前記擬似駆動信号OD1,OD3,…,OD23は
前記アンド回路AND1A,AND3A,…,AND2
3Aにおいて前記信号Bとの論理積が求められ、第1擬
似駆動用パルスのパルス幅に相当する時間だけアンド回
路AND1A,AND3A,…,AND23Aの出力が
ハイレベルになり、その間だけ前記擬似駆動用トランジ
スタTr1C,Tr3C,…,Tr23Cが導通され
る。
【0040】したがって、単発駆動ピン及び連続駆動ピ
ンに対応するコイルL1,L3,…,L23に、前記印
字タイミングで擬似駆動電流が流される。該擬似駆動電
流は、各ピンが実際に図示しないプラテン上の図示しな
い印字媒体を打撃することがなく、また、該擬似駆動電
流を流した後の次の印字タイミングにおいて単発駆動ピ
ン又は連続駆動ピンが駆動されたときの衝撃力と連続駆
動ピンが2回目に駆動されたときの衝撃力が等しくなる
ように設定される。
【0041】そのために、前記第1擬似駆動用パルスの
パルス幅が前記第1擬似駆動用パルス発生回路63によ
って設定される。そして、前記第1擬似駆動用パルス発
生回路63は、パルス発生回路IC1並びに該パルス発
生回路IC1に外付けされたコンデンサC1及び抵抗R
1から成る。前記パルス発生回路IC1は2段の入出力
部分を有し、第1段の出力が第2段に入力されるように
なっている。
【0042】したがって、第1コモン擬似駆動信号GD
1が第1擬似駆動用パルス発生回路63に入力される
と、第1段から第2段に対して信号Aが出力され、第2
段からアンド回路AND1A,AND3A,…,AND
23Aに対して信号Bが出力される。また、前記擬似駆
動信号OD1,OD3,…,OD23には、ピンが駆動
されるたびに、図示しないアーマチュアが図示しないコ
アに吸引されるタイミングでパルスが発生させられる。
そして、前記擬似駆動信号OD1,OD3,…,OD2
3は前記アンド回路AND1B,AND3B,…,AN
D23Bにおいて前記信号Cとの論理積が求められ、第
2擬似駆動用パルスのパルス幅に相当する時間だけアン
ド回路AND1B,AND3B,…,AND23Bの出
力がハイレベルになり、その間だけ前記擬似駆動用トラ
ンジスタTr1C,Tr3C,…,Tr23Cが導通さ
れる。
【0043】したがって、各ピンが駆動されるたびにコ
イルL1,L3,…,L23に、前記印字タイミングで
擬似駆動電流が流される。該擬似駆動電流は、各ピンが
実際にプラテン上の印字媒体を打撃することがなく、ま
た、アーマチュアがコアに吸引される時の騒音が最も小
さくなるように設定される。そのために、前記第2擬似
駆動用パルスのパルス幅は前記第2擬似駆動用パルス発
生回路64によって設定される。そして、前記第2擬似
駆動用パルス発生回路64は、パルス発生回路IC2並
びに該パルス発生回路IC2に外付けされたコンデンサ
C2及び抵抗R2から成る。
【0044】したがって、第2コモン擬似駆動信号ID
1が第2擬似駆動用パルス発生回路64に入力される
と、アンド回路AND1B,AND3B,…,AND2
3Bに対して信号Cが出力される。前記構成のプリンタ
の印字制御装置において、上位コンピュータから印字デ
ータを受けると、インタフェース制御部46はマイクロ
プロセッサ42に印字データを送る。該マイクロプロセ
ッサ42は前記印字データを解読し、フォントROM4
5に格納された文字フォントデータを参照し、ドットデ
ータを形成してワーキングRAM44に格納する。次
に、マイクロプロセッサ42はワーキングRAM44に
格納されたドットデータを再び参照し、二つ先の印字タ
イミングにおいてピンを駆動するためのドットデータが
あるかどうかを判断する。
【0045】そして、二つ先の印字タイミングにおいて
ピンを駆動するためのドットデータがある場合には、次
の印字タイミングにおいてピンを駆動するためのドット
データを再び参照し、次の印字タイミングにおいてピン
を駆動するためのドットデータがあるかどうかを判断す
る。また、次の印字タイミングにおいてピンを駆動する
ためのドットデータがない場合は、二つ先の印字タイミ
ングにおいては単発駆動ピンが駆動されるか、又は連続
駆動ピンが1回目に駆動されることが分かる。そこで、
マイクロプロセッサ42は、次の印字タイミングで第1
コモン擬似駆動信号GD1及び印字データに対応する擬
似駆動信号OD1,OD3,…,OD23にパルスを発
生させる。
【0046】その結果、第1擬似駆動用パルス発生回路
63の第1段は、図8に示すようにコンデンサC1及び
抵抗R1のCR積に対応するパルス幅のパルスを信号A
に発生させ、第1擬似駆動用パルス発生回路63の第2
段は、前記信号Aが入力されると同じパルス幅の第1擬
似駆動用パルスを信号Bに発生させる。そして、前記ア
ンド回路AND1A,AND3A,…,AND23Aに
おいて、前記擬似駆動信号OD1,OD3,…,OD2
3と前記信号Bの論理積が求められ、第1擬似駆動用パ
ルスのパルス幅に相当する時間だけアンド回路AND1
A,AND3A,…,AND23Aの出力がハイレベル
になり、その間だけ前記擬似駆動用トランジスタTr1
C,Tr3C,…,Tr23Cが導通される。なお、図
8においては、説明の便宜上#1ピンの駆動に必要な信
号についてだけ示している。
【0047】このようにして、擬似駆動用トランジスタ
Tr1C,Tr3C,…,Tr23Cが導通されると、
トランジスタTr1B,Tr3B,…,Tr23Bが非
導通になり、スイッチング回路Q1,Q3,…,Q23
がオンになり、前記第1擬似駆動用パルスのパルス幅に
相当する時間だけコイルL1,L3,…,L23に擬似
駆動電流が流される。この場合、対応するピンは擬似的
に駆動されて飛行するが、印字媒体を打撃することはな
い。
【0048】したがって、連続駆動ピンを2回目以降に
駆動する時と同じように、図示しない板ばねの弾性力に
前回駆動された時のリバウンド力が加わるので、ピンが
加速されて衝撃力が大きくなる。その結果、単発駆動ピ
ンによって形成されるドット及び連続駆動ピンによって
1回目に形成されるドットを、連続駆動ピンによって2
回目以降に形成されるドットと同じ濃度にすることがで
き、印字品位を向上させることができる。
【0049】なお、前記コイルL1,L3,…,L23
に擬似駆動電流を流すことによって板ばねの弾性力にリ
バウンド力を加えるようにしているが、擬似駆動電流を
流した後のピンを駆動するまでの時間が経過すると、リ
バウンド力を十分に利用することができない。そこで、
前記パルス発生回路IC1に2段の入出力部分を形成
し、第2段から出力された信号Bに第1擬似駆動用パル
スを発生させるようにしている。ステップS1 マイク
ロプロセッサ42は、二つ先の印字タイミングにおいて
ピンを駆動するためのドットデータを参照する。ステッ
プS2 二つ先の印字タイミングにおいてピンを駆動す
るためのドットデータがあるかどうかを判断し、ある場
合はステップS3に、ない場合は処理を終了する。ステ
ップS3 次の印字タイミングにおいてピンを駆動する
ためのドットデータを再び参照する。ステップS4 次
の印字タイミングにおいてピンを駆動するためのドット
データがないかどうかを判断し、ない場合はステップS
5に進み、ある場合は処理を終了する。ステップS5
第1コモン擬似駆動信号GD1及び第2コモン擬似駆動
信号ID1にパルスを発生させる。
【0050】次に、アーマチュアがコアに吸引される時
に騒音が発生するのを抑制するための構造について説明
する。本実施例において、前記マイクロプロセッサ42
は、各ピンが駆動された直後の所定のタイミングで第2
コモン擬似駆動信号ID1及び印字データに対応する擬
似駆動信号OD1,OD3,…,OD23にパルスを発
生させる。
【0051】その結果、第2擬似駆動用パルス発生回路
64は、図8に示すようにコンデンサC2及び抵抗R2
のCR積に対応するパルス幅のパルスを信号Cに発生さ
せる。そして、前記アンド回路AND1B,AND3
B,…,AND23Bにおいて前記擬似駆動信号OD
1,OD3,…,OD23と前記信号Cの論理積が求め
られ、第2擬似駆動用パルスのパルス幅に相当する時間
だけアンド回路AND1B,AND3B,…,AND2
3Bの出力がハイレベルになり、その間だけ前記擬似駆
動用トランジスタTr1C,Tr3C,…,Tr23C
が導通される。
【0052】このようにして、擬似駆動用トランジスタ
Tr1C,Tr3C,…,Tr23Cが導通されると、
トランジスタTr1B,Tr3B,…,Tr23Bが非
導通になり、スイッチング回路Q1,Q3,…,Q23
がオンになり、前記第2擬似駆動用パルスのパルス幅に
相当する時間だけコイルL1,L3,…,L23に擬似
駆動電流が流される。したがって、ピンが駆動され、ア
ーマチュアがコアに吸引される際の吸引力を小さくする
ことができるので、騒音が発生するのを抑制することが
できる。
【0053】前記タイミングは、ピンが駆動されてアー
マチュアがコアに吸引される直前とされ、ピンの戻り時
間などの印字ヘッド11の特性に基づいて設定される。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、プリンタの印字制御装置においては、複数のピン
と、該ピンが固定されたアーマチュアと、前記ピンに対
応する複数のコイルと、該コイルが巻装されたコアとを
備えた印字ヘッドと、前記ピンを駆動する印字ヘッド制
御部と、マイクロプロセッサとを有する。
【0055】そして、前記印字ヘッド制御部は、駆動信
号に対応する駆動電流をコイルに選択的に流す手段と、
擬似駆動信号に対応する擬似駆動電流をコイルに選択的
に流す手段とを備える。また、前記マイクロプロセッサ
は、上位装置から受信した印字データに基づいてドット
データを形成するドットデータ形成手段と、該ドットデ
ータに対応して前記駆動信号にパルスを発生させる手段
と、前記ドットデータを参照して、次の印字タイミング
においてピンが駆動されず、二つ先の印字タイミングに
おいてピンが駆動されるかどうかを判断するドットデー
タ判断手段と、次の印字タイミングにおいてピンが駆動
されず、二つ先の印字タイミングにおいてピンが駆動さ
れる場合に、次の印字タイミングで前記擬似駆動信号に
パルスを発生させる手段とを備える。
【0056】したがって、駆動信号に対応する駆動電流
がコイルに流されると、対応するピンが駆動され、印字
媒体を打撃する。また、擬似駆動信号に対応する擬似駆
動電流がコイルに流されると、対応するピンが擬似的に
駆動されて飛行する。その結果、単発駆動ピンによって
形成されるドット及び連続駆動ピンによって1回目に形
成されるドットを、連続駆動ピンによって2回目以降に
形成されるドットと同じ濃度にすることができ、印字品
位を向上させることができる。
【0057】続いて、ピンを駆動信号によって駆動する
と、板ばねの弾性力に前回駆動された時のリバウンド力
が加わるので、ピンが加速されて衝撃力が大きくなる。
本発明の他のプリンタの印字制御装置においては、複数
のピンと、該ピンが固定されたアーマチュアと、前記ピ
ンに対応する複数のコイルと、該コイルが巻装されたコ
アとを備えた印字ヘッドと、前記ピンを駆動する印字ヘ
ッド制御部と、マイクロプロセッサとを有する。
【0058】そして、前記印字ヘッド制御部は、駆動信
号に対応する駆動電流をコイルに選択的に流す手段と、
擬似駆動信号に対応する擬似駆動電流をコイルに選択的
に流す手段とを備える。また、前記マイクロプロセッサ
は、上位装置から受信した印字データに基づいてドット
データを形成するドットデータ形成手段と、該ドットデ
ータに対応して前記駆動信号にパルスを発生させる手段
と、ピンが駆動された後の設定されたタイミングで前記
擬似駆動信号にパルスを発生させる手段とを備える。
【0059】したがって、駆動信号に対応する駆動電流
がコイルに流されると、対応するピンが駆動され、印字
媒体を打撃する。また、擬似駆動信号に対応する擬似駆
動電流がコイルに流されると、対応するピンが擬似的に
駆動され、アーマチュアをコアに吸引する吸引力を小さ
くする。その結果、アーマチュアがコアに吸引される時
に騒音が発生するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるプリンタの印字制御装
置のフローチャートである。
【図2】従来のプリンタにおける印字ヘッドの斜視図で
ある。
【図3】従来のプリンタの印字制御装置における奇数ピ
ン側の駆動回路図である。
【図4】従来のプリンタの印字制御装置における偶数ピ
ン側の駆動回路図である。
【図5】本発明の実施例におけるプリンタの印字制御装
置のブロック図である。
【図6】本発明の実施例におけるプリンタの印字制御装
置の第1の駆動回路図である。
【図7】本発明の実施例におけるプリンタの印字制御装
置の第2の駆動回路図である。
【図8】本発明の実施例におけるプリンタの印字制御装
置のタイムチャートである。
【符号の説明】
11 印字ヘッド 42 マイクロプロセッサ 43 プログラムROM 44 ワーキングRAM 45 フォントROM 46 インタフェース制御部 49 印字ヘッド制御部 63 第1擬似駆動用パルス発生回路 64 第2擬似駆動用パルス発生回路 OD1,OD3,…,OD23 擬似駆動信号 L1,L3,…,L23 コイル SG1,SG3,…,SG23 駆動信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数のピンと、該ピンが固定され
    たアーマチュアと、前記ピンに対応する複数のコイル
    と、該コイルが巻装されたコアとを備えた印字ヘッド
    と、(b)前記ピンを駆動する印字ヘッド制御部と、
    (c)マイクロプロセッサとを有し、(d)前記印字ヘ
    ッド制御部は、駆動信号に対応する駆動電流をコイルに
    選択的に流す手段と、擬似駆動信号に対応する擬似駆動
    電流をコイルに選択的に流す手段とを備え、(e)前記
    マイクロプロセッサは、上位装置から受信した印字デー
    タに基づいてドットデータを形成するドットデータ形成
    手段と、該ドットデータに対応して前記駆動信号にパル
    スを発生させる手段と、前記ドットデータを参照して、
    次の印字タイミングにおいてピンが駆動されず、二つ先
    の印字タイミングにおいてピンが駆動されるかどうかを
    判断するドットデータ判断手段と、次の印字タイミング
    においてピンが駆動されず、二つ先の印字タイミングに
    おいてピンが駆動される場合に、次の印字タイミングで
    前記擬似駆動信号にパルスを発生させる手段とを備えた
    ことを特徴とするプリンタの印字制御装置。
  2. 【請求項2】 (a)複数のピンと、該ピンが固定され
    たアーマチュアと、前記ピンに対応する複数のコイル
    と、該コイルが巻装されたコアとを備えた印字ヘッド
    と、(b)前記ピンを駆動する印字ヘッド制御部と、
    (c)マイクロプロセッサとを有し、(d)前記印字ヘ
    ッド制御部は、駆動信号に対応する駆動電流をコイルに
    選択的に流す手段と、擬似駆動信号に対応する擬似駆動
    電流をコイルに選択的に流す手段とを備え、(e)前記
    マイクロプロセッサは、上位装置から受信した印字デー
    タに基づいてドットデータを形成するドットデータ形成
    手段と、該ドットデータに対応して前記駆動信号にパル
    スを発生させる手段と、ピンが駆動された後の設定され
    たタイミングで前記擬似駆動信号にパルスを発生させる
    手段とを備えたことを特徴とするプリンタの印字制御装
    置。
JP5265196A 1993-10-22 1993-10-22 プリンタの印字制御装置 Withdrawn JPH07117276A (ja)

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