JPH0711682A - 便器水洗装置 - Google Patents
便器水洗装置Info
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- JPH0711682A JPH0711682A JP15382693A JP15382693A JPH0711682A JP H0711682 A JPH0711682 A JP H0711682A JP 15382693 A JP15382693 A JP 15382693A JP 15382693 A JP15382693 A JP 15382693A JP H0711682 A JPH0711682 A JP H0711682A
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- JP
- Japan
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- toilet
- electromagnetic actuator
- water tank
- human
- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】水タンクに単一品として簡単に装備できる自動
水洗機能の便器水洗装置を提供する。 【構成】弁開閉手段Aを駆動する軸部材14を有し、該
軸部材14を駆動する電磁アクチュエータ機構16、人
検知により便器上方及び前方の人の有無を示す信号を出
力する人センサ18及び人センサ18の出力に基づいて
電磁アクチュエータ機構16を駆動する制御手段20
を、手動用の水洗レバー17と一体にユニット化した。
水洗機能の便器水洗装置を提供する。 【構成】弁開閉手段Aを駆動する軸部材14を有し、該
軸部材14を駆動する電磁アクチュエータ機構16、人
検知により便器上方及び前方の人の有無を示す信号を出
力する人センサ18及び人センサ18の出力に基づいて
電磁アクチュエータ機構16を駆動する制御手段20
を、手動用の水洗レバー17と一体にユニット化した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水タンクの側壁に取付
けられる便器水洗装置に関する。
けられる便器水洗装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トイレの水タンクに備えられる
水洗レバーは、水タンクの側壁に貫設された軸部材を回
動させて、水タンク内の排水弁開閉手段を動作させるも
のである。このような水洗レバーは、用便後に必ず操作
するもので、使用者に煩雑感を与えるとともに、複数の
人の手が触れることになるので、不衛生感を与える。そ
こで、上記軸部材をモータ,ロータリソレノイド等の電
磁アクチュエータによって回動可能に構成し、この電磁
アクチュエータを外部スイッチによる電気信号に基づい
て作動するようにした自動の便器水洗装置が開発されて
いる。
水洗レバーは、水タンクの側壁に貫設された軸部材を回
動させて、水タンク内の排水弁開閉手段を動作させるも
のである。このような水洗レバーは、用便後に必ず操作
するもので、使用者に煩雑感を与えるとともに、複数の
人の手が触れることになるので、不衛生感を与える。そ
こで、上記軸部材をモータ,ロータリソレノイド等の電
磁アクチュエータによって回動可能に構成し、この電磁
アクチュエータを外部スイッチによる電気信号に基づい
て作動するようにした自動の便器水洗装置が開発されて
いる。
【0003】例えば特開昭59−98941号公報に
は、便座への人の着座起立を検出する着座センサと、軸
部材を電動操作する電磁アクチュエータと、前記着座セ
ンサの出力に基づいて前記電磁アクチュエータを作動さ
せる駆動手段とを備えた便器水洗装置が開示されてい
る。すなわち、図8は便器1の後方に水タンク2を備え
たトイレであり、水タンク2には、軸部材3が回動可能
に貫設されている。軸部材3にはロータリソレノイド4
の可動軸4aが係合されている。ロータリソレノイド4
の可動軸4aは、外側へも突出し、この突出した部分に
は停電時に手動で操作するための水洗レバー5が連設さ
れている。水タンク内の軸部材3には、チェーン6が接
続され、チェーン6の先端には水タンク2の底孔を開閉
する弁体7が取付けられている。
は、便座への人の着座起立を検出する着座センサと、軸
部材を電動操作する電磁アクチュエータと、前記着座セ
ンサの出力に基づいて前記電磁アクチュエータを作動さ
せる駆動手段とを備えた便器水洗装置が開示されてい
る。すなわち、図8は便器1の後方に水タンク2を備え
たトイレであり、水タンク2には、軸部材3が回動可能
に貫設されている。軸部材3にはロータリソレノイド4
の可動軸4aが係合されている。ロータリソレノイド4
の可動軸4aは、外側へも突出し、この突出した部分に
は停電時に手動で操作するための水洗レバー5が連設さ
れている。水タンク内の軸部材3には、チェーン6が接
続され、チェーン6の先端には水タンク2の底孔を開閉
する弁体7が取付けられている。
【0004】一方、便座8は後方ボックス9と例えば一
体に構成され、該ボックス9によって基端部を中心に回
動自在に保持されている。ボックス9内には、人の着座
により便座8にかかる重力によって便座への人の着座起
立を検出するマイクロスイッチの着座センサ10が設置
されるとともに、該着座センサ10の出力を処理する制
御手段(図示略)が内蔵されている。そして、制御手段
とロータリソレノイド4とは配線部材4bによって接続
されている。
体に構成され、該ボックス9によって基端部を中心に回
動自在に保持されている。ボックス9内には、人の着座
により便座8にかかる重力によって便座への人の着座起
立を検出するマイクロスイッチの着座センサ10が設置
されるとともに、該着座センサ10の出力を処理する制
御手段(図示略)が内蔵されている。そして、制御手段
とロータリソレノイド4とは配線部材4bによって接続
されている。
【0005】従って、上記便器水洗装置によれば、便座
8に人が着座し、またそこから離れると、着座センサ1
0からその都度、電気信号が制御手段に入力され、この
入力信号に基づいてロータリソレノイド4が軸部材3を
回動させることになる。
8に人が着座し、またそこから離れると、着座センサ1
0からその都度、電気信号が制御手段に入力され、この
入力信号に基づいてロータリソレノイド4が軸部材3を
回動させることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
便器水洗装置は、電磁アクチュエータを主体とするユニ
ットと便座一体形のボックスとの組合せセットからなる
もので、水タンク及び便器に一体に組み込んで販売する
場合は、その水タンク及び便器をトイレに設置するだけ
でよいが、オプションとして販売し、既設の便器に後付
けする場合は、水タンクへの電磁アクチュエータの取付
けと、便器への便座一体形ボックスの取付けとを行う極
めて煩雑な作業となるうえ、軸部材の位置によっては、
配線部材の長さが不足したり、余ったりする等の種々の
不都合を生じる。
便器水洗装置は、電磁アクチュエータを主体とするユニ
ットと便座一体形のボックスとの組合せセットからなる
もので、水タンク及び便器に一体に組み込んで販売する
場合は、その水タンク及び便器をトイレに設置するだけ
でよいが、オプションとして販売し、既設の便器に後付
けする場合は、水タンクへの電磁アクチュエータの取付
けと、便器への便座一体形ボックスの取付けとを行う極
めて煩雑な作業となるうえ、軸部材の位置によっては、
配線部材の長さが不足したり、余ったりする等の種々の
不都合を生じる。
【0007】また、このような既設の便器に組込む場
合、前から使用していた便座は破棄するか、特別に着座
センサの設置及びその配線を行わなければならない。更
に、便座に着座しない小用の場合は、着座センサが働か
ないため、電磁アクチュエータに連設された手動の水洗
レバーを操作することになる。本発明は、便器側に構成
要素をもたず水タンク側に取付けるだけの単一品で構成
でき、しかも、大小用にかかわりなく自動水洗機能を達
成することを解決すべき課題とする。
合、前から使用していた便座は破棄するか、特別に着座
センサの設置及びその配線を行わなければならない。更
に、便座に着座しない小用の場合は、着座センサが働か
ないため、電磁アクチュエータに連設された手動の水洗
レバーを操作することになる。本発明は、便器側に構成
要素をもたず水タンク側に取付けるだけの単一品で構成
でき、しかも、大小用にかかわりなく自動水洗機能を達
成することを解決すべき課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、水タンクの側
壁に開設された貫通孔に回動自在に挿通保持され、水タ
ンク内の一端が排水弁開閉手段に接続された軸部材と、
該軸部材を駆動する電磁アクチュエータと、便器上方及
び前方の人の有無を示す信号を出力する人センサと、該
人センサの出力に基づいて前記電磁アクチュエータを作
動させる制御手段と、前記軸部材を手動により駆動する
水洗レバーとを具備し、水タンクに取付ける水洗レバー
と共に前記電磁アクチュエータ、人センサ及び制御手段
をユニット化したものである。
壁に開設された貫通孔に回動自在に挿通保持され、水タ
ンク内の一端が排水弁開閉手段に接続された軸部材と、
該軸部材を駆動する電磁アクチュエータと、便器上方及
び前方の人の有無を示す信号を出力する人センサと、該
人センサの出力に基づいて前記電磁アクチュエータを作
動させる制御手段と、前記軸部材を手動により駆動する
水洗レバーとを具備し、水タンクに取付ける水洗レバー
と共に前記電磁アクチュエータ、人センサ及び制御手段
をユニット化したものである。
【0009】
【作用】本発明の便器水洗装置においては、便器上方及
び前方の人の有無を検出する人センサ、制御手段及び電
磁アクチュエータが水洗レバーと共に一体になってい
る。従って、便器側の構成をもたず水タンク側だけに装
着する単一品として構成でき、オプション品として適す
るとともに、取付け作業において、既設の便座をそのま
ま使用でき、作業工程での種々の不都合もない。
び前方の人の有無を検出する人センサ、制御手段及び電
磁アクチュエータが水洗レバーと共に一体になってい
る。従って、便器側の構成をもたず水タンク側だけに装
着する単一品として構成でき、オプション品として適す
るとともに、取付け作業において、既設の便座をそのま
ま使用でき、作業工程での種々の不都合もない。
【0010】また、人センサは、便座への人の着座のみ
検出するものでないため、小用の場合も自動の水洗機能
を果たし、自動モードを使用するかぎり、一切の手動操
作が不要で、一層の衛生的な環境を達成する。更に、手
動の水洗レバーをもち完全自動でないため、自動モード
以外の人為的なタイミングでの水洗や、停電時でも機能
させることができる。
検出するものでないため、小用の場合も自動の水洗機能
を果たし、自動モードを使用するかぎり、一切の手動操
作が不要で、一層の衛生的な環境を達成する。更に、手
動の水洗レバーをもち完全自動でないため、自動モード
以外の人為的なタイミングでの水洗や、停電時でも機能
させることができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、水タ
ンクに装着する水洗レバーと一体に電磁アクチュエー
タ、人センサ及び制御手段をユニット化したことによっ
て、単一品として構成でき、取付け作業における簡素
化、既設部品を保持できる等種々の利点をもつ。
ンクに装着する水洗レバーと一体に電磁アクチュエー
タ、人センサ及び制御手段をユニット化したことによっ
て、単一品として構成でき、取付け作業における簡素
化、既設部品を保持できる等種々の利点をもつ。
【0012】また、大用小用を問わず自動水洗が可能と
なり、極めて衛生的であるとともに、停電時には手動の
操作が可能であり、商品性に優れるものである。
なり、極めて衛生的であるとともに、停電時には手動の
操作が可能であり、商品性に優れるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の便器水洗装置を図に示す実施
例によって詳細に説明する。図1〜図4において、11
は水タンクであり、本便器水洗装置は、水タンク11に
予め形成された貫通孔12を利用して以下のように装着
されている。すなわち、本便器水洗装置は、水タンク外
側となるフランジ部13a及び該フランジ部13aより
突出して貫通孔12に挿入されたボルト部13bからな
るブラケット13と、該ブラケット13の中心軸孔に回
動自在に挿通保持され、水タンク11内の一端が排水弁
開閉手段Aと連接された軸部材14と、前記ブラケット
13のフランジ部に接着等の手段で接合されたケース1
5と、該ケース15を貫通して前記軸部材14の他端に
係合されたモータ,ロータリソレノイド等の電磁アクチ
ュエータ機構16と、該電磁アクチュエータ機構16と
一体に設けられた水洗レバー17とを具備している。
例によって詳細に説明する。図1〜図4において、11
は水タンクであり、本便器水洗装置は、水タンク11に
予め形成された貫通孔12を利用して以下のように装着
されている。すなわち、本便器水洗装置は、水タンク外
側となるフランジ部13a及び該フランジ部13aより
突出して貫通孔12に挿入されたボルト部13bからな
るブラケット13と、該ブラケット13の中心軸孔に回
動自在に挿通保持され、水タンク11内の一端が排水弁
開閉手段Aと連接された軸部材14と、前記ブラケット
13のフランジ部に接着等の手段で接合されたケース1
5と、該ケース15を貫通して前記軸部材14の他端に
係合されたモータ,ロータリソレノイド等の電磁アクチ
ュエータ機構16と、該電磁アクチュエータ機構16と
一体に設けられた水洗レバー17とを具備している。
【0014】ケース15には、例えば赤外線を利用した
複数の反射形の人センサ18と、該人センサ18を回路
構成してなるセンサ基板19と、前記人センサ18が人
検出して得られる便器上方及び前方の人の有無を示す信
号を処理するCPU基板20と、CPU基板20からの
指令信号に基づいて電磁アクチュエータ機構16を駆動
する制御基板21と、電池ボックス22とが内蔵されて
いる。
複数の反射形の人センサ18と、該人センサ18を回路
構成してなるセンサ基板19と、前記人センサ18が人
検出して得られる便器上方及び前方の人の有無を示す信
号を処理するCPU基板20と、CPU基板20からの
指令信号に基づいて電磁アクチュエータ機構16を駆動
する制御基板21と、電池ボックス22とが内蔵されて
いる。
【0015】人センサ18は、センサ面18aを通じ、
図4に示すように、便器側をセンジングしている。この
センシング範囲は、着座センサのセンシング範囲(便器
上方)と、便器前方のセンシング範囲をもつ。各センシ
ング範囲は、本実施例では、後述する制御手段によって
赤外線の受光入射角の相違を判別することにより、区別
することができる。
図4に示すように、便器側をセンジングしている。この
センシング範囲は、着座センサのセンシング範囲(便器
上方)と、便器前方のセンシング範囲をもつ。各センシ
ング範囲は、本実施例では、後述する制御手段によって
赤外線の受光入射角の相違を判別することにより、区別
することができる。
【0016】CPU基板20と制御基板21は、本発明
の制御手段をなし、CPUとして、例えば1チップマイ
コンによるプログラム制御を行っていが、このようなC
PU基板20は、必ずしも必要でなく、人センサ18か
らの信号を直接に制御基板21に送出する構成により、
使用開始と使用終期に電磁アクチュエータ機構16を駆
動するのみのシーケンシャルな回路とすることもでき
る。
の制御手段をなし、CPUとして、例えば1チップマイ
コンによるプログラム制御を行っていが、このようなC
PU基板20は、必ずしも必要でなく、人センサ18か
らの信号を直接に制御基板21に送出する構成により、
使用開始と使用終期に電磁アクチュエータ機構16を駆
動するのみのシーケンシャルな回路とすることもでき
る。
【0017】電磁アクチュエータ機構16は、例えばD
Cモータとギヤ機構からなり、その可動軸部16aは、
両軸型である。可動軸部16aの一端は、ケース15内
にてブラケット13から延出した軸部材14に係合され
ている。水洗レバー17は、電磁アクチュエータ機構1
6には間隙を保って嵌合し、可動軸部16aの他端には
係合されている。この構成により、水洗レバー17は、
手操作により電磁アクチュエータ機構16の可動軸部1
6aを連動させて旋回し、軸部材14を回動させて排水
弁開閉手段Aを駆動することができる。排水弁開閉手段
Aは、軸部材14に接続されたチェーン24と、チェー
ン24の下端に接続された弁体25とで構成され、チェ
ーン24が吊り上げられると、弁体25が浮上して、水
タンク内の洗浄水が排水(水洗)されるようになってい
る。
Cモータとギヤ機構からなり、その可動軸部16aは、
両軸型である。可動軸部16aの一端は、ケース15内
にてブラケット13から延出した軸部材14に係合され
ている。水洗レバー17は、電磁アクチュエータ機構1
6には間隙を保って嵌合し、可動軸部16aの他端には
係合されている。この構成により、水洗レバー17は、
手操作により電磁アクチュエータ機構16の可動軸部1
6aを連動させて旋回し、軸部材14を回動させて排水
弁開閉手段Aを駆動することができる。排水弁開閉手段
Aは、軸部材14に接続されたチェーン24と、チェー
ン24の下端に接続された弁体25とで構成され、チェ
ーン24が吊り上げられると、弁体25が浮上して、水
タンク内の洗浄水が排水(水洗)されるようになってい
る。
【0018】なお、上記便器水洗装置には、ACアダプ
タコード26(図3参照)が接続されている。また、水
タンク11とブラケットのフランジ部13aとの間に
は、ゴム等のスペーサ27が介装されている。このよう
な構成の便器水洗装置では、人センサ18を備えるた
め、便器側に着座センサ等の外部スイッチを設ける必要
がなく、そのための配線が不要となる。従って、本装置
を後付けしたために便座を本装置対応のものに取り替え
ることも不要である。
タコード26(図3参照)が接続されている。また、水
タンク11とブラケットのフランジ部13aとの間に
は、ゴム等のスペーサ27が介装されている。このよう
な構成の便器水洗装置では、人センサ18を備えるた
め、便器側に着座センサ等の外部スイッチを設ける必要
がなく、そのための配線が不要となる。従って、本装置
を後付けしたために便座を本装置対応のものに取り替え
ることも不要である。
【0019】また、人センサ18は、着座センサのセン
シング範囲と、便器前方のセンシング範囲をもつため、
大用ばかりか、小用の場合も自動の水洗機能を果たし、
自動モードを使用するかぎり、一切の手動操作が不要
で、トイレにおける衛生的な環境を達成する。この自動
モードでCPU基板20が行う動作を図5を参照して説
明する。本装置は、ACアダプタコード26をACコン
セントに差し込んだり、電池ボックス22に電池をセッ
トすると動作を開始する。
シング範囲と、便器前方のセンシング範囲をもつため、
大用ばかりか、小用の場合も自動の水洗機能を果たし、
自動モードを使用するかぎり、一切の手動操作が不要
で、トイレにおける衛生的な環境を達成する。この自動
モードでCPU基板20が行う動作を図5を参照して説
明する。本装置は、ACアダプタコード26をACコン
セントに差し込んだり、電池ボックス22に電池をセッ
トすると動作を開始する。
【0020】動作開始後、便器の使用を行わない間は、
CPU基板20はステップS1 を繰り返し実行し、人セ
ンサ18の出力をサーチする。ステップS1 で人センサ
18の出力が検出されると、CPU基板20は、ステッ
プS2 により、ステップS1で検出した信号が5秒間連
続するかを判断する。すなわち、人が5秒間以上便器の
前方に立ったり、便座に着座したりすると、人センサ1
8の出力が検知され続けて便器の使用と判断し、ステッ
プS3 に進む。
CPU基板20はステップS1 を繰り返し実行し、人セ
ンサ18の出力をサーチする。ステップS1 で人センサ
18の出力が検出されると、CPU基板20は、ステッ
プS2 により、ステップS1で検出した信号が5秒間連
続するかを判断する。すなわち、人が5秒間以上便器の
前方に立ったり、便座に着座したりすると、人センサ1
8の出力が検知され続けて便器の使用と判断し、ステッ
プS3 に進む。
【0021】ステップS3 では、内蔵タイマーをスター
トさせる。このタイマスタートと同時に所謂プレ洗浄を
行う(ステップS4 )。プレ洗浄は、汚れの付着を軽減
させる効果がある。プレ洗浄の後、ステップS5 によ
り、再びセンサ18の出力をサーチし、ステップS6 で
例えば5秒間の人の居ないことが認識されると、ステッ
プS7 に進む。これは、僅かな体の動きで誤動作して水
洗しないようにするためである。
トさせる。このタイマスタートと同時に所謂プレ洗浄を
行う(ステップS4 )。プレ洗浄は、汚れの付着を軽減
させる効果がある。プレ洗浄の後、ステップS5 によ
り、再びセンサ18の出力をサーチし、ステップS6 で
例えば5秒間の人の居ないことが認識されると、ステッ
プS7 に進む。これは、僅かな体の動きで誤動作して水
洗しないようにするためである。
【0022】ステップS7 では、人センサ18の入射角
度と、使用時間との組合せで大用か小用かの判断を行
う。大用の場合は、ステップS8 により大量の洗浄水を
流す。また、小用の場合は、ステップS9 により少量の
洗浄水を流す。洗浄水の量は、例えば電磁アクチュエー
タ機構16を駆動する時間によって制御することができ
る。
度と、使用時間との組合せで大用か小用かの判断を行
う。大用の場合は、ステップS8 により大量の洗浄水を
流す。また、小用の場合は、ステップS9 により少量の
洗浄水を流す。洗浄水の量は、例えば電磁アクチュエー
タ機構16を駆動する時間によって制御することができ
る。
【0023】ところで、上記自動モードでは、電磁アク
チュエータ機構16を駆動すると、同時に水洗レバー1
7が旋回するが、この自動モード時に水洗レバー17を
不動とする構成は、水洗レバー17に可動軸部16aを
係合することなく、例えば図6に示すように、軸部材1
4と可動軸部16aとの間に摩擦材としてのジョイント
23を設け、このジョイント23に内壁が接触するよう
に水洗レバー17を等13側まで延出する。一方、ブラ
ケット13と水洗レバー17との間に、一方に円弧溝、
他方に円弧溝に係入する突起を設ける。この場合、ブラ
ケット13のフランジ部13a側に円弧溝29、水洗レ
バー17に突起17aが形成されている。そして、手動
の場合は、円弧溝29に沿って突起17aが相対移動す
る方向に、水洗レバー17の旋回力が加わるようにする
ことで、水洗レバー17は、ジョイント23と摩擦して
軸部材14を駆動することができる。また、自動の場合
は、円弧溝29の端に突起17aが衝当する方向に、電
磁アクチュエータ機構16の駆動力に追従しようとする
水洗レバー17の旋回力が加わるようにすることで、ジ
ョイント23と水洗レバー17との摩擦にかかわらず、
水洗レバー17は不動となる。
チュエータ機構16を駆動すると、同時に水洗レバー1
7が旋回するが、この自動モード時に水洗レバー17を
不動とする構成は、水洗レバー17に可動軸部16aを
係合することなく、例えば図6に示すように、軸部材1
4と可動軸部16aとの間に摩擦材としてのジョイント
23を設け、このジョイント23に内壁が接触するよう
に水洗レバー17を等13側まで延出する。一方、ブラ
ケット13と水洗レバー17との間に、一方に円弧溝、
他方に円弧溝に係入する突起を設ける。この場合、ブラ
ケット13のフランジ部13a側に円弧溝29、水洗レ
バー17に突起17aが形成されている。そして、手動
の場合は、円弧溝29に沿って突起17aが相対移動す
る方向に、水洗レバー17の旋回力が加わるようにする
ことで、水洗レバー17は、ジョイント23と摩擦して
軸部材14を駆動することができる。また、自動の場合
は、円弧溝29の端に突起17aが衝当する方向に、電
磁アクチュエータ機構16の駆動力に追従しようとする
水洗レバー17の旋回力が加わるようにすることで、ジ
ョイント23と水洗レバー17との摩擦にかかわらず、
水洗レバー17は不動となる。
【0024】なお、本便器水洗装置の取付けは、図7に
示すように、軸部材14の先端を貫通孔12から挿入す
るとともに、ナット28を軸部材14に通して、ボルト
部13bが貫通孔12から突出したら、ナット28をボ
ルト部13bにら着する。この後、チェーン24を軸部
材14に掛止すれば、本便器水洗装置の取付けが完了す
る。
示すように、軸部材14の先端を貫通孔12から挿入す
るとともに、ナット28を軸部材14に通して、ボルト
部13bが貫通孔12から突出したら、ナット28をボ
ルト部13bにら着する。この後、チェーン24を軸部
材14に掛止すれば、本便器水洗装置の取付けが完了す
る。
【0025】また、本便器水洗装置の水洗レバーは、ケ
ース15の半円部分に寄って設けられているため、一目
で操作方向が判断できるという利点がある。
ース15の半円部分に寄って設けられているため、一目
で操作方向が判断できるという利点がある。
【図1】本発明の便器水洗装置に係る一実施例の外観を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】上記便器水洗装置の正断面図である。
【図3】同じく上記便器水洗装置の側断面図である。
【図4】上記便器水洗装置を水タンクに取付けた様子を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】上記便器水洗装置の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】上記便器水洗装置の取付けの様子を示す説明図
である。
である。
【図8】従来の便器水洗装置を示す側面図である。
11…水タンク、14…軸部材、15…ケース、16…
電磁アクチュエータ機構、17…水洗レバー、18…人
センサ、20…CPU基板、21…制御基板、A…排水
弁開閉手段。
電磁アクチュエータ機構、17…水洗レバー、18…人
センサ、20…CPU基板、21…制御基板、A…排水
弁開閉手段。
Claims (1)
- 【請求項1】水タンクの側壁に開設された貫通孔に回動
可能に挿通保持され、水タンク内の一端が排水弁開閉手
段に接続された軸部材と、該軸部材を駆動する電磁アク
チュエータと、便器上方及び前方の人の有無を示す信号
を出力する人センサと、該人センサの出力に基づいて前
記電磁アクチュエータを作動させる制御手段と、前記軸
部材を手動により駆動する水洗レバーとを具備し、前記
水タンクに装着する前記水洗レバーと共に前記電磁アク
チュエータ、人センサ及び制御手段をユニット化したこ
とを特徴とする便器水洗装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15382693A JPH0711682A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 便器水洗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15382693A JPH0711682A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 便器水洗装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711682A true JPH0711682A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15570940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15382693A Pending JPH0711682A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 便器水洗装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711682A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2355853A (en) * | 1999-07-27 | 2001-05-02 | Chen Kuan Pao | Device for controlling a flush valve |
JP2005201046A (ja) * | 2005-03-10 | 2005-07-28 | Toto Ltd | ロータンクのレバー装置 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15382693A patent/JPH0711682A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2355853A (en) * | 1999-07-27 | 2001-05-02 | Chen Kuan Pao | Device for controlling a flush valve |
JP2005201046A (ja) * | 2005-03-10 | 2005-07-28 | Toto Ltd | ロータンクのレバー装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |