JPH0711653U - コンクリート型枠 - Google Patents
コンクリート型枠Info
- Publication number
- JPH0711653U JPH0711653U JP864594U JP864594U JPH0711653U JP H0711653 U JPH0711653 U JP H0711653U JP 864594 U JP864594 U JP 864594U JP 864594 U JP864594 U JP 864594U JP H0711653 U JPH0711653 U JP H0711653U
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- JP
- Japan
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- bolt
- pipe
- concrete
- retaining wall
- hole
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 耐久性のある擁壁を提供する。
【構成】 型板1の適当箇所に水抜き孔5を穿設し、こ
の水抜き孔5位置にして型面側に該壁面と当接する状態
で水抜きパイプ6を配設し、この水抜きパイプ6内にパ
イプ受具17を型面に当接する状態で配設し、このパイプ
受具17にボルト18を突設し、このボルト18を前記水抜き
孔5から突出せしめ、該ボルト18の突出部に環部材23を
被嵌し、さらに該ボルト18にナット24を螺着したもので
ある。
の水抜き孔5位置にして型面側に該壁面と当接する状態
で水抜きパイプ6を配設し、この水抜きパイプ6内にパ
イプ受具17を型面に当接する状態で配設し、このパイプ
受具17にボルト18を突設し、このボルト18を前記水抜き
孔5から突出せしめ、該ボルト18の突出部に環部材23を
被嵌し、さらに該ボルト18にナット24を螺着したもので
ある。
Description
【0001】
本考案は、耐久性のある擁壁を成形し得るコンクリート型枠に係るものである 。
【0002】
耐久的な擁壁を成形する手段として、例えば実開昭52−76606号(以下 、従来例という。)が提案されている。
【0003】 しかし、この従来例は、その第3図に示すようにパイプ9を間隔保持体5(ボ ルト)により固定するものである。
【0004】 従って、型枠と背板6との間にコンクリートを流入せしめた場合、コンクリー トが型枠に穿設した孔(ボルトが貫通する孔)から型枠内に流出してしまうとい う問題がある。
【0005】 本考案はこのような問題点を解決したコンクリート型枠を提供するものである 。
【0006】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0007】 型板1の適当箇所に水抜き孔5を穿設し、この水抜き孔5位置にして型面側に 該壁面と当接する状態で水抜きパイプ6を配設し、この水抜きパイプ6内にパイ プ受具17を型面に当接する状態で配設し、このパイプ受具17にボルト18を突設し 、このボルト18を前記水抜き孔5から突出せしめ、該ボルト18の突出部に環部材 23を被嵌し、さらに該ボルト18にナット24を螺着したことを特徴とするコンクリ ート型枠に係るものである。
【0008】
型枠3を縦横に連結し、所定位置に型枠列を立設する。型枠列の後方に所定間 隙をおいてパネル板7を立設し、型枠列とパネル板7との間にコンクリートを流 入する。
【0009】 コンクリートが固化した後、型枠3を取り外すとコンクリート擁壁が成形され る。
【0010】 型枠3を取り外す際には、パイプ受具17も除去する。従って、擁壁には水抜き パイプ6が埋設されることになる。
【0011】 水抜きパイプ6は、型板1に貫通状態で付設されておらず、型板1の水抜き孔 5位置にパイプ受具17により支承固定された構造であり、このパイプ受具17は型 板1の裏面に当接されているから、コンクリートが型板1から流れ出すことはな い。
【0012】 例えばコンクリート擁壁の背面に直接土面が接している場合等には、コンクリ ート擁壁内部に多量の水分が浸透してくることになるが、この水分は水抜きパイ プ6を通過して水抜き孔5からコンクリート擁壁の外へ良好に排出されることに なる。
【0013】
図面は本考案の一実施例を図示したもので、以下に説明する。
【0014】 型板1の所定箇所に水抜き孔5を穿設する。この水抜き孔5は凹凸部2の凹部 2'に穿設されている。
【0015】 連結鍔板4の巾は型板1から10cm程度とし、10cmのうちコンクリート流出 防止部8の巾は型板1から3cm程度とし、肉薄部10の厚みはコンクリート流出防 止部8となる肉厚部9の厚みのほぼ半分程度としている。符号20は空隙である。 水抜き孔5は凹凸部2の凹部2'に穿設されている為、水抜き孔5は外から見 てもわからず、自然石風の擁壁の外観はこわされない。
【0016】 図中符号11は連結鍔板4同志を連結するボルト・ナット, 21は補強桟である。 また、第2図は、施工状態を示す説明図で、図中符号12は補強鉄筋、13は型枠 3を整序する支持縦管、14は支持横管、15は固定具(フォームタイ)、16はセパレ ーター、19は土台、21は補強桟、22は支持横桟、23はコンクリート流入後コンク リートが漏れ出ることを防止する作用も果たす環部材(座金)である。
【0017】
本考案は上述のように構成したから、コンクリート擁壁内の水分や、コンクリ ート擁壁背後の盛土部からの水分が水抜きパイプ、水抜き孔から確実に排出出来 、耐久性に秀れた擁壁を提供し得ることになる。
【0018】 また、この型枠を用いて擁壁を形成すると、擁壁に水抜きパイプを突出状態で 埋設し、この水抜きパイプから水分を抜く方法を採用した擁壁と異なり、突出状 態の水抜きパイプが表面に看取できず、擁壁の美感が損なわれない。
【0019】 また、水抜きパイプを突出状態で埋設した擁壁の場合には、水抜きパイプを貫 通状態で付設した型枠を使用することになるが、コンクリートが流入するとパイ プを貫通せしめた隙間からコンクリートが型枠外に漏れ出る為、完成した擁壁は 、突出状態で埋設された水抜きパイプの周囲が漏れ出た分だけ窪んだりして非常 に外観が悪くなる。しかし、この型枠を用いると成形時に型枠外にコンクリート が漏れ出ない為、このような問題は生じない。
【0020】 以上のように本考案は秀れた実用上の効果を発揮することになる。
【図1】コンクリート型枠の斜視図である。
【図2】施工状態を示す断面図である。
【図3】連結鍔板の断面図である。
1 型板 5 水抜き孔 6 水抜きパイプ 17 パイプ受具 18 ボルト 23 環部材 24 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 型板の適当箇所に水抜き孔を穿設し、こ
の水抜き孔位置にして型面側に該壁面と当接する状態で
水抜きパイプを配設し、この水抜きパイプ内にパイプ受
具を型面に当接する状態で配設し、このパイプ受具にボ
ルトを突設し、このボルトを前記水抜き孔から突出せし
め、該ボルトの突出部に環部材を被嵌し、さらに該ボル
トにナットを螺着したことを特徴とするコンクリート型
枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008645U JP2506988Y2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | コンクリ―ト型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008645U JP2506988Y2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | コンクリ―ト型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711653U true JPH0711653U (ja) | 1995-02-21 |
JP2506988Y2 JP2506988Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=18528665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994008645U Expired - Fee Related JP2506988Y2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | コンクリ―ト型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506988Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019039243A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | 株式会社東海建商 | 型枠パネル |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225854A (en) * | 1975-08-21 | 1977-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | Epoxy resin composition |
JPS5838380A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関用点火装置 |
JPH0351382U (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-20 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP1994008645U patent/JP2506988Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5225854A (en) * | 1975-08-21 | 1977-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | Epoxy resin composition |
JPS5838380A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関用点火装置 |
JPH0351382U (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-20 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019039243A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | 株式会社東海建商 | 型枠パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2506988Y2 (ja) | 1996-08-14 |
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