JPH07116323A - パチンコ機のガラス扉 - Google Patents

パチンコ機のガラス扉

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JPH07116323A
JPH07116323A JP26908193A JP26908193A JPH07116323A JP H07116323 A JPH07116323 A JP H07116323A JP 26908193 A JP26908193 A JP 26908193A JP 26908193 A JP26908193 A JP 26908193A JP H07116323 A JPH07116323 A JP H07116323A
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glass
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double
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Tsugio Kondo
次夫 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス扉の二重ガラスのガタツキを無くす。 【構成】 二重ガラス5が嵌め込まれたガラス枠4の両
縦枠部4cのうち、ガラス受け板7の中壁部9にはそれ
ぞれ弾性曲げ変形可能に形成されて二重ガラス5に同時
に圧接する圧接部18をそれぞれ有する左右各1対の押
圧部材16をそれぞれ結合してこの各押圧部材16を両
ガラス5の左側縁5a間および右側縁5a間にそれぞれ
挟み込み、二重ガラス5をこの両ガラス5が押し広げら
れる方向へ押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機において、
遊技盤の前側に設置されて二重ガラスを備えたガラス扉
に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の表枠には前後1対の二重ガ
ラスと、この二重ガラスが嵌め込まれたガラス枠とを有
し、遊技盤面を開閉するガラス扉が回動可能に装着され
る。なお、従来技術としては例えば実開平3−1421
7号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ機のガラス扉
では、例えばパチンコ球がガラスに衝突してガラスに衝
撃作用が加えられたときにガラスのガタツキによってガ
ラスが振動して大きな衝突音が発生する問題点や、ガラ
スが欠けたり、破損する問題点がある。本発明は上記問
題点を解消してガラス扉の二重ガラスのガタツキを無く
すことを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ機のガ
ラス扉は、二重ガラスが嵌め込まれたガラス枠の両縦枠
部のガラス受け板には弾性変形可能に形成された適数個
の押圧部材をそれぞれ結合して前記両ガラスの左側縁間
および右側縁間にはそれぞれ適数個の前記押圧部材を変
形状態で挟み込んだ構成を有する。
【0005】
【作用】ガラス枠の両縦枠部のガラス受け板にそれぞれ
結合されて弾性変形可能に形成された適数個の押圧部材
を二重ガラスの各両側縁間にそれぞれ変形状態で挟み込
んで二重ガラスの各左右側縁を押し広げる。
【0006】
【発明の効果】本発明は前記したように構成してあるの
で、二重ガラスのガタツキを無くして二重ガラスを同時
に各押圧部材によって安定に固定することができ、ガラ
ス枠への二重ガラスの組付け状態を安定化してパチンコ
球がガラスに衝突したときの衝突音を小さくすることが
できるとともに、ガラスがパチンコ球によって欠けた
り、破損する不具合を解消することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1〜図5にし
たがって説明する。パチンコ機の表枠1の前面に取付け
られた方形枠状の窓枠2にはこの窓枠2の一方の側枠部
2aに前後方向への回動可能に軸着されて後方の回動端
で窓枠2の枠内に嵌め込まれた金属製のガラス枠4と、
このガラス枠4に嵌め込まれて支持された前後2枚の二
重ガラス5,5とを有し、遊技盤の前側に設置されて遊
技盤面を開閉するガラス扉3が結合されている。窓枠2
の一方の縦枠部にはガラス扉3を閉止状態で施錠する錠
機構が取付けられている。
【0008】ガラス扉3のガラス枠4は上横枠部4a
と、下横枠部4bと、左右の縦枠部4cとによって方形
枠状に形成され、このガラス枠4には方形枠状の前枠板
6と、この前枠板5の両縦枠部の後面および下横枠部の
後面に固着されて垂直な左右の縦板部およびこの両縦板
部の下端に横架された横板部を有し、二重ガラス5の左
右側縁および下端縁がそれぞれ嵌め込まれて二重ガラス
5が支持された波板状のガラス受け板7とが形成されて
いる。ガラス枠4の上横枠部4aにはガラス受け板7が
切除されている。
【0009】ガラス受け板7の前部には前枠板6に結合
された前壁部8が全長にわたって形成され、ガラス受け
板7の前後方向中央部には断面形状がほぼコ形状で前板
9aと内板9bと後板9cとを有し、二重ガラス5の各
左右側縁5a間および下端縁間に設置された中壁部9が
全長にわたって形成され、ガラス受け板7の後部には断
面形状がL形状で後側のガラス5の左右側縁および下端
縁が掛止された後壁部10が全長にわたって形成されて
いる。
【0010】ガラス枠4の両縦枠部4cのうち、ガラス
受け板7の両縦板部の中壁部9の前板9aおよび後板9
cの上端付近および下端付近には前後1対の縦長状の通
し孔11がそれぞれ貫設されている。
【0011】前側のガラス5はその左右側縁5aおよび
下端縁がガラス受け板7の前壁部8と中壁部9とによっ
て形成された前溝部7a内に嵌め込まれて前面の一部が
前枠板6の内端の突縁6aに当接した状態で、ガラス枠
4内に設置されている。
【0012】後側のガラス5はその左右側縁5aおよび
下端縁が中壁部9と後壁部10とによって形成された後
溝部7b内に嵌め込まれた状態で前側のガラス5の後側
に間隙12を隔てて設置されている。
【0013】ガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板
7の上端には上横枠部4aに沿って水平状に設置された
横架部13aと、この横架部13aの左右端部にそれぞ
れ連接されて下方へ曲折され、ガラス受け板7の中壁部
9の上端に固着された左右1対の結合部13bとを有
し、ガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7間に橋
架されてガラス枠4の上端付近を補強する棒状の補強部
材13が結合されている。
【0014】補強部材13の横架部13aにはゴム等の
弾性材で弾性圧縮変形可能に形成されて二重ガラス5の
上端縁にそれぞれ圧接した状態で二重ガラス5をガラス
枠4の下横枠部4bのガラス受け板7に押止するガラス
押え14が横架部13aを包被した状態で取外し可能に
結合されている。但し、ガラス押え14を取外した状態
で使用される場合もある。
【0015】ガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板
7の上端付近および下端付近にはそれぞればね線材によ
って弾性曲げ変形可能に形成されてガラス受け板7の中
壁部9の内板9bの後側に設置され、両ガラス5の左側
縁5a間および右側縁5a間にそれぞれ挟み込まれて曲
げ変形による弾発力によって二重ガラス5をこの両ガラ
ス5が押し広げられる方向へ押圧する左右2対の押圧部
材16がそれぞれ取外し可能に結合されている。
【0016】各押圧部材16の上部にはほぼ逆U形状に
湾曲した形状を有する可撓部17がそれぞれ形成されて
いる。
【0017】各押圧部材16の中央部付近には可撓部1
7の両下端にそれぞれ連接されてそれぞれ前方および後
方へほぼ円弧状に湾曲した状態で突出され、ガラス受け
板7の通し孔11にそれぞれ挿通されてガラス受け板7
の前溝部7a内および後溝部7b内に突入され、前側の
ガラス5の後面および後側のガラス5の前面に圧接した
前後1対の圧接部18がそれぞれ形成されている。
【0018】各押圧部材16の下部には両圧接部18の
下端にそれぞれ連接されてガラス受け板7の通し孔11
の下孔縁に解放時に掛止される前後1対の掛止部19が
それぞれ形成されている。
【0019】二重ガラス5の各左右側縁5aをガラス枠
4のガラス受け板7の前後溝部7a,7b内に嵌め込む
と、両ガラス5が押し広げられる方向へ両ガラス5が各
押圧部材16によって押圧され、前側のガラス5の左右
側縁5a付近がガラス枠4の両縦枠部4cの前枠板6の
突縁6aに押しつけられて後側のガラス5の左右側縁5
a付近が両縦枠部4cのガラス受け板7の後壁部10に
押しつけられる。
【0020】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例では二重ガラス5が嵌め込まれ
たガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7の中壁部
9には弾性曲げ変形可能に形成された左右各1対の押圧
部材16をそれぞれ結合して両ガラス5の左側縁5a間
および右側縁5a間にはそれぞれ押圧部材16を変形状
態で挟み込んである。
【0021】このため、二重ガラス5のガタツキを無く
して二重ガラス5を同時に各押圧部材16によって安定
に固定することができ、ガラス枠4への二重ガラス5の
組付け状態を安定化してパチンコ球がガラス5に衝突し
たときの衝突音を小さくすることができるとともに、ガ
ラス5がパチンコ球によって欠けたり、破損する不具合
を解消することができる。
【0022】また、本例では二重ガラス5の両上端縁を
押止部材14によって下方へ押えつけてあるので、ガラ
ス枠4への二重ガラス5の組付け状態をさらに安定化す
ることができる。
【0023】次に、図6、図7に示す本発明の第2実施
例について説明すると、ガラス枠4の両縦枠部4cのガ
ラス受け板7の中壁部9にはゴム、軟質合成樹脂等の弾
性材によって円盤状で弾性圧縮変形可能に形成されて二
重ガラス5の側縁5a間に圧縮変形した状態で挟み込ま
れ、二重ガラス5をこの両ガラス5が押し広げる方向へ
押圧する複数個の押圧部材16Aがそれぞれピン20に
よって中壁部9の内板9bの内側で結合されている。各
押圧部材16Aの前後端部には二重ガラス5に圧接され
た前後1対の圧接部18Aがそれぞれ形成されている。
【0024】また、図8に示す第3実施例では第2実施
例の押圧部材16Aと同様に形成された複数個の押圧部
材16Bがガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7
のうち、中壁部9にピン20によって中壁部9の内板9
bの外側で結合されている。各押圧部材16Bの圧接部
18Bは中壁部9の通し孔11に挿通されている。
【0025】図9に示す第4実施例では、各押圧部材1
6Cは、両下端部が重ね合わされた状態で円環状に湾曲
したばね線材によって弾性曲げ変形可能に形成されて、
ガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7の中壁部9
にそれぞれピン20によって結合され、二重ガラス5の
側縁5a間に曲げ変形した状態で挟み込まれている。
【0026】各押圧部材16Cにはループ状に巻回され
てピン20が挿通された結合部21と、両ガラス5に圧
接した前後1対の圧接部18Cとが形成されている。
【0027】図10に示す第5実施例では、押圧部材1
6Dはばね線材によって弾性曲げ変形可能に形成されて
ガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7の中壁部9
にピン20によって結合されている。
【0028】各押圧部材16Dの上端には結合部21が
それぞれ形成され、各押圧部材16Dの下部にはほぼく
形状に曲折されて二重ガラス5にそれぞれ圧接した前後
1対の圧接部18Dがそれぞれ形成されている。
【0029】図11に示す第6実施例では各押圧部材1
6Eはばね線材によって弾性曲げ変形可能に形成されて
ガラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7の中壁部9
にそれぞれ結合されている。
【0030】各押圧部材16Eの上端にはループ状に巻
回されて仕切り壁9の取付け孔22内に圧挿された結合
部21がそれぞれ形成され、各押圧部材16Eの下部に
は前後1対の圧接部18Eがそれぞれ形成されている。
【0031】図12に示す第7実施例では各押圧部材1
6Fは弾性材によって弾性圧縮変形可能に形成されてガ
ラス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7の中壁部9に
ピン20によって結合されている。
【0032】各押圧部材16Fの下部の中央部には逆V
形状の切欠き部23がそれぞれ形成され、各押圧部材1
6Fの下部の前後端部には二重ガラス5に圧接した前後
1対の圧接部18Fがそれぞれ形成されている。
【0033】図13に示す第8実施例では各押圧部材1
6GはほぼC形状に湾曲したばね線材によって弾性曲げ
変形可能に形成されてガラス枠4の両縦枠部4cのガラ
ス受け板7の中壁部9に取外し可能に結合されている。
【0034】各押圧部材16Gの上端には中壁部9に貫
設された取付け孔24内に貫挿された前後1対の係止部
25が間隙を隔てて突出形成され、各押圧部材16Gの
前後端部には中壁部9の通し孔11に挿通されて二重ガ
ラス5に圧接した前後1対の圧接部18Gがそれぞれ形
成されている。
【0035】図14に示す第9実施例では各対の押圧部
材16H,16Hはそれぞれ第2実施例の押圧部材16
Aと同様な形状で弾性圧縮変形可能に形成されて、ガラ
ス枠4の両縦枠部4cのガラス受け板7の中壁部9に両
押圧部材16Hを連結する連結棒27によってそれぞれ
結合されている。
【0036】第2実施例〜第9実施例のその他の構成、
および、作用と効果については第1実施例と同様である
ため、その説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す窓枠およびガラス扉
の正面図である。
【図2】図1のX1−X1線拡大断面図である。
【図3】ガラス枠の上部の背面図である。
【図4】図2のX2−X2線拡大断面図である。
【図5】図3のX3−X3線断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部の拡大横断面図
である。
【図7】図6のX4−X4線矢視図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す要部の拡大断面図で
ある。
【図9】本発明の第4実施例を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図10】本発明の第5実施例を示す要部の拡大縦断面
図である。
【図11】本発明の第6実施例を示す要部の拡大縦断面
図である。
【図12】本発明の第7実施例を示す要部の拡大縦断面
図である。
【図13】本発明の第8実施例を示す要部の分解斜視図
である。
【図14】本発明の第9実施例を示す要部の正面図であ
る。
【符号の説明】
3 ガラス扉 4 ガラス枠 4c 縦枠部 5 ガラス 7 ガラス受け板 9 中壁部 16,16A,16B,16C,16D,16E,16F,16G,16H 押圧部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重ガラスが嵌め込まれたガラス枠の両
    縦枠部のガラス受け板には弾性変形可能に形成された適
    数個の押圧部材をそれぞれ結合して前記両ガラスの左側
    縁間および右側縁間にはそれぞれ適数個の前記押圧部材
    を変形状態で挟み込んだことを特徴とするパチンコ機の
    ガラス扉。
JP26908193A 1993-10-27 1993-10-27 パチンコ機のガラス扉 Expired - Fee Related JPH088943B2 (ja)

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JP26908193A JPH088943B2 (ja) 1993-10-27 1993-10-27 パチンコ機のガラス扉

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JPH07116323A true JPH07116323A (ja) 1995-05-09
JPH088943B2 JPH088943B2 (ja) 1996-01-31

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224372A (ja) * 2001-02-06 2002-08-13 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2009072567A (ja) * 2007-08-28 2009-04-09 Aruze Corp 遊技機
JP2010227506A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2013188586A (ja) * 2013-06-27 2013-09-26 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015071113A (ja) * 2015-01-21 2015-04-16 株式会社三洋物産 遊技機

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