JP4566548B2 - 鏡付きコンパクト容器の鏡取付枠 - Google Patents

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Description

本発明は、鏡付きコンパクト容器、とくに鏡の取付を容易かつ強固にできるようにした鏡付きコンパクト容器に関するものである。
鏡付きコンパクト容器において、鏡をコンパクト容器に鏡枠を用いて、取着することは、従来より知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−60633号公報
特許文献1記載のコンパクト容器は、蓋体の裏側に凹部を設け、該凹部に鏡と鏡を該凹部に固定させるための鏡枠が嵌め込まれるとともに、鏡枠と蓋体とを超音波接着により固着されるようにしている。
また、鏡は、該凹部の内側中央線上の二カ所に形成された凸部と鏡枠に該凸部に対応した位置に形成された二カ所の凸部とで挟むことで支持されている。
しかしながら、上記特許文献1記載のコンパクト容器は、鏡が離れた二点を挟み込むことで支持されており、鏡枠が鏡の平坦面端縁を保持しているため、使用できる鏡の面積が小さくなるという問題があった。
また、鏡枠が別体であるため、組立工程数の増加やコスト増加等という問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、鏡を蓋体に組み込むことが簡単にでき、鏡面を大きく有効に使用できる鏡付きコンパクト容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、鏡付きコンパクト容器として、ケース本体と、該ケース本体に取着された蓋体とからなるコンパクト容器であって、蓋体の頂壁裏面に少なくとも一対の支持枠を設け、該支持枠の間に、表面側縁に傾斜面を形成した鏡を嵌め込み、支持枠を内側に屈曲させて、先端に係止部を形成し、該係止部を鏡の表側側縁の傾斜面に押し付けて鏡を頂壁裏面に係止させ、支持枠の下端面と、鏡面がほぼ面一になるように鏡を蓋体に取着したことを特徴とする。
また、支持枠の屈曲方法として、加熱、或いは超音波を伴う押圧により屈曲させたことを特徴とする構成を採用する。
鏡の表面側縁に傾斜面を形成し、側支持枠の下端を内側に屈曲させて係止部として鏡を固定するので、蓋体裏面に鏡表面の側縁が係止されることになり、強固に保持することができる。
支持枠だけを屈曲させるだけでよいので、鏡を蓋体に取着することが容易にできる。
支持枠を、加熱、或いは超音波を伴う押圧により屈曲させるので、容易に鏡を蓋体に取着することができる。
押圧屈曲の際に、鏡の傾斜面だけをうめ込むよう側支持枠の高さを調節することにより、鏡面にほぼ面一になるようにできるので、鏡面と支持枠との間の美観が損なわれることもない。
次に、本発明のコンパクト容器の実施形態について説明する。
図1において、Aはケース本体、Bはケース本体Aに蝶番を介して取着された蓋体、Cはケース本体Aに装着された蓋係止部材である。
図1〜4に示すように、ケース本体Aは、底壁1と、底壁1の各端縁に立設された前壁2と後壁3、および側壁4a,4bとからなっている。
図1、3、4に示すように、前壁2の中央部には、蓋係止部材Cを取着するための嵌挿孔5が設けられており、前壁2の上面には、挿入孔6が穿設されている。
嵌挿孔5の内側の端面7には、係止片8が突設されており、係止片8をはさんで上面を傾斜する案内面9とした案内突起10が突設されている。
嵌挿孔5には操作部材11が嵌挿され、操作部材11は、上板12と押さえ板13と下板14とからなっており、上板12の内端には、薄肉部15を介して、案内突起10の案内面9に係合する一対の作動板16が設けられている。
下板14の下面には、ストッパー17が突設されており、底壁1に設けた係止溝に嵌挿され、操作部材11の抜け落ちを防止している。
ケース本体Aの後壁3には、蝶番取付のための切欠部19が設けられ、切欠部19の端面から後壁3を貫通する軸受孔20a,20bが穿孔されている。
ケース本体A内部を区分して仕切壁21が設けられており、仕切板21の一方には、化粧皿22が収納され、他方には、パフが収納されるようになっている。
図3、4に示すように、蓋体Bは、頂壁25と、該頂壁25の端縁から垂設された前壁26と、後壁27および側壁28a,28bとからなっている。
前壁26の内側の所定位置には、頂壁25から係止部材29が垂設されており、係止部材29は、ケース本体Aの案内突起10の巾に対応する係合板30を下面に設けた支持板31と、係合板30の中央に垂設され、閉蓋時に、係止片8に係合する係止片32とからなっている。
後壁27の下端中央部には、蝶番33が設けられ、蝶番33の端面には、軸受孔34a,34bが穿孔されている。
軸受孔34には、ケース本体Aの後壁3に穿孔された軸受孔20a,20bを通じて、蝶番ピン35が嵌挿され、蓋体Bは、蝶番33を介してケース本体Aに廻動自在に取着されている。
図1、2、4に示すように、頂壁25裏面には、鏡36を取着するための支持枠37が設けられており、支持枠37は、横方向に延びる一対の前支持枠38a,38bと、後支持枠39a,39b、前後方向に延びる一対の側支持枠40、41とからなっている。
頂壁25の裏面中央部は、上方に湾曲しており、複数のリブ45が設けられている。
鏡36には、鏡面の表側端縁に傾斜面36a,36bが形成されている。
鏡36は、前後支持枠38、39の間でリブ45上に載置され、側支持枠40と側支持枠41との間に支持される。
鏡の取着にあたっては、図5(a)に示すように、側支持枠40は、その下端を加熱押圧部材46を用い、内方に加熱押圧され、図5(b)に示すように、鏡面傾斜面36a上に係止部47aが形成される。
側支持枠41も同様に、その下端を内方に加熱押圧され、鏡面傾斜面36b上に係止部47bが形成され、鏡36は、側支持枠40、41の係止部47a,47bによって係止され、蓋体Bの頂壁25裏面に取着される。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
鏡の取付けにあたっては、蓋体の支持枠の側支持枠双方の下端を内側に加熱屈曲し、係止部を形成し、鏡の表面端縁の傾斜面に押しつけて係止させるので、鏡の取付けが簡単で、蓋体表面に強固に取着することができる。
側支持枠40、41の高さを変更することにより、内側に押圧屈曲して鏡の傾斜面36a,36bに押しつける部分を調節し、支持枠37の下端を鏡36の鏡面とほぼ面一、または、鏡面と連続した円弧面に形成できるので、鏡面と支持枠37の間の美観を損なうことはない。
次に、鏡支持枠の変形実施例について説明する。
本実施例は、一方の支持枠を、前もって鏡の傾斜面に係合するように形成したものである。
図6において、50は蓋体の頂壁、51は鏡、52、53は頂壁50裏面に設けられた鏡を取着するための側支持枠である。
側支持枠52は、鏡51の傾斜面51aに係合する係止部54を具えており、その根本部には、頂壁50裏面との間に凹部55が形成されている。
側支持枠53は、鏡51の厚さとほぼ同一の高さとした頂面56と、頂面56の内側端縁に沿って立設された突出片57とからなっている。
鏡51の取着にあたっては、まず、鏡51の傾斜面51a側の端部を凹部55内に斜めに挿入し、次いで、傾斜面51aを係止部54に係合させるようにして、鏡51を頂壁50裏面上に載置する。
次に、突出片57を、加熱押圧部材46を用いて押圧屈曲させると、図6(b)に示すように、係止部58が形成され、鏡の傾斜面51bと係合し、鏡51を頂壁50裏面に取着することができる。
その際、鏡面と、側支持枠52、53の下面をほぼ面一にすることができる。
上記実施例において、一対の側支持枠のいずれに係止部と凹部を設けるかは、任意に選択することができる。
また、前記の実施形態においては、一対の側支持枠40、41の下端を加熱押圧して、内方に屈曲させるようにしているが、前支持枠38a、38bと、後支持枠39a、39bの下端を内方に押圧屈曲させるようにしてもよい。
その際、前支持枠38a、38bの左右を連結して一体にすること、後支持枠39a、39bの左右を連結して一体にしてもよく、前後のいずれかの支持枠のみを一体にしてもよい。
また、前後の支持枠の一方に、変形実施例のような係止部と凹部を設け、他方に突出片を設けて、押圧屈曲するようにしてもよい。
前後、側支持枠のうち、係止部と凹部を設ける支持枠と、押圧屈曲される突出片を設ける支持枠の数、配置は、任意に設定できる。
支持枠によって、鏡面が正確に支持される場合には、一つの支持枠を押圧屈曲させるだけで鏡を取外れないように取着することができ、押圧屈曲させる支持枠の位置と数も、任意に設定できる。
前記実施形態と実施例では、鏡の材料としてガラスとしているが、鏡の材料として合成樹脂により形成することができ、その場合には、容器本体および蓋体も同様に合成樹脂により形成しているので、構成部材のすべてを同一素材とすることができる。
このため、廃棄する際に分別する必要がなく、そのまま廃棄することができる。
本発明のコンパクト容器は、鏡に傾斜面を設け、支持枠の下端を内側に屈曲し、係止部として鏡を固定するようにしたので、蓋体裏面に鏡をより強固に保持することができるようになった。
支持枠の下端を鏡面にほぼ面一になるようにできるので、鏡面と支持枠の間の美観が損なわれることもない。
鏡を支持枠に嵌め込み、支持枠の下端部だけを屈曲するだけで鏡を蓋体に取着できるので、コンパクト容器の生産性を高めることができ、有用である。
本発明コンパクト容器の断面側面図である。 コンパクト容器の断面正面図である。 開蓋状態のコンパクト容器の側面図である。 開蓋状態のコンパクト容器の平面図である。 鏡取着時の説明図で、(a)は側支持枠の加熱押圧前の説明図、(b)は側支持枠の加熱押圧後の説明図である。 変形実施例の説明図で、(a)は側支持枠の加熱押圧前の説明図、(b)は側支持枠の加熱押圧後の説明図である。
符号の説明
A ケース本体
B 蓋体
C 蓋係止部材
1 底壁
2 前壁
3 後壁
4a,b 側壁
5 嵌挿孔
8 係止片
10 案内突起
11 操作部材
25、50 頂壁
26 前壁
27 後壁
28a,b 側壁
29 係止部材
31 支持板
32 係止片
33 蝶番
36、51 鏡
36a,b、51a,b 傾斜面
37 支持枠
38a,b 前支持枠
39a,b 後支持枠
40、41、52、53 側支持枠
45 リブ
46 加熱押圧部材
47a,b、54、58 係止部
55 凹部
56 頂面
57 突出片

Claims (2)

  1. ケース本体と、該ケース本体に取着された蓋体とからなるコンパクト容器であって、
    蓋体の頂壁裏面に少なくとも一対の支持枠を設け、
    該支持枠の間に、表面側縁に傾斜面を形成した鏡を嵌め込み、支持枠を内側に屈曲させて、先端に係止部を形成し、該係止部を鏡の表側側縁の傾斜面に押し付けて鏡を頂壁裏面に係止させ、支持枠の下端面と、鏡面がほぼ面一になるように鏡を蓋体に取着したことを特徴とする鏡付きコンパクト容器。
  2. 前記支持枠を、加熱、或いは超音波を伴う押圧により屈曲させたことを特徴とする請求項1記載の鏡付きコンパクト容器。
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