JPH07116194A - 車椅子用の昇降機 - Google Patents

車椅子用の昇降機

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JPH07116194A
JPH07116194A JP5297209A JP29720993A JPH07116194A JP H07116194 A JPH07116194 A JP H07116194A JP 5297209 A JP5297209 A JP 5297209A JP 29720993 A JP29720993 A JP 29720993A JP H07116194 A JPH07116194 A JP H07116194A
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lifting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、車椅子での走行の際に段差を解
消するために使用される車椅子用の昇降機に関し、一般
家庭の玄関等にも設置可能な車椅子用の昇降機とするこ
とを目的としている。 【構成】 地面側に設置するベースフレーム1の上部
に、少なくとも車椅子を載置できる広さで、平面視が略
々長方形状の昇降テーブル20を設け、この昇降テーブ
ル20を適宜昇降可能に前記ベースフレーム1との間に
昇降機構5を介在ならしめ、しかも前記昇降テーブル2
0の周縁部には、適宜な操作で上方移動及び係止可能な
枠部材21を構成したことを特徴とする車椅子用の昇降
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子での移動の際
に、段差解消のために使用される昇降機に関する。
【従来の技術】従来、この種の昇降機は安全性を高める
ために、昇降テーブルの左右側部に車椅子の脱輪防止部
材が設けられており、それによって昇降機の乗降は前後
方向に限定されてしまう。また、そのために前後方向に
広い空間が必要となり、一般家庭においては玄関あるい
は縁側等に設置することが非常に困難であった。
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、昇降テーブルの少なくとも前後方向と左右
一側から車椅子が乗降可能に空間部を形成し、しかもそ
の空間部に車輪止め部材及び脱輪防止部材の安全装置を
適宜な操作により形成可能とし、一般家庭の玄関等にも
設置可能な昇降機を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、地面側に設置するベースフレーム1の上部
に、少なくとも車椅子を載置できる広さで、平面視が略
々長方形状の昇降テーブル20を設け、この昇降テーブ
ル20を適宜昇降可能に前記ベースフレーム1との間に
昇降機構5を介在ならしめ、しかも前記昇降テーブル2
0の周縁部には、適宜な操作で上方移動及び係止可能な
枠部材21を構成したことを特徴とする車椅子用の昇降
機とした。
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。1はベースフレームであり、縦フレーム1
aと横フレーム1b、‥とで平面視がE字状に枠組み構
成されている。また、横フレーム1b、‥の先端部は、
補強板2により連結固着されている。この縦フレーム1
aの略々中央部には、垂直上方に伸びる支柱3が固着さ
れている。4は、前記支柱3に上下動自在に嵌合される
可動枠である。この可動枠4の上端部には昇降機構5が
設けられており、可動枠4を適宜上下動可能に構成して
いる。本実施例における昇降機構5は、螺軸と螺筒を螺
合させて、この螺軸の移動によって昇降させるものであ
る。6は螺軸であり、前記支柱3の上端に取り付けた螺
筒7に螺合されており、上端部は前記可動枠4に取り付
けられるブラケット8を介して設けられたメタル9にベ
アリング10を介して軸受けされている。11は前記螺
軸6の上端部に一体的に取り付けられた中空の段付きメ
タルであり、上部にはユニバーサルジョイント12を介
して回転ハンドル13を回転自在に取り付けている。1
4は前記回転ハンドル13のガイドボスであり、可動枠
4の上端部に設けられるカバー15に固着されている。
16は前記段付きメタル11の外周部に巻き付けられる
コイルスプリングであり、一端側を固定部材17に係止
し、段付きメタル11が自由回転しないように設けられ
ている。18は前記可動枠4の前後壁面にそれぞれ固着
される側部枠であり、下端部には水平方向に伸びるテー
ブル支持部材19、19、‥がそれぞれ取り付けられて
いる。20は車椅子を載置する、平面視が略々長方形状
の昇降テーブルであり、前記テーブル支持部材19、1
9、‥に一体的に装着されている。21は前記昇降テー
ブル20の後側辺と、支柱3の位置する反対側辺の周縁
部に沿ってL字状に設けられ、外方部に向かって低く傾
斜する斜面部材である。22は前記テーブル支持部材1
9の左右側部に取り付けられたブラケットであり、この
ブラケット22に軸受けされて両側部を屈曲させてコ字
状に形成したリンク23の先端部を上下方向回動自在に
設けている。このリンク23の左側先端部は前記斜面部
材21に枢着され、また、右側先端部は前記可動枠4を
迂回させるために平面視を凸状に形成し、後端部は前記
斜面部材21の右側端部に連結された連結ロッド24に
枢着され、斜面部材21が水平に上下移動するように平
行リンクが構成されている。25はこの平行リンクを適
宜操作可能な操作レバーであり、前記リンク23に一体
的に取り付けられている。また、斜面部材21が上方で
保持されるように、側部枠18に係止部材26を設け、
操作レバー25を係脱可能に構成している。次に、上例
の作用について説明する。まず、本発明にかかる昇降機
を第1図に示すように、前側を段差に極めて近い状態に
設置する。尚、左右側に壁等の障害物がある場合は、第
2図に示すように支柱3を壁面側に近づけて設置する。
この状態において、身体障害者や老人が乗車している車
椅子を運行させて、昇降テーブル20上に位置させる。
この時、昇降機の後方より進入させるのが一般的である
が、昇降機の後側と左側には障害物のない空間部が形成
されているから、設置場所が狭く後方からの進入が困難
である場合には、左側あるいは左後方側からの進入も可
能である。また、斜面部材21によって斜面が形成され
ているから、容易に進入できるようになっている。車椅
子を進入させた後、操作レバー25を操作して第4図に
示すように、斜面部材21を上方へ回動させる。そし
て、操作レバー25を係止部材26に係止させると、こ
の状態で保持されることになる。すると、斜面部材21
が昇降テーブル20の後方側及び側部に、車椅子の車輪
止めあるいは脱輪防止の役割を果たす安全枠部材を形成
し、極めて安全な状態となる。次に、回転ハンドル13
を螺軸6が上方に螺進するように回転操作すると、この
螺軸6と共に可動枠4が上方移動する。したがって、こ
の可動枠4と一体的に設けられている昇降テーブル20
が上昇することになる。そして、さらに回転ハンドル1
3を回転操作して昇降テーブル20を上昇させて、この
昇降テーブル20上面が段差上面と略々一致したところ
で回転ハンドル13の回転操作を停止する。この状態
で、車椅子を運行させて容易に段差上面側に移動するこ
とができるのである。この時、螺軸6は第6図に示すよ
うに、上端部に取り付けられた段付きメタル11の外周
部にコイルスプリング16を巻き付けて、その緊迫力と
摩擦力によって回転を規制しているから、回転ハンドル
13を強制的に回転させなければ、自動的に螺軸6が回
転し昇降テーブル20が下降することはない。尚、段差
を降りる場合については、上述とは全く逆の操作をすれ
ば良い。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明に係る車椅子用の昇降機は、後方部及び側部に空間部
を形成したから、昇降テーブル上に側方からも進入可能
で、前後方向に必要なスペースを極めて短くでき、一般
家庭の玄関等にも設置可能とすると共に、その空間部に
安全枠部材を適宜構成可能としたことにより、安全性に
も優れた車椅子用の昇降機となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部簡略の全体側面図
【図2】その背面図
【図3】その平面図
【図4】安全枠部を作用させた状態の全体側面図
【図5】昇降テーブルを上昇させた状態の全体側面図
【図6】昇降機構を表す一部簡略断面図
【符号の説明】
1 ベースフレーム 5 昇降機構 20 昇降テーブル 21 枠部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面側に設置するベースフレーム1の上
    部に、少なくとも車椅子を載置できる広さで、平面視が
    略々長方形状の昇降テーブル20を設け、この昇降テー
    ブル20を適宜昇降可能に前記ベースフレーム1との間
    に昇降機構5を介在ならしめ、しかも前記昇降テーブル
    20の周縁部には、適宜な操作で上方移動及び係止可能
    な枠部材21を構成したことを特徴とする車椅子用の昇
    降機。
JP29720993A 1993-10-20 1993-10-20 車椅子用の昇降機 Expired - Fee Related JP3407957B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006066321A1 (en) * 2004-12-24 2006-06-29 Reapan Pty Limited Lifting device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006066321A1 (en) * 2004-12-24 2006-06-29 Reapan Pty Limited Lifting device

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JP3407957B2 (ja) 2003-05-19

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