JPH07116068B2 - ポリフルオルブテンの製造方法 - Google Patents
ポリフルオルブテンの製造方法Info
- Publication number
- JPH07116068B2 JPH07116068B2 JP63185709A JP18570988A JPH07116068B2 JP H07116068 B2 JPH07116068 B2 JP H07116068B2 JP 63185709 A JP63185709 A JP 63185709A JP 18570988 A JP18570988 A JP 18570988A JP H07116068 B2 JPH07116068 B2 JP H07116068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- butene
- hexachlorobutadiene
- hydrogen fluoride
- antimony
- hexafluoro
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/07—Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides
- C07C17/08—Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides to unsaturated hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/20—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
- C07C17/21—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms with simultaneous increase of the number of halogen atoms
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、ヘキサクロルブタジエンから2-クロル‐1,1,
1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテン及び1,1,1,2,4,4,4-
ヘプタフルオル‐2-ブテンを同時に製造する方法に関す
る。
1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテン及び1,1,1,2,4,4,4-
ヘプタフルオル‐2-ブテンを同時に製造する方法に関す
る。
本明細書中では以後ヘプタフルオルブテンとも呼ばれる
1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテンは、安定な熱
媒体であるクロルフルオルブタン、及びまたトリフルオ
ル酢酸及びペンタフルオルプロピオン酸を製造するため
の公知の中間体である(米国特許明細書3,287,425参
照)。溶媒、例えばジメチルスルホキシド中でヘキサク
ロルブタジエンをアルカリ金属フッ化物と反応させるこ
とによってヘプタフルオルブテンを製造することは公知
である(米国特許明細書3,287,425参照)。この方法の
欠点は、溶媒の使用及びアルカリ金属塩化物の生成であ
り、これらは費用のかかる方法で分離されそして処分さ
れねばならない。
1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテンは、安定な熱
媒体であるクロルフルオルブタン、及びまたトリフルオ
ル酢酸及びペンタフルオルプロピオン酸を製造するため
の公知の中間体である(米国特許明細書3,287,425参
照)。溶媒、例えばジメチルスルホキシド中でヘキサク
ロルブタジエンをアルカリ金属フッ化物と反応させるこ
とによってヘプタフルオルブテンを製造することは公知
である(米国特許明細書3,287,425参照)。この方法の
欠点は、溶媒の使用及びアルカリ金属塩化物の生成であ
り、これらは費用のかかる方法で分離されそして処分さ
れねばならない。
本明細書中では以後クロルヘキサフルオルブテンとも呼
ばれる2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテ
ンは、トリフルオル酢酸ナトリウムを製造するための公
知の中間体である。五塩化アンチモンを添加して、ヘキ
サクロルブタジエンをフッ化水素及び元素状塩素と反応
させることによって、それを製造することができること
が知られている。2,3-ジクロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフ
ルオル‐2-ブテンが主生成物として得られるので収率は
5ないし10%と非常に低い(米国特許明細書2,544,857
及びC.A.46、7987iないし7988a参照)。亜鉛での還元に
よって10日の反応で2,3-ジクロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサ
フルオル‐2-ブテンからペルフルオル‐2-ブチンを製造
する時には、不純なクロルヘキサフルオルブテンもまた
副生成物として得ることができる(J.A.C.S.71、298(1
949)参照)。これらの方法はクロルヘキサフルオルブ
テンの工業的製造には不適当である。これらの方法の欠
点は、特に、元素状塩素または亜鉛の使用及び未精製生
成物の低い収率である。
ばれる2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテ
ンは、トリフルオル酢酸ナトリウムを製造するための公
知の中間体である。五塩化アンチモンを添加して、ヘキ
サクロルブタジエンをフッ化水素及び元素状塩素と反応
させることによって、それを製造することができること
が知られている。2,3-ジクロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフ
ルオル‐2-ブテンが主生成物として得られるので収率は
5ないし10%と非常に低い(米国特許明細書2,544,857
及びC.A.46、7987iないし7988a参照)。亜鉛での還元に
よって10日の反応で2,3-ジクロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサ
フルオル‐2-ブテンからペルフルオル‐2-ブチンを製造
する時には、不純なクロルヘキサフルオルブテンもまた
副生成物として得ることができる(J.A.C.S.71、298(1
949)参照)。これらの方法はクロルヘキサフルオルブ
テンの工業的製造には不適当である。これらの方法の欠
点は、特に、元素状塩素または亜鉛の使用及び未精製生
成物の低い収率である。
触媒量のハロゲン化チタン、三ハロゲン化アンチモン及
び/または五ハロゲン化アンチモンを添加して、ヘキサ
クロルブタジエンをフッ化水素と反応させることを特徴
とする、1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及び
2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテンの同
時製造方法がここに見い出された。
び/または五ハロゲン化アンチモンを添加して、ヘキサ
クロルブタジエンをフッ化水素と反応させることを特徴
とする、1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及び
2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテンの同
時製造方法がここに見い出された。
本発明による方法を実施するための出発物質として要求
されるヘキサクロルブタジエンは、例えばアルドリッチ
ケミー社(Aldrich Chemie Co.)シュタインハイム(St
einheim)から商業的に入手でき、そしてその商業的純
度で使用することができる。要求される第二の出発物質
である、フッ化水素は、好ましくは無水の形で使用さ
れ、そしてまたこの形で商業的に入手できる。
されるヘキサクロルブタジエンは、例えばアルドリッチ
ケミー社(Aldrich Chemie Co.)シュタインハイム(St
einheim)から商業的に入手でき、そしてその商業的純
度で使用することができる。要求される第二の出発物質
である、フッ化水素は、好ましくは無水の形で使用さ
れ、そしてまたこの形で商業的に入手できる。
フッ化水素は、ヘキサクロルブタジエン1モルあたり、
例えば5ないし100モルの量で使用することができる。
好ましくはこの量は、ヘキサクロルブタジエン1モルあ
たり10ないし50モルである。
例えば5ないし100モルの量で使用することができる。
好ましくはこの量は、ヘキサクロルブタジエン1モルあ
たり10ないし50モルである。
本発明による方法においては、四ハロゲン化チタン、三
ハロゲン化アンチモン及び/または五ハロゲン化アンチ
モンは、触媒量だけ添加される。この量は、ヘキサクロ
ルブタジエンに対して、例えば0.1ないし30モル%でよ
い。好ましくはこの量は、1ないし25モル%である。
ハロゲン化アンチモン及び/または五ハロゲン化アンチ
モンは、触媒量だけ添加される。この量は、ヘキサクロ
ルブタジエンに対して、例えば0.1ないし30モル%でよ
い。好ましくはこの量は、1ないし25モル%である。
適当なハロゲン化物の例は、フッ化物及び塩化物、特に
四塩化チタン、三フッ化アンチモン、五フッ化アンチモ
ン、五塩化アンチモン、及びn=0.1ないし4.9の実験式
SbClnF5-nの混合された五ハロゲン化アンチモンであ
る。・五塩化アンチモンの添加が特に好ましい。種々の
ハロゲン化物の混合物もまた使用することができる。
四塩化チタン、三フッ化アンチモン、五フッ化アンチモ
ン、五塩化アンチモン、及びn=0.1ないし4.9の実験式
SbClnF5-nの混合された五ハロゲン化アンチモンであ
る。・五塩化アンチモンの添加が特に好ましい。種々の
ハロゲン化物の混合物もまた使用することができる。
本発明による方法は、種々の温度、例えば−20℃ないし
+200℃の範囲内で、実施することができる。一般に、
低い温度、例えば−10ないし+18℃で反応を開始し、そ
してこれより高い温度、例えば40ないし160℃でそれを
完了することが有利である。大気圧ではフッ化水素は約
20℃で沸騰するので、もし反応を約18℃以上の温度で実
施するのであれば、特定の自生圧力下で閉じた容器中で
行うか及び/または他のガス例えば窒素で加圧すること
によってフッ化水素の蒸発を防ぐことが必要である。も
し必要ならば、生成する塩化水素を圧力維持バルブを通
じて放出することができる。
+200℃の範囲内で、実施することができる。一般に、
低い温度、例えば−10ないし+18℃で反応を開始し、そ
してこれより高い温度、例えば40ないし160℃でそれを
完了することが有利である。大気圧ではフッ化水素は約
20℃で沸騰するので、もし反応を約18℃以上の温度で実
施するのであれば、特定の自生圧力下で閉じた容器中で
行うか及び/または他のガス例えば窒素で加圧すること
によってフッ化水素の蒸発を防ぐことが必要である。も
し必要ならば、生成する塩化水素を圧力維持バルブを通
じて放出することができる。
一般に、反応の完結後、最後の温度でしばらくの間、例
えば1ないし5時間、撹拌を続けることが有利である。
えば1ないし5時間、撹拌を続けることが有利である。
反応混合物の後処理は、例えば相分離または蒸留によっ
てまだ残存するフッ化水素をまず分離すること、そして
次に残分を分別蒸留すること、あるいはフッ化水素が既
になくなった残分を氷の上に注ぎ、生成する有機相を分
離しそしてそれを分別蒸留することによって実施するこ
とができる。もし所望ならば、例えば酒石酸溶液での抽
出によって、既にフッ化水素が除かれた残査から触媒を
分離することができる。
てまだ残存するフッ化水素をまず分離すること、そして
次に残分を分別蒸留すること、あるいはフッ化水素が既
になくなった残分を氷の上に注ぎ、生成する有機相を分
離しそしてそれを分別蒸留することによって実施するこ
とができる。もし所望ならば、例えば酒石酸溶液での抽
出によって、既にフッ化水素が除かれた残査から触媒を
分離することができる。
このようにして、ヘプタフルオルブテン及びクロルヘキ
サフルオルブテンを、お互いに相対的に種々の比率で得
ることができ、そして両方の生成物を非常に純粋な形で
単離することができる。一般に、粗製の反応混合物は、
ヘプタフルオルブテンよりも多くのクロルヘキサフルオ
ルブテンを含む。
サフルオルブテンを、お互いに相対的に種々の比率で得
ることができ、そして両方の生成物を非常に純粋な形で
単離することができる。一般に、粗製の反応混合物は、
ヘプタフルオルブテンよりも多くのクロルヘキサフルオ
ルブテンを含む。
本発明による方法を使用することによって、フッ化水素
を用いてそして溶媒を用いないでヘプタフルオルブテン
を、そして元素状塩素を用いないでクロルヘキサフルオ
ルブテンを得ることが、非常に好都合に可能であること
は、特に驚くべきことである。
を用いてそして溶媒を用いないでヘプタフルオルブテン
を、そして元素状塩素を用いないでクロルヘキサフルオ
ルブテンを得ることが、非常に好都合に可能であること
は、特に驚くべきことである。
実施例 実施例1 1400mlのヘキサクロルブタジエンを、既に74mlの五塩化
アンチモンを添加した4.5lのフッ化水素に0℃で添加し
た。塩化水素の発生が止んだ後で、25barの窒素を注入
し、そして温度を120℃に上げた。この混合物をこの温
度で2時間撹拌し、そして生成した塩化水素を圧力維持
バルブを通して放出した。次に未転化のフッ化水素を留
去し、そして残分を氷の上に注ぎ、続いて分別蒸留する
と、1barで36℃の沸点を有する2-クロル‐1,1,1,4,4,4-
ヘキサフルオル‐2-ブテン790g(理論の65%)及び1bar
で9℃の沸点を有する1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐
2-ブテン20g(理論の2%)が得られた。
アンチモンを添加した4.5lのフッ化水素に0℃で添加し
た。塩化水素の発生が止んだ後で、25barの窒素を注入
し、そして温度を120℃に上げた。この混合物をこの温
度で2時間撹拌し、そして生成した塩化水素を圧力維持
バルブを通して放出した。次に未転化のフッ化水素を留
去し、そして残分を氷の上に注ぎ、続いて分別蒸留する
と、1barで36℃の沸点を有する2-クロル‐1,1,1,4,4,4-
ヘキサフルオル‐2-ブテン790g(理論の65%)及び1bar
で9℃の沸点を有する1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐
2-ブテン20g(理論の2%)が得られた。
加えて、620gの未転化ヘキサクロルブタジエンが回収さ
れた。
れた。
単離された物質は、核磁気共鳴スペクトル及びマススペ
クトルによって特性を明らかにした。
クトルによって特性を明らかにした。
実施例2 720mlのヘキサクロルブタジエンを、3lのフッ化水素及
び50mlの五塩化アンチモンに−4℃で添加した。反応混
合物をゆっくりと17℃に暖めた。塩化水素の発生が止ん
だ後で、30barの窒素を注入し、この混合物を140℃で3
時間撹拌しそして生成した塩化水素を圧力維持バルブを
通して放出した。次に生成物の混合物を冷却しそして蒸
留によって精製すると、198g(=理論の23.5%)の1,1,
1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及び521g(=理論
の56.6%)の2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐
2-ブテンが得られた。
び50mlの五塩化アンチモンに−4℃で添加した。反応混
合物をゆっくりと17℃に暖めた。塩化水素の発生が止ん
だ後で、30barの窒素を注入し、この混合物を140℃で3
時間撹拌しそして生成した塩化水素を圧力維持バルブを
通して放出した。次に生成物の混合物を冷却しそして蒸
留によって精製すると、198g(=理論の23.5%)の1,1,
1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及び521g(=理論
の56.6%)の2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐
2-ブテンが得られた。
沸点及び特性付けは、実施例1と同様に行った。加え
て、20gの未転化ヘキサクロルブタジエンが回収され
た。
て、20gの未転化ヘキサクロルブタジエンが回収され
た。
実施例3 720mlのヘキサクロルブタジエンを、既に150mlの五塩化
アンチモン及び50gの三フッ化アンチモンを添加した3l
のフッ化水素に−2℃で添加した。この混合物を20℃で
6.5時間保持した。次に25barの窒素を注入し、そしてこ
の温度を138℃に増加させた。この混合物をこの温度で
4.5時間撹拌しそして生成した塩化水素を圧力維持バル
ブを通して放出した。未転化のフッ化水素を分離し、そ
して残分を分別蒸留すると、340g(=理論の42%)の1,
1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及び485g(=理
論の54%)の2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐
2-ブテンが得られた。
アンチモン及び50gの三フッ化アンチモンを添加した3l
のフッ化水素に−2℃で添加した。この混合物を20℃で
6.5時間保持した。次に25barの窒素を注入し、そしてこ
の温度を138℃に増加させた。この混合物をこの温度で
4.5時間撹拌しそして生成した塩化水素を圧力維持バル
ブを通して放出した。未転化のフッ化水素を分離し、そ
して残分を分別蒸留すると、340g(=理論の42%)の1,
1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及び485g(=理
論の54%)の2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐
2-ブテンが得られた。
沸点及び特性付けは、実施例1と同様に行った。加え
て、40gの未転化ヘキサクロルブタジエンが回収され
た。
て、40gの未転化ヘキサクロルブタジエンが回収され
た。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1.触媒量のハロゲン化チタン、三ハロゲン化アンチモン
及び/または五ハロゲン化アンチモンを添加して、ヘキ
サクロルブタジエンをフッ化水素と反応させることを特
徴とする、1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及
び2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテンの
同時製造方法。
及び/または五ハロゲン化アンチモンを添加して、ヘキ
サクロルブタジエンをフッ化水素と反応させることを特
徴とする、1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐2-ブテン及
び2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐2-ブテンの
同時製造方法。
2.1モルのヘキサクロルブタジエンあたり5ないし100モ
ルのフッ化水素を使用することを特徴とする、上記1に
記載の方法。
ルのフッ化水素を使用することを特徴とする、上記1に
記載の方法。
3.ヘキサクロルブタジエンに対して、0.1ないし30モル
%のハロゲン化チタン、三ハロゲン化アンチモン及び/
または五ハロゲン化アンチモンを使用することを特徴と
する、上記1及び2に記載の方法。
%のハロゲン化チタン、三ハロゲン化アンチモン及び/
または五ハロゲン化アンチモンを使用することを特徴と
する、上記1及び2に記載の方法。
4.−20℃ないし+200℃の範囲の温度で実施することを
特徴とする、上記1ないし3に記載の方法。
特徴とする、上記1ないし3に記載の方法。
5.18℃以上の温度で閉じた容器中で及び/または他のガ
スを加圧することによって実施することを特徴とする、
上記1ないし4に記載の方法。
スを加圧することによって実施することを特徴とする、
上記1ないし4に記載の方法。
6.まだ存在するフッ化水素をまず反応混合物から除去し
そして次に残査を分別蒸留することを特徴とする、上記
1ないし5に記載の方法。
そして次に残査を分別蒸留することを特徴とする、上記
1ないし5に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−103392(JP,A) 特開 昭53−95904(JP,A) 米国特許3149170(US,A) 米国特許3287425(US,A)
Claims (1)
- 【請求項1】触媒量のハロゲン化チタン、三ハロゲン化
アンチモン及び/または五ハロゲン化アンチモンを添加
して、ヘキサクロルブタジエンをフッ化水素と反応させ
ることを特徴とする、1,1,1,2,4,4,4-ヘプタフルオル‐
2-ブテン及び2-クロル‐1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオル‐
2-ブテンの同時製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3725213.5 | 1987-07-30 | ||
DE19873725213 DE3725213A1 (de) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | Herstellung von polyfluorbutenen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6450830A JPS6450830A (en) | 1989-02-27 |
JPH07116068B2 true JPH07116068B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=6332677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63185709A Expired - Lifetime JPH07116068B2 (ja) | 1987-07-30 | 1988-07-27 | ポリフルオルブテンの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5146019A (ja) |
EP (1) | EP0301346B1 (ja) |
JP (1) | JPH07116068B2 (ja) |
CA (1) | CA1321798C (ja) |
DE (2) | DE3725213A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3735467A1 (de) * | 1987-10-20 | 1989-05-03 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von fluorierten c(pfeil abwaerts)4(pfeil abwaerts)- bis c(pfeil abwaerts)6(pfeil abwaerts)-kohlenwasserstoffen und neue cyclische fluorierte kohlenwasserstoffe, sowie die verwendung von fluorierten c(pfeil abwaerts)4(pfeil abwaerts)- bis c(pfeil abwaerts)6(pfeil abwaerts)-kohlenwasserstoffen als treibgas und arbeitsfluessigkeit fuer waermepumpensysteme |
FR2651447B1 (fr) * | 1989-09-01 | 1994-02-11 | Atochem | Nouveaux catalyseurs de fluoration en phase liquide. |
DE3936024A1 (de) * | 1989-10-28 | 1991-05-02 | Bayer Ag | Verfahren zum halogen-fluor-austausch in organischen verbindungen und katalysatoren hierzu |
US5364991A (en) * | 1991-11-22 | 1994-11-15 | Daikin Industries, Ltd. | Preparation of 1,1,1,4,4,4-hexafluorobutane |
JPH05194287A (ja) * | 1992-01-13 | 1993-08-03 | Daikin Ind Ltd | ハロゲン化ブテンおよびブタンの製造方法 |
DE4212084A1 (de) * | 1992-04-10 | 1993-10-14 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von Chlor-Fluor-Butenen |
DE4213975A1 (de) * | 1992-04-29 | 1993-11-04 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von hexafluorbutan und dabei zugaengliche zwischenprodukte |
JP3818395B2 (ja) * | 1994-06-30 | 2006-09-06 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 弗素化アルケン誘導体及び弗素化アルカン誘導体の製造方法 |
JP3729281B2 (ja) * | 1994-11-24 | 2005-12-21 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 弗素化アルケン誘導体および弗素化アルカン誘導体の製造方法 |
US20110144216A1 (en) * | 2009-12-16 | 2011-06-16 | Honeywell International Inc. | Compositions and uses of cis-1,1,1,4,4,4-hexafluoro-2-butene |
WO2019023568A1 (en) * | 2017-07-27 | 2019-01-31 | The Chemours Company Fc, Llc | AZEOTROPIC COMPOSITIONS COMPRISING HYDROGEN FLUORIDE AND FLUOROCARBONS |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2436357A (en) * | 1945-05-14 | 1948-02-17 | Hooker Electrochemical Co | Fluorination of hexachlorobutadiene |
US2449233A (en) * | 1946-01-08 | 1948-09-14 | Hooker Electrochemical Co | Processes for the preparation of fluorine-containing cyclic hydrocarbons |
US3149170A (en) * | 1960-03-07 | 1964-09-15 | Union Carbide Corp | Fluorination of hexachlorobutadiene |
US3287425A (en) * | 1961-03-07 | 1966-11-22 | Du Pont | Fluorinated compounds and their preparation |
DE2701310A1 (de) * | 1977-01-14 | 1978-07-20 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von 1,1,1-trifluor-2-chloraethan |
-
1987
- 1987-07-30 DE DE19873725213 patent/DE3725213A1/de not_active Withdrawn
-
1988
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1992
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