JPH05194287A - ハロゲン化ブテンおよびブタンの製造方法 - Google Patents
ハロゲン化ブテンおよびブタンの製造方法Info
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- JPH05194287A JPH05194287A JP4003809A JP380992A JPH05194287A JP H05194287 A JPH05194287 A JP H05194287A JP 4003809 A JP4003809 A JP 4003809A JP 380992 A JP380992 A JP 380992A JP H05194287 A JPH05194287 A JP H05194287A
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- JP
- Japan
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- butene
- hexafluoro
- hydrogen fluoride
- dichlorobutane
- chloro
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/20—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
- C07C17/21—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms with simultaneous increase of the number of halogen atoms
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 気相においてフッ素化触媒存在下に、1,1,
2,3,4,4−ヘキサクロロ−1,3−ブタジエンをフッ
化水素と反応させることにより、1,1,1,4,4,4−
ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタン、1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテン、
1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテンお
よび1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブタン
から成る群から選択される少なくとも1種のハロゲン化
化合物を製造する。 【効果】 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3
−ジクロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−
ヘプタフルオロ−2−ブテンおよび/または1,1,1,
2,2,4,4,4−オクタフルオロブタンが工業的に製造
できる。
2,3,4,4−ヘキサクロロ−1,3−ブタジエンをフッ
化水素と反応させることにより、1,1,1,4,4,4−
ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタン、1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテン、
1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテンお
よび1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブタン
から成る群から選択される少なくとも1種のハロゲン化
化合物を製造する。 【効果】 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3
−ジクロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−
ヘプタフルオロ−2−ブテンおよび/または1,1,1,
2,2,4,4,4−オクタフルオロブタンが工業的に製造
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化ブテンおよ
びブタンの製造方法に関し、更に詳しくは、1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタン、
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2
−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2
−ブテンおよび1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフル
オロブタンから成る群から選択される少なくとも1種の
ハロゲン化化合物の製造方法に関する。
びブタンの製造方法に関し、更に詳しくは、1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタン、
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2
−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2
−ブテンおよび1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフル
オロブタンから成る群から選択される少なくとも1種の
ハロゲン化化合物の製造方法に関する。
【0002】1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,
3−ジクロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフル
オロ−2−クロロ−2−ブテンおよび1,1,1,2,4,
4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテンは、そのものが工
業薬品としてまたは医農薬中間体として有用なばかりで
はなく、フッ化水素(HF)を付加することによって、H
CHCの代替物として、発泡および洗浄にもしくは熱媒
体として用いられる1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフ
ルオロブタンの原料になりうる。又、1,1,1,4,4,
4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタン、1,1,
1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテ
ンおよび1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−
ブテンを還元することにより、同様な用途に用いられる
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンを誘導でき
る。
3−ジクロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフル
オロ−2−クロロ−2−ブテンおよび1,1,1,2,4,
4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテンは、そのものが工
業薬品としてまたは医農薬中間体として有用なばかりで
はなく、フッ化水素(HF)を付加することによって、H
CHCの代替物として、発泡および洗浄にもしくは熱媒
体として用いられる1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフ
ルオロブタンの原料になりうる。又、1,1,1,4,4,
4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタン、1,1,
1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテ
ンおよび1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−
ブテンを還元することにより、同様な用途に用いられる
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンを誘導でき
る。
【0003】
【従来の技術】1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ
ブテンはヘキサクロロブタジエンのKFによるフッ素化
で生成することが知られているが、反応操作は煩雑でま
たKFを用いるので反応後のKClの処理、コストの面
より工業的に用いるのは不適である。また1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタンおよび
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2
−ブテン1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブ
タンは工業的に用いられる合成法は知られていない。
ブテンはヘキサクロロブタジエンのKFによるフッ素化
で生成することが知られているが、反応操作は煩雑でま
たKFを用いるので反応後のKClの処理、コストの面
より工業的に用いるのは不適である。また1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタンおよび
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2
−ブテン1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブ
タンは工業的に用いられる合成法は知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれまで見い
出されていなかった1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2,3−ジクロロブタンおよび1,1,1,4,4,4−
ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,
2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテン及び/又は
1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブタンの工
業的に有用な製造方法を提供しようとするものである。
出されていなかった1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2,3−ジクロロブタンおよび1,1,1,4,4,4−
ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,
2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテン及び/又は
1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブタンの工
業的に有用な製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、工業的に
有用な1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジ
クロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−
2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−ヘプ
タフルオロ−2−ブテン及び1,1,1,2,2,4,4,4
−オクタフルオロブタンの製法を確立するために鋭意研
究を行った結果、容易に入手可能な1,1,2,3,4,4
−ヘキサクロロ−1,3−ブタジエンの気相フッ素化に
おいて適切な触媒を選択することにより、これらハロゲ
ン化化合物が得られることを見い出し、本発明を完成さ
せるに至った。
有用な1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジ
クロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−
2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−ヘプ
タフルオロ−2−ブテン及び1,1,1,2,2,4,4,4
−オクタフルオロブタンの製法を確立するために鋭意研
究を行った結果、容易に入手可能な1,1,2,3,4,4
−ヘキサクロロ−1,3−ブタジエンの気相フッ素化に
おいて適切な触媒を選択することにより、これらハロゲ
ン化化合物が得られることを見い出し、本発明を完成さ
せるに至った。
【0006】すなわち本発明は、気相においてフッ素化
触媒存在下に、1,1,2,3,4,4−ヘキサクロロ−1,
3−ブタジエンをフッ化水素と反応させることを特徴と
する、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジ
クロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−
2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−ヘプ
タフルオロ−2−ブテンおよび1,1,1,2,2,4,4,
4−オクタフルオロブタンから成る群から選択される少
なくとも1種のハロゲン化化合物の製造方法を提供す
る。
触媒存在下に、1,1,2,3,4,4−ヘキサクロロ−1,
3−ブタジエンをフッ化水素と反応させることを特徴と
する、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジ
クロロブタン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−
2−クロロ−2−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−ヘプ
タフルオロ−2−ブテンおよび1,1,1,2,2,4,4,
4−オクタフルオロブタンから成る群から選択される少
なくとも1種のハロゲン化化合物の製造方法を提供す
る。
【0007】出発物質である、1,1,2,3,4,4−ヘ
キサクロロ−1,3−ブタジエンは,ブタンの塩素化に
よって製造でき,安価に入手できる。
キサクロロ−1,3−ブタジエンは,ブタンの塩素化に
よって製造でき,安価に入手できる。
【0008】反応に用いる触媒としては、金属塩の溶液
からアルカリを用いて析出させた金属酸化物を、HFに
よってフッ素化した金属フッ素化物又は金属オキシフッ
素化物を用いることができる。金属塩として、塩酸塩、
硝酸塩を用いることができる。アルカリとしてはアンモ
ニア、尿素、金属水酸化物を用いることができる。金属
としては、アルミニウム、クロム、マンガン、ニッケル
及びコバルトの中から選ばれる1種または2種以上の混
合物を用いることができる。
からアルカリを用いて析出させた金属酸化物を、HFに
よってフッ素化した金属フッ素化物又は金属オキシフッ
素化物を用いることができる。金属塩として、塩酸塩、
硝酸塩を用いることができる。アルカリとしてはアンモ
ニア、尿素、金属水酸化物を用いることができる。金属
としては、アルミニウム、クロム、マンガン、ニッケル
及びコバルトの中から選ばれる1種または2種以上の混
合物を用いることができる。
【0009】これらの金属フッ素化物又は金属オキシフ
ッ素化物は、単独でまたは適当な担体に担持して使用す
ることができる。担体としては活性炭、フッ化アルミニ
ウムなどが用いることができる。
ッ素化物は、単独でまたは適当な担体に担持して使用す
ることができる。担体としては活性炭、フッ化アルミニ
ウムなどが用いることができる。
【0010】反応温度は、通常250〜450℃の範囲
から適当に選べるが、反応温度が低ければ反応は遅く実
用的ではない。好ましくは300〜400℃である。
から適当に選べるが、反応温度が低ければ反応は遅く実
用的ではない。好ましくは300〜400℃である。
【0011】HFのヘキサクロロブタジエンに対する過
剰率は、目的とする転化率、生成物の割合、接触時間、
反応温度に応じて、10〜100倍モルの間で適当に選
べる。反応は、HF過剰率が100倍モル以上でも行え
るが、生産性が低下し、実用的ではない。反応生成物
は、必要な成分を分離後、低フッ素化物を反応器に戻す
ことにより再度フッ素化することができ、これにより目
的物の収率を高くすることができる。
剰率は、目的とする転化率、生成物の割合、接触時間、
反応温度に応じて、10〜100倍モルの間で適当に選
べる。反応は、HF過剰率が100倍モル以上でも行え
るが、生産性が低下し、実用的ではない。反応生成物
は、必要な成分を分離後、低フッ素化物を反応器に戻す
ことにより再度フッ素化することができ、これにより目
的物の収率を高くすることができる。
【0012】反応は、逐次的に1,1,1,4,4,4−ヘ
キサフルオロ−2,3−ジクロロブタンから1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテン、
1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテン、
1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブタンへと
進行するので、反応温度、接触時間及びHFの過剰率を
適当に設定することで転化率を制御して、低フッ素化物
をリサイクルすることで必要な成分を収率良く得る事が
できる。
キサフルオロ−2,3−ジクロロブタンから1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ−2−ブテン、
1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテン、
1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロブタンへと
進行するので、反応温度、接触時間及びHFの過剰率を
適当に設定することで転化率を制御して、低フッ素化物
をリサイクルすることで必要な成分を収率良く得る事が
できる。
【0013】
【実施例】次に実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。実施例1 表1に示す金属酸化物を直径3mm高さ3mmのペレットと
して用いた。この触媒55ccを反応管に充填した後、H
Fでフッ素化した。反応温度を表1に示す温度に調節し
た後、HF500cc、1,1,2,3,4,4−ヘキサクロロ
−1,3−ブタジエン10ccをガス状で導入した。生成
物は水洗後GLCにより分析した。
る。実施例1 表1に示す金属酸化物を直径3mm高さ3mmのペレットと
して用いた。この触媒55ccを反応管に充填した後、H
Fでフッ素化した。反応温度を表1に示す温度に調節し
た後、HF500cc、1,1,2,3,4,4−ヘキサクロロ
−1,3−ブタジエン10ccをガス状で導入した。生成
物は水洗後GLCにより分析した。
【0014】結果を表1に示す。表中、R−336は
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロ
ブタン、R−1326は1,1,1,4,4,4−ヘキサフ
ルオロ−2−クロロ−2−ブテン、R−1327は1,
1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテン、R
−338は1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロ
ブタンを示す。 GLC分析字条件: ポラパック(PORAPACK)−Q 3m 100℃から10℃/minで昇温
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロ
ブタン、R−1326は1,1,1,4,4,4−ヘキサフ
ルオロ−2−クロロ−2−ブテン、R−1327は1,
1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテン、R
−338は1,1,1,2,2,4,4,4−オクタフルオロ
ブタンを示す。 GLC分析字条件: ポラパック(PORAPACK)−Q 3m 100℃から10℃/minで昇温
【0015】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300
Claims (3)
- 【請求項1】 気相においてフッ素化触媒存在下に、
1,1,2,3,4,4−ヘキサクロロ−1,3−ブタジエン
をフッ化水素と反応させることを特徴とする、1,1,
1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロブタ
ン、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロ
−2−ブテン、1,1,1,2,4,4,4−ヘプタフルオロ
−2−ブテンおよび1,1,1,2,2,4,4,4−オクタ
フルオロブタンから成る群から選択される少なくとも1
種のハロゲン化化合物の製造方法。 - 【請求項2】 触媒が、アルミニウム、クロム、マンガ
ン、ニッケルおよびコバルトから成る群から選ばれた少
なくとも1種の金属の酸化物をフッ化水素によりフッ素
化して得られるフッ化物および/またはオキシフッ化物
である請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 金属酸化物が、酸化クロムである請求項
1記載の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003809A JPH05194287A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ハロゲン化ブテンおよびブタンの製造方法 |
EP93901537A EP0581961B1 (en) | 1992-01-13 | 1993-01-12 | Process for producing halogenated butene and butane |
DE69304838T DE69304838T2 (de) | 1992-01-13 | 1993-01-12 | Verfahren zur herstellung von halogeniertem buten und butan |
US08/108,576 US5919993A (en) | 1992-01-13 | 1993-01-12 | Method for preparing halogenated butene and butane |
PCT/JP1993/000027 WO1993014051A1 (en) | 1992-01-13 | 1993-01-12 | Process for producing halogenated butene and butane |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003809A JPH05194287A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ハロゲン化ブテンおよびブタンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05194287A true JPH05194287A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11567522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4003809A Pending JPH05194287A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ハロゲン化ブテンおよびブタンの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5919993A (ja) |
EP (1) | EP0581961B1 (ja) |
JP (1) | JPH05194287A (ja) |
DE (1) | DE69304838T2 (ja) |
WO (1) | WO1993014051A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2103397A (en) * | 1997-03-11 | 1998-09-29 | Zeneca Limited | Fluorination process |
KR20080030572A (ko) * | 2005-07-28 | 2008-04-04 | 그레이트 레이크스 케미칼 코퍼레이션 | 제조 방법 및 시스템, 조성물, 계면활성제, 모노머 유닛,금속 착물, 포스페이트 에스터, 글리콜, 수성 필름 형성발포체, 및 발포 안정제 |
US20070027349A1 (en) * | 2005-07-28 | 2007-02-01 | Stephan Brandstadter | Halogenated Compositions |
AU2015202652B2 (en) * | 2005-11-01 | 2016-11-24 | The Chemours Company Fc, Llc. | Compositions comprising fluoroolefins and uses thereof |
US8426655B2 (en) | 2010-03-26 | 2013-04-23 | Honeywell International Inc. | Process for the manufacture of hexafluoro-2-butene |
CN105218296B (zh) * | 2015-09-30 | 2019-04-09 | 巨化集团技术中心 | 一种气相合成1,1,1,4,4,4-六氟-2-氯-2-丁烯的方法 |
CN110945099B (zh) * | 2017-07-27 | 2024-07-05 | 科慕埃弗西有限公司 | 包含氟化氢和氟碳化合物的共沸组合物 |
CN108911947B (zh) * | 2018-06-15 | 2021-11-02 | 中国民航大学 | 一种1,1,1,2,4,4,4-七氟-2-丁烯的制备方法 |
MX2021011163A (es) * | 2019-04-05 | 2021-10-22 | Chemours Co Fc Llc | Procesos para producir z-1,1,1,4,4,4-hexafluorobut-2-eno e intermediarios para producirlo. |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE425887C (de) * | 1926-03-01 | Heinrich Brune | Einrichtung zum Ausgleich des Totganges beim Hubwechsel des Werkstueckschlittens an doppelt wirkenden Maschinen zum Schleifen von Fraesern | |
DE1278429B (de) * | 1965-08-13 | 1968-09-26 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung von fluorhaltigen Perhalogenalkanen und/oder Perhalogenalkenen |
US3965201A (en) * | 1973-10-11 | 1976-06-22 | Hooker Chemicals & Plastics Corporation | Fluorination of hexachlorobutadiene |
JPS53116304A (en) * | 1977-03-22 | 1978-10-11 | Onoda Cement Co Ltd | Preparation of halogenated hydrocarbons |
IT7849068A0 (it) * | 1977-04-28 | 1978-04-26 | Bayer Ag | Procedimento per produrre 1/1/1-tri fluoro-2-cloroetano |
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-
1992
- 1992-01-13 JP JP4003809A patent/JPH05194287A/ja active Pending
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1993
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