JPH0640965A - ヘキサフルオロブタンの製造方法、およびそれにより得られる中間生成物類 - Google Patents

ヘキサフルオロブタンの製造方法、およびそれにより得られる中間生成物類

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JPH0640965A
JPH0640965A JP5117582A JP11758293A JPH0640965A JP H0640965 A JPH0640965 A JP H0640965A JP 5117582 A JP5117582 A JP 5117582A JP 11758293 A JP11758293 A JP 11758293A JP H0640965 A JPH0640965 A JP H0640965A
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hexafluoro
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Norbert Dr Lui
ノルベルト・ルイ
Albrecht Marhold
アルブレヒト・マルホールト
Dietmar Bielefeldt
デイートマー・ビーレフエルト
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有毒な出発物質や中間生成物を避けつつ、ヘ
キサフルオロブタンを良好な収率及び選択率で製造でき
る製法の提供。 【構成】 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン
の製造方法において、1,1,3,4,4−ペンタクロロブ
タ−1,3−ジエンを最初に触媒の存在下で60−18
0℃において弗化水素と反応させて1,1,1,4,4,4
−ヘキサフルオロ−2−クロロブタンを与え、そしてこ
れを1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンに転化
させることを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、容易に入手可能であり且つ生態
学的に無害であるペンタクロロブタジエンからのヘキサ
フルオロブタンの製造方法、およびペンタクロロブタジ
エンを弗化水素と反応させることにより得られる中間生
成物類に関するものである。
【0002】ヘキサフルオロブタンはフォームの製造に
おける抛射剤として使用することができ、それにより生
態学的に有害なクロロフルオロカーボン類を代用するこ
とができる。
【0003】最初にヘキサクロロブタジエンをコリンの
存在下で弗化水素と反応させてヘキサフルオロジクロロ
ブテンを与え、そして次に後者を水素化することにより
ヘキサフルオロブタンが得られることは知られている。
この方法は数種の不利な面を有している:これらの第一
段階で製造されるヘキサフルオロジクロロブテンおよび
ヘキサフルオロモノクロロブテンは高度に有毒な物質で
あり、従って相当な安全上の注意を必要とする。それの
発癌性の可能性のために出発物質として必要なヘキサク
ロロブタジエンはもはや工業的に入手可能ではなく、そ
して非常に高い費用でのみ製造することができる。さら
に、この方法では、塩素が最初に分子中に加えられてお
り、そして次に水素化により除去しなければならない。
【0004】従って、容易に入手可能な出発物質を使用
することができそして比較的毒性の少ない中間生成物を
介して進行するようなヘキサフルオロブタンの製造方法
に対する要望が依然として存在している。
【0005】1,1,3,4,4−ペンタクロロブタ−1,
3−ジエンを最初に触媒の存在下で60−180℃にお
いて弗化水素と反応させて1,1,1,4,4,4−ヘキサ
フルオロ−2−クロロブタンを与え、そしてこれを1,
1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタンに転化させるこ
とを特徴とする、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ
−ブタンの製造方法を今見いだした。
【0006】出発物質として必要な1,1,3,4,4−ペ
ンタクロロブタ−1,3−ジエン(以下ではペンタクロ
ロブタジエンと称されている)はトリクロロエチレンの
二量化により容易に入手可能であり、そして低い毒性を
有している。
【0007】本発明に従う方法の第一段階では、ペンタ
クロロブタジエンを触媒の存在下で弗化水素と反応させ
る。本発明に従う方法では、弗化水素は少なくとも化学
量論的必要量で、すなわち1モルのペンタクロロブタジ
エン当たり少なくとも6モルの弗化水素で、一般的に使
用される。弗化水素を過剰量で、例えば1モルのペンタ
クロロブタジエン当たり6.5−50モルで、使用する
ことが有利である。
【0008】ルイス酸類が本発明に従う方法用に特に適
している触媒である。これらは例えば金属および/また
は遷移金属ハロゲン化物類、特に金属および/または遷
移金属塩化物類および弗化物類、であることができる。
下記のものが特に挙げられる:三弗化ホウ素、三塩化ホ
ウ素、五弗化アンチモン、五塩化アンチモン、混合弗化
および塩化アンチモン(V)、四塩化チタン、五塩化タ
ンタル、五弗化タンタル、五塩化ニオブ、五弗化ニオブ
および五塩化錫。数種の触媒類の混合物を使用すること
も可能である。
【0009】触媒は任意に強酸類との混合物状で、例え
ばトリフルオロメタンスルホン酸、クロロスルホン酸お
よび/またはフルオロ硫酸との混合物状で、使用するこ
とができる。そのような混合物は例えば0.05−50
重量%の強スルホン酸類を含有することもできる。
【0010】ペンタクロロブタジエンを基にして例えば
0.05−30モル%の触媒を使用することができる。
この量は好適には0.1−20モル%である。
【0011】本発明に従う方法の第一段階は60−18
0℃において実施される。この温度は好適には100−
170℃である。
【0012】本発明に従う方法の第一段階は一般的には
オートクレーブ中で自生圧力下で反応温度において実施
される。該方法はそれより高いかまたは低い圧力におい
て実施することもできる。可能な圧力の例は、それの下
限が弗化水素が液相であるという事実により設定されて
おりそしてそれの上限が100バールを越えないような
範囲内であるようなものである。
【0013】製造される塩化水素は任意に圧力維持弁を
通して抜くことができる。
【0014】本発明に従う方法の第一段階の反応温度は
例えば1−10時間保つことができ、その後に反応混合
物を冷却しそして例えば氷および/または水に注ぎ、有
機相の分離並びに有機相の蒸留により処理する。他の使
用できる処理工程は、未使用の弗化水素を蒸留除去しそ
して次に残存している生成物混合物を蒸留により分離す
ることである。
【0015】1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2
−クロロブタンの他に、1種以上の式(I):
【0016】
【化2】CF2X−CH2−R (I) [式中、Xは弗素または塩素であり、そしてRは−CH
Cl−CF2Cl、−CHCl−CFCl2または−CC
l=CCl2である]の化合物を、本発明に従う方法の
第一段階の反応混合物の処理中に一般的に単離すること
ができる。
【0017】式(I)の化合物は特に、1,1,4,4,4
−ペンタフルオロ−1,2−ジクロロブタン、1,1,2
−トリクロロ−4,4,4−トリフルオロブテ−1−ン、
1,1,2,4−テトラクロロ−4,4−ジフルオロブテ−
1−ンおよび1,1,2−トリクロロ−1,4,4,4−テ
トラフルオロブタンである。
【0018】式(I)の化合物はペンタクロロブタジエ
ンおよび弗化水素からの1,1,1,4,4,4−ヘキサフ
ルオロ−2−クロロブタンの製造用の別のバッチ中に再
循環させることができ、そして1,1,1,4,4,4−ヘ
キサフルオロブタンの製造用に使用することができる。
【0019】ペンタクロロブタジエンと弗化水素との反
応からの反応混合物中に存在することができそして依然
として式(I)の化合物より低い弗素化度を有している
副生物は、式(I)の化合物と一緒にまたは別個に、ペ
ンタクロロブタジエンおよび弗化水素からの1,1,1,
4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタンの製造用
の別のバッチ中に再循環させることができる。
【0020】本発明に従う方法の第一段階で得られた
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタ
ンから1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン(以下で
はヘキサフルオロブタンと称されている)への転化は除
去および水素化により実施することができ、二段階を同
時にまたは連続的に行うことができる。
【0021】除去および水素化を連続的に実施すること
を希望するなら、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ
ブテ−2−ンを製造するための塩化水素の除去は、例え
ば1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブ
タンをアルカリ水溶液と反応させることにより、実施で
きる。この目的のために使用できるアルカリ溶液の例
は、10−50重量%の濃度範囲の水酸化ナトリウムま
たは水酸化カリウム水溶液である。除去は例えば−10
〜+80℃の範囲の温度においてそして過剰のアルカリ
溶液を用いて、例えば1モルの1,1,1,4,4,4−ヘ
キサフルオロ−2−クロロブタン当たり1−5モルのア
ルカリを用いて、実施することができる。除去は任意に
例えばアルコールの如き溶解剤または例えば第四級アン
モニウム塩もしくはクラウンエーテルの如き相転移触媒
の存在下で実施することもできる。
【0022】1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブテ
−2−ンからヘキサフルオロブタンへの水素化およびそ
の後の除去は液相中または気相中で実施することができ
る。使用できる触媒は一般的な水素化触媒、例えばパラ
ジウム、ニッケルまたはそれらの化合物を含有している
もの、である。水素化はそれ自体は既知である方法で、
すなわち液相で溶媒を用いてもしくは用いずに、または
気相で不活性気体を添加してもしくは添加せずに、行う
ことができる。
【0023】除去および水素化は好適には同時に、例え
ば1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブ
タンおよび水素を気相で固定または流動床中の適当な触
媒上に通すことにより、実施され、この場合には1,1,
1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタン対水
素のモル比は例えば1:0.5−1:50であることが
できる。このモル比は好適には1:1−1:20であ
る。
【0024】組み合わされた除去および水素化は例えば
常圧または加圧下で、例えば常圧−20バールまでの範
囲で、実施することができる。それは好適には常圧で実
施される。
【0025】この目的用に使用できる触媒は特に、担体
物質上に遷移金属を含有しているものである。好適な遷
移金属はパラジウムおよび白金、特にパラジウム、であ
る。遷移金属は任意に1種以上の金属または金属化合物
と共に投与することができる。好適な投与物質は副族1
−8の元素の金属および金属化合物、特にチタン、ジル
コニウム、ニッケル、タンタルおよび銀並びにそれらの
化合物、である。担体物質の例は、活性炭、酸化アルミ
ニウム、二酸化ケイ素、硫酸バリウム、スピネル、珪酸
塩類および二酸化チタンである。活性炭およびリチウム
アルミニウムスピネルが好適である。触媒は1リットル
の担体物質当たり例えば0.5−30gの遷移金属を含
有することができる。この含有量は好適には2−20g
/lの範囲である。
【0026】反応混合物の流速および触媒量は例えば1
0−10,000g/l×時の、好適には50−500
0g/l×時の、触媒充填量を与えるように選択するこ
とができる。反応温度は一般的に80℃以上であり、そ
して好適には100−350℃の範囲である。
【0027】1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2
−クロロブタンを通す前に、製造したての触媒をコンデ
ィショニングすることが一般的に有利である。コンディ
ショニングは例えば触媒を窒素流中で100−350℃
の範囲の温度に加熱しそしてある時間後に窒素/水素気
体混合物を加熱された触媒上に通すことにより行うこと
ができ、最終的に水素だけが加熱された触媒上を通るよ
うになるまで水素の割合を連続的にまたは段階的に増加
させる。別のコンディショニング工程は例えば、触媒を
単に加熱しそして水素をその上に通すことである。
【0028】組み合わされた除去および水素化後に得ら
れた気体混合物を例えばそれを最初に水または希アルカ
リ溶液で洗って製造された塩化水素を除去しそして適宜
乾燥および/または冷却および/または相分離後に、反
応混合物の有機成分類を蒸留する工程により処理するこ
とができる。ヘキサフルオロブタン中の痕跡量のオレフ
ィン系成分類を任意に例えば過マンガン酸カリウムまた
はクロム酸塩類を用いる酸化により除去することもでき
る。
【0029】本発明に従う方法により、高度に有毒な出
発物質および中間生成物を避けつつ、ヘキサフルオロブ
タンを経済的に有利な方法でそして良好な収率および選
択率で製造することが可能になる。多数の起こり得る二
次的反応によってこのような結果を予期できなかったた
め、このことは非常に驚異的なことである。弗素化中に
製造される不完全に弗素化された生成物、特に式(I)
の生成物、を弗素化中への再循環によりヘキサフルオロ
ブタンを製造するために使用できるということは特に有
利である。
【0030】下記の実施例は本発明をさらに説明するも
のである。弗化水素がこれらの実施例で使用されている
場合には、それは市販の無水弗化水素である。弗化水素
に関して示されている量は液相中での測定値に関するも
のである。
【0031】
【実施例】実施例1 70gの五塩化ニオブおよび900mlの弗化水素をオ
ートクレーブ中に入れた。450gのペンタクロロブタ
ジエンを次に滴々添加した。オートクレーブを閉じ、そ
して140℃に5時間加熱した。室温に冷却した後に、
反応混合物を氷上に注ぎ、そして有機相を分離した。ガ
スクロマトグラフィーによる有機相の試験は、ペンタク
ロロブタジエンの100%が転化されたことを示してい
た。80gの1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2
−クロロブタン、190gの1,1,4,4,4−ペンタフ
ルオロ−1,2−ジクロロブタン(常圧における沸点8
3.5℃)および80gのそれより少なく弗素化された
生成物類を有機相の分別蒸留により単離した。1,1,
4,4,4−ペンタフルオロ−1,2−ジクロロブタンお
よびそれより少なく弗素化された生成物を次のバッチに
加えた。
【0032】実施例2 350gの五塩化ニオブをオートクレーブ中に入れ、そ
して950mlの弗化水素を一部分ずつ加えた。81m
lのフルオロスルホン酸および800gのペンタクロロ
ブタジエンを次に滴々添加した。オートクレーブを閉
じ、そして140℃に5時間加熱し、生成した塩化水素
を30バールの圧力において抜いた。室温に冷却した後
に、反応混合物を氷上に注ぎ、そして有機相を分離し
た。
【0033】ガスクロマトグラフィーによる有機相の試
験は、ペンタクロロブタジエンの100%が転化された
ことを示していた。320gの1,1,1,4,4,4−ヘ
キサフルオロ−2−クロロブタンおよび30gの1,1,
4,4,4−ペンタフルオロ−1,2−ジクロロブタンを
有機相の分別蒸留により単離した。
【0034】1,1,4,4,4−ペンタフルオロ−1,2
−ジクロロブタンの1Hおよび19FNMRデータ:1
NMRδ=2.5−3.1(m,2H,CH2)、4.43
(dd,1H,CH);19F NMRδ=61(dd,CF
2Cl)、64.7(t,CF3)。
【0035】実施例3 150mlの弗化水素をオートクレーブ中に入れ、そし
て50gの五塩化タンタルを加えた。次に100gのペ
ンタクロロブタジエンを0℃において滴々添加した。反
応混合物を次に140℃に5時間加熱し、生成した塩化
水素を30バールの圧力において抜いた。室温に冷却し
た後に、反応混合物を氷上に注ぎ、そして有機相を分離
した。30gの1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−
2−クロロブタンを有機相の蒸留により単離した。
【0036】実施例4 960mlの弗化水素をオートクレーブ中に入れ、そし
て80gの五塩化アンチモンを加えた。次に450gの
ペンタクロロブタジエンを0℃において滴々添加した。
反応混合物を次に150℃に5時間加熱し、生成した塩
化水素を40バールの圧力において抜いた。室温に冷却
した後に、反応混合物を氷上に注ぎ、そして有機相を分
離した。149gの1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2−クロロブタン、157gの1,1,4,4,4−ペ
ンタフルオロ−1,2−ジクロロブタンおよび21gの
それより少なく弗素化された生成物類を有機相の蒸留に
より単離した。
【0037】実施例5 40gの五塩化アンチモンをオートクレーブ中に入れ、
そして480mlの弗化水素を一部分ずつ加えた。次に
11mlのフルオロスルホン酸および220gのペンタ
クロロブタジエンを滴々添加した。オートクレーブを閉
じ、そして140℃に5時間加熱した。室温に冷却した
後に、反応混合物を氷上に注ぎ、そして有機相を分離し
た。ガスクロマトグラフィーによる有機相の試験は、ペ
ンタクロロブタジエンの100%が転化されたこと示し
ていた。蒸留により単離された生成物は63gの1,1,
1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタンおよ
び57gの1,1,4,4,4−ペンタフルオロ−1,2−
ジクロロブタンであった。
【0038】実施例6 480mlの弗化水素をオートクレーブ中に入れ、そし
て40gの五塩化アンチモンを加えた。次にオートクレ
ーブを閉じ、そして混合物を60℃に5時間加熱した。
室温に冷却した後に、230gのペンタクロロブタジエ
ンを滴々添加した。次に反応混合物を140℃に5時間
加熱した。室温に冷却した後に、反応混合物を氷上に注
ぎ、そして有機相を分離した。50gの1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタン、97gの
1,1,4,4,4−ペンタフルオロ−1,2−ジクロロブ
タンおよび14gのそれより少なく弗素化された生成物
類が蒸留により単離された。
【0039】実施例7 18gの五塩化アンチモンをオートクレーブ中に入れ、
そして480mlの弗化水素を一部分ずつ加えた。次に
220gのペンタクロロブタジエンを滴々添加した。オ
ートクレーブを閉じ、そして120℃に5時間加熱し
た。室温に冷却した後に、反応混合物を氷上に注ぎ、そ
して有機相を分離した。ガスクロマトグラフィーによる
有機相の試験は、ペンタクロロブタジエンの100%が
転化されたこと示していた。14gの1,1,4,4,4−
ペンタフルオロ−1,2−ジクロロブタン、10gの1,
1,2−トリクロロ−1,4,4,4−テトラフルオロブタ
ン、75gの1,1,2−トリクロロ−4,4,4−トリフ
ルオロブテ−1−ン(常圧における沸点126℃)およ
び10gのそれより少なく弗素化された生成物類が蒸留
により単離された。
【0040】1,1,2−トリクロロ−4,4,4−トリフ
ルオロブテ−1−ンの1Hおよび19F NMRデータ:1
H NMRδ=3.42(q,J=9.4Hz,2H,C
2);19F NMRδ=64.73(t,J=9.7Hz,
CF3)。
【0041】1,1,2−トリクロロ−1,4,4,4−テ
トラフルオロブタンの1Hおよび19FNMRデータ:1
NMRδ=2.72(m,1H,CH2)、3.06(m,
1H,CH2)、4.58(m,1H,CHCl);19F N
MRδ=59.39(d,J=4.3Hz,CFCl2)、
64.54(t,J=9.7Hz,CF3)。
【0042】実施例8 60gの四塩化チタンおよび1000mlの弗化水素を
オートクレーブ中に入れた。次に500gのペンタクロ
ロブタジエンを滴々添加した。オートクレーブを閉じ、
そして150℃に7時間加熱した。室温に冷却した後
に、反応混合物を氷上に注ぎ、そして有機相を分離し
た。10gの1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2
−クロロブタン、190gの1,1,4,4,4−ペンタフ
ルオロ−1,2−ジクロロブタン、60gの1,1,2−
トリクロロ−4,4,4−トリフルオロブテ−1−ンおよ
び90gのそれより少なく弗素化された生成物類が有機
相の蒸留により単離された。
【0043】実施例9 52gの四塩化錫、900mlの弗化水素および450
gのペンタクロロブタジエンをオートクレーブ中に入
れ、そして次に5時間にわたり140℃に加熱した。室
温に冷却した後に、反応混合物を氷上に注ぎ、そして有
機相を分離した。230gの1,1,2−トリクロロ−
4,4,4−トリフルオロブテ−1−ンおよび139gの
1,1,2,4−テトラクロロ−4,4−ジフルオロブテ−
1−ン(沸点45.5−46℃/12ミリバール)が有
機相の蒸留により単離された。
【0044】1,1,2,4−テトラクロロ−4,4−ジフ
ルオロブテ−1−ンの1Hおよび19F NMRデータ:1
H NMRδ=3.64(t,J=12Hz,CH2);19
F NMRδ=50.28(t,J=12Hz,CF2
l)。
【0045】実施例10 20gの三弗化ホウ素、480mlの弗化水素および2
30gのペンタクロロブタジエンをオートクレーブ中に
加え、そして次に5時間にわたり150℃に加熱した。
室温に冷却した後に、反応混合物を氷上に注ぎ、そして
有機相を分離した。80gの1,1,2,4−テトラクロ
ロ−4,4−ジフルオロブテ−1−ン、9gの1,1,2
−トリクロロ−4,4,4−トリフルオロブテ−1−ン、
60gのペンタクロロブタジエンおよび22gのそれよ
り少なく弗素化された生成物類が有機相の蒸留後に単離
された。
【0046】実施例11 10gの五塩化アンチモンをオートクレーブ中に入れ、
そして2000mlの弗化水素を一部分ずつ加えた。次
に110gのペンタクロロブタジエンを滴々添加した。
オートクレーブを閉じ、そして140℃に5時間加熱し
た。室温に冷却した後に、反応混合物を氷上に注ぎ、そ
して有機相を分離した。ガスクロマトグラフィーによる
有機相の試験は、ペンタクロロブタジエンの100%が
転化されたことを示していた。19gの1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタン、55gの
1,1,4,4,4−ペンタフルオロ−1,2−ジクロロブ
タンおよび11gのそれより少なく弗素化された生成物
類が有機相の蒸留により単離された。
【0047】実施例12および13 石英製の垂直の電気加熱された管状反応器(長さ310
mm、直径36mm)に、1リットルの球形(球直径3
−5mm)のリチウムアルミニウムスピネル当たり18
gのパラジウムを含有している担持触媒を充填した。触
媒を200℃で6時間にわたりコンディショニングしな
がら、1時間当たり20−25mlの水素を通した。次
に以下に記されている二種の水素化を行った。石英管を
出た気体を−78℃において凝縮させそして19F NM
R分光計およびGCとMSとの組み合わせにより試験し
た。
【0048】実施例12 使用量:0.06モルの1,1,1,4,4,4−ヘキサフル
オロ−2−クロロブタンおよび0.3モルの水素 反応条件:200℃、常圧 触媒充填量:300g/l×時間 ヘキサフルオロブタンが90%の転化率および92%の
選択率で得られた。
【0049】実施例13 使用量:0.15モルの1,1,1,4,4,4−ヘキサフル
オロ−2−クロロブタンおよび0.9モルの水素 反応条件:300℃、常圧 触媒充填量:300g/l×時間 ヘキサフルオロブタンが92%の転化率および83%の
選択率で得られた。
【0050】実施例14 該方法は実施例12および13と同じ装置中で行われた
が、使用された触媒は1リットル当たり5gのパラジウ
ムを含有している球形の活性炭であった。触媒を235
℃に加熱しそして100ml/時の窒素流を最初に1時
間にわたり通す工程により触媒をコンディショニングし
た。窒素/水素混合物を次に触媒上に各場合とも100
ml/時の量でそして各場合とも30分間にわたり通
し、混合物の水素含有量は4段階で容量で4:1から
3:2および2:3を通って1:4部に増加させた。最
後に、50mlの水素を触媒上に235℃において30
分間にわたり通した。
【0051】本発明に従う除去および水素化の組み合わ
せを次に下記の如くして行った: 使用量:1.5モルの1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2−クロロブタンおよび4.0モルの水素 反応条件:300℃、常圧 触媒充填量:300g/l×時間 ヘキサフルオロブタンが99.5%の転化率および99
%以上の選択率で得られた。
【0052】実施例15 触媒をコンディショニングしなかったこと以外は、工程
は実施例14中の如くであった。
【0053】使用量:0.2モルの1,1,1,4,4,4−
ヘキサフルオロ−2−クロロブタンおよび2.5モルの
水素 反応条件:250℃、常圧 触媒充填量:200g/l×時間 ヘキサフルオロブタンが83%の転化率および94.8
%の選択率で得られた。
【0054】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0055】1.1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ
ブタンの製造方法において、1,1,3,4,4−ペンタク
ロロブタ−1,3−ジエンを最初に触媒の存在下で60
−180℃において弗化水素と反応させて1,1,1,4,
4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタンを与え、そ
してこれを1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン
に転化させることを特徴とする方法。
【0056】2.第一段階において1モルのペンタクロ
ロブタジエン当たり少なくとも6モルの弗化水素を使用
することを特徴とする、上記1の方法。
【0057】3.ルイス酸類を、任意に強スルホン酸類
との混合物状で、触媒として第一段階で使用することを
特徴とする、上記1および2の方法。
【0058】4.第一段階で得られた1,1,1,4,4,
4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタンを除去および水
素化により1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン
に転化させる、但しそれらを任意に同時に行ってもよ
い、ことを特徴とする、上記1−3の方法。
【0059】5.除去および水素化を連続的に行い、
1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブテ−2−ンを生
成するための除去をアルカリ水溶液を用いる反応および
液相または気相でのそれの接触水素化により行うことを
特徴とする、上記1−4の方法。
【0060】6.1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ
−2−クロロブタンおよび水素を気相中で固定または流
動床中の触媒上に通すことにより除去および水素化を同
時に行うことを特徴とする、上記4の方法。
【0061】7.使用される触媒が担体物質上に遷移金
属類を含有しているものであることを特徴とする、上記
1−6の方法。
【0062】8.反応温度が80℃より上であることを
特徴とする、上記5および6の方法。
【0063】9.式(I):
【0064】
【化3】CF2X−CH2−R (I) [式中、Xは弗素または塩素であり、そしてRは−CH
Cl−CF2Cl、−CHCl−CFCl2または−CC
l=CCl2である]の化合物類。
【0065】10.1,1,4,4,4−ペンタフルオロ−
1,2−ジクロロブタン、1,1,2−トリクロロ−4,
4,4−トリフルオロブテ−1−ンまたは1,1,2,4−
テトラクロロ−4,4−ジフルオロブテ−1−ンである
ことを特徴とする、上記9の化合物類。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルブレヒト・マルホールト ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・カール−ドウイスベルク−シユト ラーセ329 (72)発明者 デイートマー・ビーレフエルト ドイツ連邦共和国デー4030ラテインゲン 6・ボイテナーシユトラーセ13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブ
    タンの製造方法において、1,1,3,4,4−ペンタクロ
    ロブタ−1,3−ジエンを最初に触媒の存在下で60−
    180℃において弗化水素と反応させて1,1,1,4,
    4,4−ヘキサフルオロ−2−クロロブタンを与え、そ
    してこれを1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロブタン
    に転化させることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 式(I): 【化1】CF2X−CH2−R (I) [式中、 Xは弗素または塩素であり、そしてRは−CHCl−C
    2Cl、−CHCl−CFCl2または−CCl=CC
    2である]の化合物類。
JP5117582A 1992-04-29 1993-04-22 ヘキサフルオロブタンの製造方法、およびそれにより得られる中間生成物類 Pending JPH0640965A (ja)

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