JPH0711587B2 - ソーラータイムスイッチ - Google Patents

ソーラータイムスイッチ

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JPH0711587B2
JPH0711587B2 JP58184203A JP18420383A JPH0711587B2 JP H0711587 B2 JPH0711587 B2 JP H0711587B2 JP 58184203 A JP58184203 A JP 58184203A JP 18420383 A JP18420383 A JP 18420383A JP H0711587 B2 JPH0711587 B2 JP H0711587B2
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敏明 田中
喜与志 北村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G15/00Time-pieces comprising means to be operated at preselected times or after preselected time intervals
    • G04G15/006Time-pieces comprising means to be operated at preselected times or after preselected time intervals for operating at a number of different times

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は年間の日入または日暮の時刻、および日出また
は夜明の時刻を予め設定しておいて、周囲が暗くなる時
間帯には照明負荷を点灯させるようにしたソーラータイ
ムスイツチに関するものである。
〔背景技術〕
従来、年間タイマにおいて各季節ごとの日出時刻や日入
時刻を予めカムの形状によつて記憶させておき、日入時
刻になると照明負荷を点灯させ、日出時刻になると照明
負荷を消灯させるようにしたものが提案されている。し
かしながらユーザの間には省エネルギ上の理由から照明
負荷の点灯している時間を短くしたいという要請や、防
犯上の理由から照明負荷の点灯している時間を長くした
いという要請があり、従来の年間タイマにおいては、こ
のような要請を満足させることはできなかつた。
〔発明の目的〕
本発明は上述のような点に鑑みて為されたものであり、
日入または日暮の時刻や日出または夜明の時刻からは若
干前後にずれた時刻に照明負荷をオン、オフさせること
ができるようにしたソーラータイムスイツチを提供する
ことを目的とするものである。
〔発明の開示〕
(構 成) 以下、本発明の構成を図面によつて説明すると、第1図
に示すように、日入時刻や日入後に薄明が失くなる日暮
時刻のような夕方の所定時刻のデータを年間を通じて設
定せる夕方時刻データ設定部(1)と、日出時刻や日出
前に薄明が現われる夜明時刻のような朝方の所定時刻の
データを年間を通じて設定せる朝方時刻データ設定部
(2)と、現在時刻を月日も含めて計時する年間計時部
(3)と、年間計時部(3)における現在時刻と夕方時
刻データ設定部(1)における設定データとの一致時に
照明負荷(4)を点灯せしめる点灯制御部(5)と、年
間計時部(3)における現在時刻と朝方時刻データ設定
部(2)における設定データとの一致時に前記照明負荷
(4)を消灯せしめる消灯制御部(6)とを有して成る
ソーラータイムスイツチにおいて、基準時刻K0A,K0Bを
使用地区の日毎の補正データにより補正し設定データと
して出力する第1の時刻データ補正部を夕方時刻データ
設定部(1)および朝方時刻データ設定部(2)に設
け、夕方時刻データ設定部(1)および朝方データ設定
部(2)における各設定データのうち、少なくとも一方
の設定データに対して所望の補正データを加減算して点
灯制御部(5)および消灯制御部(6)に入力する設定
データを補正する第2の時刻データ補正部(7)を夕方
時刻データ設定部(1)および朝方時刻データ設定部
(2)とは別に設けたものである。夕方時刻データ設定
部(1)には上述のように日入時刻または日暮時刻が年
間を通じて記憶されており、また朝方時刻データ設定部
(2)には日出時刻または夜明時刻が年間を通じて記憶
されている。ここで、日出時刻とは第2図(a)に示す
ように太陽Sの先端が地平線Hから出る瞬間を言うもの
であり、また日入時刻とは第2図(b)に示すように太
陽Sの先端が地平線Hに沈む瞬間を言うものであつて、
この時の照度は約600ルクスでかなり明るい。すなわ
ち、日出前および日入後においても地平線下にある太陽
の光が地球の上層大気により散乱されてしばらくの間は
明るい時が続くものであり、これを薄明と呼んでいる。
このように日出前および日入後においても、しばらくの
間は薄明があるため、この薄明のある間にまで照明負荷
を点灯させるのはエネルギ節約の観点からはあまり得策
ではない。一方、第3図(a)は東京における日暮の時
刻T1と、日入の時刻T2との関係を示すグラフであり、ま
た第3図(b)は同地における夜明の時刻T3と、日出の
時刻T4との関係を示すグラフである。ただし、第3図
(a)(b)において日暮の時刻とは、日入後に薄明が
なくなる時であり、また夜明の時刻とは日出前に薄明が
現われる時である。上述のように薄明の続いている期間
中は太陽が地平線上にはなくてもまだ少しは明るいの
で、エネルギ節約のためには日暮時刻および夜明時刻に
照明負荷(4)をオン、オフすることがより好ましいと
言える。よつて以下の説明では、夕方時刻データとして
日暮時刻を、また朝方時刻データとして夜明時刻をそれ
ぞれ用いるものとして説明を行なう。
夕方時刻データ設定部(1)および朝方時刻データ設定
部(2)から出力される夕暮時刻および夜明時刻は、時
刻データ補正部(7)によつて補正データを加減算され
る。この補正データとしては−30分乃至+30分程度の範
囲内のデータが適当である。補正データを加減算された
夕暮時刻および夜明時刻のデータはそれぞれ点灯制御部
(5)および消灯制御部(6)に入力される。年間計時
部(3)は現在の時、分および月、日を計時しており、
水晶時計などにより構成されるものである。点灯制御部
(5)および消灯制御部(6)は、年間計時部(3)に
おける現在時刻を、それぞれ補正データを加減算された
日暮時刻および夜明時刻と比較照合する比較回路と、こ
の比較回路における一致検出時に照明負荷(4)をオ
ン、オフする負荷制御リレー等から構成されている。
夕方時刻データ設定部(1)および朝方時刻データ設定
部(2)は、例えばROMによつて構成することが可能で
あり、365日分の日暮時刻および夜明時刻をROMの内にデ
ジタルデータとして記憶させておいて、年間計時部
(3)の月、日のデータに応じて前記ROMをアクセスす
れば、その日の日暮時刻および夜明時刻を得ることがで
きる。この際、日暮時刻や夜明時刻は10進法で4桁のデ
ータとなるが、年間の平均的な日暮時刻や夜明時刻を基
準時刻として記憶させておき、この基準時刻に対する時
間偏差をROMに記憶させるようにすれば、記憶容量を大
幅に削減することができる。すなわち、日暮時刻および
夜明時刻の基準時刻をそれぞれK0A,K0Bとし、この基準
時刻K0A,K0Bに対する時間偏差をそれぞれf(D),f
(D)とすると、照明負荷(4)をオンにすべき時刻
ONおよびオフにすべき時刻TOFFは次式によつて与え
られる。
ON=f(D)+K0A TOFF=f(D)+K0B 上式において、時間偏差f(D)、f(D)は日付
データDに応じて変化する関数であり、その振幅は正負
両方向共に100分未満である。したがつて、基準時刻K
0A,K0Bを4桁のデータとしてROMに記憶させておけば、
年間の日暮時刻や夜明時刻は1日につき、それぞれ2桁
で記憶できるから、これによつてROMの記憶容量を約50
%節約することができる。第4図は照明負荷(4)をオ
フすべき時刻TOFFと、その基準時刻K0B、および日付デ
ータDに応じた時間偏差f(D)の変化の関係を示す
グラフである。同図に示すように、日付データDに応じ
た時間偏差f(D)の変化および基準時刻K0Bを記憶
しておくことにより、時刻TOFFを容易に再生すること
ができるものである。
かかる日付データDに応じた時間偏差f(D),f
(D)は、必ずしも365日分すべて記憶させておく必
要はなく、10日乃至30日おきにデータを間引きして記憶
させておき、間引きした部分についてはデータを補間し
て使用すればよい。第3図(a)(b)のグラフを見れ
ば、日暮時刻を表わす曲線については12月頃と7月頃に
変曲点が現われて、夜明時刻を表わす曲線については1
月頃と6月頃に変曲点が現われており、変曲点以外の部
分ではほぼ直線的に変化する傾向にあることがわかる。
したがつて、変曲点付近では間引きの間隔を細くして約
10日おきにデータの記憶を行ない、直線部分では間引き
の間隔を粗くして約30日おきにデータの記憶を行なうよ
うにすればよい。このようにすれば、1年間を通じて均
等に10日おきにデータの記憶を行なう場合に比べて、RO
Mの記憶容量を約25%節約することができる。
第5図は日付データDに応じた時間偏差f(D)を直
線補間によつて求める方法を示すグラフである。同図に
おいては、日付D1(1月1日)における時間偏差f
(D1)と、日付D2(1月11日)における時間偏差f
(D2)との間を直線補間しており、日付D1とD2の間の任
意の日付Dにおける時間偏差f(D)は次式によつて
決定されるものである。
第5図における破線はROMから読み出したデータを直線
補間せずに使用した場合の時間偏差f(D)の変化を
示しており、直線補間を行なうことにより、かなり滑ら
かな変化となることがわかる。
ところで、日暮時刻や夜明時刻は、地域によつて異なる
ものであり、東京において測定した第3図(a)(b)
に示すデータは、関東地域においては使用できても、北
海道や九州のような地理的に離れた地域においてはその
まま使用することができない。そこで、北海道、奥羽、
東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄の各
対象地域についてそれぞれROMを用意して、ROMを差し換
えることによつて地域による誤差を防止するという方法
も考えられるが、出荷地域に応じて製品の仕様を変える
ことは在庫管理上著しく不都合である。そこで、次式に
示すように、各地域に応じた補正係数K1A,K1Bをそれぞ
れ時間偏差f(D),f(D)に乗算することによつ
て、各地域における時刻TON,TOFFを補正演算すること
が好ましい。
ON=f(D)×K1A+K0A TOFF=f(D)×K1B+K0B ここで日付データDに応じた時間偏差f(D)および
(D)は、需要者の数が一番多く、かつ、全対象地
域のほぼ中央に位置する関東地域のデータを使用する。
したがつて関東地域についての補正係数K1A,K1Bはそれ
ぞれ1となる。また関東よりも緯度が高い北海道では補
正係数K1A,K1Bは1以上となり、反対に関東よりも緯度
が低い沖縄では補正数K1A,K1Bは1以下となる。第6図
は関東地区における日暮時刻の時間偏差f(D)と、
これに補正係数K1A,K1Bを乗じて得られた北海道地区お
よび沖縄地区における日暮時刻の時間偏差fA1,FA2をそ
れぞれ示している。このように補正係数K1A,K1Bを乗算
するだけで、各地域の日暮時刻および夜明時刻の時間偏
差をかなり正確に算出できることについては、本発明者
が既に確認しており、第7図にその一例を示す。同図に
おいてT3は東京における夜明時刻の変化を示しており、
これは東京における夜明時刻の時間偏差f(D)を、
基準時刻K0B(午前4時41分)に加算したものである。
またT3′は東京における夜明時刻の時間偏差f(D)
に補正係数K1B(=1.335)を乗算したものを、基準時刻
K0B(午前4時41分)に加算して、札幌における夜明時
刻を算出したものである。一方、第7図において黒丸は
札幌における夜明時刻の実測値を10日おきに示したもの
であり、この実測値と上述の補正演算による算出値T3
とを比較するとかなりよく一致していることがわかる。
ここで第7図において使用した東京における夜明時刻の
時間偏差f(D)の値を示すと、第1表のようにな
る。同表には、東京における日暮時刻の時間偏差f
(D)の値も記憶してある。
なお、第8図には日本国内において日出時刻T4がどの程
度異なるかを示した。同図において、T41は沖縄、T42
九州、T43は四国、T44は中国、T46は近畿、T45は中部、
T47は関東、T48は東北(および北陸)、T49は奥羽、T40
は北海道における日出時刻をそれぞれ10日おきに示した
ものである。また第9図は、参考として東京における日
入時刻T1の変化と日出時刻T3の変化とを1つのグラフに
重ねて描いたものである。同図から明らかなように日入
時刻T1の変曲点と日出時刻T3の変曲点とは多少ずれてい
るものである。
ところで本発明は上述のように、省エネルギ上の理由か
ら照明負荷(4)の点灯している時間を短くしたいとい
うユーザの要請や、防犯上の理由から照明負荷(4)を
点灯している時間を長くしたいというユーザの要請など
に答えたものであり、日暮時刻や夜明時刻に加減算する
補正データをそれぞれT、Tとすると、照明負荷
(4)がオンする時刻TONおよびオフする時刻TOFF
次式で与えられることになる。
ON=f(D)×K1A+K0A+TOFF=f(D)×K1B+K0B+T すなわち、夕方時刻データ設定部(1)および朝方時刻
データ設定部(2)は、基準時刻K0A,K0Bと、関東地域
の日付データDに応じた時間偏差f(D),f(D)
と、各地域に応じた補正係数K1A,K1BとをROMに格納して
いるのであって、 TON=f(D)×K1A+K0A TOFF=f(D)×K1B+K0B という演算によって求めた設定データを出力するのであ
る。この演算は、基準時刻K0A,K0Bを使用地区の日毎の
補正データにより補正し設定データ(すなわち、照明負
荷(4)をオンする時刻TONとオフする時刻TOFF)と
して出力することに相当する。換言すれば、夕方時刻デ
ータ設定部(1)および朝方時刻データ設定部(2)
は、上記演算によって基準時刻K0A,K0Bを使用地域に合
うように補正する第1の時刻データ補正部を備えている
ことになる。また、夕方時刻データ設定部(1)および
朝方時刻データ設定部(2)から出力された設定データ
には、第2の時刻データ補正部である時刻データ補正部
(7)によって補正データT,Tが加算されるのであ
って、補正データT,Tを用いることによって、照明
負荷(4)の点灯制御部や消灯制御部を使用状態に合う
ように設定データからずらすことができるのである。
以上のように、本発明において照明負荷(4)をオン、
オフすべき時刻TON,TOFFはすべて日付データDに基い
て計算によつて求めることができるので、本発明のソー
ラータイムスイツチの主要機能はマイクロコンピユータ
のプログラムによつて実現することが可能となるもので
ある。
(実施例) 第10図は本発明の一実施例に係るソーラータイムスイツ
チの正面図、第11図は同上の内部構成を示す概略ブロツ
ク図である。ソーラータイムスイツチの本体(M)の前
面には、時刻表示部(8)が設けられており、現在時刻
を表示している。時刻表示部(8)の上方には、LEDよ
りなる曜日表示部(9)が設けられている。(10)は曜
日スキツプスイツチであり、土曜日や日曜日のように照
明負荷(4)を点灯させない曜日を設定できるようにな
つている。現在時刻の設定等を行なう際には、ロータリ
スイツチ(11)を所定の位置に合わせて、時刻合わせボ
タン(131)(132)(133)を操作するものである。(1
41)(142)は動作パターン設定スイツチであり、本体
(M)内に設定された日暮時刻および夜明時刻にて照明
負荷(4)を入切するソーラーモードと、ユーザが設定
したタイマ時刻にて照明負荷(4)を入切するユーザタ
イマモードとを切り換えるようになつている。また上記
ソーラーモードにおける照明負荷(4)の入切の時刻を
若干早くしたり遅くしたりするときにはデジタルスイツ
チよりなる微調整スイツチ(151)(152)を操作するも
のである。すなわち、微調整スイッチ(151)(152)を
操作すれば、ユーザの希望に応じて照明負荷(4)の点
灯時刻や消灯時刻を補正することができるのであり、微
調整スイツチ(151)(152)は第2の時刻データ補正部
(7)の操作部として機能する。(161)(162)は動作
表示ランプであり、照明負荷(4)制御用の出力1およ
び出力2のオンオフ状態を表示するものである。さらに
(171)(172)はそれぞれ出力1、出力2の動作切換ス
イツチであり、セツト時刻に関係なく照明負荷(4)を
連続オンにする入モードとセツト時刻に照明負荷(4)
をオンオフする自動モードと、セツト時刻に関係なく照
明負荷(4)を連続オフにする切モードとを切り換える
ようになつている。また(18)は地区設定スイツチであ
り、ソーラータイムスイツチを使用する対象地区を設定
できるようになつている。すなわち、地区設定スイッチ
(18)を操作すれば、使用地区に対応するように基準時
刻K0A,K0Bのデータに対する補正が行われ、使用地区に
対応するように補正された後のデータが設定データにな
るのであって、地区設定スイッチ(18)は第1の時刻デ
ータ補正部の操作部として機能するのである。なお本体
(M)の左側には、照明負荷(4)や電源に接続される
端子群が設けてある。
第11図はソーラータイムスイツチの本体(M)の内部構
成を示す概略ブロツク図である。同図において、(20)
はマイクロコンピユータシステムを用いたコントロール
部であり、上述の時刻表示部(8)および曜日表示部
(9)のような表示ユニツト(21)を駆動するドライバ
部(22)と、日暮時刻および夜明時刻等を記憶している
ソーラーデータメモリ(23)と、時刻の設定やセツトさ
れた時刻の呼出しを行なうスイツチ群(24)と、現在時
刻やユーザによつて設定されたタイマ動作時刻等を記憶
せしめる時刻タイマーメモリ(25)と、リレーコイル
(26)を駆動するリレー駆動部(27)と、コントロール
部(20)に動作クロツクを与える水晶発振回路(28)と
が接続されている。(29)は商用電源に接続される電源
部であり、その直流出力は定電圧回路(30)を介して、
各部に供給されている。また電源部(29)の直流出力は
停電時におけるバツクアツプ用のニツカド電池(31)に
も接続されている。(32)(33)は照明負荷(4)をオ
ンオフ駆動するためのリレー接点であり、リレーコイル
(26)にて駆動されるようになつている。
以下、上記ソーラータイムスイツチの操作方法について
簡単に説明する。まず電源を入れると、時刻表示部
(8)が表示状態となる。この状態で、曜日設定ボタン
(12)を押して曜日を合わせる。曜日設定ボタン(12)
は1回押すごとに曜日表示部(9)の表示が1日ずつ送
られるようになつている。次に月日を合わせるには、ロ
ータリスイツチ(11)を「月/日」の表示のところに合
わせて、時刻合わせボタン(131)にて「月」を、また
時刻合わせボタン(132)にて「日」を設定するもので
ある。時分を合わせるには、ロータリスイツチ(11)を
「時/分」の表示のところに合わせて、時刻合わせボタ
ン(131)にて「時」を、また時刻合わせボタン(132
にて「分」を設定するものである。かかる「月/日」お
よび「時/分」の調整時においても、時刻合わせボタン
(131)(132)を1回押すごとに、「月」「日」「時」
「分」等の表示が1つずつ次に送られるようになつてい
る。また時刻合わせボタン(131)(132)を2秒以上押
し続けると、早送りになる。秒合せを行なうときには、
ロータリスイツチ(11)を「時/分」のところに合わせ
て、時刻合わせボタン(133)を押すものであり、これ
によつて「秒」は0にリセツトされ、時刻合わせボタン
(133)を離すと0秒から計時動作がスタートする。次
に現在の「月/日」を確認したいときには、ロータリス
イツチ(11)を「月/日」に合わせるものであり、これ
によつて時刻表示部(8)に現在の「月/日」が表示さ
れる。なお通常時においてはロータリスイツチ(11)は
「現在時刻」の所に合わせてあり、時刻表示部(8)に
は現在の「時/分」が表示されているものである。
次に動作パターンスイツチ(141)(142)の機能につい
て説明する。動作パターンスイツチ(141)は、照明負
荷(4)を日暮時刻においてオンにするソーラーモード
と、ユーザが設定したタイマ時刻にオンにするユーザタ
イマモードとを切り換えるオン時刻選択用のスイツチで
あり、動作パターンスイツチ(142)は、照明負荷
(4)を夜明時刻においてオフにするソーラーモード
と、ユーザが設定したタイマ時刻にオフにするユーザタ
イマモードとを切り換えるオフ時刻選択用のスイツチで
ある。したがつて動作パターンスイツチ(141)(142
の切り換えによつて4通りの動作パターンが設定可能で
ある。第12図(a)は動作パターンスイツチ(141)(1
42)を共にソーラーモードとした場合であり、照明負荷
(4)は日暮時刻にオンして夜明時刻にオフする。同図
(b)は動作パターンスイツチ(141)のみをユーザタ
イマモードとした場合であり、照明負荷(4)は定時に
オンして夜明時刻にオフする。同図(c)は動作パター
ンスイツチ(142)のみをユーザタイマモードとした場
合であり、照明負荷(4)は日暮時刻にオンして定時に
オフする。さらに同図(d)は動作パターンスイツチ
(141)(142)を共にユーザタイマモードとした場合で
あり、照明負荷(4)は定時にオンして定時にオフす
る。かかるユーザタイマモードにおけるオン時刻および
オフ時刻を設定する場合には、ロータリスイツチ(11)
をそれぞれ「タイマー入時刻」および「タイマー切時
刻」に合わせて、時刻合わせボタン(131)(132)にて
「時/分」を設定するものである。さらにソーラーモー
ドにおいてオン時刻を日暮時刻よりも若干前後にずらせ
るとき、すなわち本発明における補正データを設定する
ときには、微調整スイツチ(151)を操作するものであ
り、またオフ時刻を夜明時刻よりも若干前後にずらせる
ときには、微調整スイツチ(152)を操作するものであ
る。各微調整スイツチ(151)(152)は、デジタルスイ
ツチよりなり、6分間隔で最大24分早めに、または遅め
にオンオフ時刻をシフトすることができるようになつて
いる。なおソーラーモードおよびユーザタイマモードに
おけるオン時刻を確認するときには、ロータリスイツチ
(11)を「タイマー入時刻」に合わせれば、動作パター
ン設定スイツチ(141)がソーラーモードであれば、日
暮時刻がオン時刻として表示され、ユーザタイマモード
であればユーザが設定したタイマ時刻がオン時刻として
表示される。またソーラーモードおよびユーザタイマモ
ードにおけるオフ時刻を確認するときには、ロータリス
イツチ(11)を「タイマー切時刻」に合わせれば、動作
パターン設定スイツチ(142)がソーラーモードであれ
ば、夜明時刻がオフ時刻として表示され、ユーザタイマ
モードであればユーザが設定したタイマ時刻がオフ時刻
として表示される。次に曜日スキツプスイツチ(10)の
設定であるが、このスイツチは照明負荷(4)として工
場の照明などを用いた場合において、土曜日や日曜日に
従業員が出入りしない曜日には、照明負荷(4)をオン
させないように選択できるようにしたものである。また
本ソーラータイムスイツチを使用する対象地区を選択す
る際には、地区設定スイツチ(18)を切り換えるもので
ある。
〔発明の効果〕
本発明は叙上のように構成されており、夕方および朝方
の基準時刻を使用地区の日毎の補正データにより補正し
設定データとして出力する第1の時刻データ補正部を夕
方時刻データ設定部および朝方時刻データ設定部に設
け、夕方時刻データ設定部および朝方データ設定部にお
ける各設定データのうち、少なくとも一方の設定データ
に対して所望の補正データを加減算して点灯制御部およ
び消灯制御部に入力する設定データを補正する第2の時
刻データ補正部を夕方時刻データ設定部および朝方時刻
データ設定部とは別に設けているので、使用地区に応じ
て第1の時刻データ補正部によって設定した設定データ
に対して、使用状態に応じて第1の時刻データ補正部と
は別途に設けた第2の時刻データ補正部によって補正を
行うことができるのである。すなわち、省エネルギ上の
理由から照明負荷の点灯している時間を短くしたい場合
には、夕方時刻データよりも遅い時刻に照明負荷を点灯
させて、朝方時刻データよりも早い時刻に照明負荷を消
灯させるように補正データを設定すればよく、また防犯
上の理由から照明負荷の点灯している時間を長くしたい
場合には、夕方時刻データよりも早い時刻に照明負荷を
点灯させて、朝方時刻データよりも遅い時刻に照明負荷
を消灯させるように補正データを設定すればよく、ユー
ザのニーズに合わせて照明負荷の点灯時間を変えること
ができるという効果がある。なお補正データは、夕方時
刻データおよびび朝方時刻データの一方のみ加減算して
もよいものであり、例えば東の方にのみ高い山があるよ
うな場合には、朝方時刻データにのみ補正データを加算
して照明負荷の消灯時刻を遅らせるような使用方法も可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特許請求の範囲の記載に対応する構成
を示すクレーム対応ブロツク図、第2図(a)(b)は
それぞれ日出時刻および日入時刻を説明するための説明
図、第3図(a)は東京における年間の日入時刻および
日暮時刻を示す図、第3図(b)は同地における年間の
日出時刻および夜明時刻を示す図、第4図は同上におけ
る基準時刻と時間偏差との関係を示す図、第5図は同上
における補間計算の方法を示す図、第6図は同上におけ
る地区補正の方法を示す図、第7図は同上における補正
計算の精度を示す図、第8図は日本各地の日出時刻の年
間変化を示す図、第9図は東京における日出時刻と日入
時刻との関係を示す図、第10図は本発明を具体化した一
実施例の正面図、第11図は同上の内部構成を示すブロツ
ク図、第12図は同上における動作パターンを示す動作説
明図である。 (1)は夕方時刻設定部、(2)は朝方時刻設定部、
(3)は年間計時部、(4)は照明負荷、(5)は点灯
制御部、(6)は消灯制御部、(7)は時刻データ補正
部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−76481(JP,A) 実開 昭58−140490(JP,U) 実開 昭57−152798(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】日入時刻や日入後に薄明が失くなる日暮時
    刻のような夕方の所定時刻のデータを年間を通じて設定
    せる夕方時刻データ設定部と、日出時刻や日出前に薄明
    が現れる夜明時刻のような朝方の所定時刻のデータを年
    間を通じて設定せる朝方時刻データ設定部と、現在時刻
    を月日も含めて計時する年間計時部と、年間計時部にお
    ける現在時刻と夕方時刻データ設定部における設定デー
    タとの一致時に照明負荷を点灯せしめる点灯制御部と、
    年間計時部における現在時刻と朝方時刻データ設定部に
    おける設定データとの一致時に前記照明負荷を消灯せし
    める消灯制御部とを有して成るソーラータイムスイッチ
    において、夕方および朝方の基準時刻を使用地区の日毎
    の補正データにより補正し設定データとして出力する第
    1の時刻データ補正部を夕方時刻データ設定部および朝
    方時刻データ設定部に設け、夕方時刻データ設定部およ
    び朝方データ設定部における各設定データのうち、少な
    くとも一方の設定データに対して所望の補正データを加
    減算して点灯制御部および消灯制御部に入力する設定デ
    ータを補正する第2の時刻データ補正部を夕方時刻デー
    タ設定部および朝方時刻データ設定部とは別に設けて成
    ることを特徴とするソーラータイムスイッチ。
JP58184203A 1983-09-30 1983-09-30 ソーラータイムスイッチ Expired - Lifetime JPH0711587B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5776481A (en) * 1980-10-30 1982-05-13 Sharp Corp Electronic watch for islamite
JPS5854800Y2 (ja) * 1981-03-20 1983-12-14 木上電研株式会社 省電力型電灯自動点滅器
JPS58140490U (ja) * 1982-03-16 1983-09-21 シャープ株式会社 タイムコントロ−ラ

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