JPH07115801B2 - 繊維機械に用いられる糸キャリッジから残糸を除く方法および装置 - Google Patents
繊維機械に用いられる糸キャリッジから残糸を除く方法および装置Info
- Publication number
- JPH07115801B2 JPH07115801B2 JP63509017A JP50901788A JPH07115801B2 JP H07115801 B2 JPH07115801 B2 JP H07115801B2 JP 63509017 A JP63509017 A JP 63509017A JP 50901788 A JP50901788 A JP 50901788A JP H07115801 B2 JPH07115801 B2 JP H07115801B2
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- gripping
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H73/00—Stripping waste material from cores or formers, e.g. to permit their re-use
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、糸キャリッジ表面上に解舒されぬ糸層が存在
している繊維機械に用いられる糸キャリッジから残糸を
除く方法に関するものである。また本発明は、これを実
施する装置にも関する。
している繊維機械に用いられる糸キャリッジから残糸を
除く方法に関するものである。また本発明は、これを実
施する装置にも関する。
背景技術 繊維機械において糸キャリッジを用いた後に、これをあ
らためて利用できるようにするためには、糸キャリッジ
が再び巻取り可能となるように、糸キャリッジ自体に残
存する残糸を取除くようにしなければならない。各糸が
合糸されるそれぞれの紡出位置において重なり合ってい
る２本のボビンによる一定の紡糸法の場合、糸が一方の
糸キャリッジから完全に解舒されている場合には、他方
の糸キャリッジでは、通常、多かれ少なかれかなり残糸
が残ることになる。従って、この糸キャリッジ上には、
更になお種々の糸層が存在し、これ等を除去しなければ
ならない。このため、従来は多くの手作業と結びついた
方法が用いられ、この方法では、一種のリールによりま
づ手により解舒されてリールの回転部分上に乗っている
糸端が、該回転部分に並びその近くに配備された収納芯
に装着された糸キャリッジから解舒された。このような
プロセスは、それぞれの糸キャリッジにおいて種々の長
さの時間を要し、多くの手作業をもつ本作業の実施は、
極めて困難であり経済性に乏しい。例えば、工具を活用
するといった手動操作のみによる別の方式で残糸を除く
ことは、作業能率およびコストの点でなお負担を増す。
らためて利用できるようにするためには、糸キャリッジ
が再び巻取り可能となるように、糸キャリッジ自体に残
存する残糸を取除くようにしなければならない。各糸が
合糸されるそれぞれの紡出位置において重なり合ってい
る２本のボビンによる一定の紡糸法の場合、糸が一方の
糸キャリッジから完全に解舒されている場合には、他方
の糸キャリッジでは、通常、多かれ少なかれかなり残糸
が残ることになる。従って、この糸キャリッジ上には、
更になお種々の糸層が存在し、これ等を除去しなければ
ならない。このため、従来は多くの手作業と結びついた
方法が用いられ、この方法では、一種のリールによりま
づ手により解舒されてリールの回転部分上に乗っている
糸端が、該回転部分に並びその近くに配備された収納芯
に装着された糸キャリッジから解舒された。このような
プロセスは、それぞれの糸キャリッジにおいて種々の長
さの時間を要し、多くの手作業をもつ本作業の実施は、
極めて困難であり経済性に乏しい。例えば、工具を活用
するといった手動操作のみによる別の方式で残糸を除く
ことは、作業能率およびコストの点でなお負担を増す。
発明の開示 本発明の基本的な目的は、糸キャリッジからの残糸除去
を機械化し、高経済性を達成することにあるが、特に監
視動作を除いて手動操作を行なわずして済ませ得るよう
にすることによって、これを可能にすることにある。こ
の目的を解決するには、特許請求項１による方法が役立
つ。採択された方法では、把持芯部を備えた滑動部材に
よって、糸キャリッジが、直接走行路に沿って、少なく
とも一つのナイフを備えたカッタヘッド、および少なく
とも一つの圧搾空気ノズルを有するブロア装置を相前後
して通過し、移行せしめられる。糸キャリッジに代っ
て、カッタヘッドないしはブロア装置を糸キャリッジに
沿って運動させることも可能である。この方法を実施す
る装置は、特許請求項３に記載された特徴を有する。こ
の装置では、基本となる部分は、２本の把持軸間で糸キ
ャリッジを保持する装置であり、更に、少なくとも一本
のナイフを有するカッタヘッド、および少なくとも一個
のノズルを持つブロア装置であって、このブロア装置に
より、ナイフにより前以て切断された糸層が圧搾空気に
よって糸キャリッジから除かれ、糸キャリッジは把持軸
の一つにより高速回転される。糸キャリッジ及びナイフ
とブロア装置は、その際、案内機構を用いて相互に対応
した運動をする。採択された実施態様においては、この
ような案内機構は、滑動案内部沿いに往復運動できる滑
動部材を有するが、この滑動部材には、内側周辺縁部に
おいてカラー状糸キャリッジを把持するための回転する
把持軸を形成する収納コーンを備え、またこの回転する
収納コーン用駆動部を備えた支持機構、ならびに第２把
持軸を形成する加圧コーンを有する他の支持機構が配備
されていて、後者の加圧コーンは、加圧シリンダーによ
り軸方向に移動できるようになっていて、糸巻き上で糸
層切断が生じた後糸巻きから外れるようになっている
が、これは、切断された糸層が、糸キャリッジの高速回
転時に、糸キャリッジの自由端部を超えてブロアノズル
により糸キャリッジから取除かれ、更に糸キャリッジ端
部に連なる吸引管内に何の妨害をも受けずに到達可能と
なることを意図するものである。採択された実施態様に
おいては、従って、滑動案内部は直線搬送路に沿って伸
びていて、この搬送路において、装填ステーションが、
回転駆動部と接続する収納コーンと加圧コーンとの間に
おいて糸キャリッジを自動的に保持する機構に沿って伸
びており、更に少なくとも一つのナイフを有するカッタ
ヘッドから構成される切断ステーション、更に少なくと
も一つのノズルを有するブロア装置を備え吸引管が接続
された除去ステーション、更に回転性収納コーンから糸
キャリッジの押圧状態を除くべく搬送路に対し横方向に
作動する放出部シリンダを備えた送り出しステーション
が直列配備されている。
を機械化し、高経済性を達成することにあるが、特に監
視動作を除いて手動操作を行なわずして済ませ得るよう
にすることによって、これを可能にすることにある。こ
の目的を解決するには、特許請求項１による方法が役立
つ。採択された方法では、把持芯部を備えた滑動部材に
よって、糸キャリッジが、直接走行路に沿って、少なく
とも一つのナイフを備えたカッタヘッド、および少なく
とも一つの圧搾空気ノズルを有するブロア装置を相前後
して通過し、移行せしめられる。糸キャリッジに代っ
て、カッタヘッドないしはブロア装置を糸キャリッジに
沿って運動させることも可能である。この方法を実施す
る装置は、特許請求項３に記載された特徴を有する。こ
の装置では、基本となる部分は、２本の把持軸間で糸キ
ャリッジを保持する装置であり、更に、少なくとも一本
のナイフを有するカッタヘッド、および少なくとも一個
のノズルを持つブロア装置であって、このブロア装置に
より、ナイフにより前以て切断された糸層が圧搾空気に
よって糸キャリッジから除かれ、糸キャリッジは把持軸
の一つにより高速回転される。糸キャリッジ及びナイフ
とブロア装置は、その際、案内機構を用いて相互に対応
した運動をする。採択された実施態様においては、この
ような案内機構は、滑動案内部沿いに往復運動できる滑
動部材を有するが、この滑動部材には、内側周辺縁部に
おいてカラー状糸キャリッジを把持するための回転する
把持軸を形成する収納コーンを備え、またこの回転する
収納コーン用駆動部を備えた支持機構、ならびに第２把
持軸を形成する加圧コーンを有する他の支持機構が配備
されていて、後者の加圧コーンは、加圧シリンダーによ
り軸方向に移動できるようになっていて、糸巻き上で糸
層切断が生じた後糸巻きから外れるようになっている
が、これは、切断された糸層が、糸キャリッジの高速回
転時に、糸キャリッジの自由端部を超えてブロアノズル
により糸キャリッジから取除かれ、更に糸キャリッジ端
部に連なる吸引管内に何の妨害をも受けずに到達可能と
なることを意図するものである。採択された実施態様に
おいては、従って、滑動案内部は直線搬送路に沿って伸
びていて、この搬送路において、装填ステーションが、
回転駆動部と接続する収納コーンと加圧コーンとの間に
おいて糸キャリッジを自動的に保持する機構に沿って伸
びており、更に少なくとも一つのナイフを有するカッタ
ヘッドから構成される切断ステーション、更に少なくと
も一つのノズルを有するブロア装置を備え吸引管が接続
された除去ステーション、更に回転性収納コーンから糸
キャリッジの押圧状態を除くべく搬送路に対し横方向に
作動する放出部シリンダを備えた送り出しステーション
が直列配備されている。
発明を実施するための最良の形態 以下、添付図面に基き本発明の一実施例を説明する。た
だ一つの図面は、装置を図解し、またその本質的な構成
部分を示している。
だ一つの図面は、装置を図解し、またその本質的な構成
部分を示している。
直線的な滑動案内部１には、２つの球形ケース２を介し
て滑動部材３が長さ方向へ移動できるよう配備されてい
る。この滑動部は、図中には示されておらず、図面外に
あってその右側の部分が滑動部材に接続されるニューマ
チックシリンダ−本シリンダについては単にピストンロ
ッド末端４のみが示されている−により滑動案内部１沿
いに往復移動せしめられる。滑動部材３上には、支持部
５内で回転できるよう軸受された把持軸６をもつ支持部
５が配備されていて、この把持軸６は収納コーンとして
構成されていて、カラー形状でコーン状の糸キャリッジ
７を内側周辺縁に固定している。糸キャリッジ７は収納
コーン６と、互に向き合う側に配置する他の、加圧コー
ンとして構成された把持軸８との間にセットされ、同把
持軸８は加圧シリンダ９により軸方向に往復運動可能で
ある。装填ステーションＡ内での、装置に対する糸キャ
リッジの装填は自動化されるが、この目的で、例えば把
持軸６および８の上部に、図中には示されていない直立
管が接続されていて、この直立管を通じ糸キャリッジは
マガジンから下方へと到達する。
て滑動部材３が長さ方向へ移動できるよう配備されてい
る。この滑動部は、図中には示されておらず、図面外に
あってその右側の部分が滑動部材に接続されるニューマ
チックシリンダ−本シリンダについては単にピストンロ
ッド末端４のみが示されている−により滑動案内部１沿
いに往復移動せしめられる。滑動部材３上には、支持部
５内で回転できるよう軸受された把持軸６をもつ支持部
５が配備されていて、この把持軸６は収納コーンとして
構成されていて、カラー形状でコーン状の糸キャリッジ
７を内側周辺縁に固定している。糸キャリッジ７は収納
コーン６と、互に向き合う側に配置する他の、加圧コー
ンとして構成された把持軸８との間にセットされ、同把
持軸８は加圧シリンダ９により軸方向に往復運動可能で
ある。装填ステーションＡ内での、装置に対する糸キャ
リッジの装填は自動化されるが、この目的で、例えば把
持軸６および８の上部に、図中には示されていない直立
管が接続されていて、この直立管を通じ糸キャリッジは
マガジンから下方へと到達する。
支持部５内で回転できるよう支持された収納コーン６
は、駆動ディスク10を介して、図には示されていない駆
動部は、例えば滑動部材３に固定された電動機に接続さ
れ、糸キャリッジ７を回転せしめるが、こうした点は以
下に詳述される。
は、駆動ディスク10を介して、図には示されていない駆
動部は、例えば滑動部材３に固定された電動機に接続さ
れ、糸キャリッジ７を回転せしめるが、こうした点は以
下に詳述される。
装填ステーションＡにおいて把持軸６と８との両者間に
糸キャリッジ７をセットした後、まづ第一に糸キャリッ
ジ７上になお存在する多かれ少なかれかなりの糸層数を
有して糸キャリッジ７の表面に存在する残糸11が完全に
切断される。この目的で、滑動部材３は、図中に示され
ぬニューマチックシリンダのピストンロッド４により、
切断ステーションＢを通過して移行せしめられる。カッ
タヘッド12は、下側において、搬送装置で相前後して配
備された３本のナイフ13を有するが、同ナイフ13は無段
階的に調整可能であって、加圧ばねを介して下方へ内側
突起へと押圧される。これは、ナイフ13の自由末端が、
約0.05mmの間隔をとって、破線表示される糸キャリッジ
７の直接表層面上に配置するようにするためである。ナ
イフ13は、その際、糸キャリッジ７の表層面ラインに平
行運動を行なう。これを可能にするため、本実施例のコ
ーン状になっている糸キャリッジ７のもとでは、本糸キ
ャリッジは、中心軸については案内部材１に対して傾斜
した角度をとって保持されなければならない。このよう
な理由から、収納コーン６および加圧コーン８は、その
軸については滑動案内部１に対しては傾斜して配置され
ている。これは、滑動案内部１に関し滑動部材３を傾斜
させて位置どりすることにより達成される。
糸キャリッジ７をセットした後、まづ第一に糸キャリッ
ジ７上になお存在する多かれ少なかれかなりの糸層数を
有して糸キャリッジ７の表面に存在する残糸11が完全に
切断される。この目的で、滑動部材３は、図中に示され
ぬニューマチックシリンダのピストンロッド４により、
切断ステーションＢを通過して移行せしめられる。カッ
タヘッド12は、下側において、搬送装置で相前後して配
備された３本のナイフ13を有するが、同ナイフ13は無段
階的に調整可能であって、加圧ばねを介して下方へ内側
突起へと押圧される。これは、ナイフ13の自由末端が、
約0.05mmの間隔をとって、破線表示される糸キャリッジ
７の直接表層面上に配置するようにするためである。ナ
イフ13は、その際、糸キャリッジ７の表層面ラインに平
行運動を行なう。これを可能にするため、本実施例のコ
ーン状になっている糸キャリッジ７のもとでは、本糸キ
ャリッジは、中心軸については案内部材１に対して傾斜
した角度をとって保持されなければならない。このよう
な理由から、収納コーン６および加圧コーン８は、その
軸については滑動案内部１に対しては傾斜して配置され
ている。これは、滑動案内部１に関し滑動部材３を傾斜
させて位置どりすることにより達成される。
ナイフ13を介して糸キャリッジにおいて糸層11を切断す
る場合に、糸キャリッジは固定され、また、糸層の切断
終了後に更に滑動部材３を継続移動させる間、加圧コー
ン８は加圧シリンダ９により糸キャリッジ７から分離せ
しめられ、その結果、糸キャリッジ７だけが収納コーン
６上にセットされたままになる。同時に、この収納コー
ンは前述のように、駆動ディスクおよび駆動部を介して
回転起動され、その結果、糸キャリッジ７はおよそ900
r.p.m.の速度で回転することになる。回転する糸キャリ
ッジ７は、更に、図において左方向に続いているブロア
ステーションＣの下方を通過移動する。ここに配備され
たブロア装置14は、その下部に糸キャリッジ搬送路方向
において相前後して配置された圧搾空気ノズル15を２個
有し、同ノズルを固定し、かつ圧搾空気を誘導する働き
を有する。ノズル15は糸キャリッジ７の表層面に対して
傾斜して配置され、かつ回転把持軸６からは反対側にあ
る糸キャリッジ自由端部の方向に向って配備されてい
る。ノズル15からは、約６バールの圧搾空気が流出し、
滑動部材３と共に継続運動をする糸キャリッジ７の同時
送りならびに糸キャリッジの回転動作によって、前以て
切断されている残糸11が糸キャリッジから除去され、か
つブロアステーションの近くに連接された吸引管16によ
り吸引されることになる。
る場合に、糸キャリッジは固定され、また、糸層の切断
終了後に更に滑動部材３を継続移動させる間、加圧コー
ン８は加圧シリンダ９により糸キャリッジ７から分離せ
しめられ、その結果、糸キャリッジ７だけが収納コーン
６上にセットされたままになる。同時に、この収納コー
ンは前述のように、駆動ディスクおよび駆動部を介して
回転起動され、その結果、糸キャリッジ７はおよそ900
r.p.m.の速度で回転することになる。回転する糸キャリ
ッジ７は、更に、図において左方向に続いているブロア
ステーションＣの下方を通過移動する。ここに配備され
たブロア装置14は、その下部に糸キャリッジ搬送路方向
において相前後して配置された圧搾空気ノズル15を２個
有し、同ノズルを固定し、かつ圧搾空気を誘導する働き
を有する。ノズル15は糸キャリッジ７の表層面に対して
傾斜して配置され、かつ回転把持軸６からは反対側にあ
る糸キャリッジ自由端部の方向に向って配備されてい
る。ノズル15からは、約６バールの圧搾空気が流出し、
滑動部材３と共に継続運動をする糸キャリッジ７の同時
送りならびに糸キャリッジの回転動作によって、前以て
切断されている残糸11が糸キャリッジから除去され、か
つブロアステーションの近くに連接された吸引管16によ
り吸引されることになる。
全プロセスが進行する期間において、連続的に継続して
運動をすすめる滑動部材３は、なおひき続き送り出しス
テーションＤ内へ進行する。この送り出しステーション
内には放出部シリンダ17が配備されていて、このシリン
ダは糸キャリッジを押して、収納コーン６から取外し、
次いで同糸キャリッジは自重によって、図示されていな
い容器中へと落下する。次いで滑動部材３は装填ステー
ションＡ内へ急遽もどり、新規の糸キャリッジを収納す
ることになる。
運動をすすめる滑動部材３は、なおひき続き送り出しス
テーションＤ内へ進行する。この送り出しステーション
内には放出部シリンダ17が配備されていて、このシリン
ダは糸キャリッジを押して、収納コーン６から取外し、
次いで同糸キャリッジは自重によって、図示されていな
い容器中へと落下する。次いで滑動部材３は装填ステー
ションＡ内へ急遽もどり、新規の糸キャリッジを収納す
ることになる。
Claims (8)
- 【請求項１】解舒されぬ糸層がその表面上に存在してい
る繊維機械に用いられる糸キャリッジから残糸を除く方
法において；糸キャリッジ（７）がその端部で把持軸
（6,8）間に保持され、これに続き保持された糸キャリ
ッジと少なくとも一個のナイフ（13）を支持するカッタ
ヘッド（12）の双方が互に相対運動せしめられ、その際
少なくとも一本のナイフ（13）が、糸層（11）の切断の
ために糸キャリッジ表層面からナイフ自由末端をわづか
ながら離して、表層面ラインに対して平行状態を採りつ
つ移動せしめられ；糸層切断後に、糸キャリッジ（７）
が、把持軸（８）から分離され、駆動部（10）と接続し
ている他の把持軸（６）を介して回転起動せしめられ、
回転する糸キャリッジ及び糸キャリッジ表層面に対して
傾斜し回転する把持軸（６）とは反対側の糸キャリッジ
自由末端方向に向っている少なくとも一本のノズル（1
5）をもつブロア装置（14）が相対的運動を行ない、か
つ同ノズルから流出する圧搾空気によって、除去される
べき残糸を形成し、切断された糸層（11）が糸キャリッ
ジ（７）から除去され、更にこれが吸引装置（16）を介
して吸引されることを特徴とする繊維機械に用いられる
糸キャリッジから残糸を除く方法。 - 【請求項２】糸キャリッジ（７）が、把持軸（6,8）が
配備された滑動部材（３）によって、直線搬送路（１）
に沿って相前後して、少なくとも一つのナイフ（13）を
具備するカッタヘッド（12）を、および少なくとも一つ
の圧搾空気ノズル（15）を有するブロア装置（14）を通
過して移動せしめられることを特徴とする請求項１に記
載の方法。 - 【請求項３】２個の把持軸（6,8）の間に糸キャリッジ
（７）を保持する装置（5,6,8,9）と少なくとも一つの
ナイフ（13）を支持するカッタヘッド（12）が、案内機
構（1,3）によって糸キャリッジ表層面に対して平行に
なって互に相対運動可能であり、一方の把持軸（８）が
他の把持軸（６）に対して相対的に軸方向移動が可能で
あり、他の把持軸（６）が回転するために駆動部（10）
に接続されており；これ等把持部間で糸キャリッジを保
持する装置と少なくとも一つのノズル（15）を有するブ
ロア装置（14）が、案内機構（1,3）によって糸キャリ
ッジ表層面に対して平行状態をとって、相対的に運動可
能であり、かつ、回転する把持軸（６）から糸キャリッ
ジ（７）を分離する装置が設けられていることを特徴と
する請求項１に記載の方法を実施する装置。 - 【請求項４】案内機構（1,3）が、滑動案内部（１）沿
いに往復移動できる滑動部材（３）を有し、同滑動部材
（３）は、回転する把持軸を形成する収納コーン（６）
を内側周辺縁部において保持し、回転する収納コーン
（６）用としての駆動部（10）を備えた支持部（５）を
備え、かつ軸方向に運動できる把持軸を形成し加圧シリ
ンダ（９）によって作動し得る加圧コーン（８）を有す
る加圧シリンダ（９）を備えており；滑動案内部（１）
が直接搬送路沿いに伸びていて、同搬送路には、回転駆
動部（10）に接続された収納コーン（６）と加圧コーン
（８）との間において糸キャリッジ（７）を保持する装
填ステーション（Ａ）、更に少なくとも一本のナイフ
（13）を持つカッタヘッド（12）から成る切断ステーシ
ョン（Ｂ）、更に少なくとも一本のノズル（15）を有す
るブロア装置（14）で構成され吸引管（16）が開口する
除去ステーション（Ｃ）、および更に糸キャリッジ
（７）を押して回転可能な収納コーン（16）から取外す
ために搬送路に対して横方向に作動する放出部シリンダ
（17）を有する送り出しステーション（Ｄ）が相前後し
て直列配置されていることを特徴とする請求項３に記載
の装置。 - 【請求項５】滑動案内部（１）沿いに運動を行なわせる
べく、滑動部材（３）がニューマチックシリンダ（Ａ）
に接続されていることを特徴とする請求項４に記載の装
置。 - 【請求項６】カッタヘッド（12）が、糸キャリッジ
（７）の搬送方向に相前後して配置される３個のナイフ
（13）を有することを特徴とする請求項４に記載の装
置。 - 【請求項７】ブロア装置（14）が糸キャリッジ（７）の
搬送方向において相前後して配置された２個のノズル
（15）を有することを特徴とする請求項４に記載の装
置。 - 【請求項８】コーン状糸キャリッジ（７）用として、滑
動案内部（１）に対して傾斜している軸をもつ収納コー
ン（６）と加圧コーン（８）が設けられていることを特
徴とする請求項４に記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH4643/87A CH675116A5 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | |
| CH4643/87-6 | 1987-11-27 | ||
| PCT/CH1988/000220 WO1989004806A1 (en) | 1987-11-27 | 1988-11-25 | Process and device for removing thread waste from yarn carriers on textile machines |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02502369A JPH02502369A (ja) | 1990-08-02 |
| JPH07115801B2 true JPH07115801B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=4279957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63509017A Expired - Lifetime JPH07115801B2 (ja) | 1987-11-27 | 1988-11-25 | 繊維機械に用いられる糸キャリッジから残糸を除く方法および装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (2) | EP0318435B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07115801B2 (ja) |
| AT (1) | ATE81488T1 (ja) |
| BR (1) | BR8807332A (ja) |
| CH (1) | CH675116A5 (ja) |
| DE (1) | DE3875321D1 (ja) |
| FI (1) | FI893553A0 (ja) |
| WO (1) | WO1989004806A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69006919T2 (de) * | 1989-06-09 | 1994-08-18 | Murao Boki Kk | Vorrichtung zum Absaugen von auf Vorgarnspulen verbliebenen Luntenresten. |
| EP0401828B1 (en) * | 1989-06-09 | 1995-08-16 | Kabushiki Kaisha Murao and Company | Roving Bobbin Carrier System including a Residual Roving Removing Device |
| EP0410016A1 (de) * | 1989-07-24 | 1991-01-30 | Palitex Project-Company GmbH | Betriebsverfahren und Vorrichtung zur automatisierten Reinigung von Spulenhülsen von Fadenresten entlang einer textilen Fadenbearbeitungsmachine, insbesondere Doppeldraht-Zwirnmaschine, verfahrbare automatisierte Wartungs- und Bedienungsvorrichtung |
| DE4134217C1 (ja) * | 1991-10-16 | 1992-09-24 | Zinser Textilmaschinen Gmbh, 7333 Ebersbach, De | |
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